JPH06314281A - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置

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JPH06314281A
JPH06314281A JP5102678A JP10267893A JPH06314281A JP H06314281 A JPH06314281 A JP H06314281A JP 5102678 A JP5102678 A JP 5102678A JP 10267893 A JP10267893 A JP 10267893A JP H06314281 A JPH06314281 A JP H06314281A
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JP
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class
attribute
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JP5102678A
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English (en)
Inventor
Akio Shibata
田 顕 男 柴
Tsutomu Hata
務 秦
Toru Kubo
保 徹 久
Sachiko Kawaguchi
口 さ ち 子 川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる文書処理システム間で文書データを交
換する際などに利用される構造化文書について、その特
定論理構造からデータ量の少ない共通論理構造を持った
構造化文書を生成する。 【構成】 構造化された文書を入力する手段101と、
オブジェクト属性取り出し手段102と、共通論理構造
のクラス属性を取り出す手段104と、取り出されたク
ラス属性をテーブルに記憶してそのクラス属性またはク
ラスへの参照情報を出力するクラステーブル管理手段1
05と、管理手段105からクラス属性を順次取り出
し、クラス属性取り出し手段で得たクラス属性と比較す
る比較手段106と、比較手段106で一致と判定され
た場合に制御手段108からの指示に従って当該クラス
を管理手段105で得たクラス参照情報に置き換えるク
ラス属性設定手段103と、共通論理構造を出力する手
段107とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる文書処理システ
ム間で文書データを交換する際などに利用される構造化
文書について、その特定論理構造から共通論理構造を生
成する文書編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、文書編集装置は異なるシステム間
での文書交換など、各種文書処理の分野で盛んに利用さ
れるようになってきた。ことに最近は、その高機能化・
多様化が進んでおり、異なる高機能文書処理システム間
での文書データ交換の必要性が高まっている。
【0003】このような異なる高機能文書処理システム
間で文書データの相互交換を可能にするために、ODA
(Office Document Architeure)などの標準の文書デ
ータ交換形式が定められている(参考文献:ISO 8
613,JIS X5003−1987参考S007
(V2.0)文書交換形式(ODA)実装規約)。
【0004】ODAでは、文書は論理構造と割付け構造
の2つの側面から見た構造を持ち、そのそれぞれが、さ
らに個々の文書特有の特定構造と、ある文書グループに
共通の雛型である共通構造の2つの構造で表現される。
これら4つの構造は全てが常に必要であるわけではな
く、ODAの3つの文書体系クラス(書式付き形式・処
理可能形式・書式付き処理可能形式)毎に必要とされる
構造が定められている。
【0005】ODAにおける文書処理モデルでは、特定
構造を表わす階層構造は、共通構造の各クラスの従属生
成子(GFS)をもとに生成される。従属生成子とは、
そのクラスの下位構造について生成可能なものの条件を
示す属性で、構造式という式で表現されている。構造式
は、3種の構造型と4種の構造項の繰り返しを含む組合
せにより様々な下位構造の候補を表現することができ
る。ここで、3種の構造型とは次の3つである。 SEQ:指定順にすべての構造項が評価される。 AGG:任意順にすべての構造項が評価される。 CHO:いずれか1つの構造項が選択され評価される。 これらにより構造項の並びの評価方法が表現される。ま
た、4種の構造項とは次の4つである。 REQ:構造因子の評価が必ず1回だけなされる。 OPT:構造因子の評価が1回なされるか省略される。 REP:構造因子の評価が1回以上繰り返しなされる。 OPT−REP:構造因子の評価が1回以上繰り返しな
されるか省略される。 これらにより構造因子の並びの評価方法が表現される。
そして、構造因子とは、クラスもしくは構造型を指すも
のである。
【0006】ところが、一般の多くの文書処理システム
では、共通論理構造に相当する情報を持っていないた
め、そのような文書データをODAの共通論理構造を必
要とする文書体系クラス(処理可能形式・書式付き処理
可能形式)の文書に変換する場合には、この共通論理構
造を何らかの方法で生成する必要がある。この場合、共
通論理構造の各クラスの従属生成子を評価した結果得ら
れる特定論理構造の候補の中に、実際の特定論理構造が
含まれることが条件となる。また、共通論理構造の本来
の役割である文書を再編集した場合の論理構造の雛型と
成り得るためには、適用できる文書の範囲がある程度広
くなる自由度のある構造であることが望ましい。
【0007】なお、一般の文書処理システムの個々の文
書データの持つ情報からODAの特定論理構造を生成す
ることは比較的容易であるので、以下の説明では特定論
理構造を生成して既に持っている構造化された文書を対
象としている。
【0008】このような共通論理構造を生成する文書編
集装置としては、例えば、特定論理構造をもとに、その
各オブジェクトと1対1に対応するクラスを生成し、各
クラスの属性は対応するオブジェクトからコピーし、各
