JPH06317080A - 掘削装置 - Google Patents

掘削装置

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Publication number
JPH06317080A
JPH06317080A JP13125793A JP13125793A JPH06317080A JP H06317080 A JPH06317080 A JP H06317080A JP 13125793 A JP13125793 A JP 13125793A JP 13125793 A JP13125793 A JP 13125793A JP H06317080 A JPH06317080 A JP H06317080A
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JP
Japan
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casing
drive shaft
pipe
drive
inner pipe
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Application number
JP13125793A
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English (en)
Inventor
Michihiro Fukumoto
道宏 福元
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Original Assignee
Individual
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リーダーや掘削装置全体を大きくしたり、ま
たケーシングや駆動軸を分離させて、新たなケーシング
や駆動軸を接続させたり取り外したりするという面倒も
なく、簡単に地面に深い削孔が行えるようにする。 【構成】 リーダー1に沿って昇降する駆動装置2から
ケーシング3が垂下されると共に、このケーシング3内
に駆動装置2によって回転される駆動軸4が挿通され、
ケーシング3の下端に設けられた回転伝達部5より下方
に向けて延出されたオーガー軸6が、駆動軸4の回転に
より回転伝達部5を介して回転する掘削装置10におい
て、ケーシング3及び駆動軸4の少なくとも一部を内管
31,41と外管32,42とからなる二重管構造で伸
縮可能に形成すると共に、ケーシング3の内管31と外
管32とを適当な位置で係止させる係止手段7を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地面を掘削するのに
使用する掘削装置に係り、特に、リーダーに沿って昇降
する駆動装置からケーシングが垂下されると共に、この
ケーシング内に上記駆動装置によって回転される駆動軸
が挿通され、上記ケーシングの下端に駆動軸の回転を伝
達させる回転伝達部が設けられると共に、この回転伝達
部より下方に向けてオーガー軸が延出され、上記駆動軸
の回転により回転伝達部を介してこのオーガー軸が回転
されるようになった掘削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、地面を掘削するのに様々な掘
削装置が使用されていた。そして、このような掘削装置
の一つとして、地面に複数の連続した孔を一度に削孔す
るため、本出願人は、図1及び図2に示すように、クロ
ーラクレーンAによって地面に対して垂直に保持された
リーダー1に沿って昇降する駆動装置2からケーシング
3を垂下させると共に、このケーシング3内に上記駆動
装置2によって回転される駆動軸4を挿通させ、上記ケ
ーシング3の下端に駆動軸4の回転を伝達させる回転伝
達部5を設け、この回転伝達部5より下方に延出させた
複数のオーガー軸6をこの回転伝達部5を介して上記駆
動軸4の回転に伴って回転させ、各オーガー軸6によっ
て地面に連続した複数の削孔を行うようにしたものを開
発した。
【0003】ここで、上記のような掘削装置において、
地面に深い孔を削孔する場合、上記駆動装置2から下方
に延出させるケーシング3及びその内部に設けられる駆
動軸4をそれぞれ複数本接続させて、これらの長さを長
くすると共に、これに併せて高さの高いリーダー1を用
いて深い削孔を行うようにしていた。
【0004】しかし、このようにケーシング3や駆動軸
4を複数本接続させると共にリーダー1を高くした場
合、掘削装置が大型化し、コストが高く付くと共に、こ
の掘削装置の安定性が悪くなり、また掘削を行う地面の
上方に障害物がある場合には、この障害物が邪魔になっ
て、このように大型化した掘削装置を使用することが出
来ない等の問題があった。
【0005】そこで、従来においては、上記のように掘
削装置を大型化させずに、より深い削孔を行うため、掘
削装置によってある程度の深さの掘削を行った後、上記
ケーシング3及び駆動軸4をそれぞれその途中において
分離させ、このように分離させた箇所につなぎのケーシ
ング3と駆動軸4とを接続させて、ケーシング3及び駆
動軸4の長さを長くし、これによってより深い削孔を行
うようにし、またこのようにして深い削孔を行った後、
この掘削装置を引き上げる場合には、新たに接続させた
ケーシング3及び駆動軸4を取り外すようにしていた。
【0006】しかし、上記のように掘削時や引き上げ時
において、ケーシング3及び駆動軸4をそれぞれその途
中で分離させて、このように分離させた部分に新たなケ
ーシング3や駆動軸4を接続させたり、また接続させた
ケーシング3や駆動軸4を取り外したりする作業は非常
