JPH0631919A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH0631919A JPH0631919A JP18940192A JP18940192A JPH0631919A JP H0631919 A JPH0631919 A JP H0631919A JP 18940192 A JP18940192 A JP 18940192A JP 18940192 A JP18940192 A JP 18940192A JP H0631919 A JPH0631919 A JP H0631919A
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Abstract
らの各ノズルで対応して電気パルスを印加してインク液
滴を噴射(吐出)させるための各発熱体を有するインク
ジェット記録ヘッドを備えた記録装置において、前記各
ノズルから噴射されるインク液滴体積の大小による記録
むらを全体として目立たなくするための手段を提供す
る。 【構成】 このため、前記各発熱体に印加する電気エネ
ルギーを第1,第2の矩形波パルス15,16とし、そ
れぞれの電圧V1,V2,パルス時間幅T1,T2なら
びに両パルス間隔T3のいずれか例えばT2、あるいは
任意の組合せを変化させることにより、各ノズル2から
の噴射されるインク液滴5の体積Vdをランダムに微少
変化させることにより、記録むらを目立ち難くして記録
品位を向上するよう構成した。
Description
置、特に、文字や画像の記録に必要な時にのみインクを
噴射させて記録するオン・デマンド形インクジェット記
録ヘッドのインク吐出方法に関するものである。
ジェット記録ヘッドの一例の概略構成図を示す。記録ヘ
ッド21は複数のノズル(吐出口)2と各ノズル2に対
応した発熱体3とを有する。図例の記録ヘッド21の全
ノズル数は、2,048個であり、紙面と直交する方向
に並設されている。発熱体3は、入力された電気エネル
ギーの一部をインク噴射エネルギーに変換するためのも
ので、文字や画像の記録は、次のように行われる。すな
わち、各発熱体3がヘッド駆動回路部4により、必要に
応じて選択的に駆動されて発熱し、この発熱により圧力
室9内に気泡が発生して、気泡の成長と共にノズル2の
前方にインク液滴5が噴射(吐出)される。噴射したイ
ンク液滴5は、ノズル2の前方に配設された被記録媒体
11である記録紙面に向って飛行・着弾し、所望の文字
や画像を形成する。なお、7はヘッド、8は保護膜、1
7はリード線、20はインク供給チューブ19内のイン
クを示す。
ヘッド21の、ある特定のノズル2から噴射されるイン
ク液滴5の体積Vdの出現頻度(%)は、例えば、図1
0(a)〜(c)に示すような分布特性を有していた。
これは比較的悪い方の特性例である。(a)図は2,0
48個あるノズル2のうち第253bitの特性、
(b)図は第254bitの特性、(c)図は第255
bitの特性を示す。このときの各bitに対応するイ
ンク液滴5の平均体積Vdmeanと標準偏差Vdσと
の値をそれぞれ表1に示す。ここで体積の単位はpl
(ピコリットル)である。
の複数のノズルから噴射するインク液滴の体積の平均値
Vdmeanを均等にすることは、事実上極めて困難で
あった。それは、噴射するインク液滴5の体積Vdは、
ノズル2の形状や構造の製造上の微少な寸法誤差により
目標値からかなりずれてしまうためである。例えば、ノ
ズル2の幅、高さ、あるいは断面積、ノズル先端部の形
状、ノズル先端から発熱体3までの距離、同一の電気エ
ネルギーを印加した場合に各発熱体3が発生する熱量等
いずれにもばらつきがあり、結果として各ノズル2から
噴射するインク液滴5の体積Vdのばらつきとなって現
われるためである。
画像の一例を示すように、記録動作を行った時の、記録
ヘッド21と記録紙11との相対移動方向(矢印で示
す)と同一方向に、記録むらを発生させる。図11は、
第251〜257bitでの記録結果例を示す。記録さ
れるドット径は、253bitはやや小さく、また、2
55bitはやや大きく記憶記録されている。この記録
むらは、文字等の各ノズル2の記録頻度(印字率)の低
