JPH06320663A - 金属層を有する直線カット性包装材 - Google Patents

金属層を有する直線カット性包装材

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JPH06320663A
JPH06320663A JP5132516A JP13251693A JPH06320663A JP H06320663 A JPH06320663 A JP H06320663A JP 5132516 A JP5132516 A JP 5132516A JP 13251693 A JP13251693 A JP 13251693A JP H06320663 A JPH06320663 A JP H06320663A
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JP
Japan
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film
packaging material
metal layer
thickness
layer
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Pending
Application number
JP5132516A
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English (en)
Inventor
Hoko Takahashi
奉孝 高橋
Isamu Ogasawara
勇 小笠原
Shinichi Yashichibashi
信一 八七橋
Tetsuo Koe
徹男 向江
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度が大きく、耐熱性、ガスバリヤー性、光
線遮断性やヒートシール性に優れる上に、防湿性や保香
性を有し、手で容易に直線的にカットすることができ、
レトルト食品包装や医薬品包装などに使用することがで
き、かつ連続的に安価に製造することができる直線カッ
ト性包装材を開発する。 【構成】 結晶性熱可塑性樹脂を主成分とするフィルム
を一軸圧延することによって得られる赤外二色法により
測定した縦軸(MD)方向と横軸(TD)方向の配向度
比が5以上であるフィルムまたは該フィルムを含む多層
フィルム層と金属層を含む積層体からなることを特徴と
する金属層を有する直線カット性包装材により目的を達
成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属層を有する直線カッ
ト性包装材に関し、更に詳しくはカレー、ミルクなどの
レトルト食品包装や医薬品包装などに使用され、耐熱
性、ガスバリヤー性、光線遮断性やヒートシール性、防
湿性、保香性などを有し、手で容易に直線的にカットで
きる金属層を有する直線カット性包装材に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来、レトルト食品包装や医薬品包装など
においては、熱可塑性樹脂フィルム層と金属フィルムま
たは金属箔層とから成る積層体フィルムが使用されてい
るが十分な直線カット性を有しておらず、カット線が斜
めに走るという欠点を有している。このような包装材は
カットする際にフィルムに無理な力が加わると、切口か
ら内容物が思わぬ方向に飛び出してしまうなどの不具合
が生じる欠点がある。また、一般的な包装袋やレトルト
包装袋および医薬品包装などにはヒートシール線と平行
に開封用の切れ目(実開昭57ー80462号公報)や
ノッチ(実開昭58ー169044号公報、実開昭58
ー156656号公報)を設けたものが採用されている
が、やはり直線カット性に乏しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
み、レトルト食品包装や医薬品包装などに用いることが
できる十分な強度を有し、且つ耐熱性、ガスバリヤー
性、光線遮断性、ヒートシール性、防湿性、保香性など
を有する上、手で容易に直線的にカットしうる金属層を
有する直線カット性包装材を提供するものである。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明の第1発明は、結晶性熱
可塑性樹脂を主成分とするフィルムを一軸圧延すること
によって得られる赤外二色法により測定した縦軸(M
D)方向と横軸(TD)方向の配向度比が5以上である
フィルムまたは該フィルムを含む多層フィルム層と金属
層を含む積層体からなることを特徴とする金属層を有す
る直線カット性包装材である。
【0005】本発明の第2発明は、直線カット性(X)
が、0.8≦X≦1.2の範囲にあることを特徴とする
請求項1に記載の金属層を有する直線カット性包装材で
ある。
【0006】以下本発明を詳細に説明する。本発明の結
晶性熱可塑性樹脂(以下、TPと略す)としては、高・
中・低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン
ー1、ポリー4ーメチルーペンテンー1、ポリヘキセン
ー1等のα・オレフィンの単独重合体あるいはその相互
共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体などの
ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、エチレンー酢酸
ビニル共重合体ケン化物、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビ
ニルアルコール系樹脂、ポリアセタール樹脂等及びそれ
らの混合物が挙げられる。上記TPのメルトフローレー
ト(MFRと称する)は、0.01〜20g/10min.、好
ましくは0.1〜10g/10min.、さらに好ましくは0.
