JPH06314661A - 半導体薄膜の形成方法 - Google Patents

半導体薄膜の形成方法

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JPH06314661A
JPH06314661A JP6022962A JP2296294A JPH06314661A JP H06314661 A JPH06314661 A JP H06314661A JP 6022962 A JP6022962 A JP 6022962A JP 2296294 A JP2296294 A JP 2296294A JP H06314661 A JPH06314661 A JP H06314661A
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film
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体集積回路を構成する各種電極あるいは配
線材料として使用される多結晶シリコン薄膜の抵抗率を
低減させる。 【構成】シリコン基板11上にシリコン酸化膜12を介
して膜厚50nm程度以下の薄いアモルファスシリコン
薄膜13を成膜する場合に、膜中の不純物濃度が5×1
20〜2.5×1021cm-3となるように、反応ガス中
のシリコン原子数Sと不純物原子数Dの比(D/S)を
0.05〜0.2にして成膜する。次に熱処理により低
抵抗率の多結晶シリコン薄膜14を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体薄膜の形成方法に
関し、特に各種半導体デバイスに使用される多結晶シリ
コン薄膜の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多結晶シリコン薄膜は、各種の電極、配
線材料あるいは抵抗体として、半導体デバイスの形成材
料として重要な役割を担っている。例えば、メモリーデ
バイスにおける容量電極、ゲート電極、あるいはデバイ
ス活性層と配線層とのコンタクト埋設材料などに多結晶
シリコン薄膜が適用されている。また、近年において
は、多結晶シリコン薄膜そのものをデバイスの活性層と
して用いる多結晶シリコン薄膜トランジスタ(TFT)
が開発され、SRAM(スタティックRAM)の負荷素
子として、あるいは液晶表示装置(LCD)用の液晶駆
動素子として実用化されている。
【0003】従来、これらの多結晶シリコン薄膜の形成
方法としては、シラン系ガス(SiH4 ,Si2 6
を成膜ガスとする化学気相成長(CVD)法を用い、6
50℃程度の成膜温度で多結晶シリコン薄膜を直接堆積
する方法、あるいは500℃程度の成膜温度でまずアモ
ルファスシリコン薄膜を堆積させ、その後試料温度を6
00〜900℃程度のある温度に保持して熱処理(結晶
化処理)を行い多結晶シリコン薄膜を得る方法がある。
後者の方法は例えば、小林(Kobayashi)らに
より、アブストラクト オブ ザ トエンティス コン
ファレンス オン ソリッド ステイト デバイセス
アンド マテリアルズ(Abstracts of t
he 20th Conference on Sol
id State Devices and Mate
rials)1989.pp.57−60に報告されて
いる。
【0004】特に、後者の方法で形成した多結晶シリコ
ン薄膜は、平均結晶粒径が大きいため、前者の方法で形
成した多結晶シリコン薄膜と比較してより低抵抗化が可
能であること、あるいはトランジスタ特性に強く影響す
る結晶粒界が少ないことなどの利点を持っている。この
ため、この後者の方法が現在注目を集めており、TFT
用薄膜への適用、あるいは将来の各種電極形成法とし
て、精力的に開発が行われている。
【0005】次に、このアモルファスシリコンの結晶化
により多結晶シリコン薄膜を形成する従来の方法につい
て、具体例を用いて説明する。まず、シリコン単結晶基
板上に熱酸化膜を100nm成長させた後、通常のLP
CVD炉を用いてアモルファスシリコン薄膜を150n
m成膜し、アモルファスシリコン基板を作成する。成膜
条件は、例えば圧力0.15Torr、温度470℃、
成膜ガス流量100%−Si2 6 96sccm、He
ベース4%−PH3 120sccmである。次に、電気
炉を用い、倒えば窒素雰囲気中で、炉内温度を850℃
に保持し30分間の熱処理を施してアモルファスシリコ
ン薄膜の結晶化を行い多結晶シリコン薄膜を得る。この
