JPH06320745A - インクタンク、インクタンクとプリントヘッドとを一体に構成したヘッドカートリッジおよびインクジェットプリント装置 - Google Patents
インクタンク、インクタンクとプリントヘッドとを一体に構成したヘッドカートリッジおよびインクジェットプリント装置Info
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- JPH06320745A JPH06320745A JP11193793A JP11193793A JPH06320745A JP H06320745 A JPH06320745 A JP H06320745A JP 11193793 A JP11193793 A JP 11193793A JP 11193793 A JP11193793 A JP 11193793A JP H06320745 A JPH06320745 A JP H06320745A
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- housing
- absorber
- foam
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクジェットプリント装置に用いられるイ
ンクタンクのインク吸収体としてメラミン発泡体を用い
た場合に、高周波吐出駆動を行うプリントヘッドに良好
なインク供給を行い得るインクタンク構造を得る。 【構成】 インクタンクハウジング11の縦の長さCに
対して、収納されるメラミン発泡体12の縦の長さcを
大きくする。これにより、発泡体12は、その収納され
た状態でプリントヘッド14へのインク供給口13の方
向、すなわちインク供給方向に圧縮される。この結果、
メラミン発泡体において圧縮方向では、毛管力によるイ
ンク保持力は増加せず、インク供給性を高めることがで
き圧縮方向と直交する方向のインク保持力は増加して所
定のインク保持が可能となる。
ンクタンクのインク吸収体としてメラミン発泡体を用い
た場合に、高周波吐出駆動を行うプリントヘッドに良好
なインク供給を行い得るインクタンク構造を得る。 【構成】 インクタンクハウジング11の縦の長さCに
対して、収納されるメラミン発泡体12の縦の長さcを
大きくする。これにより、発泡体12は、その収納され
た状態でプリントヘッド14へのインク供給口13の方
向、すなわちインク供給方向に圧縮される。この結果、
メラミン発泡体において圧縮方向では、毛管力によるイ
ンク保持力は増加せず、インク供給性を高めることがで
き圧縮方向と直交する方向のインク保持力は増加して所
定のインク保持が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクタンク,該タン
クとインクジェットプリントヘッドとを一体に構成して
なるインクタンク一体型ヘッドカートリッジ、および前
記インクタンクまたはヘッドカートリッジを具備したイ
ンクジェットプリント装置に関し、特にインクタンク内
にインク保持用の吸収体を設けた構成の改良を図ったも
のである。
クとインクジェットプリントヘッドとを一体に構成して
なるインクタンク一体型ヘッドカートリッジ、および前
記インクタンクまたはヘッドカートリッジを具備したイ
ンクジェットプリント装置に関し、特にインクタンク内
にインク保持用の吸収体を設けた構成の改良を図ったも
のである。
【0002】プリントとしては、布,糸,紙,シート材
等の各種のインク付与を受けるインク支持体すべてへの
インク付与を含むもので、各種情報処理装置すべてある
いはその出力器としてのプリンタを含むもので、本発明
はこれらへの用途が可能なものである。
等の各種のインク付与を受けるインク支持体すべてへの
インク付与を含むもので、各種情報処理装置すべてある
いはその出力器としてのプリンタを含むもので、本発明
はこれらへの用途が可能なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種インクタンクに収納される
吸収体としては、ウレタン樹脂の発泡体でなるものが多
い。ここに、かかるウレタン発泡体はその形成時に空洞
部(ポア)を含みこむように膜が形成されてしまい、多
数のポアが互いに隔絶されてそのままでは到底インク含
浸用吸収体としての機能を果し得なくなるので、加熱,
洗浄等の除膜処理を施している。
吸収体としては、ウレタン樹脂の発泡体でなるものが多
い。ここに、かかるウレタン発泡体はその形成時に空洞
部(ポア)を含みこむように膜が形成されてしまい、多
数のポアが互いに隔絶されてそのままでは到底インク含
浸用吸収体としての機能を果し得なくなるので、加熱,
洗浄等の除膜処理を施している。
【0004】しかしながら、ウレタン発泡体をインクタ