に面倒で時間がかかり、作業効率が著しく低下するとい
う問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、リーダー
に沿って昇降する駆動装置からケーシングが垂下される
と共に、このケーシング内に上記駆動装置によって回転
される駆動軸が挿通され、上記ケーシングの下端に駆動
軸の回転を伝達させる回転伝達部が設けられると共に、
この回転伝達部より下方に向けてオーガー軸が延出さ
れ、上記駆動軸の回転により回転伝達部を介してこのオ
ーガー軸が回転されるようになった掘削装置における上
記のような問題を解決することを課題とするものであ
る。
【0008】すなわち、この発明においては、上記のよ
うな掘削装置において、地面に深い削孔を行うにあた
り、リーダーや掘削装置全体を大きくしたり、また掘削
時や引き上げ時に、ケーシングや駆動軸をその途中で分
離させて、新たなケーシングや駆動軸を接続させたり取
り外したりするという面倒な作業を行う必要もなく、簡
単に地面に深い削孔が行えるようにすることを課題とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明における第1の
掘削装置においては、上記のような課題を解決するた
め、リーダー1に沿って昇降する駆動装置2からケーシ
ング3が垂下されると共に、このケーシング3内に上記
駆動装置2によって回転される駆動軸4が挿通され、上
記ケーシング3の下端に駆動軸4の回転を伝達させる回
転伝達部5が設けられると共に、この回転伝達部5より
下方に向けてオーガー軸6が延出され、上記駆動軸4の
回転により回転伝達部5を介してこのオーガー軸6が回
転されるようになった掘削装置において、上記ケーシン
グ3及び駆動軸4の少なくとも一部を内管31,41と
外管32,42とからなる二重管構造で伸縮可能に形成
すると共に、上記ケーシング3の内管31と外管32と
を適当な位置で係止させる係止手段7を設けるようにし
たのである。
【0010】また、この発明における第2の掘削装置に
おいては、上記のような課題を解決するため、リーダー
1に沿って昇降する駆動装置2からケーシング3が垂下
されると共に、このケーシング3内に上記駆動装置2に
よって回転される駆動軸4が挿通され、上記ケーシング
3の下端に駆動軸4の回転を伝達させる回転伝達部5が
設けられると共に、この回転伝達部5より下方に向けて
オーガー軸6が延出され、上記駆動軸4の回転により回
転伝達部5を介してこのオーガー軸6が回転されるよう
になった掘削装置において、上記ケーシング3及び駆動
軸4の少なくとも一部を内管31,41と外管32,4
2とからなる二重管構造で伸縮可能に形成すると共に、
上記ケーシング3の内管31と外管32とに架け渡すよ
うにした伸縮装置8を設けるようにしたのである。
【0011】
【作用】この発明に係る第1の掘削装置においては、上
記のように駆動装置2と回転伝達部5との間に設けられ
たケーシング3及び駆動軸4の少なくとも一部を内管3
1,41と外管32,42とからなる二重管構造で伸縮
可能に形成すると共に、上記ケーシング3の内管31と
外管32とを適当な位置で係止させる係止手段7を設け
るようにしたため、この係止手段7を外した状態では、
内管31と外管32の二重管構造になったケーシング3
の部分をスライドさせて伸縮させることができ、またこ
のようにケーシング3を伸縮させると、これに伴って、
このケーシング3内に挿通された駆動軸4の二重管構造
の部分においても、その内管41と外管42とがスライ
ドして伸縮するようになる。
【0012】そして、このように二重管構造になったケ
ーシング3及び駆動軸4の部分を伸縮させて、掘削装置
の長さを適当な長さに調整した後、上記係止手段7によ
り上記ケーシング3の内管31と外管32とを係止させ
ると、このケーシング3及び駆動軸4が伸縮されなくな
り、これによって掘削装置が適当な長さの状態で維持さ
れるようになる。
【0013】そして、このような第1の掘削装置を用い
て地面に深い削孔を行う場合においては、上記のケーシ
ング3及び駆動軸4において二重管構造になった部分を
収縮させ、この状態でケーシング3の内管31と外管3
2とを係止手段7により係止させて掘削装置の長さを短
くし、このように掘削装置を短くした状態で掘削を行っ
て、地面をある程度の深さまで削孔させるようにする。
その後、上記の係止手段7を解除させて、ケーシング3
及び駆動軸4において二重管構造になった部分を伸長さ
せ、このようにケーシング3及び駆動軸4を伸長させた
状態で、ケーシング3の内管31と外管32とを再度係
止手段7により係止させて掘削装置の長さを長くし、こ
の状態でさらに掘削を行って、地面をさらに深く削孔さ
せるようにする。
【0014】また、このようにして地面に深い削孔を行
った後、この掘削装置を引き上げるにあたっては、上記
のように長くなった状態で掘削装置をある程度の高さま
で引き上げるようにし、その後、上記の係止手段7を解
除させて、ケーシング3及び駆動軸4において二重管構
造になった部分を収縮させ、この状態でケーシング3の
内管31と外管32とを再度係止手段7により係止させ
て、掘削装置の長さを元の短い状態にし、このように短
くした状態で掘削装置を削孔内から引き上げるようにす
る。
【0015】また、この発明における第2の掘削装置に
おいては、上記のように駆動装置2と回転伝達部5との
間に設けられたケーシング3及び駆動軸4の少なくとも
一部を内管31,41と外管32,42とからなる二重
管構造で伸縮可能に形成すると共に、上記ケーシング3
の内管31と外管32とに架け渡すようにして伸縮装置
8を設けるようにしたため、この伸縮装置8を伸縮させ
