JPH06320143A - 活性炭吸着塔及びその活性炭の補充方法 - Google Patents
活性炭吸着塔及びその活性炭の補充方法Info
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- JPH06320143A JPH06320143A JP10824193A JP10824193A JPH06320143A JP H06320143 A JPH06320143 A JP H06320143A JP 10824193 A JP10824193 A JP 10824193A JP 10824193 A JP10824193 A JP 10824193A JP H06320143 A JPH06320143 A JP H06320143A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】集水ノズルの目詰まりが発生することがなく、
原液の処理能力を向上させることができる活性炭吸着塔
及びその活性炭の補充方法を提供する。 【構成】吸着塔本体41と、該吸着塔本体41の下部に
配設された原液流入口14と、前記吸着塔本体41の上
部に配設された集水ノズルを有する。前記吸着塔本体4
1内には活性炭層43及びろ過材層44が形成される。
前記活性炭層43は活性炭42から成り、ろ過材層44
は比重が原液より小さく、平均粒径が活性炭42の平均
粒径より大きいろ過材45によって前記活性炭層43の
上方に形成され、該ろ過材層44は定常状態において前
記集水ノズルを覆う。また、定常状態における活性炭層
43の上端に補充炭供給口21が、前記吸着塔本体41
の下端には廃炭排出口22が配設される。したがって、
粒径が小さい活性炭42を使用しても集水ノズルに目詰
まりが発生することがない。
原液の処理能力を向上させることができる活性炭吸着塔
及びその活性炭の補充方法を提供する。 【構成】吸着塔本体41と、該吸着塔本体41の下部に
配設された原液流入口14と、前記吸着塔本体41の上
部に配設された集水ノズルを有する。前記吸着塔本体4
1内には活性炭層43及びろ過材層44が形成される。
前記活性炭層43は活性炭42から成り、ろ過材層44
は比重が原液より小さく、平均粒径が活性炭42の平均
粒径より大きいろ過材45によって前記活性炭層43の
上方に形成され、該ろ過材層44は定常状態において前
記集水ノズルを覆う。また、定常状態における活性炭層
43の上端に補充炭供給口21が、前記吸着塔本体41
の下端には廃炭排出口22が配設される。したがって、
粒径が小さい活性炭42を使用しても集水ノズルに目詰
まりが発生することがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活性炭吸着塔及びその
活性炭の補充方法に関するものである。
活性炭の補充方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、廃水処理や用水処理を施すに当た
り、COD成分や色度成分を除去するために粒状の活性
炭が充填(じゅうてん)された活性炭吸着塔が設けら
れ、該活性炭吸着塔内に処理前の原液を供給し、COD
成分や色度成分を前記活性炭によって吸着するようにし
ている。
り、COD成分や色度成分を除去するために粒状の活性
炭が充填(じゅうてん)された活性炭吸着塔が設けら
れ、該活性炭吸着塔内に処理前の原液を供給し、COD
成分や色度成分を前記活性炭によって吸着するようにし
ている。
【0003】図2は従来の活性炭吸着塔の断面図であ
る。図において、11は吸着塔本体であり、径が1〜3
〔m〕で長さが5〜14〔m〕の筒状体から成る。そし
て、該吸着塔本体11内の全体に粒状の活性炭13が充
填される。また、前記吸着塔本体11の下部には原液流
入口14が設けられ、原液が流入管15を通り、原液流
入口14を介して吸着塔本体11内に圧入によって供給
される。
る。図において、11は吸着塔本体であり、径が1〜3
〔m〕で長さが5〜14〔m〕の筒状体から成る。そし
て、該吸着塔本体11内の全体に粒状の活性炭13が充
填される。また、前記吸着塔本体11の下部には原液流
入口14が設けられ、原液が流入管15を通り、原液流
入口14を介して吸着塔本体11内に圧入によって供給
される。
【0004】そして、原液は前記原液流入口14から吸
着塔本体11内を上昇し、その間活性炭13によってC
OD成分や色度成分が吸着される。一方、吸着塔本体1
1の上部の設定位置には、集水ノズルとしてのウェッジ
ワイヤスクリーン17が複数、例えば6〜8個円状に配