ンク内の吸収体として用いる場合には、インクタンクの
収容空間に対して圧縮した状態で収納されたり、あるい
はインク導出用接続部材との連通部において適切な負圧
の勾配を設けるためにその部分が圧縮されることがある
が、上記除膜処理によっても膜の完全な除去は極めて困
難であって、実際にはポアにかなりの膜の残滓が付着し
ており、このために圧縮時に隣接するポア間で膜の残滓
が相補しあい、インクの消費に伴って生ずべき吸収体内
でのインクの流れを阻害し、すなわちインクタンク外部
へのインク供給性に支障を来すおそれがある。
ンク内の吸収体として用いる場合には、インクタンクの
収容空間に対して圧縮した状態で収納されたり、あるい
はインク導出用接続部材との連通部において適切な負圧
の勾配を設けるためにその部分が圧縮されることがある
が、上記除膜処理によっても膜の完全な除去は極めて困
難であって、実際にはポアにかなりの膜の残滓が付着し
ており、このために圧縮時に隣接するポア間で膜の残滓
が相補しあい、インクの消費に伴って生ずべき吸収体内
でのインクの流れを阻害し、すなわちインクタンク外部
へのインク供給性に支障を来すおそれがある。
【0005】
【関連技術】一方、かかるウレタン発泡体とは全く異な
るメラミン−ホルムアルデヒド縮合体で形成されてなる
発泡体でなる吸収体が国際公開番号WO91/0265
2に対応する特許出願公表平4−501392号公報に
おいて提案されている。その吸収体は、発泡材の回路網
の隙間に薄膜が存在しない全く骨組だけの回路網で形成
されている本来的に網状の構造を有するものであるの
で、除膜処理を必要としないこと、回路網を構成する繊
維が微細であるためにウレタン発泡体に比しより大量の
インクを充填しうること、撥水性を呈するウレタン発泡
体に対し浸水性を有するものであるためにインクの初期
充填処理が容易であること、本来的に膜を有さないため
にインク消費時にウレタン発泡体のように膜もしくはそ
の残滓によってインクが取り残されず、従って効率的に
インクを使い切ることができること、等の利点を有して
いる。
るメラミン−ホルムアルデヒド縮合体で形成されてなる
発泡体でなる吸収体が国際公開番号WO91/0265
2に対応する特許出願公表平4−501392号公報に
おいて提案されている。その吸収体は、発泡材の回路網
の隙間に薄膜が存在しない全く骨組だけの回路網で形成
されている本来的に網状の構造を有するものであるの
で、除膜処理を必要としないこと、回路網を構成する繊
維が微細であるためにウレタン発泡体に比しより大量の
インクを充填しうること、撥水性を呈するウレタン発泡
体に対し浸水性を有するものであるためにインクの初期
充填処理が容易であること、本来的に膜を有さないため
にインク消費時にウレタン発泡体のように膜もしくはそ
の残滓によってインクが取り残されず、従って効率的に
インクを使い切ることができること、等の利点を有して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されたメラミン−ホルムアルデヒド縮合体でな
る吸収体は基本的に非圧縮状態で用いるのが好ましいと
されており、重力の作用によりインクタンク下方に設け
られたインク導出部に対してインクが供給されるもので
ある。すなわち、インク導出部に対するインク供給方向
は鉛直方向下方のみに固定されるために、インクタンク
使用時の姿勢が制限されるという問題がある。また、好
ましいとされる非圧縮状態とした場合収納部内壁に対し
吸収体を密接させるのが困難であり、そのために吸収体
と収納部内壁との間に空隙部が生じ、収納部に設けられ
た大気連通口あるいはインクヘッドの吐出口から取込ま
れた空気がその空隙部に滞留すると、インク吐出に伴っ
てインクヘッドに供給されるインク中に気泡の混入が生
じ、著しく記録等の品位を乱すことになる。特に、イン
クタンク部とインクヘッドを一体化し、この一体化物を
プリント媒体等に対して往復走査することによりプリン
ト等を行う形態の装置にあっては、その往復走査によっ
てインクタンク部が振られるためにそのような問題が生
じ易い。さらに、そのような振動の影響がある場合や、
インク導出部付近において吸収体に当接する部材が存在
する場合には、インク導出部付近において吸収体の経時
劣化が生じ、ここに空隙部が形成されるおそれもあり、
空気の滞留による悪影響は一層顕著となることが考えら
れる。さらに甚だしい場合には大気連通口と導出部付近
の空隙部とが大気連通してしまう事態も予測され、その
ような事態が生ずると所望の吐出動作が不可能となるの
みならず、インク供給経路に存在するインクがインク吐
出口より漏出し、装置内等を汚損することになる。
報に開示されたメラミン−ホルムアルデヒド縮合体でな
る吸収体は基本的に非圧縮状態で用いるのが好ましいと