ることによって、内管31と外管32の二重管構造にな
ったケーシング3の部分がスライドして伸縮されると共
に、これに伴って、このケーシング3内に挿通された駆
動軸4の二重管構造の部分においても、その内管41と
外管42とがスライドして伸縮するようになる。
【0016】そして、このように伸縮装置8を伸縮させ
て二重管構造になったケーシング3及び駆動軸4の部分
を伸縮させ、掘削装置の長さを適当な長さに調整した
後、この伸縮装置8による伸縮を停止させると、上記ケ
ーシング3及び駆動軸4がその状態で保持され、掘削装
置が適当な長さの状態で維持されるようになる。
【0017】そして、このような第2の掘削装置を用い
て地面に深い削孔を行う場合においては、上記の伸縮装
置8を収縮させ、これにより上記のケーシング3及び駆
動軸4において二重管構造になった部分を収縮させて掘
削装置の長さを短くし、このように掘削装置を短くした
状態で掘削を行って、地面をある程度の深さまで削孔さ
せるようにする。その後、上記の伸縮装置8を伸長さ
せ、ケーシング3及び駆動軸4において二重管構造にな
った部分を伸長させて掘削装置の長さを長くし、この状
態でさらに掘削を行って、地面をさらに深く削孔させる
ようにする。
【0018】また、このようにして地面に深い削孔を行
った後、この掘削装置を引き上げるにあたっては、一般
に上記のように長くなった状態で掘削装置をある程度の
高さまで引き上げるようにし、その後、上記の伸縮装置
8を収縮させ、これにより上記のケーシング3及び駆動
軸4において二重管構造になった部分を収縮させて掘削
装置の長さを元の短い状態にし、このように短くした状
態で掘削装置を削孔内から引き上げるようにする。
【0019】このように、この発明の第1及び第2に係
る掘削装置においては、地面に深い削孔を行うにあた
り、従来のように、リーダー1を高くして掘削装置全体
を大きくしたり、また掘削時や引き上げ時において、ケ
ーシング3と駆動軸4とを適当な箇所で分離させて、新
たなケーシング3や駆動軸4を接続させたり取り外した
りするという面倒な作業を行うことなく、上記のように
二重管構造になったケーシング3及び駆動軸4の部分を
伸縮させるだけで、簡単に地面に深い削孔が行えるよう
になると共に、掘削した後において掘削装置を削孔内か
ら引き上げも操作も容易に行えるようになり、作業効率
が向上する。
【0020】さらに、この発明の第2の掘削装置のよう
に、上記ケーシング3の内管31と外管32とに架け渡
すようにして伸縮装置8を設けた場合には、この発明の
第1の掘削装置のように、係止手段7を解除させて二重
管構造になったケーシング3及び駆動軸4の部分を伸縮
させた後、再度ケーシング3の内管31と外管32とを
係止手段7により係止させるということをしなくても、
上記伸縮装置8を伸縮させるだけで、二重管構造になっ
たケーシング3及び駆動軸4の部分が伸縮されて保持さ
れるようになり、掘削装置の長さの変更がより簡単に行
え、掘削装置の長さを長くして地面に深い削孔を行う作
業や、掘削した後において掘削装置を削孔内から引き上
げる作業がより簡単に行えるようになり、作業効率がさ
らに向上する。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例に係る掘削装置を添
付図面に基づいて具体的に説明する。
【0022】(実施例1)この実施例の掘削装置におい
ては、図3及び図4に示すように、リーダー1に沿って
昇降する駆動装置2からケーシング3を複数本接続させ
て垂下させるようにし、この複数本のケーシング3のう
ち、駆動装置2に取り付けるケーシング3に、外管32
の内周側に内管31が設けられて伸縮可能な二重管構造
になったケーシング3aを用いるようにした。そして、
このケーシング3aにおける内管31の上端に設けられ
た取付部31aにより、この内管31を上記駆動装置2
の下に取り付ける一方、その外管32の下には伸縮しな
い通常のケーシング3bを接続させるようにした。
【0023】ここで、このような二重管構造になったケ
ーシング3aにおける内管31と外管32とを係止手段
7により適当な位置で係止させるにあたり、この実施例
のものにおいては、図5(A)〜(D),図6及び図7
に示すように、上記の内管31の軸方向両端部、すなわ
ち内管31の上端部と下端部とにおいて、それぞれその
外周面に一対の円弧状になった内管係止部71を相反す
るように取り付けると共に、この各内管係止部71の外
周側に、軸方向と直交する水平方向に抜けた係止穴76
の一部を構成する切り込み部73を設け、さらに各内管
係止部71の周方向両側に接するようにして、4本のガ
イドレール78をこの内管31の軸方向(上下方向)に
配するようにした。
【0024】一方、二重管構造になったケーシング3a
の外管32においては、その上部に組み込むようにして
外管係止部72を設け、図5(B)に示すように、この
外管係止部72の内周面側に相対向するようにして、内
管31の外周面に設けられた上記の内管係止部71及び
その両側のガイドレール78を嵌め込む案内溝75を設
けると共に、この案内溝75の両側における外管係止部
72の肉厚部分に上記の内管係止部71に設けられた切
り込み部73と接合して係止穴76を構成する貫通穴7
4を設けるようにした。
【0025】そして、この外管係止部72に設けられた
各案内溝75内に、図5(D)に示すように、内管31
の外周面に設けられた上記一対の内管係止部71及びそ
の両側のガイドレール78を嵌め込むようにして、外管
32内に内管31を挿入させるようにした。
【0026】このようにすると、図5(C)に示すよう
に、内管31に設けられた上記の各ガイドレール78が