クラス間の階層構造は対応するオブジェクト間の階層構
造をそのまま対応づけて、従属生成子は下位クラスの並
びをSEQでまとめた構造式とした共通論理構造を生成
するものが考えられる。
【0009】以下、図11を参照して従来の共通論理構
造を生成する文書編集装置について説明する。図11は
従来の共通論理構造を生成する文書編集装置の機能ブロ
ックの構成を示すものである。図11において、110
1は構造化された文書を入力する入力手段、1102は
構造化された文書の特定論理構造のオブジェクト属性を
取り出すオブジェクト属性取り出し手段、1103は共
通論理構造のクラスを生成してその属性を設定するクラ
ス属性設定手段、1104は共通論理構造を持った構造
化文書を出力する出力手段、1105は各手段の動作順
序や連係処理を制御する制御手段である。
【0010】以上のように構成された文書編集装置にお
いて、以下その動作について説明する。まず、入力手段
1101により入力された構造化文書は、オブジェクト
属性取り出し手段1102に送られる。オブジェクト属
性取り出し手段1102では、制御手段1105から与
えられる制御情報に従って、各オブジェクトの属性およ
び構造情報を順次取り出し、クラス属性設定手段110
7に送る。クラス属性設定手段1103では、制御手段
1105から与えられる制御情報に従って、オブジェク
ト属性取り出し手段1102から送られる各オブジェク
トの属性および構造情報に基づいて、対応するクラスを
生成して属性を設定し、さらにクラスの下位構造を表わ
す従属生成子を設定して、共通論理構造を持った構造化
文書を生成する。この生成された共通論理構造を持った
構造化文書は、出力手段1104により取り出すことが
できる。
【0011】次に、図11に示した従来の共通論理構造
を生成する文書編集装置のオブジェクト属性取り出し手
段1102およびクラス属性設定手段1103の制御手
段1105に制御される動作の詳細について、図12お
よび図13に示すフローチャートを参照して、図14お
よび図15に示す論理構造例を基に説明する。
【0012】ここで図14は文書の特定論理構造例を示
す図であり、文書がパッセージと呼ばれる論理的なまと
まりから成り、特定論理構造上はルート1401の下に
パッセージ1411が置かれ、パッセージ1411は見
出し1421、段落1422、1423、章1424、
1425から構成され、その章1424は章番号143
1、章見出し1432、段落1433、1434、図形
1435から構成され、また章1425は章番号144
1、章見出し1442、段落1443、1444から構
成されることを示している。この例では、段落142
2、1423、1433、1444が同一の属性Aを持
ち、段落1434、1443が同一の属性Bを持ってい
る。
【0013】また図15は、図14の例に対して生成さ
れる共通論理構造を示す図であり、文書がパッセージク
ラスと呼ばれる論理的なまとまりから成り、共通論理構
造上はルートクラス1501の下にパッセージクラス1
511が置かれ、パッセージクラス1511の従属生成
子の構造式は下位クラスである見出しクラス1521、
段落クラス1522、1523、章クラス1524、1
525をSEQの項に並べたものであり、章クラス15
24の従属生成子の構造式は下位クラスである章番号ク
ラス1531、章見出しクラス1532、段落クラス1
533、1534、図形クラス1535をSEQの項に
並べたものであり、章クラス1525の従属生成子の構
造式は下位クラスである章番号クラス1541、章見出
しクラス1542、段落クラス1543、1544をS
EQの項に並べたものであることを示している。
【0014】図12は上記従来の文書編集装置の動作に
関する処理全体の流れを示すフローチャートであり、図
13はその中で再帰的に繰り返し実行されるクラス生成
処理の流れを示すフローチャートである。
【0015】ここで、処理1201、1301、130
5はオブジェクト属性取り出し手段1102の動作に対
応し、処理1203、1302、1303、1308は
クラス属性設定手段1103の動作に対応する。また、
処理1202、1307はサブルーチン的に実行される
クラス生成処理であり、各処理の順次実行や分岐処理1
304、1306の制御が、制御手段1105の動作に
対応する。
【0016】以下、まず全体の処理を示す図12を参照
して説明する。まず、処理1201で特定論理構造ルー
ト1401を処理対象のオブジェクトとし、クラス生成
処理1202に移る。クラス生成処理1202では、ま
ず特定論理構造ルート1401に対して、そしてその下
位のオブジェクトについて順次、再帰的に処理を行な
い、最終的には特定論理構造ルート1401に対応する
共通論理構造のクラスおよびその下位構造を得る。これ
を処理1203で共通論理構造ルートクラス1501と
して、処理を終了する。
【0017】次に、クラス生成処理1202について図
13を参照してさらに詳しく説明する。まず最初は、入
力である特定論理構造ルート1401が処理対象のオブ
ジェクトであり、処理1301でその属性を取り出し、
処理1302で対応する共通論理構造ルートクラス15
01を生成する。そして処理1303では、処理130
1で得た属性を処理1302で生成したルートクラス1
501に設定する。そして、分岐処理1304では、ル
ート1501に下位オブジェクトがあるので、処理13
05に進む。処理1305では、ルート1401の直下
の未処理オブジェクトとしてパッセージ1411が取り
出され、分岐処理1306を経てクラス生成処理130
7に移る。クラス生成処理1307では、まずこのパッ
セージ1411に対して、そしてその下位のオブジェク
トについて順次、後述のように図13の処理を再帰的に
行ない、最終的にはパッセージ1411に対応するパッ
セージクラス1511およびその下位構造を得る。そし
て処理1308でルートクラス1501の従属生成子の
構造式のSEQの項の末尾にパッセージクラス1511
を追加する。続いて、処理1305に戻るが、ルート1
401の直下の未処理オブジェクトがもはやないので、
分岐処理1306で分岐して処理を終了し、ここまでで
得られているルートクラス1501およびその直下のパ
ッセージクラス1511以下の下位構造が、出力として
得られる。
