JPH06314820A - 受発光ダイオード及びその製造方法 - Google Patents
受発光ダイオード及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06314820A JPH06314820A JP10335793A JP10335793A JPH06314820A JP H06314820 A JPH06314820 A JP H06314820A JP 10335793 A JP10335793 A JP 10335793A JP 10335793 A JP10335793 A JP 10335793A JP H06314820 A JPH06314820 A JP H06314820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- junction
- semiconductor layer
- window
- interlayer insulating
- insulating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 64
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 165
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 121
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 206
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 claims description 168
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 43
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 35
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 29
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 28
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 25
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 abstract description 38
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract description 4
- 206010034972 Photosensitivity reaction Diseases 0.000 abstract 1
- 241000270295 Serpentes Species 0.000 abstract 1
- 230000036211 photosensitivity Effects 0.000 abstract 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 22
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 15
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 15
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 8
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 7
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 6
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 5
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 4
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 4
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000003491 array Methods 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 2
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- PNDPGZBMCMUPRI-UHFFFAOYSA-N iodine Chemical compound II PNDPGZBMCMUPRI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
- 238000010581 sealed tube method Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Led Device Packages (AREA)
- Led Devices (AREA)
- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】発光ダイオードを受光素子として機能させる場
合の受光感度を高める。 【構成】受発光領域40を画素1個分の領域とし、この領
域40に受光機能を担う浅いpn接合40a と発光機能を担
う深いpn接合40b とを互いに接して設ける。そして浅
いpn接合40a を受発光領域40の周縁に蛇行させて設け
る。これにより画素1個分の受発光領域40における浅い
pn接合40a の広さが増大するので、目的を達成でき
る。pn接合40a、40b の形成に当っては、第一半導体層
42上に拡散マスクを兼ねる層間絶縁膜46を形成し、この
膜46に窓周縁が蛇行する窓46a を形成する。そして窓46
a を介し不純物を熱拡散させることにより、第一半導体
層42に第二半導体層44を形成する。不純物は第一半導体
層42表面に沿う方向にも拡散するので、窓周縁の層間絶
縁膜46下側に、蛇行する浅いpn接合を形成できる。
合の受光感度を高める。 【構成】受発光領域40を画素1個分の領域とし、この領
域40に受光機能を担う浅いpn接合40a と発光機能を担
う深いpn接合40b とを互いに接して設ける。そして浅
いpn接合40a を受発光領域40の周縁に蛇行させて設け
る。これにより画素1個分の受発光領域40における浅い
pn接合40a の広さが増大するので、目的を達成でき
る。pn接合40a、40b の形成に当っては、第一半導体層
42上に拡散マスクを兼ねる層間絶縁膜46を形成し、この
膜46に窓周縁が蛇行する窓46a を形成する。そして窓46
a を介し不純物を熱拡散させることにより、第一半導体
層42に第二半導体層44を形成する。不純物は第一半導体
層42表面に沿う方向にも拡散するので、窓周縁の層間絶
縁膜46下側に、蛇行する浅いpn接合を形成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、受光機能及び発光機
能の双方を兼ね備える受発光ダイオード、特に、イメー
ジセンサ及び電子写真方式の露光光源の双方に用いるダ
イオードアレイを構成する場合に用いて好適な受発光ダ
イオードとその製造方法とに関する。
能の双方を兼ね備える受発光ダイオード、特に、イメー
ジセンサ及び電子写真方式の露光光源の双方に用いるダ
イオードアレイを構成する場合に用いて好適な受発光ダ
イオードとその製造方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、プリンタそのほかに
おいて電子写真方式の印刷装置を用いている。この方式
では、感光体ドラムの感光面を帯電器によって一様に帯
電させる。次いで感光面を選択的に露光し、記録対象像
に対応する静電潜像を形成する。感光面の選択露光に当
っては、例えば、露光光源をレーザや発光ダイオード
(Light Emitting Diode、以下LED)としその発光を
画素単位にオン・オフ制御しながら感光面に照射する。
或は、露光光源を蛍光灯や冷陰極管とし光源からの光を
液晶シャッタを介して感光面に照射し液晶シャッタを画
素単位に開閉する。感光面の露光部分では光電現象によ
り電荷が中和されると共に未露光部分では電荷が中和さ
れずにそのまま残存するので、静電潜像ができる。次い
で、帯電させたトナーを感光面上に散布する。トナーは
これとは反対極性に帯電する部分の感光面に選択的に吸
着され、その結果、記録対象像に対応するトナー像がで
きる。次いでトナー像を転写器によって記録紙に転写す
る。然る後、トナー像を記録紙に定着し、記録対象像の
印刷が終了する。
おいて電子写真方式の印刷装置を用いている。この方式
では、感光体ドラムの感光面を帯電器によって一様に帯
電させる。次いで感光面を選択的に露光し、記録対象像
に対応する静電潜像を形成する。感光面の選択露光に当
っては、例えば、露光光源をレーザや発光ダイオード
(Light Emitting Diode、以下LED)としその発光を
画素単位にオン・オフ制御しながら感光面に照射する。
或は、露光光源を蛍光灯や冷陰極管とし光源からの光を
液晶シャッタを介して感光面に照射し液晶シャッタを画
素単位に開閉する。感光面の露光部分では光電現象によ
り電荷が中和されると共に未露光部分では電荷が中和さ
れずにそのまま残存するので、静電潜像ができる。次い
で、帯電させたトナーを感光面上に散布する。トナーは
これとは反対極性に帯電する部分の感光面に選択的に吸
着され、その結果、記録対象像に対応するトナー像がで
きる。次いでトナー像を転写器によって記録紙に転写す
る。然る後、トナー像を記録紙に定着し、記録対象像の
印刷が終了する。
【0003】LEDを静電潜像形成用の露光光源に用い
た印刷装置は高速かつ高解像度で印刷を行なえるという
利点を有し、このような装置として例えば特開昭56−
30154号公報に開示されているものがある。さらに
装置のコスト低減及び小型化を図るため、LEDを静電
潜像形成用の露光光源及び画像読取り用のイメージセン
サの双方に用いる装置(以下、印刷・読取り一体型装
置)も提案されている。このような装置として、例えば
特開昭58−157252号公報に開示されているもの
がある。
た印刷装置は高速かつ高解像度で印刷を行なえるという
利点を有し、このような装置として例えば特開昭56−
30154号公報に開示されているものがある。さらに
装置のコスト低減及び小型化を図るため、LEDを静電
潜像形成用の露光光源及び画像読取り用のイメージセン
サの双方に用いる装置(以下、印刷・読取り一体型装
置)も提案されている。このような装置として、例えば
特開昭58−157252号公報に開示されているもの
がある。
【0004】図26は印刷・読取り一体型装置の構造の
一例を示す要部斜視図であって、記録対象となる原稿像
を読み取るときの様子を示す。同図において、10は配
線基板、12及び14は配線基板10に設けたLEDア
レイ及び制御ICを示す。複数個例えば64個のLED
を配列方向Aに直線的に配列して集積化し、これらLE
DによりLEDアレイ12を構成する。そして各LED
アレイ12のLEDを一直線上に配置するようにして複
数個のLEDアレイ12を一列に並べる。各LEDアレ
イ12に制御IC14を設け、対応するLEDアレイ1
2及び制御IC14を電気接続する。
一例を示す要部斜視図であって、記録対象となる原稿像
を読み取るときの様子を示す。同図において、10は配
線基板、12及び14は配線基板10に設けたLEDア
レイ及び制御ICを示す。複数個例えば64個のLED
を配列方向Aに直線的に配列して集積化し、これらLE
DによりLEDアレイ12を構成する。そして各LED
アレイ12のLEDを一直線上に配置するようにして複
数個のLEDアレイ12を一列に並べる。各LEDアレ
イ12に制御IC14を設け、対応するLEDアレイ1
2及び制御IC14を電気接続する。
【0005】16は透明な原稿載置板(図示せず)上の
所定位置に位置決めした原稿、18及び20は原稿載置
板とLEDアレイ12との間に設けた収束レンズアレイ
及び照明光源を示す。複数個の収束レンズを配列方向A
に直線的に配列してホルダ22に固定し、これら収束レ
ンズにより収束レンズアレイ18を構成する。さらに収
束レンズアレイ18とLEDアレイ12とをこれらの光
軸を一致させるように対向配置し、収束レンズアレイ1
8の両側部に照明光源20を設ける。
所定位置に位置決めした原稿、18及び20は原稿載置
板とLEDアレイ12との間に設けた収束レンズアレイ
及び照明光源を示す。複数個の収束レンズを配列方向A
に直線的に配列してホルダ22に固定し、これら収束レ
ンズにより収束レンズアレイ18を構成する。さらに収
束レンズアレイ18とLEDアレイ12とをこれらの光
軸を一致させるように対向配置し、収束レンズアレイ1
8の両側部に照明光源20を設ける。
【0006】原稿像を読み取るときには、照明光源20
からの光L1を原稿16に照射し、その反射光L2を収
束レンズアレイ18を介しLEDアレイ12に入射す
る。反射光L2は原稿16の濃度に応じた光強度を有し
原稿像を構成する。一方、LEDはpn接合を有するダ
イオードであるので、逆方向電圧を印加した状態でpn
接合に反射光L2を入射すると、pn接合の空乏層にお
いて反射光強度に比例した量の電子或は正孔が励起され
移動する。その結果、pn接合に電流が流れるので、こ
の電流を検出することにより原稿像を電気信号に変換で
きる。
からの光L1を原稿16に照射し、その反射光L2を収
束レンズアレイ18を介しLEDアレイ12に入射す
る。反射光L2は原稿16の濃度に応じた光強度を有し
原稿像を構成する。一方、LEDはpn接合を有するダ
イオードであるので、逆方向電圧を印加した状態でpn
接合に反射光L2を入射すると、pn接合の空乏層にお
いて反射光強度に比例した量の電子或は正孔が励起され
移動する。その結果、pn接合に電流が流れるので、こ
の電流を検出することにより原稿像を電気信号に変換で
きる。
【0007】24は照明光源20とLEDアレイ12と
の間に設けた遮光板を示す。収束レンズアレイ18から
の光L2以外の光がLEDアレイ12に入射しないよう
に、遮光板24を配置する。
の間に設けた遮光板を示す。収束レンズアレイ18から
の光L2以外の光がLEDアレイ12に入射しないよう
に、遮光板24を配置する。
【0008】図27(A)及び(B)はLEDアレイの
要部構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図
27(B)は図27(A)におけるXXVIIB−XXVIIB線に
沿って取った断面を示す。LED26は、pn接合を形
成するn層28及びp層30と、n層28及びp層30
に電気接続するn側電極32及びp側電極34と、n層
28及びp側電極34を電気的に分離しp層30を露出
する窓36aを有する層間絶縁膜36とを備えて成る。
要部構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図
27(B)は図27(A)におけるXXVIIB−XXVIIB線に
沿って取った断面を示す。LED26は、pn接合を形
成するn層28及びp層30と、n層28及びp層30
に電気接続するn側電極32及びp側電極34と、n層
28及びp側電極34を電気的に分離しp層30を露出
する窓36aを有する層間絶縁膜36とを備えて成る。
【0009】LED26は、例えば次のように製造され
る。まず、n層28としてn−GaAsX P1-X ウエハ