されており、重力の作用によりインクタンク下方に設け
られたインク導出部に対してインクが供給されるもので
ある。すなわち、インク導出部に対するインク供給方向
は鉛直方向下方のみに固定されるために、インクタンク
使用時の姿勢が制限されるという問題がある。また、好
ましいとされる非圧縮状態とした場合収納部内壁に対し
吸収体を密接させるのが困難であり、そのために吸収体
と収納部内壁との間に空隙部が生じ、収納部に設けられ
た大気連通口あるいはインクヘッドの吐出口から取込ま
れた空気がその空隙部に滞留すると、インク吐出に伴っ
てインクヘッドに供給されるインク中に気泡の混入が生
じ、著しく記録等の品位を乱すことになる。特に、イン
クタンク部とインクヘッドを一体化し、この一体化物を
プリント媒体等に対して往復走査することによりプリン
ト等を行う形態の装置にあっては、その往復走査によっ
てインクタンク部が振られるためにそのような問題が生
じ易い。さらに、そのような振動の影響がある場合や、
インク導出部付近において吸収体に当接する部材が存在
する場合には、インク導出部付近において吸収体の経時
劣化が生じ、ここに空隙部が形成されるおそれもあり、
空気の滞留による悪影響は一層顕著となることが考えら
れる。さらに甚だしい場合には大気連通口と導出部付近
の空隙部とが大気連通してしまう事態も予測され、その
ような事態が生ずると所望の吐出動作が不可能となるの
みならず、インク供給経路に存在するインクがインク吐
出口より漏出し、装置内等を汚損することになる。
【0007】さらに、インク導出部へのインク供給は重
力の作用を利用するものであるので、最近とくに望まれ
ている高周波数にてプリントヘッド等を駆動するとイン
ク供給がこれに追随できないおそれがある。そこでその
追随性を高めるべくポアサイズをある程度大とし、流れ
の抵抗を小とすることも考えられるが、この場合には吸
収体のインク保持能力が低下し、大気連通口等からのイ
ンク漏洩が生じるおそれがある。
力の作用を利用するものであるので、最近とくに望まれ
ている高周波数にてプリントヘッド等を駆動するとイン
ク供給がこれに追随できないおそれがある。そこでその
追随性を高めるべくポアサイズをある程度大とし、流れ
の抵抗を小とすることも考えられるが、この場合には吸
収体のインク保持能力が低下し、大気連通口等からのイ
ンク漏洩が生じるおそれがある。
【0008】上記公報には、非圧縮状態での有用または
好適な特性を維持する一方、構造体の隙間スペースを調
節するため特定の適用例においては圧縮力が望ましい場
合がある、とされている(上記公報第4頁右下欄第18
行〜第21行)。
好適な特性を維持する一方、構造体の隙間スペースを調
節するため特定の適用例においては圧縮力が望ましい場
合がある、とされている(上記公報第4頁右下欄第18
行〜第21行)。
【0009】かかる記載は、収納空間の内寸と吸収体の
外寸との兼ね合いに着目してなされたものと考えられる
が、本発明者らはメラミン−ホルムアルデヒド縮合体で
なる吸収体の利点を活かしつつ、インクタンクの姿勢等
によらずインク供給を円滑かつ確実に行う上で適切にそ
の吸収体を圧縮して使用すればよいことを見出した。し
かしながら、本発明者らは、その吸収体の構造に対応し
て円滑な供給を行うには適切な方向に圧縮を行うべきこ
と、その吸収体は繊維構造が比較的脆く被圧縮部分に所
謂「ヘタリ」もしくは破壊が生じうること、また「ヘタ
リ」が生じると圧縮状態を維持できず、非圧縮状態と同
等となって上述したような問題が生じうること等の技術
課題をも見出した。
外寸との兼ね合いに着目してなされたものと考えられる
が、本発明者らはメラミン−ホルムアルデヒド縮合体で
なる吸収体の利点を活かしつつ、インクタンクの姿勢等
によらずインク供給を円滑かつ確実に行う上で適切にそ
の吸収体を圧縮して使用すればよいことを見出した。し
かしながら、本発明者らは、その吸収体の構造に対応し
て円滑な供給を行うには適切な方向に圧縮を行うべきこ
と、その吸収体は繊維構造が比較的脆く被圧縮部分に所
謂「ヘタリ」もしくは破壊が生じうること、また「ヘタ
リ」が生じると圧縮状態を維持できず、非圧縮状態と同
等となって上述したような問題が生じうること等の技術
課題をも見出した。
【0010】加えて、一般に吸収体からのインク導出部
に異物除去用のフィルタが設けられ、その導出部開口面
積は所望の供給量に対応して定められるが、熱硬化メラ
ミン縮合体は構造が脆いために加工時、収納時ないしそ
の後の使用時に剥離が生じ、その剥離片がフィルタに詰
って所望の供給量を維持できなくなるおそれがあること
も技術課題として見出した。
に異物除去用のフィルタが設けられ、その導出部開口面
積は所望の供給量に対応して定められるが、熱硬化メラ
ミン縮合体は構造が脆いために加工時、収納時ないしそ