設され、該ウェッジワイヤスクリーン17を介して処理
液を集水して排出することができるようになっている。
そして、処理液は流出管18を介して他の図示しない処
理槽に送られる。
着塔本体11内を上昇し、その間活性炭13によってC
OD成分や色度成分が吸着される。一方、吸着塔本体1
1の上部の設定位置には、集水ノズルとしてのウェッジ
ワイヤスクリーン17が複数、例えば6〜8個円状に配
設され、該ウェッジワイヤスクリーン17を介して処理
液を集水して排出することができるようになっている。
そして、処理液は流出管18を介して他の図示しない処
理槽に送られる。
【0005】ところで、前記吸着塔本体11内の活性炭
13の吸着能力が低下すると、流出管18から排出され
る処理液内のCOD成分や色度成分が上昇してしまうの
で、吸着塔本体11内の活性炭13の一部を廃炭として
抜き出し、同量の活性炭13を補充炭として補充するよ
うになっている。そのため、前記吸着塔本体11の上端
に補充炭供給口21が、下端に廃炭排出口22が配設さ
れる。
13の吸着能力が低下すると、流出管18から排出され
る処理液内のCOD成分や色度成分が上昇してしまうの
で、吸着塔本体11内の活性炭13の一部を廃炭として
抜き出し、同量の活性炭13を補充炭として補充するよ
うになっている。そのため、前記吸着塔本体11の上端
に補充炭供給口21が、下端に廃炭排出口22が配設さ
れる。
【0006】図3はウェッジワイヤスクリーンの一例を
示す詳細図、図4は図3のウェッジワイヤスクリーンの
拡大図である。図において、17はウェッジワイヤスク
リーン、25は筒状のパイプである。該パイプ25の一
端には開口27が、他端には底部28が、側面には多数
の穴26が形成される。また、前記パイプ25の側面に
は複数のロッド30が全周を覆うように縦方向に取り付
けられ、該ロッド30の外側にウェッジワイヤ31が巻
装される。そして、該ウェッジワイヤ31の各ターン間
の距離、すなわち目開きが例えば0.5〔mm〕に設定
されるようになっている。
示す詳細図、図4は図3のウェッジワイヤスクリーンの
拡大図である。図において、17はウェッジワイヤスク
リーン、25は筒状のパイプである。該パイプ25の一
端には開口27が、他端には底部28が、側面には多数
の穴26が形成される。また、前記パイプ25の側面に
は複数のロッド30が全周を覆うように縦方向に取り付
けられ、該ロッド30の外側にウェッジワイヤ31が巻
装される。そして、該ウェッジワイヤ31の各ターン間
の距離、すなわち目開きが例えば0.5〔mm〕に設定
されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の活性炭吸着塔においては、吸着速度を高くするため
には粒径の小さい活性炭を使用する必要があるが、粒径
が小さい活性炭を使用するとウェッジワイヤスクリーン
17に目詰まりが発生してしまう。また、ウェッジワイ
ヤスクリーン17に目詰まりが発生するのを防止するた
めに、目開きを小さく設定すると、ウェッジワイヤスク
リーン17における圧損が大きくなり、原液の処理能力
が低下してしまう。
来の活性炭吸着塔においては、吸着速度を高くするため
には粒径の小さい活性炭を使用する必要があるが、粒径
が小さい活性炭を使用するとウェッジワイヤスクリーン
17に目詰まりが発生してしまう。また、ウェッジワイ
ヤスクリーン17に目詰まりが発生するのを防止するた
めに、目開きを小さく設定すると、ウェッジワイヤスク
リーン17における圧損が大きくなり、原液の処理能力
が低下してしまう。
【0008】さらに、活性炭13内にウェッジワイヤス
クリーン17が埋設された構造になっているため、スト
レーナ面積が小さくなり点による集水となる。したがっ
て、吸着塔本体11内の原液が通りやすい経路のみに流
れてショートパスが発生し、原液と活性炭13が接触す
る時間を十分に取ることができない。本発明は、前記従
来の活性炭吸着塔の問題点を解決して、集水ノズルの目
詰まりが発生することがなく、原液の処理能力を向上さ
せることができ、しかも、原液と活性炭が接触する時間
を十分に取ることができる活性炭吸着塔及びその活性炭
の補充方法を提供することを目的とする。
クリーン17が埋設された構造になっているため、スト
レーナ面積が小さくなり点による集水となる。したがっ
て、吸着塔本体11内の原液が通りやすい経路のみに流
れてショートパスが発生し、原液と活性炭13が接触す
る時間を十分に取ることができない。本発明は、前記従
来の活性炭吸着塔の問題点を解決して、集水ノズルの目
詰まりが発生することがなく、原液の処理能力を向上さ
