JPH0631473B2 - アルミニウムとチタンの複合材料 - Google Patents

アルミニウムとチタンの複合材料

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JPH0631473B2
JPH0631473B2 JP61290130A JP29013086A JPH0631473B2 JP H0631473 B2 JPH0631473 B2 JP H0631473B2 JP 61290130 A JP61290130 A JP 61290130A JP 29013086 A JP29013086 A JP 29013086A JP H0631473 B2 JPH0631473 B2 JP H0631473B2
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titanium
composite material
aluminum
aluminum plate
anodic oxide
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紀久夫 山田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、装飾用建材、例えばスパンドレル、パネルな
どの内装材、外装材等に適したアルミニウムとチタンの
複合材料に関するものである。
(従来の技術) チタンを陽極酸化処理すると、着色された陽極酸化皮膜
が得られ、その色調は、陽極酸化電圧に応じて変わる膜
厚によって変化し、種々の美しい干渉色が得られる。
ところで、チタンは、耐海水性などに優れているため、
内外装材として用いられようとしているが、チタン単体
を外装材として用いようとする場合は、1mm程度の厚さ
が必要となり、高価となるため、チタン単体は外装材と
してはあまり用いられてはいない。また、チタン単体を
内装材として用いようとする場合は、0.1mm程度の厚
さでもよいため、チタン単体は内装材として少しずつ使
用され始めている。しかし、薄いために用途が限定され
ている。
一方、チタンを建築用内外装材に用いて、その陽極酸化
皮膜の干渉色の美しさを生かすためには、チタンが非常
に高価な材料であるために、複合材料化して全体として
安価とするとともに充分な強度と加工性を持たせる必要
がある。
一般に、複合材料を得るには、クラッド又は接着による
2つの方法がある。クラッドは、異種部材を冶金学的に
熱間圧接又は冷間圧接する方法である。複合材料として
は、例えば、鉄、ステンレス、樹脂、木材などのいずれ
かとアルミニウムとからなるものがよく知られている。
しかし、これらの複合材料には、着色するための陽極酸
化処理を施すことができない。なぜなら、例えば、鉄と
アルミニウムからなる複合材料の場合には、アルミニウ
ムに陽極酸化皮膜ができる前に裏打ち材としての鉄が溶
けてしまうからであり、木材とアルミニウムからなる複
合材料の場合には、補強材としての木材が陽極酸化処理
液で損傷を受けるからである。
ところで、チタンの干渉色を利用するために、チタンと
アルミニウムの複合材料化を行なう場合において、チタ
ンの陽極酸化処理したものにアルミニウムの単材を張付
けて外装材として使用する場合は、裏側で結露が生じ、
腐食が避けられない。そこで、チタンとアルミニウムの
双方に陽極酸化処理を施した後に接着する場合は考えら
れるが、その場合は別々に陽極酸化処理を行なう手間が
かかるだけでなく、クラッド又は接着を行なう時にプレ
ス、ロール等から受ける力によって薄い陽極酸化皮膜が
傷付き、品質が低下するという問題があった。
また、装飾用建材として用いられる複合材料が貫通した
孔を有していると、取付け等が便利となり、有用性が向
上するが、そのような孔を有した複合材料はなく、有用
性の向上が図れていなかった。
(発明の目的) 本発明は、チタンの陽極酸化皮膜の美しい干渉色を呈す
ることができるとともに充分な強度及び加工性を有し、
更に、貫通する孔を有することにより有用性が向上した
アルミニウムとチタンの複合材料を提供することを目的
とする。
(発明の構成) 本発明のアルミニウムとチタンの複合材料は、アルミニ
ウムとチタンを構成材料として有し、装飾用建材として
用いられる複合材料であって、アルミニウム板とチタン
箔を接着剤を介して一体化してなる複合素材の外側両面
のみに陽極酸化皮膜が形成されており、両陽極酸化皮膜
及び複合素材を貫通する孔が任意の箇所に形成されてい
ることを特徴とするものである。
(実施例) 第1図は本発明のアルミニウムとチタンの複合材料を示
す縦断面図である。1は補強材としてのアルミニウム
板、2はチタン箔である。アルミニウム板1とチタン箔
2は接着剤5を介して一体化されて複合素材を構成して
いる。この複合素材の表裏両面には陽極酸化皮膜3、4
が形成されており、これにより複合材料が構成されてい
る。即ち、3はチタン箔2の表面に形成された陽極酸化
