JPH0631457Y2 - フィルムの巻上巻戻機構 - Google Patents
フィルムの巻上巻戻機構Info
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- JPH0631457Y2 JPH0631457Y2 JP9817887U JP9817887U JPH0631457Y2 JP H0631457 Y2 JPH0631457 Y2 JP H0631457Y2 JP 9817887 U JP9817887 U JP 9817887U JP 9817887 U JP9817887 U JP 9817887U JP H0631457 Y2 JPH0631457 Y2 JP H0631457Y2
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- Japan
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- rewinding
- winding
- shaft
- planetary gear
- film
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Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims description 40
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 22
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 21
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、フィルムの巻上巻戻機構に関し、特にフィル
ム巻上が不能になるのを防止する安全装置に関する。
ム巻上が不能になるのを防止する安全装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 まず第5図、第6図について、従来のフィルム巻上巻戻
機構およびその問題点を説明する。スプール軸11と巻
戻軸12は、カメラボディの両端部に位置し、巻戻軸1
2に設けた巻戻フォーク13は、フィルム装填時にパト
ローネ14内のパトローネキーと噛み合う。パトローネ
キーにはフィルムが巻かれ、フィルムの内端が接着され
ている。
機構およびその問題点を説明する。スプール軸11と巻
戻軸12は、カメラボディの両端部に位置し、巻戻軸1
2に設けた巻戻フォーク13は、フィルム装填時にパト
ローネ14内のパトローネキーと噛み合う。パトローネ
キーにはフィルムが巻かれ、フィルムの内端が接着され
ている。
スプール軸11内には、図示しない巻上巻戻モータが内
蔵され、このモータの正逆の回転により、スプール軸1
1が正逆に回転する。このスプール軸11の回転は、ギ
ヤ列15を介して、太陽ギヤ15aに伝達される。太陽
ギヤ15aには、これと摩擦係合する揺動レバー16が
同軸に枢着されていて、この揺動レバー16の先端に遊
星ギヤ17が枢着されている。揺動レバー16は、太陽
ギヤ15aの回転方向と同一の方向に揺動し、その先端
の遊星ギヤ17は、揺動レバー16の揺動方向に応じ、
巻戻軸12またはスプロケット18に択一して噛み合
う。なおスプール軸11と巻戻軸12は、それぞれ一体
にギヤを有し、ギヤ列15(太陽ギヤ15a)は、これ
らのギヤとそれぞれ噛み合っている。
蔵され、このモータの正逆の回転により、スプール軸1
1が正逆に回転する。このスプール軸11の回転は、ギ
ヤ列15を介して、太陽ギヤ15aに伝達される。太陽
ギヤ15aには、これと摩擦係合する揺動レバー16が
同軸に枢着されていて、この揺動レバー16の先端に遊
星ギヤ17が枢着されている。揺動レバー16は、太陽
ギヤ15aの回転方向と同一の方向に揺動し、その先端
の遊星ギヤ17は、揺動レバー16の揺動方向に応じ、
巻戻軸12またはスプロケット18に択一して噛み合
う。なおスプール軸11と巻戻軸12は、それぞれ一体
にギヤを有し、ギヤ列15(太陽ギヤ15a)は、これ
