JPH06317606A - 半導体加速度センサ及びそれを用いた半導体加速度検出装置 - Google Patents
半導体加速度センサ及びそれを用いた半導体加速度検出装置Info
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- JPH06317606A JPH06317606A JP5108146A JP10814693A JPH06317606A JP H06317606 A JPH06317606 A JP H06317606A JP 5108146 A JP5108146 A JP 5108146A JP 10814693 A JP10814693 A JP 10814693A JP H06317606 A JPH06317606 A JP H06317606A
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- cantilever beam
- optical
- acceleration sensor
- semiconductor acceleration
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体加速度センサの感度を高め、測定可能
周波数帯域を広げる。 【構成】 半導体基板31に、加速度を受けると振動す
るカンチレバービーム32を設け、そのカンチレバービ
ーム32上に光信号OP1を通す光導波路35を形成し
ている。加速度を受けてカンチレバービーム32が振動
を開始すると、該カンチレバービーム32が湾曲し、光
導波路35の長さが変化する。光導波路35の長さの変
化に伴い、光信号OP1に位相のずれが生じる。この位
相のずれを検出して加速度を求める半導体加速度センサ
としている。
周波数帯域を広げる。 【構成】 半導体基板31に、加速度を受けると振動す
るカンチレバービーム32を設け、そのカンチレバービ
ーム32上に光信号OP1を通す光導波路35を形成し
ている。加速度を受けてカンチレバービーム32が振動
を開始すると、該カンチレバービーム32が湾曲し、光
導波路35の長さが変化する。光導波路35の長さの変
化に伴い、光信号OP1に位相のずれが生じる。この位
相のずれを検出して加速度を求める半導体加速度センサ
としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板上に形成さ
れ、自動車のエアバックシステムにおける衝突検出部等
に用いられる半導体加速度センサ及びそれを用いた半導
体加速度検出装置に関するものである。
れ、自動車のエアバックシステムにおける衝突検出部等
に用いられる半導体加速度センサ及びそれを用いた半導
体加速度検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献1;アイーイーイーイー トランス エレクトロン
デバイシーズ(IEEETrans. Electron Devices)、E
D−26[12](1979-12)、(米)、Lynn Michelle
Roylance,James B Angell 著“A Batch-Fabricated Sil
icon Accelerometer”P.1911-1917 文献2;電子情報通信学会論文誌、J75-C-II[10]( 19
92-10)、白井,裏,江刺“2線式シリコン容量形加速度
センサ”P.554-562 文献3;テクニカル ダイジェスト オブ ザ イレブ
ンス センサ シンポジウム(Technical Digest of Se
nsor Symposium) 、(1992)、電気学会、Matsumoto,Esas
hi著“Integrated Capacitive Accelerometer with Nov
el Electrostatic Force Balancing”P.47-50 近年、半導体基板上に形成された超小型半導体加速度セ
ンサが、多く開発されている。これらの加速度センサの
多くは、異方性エッチング等の技術を用いてシリコン
(Si)を加工することにより、3次元的な形状とされ
ている。従来の技術における半導体加速度センサは、加
速度の変化に伴う半導体圧電素子の抵抗(ピエゾ抵抗)
の抵抗値変化、或いは微小な容量の変化を検知してい
る。
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献1;アイーイーイーイー トランス エレクトロン
デバイシーズ(IEEETrans. Electron Devices)、E
D−26[12](1979-12)、(米)、Lynn Michelle
Roylance,James B Angell 著“A Batch-Fabricated Sil
icon Accelerometer”P.1911-1917 文献2;電子情報通信学会論文誌、J75-C-II[10]( 19
92-10)、白井,裏,江刺“2線式シリコン容量形加速度
センサ”P.554-562 文献3;テクニカル ダイジェスト オブ ザ イレブ
ンス センサ シンポジウム(Technical Digest of Se
nsor Symposium) 、(1992)、電気学会、Matsumoto,Esas
hi著“Integrated Capacitive Accelerometer with Nov
el Electrostatic Force Balancing”P.47-50 近年、半導体基板上に形成された超小型半導体加速度セ
ンサが、多く開発されている。これらの加速度センサの
多くは、異方性エッチング等の技術を用いてシリコン
(Si)を加工することにより、3次元的な形状とされ
ている。従来の技術における半導体加速度センサは、加
速度の変化に伴う半導体圧電素子の抵抗(ピエゾ抵抗)
の抵抗値変化、或いは微小な容量の変化を検知してい
る。
【0003】第1の従来例 図2は、半導体加速度センサの第1の従来例を示す平面
図であり、図3は図2の断面図を示している。図2は、
文献1に示されているピエゾ抵抗の抵抗値変化から、加
速度を検出する半導体加速度センサ10である。半導体
加速度センサ10は、ガラス11−シリコン基板12−
ガラス11のサンドイッチ構造である。シリコン基板1
2は1枚の基板から作成され、加速度を受けると撓む片
持ち梁(カンチレバービーム)13と撓まない固定部か
らなっている。半導体加速度センサ10の中心部に、そ
のカンチレバービーム13が位置され、カンチレバービ
ーム13の先端には、加速度を感知する重錘体14が構
成されている。カンチレバービームの根元は、シリコン
の幅が狭い梁(ビーム)部分15となっていて、重錘体
14がビーム部分13,15で支えられている。上下の
ガラスカバー11とカンチレバービーム13との間は、
空間であり、該カンチレバービーム13が振動できる構
成となっている。そのビーム15部分の上部には、Pタ
イプのピエゾ抵抗16aが形成され、カンチレバービー
ム13以外の固定部分には、温度補償用のピエゾ抵抗1
6bが形成されている。半導体加速度センサ10は、さ
らに高濃度のP+ タイプで構成されてピエゾ抵抗16
a,16bにそれぞれ接続された導体17と、その導体
17に接続された電極18とを有している。各電極18
は、リード線19と導電性エポキシで接続されている。
次に、半導体加速度センサ10の動作を図2,図3を参
照しつつ説明する。図3において、半導体加速度センサ
10が上下方向に加速度を受けると、重錘体14が振動
する。重錘体14の振動によってビーム部分15に応力
が加って撓み、ピエゾ抵抗16aの抵抗値が変化する。
一方、ピエゾ抵抗16bは、加速度に影響されず環境温
度の変化により、抵抗値が変化する。各ピエゾ抵抗16
a,16bの抵抗値の変化が、電極及びリード線を介し
て、外部の検出器で検出される。外部の検出器で環境温
度の変化よる抵抗値の変動が除去されて加速度が求めら
れる。
図であり、図3は図2の断面図を示している。図2は、
文献1に示されているピエゾ抵抗の抵抗値変化から、加
速度を検出する半導体加速度センサ10である。半導体
加速度センサ10は、ガラス11−シリコン基板12−
ガラス11のサンドイッチ構造である。シリコン基板1
2は1枚の基板から作成され、加速度を受けると撓む片
持ち梁(カンチレバービーム)13と撓まない固定部か