5〜7g/10min.の範囲から選択することが望ましい。M
FRが0.01g/10min.未満では、加工性が低下し、2
0g/10min.以上では、強度が不十分となる。
【0007】本発明の金属層の材質としては、アルミニ
ウムやアルミニウム合金、鉄や鉄合金、錫やその合金、
銀やその合金、ニッケルやその合金など、これらの酸化
物、これらの金属の混合物、これらの金属と金属酸化物
との混合物などであり、安全性のある金属なら使用可能
であり、特に限定されるものではない。金属層の形態と
しては圧延法などにより予め製造しておいたもの、例え
ば、具体的には箔、フィルム、シート状のもの、あるい
はこれらの片面もしくは両面に熱可塑性樹脂を積層また
はコーテイングしたものを挙げることができる。また、
真空蒸着法、スパッタリング法などのPVD法、銀鏡反
応などの化学反応を利用したCVD法などによりTPフ
ィルム層および/またはバリヤー性樹脂フィルム層に予
め積層またはコーテイングしたものを用いても差し支え
ない。
【0008】本発明の金属層を有する直線カット性包装
材とは、上記TPを主成分とするフィルムを一軸圧延す
ることによって得られる赤外二色法により測定した縦軸
(MD)方向と横軸(TD)方向の配向度比が5以上で
あるフィルムまたは該フィルムと他の熱可塑性フィルム
とを積層した多層フィルム層と、金属層を含む積層体か
らなることを特徴とするものである。本発明の金属層を
有する直線カット性包装材のTPフィルム層および金属
層の積層順序や構成は特に限定されるものではなく、使
用目的、用途などにより適宜選定して決めることができ
る。特に金属箔などの両面に低密度PE、EVAなどを
貼合することにより金属箔の屈曲によるピンホールの発
生を防ぐことができる。
【0009】本発明の一軸圧延によるフィルムの配向度
比は、5以上、好ましくは5〜15の範囲である。該配
向度比が5未満であるとMD方向の分子配向が不十分で
あり、直線カット性が劣ることになる。一方配向度比が
15を超えるとMD方向の分子配向が高すぎるため裂け
易くなり、機械的強度が一方的となり、直線カット性が
不適合となる。上記の配向は少なくともTPを主成分と
するフィルムのみが配向していればよい。
【0010】本発明の直線カット性(X)とは、幅50
mmのテープ状短冊の中心から左右10mm(合計20
mm幅)を直線的に引張った時の偏りで表し、その値が
0.8≦X≦1.2の範囲にあるものをいう。さらに詳
しくは図1に示すように、幅A(50mm)、長さE
(400mm)の試料フィルム(厚さ20〜25μm)
の両端からそれぞれC(15mm)の位置に長さ方向に
ノッチをB長さ(50mm)入れ、ノッチを入れた中央
部(試験スタート時の幅Dは20mm)を試料フィルム
に対して1800 逆方向(矢印で示す)に引っ張り速度
1000mm/分で引っ張ってカットし、カット長さが
H(300mm)に達したときの上記中央部の幅を測定
し(試料5点の平均値で表す)、次式で計算したもので
あり、その値が0.8以上、1.2以下の範囲にあると
直線カット性が優れていると評価できる。直線カット性
=300mm到達時の中央部幅/試験スタート時の幅
(20mm)
【0011】TPフィルムまたはTPフィルムを含む多
層フィルムの厚みは目的、用途等により異なるが、一般
的な包装材としては全体として5〜250μm、好まし
くは7〜200μm、更に好ましくは10〜150μm
の範囲が適当である。金属層の厚さも要求される光線遮
断性、ガスバリヤー性等により異なるが、一般的には約
300オングストローム〜250μm、好ましくは約4
00オングストローム〜200μm、更に好ましくは約
500オングストローム〜150μmの範囲が適当であ
る。
【0012】本発明の金属層を有する直線カット性包装
材の製造法は、インフレーション法、Tダイ法等で得ら
れるTPフィルムを予め一軸圧延して配向したフィルム
に接着剤を介して金属層や金属層を真空蒸着したバリヤ
ー性樹脂を積層したりしてもよい。また多層フィルムと
しては共押出によるインフレーション法、Tダイ法等で
得られる共押出フィルムをTPの融点以下70℃、好ま
しくは50℃の範囲、圧延倍率2.5倍以上、好ましく
は3〜10倍、更に好ましくは、3〜8倍の範囲で一軸
圧延することにより、赤外二色法により測定した縦軸
(MD)方向と横軸(TD)方向の配向度比が5以上と
し、そのフィルムに金属層をドライラミネート法により
積層したり、あるいは真空蒸着により金属層を設けたり