らのギヤとそれぞれ噛み合っている。
以上の巻上巻戻機構は、フィルムの巻上時には、スプー
ル軸11およびこれに連動するギヤ列が第6図に矢印で
示す方向に回転する。すると、揺動レバー16はスプロ
ケット18側に揺動して遊星ギヤ17がスプロケット1
8と噛み合い、スプロケット18はフィルムFをパトロ
ーネ14から引き出して、スプール軸11がこれを巻き
取る。このとき遊星ギヤ17は巻戻軸12とは噛み合わ
ないので、巻戻軸12はフィルムに引っ張られて回転す
る。
ル軸11およびこれに連動するギヤ列が第6図に矢印で
示す方向に回転する。すると、揺動レバー16はスプロ
ケット18側に揺動して遊星ギヤ17がスプロケット1
8と噛み合い、スプロケット18はフィルムFをパトロ
ーネ14から引き出して、スプール軸11がこれを巻き
取る。このとき遊星ギヤ17は巻戻軸12とは噛み合わ
ないので、巻戻軸12はフィルムに引っ張られて回転す
る。
巻戻時には、スプール軸11が逆転する。すると、各ギ
ヤが第5図のように回転し、揺動レバー16は巻戻軸1
2側に揺動する。したがって遊星ギヤ17はスプロケッ
ト18との噛合を解いて巻戻軸12と噛み合い、巻戻軸
12が巻戻方向に回転する。スプール軸11は巻戻方向
に回転しているので、巻戻フォーク13と噛み合ってい
るパトローネキーにより、フィルムがパトローネ14内
に巻戻される。
ヤが第5図のように回転し、揺動レバー16は巻戻軸1
2側に揺動する。したがって遊星ギヤ17はスプロケッ
ト18との噛合を解いて巻戻軸12と噛み合い、巻戻軸
12が巻戻方向に回転する。スプール軸11は巻戻方向
に回転しているので、巻戻フォーク13と噛み合ってい
るパトローネキーにより、フィルムがパトローネ14内
に巻戻される。
このように、以上の巻上巻戻機構は通常の作動には何等
問題がない。ところが、巻上完了状態いおいて特定方向
の強い衝撃が加わり、揺動レバー16が第6図の状態に
おいて巻戻軸12側に揺動してこれと噛み合うと、巻上
が不能になることが生じ得る。その理由は次のように解
析される。
問題がない。ところが、巻上完了状態いおいて特定方向
の強い衝撃が加わり、揺動レバー16が第6図の状態に
おいて巻戻軸12側に揺動してこれと噛み合うと、巻上
が不能になることが生じ得る。その理由は次のように解
析される。
上述の巻戻動作を可能ならしめるには、常に、巻戻軸1
2によるフィルム巻取量< スプール軸11によるフィルムの送出量 の関係が成立しなければならない。しがたって遊星ギヤ
17の単位回転角当りのフィルム移動量は、 巻戻軸12による移動量< スプール軸11による移動量 である。
2によるフィルム巻取量< スプール軸11によるフィルムの送出量 の関係が成立しなければならない。しがたって遊星ギヤ
17の単位回転角当りのフィルム移動量は、 巻戻軸12による移動量< スプール軸11による移動量 である。
よっていま、第6図の巻上完了状態において、遊星ギヤ
17が巻戻軸12と噛み合ってしまった状態を想定する
と、フィルムFがしっかり巻かれている場合には、巻上
不能の状態が発生してしまう。つまり巻上をスタートし
ようとしたとき、揺動レバー16は太陽ギヤ15aの回
転により巻戻軸12から逃げる方向に回転しようとする
が、フィルムFがしっかり巻かれていると、スタートと
同時にフィルムFに引かれた巻戻軸12が巻戻方向に回
転して、遊星ギヤ17を巻戻軸12との噛み合いを深め
る方向に回転させ、引き込んでしまう。つまり、 巻戻軸12の周速>遊星ギヤ17の周速 であるから、閉ループとなり、フィルムの巻上が停止し
てしまうのである。
17が巻戻軸12と噛み合ってしまった状態を想定する
と、フィルムFがしっかり巻かれている場合には、巻上
不能の状態が発生してしまう。つまり巻上をスタートし
ようとしたとき、揺動レバー16は太陽ギヤ15aの回
転により巻戻軸12から逃げる方向に回転しようとする
が、フィルムFがしっかり巻かれていると、スタートと
同時にフィルムFに引かれた巻戻軸12が巻戻方向に回
転して、遊星ギヤ17を巻戻軸12との噛み合いを深め