らなっている。半導体加速度センサ10の中心部に、そ
のカンチレバービーム13が位置され、カンチレバービ
ーム13の先端には、加速度を感知する重錘体14が構
成されている。カンチレバービームの根元は、シリコン
の幅が狭い梁(ビーム)部分15となっていて、重錘体
14がビーム部分13,15で支えられている。上下の
ガラスカバー11とカンチレバービーム13との間は、
空間であり、該カンチレバービーム13が振動できる構
成となっている。そのビーム15部分の上部には、Pタ
イプのピエゾ抵抗16aが形成され、カンチレバービー
ム13以外の固定部分には、温度補償用のピエゾ抵抗1
6bが形成されている。半導体加速度センサ10は、さ
らに高濃度のP+ タイプで構成されてピエゾ抵抗16
a,16bにそれぞれ接続された導体17と、その導体
17に接続された電極18とを有している。各電極18
は、リード線19と導電性エポキシで接続されている。
次に、半導体加速度センサ10の動作を図2,図3を参
照しつつ説明する。図3において、半導体加速度センサ
10が上下方向に加速度を受けると、重錘体14が振動
する。重錘体14の振動によってビーム部分15に応力
が加って撓み、ピエゾ抵抗16aの抵抗値が変化する。
一方、ピエゾ抵抗16bは、加速度に影響されず環境温
度の変化により、抵抗値が変化する。各ピエゾ抵抗16
a,16bの抵抗値の変化が、電極及びリード線を介し
て、外部の検出器で検出される。外部の検出器で環境温
度の変化よる抵抗値の変動が除去されて加速度が求めら
れる。
【0004】第2の従来例 図4は、半導体加速度センサの第2の従来例を示す平面
図であり、図5は、図4の断面図を示している。図4
は、文献2,3に示されている微小な容量の変化から、
加速度を検出する半導体加速度センサ20である。加速
度センサ20は、ガラスカバー21−シリコン基板22
−ガラスカバー21のサンドイッチ構造である。各ガラ
スカバー21の内側には、チタン(Ti)の上に酸化し
にくい白金(Pt)をつけた2層膜の電極23が、それ
ぞれ形成されている。加速度センサ20の中央部には、
加速度が与えられたときに振動する重錘体24があり、
該重錘体24の表面と電極23との間でコンデンサC
1,C2がそれぞれ構成されている。重錘体24はシリ
コンで構成され、重錘体24が、シリコンオキシナイト
ライド(SiON)で構成された複数の梁(ビーム)2
5で支えられている。半導体加速度センサ20には、さ
らに、容量検出用の回路26と電極27がシリコン基板
22上に形成されている。次に、図4及び図5を参照し
つつ半導体加速度センサ20の動作を説明する。図5に
おいて、半導体加速度センサ20が上下方向に加速度を
受けると、重錘体24が上下に振動する。この重錘体2
4の振動により、ガラスカバー21上の電極23とシリ
コン重錘体24間の距離が変化し、コンデンサC1,C
2の容量値が変化する。この容量値の変化を検出するこ
とにより、加速度が求められる。
図であり、図5は、図4の断面図を示している。図4
は、文献2,3に示されている微小な容量の変化から、
加速度を検出する半導体加速度センサ20である。加速
度センサ20は、ガラスカバー21−シリコン基板22
−ガラスカバー21のサンドイッチ構造である。各ガラ
スカバー21の内側には、チタン(Ti)の上に酸化し
にくい白金(Pt)をつけた2層膜の電極23が、それ
ぞれ形成されている。加速度センサ20の中央部には、
加速度が与えられたときに振動する重錘体24があり、
該重錘体24の表面と電極23との間でコンデンサC
1,C2がそれぞれ構成されている。重錘体24はシリ
コンで構成され、重錘体24が、シリコンオキシナイト
ライド(SiON)で構成された複数の梁(ビーム)2
5で支えられている。半導体加速度センサ20には、さ
らに、容量検出用の回路26と電極27がシリコン基板
22上に形成されている。次に、図4及び図5を参照し
つつ半導体加速度センサ20の動作を説明する。図5に
おいて、半導体加速度センサ20が上下方向に加速度を
受けると、重錘体24が上下に振動する。この重錘体2
4の振動により、ガラスカバー21上の電極23とシリ
コン重錘体24間の距離が変化し、コンデンサC1,C
2の容量値が変化する。この容量値の変化を検出するこ
とにより、加速度が求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体加速度センサにおいては、次のような課題があっ
た。加速度をうけて振動する振動体を有するサイズモ系
加速度センサでは、振動体の構造等で決まる固有振動に
よってその能力が制限される。即ち、突発的で衝撃的な
加速度を検出するためには、固有振動数が高く、使用可
能周波数のバンド幅の広い加速度センサが必要である。
しかるに、従来の半導体加速度センサ10,20では、
加速度をうけて振動をする図2,図3のカンチレバービ
ーム13或いは図4,図5の重錘体24の持つ固有振動
数によって制限を受け、固有振動数を高めた構造とする
と、振動体の変位が減少して検出感度が低下する。ま
た、逆に、感度を高めると、使用可能な周波数のバンド
幅が狭くなっていた。即ち、圧電素子の抵抗(ピエゾ抵
抗)の抵抗値変化、或いは微小なキャパシタンスの変化
を検知して加速度を求める従来の半導体加速度センサ1
0,20では、このことを解決することが困難であっ
た。本発明は前記従来技術が持っていた課題として、周
波数のバンド幅を広くできない或いは感度を高められな
い点について解決をした半導体加速度センサを提供する
ものである。
半導体加速度センサにおいては、次のような課題があっ
た。加速度をうけて振動する振動体を有するサイズモ系
加速度センサでは、振動体の構造等で決まる固有振動に
よってその能力が制限される。即ち、突発的で衝撃的な
加速度を検出するためには、固有振動数が高く、使用可
能周波数のバンド幅の広い加速度センサが必要である。
しかるに、従来の半導体加速度センサ10,20では、
加速度をうけて振動をする図2,図3のカンチレバービ
ーム13或いは図4,図5の重錘体24の持つ固有振動
数によって制限を受け、固有振動数を高めた構造とする
と、振動体の変位が減少して検出感度が低下する。ま
た、逆に、感度を高めると、使用可能な周波数のバンド
幅が狭くなっていた。即ち、圧電素子の抵抗(ピエゾ抵
抗)の抵抗値変化、或いは微小なキャパシタンスの変化
を検知して加速度を求める従来の半導体加速度センサ1
0,20では、このことを解決することが困難であっ
た。本発明は前記従来技術が持っていた課題として、周
波数のバンド幅を広くできない或いは感度を高められな
い点について解決をした半導体加速度センサを提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、加速度の印加によって撓むカンチレ
バービームが半導体基板に形成された半導体加速度セン
サに、前記半導体基板に設けられ、光信号を入力する入
力用光ファイバを固定する第1の接続部と、前記半導体
基板に設けられ、光信号を出力する出力用光ファイバを
固定する第2の接続部と、前記カンチレバービーム上に
形成され、かつ入力端が前記第1の接続部を介して前記
入力用光ファイバに接続されると共に、出力端が前記第
2の接続部を介して前記出力用光ファイバに接続された
光導波路とを設けている。そして前記カンチレバービー
ムの撓み量に応じてその光導波路の長さが変化し、前記
入力光用光ファイバからの光信号の経路長を変えて前記
出力用光ファイバへ出力する構成にしている。第2の発
明は、加速度の印加によって撓むカンチレバービームが
半導体基板に形成された半導体加速度センサに、光信号
を入出力する入出力用光ファイバを固定する接続部と、
前記半導体基板上に設けられて前記光信号を反射する反
射鏡と、前記カンチレバービーム上に形成され、かつ一
端が前記光ファイバに接続され、他端が反射鏡に接続さ
れた光導波路とを設けている。そして前記光導波路は前
記カンチレバービームの撓み量に応じて経路長が変り、
その経路中を前記光ファイバからの入力光信号を反射鏡
へ伝送し、かつ反射鏡からの反射光を前記光ファイバへ
出力する構成にしている。
を解決するために、加速度の印加によって撓むカンチレ
バービームが半導体基板に形成された半導体加速度セン
サに、前記半導体基板に設けられ、光信号を入力する入
力用光ファイバを固定する第1の接続部と、前記半導体