せることができ、しかも、原液と活性炭が接触する時間
を十分に取ることができる活性炭吸着塔及びその活性炭
の補充方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の活
性炭吸着塔においては、吸着塔本体と、該吸着塔本体の
下部に配設され、原液を吸着塔本体内に供給する原液流
入口と、前記吸着塔本体の上部に配設され、処理液を集
水して排出する集水ノズルを有する。そして、前記吸着
塔本体内には活性炭層及びろ過材層が形成される。前記
活性炭層は活性炭から成り、ろ過材層は比重が原液より
小さく、平均粒径が活性炭の平均粒径より大きいろ過材
によって前記活性炭層の上方に形成され、該ろ過材層は
定常状態において前記集水ノズルを覆う。
性炭吸着塔においては、吸着塔本体と、該吸着塔本体の
下部に配設され、原液を吸着塔本体内に供給する原液流
入口と、前記吸着塔本体の上部に配設され、処理液を集
水して排出する集水ノズルを有する。そして、前記吸着
塔本体内には活性炭層及びろ過材層が形成される。前記
活性炭層は活性炭から成り、ろ過材層は比重が原液より
小さく、平均粒径が活性炭の平均粒径より大きいろ過材
によって前記活性炭層の上方に形成され、該ろ過材層は
定常状態において前記集水ノズルを覆う。
【0010】また、定常状態における活性炭層の上端に
活性炭を補充するための補充炭供給口が配設され、前記
吸着塔本体の下端には、活性炭の一部を抜き出すための
廃炭排出口が配設される。本発明の他の活性炭吸着塔に
おいては、前記吸着塔本体の側壁の中間位置に逆洗水排
出口が配設される。
活性炭を補充するための補充炭供給口が配設され、前記
吸着塔本体の下端には、活性炭の一部を抜き出すための
廃炭排出口が配設される。本発明の他の活性炭吸着塔に
おいては、前記吸着塔本体の側壁の中間位置に逆洗水排
出口が配設される。
【0011】また、本発明の活性炭吸着塔の活性炭の補
充方法においては、吸着塔本体内において活性炭層の上
方にろ過材層を形成するようになっていて、前記吸着塔
本体の下端に配設された廃炭排出口から活性炭の一部を
抜き出し、前記吸着塔本体の内部へ原液及び水の少なく
ともいずれか一方を供給してろ過材を浮上させてろ過材
層を形成し、該ろ過材層より下方に活性炭を補充する。
充方法においては、吸着塔本体内において活性炭層の上
方にろ過材層を形成するようになっていて、前記吸着塔
本体の下端に配設された廃炭排出口から活性炭の一部を
抜き出し、前記吸着塔本体の内部へ原液及び水の少なく
ともいずれか一方を供給してろ過材を浮上させてろ過材
層を形成し、該ろ過材層より下方に活性炭を補充する。
【0012】
【作用】本発明によれば、前記のように活性炭吸着塔
は、吸着塔本体と、該吸着塔本体の下部に配設され、原
液を吸着塔本体内に供給する原液流入口と、前記吸着塔
本体の上部に配設され、処理液を集水して排出する集水
ノズルを有する。そして、前記吸着塔本体内には活性炭
層及びろ過材層が形成される。前記活性炭層は活性炭か
ら成り、ろ過材層は比重が原液より小さく、平均粒径が
活性炭の平均粒径より大きいろ過材によって前記活性炭
層の上方に形成され、該ろ過材層は定常状態において前
記集水ノズルを覆う。
は、吸着塔本体と、該吸着塔本体の下部に配設され、原
液を吸着塔本体内に供給する原液流入口と、前記吸着塔
本体の上部に配設され、処理液を集水して排出する集水
ノズルを有する。そして、前記吸着塔本体内には活性炭
層及びろ過材層が形成される。前記活性炭層は活性炭か
ら成り、ろ過材層は比重が原液より小さく、平均粒径が
活性炭の平均粒径より大きいろ過材によって前記活性炭
層の上方に形成され、該ろ過材層は定常状態において前
記集水ノズルを覆う。
【0013】原液は原液流入口を介して吸着塔本体内に
供給され、吸着塔本体内を上昇し、その間活性炭によっ
てCOD成分や色度成分が吸着される。そして、処理液
となって集水ノズルから排出される。また、定常状態に
おける活性炭層の上端に活性炭を補充するための補充炭
供給口が配設され、前記吸着塔本体の下端には、活性炭
の一部を抜き出すための廃炭排出口が配設される。した
がって、活性炭の補充を繰り返しても、活性炭の比重は
原液より大きく、また、ろ過材の比重は原液より小さい
ので、活性炭とろ過材の位置が逆転することはない。
供給され、吸着塔本体内を上昇し、その間活性炭によっ
てCOD成分や色度成分が吸着される。そして、処理液
となって集水ノズルから排出される。また、定常状態に
おける活性炭層の上端に活性炭を補充するための補充炭
供給口が配設され、前記吸着塔本体の下端には、活性炭