外管32の外管係止部72に設けられた案内溝75の両
側の壁面に接触し、内管31と外管32とをスライドさ
せて伸縮させる際に、内管31と外管32とがガイドレ
ール78に沿ってスライドし、内管31と外管32とが
回転して外管係止部72に設けられた案内溝75と内管
31の外周面に設けられた内管係止部71との位置がず
れるということがなかった。
【0027】そして、この二重管構造になったケーシン
グ3aを収縮させた状態で係止させるにあたっては、図
6に示すように、内管31を外管32内に深く挿入させ
てケーシング3aを収縮させ、この内管31の上端部に
設けられた一対の内管係止部71を、図5(D)に示す
ように、外管32の外管係止部72に設けられた各案内
溝75内に嵌め込み、内管係止部71に設けられた切り
込み部73と外管係止部72に設けられた貫通穴74と
を接合させて係止穴76を構成させ、この係止穴76に
係止部材77を差し込んで、このケーシング3aにおけ
る内管31と外管32とを係止させるようにした。
【0028】一方、二重管構造になったケーシング3a
を伸長させた状態で係止させるにあたっては、図7に示
すように、外管32内に挿入された内管31を外管32
内から引き出し、この内管31の下端部に設けられた一
対の内管係止部71を、上記の図5(D)に示すよう
に、外管32の外管係止部72に設けられた各案内溝7
5内に嵌め込み、この下端部における内管係止部71に
設けられた切り込み部73と外管係止部72に設けられ
た貫通穴74とを接合させて係止穴76を構成させ、こ
の係止穴76に係止部材77を差し込んで、このケーシ
ング3aにおける内管31と外管32とを係止させるよ
うにした。
【0029】また、上記のケーシング3内に駆動装置2
によって回転される駆動軸4を設けるにあたっては、複
数本の駆動軸4を接続させて用いるようにし、この複数
本の駆動軸4のうち、駆動装置2に取り付ける駆動軸4
には、外管42の内周側に内管41が設けられて伸縮可
能な二重管構造になった駆動軸4aを用いるようにし
た。
【0030】そして、このように二重管構造になった駆
動軸4aにおいては、その内管41の上端部における六
角柱状の取付部41aを上記の駆動装置2に取り付ける
ようにする一方、この駆動軸4aにおける外管42にお
いては、図9に示すように、伸縮しない通常の駆動軸4
bの上端部における六角柱状になった六角部44を、こ
の外管42の下端部に設けられた六角保持部43内に嵌
め込んで、この外管42の下に通常の駆動軸4bを接続
させるようにした。
【0031】ここで、上記のような二重管構造になった
駆動軸4aの内管41においては、図8〜図10に示す
ように、その上部側及び下部側の適当な位置において、
その外周面にそれぞれ六角柱状になった六角部44を設
けると共に、この六角部44における4つの角部の位置
において、それぞれガイドレール45をこの内管41の
軸方向(上下方向)に沿って上記の六角部44間に設け
た。
【0032】一方、二重管構造になったこの駆動軸4a
の外管42においては、その上端部の内周面に、内管4
1に設けられた上記六角部44と噛み合う六角保持部4
3を設けた。
【0033】そして、この外管42に設けられた六角保
持部43内において内管41に設けられた六角部44が
噛み合うようにして、この外管42内に内管41を挿入
させるようにした。
【0034】このようにして外管42内に内管41を挿
入させると、図8に示すように、内管41の六角部44
間に設けられた各ガイドレール45が外管42の六角保
持部43における4つの角部に接触し、内管41と外管
42とをスライドさせて伸縮させる際に、内管41と外
管42とがガイドレール45に沿ってスライドし、内管
41と外管42とが回転して上記の六角部44と六角保
持部43との位置がずれるということがなかった。
【0035】そして、前記のように二重管構造になった
ケーシング3aを収縮させると、これに伴ってこの駆動
軸4aの内管41が外管42内に深く挿入され、ケーシ
ング3aを収縮させて係止させた状態では、図9に示す
ように、上記内管41の上部側における六角部44が外
管42の六角保持部43内に噛み合った状態で嵌め込ま
れるようになった。一方、上記ケーシング3aを伸長さ
せると、これに伴って外管42内に挿入された内管41
が外管42内から引き出され、ケーシング3aを伸長さ
せて係止させた状態では、図10に示すように、上記内
管41の下部側における六角部44が外管42の六角保
持部43内に噛み合った状態で嵌め込まれるようになっ
た。
【0036】このため、ケーシング3aを収縮させて係
止させた場合と、ケーシング3aを伸長させて係止させ
た場合のいずれの場合においても、駆動軸4aの内管4
1に設けられた六角部44が外管42に設けられた六角
保持部43内に噛み合った状態で嵌め込まれるようにな
り、この駆動軸4aにおける内管41と外管42とが駆
動装置2によって一緒に回転されるようになった。
【0037】また、この実施例のものにおいては、掘削
時等において掘削された削孔内にセメントミルク等を注
入させるため、上記駆動軸4の内部にセメントミルク等
を送る注入管46を設けるようにした。そして、この注
入管46においても、上記の二重管構造になった駆動軸
4aの内部においては、外管46aの内周側に内管46
bが設けられて伸縮可能な二重管構造になったものを用
いるようにした。
【0038】そして、この実施例の掘削装置において
は、図3及び図4に示すように、上記のように駆動装置
2から垂下されたケーシング3の下端に、駆動軸4の回
転を伝達させる回転伝達部5を設けるようにした。
【0039】ここで、この回転伝達部5においては、そ
の下面の中央部及びその両側部からそれぞれ先端に地面