することが最も好ましい。均一に圧延するために、該フ
ィルムを一軸圧延するする前にTPの融点以下50℃、
好ましくは40℃の範囲で予熱することが好ましい。
【0013】本発明の一軸配向フィルムは、圧延法によ
り一軸配向される。該圧延法は等速圧延法、非等速圧延
法、多段圧延法等が挙げられる。また圧延法は延伸法に
比べ配向むらができず、機械的強度を減衰せずに、直線
カット性を得ることができる。
【0014】上記のように本発明においては圧延はTP
単層のフィルムを圧延し、次いで他の熱可塑性樹脂を積
層した多層のフィルムを圧延してもよい。例えば、TP
単層フィルム、TP/酸変性ポリエチレン(MAnP
E)/エチレンー酢酸ビニル共重合体ケン化物(EVO
H)等の三層共押出フィルムあるいは三層ドライラミネ
ートフィルム、TP/酸変性ポリエチレン(MAnP
E)/エチレンー酢酸ビニル共重合体ケン化物(EVO
H)/酸変性ポリエチレン(MAnPE)/TP等の五
層共押出フィルムあるいは五層ドライラミネートフィル
ムなどを圧延してもよい。
【0015】本発明でシール材層を設ける場合において
は、TPフィルムより、融点の低い樹脂またはアンカー
コート剤、接着剤等が用いられる。該融点の低い樹脂と
しては、高圧ラジカル法低密度ポリエチレン(LDP
E)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、超低
密度ポリエチレン(VLDPE)、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)、エチレン−(メタ)アクリル酸
エチル(EEA)等のエチレン−(メタ)アクリル酸ま
たはそのエステル、プロピレン−エチレンランダム共重
合体(RPP)、酸変性ポリエチレン(MAnPE)酸
変性ポリプロピレン(MAnPP)等が挙げられ、適宜
選定して使用することができる。シール材層は通常ドラ
イラミネート法、押出ラミネート法等により設けられ
る。これらの層の厚みは、5〜150μm、好ましくは
7〜100μmの範囲である。
【0016】本発明の包装材の構成の具体例としては、
ドライラミにより作られるHDPE/LDPE/Al層
/LDPE、HDPE/Al層/LDPE、PP/CP
P/Al層/CPP、PP/Al層/LDPE、PP/
Al層/CPP、PP/Al層/LLDPE、ONY/
PP/Al層/CPP、OPET/PP/Al層/CP
P、共押出法による多層フィルム(PP/MAnPE/
EVOH/MAnPE/PP)を一軸圧延した一軸配向
フィルム(RPPと略す)を用いてドライラミにより作
られるRPP/Al層/LDPE、RPP/LDPE/
Al層/LDPE、RPP/Al層/CPP、RPP/
CPP/Al層/CPP、RPP/Al層/LLDP
E、RPP/LLDPE/Al層/LLDPE等が挙げ
られる。(ただし、Al層:アルミニウム層、HDP
E:高密度ポリエチレン、LDPE:低密度ポリエチレ
ン、PP:ポリプロピレン、CPP:ポリプロピレンフ
ィルム、MAnPE:マレイン酸変性ポリエチレン、E
VOH:エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ON
Y:二軸延伸ナイロンフィルム、OPET:二軸延伸ポ
リエステルフィルムを表す。)
【0017】本発明の金属層を有する直線カット性包装
材は、袋、カップ、チューブ、スタンディングバッグ、
トレイ等としてレトルト食品の包装やPTP包装などの
医薬品包装などに好適に使用される。
【0018】本発明においては、その使用目的により本
発明の主旨を逸脱しない範囲において、他の熱可塑性樹
脂、合成ゴム、天然ゴム、無機または有機フィラー、酸
化防止剤、滑剤、顔料、紫外線吸収剤、架橋剤、発泡
剤、核剤等の添加剤を配合してもよい。
【0019】
【実施例】以下本発明を実施例により、具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例によって限定されるもので
はない。 (使用樹脂) ポリプロピレン(PP):[MFR=1.0g/10mi
n.密度0.91g/cm3 、日石ポリプロ、日本石油
化学(株)製] 低密度ポリエチレン(LDPE):[MFR=1.0g/1
0min.密度0.92g/cm3 、レクスロンF2
2、日本石油化学(株)製] 直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE):[MFR=2.