【0018】次に、パッセージ1411を入力として行
なわれる図13の再帰処理について説明する。この場
合、前述のルート1401に対する処理と同様にして、
処理1301〜1303でパッセージ1411に対応す
るパッセージクラス1511が生成される。そして分岐
処理1304を経て処理1305に進む。処理1305
では、パッセージ1411の直下の未処理オブジェクト
としてまず見出し1421が取り出され、分岐処理13
06を経てクラス生成処理1307に移る。クラス生成
処理1307では、まずこの見出し1421を入力とし
て図13の処理が再帰的に行なわれる。その再帰処理で
は、処理1301〜1303で見出し1421に対応す
る見出しクラス1521が生成されるが、見出しクラス
1521の下位オブジェクトはないので、分岐処理13
04で分岐して終了する。この再帰処理に続いて処理1
308に進み、パッセージクラス1511の従属生成子
の構造式のSEQの項の末尾に見出しクラス1521を
追加する。そして処理1305に戻り、処理1305〜
1308の繰り返しで、見出し1421に対する処理と
同様にして、段落1422、1423に対応する段落ク
ラス1522、1523が生成され、パッセージクラス
1511の従属生成子の構造式に追加される。続いて章
1424、1425の処理となるが、処理1305〜1
308の繰り返しで、パッセージ1411に対する処理
と同様に下位クラスを生成する再帰処理を経て、章14
24、1425に対応する章クラス1524、1525
が生成される。これらもパッセージクラス1511の従
属生成子の構造式に追加される。そして処理1305に
戻るが、パッセージ1411の直下の未処理オブジェク
トがもはやないので、分岐処理1306で分岐して、パ
ッセージ1411を入力とした図13の処理は終了す
る。
【0019】以上のように、上記従来の構成でも、入力
したオブジェクトに下位オブジェクトがある限り、その
すべてに対応してクラス生成処理を再帰的に行なうこと
により、特定論理構造に対応する共通論理構造を生成す
ることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、生成される共通論理構造を構成する各ク
ラスに同一種別・同一属性のものがあっても、それらが
別々のクラスとして生成されるためデータ量が増えてし
まう、あるいは、生成される共通論理構造の入力文書へ
の依存度が高く、適用できる文書の範囲が非常に限られ
たものになってしまうという問題を有していた。
【0021】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
もので、第1の目的は、データ量の少ない共通論理構造
を持った構造化文書を生成することのできる文書編集装
置を提供することにある。
【0022】また、本発明の第2の目的は、データ量が
少なくかつ適用できる文書の範囲が広い共通論理構造を
持った構造化文書を生成することのできる文書編集装置
を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の第1の構成は、構造化された文書を
入力する入力手段と、入力手段で得た構造化文書につい
てその特定論理構造のオブジェクト属性を取り出すオブ
ジェクト属性取り出し手段と、オブジェクト属性取り出
して手段で得たオブジェクト属性に基づいて対応する共
通論理構造のクラスを生成し属性を設定するクラス属性
設定手段と、クラス属性設定手段で設定された共通論理
構造のクラス属性を取り出すクラス属性取り出し手段
と、クラス属性取り出し手段で得たクラス属性を制御手
段からの制御情報に基づいて重複なくクラステーブルに
記憶し、記憶された各クラスの属性内容またはクラスへ
の参照情報を出力するクラステーブル管理手段と、クラ
ステーブル管理手段から記憶されたクラス属性を順次取
り出し、クラス属性取り出し手段で得たクラス属性と比
較して一致判定するクラス属性比較手段と、クラス属性
設定手段の結果として得た共通論理構造のクラス、属性
および構造を持った構造化文書を出力する出力手段と、
各手段の動作の順序および連係を制御する制御手段とを
備え、制御手段がクラス属性比較手段における判定結果
が一致である場合に、クラス属性設定手段に当該クラス
をクラステーブル管理手段で得たクラス参照情報に置き
換えることを指示する制御情報を与え、クラス属性設定
手段がクラス属性内容を制御手段の制御情報に従ってク
ラステーブル管理手段で得たクラス参照情報に置き換え
るようにしたものである。
【0024】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の第2の構成は、クラス属性設定手段がクラス属
性のひとつである従属生成子の構造式に自由度の高い表
現を使用し、クラス属性比較手段がクラス属性の一致判
定において従属生成子については一方が他方を包含する
表現であることをもって一致と判定するようにしたもの
である。
【0025】
【作用】本発明は、上記第1の構成によって、クラス属
性比較手段における判定結果が一致である場合に、制御
手段がクラス属性設定手段に当該クラスをクラステーブ
ル管理手段で得たクラス参照情報に置き換えることを指
示するので、共通論理構造を構成するクラスを共有化す
ることができ、生成される共通論理構造のデータ量を少
なくすることができる。
【0026】また、本発明は、上記第2の構成によっ
て、クラス属性設定手段はクラス属性のひとつである従
属生成子の構造式に自由度の高い表現を使用し、クラス
属性比較手段はクラス属性の一致判定において従属生成
子については一方が他方を包含する表現であることをも
って一致と判定するので、生成される共通論理構造の入
力文書への依存度を低くし、適用できる文書の範囲を広
めることができる。また、より多くのクラスを共有化で
きるので、生成される共通論理構造のデータ量をさらに
少なくすることができる。
【0027】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施
例における文書編集装置の構成を示す機能ブロック図で
ある。図1において、101は構造化された文書を入力
する入力手段、102は構造化された文書の特定論理構
造のオブジェクト属性を取り出すオブジェクト属性取り
出し手段、103は共通論理構造のクラスを生成し、そ