を掘削する掘削ヘッド61が設けられると共に軸の途中
に掘削された土砂等を撹拌する撹拌翼62が設けられた
長,短2種類のオーガー軸6a,6bを下方に延出させ
るようにした。また、この回転伝達部5の上面の両側部
においては、引き上げ時に上方に蓄積した土砂等を排除
させる引上げヘッド91が先端に設けられると共に軸の
途中に掘削された土砂等を孔内において撹拌させるスク
リュウ92が設けられた撹拌軸9を上方に延出させるよ
うにした。
【0040】そして、この回転伝達部5において、上記
駆動軸4の回転を上記の各オーガー軸6a,6b及び撹
拌軸9に伝達させてこれらを回転させるようにした。
【0041】ここで、この回転伝達部5において、駆動
軸4の回転を上記の各オーガー軸6a,6b及び撹拌軸
9に伝達させて、各オーガー軸6a,6b及び撹拌軸9
を回転させるにあたっては、図11に示すように、この
回転伝達部5のボックス50内における中央部に上記駆
動軸4に連結させる伝達主軸51を設け、この伝達主軸
51の下端に上記の中央部における長いオーガー軸6a
を連結させるようにした。また、この伝達主軸51の両
側にそれぞれ中間軸52を介して伝達副軸53を設け、
この各伝達副軸53の下端にそれぞれ上記の短いオーガ
ー軸6bを連結させると共に、この各伝達副軸53の上
端にそれぞれ上記の撹拌軸9を連結させるようにした。
【0042】そして、上記の伝達主軸51に設けられた
メインギア54とその両側における中間軸52に設けら
れたサブギア55とを噛み合わせると共に、この中間軸
52とその外側に位置する伝達副軸53との双方に設け
られたスプロケット56にチェーン57を巻き掛けるよ
うにした。
【0043】この状態で、上記駆動軸4の回転に伴って
伝達主軸51が回転すると、この回転に伴って両側の中
間軸52が伝達主軸51と逆方向に回転し、またこの中
間軸52の回転に伴ってその外側に位置する各伝達副軸
53が中間軸52と同方向、すなわち伝達主軸51とは
逆方向に回転されるようになり、中央部における長いオ
ーガー軸6aに対して、その両側における短いオーガー
軸6b及び上記の各撹拌軸9が逆方向に回転されるよう
になった。
【0044】また、この実施例の掘削装置においては、
図3及び図11に示すように、上記のように回転伝達部
5の下面より下方に延出された各オーガー軸6a,6b
を水平に設けられた連結具63に挿通させて、各オーガ
ー軸6a,6bを一定間隔に保持させるようにし、掘削
時に各オーガー軸6a,6bの掘削方向がずれるのを防
止すると共に、この回転伝達部5の上面より上方に延出
された各撹拌軸9ついても、ケーシング3に水平に設け
られた連結具93に挿通させ、各撹拌軸9の振れを防止
するようにした。
【0045】次に、この実施例の掘削装置を用いて地面
に深い削孔を行う場合について具体的に説明する。
【0046】この実施例の掘削装置を用いて地面を掘削
するにあたっては、上記のように二重管構造になったケ
ーシング3a,駆動軸4a及び注入管46を収縮させ
て、図6に示すように、ケーシング3aの内管31の上
端部に設けられた一対の内管係止部71をそれぞれ外管
32の外管係止部72に設けられた案内溝75内に嵌め
込み、内管係止部71に設けられた切り込み部73と外
管係止部72に設けられた貫通穴74とを接合させ、こ
の切り込み部73と貫通穴74とによって構成された係
止穴76に係止部材77を差し込み、このケーシング3
aの内管31と外管32とを係止させた。
【0047】そして、このように二重管構造になったケ
ーシング3a,駆動軸4a及び注入管46を収縮させて
掘削装置全体の長さを短くした状態で、図4に示すよう
に、この掘削装置をクローラクレーンAによって垂直に
保持されたリーダー1にセットし、この状態で、上記駆
動装置2をリーダー1に沿って下降させながら、この駆
動装置2を駆動させて、ケーシング3内に挿通された駆
動軸4を回転させ、この駆動軸4の回転を、ケーシング
3の下端に設けられた上記回転伝達部5によりその下方
に延出された各オーガー軸6及び上方に延出された各撹
拌軸9に伝達させて、各オーガー軸6及び各撹拌軸9を
回転させるようにした。
【0048】そして、このように回転する各オーガー軸
6の先端に設けられた掘削ヘッド61によって地面を掘
削すると共に、このように掘削された削孔内に上記注入
管46を通して送られてきたセメントミルク等を注入
し、掘削された土砂とセメントミルク等を各オーガー軸
6に設けられた撹拌翼62や各撹拌軸9によって混合撹
拌させながら、図12(A)に示すように、掘削装置の
長さを短くした状態で、地面をある程度の深さまで掘削
した。
【0049】このようにして地面をある程度の深さまで
掘削した後は、上記駆動装置2の駆動及び下降を停止さ
せて、上記の係止穴76に差し込んだ係止部材77を抜
き取り、この状態で、上記駆動装置2をリーダー1に沿
って上昇させた。
【0050】このように駆動装置2を上昇させると、二
重管構造になったケーシング3a,駆動軸4a及び注入
管46の部分において、各外管32,42,46a内に
挿入された各内管31,41,46bが、これに伴って
それぞれ外管32,42,46a内から引き出されて、
二重管構造になったケーシング3a,駆動軸4a及び注
入管46が伸長した。なお、この場合、ケーシング3a
と駆動軸4aとにおいては、それぞれの内管31,41
が各外管32,42内から各ガイドレール78,44に
よって規制されながら引き出され、内管31,41と外
管32,42とが回転してその位置がずれるということ
がなかった。
【0051】そして、このように二重管構造になったケ
ーシング3a,駆動軸4a及び注入管46の部分が伸長
されて、図7に示すように、ケーシング3aにおける内