0g/10min.密度0.92g/cm3 リニレック
スAF3710、日本石油化学(株)製] EVOH:[MFR=1.3g/10min.エバー
ル、クラレ(株)製] EVAL:[エバールフィルム、クラレ(株)製] 一軸配向ポリプロピレンフィルム(PG):PP 一軸配向多層フィルム(RPP):PP/MAnPP/
EVOH/MAnPP/PP 未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP):上記PPか
ら製造されたTダイフィルム 二軸延伸ポリエステル(OPET):[エンブレット、
ユニチカ(株)製] 二軸延伸ポリアミド(ONY):[エンブレム、ユニチ
カ(株)製]
【0020】(試験項目および試験法) (1)引張試験(UTS)及び伸び(%) フィルム試料から巾10mmの短冊を切り取り、テンシ
ロンを用いて引張速度500mm/min.の速度で測
定した。 (2)赤外二色法による配向度比 (3)直線カット性 50mm幅の短冊の中心から左右10mm(合計20m
m幅)を引っ張った時の偏りをサンプル5点を取ったと
きの平均値 (4)曇り度:JIS K7105に準づる。 (5)光沢度:JIS Z8741に準づる。 (6)水蒸気透過度:フィルム試料を10cm×10c
m(100cm2 )の大きさの袋を作り、約5gの塩化
カルシウムを封入し、四方シールして、正確な重量を測
定する(小数点以下4桁)。次に40℃、90%RHの
恒温恒湿のオーブンにて1週間(168時間)試験を行
う。試験が終了したら再び正確に重量を測定して、次式
により水蒸気透過率を計算する。 水蒸気透過率=[試験後重量(g)−試験前重量
(g)]×K(g/m2・24hrs) K:単位換算の係数 (7)酸素透過度(cc/m2・24hrs・atm):JIS K71
26に準づる。 (8)ゲルボテスト:米軍規格MIL−B131に規定
されるプラスチックフィルム、紙類の試験に準じた。 測定条件:温度、湿度(23±2℃、50±5%RH) 回転速度:40回/分 ひねり:1回転1/4 フィルム面積:500cm2 アルミニウム箔に生じたピンホールは偏光板を用いてカ
ウントした。
【0021】(実施例1〜4)50mmφの押出機を用
いてTダイ法によりPPを用いて表1に示す種々の厚さ
の原反フィルムを作成し、圧延法により表1に示す種々
の圧延倍率で圧延して一軸配向ポリプロピレンフィルム
(PG)(全厚さ25μm)を作った。PGにドライラ
ミネート法によりアルミニウム箔(以下、Alと略す)
(厚さ7μm)およびLDPEフィルム(厚さ5μm)
を積層して本発明の包装材を作った。該包装材を評価し
た結果を表1に示した。直線カット性はいずれも良好で
あった。
【0022】(実施例5)実施例1で作ったPGにドラ
イラミネート法によりAl(厚さ7μm)およびCPP
フィルム(厚さ40μm)を積層して本発明の包装材を
作った。該包装材を評価した結果を表1に示した。直線
カット性は良好であった。
【0023】(実施例6)実施例1で作ったPGにドラ
イラミネート法によりAl(厚さ7μm)およびLLD
PEフィルム(厚さ40μm)を積層して本発明の包装
材を作った。該包装材を評価した結果を表1に示した。
直線カット性は良好であった。
【0024】(実施例7)実施例1で作ったPGにドラ
イラミネート法により表1に示す構成でONYフィルム
(厚さ15μm)、Al(厚さ7μm)およびCPPフ
ィルム(厚さ40μm)を積層して本発明の包装材を作
った。該包装材を評価した結果を表1に示した。直線カ
ット性は良好であった。
【0025】(実施例8)実施例1で作ったPGにドラ
イラミネート法により表1に示す構成でOPETフィル
ム(厚さ15μm)、Al(厚さ7μm)およびCPP
フィルム(厚さ40μm)を積層して本発明の包装材を
作った。該包装材を評価した結果を表1に示した。直線
カット性は良好であった。
【0026】(比較例1)実施例1と同様にしてTダイ
法によりPPの原反フィルム(全厚さ50μm)を作成
し、圧延法により圧延倍率2.0倍で圧延してPGフィ
