JPH06317227A - V型エンジンの吸気装置 - Google Patents

V型エンジンの吸気装置

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JPH06317227A
JPH06317227A JP22519792A JP22519792A JPH06317227A JP H06317227 A JPH06317227 A JP H06317227A JP 22519792 A JP22519792 A JP 22519792A JP 22519792 A JP22519792 A JP 22519792A JP H06317227 A JPH06317227 A JP H06317227A
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勝美 水野
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弘 斉藤
Ryuji Suzuki
竜治 鈴木
Michihiro Katou
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 V型エンジンの全高を小として車両のボンネ
ットフードラインを低くし得るとともに、連絡管の通路
断面積を一定とし、第1、第2サージタンクを連絡管に
より連絡した際の共鳴効果を最大限利用し得て、しかも
エンジン性能を低下させる惧れが全くないことを目的と
している。 【構成】 V型エンジンの吸気装置のスロットルバルブ
よりも下流側の吸気通路途中を分岐管により分岐させて
第1、第2分岐通路を設け、これら第1、第2分岐通路
の下流側端部に夫々第1、第2サージタンクの一端側を
接続して設け、これら第1、第2サージタンクを連絡す
る連絡管26を設け、分岐管上流側のスロットルボディ
に連絡する吸気パイプ28を連絡管26下方に交差すべ
く配設し、交差部位の吸気パイプ28上部に凹部30を
形成するとともに交差部位の連絡管26の通路幅を大と
し且つ通路高さを小とする構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はV型エンジンの吸気装
置に係り、特にシリンダブロックの第1、第2シリンダ
バンクに第1、第2シリンダヘッドを夫々載置するとと
もに、これら第1、第2シリンダヘッドに夫々第1、第
2ヘッドカバーを載置してV字形状に形成し、各第1、
第2シリンダバンク上部に第1、第2サージタンクを配
設したV型エンジンの吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のエンジンにおいては、シリンダを
直列に配設したエンジン、シリンダを対向して配設した
エンジン、また、各シリンダバンクをV字形状に配設し
たV型エンジン等がある。
【0003】このV型エンジンは、シリンダブロックの
第1、第2シリンダバンクに第1、第2シリンダヘッド
を夫々載置し、シリンダブロックの下部には該シリンダ
ブロックと共働してクランク軸を支持するベアリングキ
ャップを取付けて構成されているものがある。
【0004】また、V型エンジンにあっては、エアコン
用コンプレッサやパワステポンプ等の補機を設置するた
めに、シリンダブロックには、取付用ブラケットとして
補機用ブラケットを取付けたり、エンジンを車体に支持
するマウンティングブラケット等を付設している。
【0005】前記V型エンジンの吸気装置としては、実
開平2−20723号公報に開示されるものがある。こ
の公報に開示されるV型8気筒機関の吸気装置は、V型
8気筒機関の2つバンク夫々の上方に、一対のサブコレ
クタを設けるとともに、2つのバンク間に吸気が導入さ
れ且つ一対のサブコレクタに連通接続されるメインコレ
クタを設ける一方、8つの気筒を互いに吸気干渉しない
2つの気筒群に分け、両気筒群夫々における2つの気筒
を夫々両バンクの前後端位置に、他の2つの気筒を夫々
2つの気筒が位置するバンクと反対側のバンクの前後端
中間位置に配置し、バンクの前後端に位置する気筒に接
続される吸気管をバンクと反対側のバンク上方に設けら
れたサブコレクタにバンクの前後端中間に位置する気筒
に接続される吸気管をバンク上方に設けられたサブコレ
クタに夫々接続している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のV型
エンジンの吸気装置においては、V型エンジンを、両側
に同数の、例えば一側に3個及び他側に3個の計6個の
気筒を有する構成とし、これら気筒に吸気通路を連絡さ
せている。
【0007】そして、吸気通路途中のスロットルボディ
内にスロットルバルブを配設し、このスロットルバルブ
よりも下流側を分岐管により分岐させて第1、第2分岐
通路を設け、これら第1、第2分岐通路の下流側端部に
夫々第1、第2サージタンクを接続している。
【0008】また、第1サージタンクを、例えば3本の
第1〜第3吸気管により一側の3個の気筒に夫々接続し
て設けるとともに、第2サージタンクを3本の第4〜第
6吸気管により他側の3個の気筒に夫々接続して設け
る。
【0009】更に、第1、第2サージタンクを連絡管に
より連絡して共鳴効果を生起させ、高トルクを確保して
いる。このとき、前記スロットルボディにエアクリーナ
を連絡する吸気パイプが連絡管下部に交差すべく配設さ
れている。
【0010】この結果、前記V型エンジンのレイアウト
において、V型エンジン上部に吸気パイプが位置するこ