いパターンでは分りにくいが、同一パターンを連続的に
記録し印字率を高めた場合に発生しやすい。これらの記
録むらが目視で分らない程度であれば問題とはならない
が、現実には、被記録媒体11上に噴射されたインクに
よって着色された隣接する記録点の面積が変わると目視
で記録むらとして判断され、記録品位(品質)を悪化さ
せていた。
する場合には、これらの記録むらは、実使用に満足でき
る記録ヘッド21の生産歩留まりを低下させる要因とな
り、コスト上昇に継がっていた。
発熱体3に与える電気エネルギーを調整する手段を備え
ることにより、この種の記録むらを防止する方法があ
る。具体的には、各ノズル2の発熱体3に印加する電圧
値及び/または、印加する電気エネルギーのパルス幅を
調整して噴射するインク液滴5の体積Vdを均等化しよ
うとするものである。しかしながら、ノズル2が数本で
あればともかく、24本,48本,64本,……2,4
08本,……等と極めて多数となると、この適正調整方
式は回路的に複雑となり、より簡易な方式が望ましい。
前には、発熱体3に与えるエネルギーの大きさを制御す
る別の信号を付加してインク液滴5の体積Vdを調節し
たり、階調記録する方法が知られているが、特定のノズ
ルからのインク噴射体積Vdを故意にランダムに変化さ
せる方法は知られていない。
を処理して記録点を全体的に拡散させるいわゆる誤差拡
散法が知られているが、これによる記録では同一ノズル
から噴射されるインク液適量は常に一定である。
されたもので、特定のノズルから噴射するインク液滴の
噴射量を一定の値に固定せず、ある幅の標準偏差でラン
ダムに変化させることにより、全体的に噴射するインク
液滴の体積を変化させて、特定のノズルから噴射するイ
ンク液滴体積の大小による記録むらを全体として目立た
なくするようにする手段の提供を目的としている。
て、この種のインクジェット記録装置を、複数のインク
吐出口と、これら複数の吐出口に対応して電気エネルギ
ーをインク吐出エネルギーに変換させるためのエネルギ
ー変換手段とを有する記録ヘッドを備え、前記複数吐出
口のそれぞれから吐出させるインク液滴の体積をランダ
ムに微少変化させて記録するよう構成し、または、前記
エネルギー変換手段が発熱体であり、この発熱体に、イ
ンク吐出を誘起させる前記電気エネルギーをランダムに
変化させるよう構成し、あるいはまた、この発熱体にイ
ンク吐出を誘起させる第1の電気エネルギーと、この第
1の電気エネルギーに先行するこれより小さい第2の電
気エネルギーとを与え、この第2の電気エネルギーをラ
ンダムに変化させるよう構成し、または、前記第1の電
気エネルギーと第2の電気エネルギーとは、共に矩形波
の電気エネルギーであり、これら第1の電気エネルギー
と第2の電気エネルギーとを与える電圧値が等しく、こ
の第2の電気エネルギーを与えるパルス幅T2をランダ
ムに変化させるよう構成し、または、前記第1の電気エ
ネルギーと第2の電気エネルギーとは、共に矩形波の電
気エネルギーであり、これら第1の電気エネルギーと第
2の電気エネルギーとを与える各時間の間隔T3をラン
ダムに変化させるよう構成し、または、前記第1の電気
エネルギーと第2の電気エネルギーとは、共に矩形波の
電気エネルギーであり、この第2の電気エネルギーを与
える電圧値V2をランダムに変化させるよう構成し、あ
るいはまた、前記複数の吐出口のそれぞれから吐出させ
るインク液滴に体積を吐出毎にランダムに変化させるよ
う構成し、または、非記録動作時には、前記第2の電気
エネルギーのみを印加するよう構成し、または、記録動
作時の非記録吐出口には、前記第2の電気エネルギーの
みを印加するよう構成し、あるいはまた、前記エネルギ
ー変換手段が圧電素子であり、この圧電素子にインク吐
出を誘起させる前記電気エネルギーをランダムに変化さ
せるよう構成することにより、前記目的を達成しようと
するものである。
から吐出されるインク液滴の体積は一定の値に固定され
ず、ある標準偏差の幅でランダムに微少変化するため、
従来のように特定の吐出口から吐出されるインク液滴体
積の大小による記録むらが全体として目立ち難くなり記
録品位が向上する。
録装置の第1実施例の記録ヘッドの断面とヘッド駆動部