の一部を抜き出すための廃炭排出口が配設される。した
がって、活性炭の補充を繰り返しても、活性炭の比重は
原液より大きく、また、ろ過材の比重は原液より小さい
ので、活性炭とろ過材の位置が逆転することはない。
【0014】本発明の他の活性炭吸着塔においては、前
記吸着塔本体の側壁の中間位置に逆洗水排出口が配設さ
れる。したがって、廃炭排出口から活性炭の一部を抜き
出し、活性炭層の上端面を前記逆洗水排出口より下に位
置させ、集水ノズルから工業用水を吸着塔本体内に供給
してろ過材を洗浄することができる。そして、洗浄後の
逆洗水は逆洗水排出口から排出される。
記吸着塔本体の側壁の中間位置に逆洗水排出口が配設さ
れる。したがって、廃炭排出口から活性炭の一部を抜き
出し、活性炭層の上端面を前記逆洗水排出口より下に位
置させ、集水ノズルから工業用水を吸着塔本体内に供給
してろ過材を洗浄することができる。そして、洗浄後の
逆洗水は逆洗水排出口から排出される。
【0015】また、本発明の活性炭吸着塔の活性炭の補
充方法においては、吸着塔本体内において活性炭層の上
方にろ過材層を形成するようになっていて、前記吸着塔
本体の下端に配設された廃炭排出口から活性炭の一部を
抜き出し、前記吸着塔本体の内部へ原液及び水の少なく
ともいずれか一方を供給する。この場合、前記ろ過材は
比重が原液より小さいため、吸着塔本体内で浮上してろ
過材層を形成する。したがって、活性炭をろ過材層と活
性炭層の間に補充することによって吸着塔本体内を定常
状態にすることができる。
充方法においては、吸着塔本体内において活性炭層の上
方にろ過材層を形成するようになっていて、前記吸着塔
本体の下端に配設された廃炭排出口から活性炭の一部を
抜き出し、前記吸着塔本体の内部へ原液及び水の少なく
ともいずれか一方を供給する。この場合、前記ろ過材は
比重が原液より小さいため、吸着塔本体内で浮上してろ
過材層を形成する。したがって、活性炭をろ過材層と活
性炭層の間に補充することによって吸着塔本体内を定常
状態にすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す活
性炭吸着塔の断面図である。図において、41は吸着塔
本体であり、径が1〜3〔m〕で長さが5〜14〔m〕
の筒状体から成る。該吸着塔本体41内のほぼ全体に平
均粒径が0.5〜0.6〔mm〕の粒状の活性炭42が
充填され、活性炭層43が形成される。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す活
性炭吸着塔の断面図である。図において、41は吸着塔
本体であり、径が1〜3〔m〕で長さが5〜14〔m〕
の筒状体から成る。該吸着塔本体41内のほぼ全体に平
均粒径が0.5〜0.6〔mm〕の粒状の活性炭42が
充填され、活性炭層43が形成される。
【0017】そして、前記吸着塔本体41内の前記活性
炭層43の上方にろ過材層44が形成される。該ろ過材
層44は、比重が原液、好ましくは水より小さいろ過材
45を前記活性炭層43の上方に1〔m〕程度充填する
ことによって形成される。該ろ過材45は平均粒径が
0.5〜5〔mm〕であり、活性炭42の平均粒径より
大きくかつ10倍を超えないように設定される。前記ろ
過材45の材料としては、ポリプロピレン、発泡ポリウ
レタン、発泡スチレン、ポリエチレン等が使用される。
炭層43の上方にろ過材層44が形成される。該ろ過材
層44は、比重が原液、好ましくは水より小さいろ過材
45を前記活性炭層43の上方に1〔m〕程度充填する
ことによって形成される。該ろ過材45は平均粒径が
0.5〜5〔mm〕であり、活性炭42の平均粒径より
大きくかつ10倍を超えないように設定される。前記ろ
過材45の材料としては、ポリプロピレン、発泡ポリウ
レタン、発泡スチレン、ポリエチレン等が使用される。
【0018】また、前記吸着塔本体41の下部には原液
流入口14が設けられ、原液が流入管15を通り、原液
流入口14を介して吸着塔本体41内に圧入によって供
給される。そして、原液は前記原液流入口14から吸着
塔本体41内を上昇し、その間活性炭42によってCO
D成分や色度成分が吸着される。一方、吸着塔本体41
の上部の設定位置には、前記ろ過材層44内に集水ノズ
ルとしてのウェッジワイヤスクリーン17が複数、例え
ば6〜8個円状に配設され、該ウェッジワイヤスクリー
ン17を介して処理液を集水して排出することができる
ようになっている。そして、処理液は流出管18を介し
て他の図示しない処理槽に送られる。
流入口14が設けられ、原液が流入管15を通り、原液
流入口14を介して吸着塔本体41内に圧入によって供