る方向に回転させ、引き込んでしまう。つまり、 巻戻軸12の周速>遊星ギヤ17の周速 であるから、閉ループとなり、フィルムの巻上が停止し
てしまうのである。
この不都合は、原理的には、第5図に鎖線で示す引張ば
ね19で揺動レバー16をスプロケット18側に付勢す
ることで解消し得る。しかしこの場合には、この引張ば
ね19の力よりも、太陽ギヤ15aが巻戻方向に回転し
たときの摩擦による揺動レバー16の回動力の方が大き
くなければならない。しかし摩擦力を増大させて揺動レ
バーの回動力を増すことは、巻上、巻戻ともに伝達ロス
が生じることであって好ましくなく、またばねバランス
としては、調整を必要とする複雑なものとなってしま
う。
ね19で揺動レバー16をスプロケット18側に付勢す
ることで解消し得る。しかしこの場合には、この引張ば
ね19の力よりも、太陽ギヤ15aが巻戻方向に回転し
たときの摩擦による揺動レバー16の回動力の方が大き
くなければならない。しかし摩擦力を増大させて揺動レ
バーの回動力を増すことは、巻上、巻戻ともに伝達ロス
が生じることであって好ましくなく、またばねバランス
としては、調整を必要とする複雑なものとなってしま
う。
「考案の目的」 本考案は、以上の問題点を改良し、巻上不能の状態が生
じることのないフィルムの巻上巻戻機構を得ることを目
的とする。
じることのないフィルムの巻上巻戻機構を得ることを目
的とする。
「考案の概要」 本考案は、スプール軸と;巻戻軸と;スプール軸をフィ
ルム巻上方向および巻戻方向に回転させる巻上巻戻駆動
系と;この巻上巻戻駆動系によって駆動される太陽ギヤ
と同軸に支持され、該太陽ギヤの回転方向に応じた方向
に揺動する揺動レバーと;この揺動レバーに支持され、
巻上巻戻駆動系のフィルム巻戻方向への回転時にのみ巻
戻軸と噛み合う、巻上巻戻駆動系と連動する遊星ギヤと
を有するフィルムの巻上巻戻機構において、遊星ギヤと
同軸に、該遊星ギヤと摩擦係合してともに回動する不正
噛合防止部材を設け、この不正噛合防止部材に、遊星ギ
ヤがフィルム巻上方向に回転するとき、揺動レバーに形
成した規制面と係合して該不正噛合防止部材の回動位置
を規制する回動範囲規制爪と;この回動範囲規制爪と規
制面との係合状態において、揺動レバーが巻戻軸側に揺
動したとき、遊星ギヤと巻戻軸との間に位置して、両者
の噛合を防ぐ不正噛合防止爪と;を形成したことを特徴
としている。
ルム巻上方向および巻戻方向に回転させる巻上巻戻駆動
系と;この巻上巻戻駆動系によって駆動される太陽ギヤ
と同軸に支持され、該太陽ギヤの回転方向に応じた方向
に揺動する揺動レバーと;この揺動レバーに支持され、
巻上巻戻駆動系のフィルム巻戻方向への回転時にのみ巻
戻軸と噛み合う、巻上巻戻駆動系と連動する遊星ギヤと
を有するフィルムの巻上巻戻機構において、遊星ギヤと
同軸に、該遊星ギヤと摩擦係合してともに回動する不正
噛合防止部材を設け、この不正噛合防止部材に、遊星ギ
ヤがフィルム巻上方向に回転するとき、揺動レバーに形
成した規制面と係合して該不正噛合防止部材の回動位置
を規制する回動範囲規制爪と;この回動範囲規制爪と規
制面との係合状態において、揺動レバーが巻戻軸側に揺
動したとき、遊星ギヤと巻戻軸との間に位置して、両者
の噛合を防ぐ不正噛合防止爪と;を形成したことを特徴
としている。
「考案の実施例」 以下図示実施例について本考案を説明する。第1図ない
し第4図は本考案の実施例を示すもので、第5図、第6
図の従来装置と同一の要素には同一の符号を付してい
る。
し第4図は本考案の実施例を示すもので、第5図、第6
図の従来装置と同一の要素には同一の符号を付してい
る。
本考案の特徴とする不正噛合防止部材20は、遊星ギヤ
17の軸17aに同軸に枢着されている。この不正噛合
防止部材20はその軸孔20aの周囲に円弧状の複数の
切起し摩擦片20bを有し、この切起し摩擦片20bが
揺動レバー16と遊星ギヤ17との間に挟着されて不正
噛合防止部材20を遊星ギヤ17側に押圧している。こ
の摩擦係合により、不正噛合防止部材20は遊星ギヤ1
7の回転方向にともに回動する。
17の軸17aに同軸に枢着されている。この不正噛合
防止部材20はその軸孔20aの周囲に円弧状の複数の