の概略構成の前記図7相当図を示し、図9におけると同
一(相当)構成要素は同一符号で表わす。記録ヘッド2
1は、従来と同一である。図例の記録ヘッド21には、
ノズル(吐出口)2が1mm当り8本の密度で、紙面と垂
直方向に合計2,048個配設されており、記録ヘッド
21と被記録媒体11とを相対移動させて、記録印字幅
256mmで記録することができる。
体3を有し、ヘッド駆動回路部4により電気パルスを印
加して選択的に発熱体3を発熱させてインク液滴5を被
記録媒体11の記録紙に向けて噴射(吐出)する。発熱
体3は、ガラスまたはシリコンのような比較的安価で平
面度が高い絶縁体または半導体(図例はガラス)製の基
板7上に配設されており、インク液20とは直接に接触
しないようにSiO2の保護膜8を備えている。発熱体
3を発熱させるための電気エネルギーは、ヘッド駆動回
路部4からリード線17と基板7上に平面的に形成され
た配線を介して発熱体3に伝達される。なお、図中、1
2はパルス制御回路部、13は記録タイミング信号、1
4は記録データを示す。
は下記のとおりである; 図2は、この実施例のヘッド21の発熱体3を発熱させ
るための電気エネルギーの駆動波形を説明するタイミン
グチャートの一例である。発熱体3を発熱させ、インク
20を噴射させるエネルギーを与える第1の駆動波形1
5は、パルス状(矩形波)であり、その電圧値V1は一
定で、パルス幅はT1=6μsecである。その第1の
駆動波形15に先行して、第1の駆動波形15と等しい
電圧V2(=V1)で、第1の駆動波形15より短いパ
ルス幅であるT2(<T1)で第2の駆動波形16を与
える。第1の駆動波形15と第2の駆動波形16の間隔
はT3で、ここでは一定の値である。
2をランダムに発生させる回路である図1に示すパルス
制御回路部12により、記録データに応じてT2=4μ
secを中心にT2をランダムに変化させる。変化する
範囲は±3μsecである。
するインク液滴の体積Vdの平均値の特性の一例を示
す。噴射するインク液滴5の体積Vdは、170±20
plとなる。
の一例を示す前記図9対比説明図である。従来、被記録
媒体11と記録ヘッド21の相対移動(矢印)方向に明
らかであった図11に示すような記録むらが目立ち難く
なっており、すなわち、記録品位が向上している。
ムに変化させることにより、噴射するインク液滴5の体
積Vdを約±11.8%の範囲で変化させる。実際に
は、標準偏差Vdδの値が、8%以上になるよう変化さ
せる。また、前記表1のように、特定のノズル2から噴
射するインク液滴5の体積Vdは、標準偏差Vdδで、
4.3〜4.8%変化する。このため、総合的には、標
準偏差Vdδで約9.3%以上で変化することになる。
この時のインク液滴5の体積Vdの発生頻度分布特性の
一例を、前記図10に対比して図5に示す。
であり、着弾したインクの直径に対する発生頻度分布を
示す。(a)図は従来の記録方法によるもの、(b)図
は本実施例の記録方法によるものであり、(b)図は
(a)図に比べ特定の直径に集中せず、広く分布してい
る。なお、図11や図4のように、記録紙11に連続的
に記録されたインク液滴5の着弾径を測定することは困
難であるが、液滴5の体積Vdから各図のように予想す
ることができる。また、図6(b)に示すように、各ノ
ズルA,B,Cでの着弾径の広がりが広いほど、各ノズ
ル部の体積Vaの平均値のばらつきが無視できるように
なる。
ら噴射するインク液滴5の体積Vdが、広い範囲に亘る
ように噴射させることにより、それぞれのインク液滴5
に注目した微視的な判断では、一見、記録された文字や
画像にざらつき感があり、記録品位が悪く感じられる
が、巨視的な判断ではむしろ記録品位が向上している。
この判断は、被記録物をやや遠のいた位置(例えば1mm
当り8点の記録密度では、記録された被記録媒体と評価
者の目との距離が25cm以上の位置)から観察すること
によって、より明確となる。
の変動(ゆらぎ)に、特定のパターンがあると、それは
巨視的なむらとして現われる。従ってこの変動には、特
定のパターンがないこと、すなわち、ランダムになるこ
とが必要条件となる。この変動量としては、パルス幅制
御回路部15を調整して、変動量を標準偏差値で、8.