を用意し、この層28上に層間絶縁膜36を積層する。
層間絶縁膜36はSiO、SiN或はSiONから成る
透明な膜である。然る後、層間絶縁膜36に窓36aを
形成し、窓36aを介してp層形成領域のn層28を露
出させる。次いで不純物導入技術として封管法を用い、
Znを窓36aを介してn層28中に熱拡散させる。Z
nの拡散領域にp層30が形成される。層間絶縁膜36
はZnを透過しない膜厚或は材質を有し拡散マスクとし
て作用するが、Znはウエハ表面に垂直な方向のみなら
ずウエハ表面に平行な方向にも拡散する。従ってp層3
0は窓36aの内側領域のみならず窓36a周縁の層間
絶縁膜36下側にも形成される。ここでウエハ表面から
pn接合界面に至る深さをpn接合深さと称すれば、窓
36a内側領域にpn接合深さが深いpn接合38aが
形成され、また窓36a周縁にpn接合深さが浅いpn
接合38bが形成される。次いでp層30上にp側電極
34を形成する。さらにn層28のp層30とは反対側
にn側電極32を形成する。
る。まず、n層28としてn−GaAsX P1-X ウエハ
を用意し、この層28上に層間絶縁膜36を積層する。
層間絶縁膜36はSiO、SiN或はSiONから成る
透明な膜である。然る後、層間絶縁膜36に窓36aを
形成し、窓36aを介してp層形成領域のn層28を露
出させる。次いで不純物導入技術として封管法を用い、
Znを窓36aを介してn層28中に熱拡散させる。Z
nの拡散領域にp層30が形成される。層間絶縁膜36
はZnを透過しない膜厚或は材質を有し拡散マスクとし
て作用するが、Znはウエハ表面に垂直な方向のみなら
ずウエハ表面に平行な方向にも拡散する。従ってp層3
0は窓36aの内側領域のみならず窓36a周縁の層間
絶縁膜36下側にも形成される。ここでウエハ表面から
pn接合界面に至る深さをpn接合深さと称すれば、窓
36a内側領域にpn接合深さが深いpn接合38aが
形成され、また窓36a周縁にpn接合深さが浅いpn
接合38bが形成される。次いでp層30上にp側電極
34を形成する。さらにn層28のp層30とは反対側
にn側電極32を形成する。
【0010】次に図28を参照しpn接合深さの設計に
つき説明する。図28はLEDのpn接合深さと発光強
度との関係を示す図である。同図においては、pn接合
深さ(μm)を横軸に及び最大発光強度を1として相対
的に表した発光強度(無次元)を縦軸に取り、GaAs
0.8 P0.2 を用いて発光波長740μmのLEDを製造
した場合の例を示した。
つき説明する。図28はLEDのpn接合深さと発光強
度との関係を示す図である。同図においては、pn接合
深さ(μm)を横軸に及び最大発光強度を1として相対
的に表した発光強度(無次元)を縦軸に取り、GaAs
0.8 P0.2 を用いて発光波長740μmのLEDを製造
した場合の例を示した。
【0011】同図の例では、pn接合深さが約7.5μ
m前後となるときに発光出力強度は最大となり、pn接
合深さがそれよりも浅く或は深くなるにしたがって発光
出力強度は小さくなってゆく。これは次に述べる理由に
依る。すなわち、p層30表層には不純物準位や欠陥準
位が多く、従ってpn接合深さが浅くなるにつれて発光
に寄与する空乏層におけるこれ準位の占有率が大きくな
るからである。また空乏層で発生した光はp層30を伝
搬する間にp層30に吸収され、従ってpn接合深さが
深くなるにつれて光の吸収量が大きくるからである。
m前後となるときに発光出力強度は最大となり、pn接
合深さがそれよりも浅く或は深くなるにしたがって発光
出力強度は小さくなってゆく。これは次に述べる理由に
依る。すなわち、p層30表層には不純物準位や欠陥準
位が多く、従ってpn接合深さが浅くなるにつれて発光
に寄与する空乏層におけるこれ準位の占有率が大きくな
るからである。また空乏層で発生した光はp層30を伝
搬する間にp層30に吸収され、従ってpn接合深さが
深くなるにつれて光の吸収量が大きくるからである。
【0012】一般に、LED26の発光波長は感光体ド
ラムに対して大きな感度が得られる660〜780μm
とされるが、この場合にはpn接合深さを5〜10μm
とすることにより実用上満足できる程度に大きな発光出
力強度が得られる。
ラムに対して大きな感度が得られる660〜780μm
とされるが、この場合にはpn接合深さを5〜10μm
とすることにより実用上満足できる程度に大きな発光出
力強度が得られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】一方、LED26を受
光素子として用いた場合の光電変換特性を実験的に調べ
ると次のようなことがわかる。図29はこの実験結果を
示す図である。同図においては、実験結果とともに図2
7のXXVIIB−XXVIIB線に沿って取ったLED26の要部
断面構造を示す。またXXVIIB−XXVIIB線に沿う方向の位
置Xを実験結果の横軸に、及び走査光を位置Xのp層3
0に照射した場合に生じる光電変換電流を実験結果の縦
軸に取って示す。実験に当っては、発光波長を740n
mに設計したLED26を用い、p層30に比して充分
に微小なスポットサイズを有する走査光を、p層30に
垂直な方向から照射した。そして走査光の波長を550
及び740nmとし、各波長毎に、走査光をXXVIIB−XX
VIIB線に沿って走査し位置Xにおける光電変換電流を測
定した。図中の実線及び点線の曲線が、走査光波長を5
50及び740nmとしたときの実験結果を表す。
光素子として用いた場合の光電変換特性を実験的に調べ
ると次のようなことがわかる。図29はこの実験結果を
示す図である。同図においては、実験結果とともに図2
7のXXVIIB−XXVIIB線に沿って取ったLED26の要部
断面構造を示す。またXXVIIB−XXVIIB線に沿う方向の位
置Xを実験結果の横軸に、及び走査光を位置Xのp層3
0に照射した場合に生じる光電変換電流を実験結果の縦
軸に取って示す。実験に当っては、発光波長を740n
mに設計したLED26を用い、p層30に比して充分
に微小なスポットサイズを有する走査光を、p層30に
垂直な方向から照射した。そして走査光の波長を550
及び740nmとし、各波長毎に、走査光をXXVIIB−XX
VIIB線に沿って走査し位置Xにおける光電変換電流を測
定した。図中の実線及び点線の曲線が、走査光波長を5
50及び740nmとしたときの実験結果を表す。
【0014】図からも理解できるように、走査光の波長
を原稿像読取りに適した可視域の波長例えば550nm
とした場合、光電変換電流はpn接合深さが浅いpn接
合38bにおいて大きくまたpn接合深さが深いpn接
合38aにおいて小さくなる。これに対し走査光の波長
を可視域の波長よりも長い波長例えば740nmとした
場合、光電変換電流は浅いpn接合38b及び深いpn
接合38aの双方において大きくなる。
を原稿像読取りに適した可視域の波長例えば550nm
とした場合、光電変換電流はpn接合深さが浅いpn接
合38bにおいて大きくまたpn接合深さが深いpn接
合38aにおいて小さくなる。これに対し走査光の波長
を可視域の波長よりも長い波長例えば740nmとした
場合、光電変換電流は浅いpn接合38b及び深いpn
接合38aの双方において大きくなる。
【0015】この理由は次のように考えられる。すなわ
ち、可視光は波長が短いのでp層30の比較的浅い領域
までしか到達できず、従って深いpn接合38aに到達
する光の量が非常に少なくなる。その結果、可視光の場
合は深いpn接合38aにおける光電変換量が少なくな
る。これに対し、可視光よりも波長が長い光はp層30
のより深い領域まで到達できるので、深いpn接合38
aに到達する光の量がより多くなる。その結果、波長が
長い光の場合は深いpn接合38aにおける光電変換量
が多くなる。
ち、可視光は波長が短いのでp層30の比較的浅い領域
までしか到達できず、従って深いpn接合38aに到達
する光の量が非常に少なくなる。その結果、可視光の場
合は深いpn接合38aにおける光電変換量が少なくな
る。これに対し、可視光よりも波長が長い光はp層30
のより深い領域まで到達できるので、深いpn接合38
aに到達する光の量がより多くなる。その結果、波長が
長い光の場合は深いpn接合38aにおける光電変換量
が多くなる。
【0016】この点につき図30を参照し、説明する。
図30は入射光波長に対するGaAs0.8 P0.2 の吸収
係数の変化の様子を示す図である。同図の横軸にGaA
s0.8 P0.2 へ入射する光の波長(nm)を示し、縦軸
にGaAs0.8 P0.2 の吸収係数(cm-1)を対数表示
で示す。ここでは、発光波長740nmのLED26を
製造する場合に通常用いるGaAs0.8 P0.2 に着目す
る。
図30は入射光波長に対するGaAs0.8 P0.2 の吸収
係数の変化の様子を示す図である。同図の横軸にGaA
s0.8 P0.2 へ入射する光の波長(nm)を示し、縦軸
にGaAs0.8 P0.2 の吸収係数(cm-1)を対数表示
で示す。ここでは、発光波長740nmのLED26を
製造する場合に通常用いるGaAs0.8 P0.2 に着目す
る。
【0017】GaAs0.8 P0.2 中を距離xだけ進行し
た入射光の光強度Iが入射時点での光強度I0 の37%
(I=(1/e)・I0 )にまで減衰したとすれば、こ
のときの距離xを吸収係数を用いて算出することができ
る。
た入射光の光強度Iが入射時点での光強度I0 の37%
(I=(1/e)・I0 )にまで減衰したとすれば、こ
のときの距離xを吸収係数を用いて算出することができ
る。
【0018】波長550nm前後の入射光に対するGa
As0.8 P0.2 の吸収係数は1×104 〜3×104 c
m-1程度であって(図30参照)、この場合の距離xを
算出すると距離xは0.3〜0.7μm程度である。ま
た波長740nm前後の入射光に対するGaAs0.8 P
0.2 の吸収係数は1×103 〜2×103 cm-1程度で
あって(図30参照)、この場合の距離xを算出すると
距離xは約5〜10μm程度である。これらのことから
も理解できるように、550nm近傍の可視光はGaA
s0.8 P0.2 の極めて浅い表層部分にしか到達できな
い。従って、光電変換を行なえる入射光強度Iの下限
(IMIN.)として、IMIN.=(1/e)・I0 を一応の
目安と考えれば、550nm近傍の可視光はGaAs
0.8 P0.2 表層から0.3〜0.7μm以内の深さに存
在する空乏層でしか、光電変換されないこととなる。
As0.8 P0.2 の吸収係数は1×104 〜3×104 c
m-1程度であって(図30参照)、この場合の距離xを
算出すると距離xは0.3〜0.7μm程度である。ま
た波長740nm前後の入射光に対するGaAs0.8 P
0.2 の吸収係数は1×103 〜2×103 cm-1程度で
あって(図30参照)、この場合の距離xを算出すると
距離xは約5〜10μm程度である。これらのことから
も理解できるように、550nm近傍の可視光はGaA
s0.8 P0.2 の極めて浅い表層部分にしか到達できな
い。従って、光電変換を行なえる入射光強度Iの下限
(IMIN.)として、IMIN.=(1/e)・I0 を一応の
目安と考えれば、550nm近傍の可視光はGaAs
0.8 P0.2 表層から0.3〜0.7μm以内の深さに存
在する空乏層でしか、光電変換されないこととなる。
【0019】このように、LED26の受光機能を担う
のは浅いpn接合38bであるが、従来のLED26に
おいては浅いpn接合38bは窓36a周縁の層間絶縁
膜36下側にしか形成されない。しかも線状の浅いpn
接合38bが矩形状に形成されるのみである。従って浅
いpn接合38bの広さが狭いので、受光感度を大きく
することは難しい。
のは浅いpn接合38bであるが、従来のLED26に
おいては浅いpn接合38bは窓36a周縁の層間絶縁
膜36下側にしか形成されない。しかも線状の浅いpn
接合38bが矩形状に形成されるのみである。従って浅
いpn接合38bの広さが狭いので、受光感度を大きく
することは難しい。
【0020】この発明の目的は上述した従来の問題点を
解決し、受光機能及び発光機能を兼ね備える受発光ダイ
オードであって受光感度を従来よりも高めることのでき
る受発光ダイオード及びその製造方法を提供することに
ある。
解決し、受光機能及び発光機能を兼ね備える受発光ダイ
オードであって受光感度を従来よりも高めることのでき
る受発光ダイオード及びその製造方法を提供することに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的の達成
を図るため、第一発明の受発光ダイオードは、受発光領
域に光電変換用の浅いpn接合と発光用の深いpn接合
とを互いに接して備えて成る受発光ダイオードにおい
て、深いpn接合の広さに対する浅いpn接合の広さを
増大せしめて成ることを特徴とする。
を図るため、第一発明の受発光ダイオードは、受発光領
域に光電変換用の浅いpn接合と発光用の深いpn接合
とを互いに接して備えて成る受発光ダイオードにおい
て、深いpn接合の広さに対する浅いpn接合の広さを
増大せしめて成ることを特徴とする。
【0022】第一発明によれば、深いpn接合の広さを
従来と同程度として比較すれば、浅いpn接合の増分だ
け受発光領域は従来より広くなるが受発光ダイオードの
受光感度を従来より高めることができる。或は、受発光
領域の広さを従来と同程度として比較すれば、浅いpn
接合の増分だけ深いpn接合の広さが従来より減少する
が受発光ダイオードの受光感度を従来より高めることが
できる。好ましくは、深いpn接合の広さを実用上満足
できる発光出力強度が得られる範囲内で減少させつつ浅
いpn接合の広さを増大させるのが良い。
従来と同程度として比較すれば、浅いpn接合の増分だ
け受発光領域は従来より広くなるが受発光ダイオードの
受光感度を従来より高めることができる。或は、受発光
領域の広さを従来と同程度として比較すれば、浅いpn
接合の増分だけ深いpn接合の広さが従来より減少する
が受発光ダイオードの受光感度を従来より高めることが
できる。好ましくは、深いpn接合の広さを実用上満足
できる発光出力強度が得られる範囲内で減少させつつ浅
いpn接合の広さを増大させるのが良い。
【0023】第二発明の受発光ダイオードは第一発明の
好適実施例であって、受発光領域の周縁に蛇行させて浅
いpn接合を設けて成ることを特徴とする。
好適実施例であって、受発光領域の周縁に蛇行させて浅
いpn接合を設けて成ることを特徴とする。
【0024】第二発明によれば、浅いpn接合を蛇行さ
せるので浅いpn接合の広さを従来よりも増大させるこ
とができる。
せるので浅いpn接合の広さを従来よりも増大させるこ
とができる。
【0025】第三発明の受発光ダイオードは第一発明の
好適実施例であって、浅いpn接合を受発光領域の周縁
と受発光領域の周縁よりも内側の領域とに設けて成るこ
とを特徴とする。
好適実施例であって、浅いpn接合を受発光領域の周縁
と受発光領域の周縁よりも内側の領域とに設けて成るこ
とを特徴とする。
【0026】第三発明によれば、受発光領域の周縁より
も内側の領域にも浅いpn接合を設けるので、浅いpn
接合の広さを従来よりも増大させることができる。また
受発光領域の周縁よりも内側の領域にも浅いpn接合を
設けるので、受発光領域の周縁のみに浅いpn接合を設
けていた従来と比較してより精度良く、受発光領域の受
光量を検出できる。
も内側の領域にも浅いpn接合を設けるので、浅いpn
接合の広さを従来よりも増大させることができる。また
受発光領域の周縁よりも内側の領域にも浅いpn接合を
設けるので、受発光領域の周縁のみに浅いpn接合を設
けていた従来と比較してより精度良く、受発光領域の受
光量を検出できる。
【0027】第四発明の受発光ダイオードの製造方法