ととなり、前記第1、第2サージタンクを連絡する連絡
管が吸気パイプよりも上方部位に配設され、V型エンジ
ンの全高が大となり、ボンネットフードラインが高くな
って実用上不利であるという不都合がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、シリンダブロックの第1、
第2シリンダバンクに第1、第2シリンダヘッドを載置
するとともにこれら第1、第2シリンダヘッドに夫々第
1、第2ヘッドカバーを載置してV字形状に形成したV
型エンジンの吸気装置において、スロットルバルブより
も下流側の吸気通路途中を分岐管により分岐させて第
1、第2分岐通路を設け、これら第1、第2分岐通路の
下流側端部に夫々第1、第2サージタンクの一端側を接
続して設け、これら第1、第2サージタンクを連絡する
連絡管を設け、前記分岐管上流側のスロットルボディに
連絡する吸気パイプを前記連絡管下方に交差すべく配設
し、この交差部位の吸気パイプ上部に凹部を形成すると
ともに交差部位の前記連絡管の通路幅を大とし且つ通路
高さを小とする構成としたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上述の如く発明したことにより、V型エンジン
のレイアウト時には、スロットルボディに連絡する吸気
パイプ上部の凹部において通路幅を大とし且つ通路高さ
を小とした連絡管を交差させ、V型エンジンの全高を小
としてボンネットフードラインを低くしている。
【0013】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】図1〜図8はこの発明の実施例を示すもの
である。図2〜図4において、2はV型エンジン、4は
シリンダブロック、6−1、6−2は第1、第2シリン
ダバンク、8−1、8−2は第1、第2シリンダヘッ
ド、10−1、10−2は第1、第2ヘッドカバー、1
2はオイルパンである。
【0015】即ち、V型エンジン2は、シリンダブロッ
ク4の第1、第2シリンダバンク6−1、6−2に第
1、第2シリンダヘッド8−1、8−2を夫々載置し、
この第1、第2シリンダヘッド8−1、8−2に第1、
第2ヘッドカバー10−1、10−2を夫々付設し、ま
た前記シリンダブロック4の下部に図示しないベアリン
グキャップを取付け、このベアリングキャップの下部に
オイルパン12を取付けて構成されている。
【0016】そして、V型エンジン2の前後方向におい
て、シリンダブロック4と図示しないベアリングキャッ
プとによってクランク軸Sが回転可能に支持されてい
る。
【0017】また、前記V型エンジン2を、図4に示す
如く、例えば一側に3個及び他側に3個の計6個の気筒
を有する構成とし、これら気筒に連絡する吸気通路14
を設ける。
【0018】そして、スロットルボディ16内に図示し
ないスロットルバルブを配設し、このスロットルバルブ
よりも下流側を分岐管18により分岐させて第1、第2
分岐通路20−1、20−2を設け、これら第1、第2
分岐通路20−1、20−2の下流側端部に夫々第1、
第2サージタンク22−1、22−2の一端側を接続し
て設ける。
【0019】また、一側の第1サージタンク22−1を
第1〜第3吸気管24−1〜24−3により一側の3個
の気筒に接続して設けるとともに、他側の第2サージタ
ンク22−2を第4〜第6吸気管24−4〜24−6に
より他側の3個の気筒に接続して設ける。
【0020】そして、前記吸気通路14を、スロットル
ボディ16と、分岐管18と、第1〜第6吸気管24−
1〜24−6とにより構成し、前記第1、第2サージタ
ンク22−1、22−2を連絡管26によって連絡して
設ける。
【0021】前記分岐管18上流側のスロットルボディ
16に連絡する吸気パイプ28を前記連絡管26下方に
交差すべく配設し、この交差部位の吸気パイプ28上部
に凹部30を形成するとともに、交差部位の前記連絡管
26の通路幅Wを大とし且つ通路高さHを小とする構成
とする。
【0022】詳述すれば、図2に示す如く、前記V型エ
ンジン2のレイアウトにおいて、V型エンジン2上部の
スロットルボディ16に連絡するに吸気パイプ28が配
設され、この吸気パイプ28よりも上方部位に前記第
1、第2サージタンク22−1、22−2を連絡する連
絡管26が交差すべく配設される。
【0023】このとき、図1及び図7、図8に示す如
く、連絡管26と吸気パイプ28との交差部位の吸気パ
イプ28上部に凹部30を形成する。
【0024】また、連絡管26と吸気パイプ28との交
差部位において、図1及び図5に示す如く、前記連絡管
26の通路幅Wを大きく形成するとともに、図1及び図
6に示す如く、連絡管26の通路高さHを小さく形成す
る。
【0025】そして、図1に示す如く、連絡管26と吸
気パイプ28との交差部位において、吸気パイプ28上
部の凹部30内に連絡管26を位置させ、V型エンジン
2のレイアウト時のV型エンジン2の全高を小とするも
のである。
【0026】なお、符号32はエアクリーナ、34は図
示しない車両のボンネットフードラインである。
【0027】次に作用について説明する。
【0028】前記V型エンジン2のレイアウト時には、
先ずスロットルボディ16とエアクリーナ32とを吸気
パイプ28により連絡し、吸気パイプ28上部の凹部3
0内に連絡管26を位置させる。
【0029】このとき、連絡管26は、吸気パイプ28
との交差部位、例えば中央部位において、通路幅Wを大
とし且つ通路高さHを小とすべく形成されているととも