給される。そして、原液は前記原液流入口14から吸着
塔本体41内を上昇し、その間活性炭42によってCO
D成分や色度成分が吸着される。一方、吸着塔本体41
の上部の設定位置には、前記ろ過材層44内に集水ノズ
ルとしてのウェッジワイヤスクリーン17が複数、例え
ば6〜8個円状に配設され、該ウェッジワイヤスクリー
ン17を介して処理液を集水して排出することができる
ようになっている。そして、処理液は流出管18を介し
て他の図示しない処理槽に送られる。
【0019】ところで、前記吸着塔本体41内の活性炭
42の吸着能力が低下すると、流出管18から排出され
る処理液内のCOD成分や色度成分が上昇してしまうの
で、吸着塔本体41内の活性炭42の一部を廃炭として
抜き出し、同量の活性炭42を補充炭として補充するよ
うになっている。そのため、前記吸着塔本体41内に補
充炭供給口21が、吸着塔本体41の下端に廃炭排出口
22が配設され、例えば20日サイクルで活性炭42の
全体が交換されるように毎日1回少量ずつ補充してい
く。
42の吸着能力が低下すると、流出管18から排出され
る処理液内のCOD成分や色度成分が上昇してしまうの
で、吸着塔本体41内の活性炭42の一部を廃炭として
抜き出し、同量の活性炭42を補充炭として補充するよ
うになっている。そのため、前記吸着塔本体41内に補
充炭供給口21が、吸着塔本体41の下端に廃炭排出口
22が配設され、例えば20日サイクルで活性炭42の
全体が交換されるように毎日1回少量ずつ補充してい
く。
【0020】そして、活性炭42を補充する場合、ま
ず、廃炭排出口22から一部の活性炭42を抜き出す。
これに伴い、ろ過材層44が活性炭層43と共に下方に
移動するため、原液流入口14から原液を供給する。こ
の時、前記ろ過材45は比重が原液より小さいため、吸
着塔本体41内で浮上して上部にろ過材層44を形成す
る。したがって、該ろ過材層44と下方に移動した活性
炭層43の間に活性炭42の存在しない原液層が形成さ
れる。
ず、廃炭排出口22から一部の活性炭42を抜き出す。
これに伴い、ろ過材層44が活性炭層43と共に下方に
移動するため、原液流入口14から原液を供給する。こ
の時、前記ろ過材45は比重が原液より小さいため、吸
着塔本体41内で浮上して上部にろ過材層44を形成す
る。したがって、該ろ過材層44と下方に移動した活性
炭層43の間に活性炭42の存在しない原液層が形成さ
れる。
【0021】続いて、活性炭42を前記補充炭供給口2
1から原液層に補充すると、前記ろ過材層44の下に活
性炭層43が形成され、定常状態になる。この場合、前
記補充炭供給口21から補充された活性炭42がろ過材
45と混合することがないように、補充炭供給口21
は、定常状態における活性炭層43の上方に位置させら
れ、活性炭層43内に開口する。
1から原液層に補充すると、前記ろ過材層44の下に活
性炭層43が形成され、定常状態になる。この場合、前
記補充炭供給口21から補充された活性炭42がろ過材
45と混合することがないように、補充炭供給口21
は、定常状態における活性炭層43の上方に位置させら
れ、活性炭層43内に開口する。
【0022】このように、活性炭42の補充を繰り返し
ても、活性炭42の比重は原液より大きく、また、ろ過
材45の比重は原液より小さいので、活性炭42とろ過
材45の位置が逆転することはない。前記構成の活性炭
吸着塔においては、吸着塔本体41の上部にろ過材層4
4が形成され、該ろ過材層44によってウェッジワイヤ
スクリーン17が覆われるため、粒径が小さい活性炭4
2を使用してもウェッジワイヤスクリーン17に目詰ま
りが発生することがない。
ても、活性炭42の比重は原液より大きく、また、ろ過
材45の比重は原液より小さいので、活性炭42とろ過
材45の位置が逆転することはない。前記構成の活性炭
吸着塔においては、吸着塔本体41の上部にろ過材層4
4が形成され、該ろ過材層44によってウェッジワイヤ
スクリーン17が覆われるため、粒径が小さい活性炭4
2を使用してもウェッジワイヤスクリーン17に目詰ま
りが発生することがない。
【0023】したがって、吸着速度を高くすることがで
き、活性炭吸着塔を小型化することができる。また、ウ
ェッジワイヤスクリーン17の目開きを大きく設定して
ウェッジワイヤスクリーン17における圧損を小さくす
ることができるので、原液の処理能力を向上させること
ができる。さらに、ろ過材層44内にウェッジワイヤス
クリーン17が埋設された構造になっているため、スト
レーナ面積が大きくなり面による集水となる。したがっ
て、吸着塔本体41内の原液が一様に上方に流れるため