0%,8.5%,9.0%,9.5%として同様の実験
を行ったところ、9.0%で、実用上、十分と判断され
た。
の体積Vdに変動を与え、巨視的見地で記録された文字
や画像を判断するため、各ノズル2がインク20を噴射
する頻度が高いほど、本実施例により得られる効果は大
きい。逆に、噴射頻度が低く、連続的でない記録をする
記録周波数の低い領域では、あまり効果的ではない。そ
こで、記録周波数の高い領域だけでこの種の変動を与え
る、あるいは、記録周波数の高い領域ほど変動量を大き
くすることで、本発明の本来の効果が得られる。
ごとのインク液滴5の体積Vdの測定は、顕微鏡にスト
ロボフラッシュとCCDカメラとを取付けた測定系で、
CCDカメラに写されたインク液滴5の像を、画像処理
して行った。
ルス幅や高さを変化させる場合に比べ、本実施例のよう
に、2個の駆動パルスを使用した方が良い利点は、パル
ス幅を変化する場合に注目すると、後者は、前者に比
べ、パルス幅の変化量に対する噴射するインクの体積V
dの変化量が大きく、前者では、±5μsecであるの
に対し、後者では、60%の±3μsecでよい。この
可変範囲が60%でよいことは、記録時間を短くできる
利点がある。すなわち、高速記録が可能となる。
施例は、ノズル(吐出口)から噴射(吐出)されるイン
ク吐出量(液滴の体積)の変化を2つのパルスによって
行うようにした事例であるが、つぎにこれを単一パルス
で行うようにした第2実施例を説明する。なお、前記第
1実施例において説明した基本的構成及び背景技術は全
く同様であり、前記図1,図4,図6を共用すると共
に、図7にこの第2実施例の前記図3相当図及び図8に
前記図5相当図を用いて説明する。
た前記概要構成と同様であり、インク組成も同じであ
る。各ノズル2のそれぞれに対応した発熱体3を発熱さ
せるエネルギーは、パルス制御回路部12を介して、ヘ
ッド駆動回路部4からリード線17と基板7上に平面的
に形成された配線を介して発熱体3に伝えられる。この
駆動波形は、矩形波であり、その電圧値は一定である。
一方駆動波形の幅、すなわちパルス幅Pwは、パルス制
御回路部12内のパルス幅ランダム発生部によってPw
=15μsecを中心にランダムに変化する。変化する
幅は±5μsecである。
る噴射するインク液的5の体積Vdの平均値の特性曲線
の一例を示す(第1実施例図3相当図)。パルス幅Pw
が小さ過ぎると、インクが吐出しないことがあるため、
余り小さくできない。また、パルス幅Pwが大きすぎる
と、発熱体3自体が焼き切れてしまうことがあるため、
あまり大きくできない。したがって、パルス幅Pwはこ
の範囲で変化させ、このときの液滴体積Vdは、平均的
には170±20plとなる。
2実施例の記録結果を示す説明図である。従来、被記録
媒体(記録紙)11と記録ヘッド21との相対移動方向
に明らかであった前記図11に示したような記録むらが
目立ち難くなっており、すなわち、記録品位が向上して
いる。
化させることによって、噴射する液滴5の体積Vdを約
±11.8%の範囲で変化させる。実際には、標準偏差
の値が、8%以上になるように変化させる。また、前記
表1のように、特定のノズルから噴射するインク液滴5
の体積Vdは、標準偏差Vdδで、4.3〜4.8%変
化する。このため、総合的には、標準偏差Vdδで約
9.3%以上で変化することになる。この時のインク液
滴5の体積Vdの発生頻度分布特性の一例を図8に示す
(第1実施例図5相当図)。
例においては、1mm当りに8本のノズル2を備えた記録
ヘッド21の事例で説明したが、この発明は、これのみ
に限定されるものでなく、一般に、ノズル配列の密度、
すなわち、記録密度が高くなればなるほど記録品位は向
上する。本発明の記録方法でも、ランダムに変化させた
インク液滴5の体積Vdによる微視的なざらつき感は、
記録密度を高めるほど少なくなり、記録画質は向上す
る。
て、電圧V1=V2=一定で、第1パルス幅T1=一
定、パルス間隔T3=一定、第2パルス幅T2をランダ
ムにするとしたが、これに限定されることなく、V1=
V2=一定で、T1=一定、T2=一定、T3をランダ
ムにするとしてもよい。また、V1=一定、T1=一
定、T2=一定、T3=一定、V2をランダムにすると
してもよく、さらに、これらを少なくとも2つ以上組合
せた方法であっても差支えない。
作時に、記録データがある場合のみに、第2のパルス1
6、第1のパルス15の順で、発熱体3を駆動するよう
にしたが、記録動作時で、記録データがない場合、すな
わち記録しない画素に対しては、第2のパルス16のみ
で駆動すると、さらに別の効果が得られる。第2のパル
ス16の幅は、例えばT2=4μsecとする。別の効
果とは、記録データがある場合とない場合でのノズル2
内の発熱体3近傍のインク20の温度の差を小さくする
ことである。温度の差が大きいと、連続的に記録したノ
ズル2と、間欠的に記録したノズルとでは、前者のほう
がノズル2内のインク温度が上昇し、大きい体積Vdの
インク液滴5を噴射する。このため全体として不均一な
記録画像となってしまう。以上から、常に、第2のパル
ス16を印加することは、結果として、記録画像の画質
を向上させることになる。
置の被記録動作時、例えば、ウォーミングアップ時に
も、第2のパルス16のみを印加すると、記録動作の始
まった瞬間の記録画像の画質も同様の理由で向上する。
第2のパルス16のみでは、インク20は噴射しない。
から噴射させるインク液滴5の体積Vdをランダムにし
て、その分布の標準偏差値を例えば9.0%以上にする
ことであり、このための手段は前記各実施例のみに限定
されるものでなく、電気エネルギーをインク噴射エネル
ギーに変換させる手段として、前記各実施例では、駆動
パルスのパルス幅を変化させる方法としたが、電圧値を
変化させる方法であってもよい。さらには、与える電気
エネルギーを微少に変化させる回路部を追加するもので
あればいずれでも差支えない。
をインク噴射エネルギーに変換させる手段が発熱体3で
ある事例を示したが、これのみに限定されるものでな