に、両端部位においては、通路幅Wを小とし且つ通路高
さHを大とすべく形成されており、連絡管26の通路断
面積が一定に確保されている。
【0030】これにより、前記V型エンジン2の全高
を、従来に比し小とすることができ、図示しない車両の
ボンネットフードライン34を低くし得て、実用上有利
である。
【0031】また、前記連絡管26の形成において、吸
気パイプ28との交差部位たる中央部位の通路幅Wを大
とし且つ通路高さHを小とすべく形成したことにより、
連絡管26の通路断面積を減少させることなく一定とす
ることができ、第1、第2サージタンク22−1、22
−2を連絡管26により連絡した際の共鳴効果を最大限
利用し得て、高トルクを確保することができる。
【0032】更に、前記連絡管26を形成する際に、通
路高さHを小とすべく形成することにより、吸気パイプ
28の凹部30のへこみ量を最小限に保持することがで
き、従来と同様の吸気量を確保し得て、V型エンジンの
エンジン性能を低下させる惧れが全くないものである。
【0033】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0034】例えば、この発明の実施例においては、前
記連絡管の通路幅を大きく形成するとともに、連絡管の
通路高さを小さく形成する際に、連絡管を単に偏平状に
形成したが、連絡管の通路幅を更に大きく形成するとと
もに、連絡管の下部に吸気パイプ上部の凹部に合致する
へこみ部分を形成し、連絡管の通路断面積を変化させる
ことなく、連絡管の通路高さを小さくしてV型エンジン
のレイアウト時のV型エンジンの全高をより一層小とす
ることも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、V型エンジンの吸気装置のスロットルバルブよりも
下流側の吸気通路途中を分岐管により分岐させて第1、
第2分岐通路を設け、これら第1、第2分岐通路の下流
側端部に夫々第1、第2サージタンクの一端側を接続し
て設け、これら第1、第2サージタンクを連絡する連絡
管を設け、分岐管上流側のスロットルボディに連絡する
吸気パイプを連絡管下方に交差すべく配設し、交差部位
の吸気パイプ上部に凹部を形成するとともに交差部位の
連絡管の通路幅を大とし且つ通路高さを小とする構成と
したので、V型エンジンの全高を、従来に比し小とする
ことができ、車両のボンネットフードラインを低くし得
て、実用上有利である。また、前記連絡管の形成におい
て、吸気パイプとの交差部位の通路幅を大とし且つ通路
高さを小とすべく形成したことにより、連絡管の通路断
面積を一定とすることができ、第1、第2サージタンク
を連絡管により連絡した際の共鳴効果を最大限利用し得
て、高トルクを確保することができる。更に、前記連絡
管を形成する際に、通路高さを小とすべく形成すること
により、吸気パイプの凹部のへこみ量を最小限に保持す
ることができ、V型エンジンのエンジン性能を低下させ
る惧れが全くないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す連絡管と吸気パイプと
の交差部位の概略拡大説明図である。
【図2】V型エンジンの平面図である。
【図3】V型エンジンの正面図である。
【図4】V型エンジンの右側面図である。
【図5】連絡管の拡大平面図である。
【図6】連絡管の拡大正面図である。
【図7】吸気パイプの要部拡大平面図である。
【図8】吸気パイプの要部拡大正面図である。
【符号の説明】
2 V型エンジン 4 シリンダブロック 6−1 第1シリンダバンク 6−2 第2シリンダバンク 8−1 第1シリンダヘッド 8−2 第2シリンダヘッド 10−1 第1ヘッドカバー 10−2 第2ヘッドカバー 12 オイルパン S クランク軸 14 吸気通路 16 スロットルボディ 18 分岐管 20−2 第2分岐通路 22−1 第1サージタンク 22−2 第2サージタンク 24−1〜24−6 第1吸気管〜第6吸気管 26 連絡管 28 吸気パイプ 30 凹部 32 エアクリーナ 34 ボンネットフードライン
フロントページの続き (72)発明者 加藤 道浩 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロックの第1、第2シリンダ
    バンクに第1、第2シリンダヘッドを載置するとともに
    これら第1、第2シリンダヘッドに夫々第1、第2ヘッ
    ドカバーを載置してV字形状に形成したV型エンジンの
    吸気装置において、スロットルバルブよりも下流側の吸
    気通路途中を分岐管により分岐させて第1、第2分岐通
    路を設け、これら第1、第2分岐通路の下流側端部に夫
    々第1、第2サージタンクの一端側を接続して設け、こ
    れら第1、第2サージタンクを連絡する連絡管を設け、
    前記分岐管上流側のスロットルボディに連絡する吸気パ
    イプを前記連絡管下方に交差すべく配設し、この交差部
    位の吸気パイプ上部に凹部を形成するとともに交差部位
    の前記連絡管の通路幅を大とし且つ通路高さを小とする
    構成としたことを特徴とするV型エンジンの吸気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105370460A (zh) * 2015-11-30 2016-03-02 重庆小康工业集团股份有限公司 发动机进气管
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