基板に設けられ、光信号を出力する出力用光ファイバを
固定する第2の接続部と、前記カンチレバービーム上に
形成され、かつ入力端が前記第1の接続部を介して前記
入力用光ファイバに接続されると共に、出力端が前記第
2の接続部を介して前記出力用光ファイバに接続された
光導波路とを設けている。そして前記カンチレバービー
ムの撓み量に応じてその光導波路の長さが変化し、前記
入力光用光ファイバからの光信号の経路長を変えて前記
出力用光ファイバへ出力する構成にしている。第2の発
明は、加速度の印加によって撓むカンチレバービームが
半導体基板に形成された半導体加速度センサに、光信号
を入出力する入出力用光ファイバを固定する接続部と、
前記半導体基板上に設けられて前記光信号を反射する反
射鏡と、前記カンチレバービーム上に形成され、かつ一
端が前記光ファイバに接続され、他端が反射鏡に接続さ
れた光導波路とを設けている。そして前記光導波路は前
記カンチレバービームの撓み量に応じて経路長が変り、
その経路中を前記光ファイバからの入力光信号を反射鏡
へ伝送し、かつ反射鏡からの反射光を前記光ファイバへ
出力する構成にしている。
【0007】第3の発明は、第1の発明に記載の半導体
加速度センサに、前記第1,第2の接続部及び光導波路
と同一構造のものを前記半導体基板上に設けている。第
4の発明は、第2の発明に記載の半導体加速度センサ
に、前記接続部、反射鏡及び光導波路と同一構造のもの
を前記半導体基板上に設けている。第5の発明は、半導
体加速度検出装置に、第1の発明に記載の半導体加速度
センサと、前記出力用光ファイバからの光信号と参照光
信号との位相差を検出する位相差検出回路と、前記位相
差検出回路の出力信号に応じた電圧を生成するドリフト
補償回路と、前記カンチレバービームと対抗する箇所に
設けられ、前記ドリフト補償回路の出力信号に基づき、
クーロン力で該カンチレバービームの変位を制御する電
極とを、備えている。第6の発明は、半導体加速度検出
装置に、第2の発明に記載の半導体加速度センサと、前
記光ファイバからの光信号と参照光信号との位相差を検
出する位相差検出回路と、前記位相差検出回路の出力信
号に応じた電圧を生成するドリフト補償回路と、前記カ
ンチレバービームと対抗する箇所に設けられ、前記ドリ
フト補償回路の出力信号に基づき、クーロン力で該カン
チレバービームの変位を制御する電極とを、備えてい
る。第7の発明は、半導体加速度検出装置に、第4の発
明に記載の半導体加速度センサと、前記各接続部からの
出力光信号間の位相差を検出する位相差検出回路と、前
記位相差検出回路の出力信号に応じた電圧を生成するド
リフト補償回路と、前記カンチレバービームと対抗する
箇所に設けられ、前記ドリフト補償回路の出力信号に基
づき、クーロン力で該カンチレバービームの変位を制御
する電極とを、備えている。
加速度センサに、前記第1,第2の接続部及び光導波路
と同一構造のものを前記半導体基板上に設けている。第
4の発明は、第2の発明に記載の半導体加速度センサ
に、前記接続部、反射鏡及び光導波路と同一構造のもの
を前記半導体基板上に設けている。第5の発明は、半導
体加速度検出装置に、第1の発明に記載の半導体加速度
センサと、前記出力用光ファイバからの光信号と参照光
信号との位相差を検出する位相差検出回路と、前記位相
差検出回路の出力信号に応じた電圧を生成するドリフト
補償回路と、前記カンチレバービームと対抗する箇所に
設けられ、前記ドリフト補償回路の出力信号に基づき、
クーロン力で該カンチレバービームの変位を制御する電
極とを、備えている。第6の発明は、半導体加速度検出
装置に、第2の発明に記載の半導体加速度センサと、前
記光ファイバからの光信号と参照光信号との位相差を検
出する位相差検出回路と、前記位相差検出回路の出力信
号に応じた電圧を生成するドリフト補償回路と、前記カ
ンチレバービームと対抗する箇所に設けられ、前記ドリ
フト補償回路の出力信号に基づき、クーロン力で該カン
チレバービームの変位を制御する電極とを、備えてい
る。第7の発明は、半導体加速度検出装置に、第4の発
明に記載の半導体加速度センサと、前記各接続部からの
出力光信号間の位相差を検出する位相差検出回路と、前
記位相差検出回路の出力信号に応じた電圧を生成するド
リフト補償回路と、前記カンチレバービームと対抗する
箇所に設けられ、前記ドリフト補償回路の出力信号に基
づき、クーロン力で該カンチレバービームの変位を制御
する電極とを、備えている。
【0008】
【作用】第1〜第7の発明によれば、以上のように半導
体加速度センサを構成したので、入出力用光ファイバの
接続部溝が、それぞれ光ファイバと光導波路を接合させ
ている。カンチレバービームが加速度を感知して撓む
と、そのカンチレバービームの撓みによって光導波路の
長さが変化する。光導波路の長さの変化は、該光信号の
位相を変化させる。その位相の変化から加速度が求めら
れる。第2の発明によれば、反射鏡が光導波路を通る光
信号の経路長を長くし、位相の変化を2倍にして出力す
る。第3及び第4の発明によれば、同一温度状況下の、
加速度によって位相の変化するセンシング用光信号及び
位相の変化をしない参照光信号が出力される。第5、第
6及び第7の発明によれば、加速度によって位相の変化
した光信号と参照光信号との位相差に基づいた制御用電
圧が電極に帰還される。その電圧から、カンチレバービ
ームの変位に応じた加速度が検出されると共に、該カン
チレバービームに復元力が与えられる。従って、前記課
題を解決できるのである。
体加速度センサを構成したので、入出力用光ファイバの
接続部溝が、それぞれ光ファイバと光導波路を接合させ
ている。カンチレバービームが加速度を感知して撓む
と、そのカンチレバービームの撓みによって光導波路の
長さが変化する。光導波路の長さの変化は、該光信号の
位相を変化させる。その位相の変化から加速度が求めら
れる。第2の発明によれば、反射鏡が光導波路を通る光
信号の経路長を長くし、位相の変化を2倍にして出力す
る。第3及び第4の発明によれば、同一温度状況下の、
加速度によって位相の変化するセンシング用光信号及び
位相の変化をしない参照光信号が出力される。第5、第
6及び第7の発明によれば、加速度によって位相の変化
した光信号と参照光信号との位相差に基づいた制御用電
圧が電極に帰還される。その電圧から、カンチレバービ
ームの変位に応じた加速度が検出されると共に、該カン
チレバービームに復元力が与えられる。従って、前記課
題を解決できるのである。
【0009】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例の半導体加速度センサ3
0を示す平面図であり、図6は、図1の中央断面図であ
る。半導体加速度センサ30は、シリコン基板31から
フォトリソ工程と異方性エッチング工程を経て形成され
ている。半導体加速度センサ30は、加速度が与えられ
たときに撓むカンチレバービーム32と、カンチレバー
ビーム32の先端に設けられて該加速度を感知する重錘
体37と、入出力用光ファイバF1,F2を固定する2
個のV字型の溝33とが備えられている。カンチレバー
ビームの根元は、振動による応力が加わりやすいように
薄く仕上げられたビーム部34とされ、そのカンチレバ
ービーム32上には、光ファイバF1,F2に接続され
て光信号OP1を通す光導波路35が、蛇行して走って
いる。光導波路35は、カンチレバービーム32の形成
前に、気相成長(CVD)法によって二酸化珪素(Si
O2 )を1μm形成してパターン化したものである。V
字型の溝33は、光ファイバの第1,第2の接続部で光
ファイバF1,F2をで固定したとき、該光ファイバF
1,F2の中心が光導波路35の中心に位置する形状と
なっている。また、半導体加速度センサ30には、カン
チレバービーム32が衝撃的な加速度を受けたとき、該
カンチレバービーム32の破損を防止するガラスのスト
ッパ36が設けられている。
0を示す平面図であり、図6は、図1の中央断面図であ
る。半導体加速度センサ30は、シリコン基板31から
フォトリソ工程と異方性エッチング工程を経て形成され
ている。半導体加速度センサ30は、加速度が与えられ
たときに撓むカンチレバービーム32と、カンチレバー
ビーム32の先端に設けられて該加速度を感知する重錘
体37と、入出力用光ファイバF1,F2を固定する2