く、例えば圧電素子を使用して駆動時の電気エネルギー
をランダムに変化させても、同様の効果が得られる。
は、特にインクジェット記録方式の中でも熱エネルギー
を利用する方式の記録ヘッド、記録装置において、優れ
た効果をもたらすものである。
ば米国特許第4723129号明細書、同第47407
96号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行
うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド形、コ
ンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に
オデマンド形の場合には、液体(インク)が保持されて
いるシートや液路に対応して配置されている電気熱変換
体に、記録情報に対応して核沸騰を越える急速な温度上
昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加することに
よって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記
録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動
信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成でき
るので有効である。この気泡の成長,収縮により吐出用
開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも
一つの液滴を形成する前記駆動信号をパルス形状とする
と、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応
答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好
ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許
第4463359号明細書、同第4345262号明細
書に記載されているようなものが適している。なお、前
記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43
13124号明細書に記載されている条件を採用する
と、さらに優れた記録を行うことができる。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書に開示された構成においても本発明
は実施できる。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59年第123670号公報や熱エネル
ギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応せる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。
複数のノズルを有するインクジェット記録装置の記録ヘ
ッドにおいて、各吐出口に付加する電気エネルギーの駆
動パルスをランダムに変化させることによって、各吐出
口から吐出されるインク液滴の体積をランダムに微少変
化させ、各ノズルから吐出される平均的なインク量が、
多少ばらついていても、その吐出口で記録された記録む
らを無くするか、あるいは目立ち難くすることにより、
全体として記録品位のよい記録が可能となった。また、
各吐出口からのインク噴射体積が多少異なる特性の記録
ヘッドを使用することが可能となり、記録ヘッドの生産
歩留まりが向上することにより、生産コストの安い記録
ヘッドが供給可能となった。
構成図
ートの一例
ンク液滴体積の平均値の特性の一例
例
性例
例
略構成図
Claims (10)
- 【請求項1】 複数のインク吐出口と、これら複数の吐
出口に対応して電気エネルギーをインク吐出エネルギー
に変換するためのエネルギー変換手段とを有する記録ヘ
ッドを備え、前記複数吐出口のそれぞれから吐出させる
インク液滴の体積をランダムに微少変化させて記録する
手段を備えたことを特徴とするインクジェット記録装
置。 - 【請求項2】 前記エネルギー変換手段が発熱体であ
り、この発熱体インク吐出を誘起させる前記電気エネル
ギーをランダムに変化させる手段を備えたことを特徴と
する請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 前記エネルギー変換手段が発熱体であ
り、この発熱体に、インク吐出を誘起させる第1の電気
エネルギーと、この第1の電気エネルギーに先行するこ
れより小さい第2の電気エネルギーとを与え、この第2
の電気エネルギーをランダムに変化させる手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装
置。 - 【請求項4】 前記第1の電気エネルギーと第2の電気
エネルギーとは、共に矩形波の電気エネルギーであり、
これら第1の電気エネルギーと第2の電気エネルギーと
を与える電圧値が等しく、この第2の電気エネルギーを
与えるパルス幅T2をランダムに変化させる手段を備え
たことを特徴とする請求項3記載のインクジェット記録
装置。 - 【請求項5】 前記第1の電気エネルギーと第2の電気
エネルギーとは、共に矩形波の電気エネルギーであり、
これら第1の電気エネルギーと第2の電気エネルギーと
を与える各時間の間隔T3をランダムに変化させる手段
を備えたことを特徴とする請求項3記載のインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項6】 前記第1の電気エネルギーと第2の電気
エネルギーとは、共に矩形波の電気エネルギーであり、
この第2の電気エネルギーを与える電圧値V2をランダ
ムに変化させる手段を備えたことを特徴とする請求項3
記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項7】 前記複数の吐出口のそれぞれから吐出さ