ルムを作った(全厚さ25μm)。このPGフィルムに
ドライラミネート法によりAl(厚さ7μm)およびL
DPEフィルム(厚さ5μm)を積層して包装材を作っ
た。該包装材を評価した結果を表1に示した。直線カッ
ト性は0.6と不良であった。
【0027】(比較例2)二軸延伸ナイロンフィルム
(ONY、厚さ15μm)、Al(厚さ7μm)、およ
びポリプロピレンフィルム(CPP、厚さ40μm)を
表1に示す構成でドライラミネート法により積層して包
装材を作った。該包装材を評価した結果を表1に示し
た。直線カット性はない。
【0028】(比較例3)二軸延伸ポリエステルフィル
ム(OPET、厚さ13μm)、Al(厚さ7μm)、
およびポリプロピレンフィルム(CPP、厚さ40μ
m)を表1に示す構成でドライラミネート法により積層
して包装材を作った。該包装材を評価した結果を表1に
示した。直線カット性はない。
【0029】(実施例9〜12)50mmφの押出機を
用いて多層Tダイ法によりPPを内外層とし、酸変性ポ
リプロピレン(MAnPP)を介してエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物(EVOH)を積層して種々の厚
さの原反フィルムを作成し、圧延法により表2に示す種
々の圧延倍率で圧延して一軸配向多層フィルム(全厚さ
25μm。PP/MAnPP/EVOH/MAnPP/
PPの厚さ構成は5.5/5/4/5/5.5μm)
(RPP)を作った。RPPにドライラミネート法によ
りAl箔(厚さ7μm)およびLDPEフィルム(厚さ
5μm)を積層して本発明の包装材を作った。該包装材
を評価した結果を表2に示した。直線カット性はいずれ
も良好であった。ゲルボテスト(2000回)を行い、
Al面に生じたピンホール数をカウントした後、水蒸気
透過度および酸素透過度を測定したが、いずれもすぐれ
たバリヤー性を示した。
【0030】(実施例13)実施例9で作ったRPPに
ドライラミネート法によりAl(厚さ7μm)およびC
PPフィルム(厚さ40μm)を積層して本発明の包装
材を作った。該包装材を評価した結果を表2に示した。
直線カット性は良好であった。実施例9と同様にしてゲ
ルボテスト後、水蒸気透過度および酸素透過度を測定し
たところ、すぐれたバリヤー性を示した。
【0031】(実施例14)実施例1で作ったRPPに
ドライラミネート法によりAl(厚さ7μm)およびL
LDPEフィルム(厚さ40μm)を積層して本発明の
包装材を作った。該包装材を評価した結果を表2に示し
た。直線カット性は良好であった。実施例9と同様にし
てゲルボテスト後、水蒸気透過度および酸素透過度を測
定したところ、すぐれたバリヤー性を示した。
【0032】(比較例4)実施例9と同様にしてTダイ
法により多層原反フィルム(全厚さ50μm)を作成
し、圧延法により圧延倍率2.0倍で圧延してRPPフ
ィルムを作った(全厚さ25μm)。このRPPフィル
ムにドライラミネート法によりAl(厚さ7μm)およ
びLDPEフィルム(厚さ5μm)を積層して包装材を
作った。該包装材を評価した結果を表2に示した。実施
例9と同様にしてゲルボテスト後、水蒸気透過度および
酸素透過度を測定したところ、すぐれたバリヤー性を示
したが、直線カット性は0.7と不良であった。
【0033】(比較例5)比較例2と同様にして、二軸
延伸ナイロンフィルム(ONY、厚さ15μm)、Al
(厚さ7μm)、およびポリプロピレンフィルム(CP
P、厚さ40μm)を表2に示す構成でドライラミネー
ト法により積層して包装材を作った。該包装材を評価し
た結果を表2に示した。直線カット性はなく、また、実
施例9と同様にしてゲルボテスト後、水蒸気透過度およ
び酸素透過度を測定したところ、バリヤー性は不良であ
った。
【0034】(比較例6)比較例3と同様にして、二軸
延伸ポリエステルフィルム(OPET、厚さ13μ
m)、Al(厚さ7μm)、およびポリプロピレンフィ
ルム(CPP、厚さ40μm)を表2に示す構成でドラ