の属性を設定したり、クラスを生成済みのクラスへの参
照情報で置き換えたりするクラス属性設定手段、104
は共通論理構造のクラス属性を取り出すクラス属性取り
出し手段、105はクラス属性取り出し手段で得たクラ
ス属性を制御情報に基づいて重複なくクラステーブルに
記憶し、この記憶された各クラスの属性内容やクラスへ
の参照情報を出力するクラステーブル管理手段、106
はクラステーブル管理手段105からクラス属性を順次
取り出し、クラス属性取り出し手段104で得たクラス
属性と比較して一致判定するクラス属性比較手段、10
7は共通論理構造を持った構造化文書を出力する出力手
段、108は各手段の動作順序や連係処理を制御する制
御手段である。
【0028】以上のように構成された文書編集装置にお
いて、以下その動作について説明する。まず、入力手段
101により入力された構造化文書は、オブジェクト属
性取り出し手段102に送られる。オブジェクト属性取
り出し手段102では、制御手段108から与えられた
制御情報に従って、各オブジェクトの属性および構造情
報を順次取り出し、クラス属性設定手段103に送る。
クラス属性設定手段103では、制御手段108から与
えられた制御情報に従って、オブジェクト属性取り出し
手段104から送られる各オブジェクトの属性および構
造情報に基づいて、対応するクラスを生成して属性を設
定し、さらにクラスの下位構造を表わす従属生成子を設
定して、共通論理構造を生成する。
【0029】クラス属性取り出し手段104では、制御
手段108から与えられた制御情報に従って、クラス属
性設定手段103から送られる共通論理構造から、各ク
ラスの属性および構造情報を順次取り出し、クラステー
ブル管理手段105に送る。クラステーブル管理手段1
05では、制御手段108から与えられた制御情報に従
って、クラステーブルに記憶された各クラスの属性およ
び構造情報を、順次クラス属性比較手段106に送り出
す。クラス属性比較手段106では、このクラステーブ
ル管理手段105から送り出されるクラステーブル中の
各クラスの属性および構造情報を、クラス属性取り出し
手段104から送られるクラス属性および構造情報と比
較して、一致するものを探す。この判定結果は制御手段
108に送られる。
【0030】制御手段108では、クラステーブル中に
属性が一致するものがなかった場合には、クラステーブ
ル管理手段105にクラス属性取り出し手段104から
のクラスの属性および構造情報を新たにクラステーブル
に登録することを指示する制御情報を与える。クラステ
ーブル管理手段105では、この制御情報に従って、ク
ラス属性および構造情報をクラステーブルに登録する。
また、一致するものがあった場合には、クラステーブル
管理手段105にそのクラスの参照情報の出力を指示
し、クラス属性設定手段103に共通論理構造中の当該
クラスをこの参照情報で置き換えることを指示する制御
情報を与える。クラス属性設定手段103では、この制
御情報に従って当該クラスを参照情報で置き換える。こ
のようにして生成された共通論理構造を持った構造化文
書は、出力手段107からり取り出される。
【0031】次に、図1に示した本発明の第1の実施例
における共通論理構造を生成する文書編集装置のオブジ
ェクト属性取り出し手段102、クラス属性設定手段1
03、クラス属性取り出し手段104、クラステーブル
管理手段105、およびクラス属性比較手段106が、
制御手段108によって制御される動作の詳細につい
て、図2から図4に示すフローチャートを参照して、図
5、図6および図7に示す論理構造例を基に説明する。
ここで図5は、文書の特定論理構造の例を示す図であ
り、従来例の説明に用いた図14と同じものであり、ま
た図6は、この特定論理構造例に対して生成される共通
論理構造の中間状態を示す図であり、従来例の説明に用
いた図15と同じものであるが、従来例ではこれが最終
的な共通論理構造でもあるのに対し、本実施例では中間
状態を示している。そして図7は、図6の中間状態を処
理して最終的に得られる共通論理構造を示す図であり、
破線枠で示したクラスが、他のクラスへの参照情報で置
き換えられることを示している。
【0032】図2は上記動作に関する処理全体の流れを
示すフローチャートである。また図3および図4はその
中で再帰的に繰り返し実行されるクラス生成処理および
クラス共有化処理である。図2が従来例の説明に用いた
図12と異なる点は、図4に示すクラス共有化処理を設
け、これをサブルーチン的に実行するための処理20
4、205を追加した点であるが、図3のクラス生成処
理は、従来例の図13と同じである。
【0033】ここで、処理201、301、305はオ
ブジェクト属性取り出し手段102の動作に対応し、処
理203、205、302、303、308、406、
410、411はクラス属性設定手段103の動作に対
応し、処理401、403はクラス属性取り出し手段1
04の動作に対応する。また、処理407はクラステー
ブル管理手段105とクラス属性比較手段106の連係
した動作に対応し、処理409はクラステーブル管理手
段105の動作に対応する。そして、処理202、30
7はサブルーチン的に実行されるクラス生成処理であ
り、処理204、405はサブルーチン的に実行される
クラス共有化処理である。さらに、各処理の順次実行や
分岐処理304、306、402、404、408の制
御が、制御手段108の動作に対応する。
【0034】以下、まず全体の処理を図2を参照して説
明する。処理201〜203は図12の従来例の場合と
同一の処理であり、まず処理201で特定論理構造ルー
ト501を処理対象のオブジェクトとし、クラス生成処
理202に移る。クラス生成処理202では、まず特定
論理構造ルート501に対して、そしてその下位のオブ
ジェクトについて順次、再帰的に処理を行ない、最終的
には特定論理構造ルート501に対応する共通論理構造
のクラスおよびその下位構造を得る。これを処理203
で共通論理構造ルートクラス601とする。続くクラス
共有化処理204では、まず共通論理構造ルートクラス
601に対して、そしてその下位のクラスについて順
次、再帰的に処理を行ない、最終的には共通論理構造ル
ートクラス601の下位のクラスで同一属性のものを共
有化する。最後にこの下位クラスが共有化された共通論