時のPH3 ガスとSi2 6 ガス流量から得られる反応
ガス中のPおよびSi原子数比(P/Si=2.5×1
-2)でアモルファスシリコンを成膜すると、結晶化後
の膜中に存在するP濃度はおよそ3×1020cm-3とな
る。従来より用いられている100nm程度以上の膜厚
の多結晶シリコン膜では、この程度に高濃度のPが膜中
に存在する場合、抵抗率が約6×10-3Ω・mと充分低
抵抗な多結晶シリコン膜となる。
【0006】ここで、多結晶シリコン膜中の不純物濃度
と抵抗率の関係は、和田(Wada)らにより、デンキ
カガク(Denki Kagaku),47(197
9)118や、中山(Nakayama)らにより、ジ
ャパニーズ ジャーナル オブアプライド フィジクス
(Japanese Journal of App
lied Physics)、23(1984)L49
3などに報告されている。これらによると、3×1020
〜1×1021cm-3付近の膜中リン(P)濃度で抵抗率
が最小となり、それ以上の濃度では抵抗率が増加する傾
向がみられている。
【0007】多結晶シリコン膜中のリン濃度を変化させ
るためにアモルファスシリコン成膜時の反応ガス中のP
/Siを変化させ、結晶化後多結晶シリコン膜の抵抗率
の変化を調べた結果を図3に示す。膜の形成条件として
は、ガス流量比以外は先に示した具体例の条件を用い
た。
【0008】図3から分るように、P/Siが小さい量
では反応ガス中のP/Siが大きくなるにつれて膜の抵
抗率は減少する。これは、膜中のリン濃度の増加に伴っ
てキャリア濃度が増加するためである。しかし、P/S
i=1×10-2程度でその抵抗率の減少はなくなり、そ
れ以上P/Siを大きくしても抵抗率の減少は望めな
い。むしろ過剰のPが多結晶シリコンの結晶性を悪く
し、抵抗率は若干増加する傾向さえ見られる。従って、
従来は低抵抗率の多結晶シリコンを成膜する条件として
P/Si=2〜3×10-2程度の値を用い、リンの濃度
が2〜4×1020cm-3の多結晶シリコン膜を得てい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】電極材料としての多結
晶シリコンは、半導体デバイスの高集積化により非常に
微細な領域での適用が求められている。例えば、径の大
きさが0.2μm以下のコンタクトホールの埋め込み
や、複雑化した、三次元型容量などの形成において見ら
れる0.1μmよりも狭い領域への埋め込みなどへの適
用により、多結晶シリコンの実質的薄膜化が進んでい
る。
【0010】しかし、従来の条件(P/Si=0.02
5)で成膜した場合、多結晶シリコン膜を薄膜化してゆ
くにつれて、図2に示したように、膜厚50nm程度付
近からその抵抗率は急激に増加する現象が見られる。実
際、膜厚100nmにおいては抵抗率6×10-6Ω・m
であったのに対し、膜厚25nmでは6.5×10-5Ω
・mと一桁以上も増加し、より薄膜化すると一層抵抗率
が増加してゆく。しかし、薄膜成長においても成長時の
膜中の不純物(リン)濃度は、従来使用している膜厚の
場合と同程度であり、薄膜化による減少はみられない。
ただし、結晶化の熱処理時における不純物の外方拡散が
あるため、多結晶シリコン膜中の不純物濃度の減少は若
干あるが、この抵抗率の増加を招くほどではない。
【0011】この減少は、高集積化した半導体デバイス
の各種電極材料に多結晶シリコン膜を適用するには大き
な障害となる。本発明の目的は、50nm以下の薄膜に
おいても抵抗率の充分低い半導体薄膜の形成方法を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体薄膜
の形成方法は、不純物を導入しながらCVD法により厚
さ50nm以下のアモルファスシリコン薄膜を堆積した
後に熱処理により多結晶化させる半導体薄膜の形成方法
において、反応ガス中のシリコン(Si)原子数に対す
る不純物原子数Dの比(D/S)を0.05〜0.2に
することを特徴とするものである。
【0013】第2の発明の半導体薄膜の形成方法は、不
純物を導入しながらCVD法により厚さ50nm以下の
アモルファスシリコン薄膜を堆積した後に熱処理により
多結晶化させる半導体薄膜の形成方法において、半導体
薄膜中の不純物濃度が5×1020〜2.5×1021cm
-3となるように導入する不純物量を制御することを特徴
とするものである。
【0014】D/Sを0.05〜0.2にすることはC
VD法における反応ガスの流量を制御することにより容