ショートパスが発生することがなく、原液と活性炭42
が接触する時間を十分に取ることができる。
き、活性炭吸着塔を小型化することができる。また、ウ
ェッジワイヤスクリーン17の目開きを大きく設定して
ウェッジワイヤスクリーン17における圧損を小さくす
ることができるので、原液の処理能力を向上させること
ができる。さらに、ろ過材層44内にウェッジワイヤス
クリーン17が埋設された構造になっているため、スト
レーナ面積が大きくなり面による集水となる。したがっ
て、吸着塔本体41内の原液が一様に上方に流れるため
ショートパスが発生することがなく、原液と活性炭42
が接触する時間を十分に取ることができる。
【0024】ところで、前記構成の活性炭吸着塔を長期
間使用すると、ろ過材層44が閉塞(へいそく)するこ
とがある。そこで、定期的にろ過材45を洗浄すること
ができるようになっている。そのため、前記吸着塔本体
41の側壁の中間位置に逆洗水排出口が配設され、ま
た、前記流出管18を図示しない工業用水供給源に接続
することができるようにしてある。
間使用すると、ろ過材層44が閉塞(へいそく)するこ
とがある。そこで、定期的にろ過材45を洗浄すること
ができるようになっている。そのため、前記吸着塔本体
41の側壁の中間位置に逆洗水排出口が配設され、ま
た、前記流出管18を図示しない工業用水供給源に接続
することができるようにしてある。
【0025】図5は本発明の実施例におけるろ過材の洗
浄状態を示す図である。図において、17はウェッジワ
イヤスクリーン、18は流出管、22は廃炭排出口、4
1は吸着塔本体、42は活性炭、45はろ過材、51は
逆洗水排出口である。前記ろ過材45を洗浄する場合、
まず、廃炭排出口22から一部の活性炭42を抜き出
し、活性炭層43(図1)の上端面を前記逆洗水排出口
51より下に位置させる。この時、ろ過材層44は活性
炭層43と共に下方に移動し、前記流出管18及びウェ
ッジワイヤスクリーン17を介して工業用水が吸着塔本
体41内に供給される。
浄状態を示す図である。図において、17はウェッジワ
イヤスクリーン、18は流出管、22は廃炭排出口、4
1は吸着塔本体、42は活性炭、45はろ過材、51は
逆洗水排出口である。前記ろ過材45を洗浄する場合、
まず、廃炭排出口22から一部の活性炭42を抜き出
し、活性炭層43(図1)の上端面を前記逆洗水排出口
51より下に位置させる。この時、ろ過材層44は活性
炭層43と共に下方に移動し、前記流出管18及びウェ
ッジワイヤスクリーン17を介して工業用水が吸着塔本
体41内に供給される。
【0026】こうすることにより、ろ過材45は下方に
展開してろ過材層44の容積を20〔%〕程度増加させ
る。そして、この状態でろ過材45が洗浄され、洗浄後
の逆洗水は逆洗水排出口51から逆洗水排出管52を介
して排出される。本実施例においては、活性炭吸着塔を
COD成分や色度成分を除去するために使用している
が、砂糖やグルタミンソーダの脱色に使用することもで
きる。
展開してろ過材層44の容積を20〔%〕程度増加させ
る。そして、この状態でろ過材45が洗浄され、洗浄後
の逆洗水は逆洗水排出口51から逆洗水排出管52を介
して排出される。本実施例においては、活性炭吸着塔を
COD成分や色度成分を除去するために使用している
が、砂糖やグルタミンソーダの脱色に使用することもで
きる。
【0027】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば活性炭吸着塔は、吸着塔本体と、該吸着塔本体の下
部に配設され、原液を吸着塔本体内に供給する原液流入
口と、前記吸着塔本体の上部に配設され、処理液を集水
して排出する集水ノズルを有する。
れば活性炭吸着塔は、吸着塔本体と、該吸着塔本体の下
部に配設され、原液を吸着塔本体内に供給する原液流入
口と、前記吸着塔本体の上部に配設され、処理液を集水
して排出する集水ノズルを有する。
【0029】そして、前記吸着塔本体内には活性炭層及
びろ過材層が形成される。前記活性炭層は活性炭から成
り、ろ過材層は比重が原液より小さく、平均粒径が活性
炭の平均粒径より大きいろ過材によって前記活性炭層の
上方に形成され、該ろ過材層は定常状態において前記集
水ノズルを覆う。さらに、定常状態における活性炭層の
上端に活性炭を補充するための補充炭供給口が配設さ
れ、前記吸着塔本体の下端には、活性炭の一部を抜き出
すための廃炭排出口が配設される。
びろ過材層が形成される。前記活性炭層は活性炭から成
り、ろ過材層は比重が原液より小さく、平均粒径が活性
炭の平均粒径より大きいろ過材によって前記活性炭層の