理構造ルートクラス601を、処理205で改めてルー
トクラスとして、処理を終了する。
【0035】そして、クラス生成処理202に対応する
図3は図14と同一の処理であって、結果としてルート
クラス601およびその下位構造が得られる。
【0036】次に、クラス共有化処理204に対応する
図4の動作について説明する。最初の実行時には、入力
である共通論理構造ルートクラス601が処理対象のク
ラスであり、処理401でその属性を取り出し、分岐処
理402では、ルートクラス601に下位クラスがある
ので、処理403に進む。処理403では、ルートクラ
ス601の従属生成子の構造式中の未処理クラスとして
パッセージクラス611が取り出され、分岐処理404
を経てクラス共有化処理405に移る。クラス共有化処
理405では、まずこのパッセージクラス611に対し
て、そしてその下位のクラスについて順次、後述のよう
に図4の処理を再帰的に行ない、最終的には下位の各ク
ラスで同一属性のものを共有化したパッセージクラス6
11を得る。そして処理406では、このパッセージク
ラス611は、テーブル中のクラスを参照するものでは
ないため、ルートクラス601の従属生成子の構造式中
のパッセージクラス611は置き換えられずに残る。続
いて、処理403に戻るが、ルートクラス601の従属
生成子の構造式中の未処理クラスがもはやないので、分
岐処理404で分岐して処理407に進む。処理407
では、処理中のクラスであるルートクラス601と属性
が一致するものがクラステーブル中で検索されるが、該
当するものがないので、分岐処理408を経て処理40
9に進む。処理409では、ルートクラス601の属性
がクラステーブルに登録され、続く処理410で、この
ルートクラス601をそのまま出力として、図4の処理
が終了する。
【0037】次に、パッセージクラス611を入力とし
て行なわれる図4の再帰処理について説明する。この場
合、まず処理401でパッセージクラス611の属性を
取り出し、分岐処理402では、パッセージクラス61
1に下位クラスがあるので、処理403に進む。処理4
03では、パッセージクラス611の従属生成子の構造
式中の未処理クラスとしてまず見出しクラス621が取
り出され、分岐処理404を経てクラス共有化処理40
5に移る。クラス共有化処理405では、まずこの見出
しクラス621を入力として図4の処理が再帰的に行な
われる。この再帰処理では、処理401で見出しクラス
621の属性が取り出されるが、見出しクラス621の
下位クラスはないので、分岐処理402で分岐して処理
407〜410で見出しクラス621の属性をクラステ
ーブルに登録したのち、終了する。この再帰処理に続い
て処理406に進むが、そこで得た見出しクラス621
は、テーブル中のクラスを参照するものではないため、
パッセージクラス611の従属生成子の構造式中の見出
しクラス621は置き換えられずに残る。そして処理4
03に戻り、処理403〜処理406で、段落クラス6
22について同様に処理される。続いてさらに処理40
3に戻り、処理404を経て、段落クラス623に対す
るクラス共有化処理405に移る。クラス共有化処理4
05では、この段落クラス623を入力として図4の処
理が再帰的に行なわれる。この再帰処理では、処理40
1で段落クラス623の属性が取り出されるが、段落ク
ラス623の下位クラスはないので、分岐処理402で
分岐して処理407に進む。処理407では、段落クラ
ス623と属性が一致するものがクラステーブル中で検
索される。このとき既に段落クラス622がクラステー
ブルに登録されており、これと段落クラス623の属性
が一致するので、分岐処理408を経て処理411に進
み、クラステーブル中の段落クラス622に対する参照
情報723を出力して、この再帰処理を終了する。そし
てこの後、処理406に進み、パッセージクラス611
の従属生成子の構造式中の段落クラス623は参照情報
723に置き換えられる。続いて章クラス624、62
5の処理となり、処理403〜406の繰り返しの際
に、クラス共有化処理405でそれぞれの章クラスを入
力として図4の再帰処理が行なわれ、章クラス624の
従属生成子の構造式中の段落クラス633が参照情報7
33に、章クラス625の従属生成子の構造式中の章番
号クラス641、章見出しクラス642、属性Bを持つ
段落クラス643、属性Aを持つ段落クラス644が参
照情報741、742、743、744に、それぞれ置
き換えられる。そして再び処理403に戻るが、パッセ
ージクラス611の従属生成子の構造式中の未処理クラ
スがもはやないので、分岐処理404で分岐して、処理
407〜410でパッセージクラス611の属性がクラ
ステーブルに登録され、これを出力として、パッセージ
クラス611を入力とした図4の処理は終了する。
【0038】このようにして、入力したクラスに下位ク
ラスがある限り、そのすべてについてクラス共有化処理
を再帰的に行なうことにより、共通論理構造中のすべて
のクラスについて、属性が同一であるものを共有化して
行き、結果として、データ量の少ない共通論理構造を得
ることができる。
【0039】以上のように、上記第1の実施例によれ
ば、共通論理構造のクラス属性を取り出すクラス属性取
り出し手段と、クラス属性取り出し手段で得たクラス属
性をクラステーブルに記憶し、この記憶された各クラス
の属性内容やクラスへの参照情報を出力するクラステー
ブル管理手段と、クラステーブル管理手段から記憶され
たクラス属性を順次取り出し、クラス属性取り出し手段
で得たクラス属性と比較して一致判定するクラス属性比
較手段と、クラス属性比較手段における判定結果が一致
である場合に、クラス属性設定手段に当該クラスをクラ
ステーブル管理手段で得たクラス参照情報に置き換える
ことを指示する制御手段とを備えているので、クラスを
共有化でき、生成される共通論理構造のデータ量を少な
くすることができる。
【0040】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。図8は本発明の
第2の実施例における文書編集装置の構成を示す機能ブ
ロック図である。図8において、801は構造化された
文書を入力する入力手段、802は構造化された文書の
特定論理構造のオブジェクト属性を取り出すオブジェク