切起し摩擦片20bを有し、この切起し摩擦片20bが
揺動レバー16と遊星ギヤ17との間に挟着されて不正
噛合防止部材20を遊星ギヤ17側に押圧している。こ
の摩擦係合により、不正噛合防止部材20は遊星ギヤ1
7の回転方向にともに回動する。
不正噛合防止部材20は、軸17aと平行に延びる不正
噛合防止爪20cと、回動範囲規制爪20dを有してい
る。回動範囲規制爪20dは、揺動レバー16および遊
星ギヤ17の回動(回転)方向に応じ、揺動レバー16
の第一規制面16aと第二規制面16bのいずれかに当
接して、不正噛合防止部材20の回動位置を規制する。
噛合防止爪20cと、回動範囲規制爪20dを有してい
る。回動範囲規制爪20dは、揺動レバー16および遊
星ギヤ17の回動(回転)方向に応じ、揺動レバー16
の第一規制面16aと第二規制面16bのいずれかに当
接して、不正噛合防止部材20の回動位置を規制する。
すなわち揺動レバー16および遊星ギヤ17が第2図に
示す正規の巻戻方向に回動(回転)するときは、回動範
囲規制爪20dは第二規制面16bに当接し、このとき
不正噛合防止爪20cは遊星ギヤ17の巻戻軸12との
噛合面を開放する。また揺動レバー16および遊星ギヤ
17が第3図に示す正規の巻上方向に回動(回転)する
ときには、回動範囲規制爪20dは第一規制面16aに
当接して、不正噛合防止爪20cを不正噛合防止位置に
保持する。不正噛合防止位置とは、不正噛合防止部材2
0が揺動レバー16との相対関係を維持したまま巻戻軸
12側に回動したとき、不正噛合防止爪20cが巻戻軸
12と遊星ギヤ17との間に入り込んで、両者の噛合を
防止する位置である。
示す正規の巻戻方向に回動(回転)するときは、回動範
囲規制爪20dは第二規制面16bに当接し、このとき
不正噛合防止爪20cは遊星ギヤ17の巻戻軸12との
噛合面を開放する。また揺動レバー16および遊星ギヤ
17が第3図に示す正規の巻上方向に回動(回転)する
ときには、回動範囲規制爪20dは第一規制面16aに
当接して、不正噛合防止爪20cを不正噛合防止位置に
保持する。不正噛合防止位置とは、不正噛合防止部材2
0が揺動レバー16との相対関係を維持したまま巻戻軸
12側に回動したとき、不正噛合防止爪20cが巻戻軸
12と遊星ギヤ17との間に入り込んで、両者の噛合を
防止する位置である。
なお第2図、第3図において、斜線を付した部材は、揺
動レバー16の巻上方向および巻戻方向の両回動端を規
制するストッパ面21、22で、カメラボディに設けら
れている。
動レバー16の巻上方向および巻戻方向の両回動端を規
制するストッパ面21、22で、カメラボディに設けら
れている。
またこの実施例では、不正噛合防止部材20の摩擦切起
し片20bが揺動レバー16の揺動力として利用されて
いる。すなわち太陽ギヤ15aの回転方向に応じた方向
に揺動レバー16を揺動させるには、太陽ギヤ15aと
揺動レバー16との間に摩擦力を作用させてもよい。し
かしこの実施例のように摩擦切起し片20bによって、
遊星ギヤ17と揺動レバー16との間に摩擦力を作用さ
せても、同様に太陽ギヤ15aの回転方向に応じた方向
に揺動レバー16を揺動させることができ、部品点数の
減少、構造の単純化が図れる。
し片20bが揺動レバー16の揺動力として利用されて
いる。すなわち太陽ギヤ15aの回転方向に応じた方向
に揺動レバー16を揺動させるには、太陽ギヤ15aと
揺動レバー16との間に摩擦力を作用させてもよい。し
かしこの実施例のように摩擦切起し片20bによって、
遊星ギヤ17と揺動レバー16との間に摩擦力を作用さ
せても、同様に太陽ギヤ15aの回転方向に応じた方向
に揺動レバー16を揺動させることができ、部品点数の
減少、構造の単純化が図れる。
上記構成の本装置は、第5図、第6図に対応する正規の
巻戻状態および巻上状態では、第2図、第3図に示すよ
うに、不正噛合防止部材20はギヤの噛合に何等の影響
を与えない。
巻戻状態および巻上状態では、第2図、第3図に示すよ
うに、不正噛合防止部材20はギヤの噛合に何等の影響
を与えない。
これに対し、第3図の巻上完了状態において、衝撃によ