易である。D/Sを0.05〜0.2にすることにより
多結晶シリコン膜中の不純物濃度は5×1020〜2.5
×1021cm-3程となる。結晶化の為の熱処理条件によ
りこの不純物濃度は多少ばらつくが、そのばらつきは1
0%以内に抑制可能である。
【0015】多結晶シリコン膜の抵抗率を1×10-5Ω
・m程度にするためには不純物濃度は5×102 cm-3
以上とする必要がある。しかし不純物濃度が2.5×1
21cm-3以上になると、結晶性の劣化や不純物散乱の
影響によりキャリアの移動度が低下し、逆に抵抗率が増
加してしまうため好ましくない。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。図1(a)〜(c)は、本発明の第1の
実施例を説明するための半導体チップの断面図であり、
膜厚が薄く低抵抗率の多結晶シリコン薄膜を得ることを
目的としたものである。
【0017】まず、図1(a)に示すように、面方位
(100),抵抗率1×10-2Ω・mのP型シリコン基
板11上に熱酸化法によりシリコン酸化膜12を100
nmの厚さに形成した。
【0018】次に、図1(b)に示すように、抵抗加熱
炉を用いた通常のバッチ式LPCVD装置を用い、リン
(P)ドープの厚さ10〜100nmのアモルファスシ
リコン薄膜13を複数枚成膜した。成膜条件は、反応管
内温度470℃,圧力0.15Torr,反応ガスとし
て100%−Si2 6 ,Heベース4%−PH3 ガス
を用い、それぞれの流量は96sccm,120〜48
0sccmとした。この条件での反応ガス中のP/Si
値は2.0×10-2〜1×10-1となり、結晶化後の膜
中リン濃度として、2×1020〜1.3×1021cm-3
の膜から得られるように設定した。
【0019】その後、図1(c)に示すように、このア
モルファスシリコン薄膜13を窒素雰囲気中で850
℃,30分間の熱処理を行い多結晶シリコン薄膜14を
形成した。尚、熱処理としては600〜900℃,30
分〜2時間の条件を用いることができる。
【0020】膜中のリン濃度が3×1020cm-3(P/
Si=2.5×10-2)のものを従来例として、またリ
ン濃度が1.3×1021cm-3(P/Si=1.0×1
-1)および2.0×1021cm-3(P/Si=1.5
×10-1)のものをそれぞれ実施例として図2に示す。
従来例においては膜厚が100nm以上では6×10-6
Ω・mと充分抵抗率が低くなるにもかかわらず、成膜す
るアモルファスシリコンの膜厚が薄くなると、およそ5
0nm付近から結晶化後の多結晶シリコンの抵抗率が急
激に増加する減少が現れる。その原因は、膜厚が薄くな
るにつれ多結晶シリコンの結晶粒径が小さくなり、粒界
に偏析する不純物量が増加し、活性化可能な不純物原子
数が不足することが考えられる。
【0021】これに対し膜中のリン濃度が1.3×10
21cm-3においては膜厚30nm程度まで、2.0×1
21cm-3においては膜厚20nm程度まで抵抗率を1
×10-5Ω・mに下げることができる。つまり、第1の
実施例の方法によれば、より多くの不純物を膜中に導入
することによって薄膜化による偏析量の増加を補償し、
活性化しうる不純物原子数を増やすことができるため、
従来よりも抵抗率を下げることができる。
【0022】次に、膜厚18nm,50nmおよび10
0nmの多結晶シリコンに関して、膜中のリン濃度が2
×1020cm-3から1.3×1021cm-3となるよう
に、成膜時のP/Si値を2.0×10-2からその5倍
の値の1×10-1まで増加させた場合の膜中リン濃度と
抵抗率の変化を図4に示す。
【0023】図4に示すように、膜厚100nm以上の
多結晶シリコン膜では膜中リン濃度2×1020cm-3
おいて充分に抵抗率が下がり、それ以上に濃度を増やし
ても抵抗率は減少していない。一方、膜厚50nmの膜
では、膜中リン濃度を2×1020cm-3から5×1020
cm-3と増やすことにより、抵抗率は1.5×10-5Ω
・mから1×10-5Ω・mに減少し、各種電極材料とし
て適用するのに充分低い抵抗率となる。また、リン濃度
を1.0×10-21 cm-3より大きくすることにより、
厚さ100nmの膜に匹敵する抵抗率の多結晶シリコン
膜が得られることが分る。
【0024】このように第1の実施例によれば、従来法
と比較して膜厚50nm以下の薄膜においても低抵抗率
の多結晶シリコン薄膜を形成できる。
【0025】尚、第1の実施例においては、リン(P)
ドープ膜についてのみ説明したが、ドーパント不純物が