ト属性取り出し手段、803は共通論理構造のクラスを
生成してその属性を設定したり、クラスを生成済みのク
ラスへの参照情報で置き換えたりするクラス属性設定手
段、804は共通論理構造のクラス属性を取り出すクラ
ス属性取り出し手段、805はクラス属性取り出し手段
804で得たクラス属性を制御情報に基づいて重複なく
クラステーブルに記憶し、この記憶された各クラスの属
性内容やクラスへの参照情報を出力するクラステーブル
管理手段、806はクラステーブル管理手段805から
クラス属性を順次取り出し、クラス属性取り出し手段8
04で得たクラス属性と比較して一致判定するクラス属
性比較手段、807は共通論理構造を持った構造化文書
を出力する出力手段、808は各手段の動作順序や連係
処理を制御する制御手段である。
【0041】以上の構成において、図1に示した第1の
実施例と異なるのは、クラス属性設定手段803におい
て、クラスの属性のうち従属生成子の構造式中のSEQ
の項内をできるだけREP−CHOでまとめる処理を設
け、クラス属性比較手段806において、クラス属性の
一致判定において従属生成子については一方が他方を包
含する表現であれば一致と同様に判定するものとした点
であり、これにより制御手段808による各手段の動作
順序や連係処理の制御内容も異なって来る。これらの差
異の詳細については、図9のフローチャートを参照して
後述する。
【0042】以上のように構成された文書編集装置にお
いて、以下その動作について説明する。まず、入力手段
801により入力された構造化文書はオブジェクト属性
取り出し手段802に送られる。オブジェクト属性取り
出し手段802では、制御手段808から与えられた制
御情報に従って、各オブジェクトの属性および構造情報
を順次取り出し、クラス属性設定手段803に送る。ク
ラス属性設定手段803では、制御手段808から与え
られた制御情報に従って、オブジェクト属性取り出し手
段802から送られる各オブジェクトの属性および構造
情報に基づいて、対応するクラスを生成して属性を設定
し、さらにクラスの下位構造を表わす従属生成子を設定
して共通論理構造を生成し、クラス属性取り出し手段8
04に送る。
【0043】クラス属性取り出し手段804では、制御
手段808から与えられた制御情報に従って、クラス属
性設定手段803から送られた共通論理構造から、各ク
ラスの属性および構造情報を順次取り出し、クラステー
ブル管理手段805に送る。クラステーブル管理手段8
05では、制御手段808から与えられた制御情報に従
って、クラステーブルに記憶された各クラスの属性およ
び構造情報を順次クラス属性比較手段804に送り出
す。クラス属性比較手段804では、このクラステーブ
ル管理手段805から送り出されるクラステーブル中の
各クラスの属性および構造情報を、クラス属性取り出し
手段804から送られるクラス属性および構造情報と比
較して、一致するものを探す。この判定結果は制御手段
808に送られる。
【0044】制御手段808では、クラステーブル中に
属性が一致するものがなかった場合には、クラステーブ
ル管理手段805にクラス属性取り出し手段804から
のクラスの属性および構造情報を新たにクラステーブル
に登録することを指示する制御情報を与える。クラステ
ーブル管理手段805では、この制御情報に従って、ク
ラス属性および構造情報をクラステーブルに登録する。
また、一致するものがあった場合には、クラステーブル
管理手段805にそのクラスの参照情報の出力を指示
し、クラス属性設定手段803に共通論理構造中の当該
クラスをこの参照情報で置き換えることを指示する制御
情報を与える。クラス属性設定手段803では、この制
御情報に従って、当該クラスを参照情報で置き換える。
このようにして生成された共通論理構造を持った構造化
文書は、出力手段807から取り出される。
【0045】次に、図8に示した本発明の第2の実施例
における共通論理構造を生成する文書編集装置のオブジ
ェクト属性取り出し手段802、クラス属性設定手段8
03、クラス属性取り出し手段804、クラステーブル
管理手段805、およびクラス属性比較手段806が、
制御手段808により制御される動作の詳細について、
図9に示すフローチャートを参照して、図5、図6、図
7および図10に示す論理構造例を基に説明する。ここ
で図10は、図6の中間状態を処理して最終的に得られ
る共通論理構造を示す図であり、破線枠で示したクラス
が他のクラスへの参照で置き換えられたことを示してお
り、鎖線枠は従属生成子の構造式のSEQの項内でRE
P−CHOでまとめられた部分を示している。
【0046】本実施例おいて、上記動作に関する処理全
体の流れは、図2に示した上記第1の実施例と同じであ
り、またその中で再帰的に繰り返し実行されるクラス生
成処理についても、図3に示した上記第1の実施例と同
じである。さらに共有化処理については、図4に示した
上記第1の実施例に図9に示す処理901〜907を加
えたものである。図9において、処理901、902、
907はクラス属性設定手段803にかかわる処理、処
理903、904、906はクラス属性比較手段806
にかかわる処理、処理905は制御手段808にかかわ
る処理であり、図4の分岐処理404で未処理クラスが
ない場合の分岐先を処理901としている。これ以外の
クラス共有化処理は図4と同じ処理が行なわれる。
【0047】以下、この第2の実施例におけるクラス共
有化処理について説明する。処理404から処理901
に分岐するのは、図6に示す論理構造例に対する処理で
は4度あり、章クラス624、625、パッセージクラ
ス611、ルートクラス601のそれぞれについて、下
位の各クラスの共有化処理を終えた時点である。それぞ
れの場合の処理901に分岐した後の動作について、以
下説明を行なう。
【0048】まず、図7に示す章クラス624の下位の
各クラスの共有化を終えた時点では、章クラス624の
従属生成子の構造式は、章番号クラス631、章見出し
クラス632、属性Aを持つ段落クラスへの参照情報7
33、属性Bを持つ段落クラス634、図形クラス63
5をSEQでまとめたものとなっている。処理901で
は、ODAの機能標準に反しない範囲で、構造式中のS
EQの項内がREP−CHOでまとめられる。この例の