上方に形成され、該ろ過材層は定常状態において前記集
水ノズルを覆う。さらに、定常状態における活性炭層の
上端に活性炭を補充するための補充炭供給口が配設さ
れ、前記吸着塔本体の下端には、活性炭の一部を抜き出
すための廃炭排出口が配設される。
【0030】したがって、ろ過材層によって集水ノズル
が覆われるため、粒径が小さい活性炭を使用しても集水
ノズルに目詰まりが発生することがない。その結果、吸
着速度を高くすることができ、活性炭吸着塔を小型化す
ることができる。また、集水ノズルの目開きを大きく設
定して集水ノズルにおける圧損を小さくすることができ
るので、原液の処理能力を向上させることができる。
が覆われるため、粒径が小さい活性炭を使用しても集水
ノズルに目詰まりが発生することがない。その結果、吸
着速度を高くすることができ、活性炭吸着塔を小型化す
ることができる。また、集水ノズルの目開きを大きく設
定して集水ノズルにおける圧損を小さくすることができ
るので、原液の処理能力を向上させることができる。
【0031】さらに、ろ過材層内に集水ノズルが埋設さ
れた構造になっているため、ストレーナ面積が大きくな
り面による集水となる。この場合、吸着塔本体内の原液
が一様に上方に流れるためショートパスが発生すること
がなく、原液と活性炭が接触する時間を十分に取ること
ができる。本発明の他の活性炭吸着塔においては、前記
吸着塔本体の側壁の中間位置に逆洗水排出口が配設され
る。したがって、ろ過材を洗浄することによってろ過材
層が閉塞するのを防止することができる。
れた構造になっているため、ストレーナ面積が大きくな
り面による集水となる。この場合、吸着塔本体内の原液
が一様に上方に流れるためショートパスが発生すること
がなく、原液と活性炭が接触する時間を十分に取ること
ができる。本発明の他の活性炭吸着塔においては、前記
吸着塔本体の側壁の中間位置に逆洗水排出口が配設され
る。したがって、ろ過材を洗浄することによってろ過材
層が閉塞するのを防止することができる。
【0032】また、本発明の活性炭吸着塔の活性炭の補
充方法においては、吸着塔本体内において活性炭層の上
方にろ過材層を形成するようになっていて、前記吸着塔
本体の下端に配設された廃炭排出口から活性炭の一部を
抜き出し、前記吸着塔本体の内部へ原液及び水の少なく
ともいずれか一方を供給してろ過材を浮上させてろ過材
層を形成し、該ろ過材より下方に活性炭を補充する。
充方法においては、吸着塔本体内において活性炭層の上
方にろ過材層を形成するようになっていて、前記吸着塔
本体の下端に配設された廃炭排出口から活性炭の一部を
抜き出し、前記吸着塔本体の内部へ原液及び水の少なく
ともいずれか一方を供給してろ過材を浮上させてろ過材
層を形成し、該ろ過材より下方に活性炭を補充する。
【0033】この場合、活性炭をろ過材層と活性炭層の
間に補充することによって吸着塔本体内を定常状態にす
ることができるため、活性炭とろ過材の位置が逆転する
ことはない。
間に補充することによって吸着塔本体内を定常状態にす
ることができるため、活性炭とろ過材の位置が逆転する
ことはない。
【図1】本発明の実施例を示す活性炭吸着塔の断面図で
ある。
ある。
【図2】従来の活性炭吸着塔の断面図である。
【図3】ウェッジワイヤスクリーンの一例を示す詳細図
である。
である。
【図4】図3のウェッジワイヤスクリーンの拡大図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例におけるろ過材の洗浄状態を示
す図である。
す図である。
14 原液流入口 17 ウェッジワイヤスクリーン 21 補充炭供給口 22 廃炭排出口 41 吸着塔本体 42 活性炭 43 活性炭層 44 ろ過材層 45 ろ過材 51 逆洗水排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 三生男 神奈川県平塚市夕陽ヶ丘63番30号 住友重 機械工業株式会社平塚研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)吸着塔本体と、(b)該吸着塔本
体の下部に配設され、原液を吸着塔本体内に供給する原
液流入口と、(c)前記吸着塔本体の上部に配設され、
処理液を集水して排出する集水ノズルと、(d)活性炭
から成り、前記吸着塔本体内に形成される活性炭層と、
(e)比重が原液より小さく、平均粒径が活性炭の平均
粒径より大きいろ過材によって、前記吸着塔本体内の活
性炭層の上方に形成され、定常状態において前記集水ノ
ズルを覆うろ過材層と、(f)定常状態における活性炭