皮膜、4はアルミニウム板1の表面に形成された陽極酸
化皮膜である。また、7は上記構成の複合材料の使用の
便宜のために形成した貫通孔である。
上記構成の複合材料を製造するには、まず、アルミニウ
ム板1とチタン箔2を接着剤5を介して一体化して複合
素材を形成し、次に、この複合素材を、通常の条件にて
陽極酸化処理して、表裏両面に陽極酸化皮膜3、4を同
時に形成する。なお、複合素材を形成する際には、接着
剤5の硬化前にロール成形又はプレス成形を行なう。チ
タンの陽極酸化処理は電圧により制御され、アルミニウ
ムの陽極酸化処理は電流により制御されるので、陽極酸
化皮膜3、4を同時に形成するための陽極酸化処理は、
良好に且つ制御良く行なわれる。
上記構成の複合材料は、陽極酸化皮膜3を有しているの
で、美しい種々の干渉色を呈する。しかも、補強材とし
てのアルミニウム板1を備えているので、充分な強度及
び加工性を有している。更に、陽極酸化皮膜4を有して
いるので、耐食性にも優れている。また、貫通孔7を有
しているので、装飾用建材として用いる際の取付け等が
便利となり、有用性が向上する。なお、貫通孔7の内面
では、アルミニウム板1とチタン箔2とが接着剤5によ
り隔てられているので、海水がかかる場所のような苛酷
な使用環境であっても電位差腐食が生じることはない。
また、上記製造方法は、アルミニウム板1とチタン箔2
を接着した後、陽極酸化処理を一度行なうだけであるの
で、アルミニウム板1とチタン箔2を別々に陽極酸化処
理した後に一体化させる従来の場合に比して、工程は簡
素化され、所要電力は低減され、電解液の消耗も半減す
る。このため、得られた複合材料は安価となる。また、
アルミニウム板1とチタン箔2を一体化した後に陽極酸
化処理を行なうので、一体化させる時のプレス成形やロ
ール成形などによる加圧によって陽極酸化皮膜3、4が
損傷することはない。従って、良好な品質の複合材料が
得られる。
上記陽極酸化処理の具体例を次に示す。
(1)試料寸法……30mm×65mm×2mm (表裏)0.4dm (2)対極材料……ステンレス316 (3)前処理……アセトン拭き (4)電解浴組成及び電解条件 :電解浴組成……5%リン酸三ナトリウム、 浴温度20℃ 電解条件……DC定電圧電解(10V、20V、 40V、60V、100V) 電解時間……30分 (注)初期電流はmax2.5A/dm以下 とした。
:電解浴組成……15%硫酸 電解条件……DC定電流密度電解 (1A/dm 電解時間……20分 :電解浴組成……10%リン酸 電解条件……DC定電圧電解(50V) 電解時間……30分 第1表は上記具体例の結果を示す。
上記具体例によると、どのような電解液を採用しても、
チタンの陽極酸化皮膜3は各種の色調を呈し、アルミニ
ウムの陽極酸化皮膜4はそれなりの厚さが得られてい
る。
(発明の効果) 以上のように、本発明のアルミニウムとチタンの複合材
料は、アルミニウム板1とチタン箔2を接着剤5を介し
て一体化してなる複合素材の外側両面のみに陽極酸化皮
膜3、4が形成されて構成されているので、陽極酸化皮
膜3に基づく美しい種々の干渉色を呈することができる
とともに、アルミニウム板1に基づいて充分な強度及び
加工性を有している。
更に、貫通孔7を有しているので、装飾用建材として用
いる際の取付け等の便利性を向上でき、従って、有用性
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアルミニウムとチタンの複合材料を示
す縦断面図である。1……アルミニウム板、2……チタ
ン箔、3、4……陽極酸化皮膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウムとチタンを構成材料として有
    し、装飾用建材として用いられる複合材料であって、ア
    ルミニウム板とチタン箔を接着剤を介して一体化してな
    る複合素材の外側両面のみに陽極酸化皮膜が形成されて
    おり、両陽極酸化皮膜及び複合材料を貫通する孔が任意
    の箇所に形成されていることを特徴とするアルミニウム
    とチタンの複合材料。
JP61290130A 1986-12-05 1986-12-05 アルミニウムとチタンの複合材料 Expired - Lifetime JPH0631473B2 (ja)

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JPS63143291A JPS63143291A (ja) 1988-06-15
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JP7555548B1 (ja) * 2023-09-01 2024-09-25 ジオネーション株式会社 ポリマーと金属との接着結合のための、TiとAlとを同一条件で表面処理する方法

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