は、第二発明の受発光ダイオードを製造するに当り、第
一半導体層上に不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜を
形成する工程と、層間絶縁膜に窓周縁を蛇行させた窓を
形成する工程と、第一半導体層に層間絶縁膜の窓を介し
不純物を熱拡散させて、浅いpn接合及び深いpn接合
を形成するための第二半導体層を形成する工程とを含ん
で成ることを特徴とする。
は、第二発明の受発光ダイオードを製造するに当り、第
一半導体層上に不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜を
形成する工程と、層間絶縁膜に窓周縁を蛇行させた窓を
形成する工程と、第一半導体層に層間絶縁膜の窓を介し
不純物を熱拡散させて、浅いpn接合及び深いpn接合
を形成するための第二半導体層を形成する工程とを含ん
で成ることを特徴とする。
【0028】第四発明によれば、層間絶縁膜の窓を介し
不純物を熱拡散させることにより、深いpn接合の形成
と浅いpn接合の形成とを並行して行なえる。深いpn
接合は層間絶縁膜の窓内側領域に形成され、浅いpn接
合は窓周縁の層間絶縁膜下側に形成される。窓周縁を蛇
行させるので、蛇行する浅いpn接合を形成でき従って
浅いpn接合の広さを増大させることができる。しかも
不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜の窓周縁を蛇行さ
せるという単純な設計変更を行なうだけで、蛇行した浅
いpn接合を形成できる。従って製造プロセスの複雑化
を避けつつ浅いpn接合の広さを増大させることができ
る。
不純物を熱拡散させることにより、深いpn接合の形成
と浅いpn接合の形成とを並行して行なえる。深いpn
接合は層間絶縁膜の窓内側領域に形成され、浅いpn接
合は窓周縁の層間絶縁膜下側に形成される。窓周縁を蛇
行させるので、蛇行する浅いpn接合を形成でき従って
浅いpn接合の広さを増大させることができる。しかも
不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜の窓周縁を蛇行さ
せるという単純な設計変更を行なうだけで、蛇行した浅
いpn接合を形成できる。従って製造プロセスの複雑化
を避けつつ浅いpn接合の広さを増大させることができ
る。
【0029】第四発明の実施に当り、熱拡散を行なった
後に浅いpn接合を覆う部分の層間絶縁膜を選択的に除
去するようにしても良いが、この選択除去を省略し製造
プロセスを簡単化するためには、層間絶縁膜を受光すべ
き光に対し透明な膜とするのが好適である。
後に浅いpn接合を覆う部分の層間絶縁膜を選択的に除
去するようにしても良いが、この選択除去を省略し製造
プロセスを簡単化するためには、層間絶縁膜を受光すべ
き光に対し透明な膜とするのが好適である。
【0030】第五発明の受発光ダイオードの製造方法
は、第三発明の受発光ダイオードを製造するに当り、第
一半導体層上に不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜を
形成する工程と、層間絶縁膜に窓を形成する工程と、層
間絶縁膜の窓内側領域の第一半導体層上に不純物阻止膜
を形成する工程と、第一半導体層に層間絶縁膜の窓及び
不純物阻止膜を介し不純物を熱拡散させ、浅いpn接合
及び深いpn接合を形成するための第二半導体層を形成
する工程とを含んで成ることを特徴とする。
は、第三発明の受発光ダイオードを製造するに当り、第
一半導体層上に不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜を
形成する工程と、層間絶縁膜に窓を形成する工程と、層
間絶縁膜の窓内側領域の第一半導体層上に不純物阻止膜
を形成する工程と、第一半導体層に層間絶縁膜の窓及び
不純物阻止膜を介し不純物を熱拡散させ、浅いpn接合
及び深いpn接合を形成するための第二半導体層を形成
する工程とを含んで成ることを特徴とする。
【0031】第五発明によれば、層間絶縁膜の窓及び不
純物阻止膜を介し不純物を熱拡散させることにより、深
いpn接合の形成と浅いpn接合の形成とを並行して行
なえる。深いpn接合は層間絶縁膜の窓内側領域であっ
て不純物阻止膜を形成していない領域に形成され、浅い
pn接合はこの窓周縁の層間絶縁膜下側と不純物阻止膜
下側とに形成される。
純物阻止膜を介し不純物を熱拡散させることにより、深
いpn接合の形成と浅いpn接合の形成とを並行して行
なえる。深いpn接合は層間絶縁膜の窓内側領域であっ
て不純物阻止膜を形成していない領域に形成され、浅い
pn接合はこの窓周縁の層間絶縁膜下側と不純物阻止膜
下側とに形成される。
【0032】第五発明の実施に当り、層間絶縁膜の窓形
成と不純物阻止膜の形成とを個別に行なっても良いが、
製造プロセスを簡単化するためには、層間絶縁膜の窓を
形成するのと並行して窓内側領域の層間絶縁膜を任意好
適な形状にエッチング加工しこの加工した層間絶縁膜を
不純物阻止膜として用いるのが好適である。
成と不純物阻止膜の形成とを個別に行なっても良いが、
製造プロセスを簡単化するためには、層間絶縁膜の窓を
形成するのと並行して窓内側領域の層間絶縁膜を任意好
適な形状にエッチング加工しこの加工した層間絶縁膜を
不純物阻止膜として用いるのが好適である。
【0033】また第五発明の実施に当り、熱拡散を行な
った後に浅いpn接合を覆う部分の層間絶縁膜及び不純
物阻止膜を選択的に除去するようにしても良いが、これ
らの選択除去を省略し製造プロセスを簡単化するために
は、層間絶縁膜及び不純物阻止膜をそれぞれ受光すべき
光に対し透明な膜とするのが好適である。
った後に浅いpn接合を覆う部分の層間絶縁膜及び不純
物阻止膜を選択的に除去するようにしても良いが、これ
らの選択除去を省略し製造プロセスを簡単化するために
は、層間絶縁膜及び不純物阻止膜をそれぞれ受光すべき
光に対し透明な膜とするのが好適である。
【0034】第六発明の受発光ダイオードの製造方法
は、第三発明の受発光ダイオードを製造するに当り、第
一半導体層上に第一不純物導入マスクを形成する工程
と、第一不純物導入マスクに第一窓を形成する工程と、
第一半導体層に第一窓を介し不純物を導入して深いpn
接合を形成するための第二半導体層を形成し、然る後、
第一不純物導入マスクを除去する工程と、第一及び第二
半導体層上に第二不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜
を形成する工程と、深いpn接合を形成するための第二
半導体層の周縁に隣接する領域の第一半導体層を露出す
る第二窓を層間絶縁膜に形成する工程と、第一半導体層
に第二窓を介し不純物を導入して、浅いpn接合を形成
するための第二半導体層を形成する工程とを含んで成る
ことを特徴とする。不純物導入技術として熱拡散、イオ
ン注入そのほかの任意好適な技術を用いることができ
る。
は、第三発明の受発光ダイオードを製造するに当り、第
一半導体層上に第一不純物導入マスクを形成する工程
と、第一不純物導入マスクに第一窓を形成する工程と、
第一半導体層に第一窓を介し不純物を導入して深いpn
接合を形成するための第二半導体層を形成し、然る後、
第一不純物導入マスクを除去する工程と、第一及び第二
半導体層上に第二不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜
を形成する工程と、深いpn接合を形成するための第二
半導体層の周縁に隣接する領域の第一半導体層を露出す
る第二窓を層間絶縁膜に形成する工程と、第一半導体層
に第二窓を介し不純物を導入して、浅いpn接合を形成
するための第二半導体層を形成する工程とを含んで成る
ことを特徴とする。不純物導入技術として熱拡散、イオ
ン注入そのほかの任意好適な技術を用いることができ
る。
【0035】第六発明によれば、第二窓を介し露出する
第一半導体層を広げるのに応じて、浅いpn接合の広さ
を増大させることができる。
第一半導体層を広げるのに応じて、浅いpn接合の広さ
を増大させることができる。
【0036】第七発明の受発光ダイオードの製造方法
は、第三発明の受発光ダイオードを製造するに当り、不
純物導入マスクを兼ねる下側層間絶縁膜及び上側層間絶
縁膜を順次に、第一半導体層上に形成する工程と、上側
層間絶縁膜に第一窓を形成する工程と、第一窓の内側領
域の下側層間絶縁膜を一部残存させて、当該領域の下側
層間絶縁膜に第二窓を形成する工程と、第一窓及び第二
窓を介し第一半導体層に不純物を導入して、浅いpn接
合及び深いpn接合を形成するための第二半導体層を形
成する工程とを含んで成ることを特徴とする。不純物導
入技術として熱拡散、イオン注入そのほかの任意好適な
技術を用いることができる。
は、第三発明の受発光ダイオードを製造するに当り、不
純物導入マスクを兼ねる下側層間絶縁膜及び上側層間絶
縁膜を順次に、第一半導体層上に形成する工程と、上側
層間絶縁膜に第一窓を形成する工程と、第一窓の内側領
域の下側層間絶縁膜を一部残存させて、当該領域の下側
層間絶縁膜に第二窓を形成する工程と、第一窓及び第二
窓を介し第一半導体層に不純物を導入して、浅いpn接
合及び深いpn接合を形成するための第二半導体層を形
成する工程とを含んで成ることを特徴とする。不純物導
入技術として熱拡散、イオン注入そのほかの任意好適な
技術を用いることができる。
【0037】第七発明によれば、下側層間絶縁膜の膜厚
を厚くするにしたがって或は下側層間絶縁膜の材質を任
意好適に選択することによって、不純物の導入深さを浅
くすることができる。従って第一及び第二窓を介し不純
物を導入することにより、下側層間絶縁膜で覆われてい
ない第二窓内側領域に深いpn接合を形成しつつ、下側
層間絶縁膜で覆われている第一窓内側領域に浅いpn接
合を形成することができる。しかも第二窓を介し露出す
る下側層間絶縁膜を広げるのに応じて、浅いpn接合の
広さを増大させることができる。
を厚くするにしたがって或は下側層間絶縁膜の材質を任
意好適に選択することによって、不純物の導入深さを浅
くすることができる。従って第一及び第二窓を介し不純
物を導入することにより、下側層間絶縁膜で覆われてい
ない第二窓内側領域に深いpn接合を形成しつつ、下側
層間絶縁膜で覆われている第一窓内側領域に浅いpn接
合を形成することができる。しかも第二窓を介し露出す
る下側層間絶縁膜を広げるのに応じて、浅いpn接合の
広さを増大させることができる。
【0038】第八発明の受発光ダイオードの製造方法
は、第三発明の受発光ダイオードを製造するに当り、第
一半導体層上に不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜を
形成する工程と、層間絶縁膜に窓を形成する工程と、第
一半導体層に層間絶縁膜の窓を介し不純物を導入し、深
いpn接合を形成するための第二半導体層を形成する工
程と、第二半導体層を部分的にエッチング防止膜で覆う
工程と、第二半導体層をエッチング防止膜を介しエッチ
ングして第二半導体層の層厚を部分的に薄くし、浅いp
n接合を形成するための層厚の薄い第二半導体層を形成
する工程とを含んで成ることを特徴とする。
は、第三発明の受発光ダイオードを製造するに当り、第
一半導体層上に不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜を
形成する工程と、層間絶縁膜に窓を形成する工程と、第
一半導体層に層間絶縁膜の窓を介し不純物を導入し、深
いpn接合を形成するための第二半導体層を形成する工
程と、第二半導体層を部分的にエッチング防止膜で覆う
工程と、第二半導体層をエッチング防止膜を介しエッチ
ングして第二半導体層の層厚を部分的に薄くし、浅いp
n接合を形成するための層厚の薄い第二半導体層を形成
する工程とを含んで成ることを特徴とする。
【0039】第八発明によれば、第二半導体層をエッチ
ング防止膜で覆わない領域を広げるのに応じて、浅いp
n接合の広さを増大させることができる。
ング防止膜で覆わない領域を広げるのに応じて、浅いp
n接合の広さを増大させることができる。
【0040】
【実施例】以下、図面を参照し、発明の実施例につき説
明する。尚、図面は発明が理解できる程度に概略的に示
してあるにすぎず、従って発明を図示例に限定するもの
ではない。
明する。尚、図面は発明が理解できる程度に概略的に示
してあるにすぎず、従って発明を図示例に限定するもの
ではない。
【0041】まず第一発明の好適実施例として第二発明
の実施例につき説明する。図1及び図2は第二発明の実
施例の構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、
図2は図1のII−II線に沿って取った断面を示す。
の実施例につき説明する。図1及び図2は第二発明の実
施例の構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、
図2は図1のII−II線に沿って取った断面を示す。
【0042】この実施例の受発光ダイオードは、受発光
領域40に光電変換用の浅いpn接合40aと発光用の
深いpn接合40bとを互いに接して備え、深いpn接
合40bの広さに対する浅いpn接合40aの広さを増
大せしめて成る。
領域40に光電変換用の浅いpn接合40aと発光用の
深いpn接合40bとを互いに接して備え、深いpn接
合40bの広さに対する浅いpn接合40aの広さを増
大せしめて成る。
【0043】この実施例では、受発光領域40を画素1
個分の受光及び発光を行なう領域とする。そして浅いp
n接合40aを受発光領域40の周縁に蛇行させて設け
ることにより、画素1個分の受発光領域40における浅
いpn接合40aの広さを増大させる。浅いpn接合4
0aが光電変換の機能を担い、深いpn接合40bが発
光の機能を担う。
個分の受光及び発光を行なう領域とする。そして浅いp
n接合40aを受発光領域40の周縁に蛇行させて設け
ることにより、画素1個分の受発光領域40における浅
いpn接合40aの広さを増大させる。浅いpn接合4
0aが光電変換の機能を担い、深いpn接合40bが発
光の機能を担う。
【0044】第一半導体層42例えばn−GaAsP基
板の一方の側の表層に第二半導体層44例えばp−Ga
AsP層を設け、これら半導体層42及び44によりp
n接合40a、40bを構成する。そして第一半導体層
42の一方の側の表層上に層間絶縁膜46及びp側電極
48を順次に設ける。層間絶縁膜46の窓46aを介
し、p側電極48及び第二半導体層44を電気接続す
る。層間絶縁膜46は1層構造の膜例えばSiN膜、S
iO膜或はSiON膜、又は多層構造の膜例えば第一半
導体層42上に順次に設けたSiN膜及びSiON膜か
ら成る2層構造の膜である。p側電極48はAl電極で
ある。そして第一半導体層42の他方の側にこの層42
と電気接続するn側電極50を設ける。
板の一方の側の表層に第二半導体層44例えばp−Ga
AsP層を設け、これら半導体層42及び44によりp
n接合40a、40bを構成する。そして第一半導体層
42の一方の側の表層上に層間絶縁膜46及びp側電極
48を順次に設ける。層間絶縁膜46の窓46aを介
し、p側電極48及び第二半導体層44を電気接続す
る。層間絶縁膜46は1層構造の膜例えばSiN膜、S
iO膜或はSiON膜、又は多層構造の膜例えば第一半
導体層42上に順次に設けたSiN膜及びSiON膜か
ら成る2層構造の膜である。p側電極48はAl電極で
ある。そして第一半導体層42の他方の側にこの層42
と電気接続するn側電極50を設ける。
【0045】次に第四発明の実施例として図1の受発光
ダイオードの製造工程につき説明する。図3(A)〜
(C)は第四発明の主要な製造工程段階を概略的に示す
断面図であって、図3の各図は図2の断面に対応する断