場合では、章クラス624の直下の先頭は章番号63
1、次は章見出し632でなければならないので、残る
属性Aを持つ段落クラスへの参照情報733、属性Bを
持つ段落クラス634、図形クラス635だけがREP
−CHOでまとめられて、図10に示すように項103
0となる。章クラス624の従属生成子の構造式は、章
番号クラス631、章見出しクラス632、そしてこの
REP−CHOの項1030をSEQでまとめたものと
なる。図7に示す元のSEQの項では、章クラス63
1、章見出しクラス632、段落クラスへの参照情報7
33、段落クラス634、図形クラス635が必ず1度
ずつこの順序で現れる場合しか表現していなかったが、
図10のようにREP−CHOの項でまとめたことによ
り、段落クラスへの参照情報733、段落クラス63
4、図形クラス635については、少なくともいずれか
1つが出現すれば、あとはどれがどのような順序で何度
現れてもこの従属生成子の表現する範囲内となる。続く
処理902では、この構造式は変更されない。そして、
処理903、904の条件に該当するクラスがクラステ
ーブル中にないので、分岐処理905を経て処理409
に進み、章クラス624の属性が従属生成子も含めてク
ラステーブルに登録され、処理410でこの章クラス6
24を出力として、処理を終了する。
【0049】次に、章クラス625の場合は、その従属
生成子の構造式は、図7に示すように章番号クラスへの
参照情報741、章見出しクラスへの参照情報742、
属性Bを持つ段落クラスへの参照情報743、属性Aを
持つ段落クラスへの参照情報744をSEQでまとめた
ものとなっている。処理901では、上記したのと同様
にODAの機能標準に反しない範囲で、構造式中のSE
Qの項内がREP−CHOでまとめられる。この例の場
合では、章クラス625の直下の先頭は章番号クラスへ
の参照情報741、次は章見出しクラスへの参照情報7
42でなければならないので、残る属性Bを持つ段落ク
ラスへの参照情報743、属性Aを持つ段落クラスへの
参照情報744だけがREP−CHOでまとめられる。
章クラス625の従属生成子の構造式は、章番号クラス
への参照情報741、章見出しクラスへの参照情報74
2、そしてこのREP−CHOの項をSEQでまとめた
ものとなる。続く処理902では、この構造式は変更さ
れない。そして、処理903、904の条件に該当する
クラスとして章クラス624がクラステーブル中から見
つかる。このとき従属生成子の構造式中で、クラス参照
情報は参照先のクラスと同一とみなし、またREP−C
HOの項内でクラスの出現順は問わないので、章クラス
624の構造式が章クラス625の構造式を包含する表
現とみなされる。そして、分岐処理905を経て処理9
06に進むが、クラステーブルの登録は変更されない
(もし章クラス624、625の出現順が逆の例であれ
ば、ここでクラステーブルの登録が変更される)。最後
に、クラステーブル中の章クラス624への参照情報を
出力として、処理を終了する。以上により、章クラス6
25およびその下位構造が、単なるクラス参照情報に置
き換えられるので、データ量が一段と少なくなる。
【0050】次の、パッセージクラス611の場合は、
その従属生成子の構造式は、見出しクラス621、属性
Aを持つ段落クラス622、属性Aを持つ段落クラスへ
の参照情報723、章クラス624、章クラス625の
処理で得られる章クラス624への参照情報をSEQで
まとめたものとなっている。処理901では、上記した
のと同様にODAの機能標準に反しない範囲で、構造式
中のSEQの項内がREP−CHOでまとめられる。こ
の例の場合では、パッセージクラス611の直下の先頭
は見出しクラス621でなければならないので、残る属
性Aを持つ段落クラス622、属性Aを持つ段落クラス
への参照情報723、章クラス624、章クラス624
への参照情報だけがREP−CHOでまとめられる。パ
ッセージクラス611の従属生成子の構造式は、見出し
クラス621とこのREP−CHOの項をSEQでまと
めたものとなる。続く処理902では、構造式中の属性
Aを持つ段落クラスへの参照情報723と章クラス62
4への参照情報とが取り除かれ、図10に示すように見
出しクラス621と、属性Aを持つ段落クラス622お
よび章クラス624をまとめたREP−CHOの項10
20とをSEQでまとめた構造式となる。そして、処理
903、904の条件に該当するクラスがクラステーブ
ル中にないので、分岐処理905を経て処理409に進
み、パッセージクラス611の属性が従属生成子も含め
てクラステーブルに登録され、処理410でこのパッセ
ージクラス611を出力として、処理を終了する。
【0051】最後に、ルートクラス601の場合は、そ
の従属生成子の構造式は、パッセージクラス611だけ
をSEQでまとめたものとなっている。処理901で
は、この構造式中のSEQが、図10のようにREP−
CHOに置き換えられ項1010となる。続く処理90
2では、この構造式は変更されない。そして、処理90
3、904の条件に該当するクラスがクラステーブル中
にないので、分岐処理905を経て処理409に進み、
ルートクラス601の属性が従属生成子も含めてクラス
テーブルに登録され、処理410でこのルートクラス6
01を出力として、処理を終了する。
【0052】以上のように、上記第2の実施例では、ク
ラス属性設定手段803でクラスの属性のうち従属生成
子の構造式中のSEQの項内をできるだけ、より自由度
の高い表現であるREP−CHOでまとめる処理を設
け、クラステーブル管理手段805でクラス属性の一致
判定において従属生成子については一方が他方を包含す
る表現であれば一致と同様に扱うものとすることによ
り、生成される共通論理構造の入力文書への依存度を低
くし、適用できる文書の範囲を広めることができる。ま
た、より多くのクラスを共有化できるので、生成される
共通論理構造のデータ量をさらに少なくすることができ
る。
【0053】なお、上記第1および第2の実施例では、
クラス生成処理202、クラス共有化処理204を別々
に順次行なう2パス方式とした場合について説明した
が、これらを統合して1つの処理とし、1回の再帰処理
の間にクラスを生成しつつそのクラスに対する共有化処
理を行なう1パス方式としてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明は、上記第1の実施