管31の下端部に設けられた一対の内管係止部71がそ
の外管32の外管係止部72に設けられた各案内溝75
内に嵌め込まれ、この下端部における内管係止部71に
設けられた切り込み部73と外管係止部72に設けられ
た貫通穴74とが接合されて係止穴76が構成されると
共に、図10に示すように、駆動軸4aにおける外管4
1の六角保持部43内にその内管41の下部側における
六角部44が嵌め込まれて噛み合った時点で、上記駆動
装置2の上昇を停止させた。
【0052】その後は、上記ケーシング3aにおいて構
成された係止穴76に係止部材77を差し込んで、この
ケーシング3aにおける内管31と外管32とを係止さ
せ、図12(B)に示すように、掘削装置全体の長さを
長くした状態で維持させるようにした。
【0053】そして、このように掘削装置全体の長さを
長くした状態で、上記駆動装置2を再度リーダー1に沿
って下降させながら駆動させ、上記のように各オーガー
軸6の先端に設けられた掘削ヘッド61によって地面を
掘削すると共に、この掘削された削孔内にセメントミル
ク等を注入し、掘削された土砂とセメントミルク等を各
オーガー軸6に設けられた撹拌翼62や各撹拌軸9によ
って混合撹拌させて、さらに地面を深く掘削した。
【0054】また、このようにして地面を深く掘削した
後、この掘削装置を引き上げるにあたっては、掘削装置
全体の長さを長くしたままの状態で、上記の駆動装置2
をリーダー1に沿って上昇させながら駆動させ、上記各
オーガー軸6及び撹拌軸9を回転させて、掘削された土
砂とセメントミルク等をさらに混合撹拌しながら、この
掘削装置をある程度の高さまで引き上げるようにした。
【0055】そして、このように掘削装置をある程度の
高さまで引き上げた時点で、上記駆動装置2の上昇及び
駆動を停止させると共に、回転伝達部5等が勝手に下降
しないように、二重管構造になったケーシング3aより
下の部分を保持した後、上記ケーシング3aにおいて係
止穴76に差し込んだ係止部材77を抜き取って、その
内管31と外管32との係止を解除し、この状態で、上
記駆動装置2をリーダー1に沿って下降させた。
【0056】このように駆動装置2を下降させると、二
重管構造になったケーシング3a,駆動軸4a及び注入
管46の部分において、各内管31,41,46bがこ
れに伴ってそれぞれの外管32,42,46a内から挿
入されて、二重管構造になったケーシング3a,駆動軸
4a及び注入管46が収縮した。なお、この場合も、ケ
ーシング3aと駆動軸4aとにおいては、それぞれの内
管31,41が各ガイドレール78,44によって規制
されながらそれぞれの外管32,42内に挿入され、内
管31,41と外管32,42とが回転して位置がずれ
るということがなかった。
【0057】そして、このように二重管構造になったケ
ーシング3a,駆動軸4a及び注入管46の部分が収縮
されて、図6に示すように、ケーシング3aにおける内
管31の上端部に設けられた一対の内管係止部71がそ
の外管32の外管係止部72に設けられた各案内溝75
内に嵌め込まれ、この上端部における内管係止部71に
設けられた切り込み部73と外管係止部72に設けられ
た貫通穴74とが接合されて係止穴76が構成されると
共に、図9に示すように、駆動軸4aにおける外管41
の六角保持部43内にその内管41の下部側における六
角部44が嵌め込まれて噛み合った時点で、上記駆動装
置2の下降を停止させた。
【0058】このようにして二重管構造になったケーシ
ング3a,駆動軸4a及び注入管46の部分を収縮させ
た後、上記ケーシング3aにおいて構成された係止穴7
6に係止部材77を差し込んでケーシング3aにおける
内管31と外管32とを係止させ、掘削装置全体の長さ
を元の短い状態にした後、上記駆動装置2を再度リーダ
ー1に沿って上昇させながら駆動させて、各オーガー軸
6及び撹拌軸9を回転させ、掘削された土砂とセメント
ミルク等をさらに混合撹拌しながら、この掘削装置を掘
削された孔内から完全に引きあげるようにした。
【0059】このようにして地面に深い削孔を行うよう
にすると、従来の掘削装置のようにリーダー1や掘削装
置全体を大きくしたり、また掘削時や掘削装置を掘削さ
れた孔内から引き上げたりする際に、ケーシング3や駆
動軸4を分離させて、新たなケーシング3や駆動軸4を
接続させたり取り外したりするという面倒な作業を行う
必要がなく、二重管構造になったケーシング3a,駆動
軸4a及び注入管46の部分を伸縮させるだけで、簡単
に地面に深い孔を掘削することができるようになり、そ
の作業効率が向上した。
【0060】なお、この実施例における掘削装置おいて
は、リーダー1に沿って昇降する駆動装置2から1つの
ケーシング3を垂下させると共に、このケーシング3の
下端に設けられた回転伝達部5より下方に3本の各オー
ガー軸6を延出させ、一度に3つの連続した孔を掘削す
るようにしたが、一度に多数の連続した孔を掘削させる
ため、駆動装置2から複数のケーシング3を垂下させる
と共に、ケーシング3の下端に設けられた回転伝達部5
より下方に数多くのオーガー軸6を延出させるようにす
ることも可能であり、例えば、図13に示すように、リ
ーダー1に沿って昇降する駆動装置2から一対のケーシ
ング3を所要間隔を介して垂下させ、このように垂下さ
れた一対のケーシング3の下端に回転伝達部5を設け、
この回転伝達部5より下方に5本の各オーガー軸6を延
出させると共に、上方に3本の撹拌軸9を延出させるよ
うにしてもよい。
【0061】(実施例2)この実施例の掘削装置におい
ても、上記の実施例1における掘削装置の場合と同様
に、リーダー1に沿って昇降する駆動装置2からケーシ
ング3を複数本接続させて垂下させるようにし、この複