面を示す。
ダイオードの製造工程につき説明する。図3(A)〜
(C)は第四発明の主要な製造工程段階を概略的に示す
断面図であって、図3の各図は図2の断面に対応する断
面を示す。
【0046】まず、第一半導体層42上に不純物導入マ
スクを兼ねる層間絶縁膜46を形成する。この実施例で
は、受発光ダイオードの発光波長を感光体ドラムに対し
て大きな感度が得られる波長例えば740nm前後の波
長とするために、n−GaAs0.8 P0.2 基板を第一半
導体層42として用意する。そしてこの層42上に、不
純物を実質的に透過しない層間絶縁膜46を積層する
(図3(A))。層間絶縁膜46は受光すべき光例えば
550nm前後の波長の可視光に対し透明な膜であっ
て、このような層間絶縁膜42としてSiN膜、SiO
膜或はSiON膜を積層する。層間絶縁膜42は一層構
造及び多層構造の膜のいずれでも良いが、ここでは一層
構造の膜とする。
スクを兼ねる層間絶縁膜46を形成する。この実施例で
は、受発光ダイオードの発光波長を感光体ドラムに対し
て大きな感度が得られる波長例えば740nm前後の波
長とするために、n−GaAs0.8 P0.2 基板を第一半
導体層42として用意する。そしてこの層42上に、不
純物を実質的に透過しない層間絶縁膜46を積層する
(図3(A))。層間絶縁膜46は受光すべき光例えば
550nm前後の波長の可視光に対し透明な膜であっ
て、このような層間絶縁膜42としてSiN膜、SiO
膜或はSiON膜を積層する。層間絶縁膜42は一層構
造及び多層構造の膜のいずれでも良いが、ここでは一層
構造の膜とする。
【0047】次に、層間絶縁膜46に窓周縁を蛇行させ
た窓46aを形成する。この実施例では、フォトリソ及
びエッチング技術を用い、窓形成予定領域51の層間絶
縁膜46を選択的に除去して窓46aを形成する(図3
(B))。窓46a周縁を折れ線或は曲線状に蛇行させ
る(図1参照)。また窓形成予定領域51の第一半導体
層42を窓46aを介し露出させる。
た窓46aを形成する。この実施例では、フォトリソ及
びエッチング技術を用い、窓形成予定領域51の層間絶
縁膜46を選択的に除去して窓46aを形成する(図3
(B))。窓46a周縁を折れ線或は曲線状に蛇行させ
る(図1参照)。また窓形成予定領域51の第一半導体
層42を窓46aを介し露出させる。
【0048】次に、第一半導体層42に、層間絶縁膜4
6の窓46aを介して不純物を選択的に熱拡散させて、
浅いpn接合40a及び深いpn接合40bを形成する
ための第二半導体層44を形成する。この実施例では、
不純物としてZnを拡散させ、窓46aを介し露出する
窓形成予定領域51の第一半導体層42に深いpn接合
40bを形成すると共に、この窓46a周縁の層間絶縁
膜46下側に浅いpn接合40aを形成する(図3
(C))。
6の窓46aを介して不純物を選択的に熱拡散させて、
浅いpn接合40a及び深いpn接合40bを形成する
ための第二半導体層44を形成する。この実施例では、
不純物としてZnを拡散させ、窓46aを介し露出する
窓形成予定領域51の第一半導体層42に深いpn接合
40bを形成すると共に、この窓46a周縁の層間絶縁
膜46下側に浅いpn接合40aを形成する(図3
(C))。
【0049】熱拡散によれば、不純物は第一半導体層4
2表面に垂直な方向のみならず第一半導体層42表面に
沿う方向にも拡散し、従って層間絶縁膜46が不純物を
透過しなくとも不純物を窓46a周縁の層間絶縁膜46
下側にも拡散させることができる。この層間絶縁膜46
下側における不純物の拡散深さは窓46aから遠ざかる
にしたがって浅くなる。従って窓46から露出する第一
半導体層42での拡散深さが深くなるように、拡散条件
例えば拡散時間や拡散温度を定めて拡散を行なっても、
層間絶縁膜46下側での拡散深さを浅くすることができ
る。これがため、第一半導体層42表層からpn接合界
面に至る距離(接合深さ)の深いpn接合40bを形成
するのと並行して、接合深さの浅いpn接合40aを形
成できる。
2表面に垂直な方向のみならず第一半導体層42表面に
沿う方向にも拡散し、従って層間絶縁膜46が不純物を
透過しなくとも不純物を窓46a周縁の層間絶縁膜46
下側にも拡散させることができる。この層間絶縁膜46
下側における不純物の拡散深さは窓46aから遠ざかる
にしたがって浅くなる。従って窓46から露出する第一
半導体層42での拡散深さが深くなるように、拡散条件
例えば拡散時間や拡散温度を定めて拡散を行なっても、
層間絶縁膜46下側での拡散深さを浅くすることができ
る。これがため、第一半導体層42表層からpn接合界
面に至る距離(接合深さ)の深いpn接合40bを形成
するのと並行して、接合深さの浅いpn接合40aを形
成できる。
【0050】第一半導体層42としてn−GaAs0.8
P0.2 基板を用いた場合は、接合深さが5〜10μm程
度の深いpn接合40bを形成することにより、受発光
ダイオードの発光出力強度を大きくすることができる。
550nm前後の波長の可視光に対しては、接合深さが
例えば0.3〜0.7μm程度以下の浅いpn接合40
aにおいて、効率良く光電変換を行なえる。
P0.2 基板を用いた場合は、接合深さが5〜10μm程
度の深いpn接合40bを形成することにより、受発光
ダイオードの発光出力強度を大きくすることができる。
550nm前後の波長の可視光に対しては、接合深さが
例えば0.3〜0.7μm程度以下の浅いpn接合40
aにおいて、効率良く光電変換を行なえる。
【0051】次に、第二半導体層44と電気接続するp
側電極48を形成する。さらに第一半導体層42と電気
接続するn側電極50を形成し、受発光ダイオードを完
成する(図1及び図2参照)。
側電極48を形成する。さらに第一半導体層42と電気
接続するn側電極50を形成し、受発光ダイオードを完
成する(図1及び図2参照)。
【0052】この実施例によれば、不純物導入マスクを
兼ねる層間絶縁膜46の窓周縁を蛇行させるという単純
な設計変更を行なうだけで、浅いpn接合40aの広さ
を増大させることができる。また層間絶縁膜46を受光
すべき光に対し透明な膜とするので、浅いpn接合40
aを覆う部分の層間絶縁膜46を除去する工程を省略で
きる。しかも熱拡散により浅いpn接合40a及び深い
pn接合40bを並行して形成できるので、製造プロセ
スを簡略化して製造コストの増加を抑えつつ浅いpn接
合40aを増大させることができる。
兼ねる層間絶縁膜46の窓周縁を蛇行させるという単純
な設計変更を行なうだけで、浅いpn接合40aの広さ
を増大させることができる。また層間絶縁膜46を受光
すべき光に対し透明な膜とするので、浅いpn接合40
aを覆う部分の層間絶縁膜46を除去する工程を省略で
きる。しかも熱拡散により浅いpn接合40a及び深い
pn接合40bを並行して形成できるので、製造プロセ
スを簡略化して製造コストの増加を抑えつつ浅いpn接
合40aを増大させることができる。
【0053】図4(A)及び(B)は浅いpn接合の最
小接合深さJm の説明に供する断面図であって、図1の
IV−IV線に沿って取った断面を示す。
小接合深さJm の説明に供する断面図であって、図1の
IV−IV線に沿って取った断面を示す。
【0054】浅いpn接合40aは第一半導体層42表
面に沿う方向における不純物の拡散(以下、サイド拡散
と称す)によって形成される。従って層間絶縁膜46の
幅Wが狭過ぎると、浅いpn接合40aの最小接合深さ
Jm が深くなって光電変換を効率良く行なえなくなる。
幅Wは層間絶縁膜46の側壁面46a1、46a2の離
間距離である(これら側壁面は窓46の壁面でもあ
る)。
面に沿う方向における不純物の拡散(以下、サイド拡散
と称す)によって形成される。従って層間絶縁膜46の
幅Wが狭過ぎると、浅いpn接合40aの最小接合深さ
Jm が深くなって光電変換を効率良く行なえなくなる。
幅Wは層間絶縁膜46の側壁面46a1、46a2の離
間距離である(これら側壁面は窓46の壁面でもあ
る)。
【0055】ここで、一方の側壁面46a1から層間絶
縁膜46下側へサイド拡散した不純物の拡散距離を
JS1、また他方の側壁面46a2から層間絶縁膜46下
側へサイド拡散した不純物の拡散距離をJS2と表す。幅
Wが拡散距離JS1及びJS2の和よりも小さくなるにした
がって、一方及び他方の側壁面46a1及び46a2か
らのサイド拡散により形成される不純物拡散領域の重な
り部分が大きくなり、その結果、最小接合深さJm が深
くなる(図4(B))。受光波長を550nm前後の波
長とした場合、上述したように接合深さが0.3〜0.
7μm程度以下の浅いpn接合40aにおいて、効率良
く光電変換を行なえる。この場合には、最小接合深さJ
m が0.3〜0.7μm以下となるように幅Wを定めれ
ば良い。
縁膜46下側へサイド拡散した不純物の拡散距離を
JS1、また他方の側壁面46a2から層間絶縁膜46下
側へサイド拡散した不純物の拡散距離をJS2と表す。幅
Wが拡散距離JS1及びJS2の和よりも小さくなるにした
がって、一方及び他方の側壁面46a1及び46a2か
らのサイド拡散により形成される不純物拡散領域の重な
り部分が大きくなり、その結果、最小接合深さJm が深
くなる(図4(B))。受光波長を550nm前後の波
長とした場合、上述したように接合深さが0.3〜0.
7μm程度以下の浅いpn接合40aにおいて、効率良
く光電変換を行なえる。この場合には、最小接合深さJ
m が0.3〜0.7μm以下となるように幅Wを定めれ
ば良い。
【0056】一方、幅Wを拡散距離JS1及びJS2の和と
等しいかこれらの和より大きくしたとき浅いpn接合4
0aの最小接合深さJm を実質的に零とすることができ
る(図4(A))。浅いpn接合40aの接合深さが
0.3〜0.7μm以下となる領域L(図4(A)中、
点線の丸で囲む領域)は、層間絶縁膜46の側壁面と交
差する方向Yにおける幅が微小な線状領域となる。しか
し浅いpn接合40aを蛇行させて形成することによ
り、浅いpn接合40aの全長を長くすることができ従
って浅いpn接合40aの広さを従来よりも広くするこ
とができる。
等しいかこれらの和より大きくしたとき浅いpn接合4
0aの最小接合深さJm を実質的に零とすることができ
る(図4(A))。浅いpn接合40aの接合深さが
0.3〜0.7μm以下となる領域L(図4(A)中、
点線の丸で囲む領域)は、層間絶縁膜46の側壁面と交
差する方向Yにおける幅が微小な線状領域となる。しか
し浅いpn接合40aを蛇行させて形成することによ
り、浅いpn接合40aの全長を長くすることができ従
って浅いpn接合40aの広さを従来よりも広くするこ
とができる。
【0057】尚、GaAsPにZnを熱拡散させた場
合、拡散距離JS1及びJS2は、第一半導体層42表面に
垂直な方向における不純物の拡散距離(拡散深さ)Jd
の約1.3倍であることが経験的に知られている。上述
したようにGaAs0.8 P0.2を用いた場合、発光出力
強度を大きくするためには拡散深さJd を5〜10μm
程度として深いpn接合40bを形成すれば良い。従っ
て拡散深さJd を例えば5μmとすればサイド拡散距離
JS1及びJS2は6.5μm程度となる。
合、拡散距離JS1及びJS2は、第一半導体層42表面に
垂直な方向における不純物の拡散距離(拡散深さ)Jd
の約1.3倍であることが経験的に知られている。上述
したようにGaAs0.8 P0.2を用いた場合、発光出力
強度を大きくするためには拡散深さJd を5〜10μm
程度として深いpn接合40bを形成すれば良い。従っ
て拡散深さJd を例えば5μmとすればサイド拡散距離
JS1及びJS2は6.5μm程度となる。
【0058】次に第一発明の好適実施例として第三発明
の第一実施例につき説明する。図5及び図6は第三発明
の第一実施例の構成を概略的に示す平面図及び断面図で
あって、図6は図5のVI−VI線に沿って取った断面を示
す。
の第一実施例につき説明する。図5及び図6は第三発明
の第一実施例の構成を概略的に示す平面図及び断面図で
あって、図6は図5のVI−VI線に沿って取った断面を示
す。
【0059】この実施例の受発光ダイオードは、受発光
領域52に光電変換用の浅いpn接合52aと発光用の
深いpn接合52bとを互いに接して備え、深いpn接
合52bの広さに対する浅いpn接合52aの広さを増
大せしめて成る。
領域52に光電変換用の浅いpn接合52aと発光用の
深いpn接合52bとを互いに接して備え、深いpn接
合52bの広さに対する浅いpn接合52aの広さを増
大せしめて成る。
【0060】この実施例では、受発光領域52を画素1
個分の受光及び発光を行なうための領域とする。そして
浅いpn接合52aを受発光領域52の周縁sとこの周
縁tよりも内側の領域tとに設けることによって、画素
1個分の受発光領域52における浅いpn接合52aの
広さを増大させる。浅いpn接合52aが光電変換の機
能を担い、深いpn接合52bが発光の機能を担う。
個分の受光及び発光を行なうための領域とする。そして
浅いpn接合52aを受発光領域52の周縁sとこの周
縁tよりも内側の領域tとに設けることによって、画素
1個分の受発光領域52における浅いpn接合52aの
広さを増大させる。浅いpn接合52aが光電変換の機
能を担い、深いpn接合52bが発光の機能を担う。
【0061】そして第一半導体層54及び第二半導体層
56によりpn接合52a、52bを構成する。第一半
導体層54はn−GaAsP基板、第二半導体層56は
p−GaAsP層である。第一半導体層54の一方の側
の表層に第二半導体層56を設け、さらにこの一方の側
の表層上に層間絶縁膜58及びp側電極60を順次に設
ける。層間絶縁膜58は第二半導体層56を露出する窓
58aを有し、この窓58aを介しp側電極60及び第
二半導体層56を電気接続する。また第一半導体層54
の他方の側にこの層54と電気接続するn側電極62を
設ける。
56によりpn接合52a、52bを構成する。第一半
導体層54はn−GaAsP基板、第二半導体層56は
p−GaAsP層である。第一半導体層54の一方の側
の表層に第二半導体層56を設け、さらにこの一方の側
の表層上に層間絶縁膜58及びp側電極60を順次に設
ける。層間絶縁膜58は第二半導体層56を露出する窓
58aを有し、この窓58aを介しp側電極60及び第
二半導体層56を電気接続する。また第一半導体層54
の他方の側にこの層54と電気接続するn側電極62を
設ける。
【0062】次に第五発明の実施例として図4の受発光
ダイオードの製造工程につき説明する。図7(A)〜
(C)は第五発明の主要な製造工程段階を概略的に示す
断面図であって、図7の各図は図6の断面に対応する断
面を示す。
ダイオードの製造工程につき説明する。図7(A)〜
(C)は第五発明の主要な製造工程段階を概略的に示す
断面図であって、図7の各図は図6の断面に対応する断
面を示す。
【0063】まず、第一半導体層54上に不純物導入マ
スクを兼ねる層間絶縁膜58を形成する。この実施例で
は、第一半導体層54としてn−GaAs0.8 P0.2 基
板を用意し、この層54上に、不純物を実質的に透過し
ない層間絶縁膜58を積層する(図7(A))。層間絶
縁膜58としてSiN膜、SiO膜或はSiON膜を積
層する。層間絶縁膜58は一層構造及び多層構造の膜の
いずれでも良いが、ここでは一層構造の膜とする。
スクを兼ねる層間絶縁膜58を形成する。この実施例で
は、第一半導体層54としてn−GaAs0.8 P0.2 基
板を用意し、この層54上に、不純物を実質的に透過し
ない層間絶縁膜58を積層する(図7(A))。層間絶
縁膜58としてSiN膜、SiO膜或はSiON膜を積
層する。層間絶縁膜58は一層構造及び多層構造の膜の
いずれでも良いが、ここでは一層構造の膜とする。