例から明らかなように、構造化された文書を入力する入
力手段と、入力手段で得た構造化文書についてその特定
論理構造のオブジェクト属性を取り出すオブジェクト属
性取り出し手段と、オブジェクト属性取り出し手段で得
たオブジェクト属性に基づいて対応する共通論理構造の
クラスを生成し属性を設定するクラス属性設定手段と、
クラス属性設定手段で設定された共通論理構造のクラス
属性を取り出すクラス属性取り出し手段と、クラス属性
取り出し手段で得たクラス属性を制御情報に基づいて重
複なくクラステーブルに記憶し、記憶された各クラスの
属性内容またはクラスへの参照情報を出力するクラステ
ーブル管理手段と、クラステーブル管理手段から記憶さ
れたクラス属性を順次取り出し、クラス属性取り出し手
段で得たクラス属性と比較して一致判定するクラス属性
比較手段と、クラス属性設定手段の結果として得た共通
論理構造のクラス、属性および構造を持った構造化文書
を出力する出力手段と、各手段の動作の順序および連係
を制御する制御手段とを備え、制御手段がクラス属性比
較手段における判定結果が一致である場合に、クラス属
性設定手段に当該クラスをクラステーブル管理手段で得
たクラス参照情報に置き換えることを指示する制御情報
を与え、クラス属性設定手段が、クラス属性内容を制御
手段の制御情報に従ってクラステーブル管理手段で得た
クラス参照情報に置き換えるようにしたので、データ量
の少ない共通論理構造を持った構造化文書を生成するこ
とのできる優れた文書編集装置を実現できるものであ
る。
【0055】また、本発明は、上記第2の実施例から明
らかなように、クラス属性設定手段がクラス属性のひと
つである従属生成子の構造式に自由度の高い表現を使用
し、クラス属性比較手段が、クラス属性の一致判定にお
いて従属生成子については一方が他方を包含する表現で
あることをもって一致と判定するようにしたので、デー
タ量が少なくかつ適用できる文書の範囲が広い共通論理
構造を持った構造化文書を生成することのできる優れた
文書編集装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における文書編集装置の
機能ブロック図
【図2】第1の実施例における共通論理構造生成処理の
全体処理動作を示すフローチャート
【図3】第1の実施例における共通論理構造生成処理の
クラス生成処理動作を示すフローチャート
【図4】第1の実施例における共通論理構造生成処理の
クラス共有化処理動作を示すフローチャート
【図5】第1の実施例における文書の特定論理構造の一
例を示す模式図
【図6】図5に示した特定論理構造に対して中間状態で
得られる共通論理構造を示す模式図
【図7】図5に示した特定論理構造に対して最終的に得
られる共通論理構造を示す模式図
【図8】本発明の第2の実施例における文書編集装置の
機能ブロック図
【図9】第2の実施例における共通論理構造生成処理の
クラス共有化処理動作を示すフローチャート
【図10】図5に示した特定論理構造に対して本発明の
第2の実施例により得られる共通論理構造を示す模式図
【図11】従来例における文書編集装置の機能ブロック
【図12】従来例における共通論理構造生成処理の全体
処理動作を示すフローチャート
【図13】従来例における共通論理構造生成処理のクラ
ス共有化処理動作を示すフローチャート
【図14】従来例における文書の特定論理構造の一例を
示す模式図
【図15】図14に示した特定論理構造に対して得られ
る共通論理構造を示す模式図
【符号の説明】
101、801 入力手段 102、802 オブジェクト属性取り出し手段 103、803 クラス属性設定手段 104、804 クラス属性取り出し手段 105、805 クラステーブル管理手段 106、806 クラス属性比較手段 107、807 出力手段 108、808 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川 口 さ ち 子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造化された文書を入力する入力手段
    と、前記入力手段で得た構造化文書についてその特定論
    理構造のオブジェクト属性を取り出すオブジェクト属性
    取り出し手段と、前記オブジェクト属性取り出し手段で
    得たオブジェクト属性に基づいて対応する共通論理構造
    のクラスを生成して属性を設定するクラス属性設定手段
    と、前記クラス属性設定手段で設定された共通論理構造
    のクラス属性を取り出すクラス属性取り出し手段と、前
    記クラス属性取り出し手段で得たクラス属性を制御情報
    に基づいて重複なくクラステーブルに記憶し、記憶され
    た各クラスの属性内容またはクラスへの参照情報を出力
    するクラステーブル管理手段と、前記クラステーブル管
    理手段からクラス属性を順次取り出し、前記クラス属性
    取り出し手段で得たクラス属性と比較して一致判定する
    クラス属性比較手段と、前記クラス属性設定手段の結果
    として得た共通論理構造のクラス、属性および構造を持
    った構造化文書を出力する出力手段と、各手段の動作の
    順序および連係を制御する制御手段とを備え、前記制御
    手段は、前記クラス属性比較手段における判定結果が一
    致である場合に、クラス属性設定手段に当該クラスをク
    ラステーブル管理手段で得たクラス参照情報に置き換え
    ることを指示する制御情報を与え、前記クラス属性設定
    手段は、クラス属性内容を前記制御手段の制御情報に従
    って前記クラステーブル管理手段で得たクラス参照情報
    に置き換えることを特徴とする文書編集装置。
  2. 【請求項2】 クラス属性設定手段は、クラス属性のひ
    とつである従属生成子の構造式に自由度の高い表現を使
    用し、クラス属性比較手段は、クラス属性の一致判定に
    おいて従属生成子については一方が他方を包含する表現
    であることをもって一致と判定することを特徴とする請
    求項1記載の文書編集装置。
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