個のV字型の溝33とが備えられている。カンチレバー
ビームの根元は、振動による応力が加わりやすいように
薄く仕上げられたビーム部34とされ、そのカンチレバ
ービーム32上には、光ファイバF1,F2に接続され
て光信号OP1を通す光導波路35が、蛇行して走って
いる。光導波路35は、カンチレバービーム32の形成
前に、気相成長(CVD)法によって二酸化珪素(Si
O2 )を1μm形成してパターン化したものである。V
字型の溝33は、光ファイバの第1,第2の接続部で光
ファイバF1,F2をで固定したとき、該光ファイバF
1,F2の中心が光導波路35の中心に位置する形状と
なっている。また、半導体加速度センサ30には、カン
チレバービーム32が衝撃的な加速度を受けたとき、該
カンチレバービーム32の破損を防止するガラスのスト
ッパ36が設けられている。
【0010】次に、この半導体加速度センサの加速度検
出原理を説明する。図7及び図8は、カンチレバービー
ム32の動作を説明するための概略図である。図7及び
図8を参照しつつ加速度検出原理を説明する。図7及び
図8は、図1及び図6のカンチレバービーム32と光導
波路35を示している。図7は加速度を受けていないと
き、図8は加速度を受けたときの状態をそれぞれ示して
いる。なお、図7において、Lはカンチレバービーム3
2の長さ、Yはカンチレバービーム32の厚さの1/2
の値をそれぞれ示している。半導体加速度センサ30に
加速度を与えると、カンチレバービーム32の先端に力
が加わり、該カンチレバービーム32が、図7の状態か
ら撓んで湾曲し、図8の様になる。湾曲の曲率半径が長
さLに対して非常に大きい場合に、その加わった力を
W、カンチレバービーム32のヤング率をE、カンチレ
バービーム32の先端のずれをZとすると、 Z=WL3 /(3EI) ……………………(1) で表すことができる。ここで、Iはカンチレバービーム
32の断面Sの慣性モーメントであり、 I=∫Y2 ds ……………………(2) である。
出原理を説明する。図7及び図8は、カンチレバービー
ム32の動作を説明するための概略図である。図7及び
図8を参照しつつ加速度検出原理を説明する。図7及び
図8は、図1及び図6のカンチレバービーム32と光導
波路35を示している。図7は加速度を受けていないと
き、図8は加速度を受けたときの状態をそれぞれ示して
いる。なお、図7において、Lはカンチレバービーム3
2の長さ、Yはカンチレバービーム32の厚さの1/2
の値をそれぞれ示している。半導体加速度センサ30に
加速度を与えると、カンチレバービーム32の先端に力
が加わり、該カンチレバービーム32が、図7の状態か
ら撓んで湾曲し、図8の様になる。湾曲の曲率半径が長
さLに対して非常に大きい場合に、その加わった力を
W、カンチレバービーム32のヤング率をE、カンチレ
バービーム32の先端のずれをZとすると、 Z=WL3 /(3EI) ……………………(1) で表すことができる。ここで、Iはカンチレバービーム
32の断面Sの慣性モーメントであり、 I=∫Y2 ds ……………………(2) である。
【0011】光導波路35が、カンチレバービーム32
の上側にn回往復して形成されて、光導波路35の経路
長nLであるとする。湾曲の曲率半径が長さLに対して
非常に大きくてZが小さい場合に、光導波路35のの経
路長の変化ΔLは、ポアソン比を無視して ΔL=−4πnYZ/L ……………………(3) となる。
の上側にn回往復して形成されて、光導波路35の経路
長nLであるとする。湾曲の曲率半径が長さLに対して
非常に大きくてZが小さい場合に、光導波路35のの経
路長の変化ΔLは、ポアソン比を無視して ΔL=−4πnYZ/L ……………………(3) となる。
【0012】以上のように、加速度等によるカンチレバ
ービーム32の振動は、光導波路35の経路長に変化を
もたらす。この経路長の変化ΔLに基づいて光導波路3
5を通る光信号の位相がずれる。この光信号の位相のず
れは、例えば、図9に示す光干渉計で参照光信号との位
相差として検出される。図9は、その位相差から加速度
を求める半導体加速度検出装置を示している。この半導
体加速度検出装置は、レーザダイオード等の光源41
と、光源41の出力光を受けて順方向光のみを出力する
光アイソレータ42と、入力光をセンシング用光信号O
P1と参照用光信号OP2に分岐するフォトカプラ43
と、光ファイバF1を介して光信号OP1を入力し、光
ファイバF2から出力する半導体加速度センサ30と、
光ファイバF2,F3からの光信号OP1,OP2を干
渉させて出力するフォトカプラ44と、フォトカプラ4
4の出力光を電気信号に変換するフォトダイオードの受
光器45と、受光器45の出力信号を差動増幅するアン
プ46とを備えている。このシステムには、鉛(P
b)、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)及び酸素
(O)で構成された圧電セラミックス(PZT)シリン
ダ47が設けられ、フォトカプラ43,44間を繋ぐ光
ファイバF3が、シリンダ47に巻装されている。シリ
ンダ47には、アンプ46の出力に基づいた電圧が、ド
リフト補償用回路48を介して帰還される構成となって
いる。各光ファイバF1〜F3は、単一モード光ファイ
バであり、フォトカプラ43,44とでマッハツェンダ
ー型の干渉計を構成している。
ービーム32の振動は、光導波路35の経路長に変化を
もたらす。この経路長の変化ΔLに基づいて光導波路3
5を通る光信号の位相がずれる。この光信号の位相のず
れは、例えば、図9に示す光干渉計で参照光信号との位
相差として検出される。図9は、その位相差から加速度
を求める半導体加速度検出装置を示している。この半導
体加速度検出装置は、レーザダイオード等の光源41
と、光源41の出力光を受けて順方向光のみを出力する
光アイソレータ42と、入力光をセンシング用光信号O
P1と参照用光信号OP2に分岐するフォトカプラ43
と、光ファイバF1を介して光信号OP1を入力し、光
ファイバF2から出力する半導体加速度センサ30と、
光ファイバF2,F3からの光信号OP1,OP2を干
渉させて出力するフォトカプラ44と、フォトカプラ4
4の出力光を電気信号に変換するフォトダイオードの受
光器45と、受光器45の出力信号を差動増幅するアン
プ46とを備えている。このシステムには、鉛(P
b)、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)及び酸素
(O)で構成された圧電セラミックス(PZT)シリン
ダ47が設けられ、フォトカプラ43,44間を繋ぐ光
ファイバF3が、シリンダ47に巻装されている。シリ
ンダ47には、アンプ46の出力に基づいた電圧が、ド
リフト補償用回路48を介して帰還される構成となって
いる。各光ファイバF1〜F3は、単一モード光ファイ
バであり、フォトカプラ43,44とでマッハツェンダ
ー型の干渉計を構成している。
【0013】光源41からの光信号は、フォトカプラ4
3で分岐され、一方はセンシング用光信号OP1として
半導体加速度センサ30に入力され、加速度を受けて光
信号OP1の位相がずれてフォトカプラ44へ出力され
る。他方の光信号OP2は、参照光信号として、フォト
カプラ44へ出力される。フォトカプラ44は、光信号
OP1,OP2の位相差変動を干渉光として出力する。
この検出された位相差ΔΦは、レーザ光の波長をλとす
ると、 ΔΦ=8π2 nYZ/(Lλ) ……………………(4) となる。干渉光は受光器45を介して、アンプ46入力
にされ、そしてアンプ46が、位相差変動に応じて差動
増幅された電気信号を出力する。ドリフト補償用回路4
8は、アンプ46の出力信号に基づいた帰還電圧Vdd
を生成してシリンダ47に与えている。電圧Vddは、
光信号OP1,OP2間の位相差が無い状態になるよう
にシリンダ47へ印加される。即ち、シリンダ47に電
圧Vddが印加されることによってシリンダ47の直径
が変動し、光信号OP1,OP2の経路長の変化が等し
くなるような電圧Vddが印加される。帰還電圧Vdd
を測定することによって加速度が求められる。
3で分岐され、一方はセンシング用光信号OP1として
半導体加速度センサ30に入力され、加速度を受けて光
信号OP1の位相がずれてフォトカプラ44へ出力され