【0064】次に、層間絶縁膜58に窓58aを形成す
ると共にこの窓58aの内側領域62の第一半導体層5
4上に不純物阻止膜64を形成する。この実施例では、
フォトリソ及びエッチング技術を用いて、窓形成予定領
域66の層間絶縁膜58を選択的にエッチングすること
により、窓58aの形成と不純物阻止膜64の形成とを
並行して行なう(図7(A)〜図7(B))。この際、
窓形成予定領域66の層間絶縁膜58を部分的に残存さ
せるようにエッチングし、層間絶縁膜58の残存部分か
ら成る不純物阻止膜64を形成する。このようにエッチ
ングを行なうことにより、窓形成予定領域66の第一半
導体層54を露出する窓58aとこの窓58aの内側領
域62に位置する不純物阻止膜64とを並行して形成で
きる。
ると共にこの窓58aの内側領域62の第一半導体層5
4上に不純物阻止膜64を形成する。この実施例では、
フォトリソ及びエッチング技術を用いて、窓形成予定領
域66の層間絶縁膜58を選択的にエッチングすること
により、窓58aの形成と不純物阻止膜64の形成とを
並行して行なう(図7(A)〜図7(B))。この際、
窓形成予定領域66の層間絶縁膜58を部分的に残存さ
せるようにエッチングし、層間絶縁膜58の残存部分か
ら成る不純物阻止膜64を形成する。このようにエッチ
ングを行なうことにより、窓形成予定領域66の第一半
導体層54を露出する窓58aとこの窓58aの内側領
域62に位置する不純物阻止膜64とを並行して形成で
きる。
【0065】次に、第一半導体層54に層間絶縁膜58
の窓58a及び不純物阻止膜64を介し不純物を熱拡散
させ、浅いpn接合52a及び深いpn接合52bを形
成するための第二半導体層56を形成する。この実施例
では、不純物としてZnを拡散させ、深いpn接合52
bを、不純物阻止膜64で覆われずに窓58aから露出
する第一半導体層54に形成すると共に、浅いpn接合
52aを、層間絶縁膜64下側と窓58a周縁の層間絶
縁膜58下側とに形成する。
の窓58a及び不純物阻止膜64を介し不純物を熱拡散
させ、浅いpn接合52a及び深いpn接合52bを形
成するための第二半導体層56を形成する。この実施例
では、不純物としてZnを拡散させ、深いpn接合52
bを、不純物阻止膜64で覆われずに窓58aから露出
する第一半導体層54に形成すると共に、浅いpn接合
52aを、層間絶縁膜64下側と窓58a周縁の層間絶
縁膜58下側とに形成する。
【0066】次に、第二半導体層56と電気接続するp
側電極60を形成する。さらに第一半導体層54と電気
接続するn側電極62を形成し、受発光ダイオードを完
成する(図5及び図6)。
側電極60を形成する。さらに第一半導体層54と電気
接続するn側電極62を形成し、受発光ダイオードを完
成する(図5及び図6)。
【0067】この実施例によれば、層間絶縁膜58をエ
ッチングして窓58a及び不純物阻止膜64を形成する
際に用いるエッチングマスクを単純に設計変更するだけ
で、浅いpn接合52aの広さを増大させることができ
る。また層間絶縁膜58を受光すべき光に対し透明な膜
としこの層間絶縁膜58を用いて不純物阻止膜64を形
成するので、浅いpn接合52aを覆う部分の層間絶縁
膜58及び不純物阻止膜64を除去する工程を省略でき
る。しかも熱拡散により浅いpn接合52a及び深いp
n接合52bを並行して形成できるので、製造プロセス
を簡略化して製造コストの増加を抑えることができる。
ッチングして窓58a及び不純物阻止膜64を形成する
際に用いるエッチングマスクを単純に設計変更するだけ
で、浅いpn接合52aの広さを増大させることができ
る。また層間絶縁膜58を受光すべき光に対し透明な膜
としこの層間絶縁膜58を用いて不純物阻止膜64を形
成するので、浅いpn接合52aを覆う部分の層間絶縁
膜58及び不純物阻止膜64を除去する工程を省略でき
る。しかも熱拡散により浅いpn接合52a及び深いp
n接合52bを並行して形成できるので、製造プロセス
を簡略化して製造コストの増加を抑えることができる。
【0068】図8及び図9は第三発明の第二実施例の構
成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図9は図
8のIX−IX線に沿って取った断面を示す。
成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図9は図
8のIX−IX線に沿って取った断面を示す。
【0069】上述した第三発明の第一実施例では、受発
光領域52の周縁sよりも内側の領域tに設けた浅いp
n接合52aを、一方の方向に細長く延のびている閉ル
ープ形状例えば長方形形状と成し、複数個の閉ループ状
の浅いpn接合52aを並列させて内側領域tに設けた
が、この実施例では、内側領域tの浅いpn接合52a
を、直交する一方及び他方の方向にほぼ等距離に延びて
いる閉ループ形状例えば正方形形状と成し、1個の閉ル
ープ状の浅いpn接合52aを内側領域tの中央部に設
ける。
光領域52の周縁sよりも内側の領域tに設けた浅いp
n接合52aを、一方の方向に細長く延のびている閉ル
ープ形状例えば長方形形状と成し、複数個の閉ループ状
の浅いpn接合52aを並列させて内側領域tに設けた
が、この実施例では、内側領域tの浅いpn接合52a
を、直交する一方及び他方の方向にほぼ等距離に延びて
いる閉ループ形状例えば正方形形状と成し、1個の閉ル
ープ状の浅いpn接合52aを内側領域tの中央部に設
ける。
【0070】この実施例の受発光ダイオードの製造は、
第三発明の第一実施例と同様に行なえば良い。第8図に
おいて例えば窓領域58a及び不純物阻止膜64の平面
形状を正方形、不純物阻止膜64の面積を窓領域58a
の1/4、及び深いpn接合52bを形成するための拡
散深さJd を5μmとして閉ループ状の浅いpn接合5
2aを1個内側領域tに形成した場合、この実施例にお
ける浅いpn接合52aの長さの総和は内側領域tに浅
いpn接合52aを設けない場合の1.3倍程度とな
る。
第三発明の第一実施例と同様に行なえば良い。第8図に
おいて例えば窓領域58a及び不純物阻止膜64の平面
形状を正方形、不純物阻止膜64の面積を窓領域58a
の1/4、及び深いpn接合52bを形成するための拡
散深さJd を5μmとして閉ループ状の浅いpn接合5
2aを1個内側領域tに形成した場合、この実施例にお
ける浅いpn接合52aの長さの総和は内側領域tに浅
いpn接合52aを設けない場合の1.3倍程度とな
る。
【0071】図10に、この実施例の受発光ダイオード
を受光素子として用いた場合の光電変換特性に関する実
験結果を示す。同図においては、実験結果とともにこの
実施例の受発光ダイオードの要部断面構造を示し、この
断面に沿う方向の位置Xを実験結果の横軸に、及び走査
光を位置Xの半導体層56或は54に照射した場合に生
じる光電変換電流を実験結果の縦軸に取って示す。実験
に当っては、発光波長を740nmに設計した受発光ダ
イオードを用い、第二半導体層56に比して充分に微小
なスポットサイズを有する走査光を、この層56に垂直
な方向から照射した。そして走査光の波長を550nm
とし、走査光を走査して位置Xにおける光電変換電流を
測定した。
を受光素子として用いた場合の光電変換特性に関する実
験結果を示す。同図においては、実験結果とともにこの
実施例の受発光ダイオードの要部断面構造を示し、この
断面に沿う方向の位置Xを実験結果の横軸に、及び走査
光を位置Xの半導体層56或は54に照射した場合に生
じる光電変換電流を実験結果の縦軸に取って示す。実験
に当っては、発光波長を740nmに設計した受発光ダ
イオードを用い、第二半導体層56に比して充分に微小
なスポットサイズを有する走査光を、この層56に垂直
な方向から照射した。そして走査光の波長を550nm
とし、走査光を走査して位置Xにおける光電変換電流を
測定した。
【0072】図からも理解できるように、受発光領域5
2の周縁sに加えこの周縁内側の領域tの中央部におい
ても、光電変換が行なわれる。従って受発光領域52の
受光量を従来よりも精度良く検出できると共に、受光感
度を従来よりも高めることができる。
2の周縁sに加えこの周縁内側の領域tの中央部におい
ても、光電変換が行なわれる。従って受発光領域52の
受光量を従来よりも精度良く検出できると共に、受光感
度を従来よりも高めることができる。
【0073】図11及び図12は第三発明の第三実施例
の構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図1
2は図12のXII −XII 線に沿って取った断面を示す。
の構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図1
2は図12のXII −XII 線に沿って取った断面を示す。
【0074】この実施例では、内側領域tの浅いpn接
合52aを、直交する一方及び他方の方向にほぼ等距離
に延びている閉ループ形状例えば正方形形状と成し、複
数個の閉ループ状の浅いpn接合52aを内側領域tの
中央部を取り囲むように散在させて設ける。
合52aを、直交する一方及び他方の方向にほぼ等距離
に延びている閉ループ形状例えば正方形形状と成し、複
数個の閉ループ状の浅いpn接合52aを内側領域tの
中央部を取り囲むように散在させて設ける。
【0075】この実施例の受発光ダイオードの製造は、
第三発明の第一実施例と同様に行なえば良い。図11に
おいて例えば窓領域58a及び不純物阻止膜64の平面
形状を正方形、不純物阻止膜64の面積を窓領域58a
の1/4、及び深いpn接合52bを形成するための拡
散深さJd を5μmとして閉ループ状の浅いpn接合5
2aを4個内側領域tに形成した場合、この実施例にお
ける浅いpn接合52aの長さの総和は内側領域tに浅
いpn接合52aを設けない場合の1.7倍程度とな
る。
第三発明の第一実施例と同様に行なえば良い。図11に
おいて例えば窓領域58a及び不純物阻止膜64の平面
形状を正方形、不純物阻止膜64の面積を窓領域58a
の1/4、及び深いpn接合52bを形成するための拡
散深さJd を5μmとして閉ループ状の浅いpn接合5
2aを4個内側領域tに形成した場合、この実施例にお
ける浅いpn接合52aの長さの総和は内側領域tに浅
いpn接合52aを設けない場合の1.7倍程度とな
る。
【0076】図13に、この実施例の受発光ダイオード
を受光素子として用いた場合の光電変換特性に関する実
験結果を示す。同図においては、図13の実験の場合と
同様に実験を行ない、実験結果とともにこの実施例の受
発光ダイオードの要部断面構造を示した。また図13の
場合と同様に、実験結果の横軸に光電変換電流を及び縦
軸に位置Xを取って示す。
を受光素子として用いた場合の光電変換特性に関する実
験結果を示す。同図においては、図13の実験の場合と
同様に実験を行ない、実験結果とともにこの実施例の受
発光ダイオードの要部断面構造を示した。また図13の
場合と同様に、実験結果の横軸に光電変換電流を及び縦
軸に位置Xを取って示す。
【0077】図からも理解できるように、受発光領域5
2の周縁sに加えこの周縁内側の領域tの中央部におい
ても、光電変換が行なわれる。従って受発光領域52の
受光量を従来よりも精度良く検出できると共に、受光感
度を従来よりも高めることができる。
2の周縁sに加えこの周縁内側の領域tの中央部におい
ても、光電変換が行なわれる。従って受発光領域52の
受光量を従来よりも精度良く検出できると共に、受光感
度を従来よりも高めることができる。
【0078】図14及び図15は第三発明の第四実施例
の構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図1
5は図14のXIV −XIV 線に沿って取った断面を示す。
の構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図1
5は図14のXIV −XIV 線に沿って取った断面を示す。
【0079】この実施例では、内側領域tの浅いpn接
合52aを層間絶縁膜58の側壁面と交差する方向Yに
おいて幅広な面状領域とする。そしてこの浅いpn接合
52aを、受発光領域52の周縁sの全体或は一部ここ
では周縁s全体に設け、この浅いpn接合52aを周縁
sから内側領域tまで延在させる。
合52aを層間絶縁膜58の側壁面と交差する方向Yに
おいて幅広な面状領域とする。そしてこの浅いpn接合
52aを、受発光領域52の周縁sの全体或は一部ここ
では周縁s全体に設け、この浅いpn接合52aを周縁
sから内側領域tまで延在させる。
【0080】次に第六発明の実施例として図14の受発
光ダイオードの製造工程につき説明する。図16(A)
〜(C)及び図17(A)〜(C)は第六発明の主要な
製造工程段階を概略的に示す断面図であって、これら各
図は図15の断面に対応する断面を示す。
光ダイオードの製造工程につき説明する。図16(A)
〜(C)及び図17(A)〜(C)は第六発明の主要な
製造工程段階を概略的に示す断面図であって、これら各
図は図15の断面に対応する断面を示す。
【0081】まず、第一半導体層54上に第一不純物導
入マスク68を形成する。この実施例では、第一半導体
層54としてn−GaAs0.8 P0.2 基板を用意し、こ
の層54上に、不純物を実質的に透過しない第一不純物
導入マスク66を積層する(図16(A))。
入マスク68を形成する。この実施例では、第一半導体
層54としてn−GaAs0.8 P0.2 基板を用意し、こ
の層54上に、不純物を実質的に透過しない第一不純物
導入マスク66を積層する(図16(A))。
【0082】次に、第一不純物導入マスク68に第一窓
68aを形成する。この実施例では、フォトリソ及びエ
ッチング技術を用い、第一窓形成予定領域70の第一不
純物導入マスク68を選択的に除去して第一窓68aを
形成する(図16(A)〜図16(B))。第一窓形成
予定領域70の第一半導体層54を第一窓68aを介し
露出させる。
68aを形成する。この実施例では、フォトリソ及びエ
ッチング技術を用い、第一窓形成予定領域70の第一不
純物導入マスク68を選択的に除去して第一窓68aを
形成する(図16(A)〜図16(B))。第一窓形成
予定領域70の第一半導体層54を第一窓68aを介し
露出させる。
【0083】次に、第一半導体層54に第一窓68aを
介し不純物を導入して深いpn接合52bを形成するた
めの第二半導体層56を形成し、然る後、第一不純物導
入マスク68を除去する。この実施例では、不純物とし
てのZnを熱拡散により導入して、深いpn接合52b
を、第一窓68aから露出する部分の第一半導体層54
に形成する(図16(C))。尚、不純物の導入は熱拡
散、イオン注入そのほかの任意好適な方法を用いて良
い。
介し不純物を導入して深いpn接合52bを形成するた
めの第二半導体層56を形成し、然る後、第一不純物導
入マスク68を除去する。この実施例では、不純物とし
てのZnを熱拡散により導入して、深いpn接合52b
を、第一窓68aから露出する部分の第一半導体層54
に形成する(図16(C))。尚、不純物の導入は熱拡
散、イオン注入そのほかの任意好適な方法を用いて良
い。
【0084】次に、第一半導体層54及び第二半導体層
56上に不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜58を形
成する。この実施例では、第一半導体層54及び深いp
n接合52bを形成するための第二半導体層56上に、
不純物を実質的に透過しない層間絶縁膜58を積層する
(図17(A))。層間絶縁膜58は受発光ダイオード
の発光波長の光に対して透明な膜、例えばSiN膜、S
iO膜或はSiON膜である。
56上に不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜58を形