って揺動レバー16および遊星ギヤ17が巻戻軸12側
に回動すると、不正噛合防止部材20の不正噛合防止爪
20cが遊星ギヤ17の巻戻軸12との噛合を阻止す
る。この状態を第1図に示す。
って揺動レバー16および遊星ギヤ17が巻戻軸12側
に回動すると、不正噛合防止部材20の不正噛合防止爪
20cが遊星ギヤ17の巻戻軸12との噛合を阻止す
る。この状態を第1図に示す。
すなわち不正噛合防止部材20は、第3図の状態では、
その回動範囲規制爪20dが揺動レバー16の第一規制
面16aに当接する位置にあり、このとき不正噛合防止
爪20cは、不正噛合防止位置にある。不正噛合防止位
置とは、前述のように、不正噛合防止部材20が揺動レ
バー16との相対関係を維持したまま巻戻軸12側に回
動したとき、不正噛合防止爪20cが巻戻軸12と遊星
ギヤ17との間に入り込んで、両者の噛合を防止する位
置であり、第3図の状態から第1図の状態への、衝撃に
よる揺動レバー16の回動は、とりも直さず揺動レバー
16と不正噛合防止部材20との相対関係を変化させな
い回動であるから、遊星ギヤ17巻戻軸12との噛合は
防止される。よって次に巻上が開始され、太陽ギヤ15
aが第1図の矢印方向に回動すると、揺動レバー16は
何等支障なくスプロケット18側に回動し、遊星ギヤ1
7がスプロケット18と噛み合う。よって巻上不能の状
態は生じない。
その回動範囲規制爪20dが揺動レバー16の第一規制
面16aに当接する位置にあり、このとき不正噛合防止
爪20cは、不正噛合防止位置にある。不正噛合防止位
置とは、前述のように、不正噛合防止部材20が揺動レ
バー16との相対関係を維持したまま巻戻軸12側に回
動したとき、不正噛合防止爪20cが巻戻軸12と遊星
ギヤ17との間に入り込んで、両者の噛合を防止する位
置であり、第3図の状態から第1図の状態への、衝撃に
よる揺動レバー16の回動は、とりも直さず揺動レバー
16と不正噛合防止部材20との相対関係を変化させな
い回動であるから、遊星ギヤ17巻戻軸12との噛合は
防止される。よって次に巻上が開始され、太陽ギヤ15
aが第1図の矢印方向に回動すると、揺動レバー16は
何等支障なくスプロケット18側に回動し、遊星ギヤ1
7がスプロケット18と噛み合う。よって巻上不能の状
態は生じない。
以上の実施例は、スプール軸11を巻上方向および巻戻
方向に回動させる駆動系のモータがスプール軸11内に
内蔵されているタイプとして本考案を説明したが、駆動
系のモータは、ギヤ列15のどのギヤを回動させてもよ
い。また以上はスプロケット18を有するタイプである
が、巻上量をスプール軸11の回転角で制御するスプロ
ケット18を有しないタイプにも本考案は適用できる。
この場合、遊星ギヤ17は巻戻時にのみ巻戻軸12と噛
み合い、巻上時には巻戻軸12から離間する。
方向に回動させる駆動系のモータがスプール軸11内に
内蔵されているタイプとして本考案を説明したが、駆動
系のモータは、ギヤ列15のどのギヤを回動させてもよ
い。また以上はスプロケット18を有するタイプである
が、巻上量をスプール軸11の回転角で制御するスプロ
ケット18を有しないタイプにも本考案は適用できる。
この場合、遊星ギヤ17は巻戻時にのみ巻戻軸12と噛
み合い、巻上時には巻戻軸12から離間する。
「考案の効果」 以上のように本考案によれば、巻上完了状態において特
定方向の強い衝撃が加わり、揺動レバーが巻戻軸側に揺
動しても、不正噛合防止部材によって、遊星ギヤと巻戻
軸との噛合が阻止される。よって巻上不能の事態は生じ
ず、より安価で確実な巻上巻戻機構を提供できる。
定方向の強い衝撃が加わり、揺動レバーが巻戻軸側に揺
動しても、不正噛合防止部材によって、遊星ギヤと巻戻
軸との噛合が阻止される。よって巻上不能の事態は生じ
ず、より安価で確実な巻上巻戻機構を提供できる。
第1図は本考案のフィルムの巻上巻戻機構の実施例を示
す、不正噛合防止状態の要部の平面図、第2図、第3図
はそれぞれ巻戻状態、および巻上状態の要部の平面図、
第4図は同要部の分解斜視図、第5図、第6図は従来の
フィルムの巻上巻戻機構の巻戻状態および巻上状態の平