る。他方の光信号OP2は、参照光信号として、フォト
カプラ44へ出力される。フォトカプラ44は、光信号
OP1,OP2の位相差変動を干渉光として出力する。
この検出された位相差ΔΦは、レーザ光の波長をλとす
ると、 ΔΦ=8π2 nYZ/(Lλ) ……………………(4) となる。干渉光は受光器45を介して、アンプ46入力
にされ、そしてアンプ46が、位相差変動に応じて差動
増幅された電気信号を出力する。ドリフト補償用回路4
8は、アンプ46の出力信号に基づいた帰還電圧Vdd
を生成してシリンダ47に与えている。電圧Vddは、
光信号OP1,OP2間の位相差が無い状態になるよう
にシリンダ47へ印加される。即ち、シリンダ47に電
圧Vddが印加されることによってシリンダ47の直径
が変動し、光信号OP1,OP2の経路長の変化が等し
くなるような電圧Vddが印加される。帰還電圧Vdd
を測定することによって加速度が求められる。
【0014】以上のように、本実施例では、次のような
利点を生じている。 (a)カンチレバービーム32の撓みから生じる経路長
の変化ΔLを、光信号の位相差として検出しているの
で、微量の変化分を検出することが可能となる。すなわ
ち、従来の抵抗値変化、或いは容量の変化を検知する従
来のセンサに比べて、感度の高い半導体加速度センサと
なっている。 (b)(a)により、使用可能周波数のバンド幅を高く
設定できる。 (c)加速度の検出に光信号OP1,OP2を使用して
いるので、半導体加速度センサ30の近傍に発生する電
気的な雑音に対して強い。
利点を生じている。 (a)カンチレバービーム32の撓みから生じる経路長
の変化ΔLを、光信号の位相差として検出しているの
で、微量の変化分を検出することが可能となる。すなわ
ち、従来の抵抗値変化、或いは容量の変化を検知する従
来のセンサに比べて、感度の高い半導体加速度センサと
なっている。 (b)(a)により、使用可能周波数のバンド幅を高く
設定できる。 (c)加速度の検出に光信号OP1,OP2を使用して
いるので、半導体加速度センサ30の近傍に発生する電
気的な雑音に対して強い。
【0015】第2の実施例 図10は、本発明の第2の実施例の半導体加速度センサ
50を示す平面図であり、図11は図10の中央断面図
である。半導体加速度センサ50は、一体のシリコン基
板51からエッチング等の工程を経て形成されている。
半導体加速度センサ50は、加速度が与えられたときに
撓むカンチレバービーム52と、カンチレバービーム5
2の先端に設けられて加速度を感知する重錘体53と、
入力用光ファイバF4a,F5a及び出力用光ファイバ
F4b,F5bをそれぞれ固定する接続部の4個のV字
型の溝54と、カンチレバービーム52上に数回往復し
て形成された第1の光導波路55と、光導波路55と同
じ長さで、基板51の振動しない部分に数回往復して形
成された第2の光導波路56とを、有している。
50を示す平面図であり、図11は図10の中央断面図
である。半導体加速度センサ50は、一体のシリコン基
板51からエッチング等の工程を経て形成されている。
半導体加速度センサ50は、加速度が与えられたときに
撓むカンチレバービーム52と、カンチレバービーム5
2の先端に設けられて加速度を感知する重錘体53と、
入力用光ファイバF4a,F5a及び出力用光ファイバ
F4b,F5bをそれぞれ固定する接続部の4個のV字
型の溝54と、カンチレバービーム52上に数回往復し
て形成された第1の光導波路55と、光導波路55と同
じ長さで、基板51の振動しない部分に数回往復して形
成された第2の光導波路56とを、有している。
【0016】カンチレバービーム52の先端部の重錘体
53の幅は、広くされていると共に、上部に電極57が
形成されている。光導波路55において、一方の端部に
入力用光導波路55aと出力用光導波路55bとが光導
波路結合部58aで結合され、他端は、反射鏡59で終
端されている。同様に、光導波路56において、一方の
端部に入力用光導波路56aと出力用光導波路56bと
が光導波路結合器58bで結合され、他端は反射鏡60
で終端されている。半導体加速度センサ50は、ガラス
カバー61で蓋をされ、該ガラスカバー61の内側の前
記電極57と対向する位置に、制御用電極62が固着さ
れている。電極62は、外部からのリード線63とガラ
スカバー61に開けられた穴64を介して導電性エポキ
シ65で接続されている。図10の半導体加速度センサ
50は、感度をあげるために真空密封されている。
53の幅は、広くされていると共に、上部に電極57が
形成されている。光導波路55において、一方の端部に
入力用光導波路55aと出力用光導波路55bとが光導
波路結合部58aで結合され、他端は、反射鏡59で終
端されている。同様に、光導波路56において、一方の
端部に入力用光導波路56aと出力用光導波路56bと
が光導波路結合器58bで結合され、他端は反射鏡60
で終端されている。半導体加速度センサ50は、ガラス
カバー61で蓋をされ、該ガラスカバー61の内側の前
記電極57と対向する位置に、制御用電極62が固着さ
れている。電極62は、外部からのリード線63とガラ
スカバー61に開けられた穴64を介して導電性エポキ
シ65で接続されている。図10の半導体加速度センサ
50は、感度をあげるために真空密封されている。
【0017】次に、この半導体加速度センサ50の動作
を説明する。半導体加速度センサ50も、図1,図6の
半導体加速度センサ30と同様に、加速度とを受ける
と、カンチレバービーム52が撓む。カンチレバービー
ム52が撓むと、カンチレバービーム52及び光導波路
55が湾曲する。そのため、光導波路55の経路長がΔ
L変化する。ただし、半導体加速度センサ50では、反
射鏡59が光導波路55の経路長を2倍としている。そ
のため、図7,8において、光導波路55の経路長は2
nLとなり、第1の実施例の式(3)による経路長の変
化ΔLが、 ΔL=−8πnYZ/L ……………………(5) となる。一方、光導波路56は、加速度による光路長の
変化はない。
を説明する。半導体加速度センサ50も、図1,図6の
半導体加速度センサ30と同様に、加速度とを受ける
と、カンチレバービーム52が撓む。カンチレバービー
ム52が撓むと、カンチレバービーム52及び光導波路
55が湾曲する。そのため、光導波路55の経路長がΔ
L変化する。ただし、半導体加速度センサ50では、反
射鏡59が光導波路55の経路長を2倍としている。そ
のため、図7,8において、光導波路55の経路長は2
nLとなり、第1の実施例の式(3)による経路長の変
化ΔLが、 ΔL=−8πnYZ/L ……………………(5) となる。一方、光導波路56は、加速度による光路長の
変化はない。
【0018】図12は、上記、光導波路55の加速度に
よる経路長の変化を検出して該加速度を求める半導体加
速度検出装置の構成図である。図12には、レーザダイ
オード等の光源71と、光源71の出力光を受けて順方
向光のみを出力する光アイソレータ72と、入力光をセ
ンシング用光信号OP1と参照用光信号OP2とに分岐
するフォトカプラ73と、光ファイバF4aを介して光
信号OP1を入力して光ファイバF4bから出力する共
に、光ファイバF5aを介して光信号OP2を入力して
光ファイバF5bから出力する半導体加速度センサ50
と、光ファイバF4b,F5bからの光信号OP1,O
P2を干渉させて出力するフォトカプラ74と、フォト
カプラ74の出力光を電気信号に変換するフォトダイオ
ードの受光器75と、受光器75の出力信号を差動増幅
するアンプ76と、アンプ76の出力信号に基づいた電
圧を生成して半導体加速度センサ50の電極62に帰還
させるドリフト補償用回路77とを、備えている。各光
ファイバは、単一モード光ファイバであり、フォトカプ
ラ73,74とでマッハツェンダー型の干渉計を構成
し、マッハツェンダー型の干渉計、受光器75及びアン
プ76で位相差検出回路が構成されている。。
よる経路長の変化を検出して該加速度を求める半導体加
速度検出装置の構成図である。図12には、レーザダイ
オード等の光源71と、光源71の出力光を受けて順方
向光のみを出力する光アイソレータ72と、入力光をセ
ンシング用光信号OP1と参照用光信号OP2とに分岐
するフォトカプラ73と、光ファイバF4aを介して光
信号OP1を入力して光ファイバF4bから出力する共