成する。この実施例では、第一半導体層54及び深いp
n接合52bを形成するための第二半導体層56上に、
不純物を実質的に透過しない層間絶縁膜58を積層する
(図17(A))。層間絶縁膜58は受発光ダイオード
の発光波長の光に対して透明な膜、例えばSiN膜、S
iO膜或はSiON膜である。
【0085】次に、深いpn接合52bを形成するため
の第二半導体層56の周縁uに隣接する領域vの第一半
導体層54を露出する第二窓58bを、層間絶縁膜58
に形成する。この実施例では、フォトリソ及びエッチン
グ技術を用いて、第二窓形成予定領域72の層間絶縁膜
58を選択的にエッチングすることにより、第二窓58
bを形成する(図17(A)〜図17(B))。第二窓
58bを介し第二半導体層56の周縁uと隣接領域vの
第一半導体層54とを露出させ、周縁uよりも内側の領
域の第二半導体層56と隣接領域v以外の第一半導体層
54とを層間絶縁膜58で覆う。ここでは、第二窓58
bは周縁uの全周及びこの全周に対応する隣接領域vの
第一半導体層54を露出する閉ループ状の窓であって、
従って周縁uよりも内側の領域に島状に層間絶縁膜58
が残存する。
の第二半導体層56の周縁uに隣接する領域vの第一半
導体層54を露出する第二窓58bを、層間絶縁膜58
に形成する。この実施例では、フォトリソ及びエッチン
グ技術を用いて、第二窓形成予定領域72の層間絶縁膜
58を選択的にエッチングすることにより、第二窓58
bを形成する(図17(A)〜図17(B))。第二窓
58bを介し第二半導体層56の周縁uと隣接領域vの
第一半導体層54とを露出させ、周縁uよりも内側の領
域の第二半導体層56と隣接領域v以外の第一半導体層
54とを層間絶縁膜58で覆う。ここでは、第二窓58
bは周縁uの全周及びこの全周に対応する隣接領域vの
第一半導体層54を露出する閉ループ状の窓であって、
従って周縁uよりも内側の領域に島状に層間絶縁膜58
が残存する。
【0086】尚、第二窓58bを、周縁uの一部及びこ
れに対応する隣接領域vの第一半導体層54を露出する
窓とし、残りの周縁u及び残りの隣接領域vを層間絶縁
膜58で覆うようにしても良い。
れに対応する隣接領域vの第一半導体層54を露出する
窓とし、残りの周縁u及び残りの隣接領域vを層間絶縁
膜58で覆うようにしても良い。
【0087】次に、第一半導体層54に第二窓58bを
介し不純物を導入して、浅いpn接合52aを形成する
ための第二半導体層56を形成する。この実施例では、
不純物としてのZnを熱拡散により導入して、浅いpn
接合52aを、第二窓58bを介し露出する部分の第一
半導体層54に形成する。
介し不純物を導入して、浅いpn接合52aを形成する
ための第二半導体層56を形成する。この実施例では、
不純物としてのZnを熱拡散により導入して、浅いpn
接合52aを、第二窓58bを介し露出する部分の第一
半導体層54に形成する。
【0088】次に、周縁uよりも内側の層間絶縁膜58
の一部又は全部ここでは全部を選択的に除去してp側電
極60及び第二半導体層56を電気接続するための窓5
8aを形成し、然る後、第二半導体層56と電気接続す
るp側電極60を形成する。さらに第一半導体層54と
電気接続するn側電極62を形成し、受発光ダイオード
を完成する(図14及び図15)。
の一部又は全部ここでは全部を選択的に除去してp側電
極60及び第二半導体層56を電気接続するための窓5
8aを形成し、然る後、第二半導体層56と電気接続す
るp側電極60を形成する。さらに第一半導体層54と
電気接続するn側電極62を形成し、受発光ダイオード
を完成する(図14及び図15)。
【0089】この実施例によれば、第二窓58bを介し
露出する第一半導体層54を広げるにしたがって、浅い
pn接合52aの広さを増大させることができる。
露出する第一半導体層54を広げるにしたがって、浅い
pn接合52aの広さを増大させることができる。
【0090】また層間絶縁膜58を発光波長の光に対し
透明な膜とした場合、発光に寄与する深いpn接合52
bに対応する領域の一部が層間絶縁膜58で覆われてい
ても発光効率の低下を殆ど無くせる。尚、層間絶縁膜5
8を発光波長の光に対し不透明な膜とし、不純物を導入
した後に深いpn接合52bに対応する領域の層間絶縁
膜縁膜58を選択的に除去するようにしても良い。
透明な膜とした場合、発光に寄与する深いpn接合52
bに対応する領域の一部が層間絶縁膜58で覆われてい
ても発光効率の低下を殆ど無くせる。尚、層間絶縁膜5
8を発光波長の光に対し不透明な膜とし、不純物を導入
した後に深いpn接合52bに対応する領域の層間絶縁
膜縁膜58を選択的に除去するようにしても良い。
【0091】次に第七発明の実施例として図14の受発
光ダイオードの製造工程につき説明する。図18(A)
〜(C)及び図19(A)〜(B)は第七発明の主要な
製造工程段階を概略的に示す断面図であって、これら各
図は図15の断面に対応する断面を示す。
光ダイオードの製造工程につき説明する。図18(A)
〜(C)及び図19(A)〜(B)は第七発明の主要な
製造工程段階を概略的に示す断面図であって、これら各
図は図15の断面に対応する断面を示す。
【0092】まず、不純物導入マスクを兼ねる下側層間
絶縁膜581及び上側層間絶縁膜582を順次に、第一
半導体層54上に形成する。この実施例では、第一半導
体層54としてn−GaAs0.8 P0.2 基板を用意し、
この層54上に、下側層間絶縁膜581及び上側層間絶
縁膜582を順次に積層し、これら膜581及び582
から成る多層構造の層間絶縁膜58を得る(図18
(A))。下側層間絶縁膜581は上側層間絶縁膜58
2のエッチングに用いる第一エッチャント或はエッチン
グガスで実質的にエッチングされない材料例えばSiO
から成り、上側層間絶縁膜582は下側層間絶縁膜58
1のエッチングに用いる第二エッチャント或はエッチン
グガスで実質的にエッチングされない材料例えばSiN
から成る。
絶縁膜581及び上側層間絶縁膜582を順次に、第一
半導体層54上に形成する。この実施例では、第一半導
体層54としてn−GaAs0.8 P0.2 基板を用意し、
この層54上に、下側層間絶縁膜581及び上側層間絶
縁膜582を順次に積層し、これら膜581及び582
から成る多層構造の層間絶縁膜58を得る(図18
(A))。下側層間絶縁膜581は上側層間絶縁膜58
2のエッチングに用いる第一エッチャント或はエッチン
グガスで実質的にエッチングされない材料例えばSiO
から成り、上側層間絶縁膜582は下側層間絶縁膜58
1のエッチングに用いる第二エッチャント或はエッチン
グガスで実質的にエッチングされない材料例えばSiN
から成る。
【0093】次に、上側層間絶縁膜582に第一窓58
2aを形成する。この実施例では、フォトリソ及びエッ
チング技術を用いて窓形成予定領域74の上側層間絶縁
膜582を選択的にエッチングし、第一窓582aを形
成する(図18(A)〜図18(B))。第一窓582
aを介し下側層間絶縁膜581を露出させる。上側層間
絶縁膜582のエッチングに用いる第一エッチャント或
はエッチングガス例えばエッチングガスCF4 は、下側
層間絶縁膜581に対するエッチングレートが小さく従
って下側層間絶縁膜581を実質的にエッチングしな
い。
2aを形成する。この実施例では、フォトリソ及びエッ
チング技術を用いて窓形成予定領域74の上側層間絶縁
膜582を選択的にエッチングし、第一窓582aを形
成する(図18(A)〜図18(B))。第一窓582
aを介し下側層間絶縁膜581を露出させる。上側層間
絶縁膜582のエッチングに用いる第一エッチャント或
はエッチングガス例えばエッチングガスCF4 は、下側
層間絶縁膜581に対するエッチングレートが小さく従
って下側層間絶縁膜581を実質的にエッチングしな
い。
【0094】次に、第一窓582aの内側領域76の下
側層間絶縁膜581を一部残存させて、当該領域76の
下側層間絶縁膜581に第二窓581aを形成する。こ
の実施例では、フォトリソ及びエッチング技術を用いて
窓内側領域76の下側層間絶縁膜581を選択的にエッ
チングし、第二窓581aを形成する(図18(B)〜
図18(C))。下側層間絶縁膜581のエッチングに
用いる第二エッチャント或はエッチングガス例えばエッ
チャントHFは、上側層間絶縁膜582に対するエッチ
ングレートが小さく従って上側層間絶縁膜582を実質
的にエッチングしない。
側層間絶縁膜581を一部残存させて、当該領域76の
下側層間絶縁膜581に第二窓581aを形成する。こ
の実施例では、フォトリソ及びエッチング技術を用いて
窓内側領域76の下側層間絶縁膜581を選択的にエッ
チングし、第二窓581aを形成する(図18(B)〜
図18(C))。下側層間絶縁膜581のエッチングに
用いる第二エッチャント或はエッチングガス例えばエッ
チャントHFは、上側層間絶縁膜582に対するエッチ
ングレートが小さく従って上側層間絶縁膜582を実質
的にエッチングしない。
【0095】下側層間絶縁膜581の内側領域76に残
存する部分を残存部分581bと表せば、残存部分58
1bを内側領域76周縁の全周にわたり設け、残存部分
581bを内側領域76周縁から内側領域76中央部へ
向けて延出させる。そして内側領域76中央部の第一半
導体層54を第二窓581aを介し露出させる。上側層
間絶縁膜582及び下側層間絶縁膜581の重なり合う
部分は不純物を実質的に透過せず、上側層間絶縁膜58
2で覆われていない残存部分581bは実質的に不純物
を透過する。残存部分581bは不純物導入深さ調整用
の膜として機能し、例えば残存部分581bの膜厚や材
質を任意好適に変更することにより、不純物の導入深さ
を制御する。
存する部分を残存部分581bと表せば、残存部分58
1bを内側領域76周縁の全周にわたり設け、残存部分
581bを内側領域76周縁から内側領域76中央部へ
向けて延出させる。そして内側領域76中央部の第一半
導体層54を第二窓581aを介し露出させる。上側層
間絶縁膜582及び下側層間絶縁膜581の重なり合う
部分は不純物を実質的に透過せず、上側層間絶縁膜58
2で覆われていない残存部分581bは実質的に不純物
を透過する。残存部分581bは不純物導入深さ調整用
の膜として機能し、例えば残存部分581bの膜厚や材
質を任意好適に変更することにより、不純物の導入深さ
を制御する。
【0096】尚、残存部分581bを内側領域76の任
意好適箇所に設けることができる。例えば、残存部分5
81bを内側領域76周縁の一部にのみ設け、この残存
部分581bを内側領域76周縁から内側領域76中央
部へ延在させるようにしても良いし、残存部分581b
を内側領域76周縁には設けずに内側領域76中央部の
みに設けるようにしても良い。また残存部分581bを
連続的に延在させて設けても良いし、島状に孤立させて
断続的に設けるようにしても良い。
意好適箇所に設けることができる。例えば、残存部分5
81bを内側領域76周縁の一部にのみ設け、この残存
部分581bを内側領域76周縁から内側領域76中央
部へ延在させるようにしても良いし、残存部分581b
を内側領域76周縁には設けずに内側領域76中央部の
みに設けるようにしても良い。また残存部分581bを
連続的に延在させて設けても良いし、島状に孤立させて
断続的に設けるようにしても良い。
【0097】次に、第一窓582a及び第二窓581a
を介し第一半導体層541に不純物を導入して、浅いp
n接合52a及び深いpn接合52bを形成するための
第二半導体層56を形成する。この実施例では、不純物
としてのZnを熱拡散させ、深いpn接合52bを、第
二窓581aを介し露出する部分の第一半導体層54に
形成すると共に、浅いpn接合52aを、下側層間絶縁
膜581の残存部分581b下側の第一半導体層54に
形成する(図19(B))。尚、不純物導入は、熱拡
散、イオン注入そのほかの任意好適な技術を用いて行な
える。
を介し第一半導体層541に不純物を導入して、浅いp
n接合52a及び深いpn接合52bを形成するための
第二半導体層56を形成する。この実施例では、不純物
としてのZnを熱拡散させ、深いpn接合52bを、第
二窓581aを介し露出する部分の第一半導体層54に
形成すると共に、浅いpn接合52aを、下側層間絶縁
膜581の残存部分581b下側の第一半導体層54に
形成する(図19(B))。尚、不純物導入は、熱拡
散、イオン注入そのほかの任意好適な技術を用いて行な
える。
【0098】残存部分581bはこの部分581b下側
の第一半導体層54の不純物導入深さを減ずるように作
用する。従って、残存部分681b下側の第一半導体層
54に対する不純物導入条件と第二窓581aを介し露
出する第一半導体層54に対する不純物導入条件とを同
一としても、残存部分581bの不純物導入深さは第二
窓581aを介し露出する第一半導体層54の不純物導
入深さよりも浅くなる。これがため、第一窓582a及
び第二窓581aを介し不純物を導入することにより、
浅いpn接合52aと深いpn接合52bとを並行して
形成できる。
の第一半導体層54の不純物導入深さを減ずるように作
用する。従って、残存部分681b下側の第一半導体層
54に対する不純物導入条件と第二窓581aを介し露
出する第一半導体層54に対する不純物導入条件とを同
一としても、残存部分581bの不純物導入深さは第二
窓581aを介し露出する第一半導体層54の不純物導
入深さよりも浅くなる。これがため、第一窓582a及
び第二窓581aを介し不純物を導入することにより、
浅いpn接合52aと深いpn接合52bとを並行して
形成できる。
【0099】次に、残存部分581bをエッチング除去
して、層間絶縁膜58の窓58aを形成すると共に残存
部分581b下側の浅いpn接合52aを露出させる
(図19(B))。尚、下側層間絶縁膜581を受光す
べき光に対し透明な膜とした場合には光残存部分581
bの除去は必ずしも行なわなくとも良い。
して、層間絶縁膜58の窓58aを形成すると共に残存
部分581b下側の浅いpn接合52aを露出させる
(図19(B))。尚、下側層間絶縁膜581を受光す
べき光に対し透明な膜とした場合には光残存部分581
bの除去は必ずしも行なわなくとも良い。
【0100】次に、第二半導体層56と電気接続するp
側電極60を形成する。さらに第一半導体層54と電気
接続するn側電極62を形成し、受発光ダイオードを完
成する(図14及び図15)。
側電極60を形成する。さらに第一半導体層54と電気
接続するn側電極62を形成し、受発光ダイオードを完
成する(図14及び図15)。
【0101】この実施例によれば、浅いpn接合52a
及び深いpn接合52bの形成を並行して行なえる。ま
た残存部分581bの配設面積を広げるにしたがって、
浅いpn接合52aの広さを増大させることができる。
及び深いpn接合52bの形成を並行して行なえる。ま
た残存部分581bの配設面積を広げるにしたがって、
浅いpn接合52aの広さを増大させることができる。
【0102】図20及び図21は第三発明の第五実施例
の構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図2
1は図20のXXI −XXI 線に沿って取った断面を示す。
の構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図2
1は図20のXXI −XXI 線に沿って取った断面を示す。
【0103】この実施例では、内側領域tの浅いpn接
合52aを層間絶縁膜58の側壁面と交差する方向Zに
おいて幅広な面状領域とする。そして浅いpn接合52
aを、受発光領域52の周縁sの一部に設け、この浅い
pn接合52aを周縁sから内側領域tまで延在させ
る。