数本のケーシング3のうち、駆動装置2に取り付けるケ
ーシング3に、外管32の内周側に内管31が設けられ
て伸縮可能な二重管構造になったケーシング3aを用い
るようにした。また、このケーシング3内に駆動装置2
によって回転される駆動軸4を設けるにあたっても、複
数本の駆動軸4を接続させて用いるようにし、この複数
本の駆動軸4のうち、駆動装置2に取り付ける駆動軸4
には、外管42の内周側に内管41が設けられて伸縮可
能な二重管構造になった駆動軸4aを用いるようにし
た。
【0062】一方、この実施例の掘削装置においては、
実施例1における掘削装置のようにケーシング3aの内
管31と外管32とを適当な位置で係止させる係止手段
7を設けずに、図14(A),(B)に示すように、ケ
ーシング3aの内管31と外管32とに架け渡すように
して、油圧シリンダー等の伸縮装置8を設けるようにし
た。
【0063】そして、この実施例の掘削装置において、
上記のようにケーシング3aの内管31と外管32とに
架け渡された伸縮装置8を収縮させると、これに伴って
上記のように二重管構造になったケーシング3aや駆動
軸4aの部分において、それぞれの内管31,41がそ
れぞれの外管32,42内に挿入されて、掘削装置全体
の長さが短くなり、このように短くなった状態で掘削装
置が維持される一方、上記の伸縮装置8を伸長させる
と、これに伴って上記のように二重管構造になったケー
シング3aや駆動軸4aの部分において、それぞれの外
管32,42内に挿入された各内管31,41が各外管
32,42内から引き出されて、掘削装置全体の長さが
長くなり、このように長くなった状態で掘削装置が維持
されるようになった。
【0064】そして、この実施例に係る掘削装置を用い
て地面に深い削孔を行うにあたり、図14(A)に示す
ように、上記の伸縮装置8を収縮させてこの掘削装置全
体の長さを短くし、このように掘削装置を短くした状態
で地面をある程度の深さまで掘削した後、この掘削装置
全体の長さを長くしてさらに地面を深く掘削する場合に
は、上記の駆動装置2をリーダー1に沿って上昇させる
と共に、上記の伸縮装置8を伸長させるだけで、上記の
ように二重管構造になったケーシング3aや駆動軸4a
の部分が伸長されて、この掘削装置全体の長さが長くな
った状態で維持されるようになり、この状態で、さらに
地面を深く掘削することができるようになった。
【0065】また、このように地面をさらに深く掘削し
た後、この掘削装置を引き上げるにあたっても、掘削装
置全体の長さを長くしたままの状態で、この掘削装置を
ある程度の高さまで引き上げた後、上記の伸縮装置8を
収縮させるだけで、上記のように二重管構造になったケ
ーシング3aや駆動軸4aの部分が収縮されて、この掘
削装置全体の長さが元の短い状態になり、このままの状
態で簡単にこの掘削装置を掘削された孔内から完全に引
きあげることができるようになった。
【0066】このように、この実施例に係る掘削装置に
おいては、掘削装置全体の長さを長くしたり、短くした
りするにあたり、上記実施例1の掘削装置のように二重
管構造になったケーシング3aにおける内管31と外管
32とによって構成された係止穴76の部分に係止部材
77を差し込んだり、このように差し込んだ係止部材7
7を係止穴76の部分から外したりする作業を行う必要
がなく、上記のようにケーシング3aの内管31と外管
32とに架け渡された伸縮装置8を伸縮させるだけで、
掘削装置全体の長さを簡単に調整できるようになり、地
面に深く孔を掘削する作業がより効率よく簡単に行える
ようになった。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係る第
1の掘削装置においては、駆動装置と回転伝達部との間
に設けられたケーシング及び駆動軸の少なくとも一部を
内管と外管とからなる二重管構造で伸縮可能に形成する
と共に、上記ケーシングの内管と外管とを適当な位置で
係止させる係止手段を設けるようにしたため、この係止
手段を外した状態で、上記の二重管構造になったケーシ
ングの部分を伸縮させると、これに伴ってこのケーシン
グ内に挿入された駆動軸の二重管構造の部分も伸縮し、
このように伸縮させた状態で、上記の係止手段によりケ
ーシングの内管と外管とを係止させると、このケーシン
グ及び駆動軸が伸長した状態もしくは収縮した状態等で
保持されるようになり、掘削装置全体の長さを必要に応
じて簡単に変更することができるようになった。
【0068】また、この発明における第2の掘削装置に
おいても、駆動装置と回転伝達部との間に設けられたケ
ーシング及び駆動軸の少なくとも一部を内管と外管とか
らなる二重管構造で伸縮可能に形成すると共に、上記ケ
ーシングの内管と外管とに架け渡すようにした伸縮装置
を設けるようにしたため、この伸縮装置を伸縮させるこ
とにより、上記の二重管構造になったケーシングの部分
が伸縮されると共に、このケーシング内に挿入された駆
動軸の二重管構造の部分も伸縮されて保持されるように
なり、掘削装置全体の長さを必要に応じてより簡単に変
更することができるようになった。
【0069】この結果、この発明における第1及び第2
の掘削装置においては、地面に深い削孔を行うにあた
り、従来のように、リーダーや掘削装置全体を大きくし
たり、また掘削時や引き上げ時において、ケーシングと
駆動軸とを適当な箇所で分離させて、新たなケーシング
や駆動軸を接続させたり取り外したりするという面倒な
作業を行うことなく、上記のように二重管構造になった
ケーシング及び駆動軸の部分を伸縮させて、この掘削装
置全体の長さを調整することにより、簡単に地面に深い
削孔が行えるようになると共に、掘削後において、この