イラミネート法により積層して包装材を作った。該包装
材を評価した結果を表2に示した。直線カット性はな
く、また、実施例9と同様にしてゲルボテスト後、水蒸
気透過度および酸素透過度を測定したところ、バリヤー
性は不良であった。
【0035】(比較例7)二軸延伸ポリエステルフィル
ム(OPET、厚さ13μm)、Al(厚さ7μm)、
EVALフィルム(厚さ11μm)およびポリプロピレ
ンフィルム(CPP、厚さ40μm)を表2に示す構成
でドライラミネート法により積層して包装材を作った。
該包装材を評価した結果を表2に示した。直線カット性
はなく、また、実施例9と同様にしてゲルボテスト後、
水蒸気透過度および酸素透過度を測定したところ、バリ
ヤー性は不良であった。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】本発明の金属層を有する直線カット性包
装材は、結晶性熱可塑性樹脂を主成分とするフィルムを
一軸圧延することによって得られる赤外二色法により測
定した縦軸(MD)方向と横軸(TD)方向の配向度比
が5以上であるフィルムまたは該フィルムを含む多層フ
ィルム層と、金属層を含む積層体からなることを特徴と
し、強度が大きく、耐熱性、ガスバリヤー性、光線遮断
性やヒートシール性に優れる上に、防湿性や保香性を有
し、手で容易に直線的にカットすることができ、レトル
ト食品包装や医薬品包装などに使用される。また製造工
程においても連続的に安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 直線カット性(X)の試験方法を示す説明図
である。
【符号の説明】
A 試験フィルムの幅 B ノッチの長さ50mm C 試験フィルムの端からの長さ D 中央部の幅 E 試験フィルムの長さ H カット長さ300mm

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶性熱可塑性樹脂を主成分とするフィ
    ルムを一軸圧延することによって得られる赤外二色法に
    より測定した縦軸(MD)方向と横軸(TD)方向の配
    向度比が5以上であるフィルムまたは該フィルムを含む
    多層フィルム層と金属層を含む積層体からなることを特
    徴とする金属層を有する直線カット性包装材。
  2. 【請求項2】 直線カット性(X)が、0.8≦X≦
    1.2の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の
    金属層を有する直線カット性包装材。
JP5132516A 1993-05-11 1993-05-11 金属層を有する直線カット性包装材 Pending JPH06320663A (ja)

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JP5132516A JPH06320663A (ja) 1993-05-11 1993-05-11 金属層を有する直線カット性包装材

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JP5132516A JPH06320663A (ja) 1993-05-11 1993-05-11 金属層を有する直線カット性包装材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010023358A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Sekisui Seikei Ltd 積層体
JP2023132680A (ja) * 2022-03-11 2023-09-22 凸版印刷株式会社 積層体、包装材料、および包装体
JP2023132673A (ja) * 2022-03-11 2023-09-22 凸版印刷株式会社 積層体、包装材料、および包装体

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