合52aを層間絶縁膜58の側壁面と交差する方向Zに
おいて幅広な面状領域とする。そして浅いpn接合52
aを、受発光領域52の周縁sの一部に設け、この浅い
pn接合52aを周縁sから内側領域tまで延在させ
る。
【0104】この実施例の受発光ダイオードの製造は、
第三発明の第四実施例と同様に行なえば良い。
第三発明の第四実施例と同様に行なえば良い。
【0105】図22及び図23は第三発明の第六実施例
の構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図2
3は図22のXXIII −XXIII 線に沿って取った断面を示
す。
の構成を概略的に示す平面図及び断面図であって、図2
3は図22のXXIII −XXIII 線に沿って取った断面を示
す。
【0106】この実施例では、内側領域tの浅いpn接
合52aを層間絶縁膜58の側壁面と交差する方向Zに
おいて幅広な面状領域とする。そして浅いpn接合52
aを、受発光領域52の周縁sの一部に設け、この浅い
pn接合52aを周縁sから内側領域tまで延在させ
る。
合52aを層間絶縁膜58の側壁面と交差する方向Zに
おいて幅広な面状領域とする。そして浅いpn接合52
aを、受発光領域52の周縁sの一部に設け、この浅い
pn接合52aを周縁sから内側領域tまで延在させ
る。
【0107】次に第八発明の実施例として図22の受発
光ダイオードの製造工程につき説明する。図24(A)
〜(C)及び図25(A)〜(B)は第八発明の主要な
製造工程段階を概略的に示す断面図であって、これら各
図は図23の断面に対応する断面を示す。
光ダイオードの製造工程につき説明する。図24(A)
〜(C)及び図25(A)〜(B)は第八発明の主要な
製造工程段階を概略的に示す断面図であって、これら各
図は図23の断面に対応する断面を示す。
【0108】まず、第一半導体層54上に不純物導入マ
スクを兼ねる層間絶縁膜58を形成する。この実施例で
は、第一半導体層54としてn−GaAs0.8 P0.2 基
板を用意し、この層54上に、不純物を実質的に透過し
ない層間絶縁膜58を積層する(図24(A))。層間
絶縁膜58としてSiN膜、SiO膜或はSiON膜を
積層する。尚、層間絶縁膜58は受光すべき光或は発光
波長の光に対し透明であっても透明でなくとも良い。
スクを兼ねる層間絶縁膜58を形成する。この実施例で
は、第一半導体層54としてn−GaAs0.8 P0.2 基
板を用意し、この層54上に、不純物を実質的に透過し
ない層間絶縁膜58を積層する(図24(A))。層間
絶縁膜58としてSiN膜、SiO膜或はSiON膜を
積層する。尚、層間絶縁膜58は受光すべき光或は発光
波長の光に対し透明であっても透明でなくとも良い。
【0109】次に層間絶縁膜58に窓58aを形成す
る。この実施例では、フォトリソ及びエッチング技術を
用い、窓形成予定領域78の層間絶縁膜58を選択的に
除去して窓58aを形成する(図24(A)〜
(B))。窓形成予定領域78の第一半導体層54を窓
58aを介し露出させる。
る。この実施例では、フォトリソ及びエッチング技術を
用い、窓形成予定領域78の層間絶縁膜58を選択的に
除去して窓58aを形成する(図24(A)〜
(B))。窓形成予定領域78の第一半導体層54を窓
58aを介し露出させる。
【0110】次に、第一半導体層54に層間絶縁膜58
の窓58aを介し不純物を導入し、深いpn接合52b
を形成するための第二半導体層56を形成する。この実
施例では、不純物としてZnを拡散させ、窓58aを介
し露出する窓形成予定領域78の第一半導体層54に深
いpn接合52bを形成する(図24(C))。
の窓58aを介し不純物を導入し、深いpn接合52b
を形成するための第二半導体層56を形成する。この実
施例では、不純物としてZnを拡散させ、窓58aを介
し露出する窓形成予定領域78の第一半導体層54に深
いpn接合52bを形成する(図24(C))。
【0111】次に、第二半導体層56を部分的にエッチ
ング防止膜80で覆う。深いpn接合52bを形成すべ
き領域の第二半導体層56をエッチング防止膜80で覆
い、浅いpn接合52aを形成すべき領域の第二半導体
層56をエッチング防止膜80で覆わずに露出させる。
この実施例では、エッチング防止膜80をレジストで形
成する。そして窓58aの内側領域を境界Kで領域82
aと領域82bとに2分割する。境界Kから一方の領域
82aの側に位置する第二半導体層56及び層間絶縁膜
58上にエッチング防止膜80を延在させ、これら一方
の側に位置する第二半導体層56及び層間絶縁膜58を
エッチング防止膜80で覆う。また境界Kから他方の領
域82bの側に位置する第二半導体層56及び層間絶縁
膜58はエッチング防止膜80で覆わずに露出させる
(図25(A))。
ング防止膜80で覆う。深いpn接合52bを形成すべ
き領域の第二半導体層56をエッチング防止膜80で覆
い、浅いpn接合52aを形成すべき領域の第二半導体
層56をエッチング防止膜80で覆わずに露出させる。
この実施例では、エッチング防止膜80をレジストで形
成する。そして窓58aの内側領域を境界Kで領域82
aと領域82bとに2分割する。境界Kから一方の領域
82aの側に位置する第二半導体層56及び層間絶縁膜
58上にエッチング防止膜80を延在させ、これら一方
の側に位置する第二半導体層56及び層間絶縁膜58を
エッチング防止膜80で覆う。また境界Kから他方の領
域82bの側に位置する第二半導体層56及び層間絶縁
膜58はエッチング防止膜80で覆わずに露出させる
(図25(A))。
【0112】次に、第二半導体層56をエッチング防止
膜80を介しエッチングして第二半導体層56の層厚を
部分的に薄くし、浅いpn接合52aを形成するための
層厚の薄い第二半導体層56を形成する。この実施例で
は、エッチング防止膜80で覆わずに窓58aから露出
させた領域82bの第二半導体層56を選択的にエッチ
ングし、当該領域82bに層厚の薄い第二半導体層56
を形成する(図25(B))。第二半導体56の層厚を
薄くすることにより浅いpn接合52aを形成できる。
膜80を介しエッチングして第二半導体層56の層厚を
部分的に薄くし、浅いpn接合52aを形成するための
層厚の薄い第二半導体層56を形成する。この実施例で
は、エッチング防止膜80で覆わずに窓58aから露出
させた領域82bの第二半導体層56を選択的にエッチ
ングし、当該領域82bに層厚の薄い第二半導体層56
を形成する(図25(B))。第二半導体56の層厚を
薄くすることにより浅いpn接合52aを形成できる。
【0113】次に、エッチング防止膜80を除去し、然
る後、第二半導体層56と電気接続するp側電極60を
形成する。さらに第一半導体層54と電気接続するn側
電極62を形成し、受発光ダイオードを完成する(図2
2及び図23)。
る後、第二半導体層56と電気接続するp側電極60を
形成する。さらに第一半導体層54と電気接続するn側
電極62を形成し、受発光ダイオードを完成する(図2
2及び図23)。
【0114】この実施例によれば、エッチング防止膜8
0で覆わずに露出させる領域82bの第二半導体層56
を広くするのに応じて、浅いpn接合の広さを増大させ
ることができる。
0で覆わずに露出させる領域82bの第二半導体層56
を広くするのに応じて、浅いpn接合の広さを増大させ
ることができる。
【0115】上述した第二及び第三発明の実施例の受発
光ダイオードは受発光ダイオードアレイを構成するのに
用いて好適であり、例えば、複数個の受発光ダイオード
を一直線状に或は千鳥状に一列に並べて受発光ダイオー
ドアレイを構成する。このアレイは電子写真式印刷にお
ける感光体ドラムの露光光源としてまた画像読取り装置
におけるイメージセンサとして用いることができ、従っ
てこのアレイは電子写真式印刷及び画像読取りの二つの
機能を兼ね備える装置に用いて好適である。
光ダイオードは受発光ダイオードアレイを構成するのに
用いて好適であり、例えば、複数個の受発光ダイオード
を一直線状に或は千鳥状に一列に並べて受発光ダイオー
ドアレイを構成する。このアレイは電子写真式印刷にお
ける感光体ドラムの露光光源としてまた画像読取り装置
におけるイメージセンサとして用いることができ、従っ
てこのアレイは電子写真式印刷及び画像読取りの二つの
機能を兼ね備える装置に用いて好適である。
【0116】発明は上述した実施例にのみ限定されるも
のではなく、従って各構成成分の形状、寸法、配設位
置、形成材料及びそのほかを任意好適に変更できる。
のではなく、従って各構成成分の形状、寸法、配設位
置、形成材料及びそのほかを任意好適に変更できる。
【0117】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、第
一発明の受発光ダイオードによれば、深いpn接合の広
さに対する浅いpn接合の広さを増大させるので、受光
感度を従来よりも高めることができる。
一発明の受発光ダイオードによれば、深いpn接合の広
さに対する浅いpn接合の広さを増大させるので、受光
感度を従来よりも高めることができる。
【0118】第二発明の受発光ダイオードは第一発明の
好適実施例であって、この第二発明によれば、受発光領
域の周縁に蛇行させて浅いpn接合を設けるので浅いp
n接合の広さを従来よりも増大させることができる。し
かも浅いpn接合を蛇行させるので受光機能を担う浅い
pn接合が従来よりも分散されて配置されることとな
り、従って受発光領域の受光量をより精度良く検出でき
る。
好適実施例であって、この第二発明によれば、受発光領
域の周縁に蛇行させて浅いpn接合を設けるので浅いp
n接合の広さを従来よりも増大させることができる。し
かも浅いpn接合を蛇行させるので受光機能を担う浅い
pn接合が従来よりも分散されて配置されることとな
り、従って受発光領域の受光量をより精度良く検出でき
る。
【0119】第三発明の受発光ダイオードは第一発明の
好適実施例であって、この第三発明によれば、受発光領
域の周縁より内側の領域にも浅いpn接合を設けるので
浅いpn接合の広さを従来よりも増大させることができ
る。しかも受発光領域の周縁より内側の領域にも浅いp
n接合を設けるので受光機能を担う浅いpn接合が従来
よりも分散されて配置されることとなり、従って受発光
領域の受光量を従来より精度良く検出できる。
好適実施例であって、この第三発明によれば、受発光領
域の周縁より内側の領域にも浅いpn接合を設けるので
浅いpn接合の広さを従来よりも増大させることができ
る。しかも受発光領域の周縁より内側の領域にも浅いp
n接合を設けるので受光機能を担う浅いpn接合が従来
よりも分散されて配置されることとなり、従って受発光
領域の受光量を従来より精度良く検出できる。
【0120】第四発明の受発光ダイオードの製造方法は
第二発明の受発光ダイオードを製造するための一方法で
あって、この第四発明によれば、層間絶縁膜の窓を介し
不純物を熱拡散させることにより、深いpn接合の形成
と浅いpn接合の形成とを並行して行なえる。しかも不
純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜の窓周縁を蛇行させ
るという単純な設計変更を行なうだけで、蛇行した浅い
pn接合を形成できる。従って製造プロセスの複雑化を
避けつつ浅いpn接合の広さを増大させることができ
る。
第二発明の受発光ダイオードを製造するための一方法で
あって、この第四発明によれば、層間絶縁膜の窓を介し
不純物を熱拡散させることにより、深いpn接合の形成
と浅いpn接合の形成とを並行して行なえる。しかも不
純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜の窓周縁を蛇行させ
るという単純な設計変更を行なうだけで、蛇行した浅い
pn接合を形成できる。従って製造プロセスの複雑化を
避けつつ浅いpn接合の広さを増大させることができ
る。
【0121】第五発明の受発光ダイオードの製造方法は
第三発明の受発光ダイオードを製造するための一方法で
あって、この第五発明によれば、層間絶縁膜の窓及び不
純物阻止膜を介し不純物を熱拡散させることにより、深
いpn接合の形成と浅いpn接合の形成とを並行して行
なえる。従って製造プロセスの複雑化を避けつつ浅いp
n接合の広さを増大させることができる。
第三発明の受発光ダイオードを製造するための一方法で
あって、この第五発明によれば、層間絶縁膜の窓及び不
純物阻止膜を介し不純物を熱拡散させることにより、深
いpn接合の形成と浅いpn接合の形成とを並行して行
なえる。従って製造プロセスの複雑化を避けつつ浅いp
n接合の広さを増大させることができる。
【0122】第六発明の受発光ダイオードの製造方法は
第三発明の受発光ダイオードを製造するための一方法で
あって、この第六発明によれば、深いpn接合を形成す
るための第二半導体層の周縁に隣接する領域の第一半導
体層を、層間絶縁膜の第二窓から露出させ、第二窓を介
し第一半導体層に不純物を導入して浅いpn接合を形成
するための第二半導体層を形成する。従って第二窓から
露出する第一半導体層を広げるのに応じて浅いpn接合
の広さを増大させることができるので、面状に広がる浅
いpn接合を容易に形成できる。受発光領域の受光量を
より一層精度良く検出するためには、浅いpn接合を面
状に形成するほうが有利である。
第三発明の受発光ダイオードを製造するための一方法で
あって、この第六発明によれば、深いpn接合を形成す
るための第二半導体層の周縁に隣接する領域の第一半導
体層を、層間絶縁膜の第二窓から露出させ、第二窓を介
し第一半導体層に不純物を導入して浅いpn接合を形成
するための第二半導体層を形成する。従って第二窓から
露出する第一半導体層を広げるのに応じて浅いpn接合
の広さを増大させることができるので、面状に広がる浅
いpn接合を容易に形成できる。受発光領域の受光量を
より一層精度良く検出するためには、浅いpn接合を面
状に形成するほうが有利である。
【0123】第七発明の受発光ダイオードの製造方法は
第三発明の受発光ダイオードを製造するための一方法で
あって、この第七発明によれば、下側層間絶縁膜の膜厚
を厚くするにしたがって或は下側層間絶縁膜の材質を任
意好適に選択することによって、不純物の導入深さを浅
くすることができる。従って上側層間絶縁膜の第一窓及
び下側層間絶縁膜の第二窓を介し不純物を導入すること
により、下側層間絶縁膜で覆われていない第二窓内側領
域に深いpn接合を形成しつつ、下側層間絶縁膜で覆わ
れている第一窓内側領域に浅いpn接合を形成すること
ができる。しかも第二窓を介し露出する部分の下側層間
絶縁膜を広くするのに応じて、浅いpn接合の広さを増
大させることができるので、面状に広がる浅いpn接合
を容易に形成できる。受発光領域の受光量をより一層精
度良く検出するためには、浅いpn接合を面状に形成す
るほうが有利である。
第三発明の受発光ダイオードを製造するための一方法で
あって、この第七発明によれば、下側層間絶縁膜の膜厚
を厚くするにしたがって或は下側層間絶縁膜の材質を任
意好適に選択することによって、不純物の導入深さを浅
くすることができる。従って上側層間絶縁膜の第一窓及
び下側層間絶縁膜の第二窓を介し不純物を導入すること
により、下側層間絶縁膜で覆われていない第二窓内側領
域に深いpn接合を形成しつつ、下側層間絶縁膜で覆わ
れている第一窓内側領域に浅いpn接合を形成すること
ができる。しかも第二窓を介し露出する部分の下側層間
絶縁膜を広くするのに応じて、浅いpn接合の広さを増
大させることができるので、面状に広がる浅いpn接合
を容易に形成できる。受発光領域の受光量をより一層精
度良く検出するためには、浅いpn接合を面状に形成す
るほうが有利である。
【0124】第八発明の受発光ダイオードの製造方法は
第三発明の受発光ダイオードを製造するための一方法で