に、光ファイバF5aを介して光信号OP2を入力して
光ファイバF5bから出力する半導体加速度センサ50
と、光ファイバF4b,F5bからの光信号OP1,O
P2を干渉させて出力するフォトカプラ74と、フォト
カプラ74の出力光を電気信号に変換するフォトダイオ
ードの受光器75と、受光器75の出力信号を差動増幅
するアンプ76と、アンプ76の出力信号に基づいた電
圧を生成して半導体加速度センサ50の電極62に帰還
させるドリフト補償用回路77とを、備えている。各光
ファイバは、単一モード光ファイバであり、フォトカプ
ラ73,74とでマッハツェンダー型の干渉計を構成
し、マッハツェンダー型の干渉計、受光器75及びアン
プ76で位相差検出回路が構成されている。。
【0019】光源71からの光信号は、フォトカプラ7
3で分岐され、一方はセンシング用光信号OP1として
光ファイバF4aを介して光導波路55に入力され、そ
の光信号OP1は、加速度を受けて位相がずれてフォト
カプラ74へ出力される。他方の光信号OP2は、参照
光信号として、光ファイバF5aを介して光導波路56
に入力されフォトカプラ74へ出力される。ここで、光
信号OP1に存在していた温度変動による位相のずれ
が、光信号OP2と比較されることにより除去される。
フォトカプラ74は、光信号OP1,OP2の加速度変
化による位相差ΔΦのみを検出して干渉光として出力す
る。この検出された位相差ΔΦは、レーザ光の波長をλ
とすると、 ΔΦ=16π2 nYZ/(Lλ) ……………………(4) となる。干渉光は受光器75を介して、アンプ76に入
力され、そのアンプ76が、位相差変動に応じて差動増
幅された電気信号を出力する。ドリフト補償用回路77
は、アンプ76の出力から電圧Vddを生成し、この電
圧Vddは、半導体加速度センサ50の電極62に帰還
されると共に測定されて加速度が求められる。帰還電圧
Vddは、電極57,62に電荷を誘起し、誘起された
電荷によってガラスカバー61とカンチレバービーム5
2間にクーロン力が発生する。クーロン力により、加速
度をうけて変位したカンチレバービーム52が復元す
る。
3で分岐され、一方はセンシング用光信号OP1として
光ファイバF4aを介して光導波路55に入力され、そ
の光信号OP1は、加速度を受けて位相がずれてフォト
カプラ74へ出力される。他方の光信号OP2は、参照
光信号として、光ファイバF5aを介して光導波路56
に入力されフォトカプラ74へ出力される。ここで、光
信号OP1に存在していた温度変動による位相のずれ
が、光信号OP2と比較されることにより除去される。
フォトカプラ74は、光信号OP1,OP2の加速度変
化による位相差ΔΦのみを検出して干渉光として出力す
る。この検出された位相差ΔΦは、レーザ光の波長をλ
とすると、 ΔΦ=16π2 nYZ/(Lλ) ……………………(4) となる。干渉光は受光器75を介して、アンプ76に入
力され、そのアンプ76が、位相差変動に応じて差動増
幅された電気信号を出力する。ドリフト補償用回路77
は、アンプ76の出力から電圧Vddを生成し、この電
圧Vddは、半導体加速度センサ50の電極62に帰還
されると共に測定されて加速度が求められる。帰還電圧
Vddは、電極57,62に電荷を誘起し、誘起された
電荷によってガラスカバー61とカンチレバービーム5
2間にクーロン力が発生する。クーロン力により、加速
度をうけて変位したカンチレバービーム52が復元す
る。
【0020】次に、半導体加速度センサ50の製作方法
を説明する。図13は、シリコン基板から半導体加速度
センサの製作過程を説明する図である。図13を参照し
つつ半導体加速度センサ50の製作方法を説明する。な
お、図13では、光導波路55,56の折り返しをそれ
ぞれ1回と、簡略化した形で示している。図13の
(A)に示すように、Si基板51上に、Si3 N4 層
81を減圧気相成長(LPCVD)法により形成する。
フォトレジストをマスクとしてCF4+O2 でエッチング
してSi3 N4 層に窓82を開け、Siを露出させる。
その後、LPCVD法により、ホウ素(B)をドープし
た高濃度P++Siを図13の(A)に示すように、窓8
2に選択的にエピタキシャル成長させる。次に、図13
の(B)のように、図10のカンチレバービーム52に
当たる部分の周辺83と、V字型の溝54に当たる部分
のSi3 N4 層をエッチングで除去する。その後、クロ
ム(Cr)/金(Au)を蒸着し、フォトレジストをマ
スクとしてAuのエッチャントでカンチレバービーム5
2の先端に重錘体53を兼ねる電極57を形成する。次
に、図13の(C)のように、SiO2 をスパッタによ
り成膜し、Crをマスクとしてエッチングで光導波路5
5,56を形成する。光導波路55,56の先端にAl
の反射鏡59,60をフォトレジストをマスクとしてC
rのエッチャントでエッチングで形成する。最後に、ハ
イドラジン水溶液により、V字型の溝54及びカンチレ
バービーム52を形成する。
を説明する。図13は、シリコン基板から半導体加速度
センサの製作過程を説明する図である。図13を参照し
つつ半導体加速度センサ50の製作方法を説明する。な
お、図13では、光導波路55,56の折り返しをそれ
ぞれ1回と、簡略化した形で示している。図13の
(A)に示すように、Si基板51上に、Si3 N4 層
81を減圧気相成長(LPCVD)法により形成する。
フォトレジストをマスクとしてCF4+O2 でエッチング
してSi3 N4 層に窓82を開け、Siを露出させる。
その後、LPCVD法により、ホウ素(B)をドープし
た高濃度P++Siを図13の(A)に示すように、窓8
2に選択的にエピタキシャル成長させる。次に、図13
の(B)のように、図10のカンチレバービーム52に
当たる部分の周辺83と、V字型の溝54に当たる部分
のSi3 N4 層をエッチングで除去する。その後、クロ
ム(Cr)/金(Au)を蒸着し、フォトレジストをマ
スクとしてAuのエッチャントでカンチレバービーム5
2の先端に重錘体53を兼ねる電極57を形成する。次
に、図13の(C)のように、SiO2 をスパッタによ
り成膜し、Crをマスクとしてエッチングで光導波路5
5,56を形成する。光導波路55,56の先端にAl
の反射鏡59,60をフォトレジストをマスクとしてC
rのエッチャントでエッチングで形成する。最後に、ハ
イドラジン水溶液により、V字型の溝54及びカンチレ
バービーム52を形成する。
【0021】以上のように、本実施例では、次のような
利点を生じている。 (d)第1の実施例と同様に、カンチレバービーム52
の撓み生じる経路長の変化ΔLを、光信号の位相差とし
て検出しているので、微量の変化分を検出することが可
能となる。すなわち、従来の抵抗値変化、或いは容量の
変化を検知する従来のセンサにべて、感度の高い半導体
加速度センサとなっている。 (e)(d)により、使用可能周波数のバンド幅を高く
設定できる。 (f)反射鏡59,60を光導波路55,56に設けて
光信号OP1,OP2の経路長を2倍としている。その
ため、検出感度も2倍となる。 (g)半導体加速度センサ内に温度補償用の光導波路5
6を設け、温度変化による測定誤差を補正しているの
で、測定値の信頼性が高くなっている。
利点を生じている。 (d)第1の実施例と同様に、カンチレバービーム52
の撓み生じる経路長の変化ΔLを、光信号の位相差とし
て検出しているので、微量の変化分を検出することが可
能となる。すなわち、従来の抵抗値変化、或いは容量の
変化を検知する従来のセンサにべて、感度の高い半導体
加速度センサとなっている。 (e)(d)により、使用可能周波数のバンド幅を高く
設定できる。 (f)反射鏡59,60を光導波路55,56に設けて
光信号OP1,OP2の経路長を2倍としている。その
ため、検出感度も2倍となる。 (g)半導体加速度センサ内に温度補償用の光導波路5
6を設け、温度変化による測定誤差を補正しているの
で、測定値の信頼性が高くなっている。
【0022】なお、本発明は、上記実施例に限定されず
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (I)第1の実施例において、カンチレバービーム32
が、気体の流体抵抗を受けないようにガラスカバーで蓋
をし、真空密閉の構造にすると、さらに測定精度が高く