面図である。 11……スプール軸、12……巻戻軸、13……巻戻フ
ォーク、14……パトローネ、15……ギヤ列、15a
……太陽ギヤ、16……揺動レバー、16a……第一規
制面、16b……第二規制面、17……遊星ギヤ、18
……スプロケット、20……不正噛合防止部材、20a
……軸孔、20b……切起し摩擦片、20c……回動範
囲規制爪、20d……不正噛合防止爪。
す、不正噛合防止状態の要部の平面図、第2図、第3図
はそれぞれ巻戻状態、および巻上状態の要部の平面図、
第4図は同要部の分解斜視図、第5図、第6図は従来の
フィルムの巻上巻戻機構の巻戻状態および巻上状態の平
面図である。 11……スプール軸、12……巻戻軸、13……巻戻フ
ォーク、14……パトローネ、15……ギヤ列、15a
……太陽ギヤ、16……揺動レバー、16a……第一規
制面、16b……第二規制面、17……遊星ギヤ、18
……スプロケット、20……不正噛合防止部材、20a
……軸孔、20b……切起し摩擦片、20c……回動範
囲規制爪、20d……不正噛合防止爪。
Claims (1)
- 【請求項1】スプール軸と;巻戻軸と;スプール軸をフ
ィルム巻上方向および巻戻方向に回転させる巻上巻戻駆
動系と;この巻上巻戻駆動系によって駆動される太陽ギ
ヤと同軸に支持され、該太陽ギヤの回転方向に応じた方
向に揺動する揺動レバーと;この揺動レバーに支持さ
れ、巻上巻戻駆動系のフィルム巻戻方向への回転時にの
み巻戻軸と噛み合う、上記巻上巻戻駆動系と連動する遊
星ギヤとを有するフィルムの巻上巻戻機構において、 上記遊星ギヤと同軸に、該遊星ギヤと摩擦係合してとも
に回動する不正噛合防止部材を設け、 この不正噛合防止部材に、 上記遊星ギヤがフィルム巻上方向に回転するとき、上記
揺動レバーに形成した規制面と係合して該不正噛合防止
部材の回動位置を規制する回動範囲規制爪と; この回動範囲規制爪と規制面との係合状態において、揺
動レバーが巻戻軸側に揺動したとき、遊星ギヤと巻戻軸
との間に位置して、両者の噛合を防ぐ不正噛合防止爪
と; を形成したことを特徴とするフィルムの巻上巻戻機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9817887U JPH0631457Y2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | フィルムの巻上巻戻機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9817887U JPH0631457Y2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | フィルムの巻上巻戻機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS644425U JPS644425U (ja) | 1989-01-11 |
| JPH0631457Y2 true JPH0631457Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31324209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9817887U Expired - Lifetime JPH0631457Y2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | フィルムの巻上巻戻機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631457Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-26 JP JP9817887U patent/JPH0631457Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS644425U (ja) | 1989-01-11 |
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