層の上端に配設され活性炭を補充するための補充炭供給
口と、(g)前記吸着塔本体の下端に配設され、活性炭
の一部を抜き出すための廃炭排出口を有することを特徴
とする活性炭吸着塔。 - 【請求項2】 前記吸着塔本体の側壁の中間位置に逆洗
水排出口を配設した請求項1に記載の活性炭吸着塔。 - 【請求項3】 吸着塔本体内において活性炭層の上方に
ろ過材層を形成した活性炭吸着塔の活性炭の補充方法に
おいて、(a)前記吸着塔本体の下端に配設された廃炭
排出口から活性炭の一部を抜き出し、(b)前記吸着塔
本体の内部へ原液及び水の少なくともいずれか一方を供
給してろ過材を浮上させてろ過材層を形成し、(c)該
ろ過材層より下方に活性炭を補充することを特徴とする
活性炭吸着塔の活性炭の補充方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10824193A JP2968412B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 活性炭吸着塔及びその活性炭の補充方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10824193A JP2968412B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 活性炭吸着塔及びその活性炭の補充方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06320143A true JPH06320143A (ja) | 1994-11-22 |
| JP2968412B2 JP2968412B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=14479659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10824193A Expired - Fee Related JP2968412B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 活性炭吸着塔及びその活性炭の補充方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2968412B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018144012A (ja) * | 2017-03-09 | 2018-09-20 | オルガノ株式会社 | 粒状活性炭吸着塔、コレクタ及び粒状活性炭吸着塔の改造方法 |
| CN115487541A (zh) * | 2022-10-20 | 2022-12-20 | 中核第四研究设计工程有限公司 | 一种大直径密实固定床吸附塔及其流场调控方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102745763B (zh) * | 2012-07-09 | 2013-09-25 | 上海水合环境工程有限公司 | 一种连续运行活性炭吸附塔 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP10824193A patent/JP2968412B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018144012A (ja) * | 2017-03-09 | 2018-09-20 | オルガノ株式会社 | 粒状活性炭吸着塔、コレクタ及び粒状活性炭吸着塔の改造方法 |
| CN115487541A (zh) * | 2022-10-20 | 2022-12-20 | 中核第四研究设计工程有限公司 | 一种大直径密实固定床吸附塔及其流场调控方法 |
| CN115487541B (zh) * | 2022-10-20 | 2023-12-26 | 中核第四研究设计工程有限公司 | 一种大直径密实固定床吸附塔及其流场调控方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2968412B2 (ja) | 1999-10-25 |
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| Date | Code | Title | Description |
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