砒素(As)あるいはボロン(B)であっても、本発明
によって同様の効果(抵抗率の低減)が得られている。
不純物がPの場合はPH3 の代りに第三ブチルフォスフ
ィンを、不純物がAsの場合はアルシン,第三ブチルア
ルシンまたは三塩化砒素を、不純物がBの場合はジボラ
ンをそれぞれ用いることができる。また成膜ガスとして
はSi2 6 の代りにSiH4 を用いてもよい。
【0026】図5(a)〜(d)は本発明の第2の実施
例を説明するための半導体チップの断面図である。この
第2の実施例は、本発明を各種半導体装置におけるデバ
イス活性層と配線層とのコンタクト埋設材料に適用した
ものである。
【0027】まず、図5(a)に示すように、面方位
(100)のP型シリコン基板21の表面にAsをイオ
ン注入してn+ 拡散層22を形成する。次に図5(b)
に示すように、全面に厚さ1μmのシリコン酸化膜23
を形成し、フォトリソグラフィー工程およびイオンエッ
チング工程により、直径0.15μm,深さ0.5μm
のコンタクトホール28を形成する。
【0028】次に図5(c)に示すように、第1の実施
例と同様に、膜中のリン濃度が3×1020cm-3(従来
例)および1.3×1021cm-3(実施例)となるよう
に、成膜時のP/Si値をそれぞれ2.5×10-2,1
×10-1としてPドーピングを行いながら全面にアモル
ファスシリコン薄膜を100nm成膜し、850℃,3
0分の熱処理条件によりアモルファスシリコン薄膜を結
晶化して多結晶シリコン薄膜24を形成した。その後、
イオンエッチング工程により酸化膜上の多結晶シリコン
薄膜を取り除いた。
【0029】以下図5(d)に示すように、スパッタ法
によりチタン(Ti)膜25を30nm,窒化チタン
(TiN)膜26Aを100nm,A1−Si−Cu合
金膜27を550nm,窒化チタン膜26Bを30nm
の順に堆積させて上部電極を作成し、分離溝29を作っ
て多結晶シリコン・コンタクトプラグ部を1000個直
列に並べた。以上のコンタクト抵抗評価用基板作製プロ
セスにおいて、従来方法と本実施例の方法とは、アモル
ファスシリコン薄膜成膜時のP/Si値のみが異なり、
他のプロセスはすべて同一である。
【0030】作製したコンタクト抵抗評価用基板につい
て、コンタクト抵抗を測定した。その結果コンタクト1
つ当たりの抵抗は、従来法によって得られる抵抗値(8
00〜1000Ω)に比べて、本第2の実施例では45
0Ωと非常に低減された。本実施例の手段を用いること
により、径0.15μm程度の微細なコンタクト部の形
成が可能となり、今後の半導体デバイスの高集積化に大
いに寄与することがわかった。また、膜中のリン濃度が
8×1020cm-2となるようにP/Si値を7.5×1
-2として成膜を行った場合でも、同等の効果が得られ
た。
【0031】図6(a)〜(c)は本発明の第3の実施
例を説明するための半導体チップの断面図である。この
第3の実施例は、本発明をメモリーデバイスの容量電極
に適用したものである。
【0032】まず、図6(a)に示すように、面方位
(100)P型シリコン単結晶基板表面にAsをイオン
注入してn+ の拡散層32を作り、その上に熱酸化法に
より厚さ1μmのシリコン酸化膜33を形成し、その酸
化膜に幅1μmの溝を形成する。そして第2の実施例と
同様に、膜中のリン濃度が3×1020cm-3(従来例)
および8×1020cm-3(実施例)となるように、成膜
時のP/Si値をそれぞれ2.5×10-2,7.5×1
-1としてPドーピングを行いながらアモルファスシリ
コン薄膜を30nmおよび100nm成膜し、850
℃,30分の熱処理により結晶化し、多結晶シリコン膜
35を形成する。
【0033】次に図6(b)に示すように、多結晶シリ
コン薄膜35をパターニングし下部電極35Aを形成し
た後、容量絶縁膜36を5nmの厚さに形成する。次に
図6(c)に示すように、上部電極37としてP/Si
=2.5×10-2でアモルファスシリコン膜を150n
m成膜し、850℃,30分の熱処理により多結晶化し
た。
【0034】このようにして作製した容量についてその
特性を測定した。高周波C−V特性より、下部電極に+
3V印加したときの容量値Cとゼロバイアス付近での容
量値C0 との比(C/C0 )を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】表1より、従来の方法では下部電極膜厚を
100nmから30nmと薄くするとC/C0 値が0.