なる。 (II)第2の実施例において、用途に応じて反射鏡5
9,60を使用せず、光信号OP1、OP2を光導波路
55,56の一方端部から入力して他方の端部へ出力す
る構成としてもよい。 (III)第1の実施例のように、参照光信号用の光導波路
を同一基板上に形成しない半導体加速度センサにおい
て、第2の実施例と同様に、検出用の光導波路に反射鏡
を設けて、感度を高める構造にすることもできる。 (IV) 第1の実施例の半導体加速度センサにおいて、カ
ンチレバービーム32と該カンチレバービーム32に対
向した位置にそれぞれ電極を設け、第2の実施例の半導
体加速度検出装置を用いて加速度を求める構成にして
も、従来に比べて感度を高める効果がある。
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (I)第1の実施例において、カンチレバービーム32
が、気体の流体抵抗を受けないようにガラスカバーで蓋
をし、真空密閉の構造にすると、さらに測定精度が高く
なる。 (II)第2の実施例において、用途に応じて反射鏡5
9,60を使用せず、光信号OP1、OP2を光導波路
55,56の一方端部から入力して他方の端部へ出力す
る構成としてもよい。 (III)第1の実施例のように、参照光信号用の光導波路
を同一基板上に形成しない半導体加速度センサにおい
て、第2の実施例と同様に、検出用の光導波路に反射鏡
を設けて、感度を高める構造にすることもできる。 (IV) 第1の実施例の半導体加速度センサにおいて、カ
ンチレバービーム32と該カンチレバービーム32に対
向した位置にそれぞれ電極を設け、第2の実施例の半導
体加速度検出装置を用いて加速度を求める構成にして
も、従来に比べて感度を高める効果がある。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第7
の発明によれば、半導体基板に加速度を受けて撓むカン
チレバービームを設け、そのカンチレバービーム上に光
信号を通す光導波路を形成している。すなわち、加速度
を受けて光信号に位相のずれが生じ、この位相のずれを
検出して加速度を求める半導体加速度センサとしてい
る。そのため、微量の加速度の変化分を検出することが
可能となり、例えば、従来の抵抗値変化、或いは容量の
変化を検知する従来のセンサに比べて感度の高い半導体
加速度センサとなっている。感度が高いので、測定周波
数領域を広げることも可能となる。また、半導体製造工
程で作製される構造となっているので、小型で大量生産
可能な半導体加速度センサとなる。第2の発明によれ
ば、光信号の位相を検出する半導体加速度センサの光導
波路端部に、反射鏡を設けているので、光信号の経路長
が2倍となり、検出感度も2倍となる。第3及び第4の
発明によれば、温度変化による光信号の位相のずれを補
償するための光導波路をカンチレバービームの近傍に備
えている。そのため、加速度を受けて位相の変化した光
信号から、温度による変動を相殺して位相差を検出する
ことが可能となり、測定値の信頼性を高めることができ
る。第4〜第7の発明によれば、位相差検出回路が加速
度に応じた位相差を検出し、ドリフト補償回路が、この
位相差に基づいた帰還電圧を生成する。帰還電圧によっ
てカンチレバービームに復元力を与ると共に、その帰還
電圧から加速度を求める構成としている。そのため、カ
ンチレバービームのクリープや、動作の非直線性等の影
響を少なくすることができる。
の発明によれば、半導体基板に加速度を受けて撓むカン
チレバービームを設け、そのカンチレバービーム上に光
信号を通す光導波路を形成している。すなわち、加速度
を受けて光信号に位相のずれが生じ、この位相のずれを
検出して加速度を求める半導体加速度センサとしてい
る。そのため、微量の加速度の変化分を検出することが
可能となり、例えば、従来の抵抗値変化、或いは容量の
変化を検知する従来のセンサに比べて感度の高い半導体
加速度センサとなっている。感度が高いので、測定周波
数領域を広げることも可能となる。また、半導体製造工
程で作製される構造となっているので、小型で大量生産
可能な半導体加速度センサとなる。第2の発明によれ
ば、光信号の位相を検出する半導体加速度センサの光導
波路端部に、反射鏡を設けているので、光信号の経路長
が2倍となり、検出感度も2倍となる。第3及び第4の
発明によれば、温度変化による光信号の位相のずれを補
償するための光導波路をカンチレバービームの近傍に備
えている。そのため、加速度を受けて位相の変化した光
信号から、温度による変動を相殺して位相差を検出する
ことが可能となり、測定値の信頼性を高めることができ
る。第4〜第7の発明によれば、位相差検出回路が加速
度に応じた位相差を検出し、ドリフト補償回路が、この
位相差に基づいた帰還電圧を生成する。帰還電圧によっ
てカンチレバービームに復元力を与ると共に、その帰還
電圧から加速度を求める構成としている。そのため、カ
ンチレバービームのクリープや、動作の非直線性等の影
響を少なくすることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の半導体加速度センサを
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】第1の従来例の半導体加速度センサを示す平面
図である。
図である。
【図3】図2の断面図である。
【図4】第2の従来例の半導体加速度センサを示す平面
図である。
図である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】図1の断面図である。
【図7】カンチレバービームの動作を説明する図であ
る。
る。
【図8】カンチレバービームの動作を説明する図であ
る。
る。
【図9】第1の実施例の半導体加速度検出装置の構成図
である。
である。
【図10】第2の実施例の半導体加速度センサを示す平
面図である。
面図である。
【図11】図10の断面図である。
【図12】第2の実施例の半導体加速度検出装置の構成
図である。
図である。
【図13】半導体加速度センサの製造方法を示す図であ
る。
る。
12,22,31,51 半導体基板 13,32,52 カンチレバービーム 33,54 光ファイバ接続部 35,55 センシング用(第1の)
光導波路 56 温度補償用(第2の)光
導波路 59,60 反射鏡 62 制御用の電極 F1,F4a,F5a 入力用光ファイバ F2,F4b,F5b 出力用光ファイバ
光導波路 56 温度補償用(第2の)光
導波路 59,60 反射鏡 62 制御用の電極 F1,F4a,F5a 入力用光ファイバ F2,F4b,F5b 出力用光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 毛利 幹雄 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 加速度の印加によって撓むカンチレバー
ビームが半導体基板に形成された半導体加速度センサに
おいて、 前記半導体基板に設けられ、光信号を入力する入力用光
ファイバを固定する第1の接続部と、 前記半導体基板に設けられ、光信号を出力する出力用光
ファイバを固定する第2の接続部と、 前記カンチレバービーム上に形成され、かつ入力端が前
記第1の接続部を介して前記入力用光ファイバに接続さ
れると共に、出力端が前記第2の接続部を介して前記出
力用光ファイバに接続された光導波路とを設け、 前記光導波路は前記カンチレバービームの撓み量に応じ
て長さが変化し、前記入力用光ファイバからの光信号の
経路長を変えて前記出力用光ファイバへ出力する構成に
したことを特徴とする半導体加速度センサ。 - 【請求項2】 加速度の印加によって撓むカンチレバー
ビームが半導体基板に形成された半導体加速度センサに
おいて、 光信号を入出力する入出力用光ファイバを固定する接続
部と、 前記半導体基板上に設けられ、前記光信号を反射する反
射鏡と、 前記カンチレバービーム上に形成され、かつ一端が前記
光ファイバに接続され、他端が反射鏡に接続された光導
波路とを設け、 前記光導波路は前記カンチレバービームの撓み量に応じ
て経路長が変り、その経路中を前記光ファイバからの入
力光信号を反射鏡へ伝送し、かつ反射鏡からの反射光を
前記光ファイバへ出力する構成としたことを特徴とする