せるインク液滴の体積を吐出毎にランダムに変化させる
手段を備えたことを特徴とする請求項3記載のインクジ
ェット記録装置。 - 【請求項8】 非記録動作時には、前記第2の電気エネ
ルギーのみを印加する手段を備えたことを特徴とする請
求項3記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項9】 記録動作時の非記録吐出口には、前記第
2の電気エネルギーのみを印加する手段を備えたことを
特徴とする請求項3記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項10】 前記エネルギー変換手段が圧電素子で
あり、この圧電素子にインクに吐出を誘起させる前記電
気エネルギーをランダムに変化させる手段を備えたこと
を特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18940192A JP2963279B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | インクジェット記録装置 |
| US08/745,873 US5997122A (en) | 1992-06-30 | 1996-11-08 | Ink jet recording apparatus capable of performing liquid droplet diameter random variable recording and ink jet recording method using ink for liquid droplet random variable recording |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18940192A JP2963279B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0631919A true JPH0631919A (ja) | 1994-02-08 |
| JP2963279B2 JP2963279B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=16240675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18940192A Expired - Fee Related JP2963279B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-07-16 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2963279B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6511145B1 (en) * | 1996-06-28 | 2003-01-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for adjusting an amount of discharge between a plurality of liquid discharge nozzle units, an ink jet driving method using such method of adjustment, and an ink jet apparatus |
| JP2006088484A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出ヘッドの駆動方法、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 |
| JP2012066414A (ja) * | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Toshiba Tec Corp | インクジェットヘッドの駆動装置および駆動方法 |
| JP2014043041A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Toshiba Tec Corp | インクジェットヘッド駆動装置 |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP18940192A patent/JP2963279B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6511145B1 (en) * | 1996-06-28 | 2003-01-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for adjusting an amount of discharge between a plurality of liquid discharge nozzle units, an ink jet driving method using such method of adjustment, and an ink jet apparatus |
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| US8511774B2 (en) | 2010-09-21 | 2013-08-20 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Driving apparatus and driving method for inkjet head |
| JP2014043041A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Toshiba Tec Corp | インクジェットヘッド駆動装置 |
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