98から0.85と小さくなり、下部電極の多結晶シリ
コン内でキャリアの空乏化が拡がっていることがわか
る。一方、第3の実施例によれば、0.94とC/C0
値の減少はほとんどなく、多結晶シリコン内に従来例に
比べて充分な量のキャリアが存在し、良好な電極が形成
されていることがわかる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、不純物を
導入しながらCVD法により厚さ50nm以下のアモル
ファスシリコン薄膜を堆積した後に熱処理により多結晶
化させる半導体薄膜の形成方法において、膜中の不純物
濃度を、薄膜化による不純物原子の偏析量を補償し、か
つ、結晶性の劣化や不純物散乱による移動度の低下を起
こさない範囲の5×1020〜2.5×1021cm-3とな
るように、成膜ガス流量に対する不純物導入ガス流量の
比を増加させ、その値としては、反応ガス中のシリコン
原子数Sと不純物原子数Dの比(D/S)を、0.05
〜0.2に大きくして成膜することにより、結晶化後に
抵抗率の充分低い多結晶シリコン薄膜を容易に形成でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するための半導体
チップの断面図。
【図2】リンの濃度を変えた場合の多結晶シリコン薄膜
の膜厚と抵抗率との関係を示す図。
【図3】P/Si値と抵抗率との関係を示す図。
【図4】多結晶シリコン膜中のリン濃度と抵抗率との関
係を示す図。
【図5】本発明の第2の実施例を説明するための半導体
チップの断面図。
【図6】本発明の第3の実施例を説明するための半導体
チップの断面図。
【符号の説明】
11,21 シリコン基板 12,23,33 シリコン酸化膜 13 アモルファスシリコン薄膜 14,24,35 多結晶シリコン薄膜 22,32 n+ 拡散層 25 チタン膜 26A,26B 窒化チタン膜 27 Al−Si−Cu合金膜 28 コンタクトホール 29 分離溝 35A 下部電極 36 絶縁膜 37 上部電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不純物を導入しながらCVD法により厚
    さ50nm以下のアモルファスシリコン薄膜を堆積した
    後に熱処理により多結晶化させる半導体薄膜の形成方法
    において、反応ガス中のシリコン(Si)原子数に対す
    る不純物原子数Dの比(D/S)を0.05〜0.2に
    することを特徴とする半導体薄膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 半導体薄膜中の不純物濃度が5×1020
    〜2.5×1021cm-3となるように導入する不純物量
    を制御する請求項1記載の半導体薄膜の形成方法。
  3. 【請求項3】 不純物を導入しながらCVD法により厚
    さ50nm以下のアモルファスシリコン薄膜を堆積した
    後に熱処理により多結晶化させる半導体薄膜の形成方法
    において、半導体薄膜中の不純物濃度が5×1020
    2.5×1021cm-3となるように導入する不純物量を
    制御することを特徴とする半導体薄膜の形成方法。
  4. 【請求項4】 シラン(SiH4 )またはジシラン(S
    2 6 )を成膜ガスとして用いる請求項1または請求
    項3記載の半導体薄膜の形成方法。
  5. 【請求項5】 不純物を導入するガスにフォスフィン
    (PH3 )または第三ブチルフォスフィンを用いる請求
    項1または請求項3記載の半導体薄膜の形成方法。
  6. 【請求項6】 不純物を導入するガスにアルシン(As
    3 )または三塩化砒素(AsCl3 )または第三ブチ
    ルアルシンを用いる請求項1または請求項3記載の半導
    体薄膜の形成方法。
  7. 【請求項7】 不純物を導入するガスにジボラン(B2
    6 )を用いる請求項1または請求項3記載の半導体薄
    膜の形成方法。
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Cited By (5)

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