掘削装置を掘削された孔内から引き上げる作業も容易に
行えるようになり、その作業効率が向上した。
【0070】さらに、この発明における第2の掘削装置
のように、二重管構造で伸縮可能になったケーシングの
内管と外管とに架け渡すようにした伸縮装置を設けるよ
うにした場合には、この伸縮装置を伸縮させるだけで、
二重管構造になったケーシング及び駆動軸の部分が伸縮
されて保持されるようになり、掘削装置の長さの変更が
より簡単に行え、掘削装置の長さを長くして地面に深い
孔を掘削する作業や、掘削後において、掘削装置を掘削
された孔内から引き上げる作業もより簡単に行えるよう
になり、作業効率がさらに向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の掘削装置を示した概略正面図である。
【図2】従来の掘削装置をクローラクレーンによって立
設されたリーダーに取り付けて使用する状態を示した概
略側面図である。
【図3】この発明の実施例1に係る掘削装置を示した概
略正面図である。
【図4】この発明の実施例1に係る掘削装置を、クロー
ラクレーンによって立設されたリーダーに取り付けて使
用する状態を示した概略側面図である。
【図5】この発明の実施例1に係る掘削装置において使
用したケーシングのうち、伸縮可能な二重管構造になっ
たケーシングの内管及び外管の状態を示した横断面説明
図である。
【図6】この発明の実施例1に係る掘削装置において、
二重管構造になったケーシングを収縮させた状態を示し
た概略縦断面説明図である。
【図7】この発明の実施例1に係る掘削装置において、
二重管構造になったケーシングを伸長させた状態を示し
た概略縦断面説明図である。
【図8】この発明の実施例1に係る掘削装置において使
用した駆動軸のうち、伸縮可能な二重管構造になった駆
動軸を示した横断面説明図である。
【図9】この発明の実施例1に係る掘削装置において、
二重管構造になった駆動軸を収縮させた状態を示した概
略縦断面説明図である。
【図10】この発明の実施例1に係る掘削装置におい
て、二重管構造になった駆動軸を伸長させた状態を示し
た概略縦断面説明図である。
【図11】この発明の実施例1に係る掘削装置における
回転伝達部の状態を示した部分説明図である。
【図12】この発明の実施例1に係る掘削装置を用い
て、地面を深い削孔を掘削する状態を示した概略説明図
である。
【図13】この発明の実施例1に係る掘削装置の変更例
で、駆動装置から一対のケーシングを所要間隔を介して
垂下させた掘削装置の概略正面図である。
【図14】この発明の実施例2に係る掘削装置を用い
て、地面を深い削孔を掘削する状態を示した概略説明図
である。
【符号の説明】
1 リーダー 2 駆動装置 3 ケーシング 3a 二重管構造になったケーシング 4 駆動軸 4a 二重管構造になった駆動軸 5 回転伝達部 6 オーガー軸 7 係止手段 8 伸縮装置 31 ケーシングの内管 32 ケーシングの外管 41 駆動軸の内管 42 駆動軸の外管 71 内管係止部 72 外管係止部 73 切り込み部 74 貫通穴 75 案内溝 76 係止穴 77 係止部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リーダー1に沿って昇降する駆動装置2
    からケーシング3が垂下されると共に、このケーシング
    3内に上記駆動装置2によって回転される駆動軸4が挿
    通され、上記ケーシング3の下端に駆動軸4の回転を伝
    達させる回転伝達部5が設けられると共に、この回転伝
    達部5より下方に向けてオーガー軸6が延出され、上記
    駆動軸4の回転により回転伝達部5を介してこのオーガ
    ー軸6が回転されるようになった掘削装置において、上
    記ケーシング3及び駆動軸4の少なくとも一部が内管3
    1,41と外管32,42とからなる二重管構造で伸縮
    可能に形成されると共に、上記ケーシング3の内管31
    と外管32とを適当な位置で係止させる係止手段7が設
    けられてなることを特徴とする掘削装置。
  2. 【請求項2】 リーダー1に沿って昇降する駆動装置2
    からケーシング3が垂下されると共に、このケーシング
    3内に上記駆動装置2によって回転される駆動軸4が挿
    通され、上記ケーシング3の下端に駆動軸4の回転を伝
    達させる回転伝達部5が設けられると共に、この回転伝
    達部5より下方に向けてオーガー軸6が延出され、上記
    駆動軸4の回転により回転伝達部5を介してこのオーガ
    ー軸6が回転されるようになった掘削装置において、上
    記ケーシング3及び駆動軸4の少なくとも一部が内管3
    1,41と外管32,42とからなる二重管構造で伸縮
    可能に形成されると共に、上記ケーシング3の内管31
    と外管32とに架け渡すようにして伸縮装置8が設けら
    れてなることを特徴とする掘削装置。
JP13125793A 1993-05-07 1993-05-07 掘削装置 Pending JPH06317080A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101219377B1 (ko) * 2011-05-11 2013-01-10 주식회사 대창중기계 장심도 다축 오거 지반개량굴착교반장치
JP2013083069A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Re Earth Corp 地盤改良装置

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