半導体加速度センサ。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体加速度センサにお
いて、 前記第1,第2の接続部及び光導波路と同一構造のもの
を前記半導体基板上に設けたことを特徴とする半導体加
速度センサ。 - 【請求項4】 請求項2記載の半導体加速度センサにお
いて、 前記接続部、反射鏡及び光導波路と同一構造のものを前
記半導体基板上に設けたことを特徴とする半導体加速度
センサ。 - 【請求項5】 請求項1記載の半導体加速度センサと、 前記出力用光ファイバからの光信号と参照光信号との位
相差を検出する位相差検出回路と、 前記位相差検出回路の出力信号に応じた電圧を生成する
ドリフト補償回路と、 前記カンチレバービームと対抗する箇所に設けられ、前
記ドリフト補償回路の出力信号に基づき、クーロン力で
該カンチレバービームの変位を制御する電極とを、 備えたことを特徴とする半導体加速度検出装置。 - 【請求項6】 請求項2記載の半導体加速度センサと、 前記光ファイバからの光信号と参照光信号との位相差を
検出する位相差検出回路と、 前記位相差検出回路の出力信号に応じた電圧を生成する
ドリフト補償回路と、 前記カンチレバービームと対抗する箇所に設けられ、前
記ドリフト補償回路の出力信号に基づき、クーロン力で
該カンチレバービームの変位を制御する電極とを、 備えたことを特徴とする半導体加速度検出装置。 - 【請求項7】 請求項4記載の半導体加速度センサと、 前記各接続部からの出力光信号間の位相差を検出する位
相差検出回路と、 前記位相差検出回路の出力信号に応じた電圧を生成する
ドリフト補償回路と、 前記カンチレバービームと対抗する箇所に設けられ、前
記ドリフト補償回路の出力信号に基づき、クーロン力で
該カンチレバービームの変位を制御する電極とを、 備えたことを特徴とする半導体加速度検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10814693A JP3212411B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 半導体加速度センサ及びそれを用いた半導体加速度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10814693A JP3212411B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 半導体加速度センサ及びそれを用いた半導体加速度検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06317606A true JPH06317606A (ja) | 1994-11-15 |
| JP3212411B2 JP3212411B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=14477112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10814693A Expired - Lifetime JP3212411B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 半導体加速度センサ及びそれを用いた半導体加速度検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3212411B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023068768A (ja) * | 2021-11-04 | 2023-05-18 | 学校法人 創価大学 | 光ファイバセンサ |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8012542B2 (en) | 2005-12-30 | 2011-09-06 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coating compositions containing adhesive polymers and substrate coating process |
| US7553540B2 (en) | 2005-12-30 | 2009-06-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coated films useful for photovoltaic modules |
| EP2094747B1 (en) | 2006-12-21 | 2012-10-17 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Crosslinkable vinyl fluoride copolymers |
| US8168297B2 (en) | 2007-04-23 | 2012-05-01 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer coated film, process for forming the same, and fluoropolymer liquid composition |
Citations (6)
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|---|---|---|---|---|
| JPS62247209A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-10-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ジヤイロスコ−プ |
| JPH01240865A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-26 | Hitachi Ltd | 加速度センサ |
| JPH02251189A (ja) * | 1989-03-24 | 1990-10-08 | Nippondenso Co Ltd | 光集積回路装置 |
| JPH03170015A (ja) * | 1989-11-28 | 1991-07-23 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 振動ジャイロスコープ |
| JPH0560781A (ja) * | 1991-09-05 | 1993-03-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加速度測定装置 |
| JPH05107071A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-04-27 | Hitachi Cable Ltd | 光励起導波路型ループレーザ |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP10814693A patent/JP3212411B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
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| JPH05107071A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-04-27 | Hitachi Cable Ltd | 光励起導波路型ループレーザ |
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|---|---|---|---|---|
| JP2023068768A (ja) * | 2021-11-04 | 2023-05-18 | 学校法人 創価大学 | 光ファイバセンサ |
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| JP3212411B2 (ja) | 2001-09-25 |
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