あって、この第八発明によれば、深いpn接合を形成す
るための第二半導体層をエッチング防止膜を介してエッ
チングしてこの第二半導体層の層厚を部分的に薄くする
ことにより、浅いpn接合を形成する。従ってエッチン
グ防止膜で覆わない領域を広げるのに応じて浅いpn接
合の広さを増大させることができるので、面状に広がる
浅いpn接合を容易に形成できる。受発光領域の受光量
をより一層精度良く検出するためには、浅いpn接合を
面状に形成するほうが有利である。
第三発明の受発光ダイオードを製造するための一方法で
あって、この第八発明によれば、深いpn接合を形成す
るための第二半導体層をエッチング防止膜を介してエッ
チングしてこの第二半導体層の層厚を部分的に薄くする
ことにより、浅いpn接合を形成する。従ってエッチン
グ防止膜で覆わない領域を広げるのに応じて浅いpn接
合の広さを増大させることができるので、面状に広がる
浅いpn接合を容易に形成できる。受発光領域の受光量
をより一層精度良く検出するためには、浅いpn接合を
面状に形成するほうが有利である。
【図1】第二発明の実施例の構成を概略的に示す平面図
である。
である。
【図2】第二発明の実施例の構成を概略的に示す断面図
である。
である。
【図3】(A)〜(C)は第四発明の主要な製造工程段
階を概略的に示す断面図である。
階を概略的に示す断面図である。
【図4】(A)及び(B)は浅いpn接合の最小接合深
さJm の説明に供する断面図である。
さJm の説明に供する断面図である。
【図5】第三発明の第一実施例の構成を概略的に示す平
面図である。
面図である。
【図6】第三発明の第一実施例の構成を概略的に示す断
面図である。
面図である。
【図7】(A)〜(C)は第五発明の主要な製造工程段
階を概略的に示す断面図である。
階を概略的に示す断面図である。
【図8】第三発明の第二実施例の構成を概略的に示す平
面図である。
面図である。
【図9】第三発明の第二実施例の構成を概略的に示す断
面図である。
面図である。
【図10】第三発明の第二実施例の光電変換特性に関す
る実験結果を示す図である。
る実験結果を示す図である。
【図11】第三発明の第三実施例の構成を概略的に示す
平面図である。
平面図である。
【図12】第三発明の第三実施例の構成を概略的に示す
断面図である。
断面図である。
【図13】第三発明の第三実施例の光電変換特性に関す
る実験結果を示す図である。
る実験結果を示す図である。
【図14】第三発明の第四実施例の構成を概略的に示す
平面図である。
平面図である。
【図15】第三発明の第四実施例の構成を概略的に示す
断面図である。
断面図である。
【図16】(A)〜(C)は第六発明の主要な製造工程
段階を概略的に示す断面図である。
段階を概略的に示す断面図である。
【図17】(A)〜(C)は第六発明の主要な製造工程
段階を概略的に示す断面図である。
段階を概略的に示す断面図である。
【図18】(A)〜(C)は第七発明の主要な製造工程
段階を概略的に示す断面図である。
段階を概略的に示す断面図である。
【図19】(A)〜(B)は第七発明の主要な製造工程
段階を概略的に示す断面図である。
段階を概略的に示す断面図である。
【図20】第三発明の第五実施例の構成を概略的に示す
平面図である。
平面図である。
【図21】第三発明の第五実施例の構成を概略的に示す
断面図である。
断面図である。
【図22】第三発明の第六実施例の構成を概略的に示す
平面図である。
平面図である。
【図23】第三発明の第六実施例の構成を概略的に示す
断面図である。
断面図である。
【図24】(A)〜(C)は第八発明の主要な製造工程
段階を概略的に示す断面図である。
段階を概略的に示す断面図である。
【図25】(A)〜(B)は第八発明の主要な製造工程
段階を概略的に示す断面図である。
段階を概略的に示す断面図である。
【図26】印刷・読取り一体型装置の構造の一例を示す
要部斜視図である。
要部斜視図である。
【図27】(A)及び(B)はLEDアレイの要部構成
を概略的に示す平面図及び断面図である。
を概略的に示す平面図及び断面図である。
【図28】LEDのpn接合深さと発光強度との関係を
示す図である。
示す図である。
【図29】LEDを受光素子として用いた場合の光電変
換特性に関する実験結果を示す図である。
換特性に関する実験結果を示す図である。
【図30】入射光波長に対するGaAs0.8 P0.2 の吸
収係数の変化の様子を示す図である。
収係数の変化の様子を示す図である。
40、52:受発光領域 40a、52a:浅いpn接合 40b、52b:深いpn接合 42、54:第一半導体層 44、56:第二半導体層 46、58:層間絶縁膜 46a、58a:窓 58b、581a:第二窓 581:下側層間絶縁膜 582:上側層間絶縁膜 62、76:窓内側領域 68:第一不純物導入マスク 68a、582a:第一窓 80:エッチング防止膜
フロントページの続き (72)発明者 清水 孝篤 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 戸倉 和男 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 井口 泰男 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 受発光領域に光電変換用の浅いpn接合
と発光用の深いpn接合とを互いに接して備えて成る受
発光ダイオードにおいて、 深いpn接合の広さに対する浅いpn接合の広さを増大
せしめて成ることを特徴とする受発光ダイオード。 - 【請求項2】 請求項1記載の受発光ダイオードにおい
て、 受発光領域の周縁に蛇行させて浅いpn接合を設けて成
ることを特徴とする受発光ダイオード。 - 【請求項3】 請求項1記載の受発光ダイオードにおい
て、 浅いpn接合を受発光領域の周縁と該受発光領域の周縁
よりも内側の領域とに設けて成ることを特徴とする受発
光ダイオード。 - 【請求項4】 請求項2記載の受発光ダイオードを製造
するに当り、 第一半導体層上に不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜
を形成する工程と、 前記層間絶縁膜に窓周縁を蛇行させた窓を形成する工程
と、 前記第一半導体層に層間絶縁膜の窓を介し不純物を熱拡
散させて、浅いpn接合及び深いpn接合を形成するた
めの第二半導体層を形成する工程とを含んで成ることを
特徴とする受発光ダイオードの製造方法。 - 【請求項5】 請求項3記載の受発光ダイオードを製造
するに当り、 第一半導体層上に不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜
を形成する工程と、 前記層間絶縁膜に窓を形成する工程と、 前記層間絶縁膜の窓内側領域の第一半導体層上に不純物
阻止膜を形成する工程と、 前記第一半導体層に層間絶縁膜の窓及び不純物阻止膜を
介し不純物を熱拡散させ、浅いpn接合及び深いpn接
合を形成するための第二半導体層を形成する工程とを含
んで成ることを特徴とする受発光ダイオードの製造方
法。 - 【請求項6】 請求項3記載の受発光ダイオードを製造
するに当り、 第一半導体層上に第一不純物導入マスクを形成する工程
と、 前記第一不純物導入マスクに第一窓を形成する工程と、 前記第一半導体層に第一窓を介し不純物を導入して深い
pn接合を形成するための第二半導体層を形成し、然る
後、第一不純物導入マスクを除去する工程と、 前記第一及び第二半導体層上に第二不純物導入マスクを
兼ねる層間絶縁膜を形成する工程と、 深いpn接合を形成するための第二半導体層の周縁に隣
接する領域の第一半導体層を露出する第二窓を層間絶縁
膜に形成する工程と、 前記第一半導体層に第二窓を介し不純物を導入して、浅
いpn接合を形成するための第二半導体層を形成する工
程とを含んで成ることを特徴とする受発光ダイオードの
製造方法。 - 【請求項7】 請求項3記載の受発光ダイオードを製造
するに当り、 不純物導入マスクを兼ねる下側層間絶縁膜及び上側層間
絶縁膜を順次に、第一半導体層上に形成する工程と、 前記上側層間絶縁膜に第一窓を形成する工程と、 前記第一窓の内側領域の下側層間絶縁膜を一部残存させ
て、当該領域の下側層間絶縁膜に第二窓を形成する工程
と、 前記第一窓及び第二窓を介し第一半導体層に不純物を導
入して、浅いpn接合及び深いpn接合を形成するため
の第二半導体層を形成する工程とを含んで成ることを特
徴とする受発光ダイオードの製造方法。 - 【請求項8】 請求項3記載の受発光ダイオードを製造
するに当り、 第一半導体層上に不純物導入マスクを兼ねる層間絶縁膜
を形成する工程と、 前記層間絶縁膜に窓を形成する工程と、 前記第一半導体層に層間絶縁膜の窓を介し不純物を導入
し、深いpn接合を形成するための第二半導体層を形成
する工程と、 前記第二半導体層を部分的にエッチング防止膜で覆う工
程と、 前記第二半導体層をエッチング防止膜を介しエッチング
して第二半導体層の層厚を部分的に薄くし、浅いpn接
合を形成するための層厚の薄い第二半導体層を形成する
工程とを含んで成ることを特徴とする受発光ダイオード
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10335793A JPH06314820A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 受発光ダイオード及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10335793A JPH06314820A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 受発光ダイオード及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06314820A true JPH06314820A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14351887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10335793A Pending JPH06314820A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 受発光ダイオード及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06314820A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5677397A (en) * | 1993-04-23 | 1997-10-14 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Epoxy resin composition |
| JP2006500560A (ja) * | 2002-09-20 | 2006-01-05 | 三菱電機株式会社 | ケモクロミックセンサならびにケモクロミック試薬および試験材料の検知方法 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP10335793A patent/JPH06314820A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5677397A (en) * | 1993-04-23 | 1997-10-14 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Epoxy resin composition |
| JP2006500560A (ja) * | 2002-09-20 | 2006-01-05 | 三菱電機株式会社 | ケモクロミックセンサならびにケモクロミック試薬および試験材料の検知方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7880258B2 (en) | Thin wafer detectors with improved radiation damage and crosstalk characteristics | |
| US7968964B2 (en) | High density photodiodes | |
| US9276022B2 (en) | Low crosstalk, front-side illuminated, back-side contact photodiode array | |
| US8049294B2 (en) | Front side illuminated, back-side contact double-sided PN-junction photodiode arrays | |
| US7202103B2 (en) | Overlapped color filter fabrication technique | |
| US6583805B2 (en) | Exposure unit for image forming apparatus using electrophotographic system, and electrophotographic image forming apparatus | |
| CN1621941A (zh) | 包括其中的遮蔽元件的光掩模及相关的方法与系统 | |
| JP3060357B2 (ja) | 走査型露光装置及び該走査型露光装置を用いてデバイスを製造する方法 | |
| JP2006128433A (ja) | 光フィルタ付き光学装置及びその製造方法 | |
| US9178092B2 (en) | Front-side illuminated, back-side contact double-sided PN-junction photodiode arrays | |
| US20210020671A1 (en) | Image sensor and method of forming the same | |
| JPH0746823B2 (ja) | イメ−ジセンサ | |
| JPH06314820A (ja) | 受発光ダイオード及びその製造方法 | |
| JPH06314819A (ja) | 受発光ダイオード及びその製造方法 | |
| WO2021042290A1 (zh) | 图像传感器及其制作方法、电子设备 | |
| KR20050116157A (ko) | 포토 다이오드 어레이 및 그 제조 방법 및 방사선 검출기 | |
| JP2810061B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP3187213B2 (ja) | 受発光ダイオード | |
| JP2006003869A (ja) | イメージセンサのマイクロレンズ形成方法 | |
| GB2238165A (en) | A photodetector device | |
| EP0661757A2 (en) | Solid-state imaging device and method of manufacturing the same | |
| US20180157159A1 (en) | Photomask and manufacturing method of semiconductor device | |
| JPH08298338A (ja) | 受発光方法、受発光素子およびその製造方法 | |
| JPH11220180A (ja) | Ledアレイヘッド | |
| JP3126632B2 (ja) | 受発光素子及びその製造方法 |