の後の使用時に剥離が生じ、その剥離片がフィルタに詰
って所望の供給量を維持できなくなるおそれがあること
も技術課題として見出した。
【0011】これら技術課題はいずれも上記公報には示
唆すらなされていないものであって、本発明は、三次元
網状構造を有する多孔質体にしてアミノ基を有する化合
物とホルムアルデヒドとの縮合生成物をベースとする発
泡体でなる吸収体の利点を活用しつつ、上述した技術課
題の少なくとも1つを解決せんとするものである。
唆すらなされていないものであって、本発明は、三次元
網状構造を有する多孔質体にしてアミノ基を有する化合
物とホルムアルデヒドとの縮合生成物をベースとする発
泡体でなる吸収体の利点を活用しつつ、上述した技術課
題の少なくとも1つを解決せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
インクタンク構成として、インクを貯留するためのイン
クタンクにおいて、当該貯留されるインクを供給するた
めの供給口が設けられたハウジングと、該ハウジング内
に収納されてインクを保持するためのインク吸収体であ
って、三次元網状構造を有する多孔質体でありかつアミ
ノ基を有する化合物とホルムアルデヒドとの縮合生成物
をベースとする発泡体からなるインク吸収体と、該イン
ク吸収体を前記供給口に向けて圧縮する圧縮手段と、を
具えたことを特徴とする。
インクタンク構成として、インクを貯留するためのイン
クタンクにおいて、当該貯留されるインクを供給するた
めの供給口が設けられたハウジングと、該ハウジング内
に収納されてインクを保持するためのインク吸収体であ
って、三次元網状構造を有する多孔質体でありかつアミ
ノ基を有する化合物とホルムアルデヒドとの縮合生成物
をベースとする発泡体からなるインク吸収体と、該イン
ク吸収体を前記供給口に向けて圧縮する圧縮手段と、を
具えたことを特徴とする。
【0013】また、インクを貯留するためのインクタン
クにおいて、当該貯留されるインクを供給するための供
給口が設けられたハウジングと、該ハウジング内に収納
されてインクを保持するためのインク吸収体であって、
三次元網状構造を有する多孔質体でありかつアミノ基を
有する化合物とホルムアルデヒドとの縮合生成物をベー
スとする発泡体からなるインク吸収体と、該インク吸収
体を、前記ハウジング内で少なくとも1方向に圧縮する
圧縮手段と、を具えたことを特徴とする。
クにおいて、当該貯留されるインクを供給するための供
給口が設けられたハウジングと、該ハウジング内に収納
されてインクを保持するためのインク吸収体であって、
三次元網状構造を有する多孔質体でありかつアミノ基を
有する化合物とホルムアルデヒドとの縮合生成物をベー
スとする発泡体からなるインク吸収体と、該インク吸収
体を、前記ハウジング内で少なくとも1方向に圧縮する
圧縮手段と、を具えたことを特徴とする。
【0014】さらに好適には、ハウジング内に収納され
てインクを保持するためのインク吸収体がウレタン樹脂
発泡体よりもセル膜の少ない発泡体またはアミノ基を有
する化合物とホルムアルデヒドとの縮合生成物をベース
とする発泡体であり、前記インク吸収体の特性低下を補
償または抑制するための収納発泡体変形収納機構を有す
ることを特徴とする。
てインクを保持するためのインク吸収体がウレタン樹脂
発泡体よりもセル膜の少ない発泡体またはアミノ基を有
する化合物とホルムアルデヒドとの縮合生成物をベース
とする発泡体であり、前記インク吸収体の特性低下を補
償または抑制するための収納発泡体変形収納機構を有す
ることを特徴とする。
【0015】また、ハウジング内に収納されてインクを
保持するためのインク吸収体がウレタン樹脂発泡体より
もセル膜の少ない発泡体またはアミノ基を有する化合物
とホルムアルデヒドとの縮合生成物をベースとする発泡
体であり、前記ハウジング内に収納されてインクを保持
するためのインク吸収体の少なくとも一部に補償用前処
理が施されていることを特徴とする。
保持するためのインク吸収体がウレタン樹脂発泡体より
もセル膜の少ない発泡体またはアミノ基を有する化合物
とホルムアルデヒドとの縮合生成物をベースとする発泡
体であり、前記ハウジング内に収納されてインクを保持
するためのインク吸収体の少なくとも一部に補償用前処
理が施されていることを特徴とする。
【0016】さらに、前記インク吸収体の少なくともイ
ンク供給側面または装填時の摺動面がウォータージェッ
ト加工により形状加工されたことを特徴とする。
ンク供給側面または装填時の摺動面がウォータージェッ
ト加工により形状加工されたことを特徴とする。
【0017】ヘッド一体型カートリッジ構成として、イ
ンクを吐出するプリントヘッドと該プリントヘッドに供
給するインクを貯留するためのインクタンクとを一体に
具えたヘッドカートリッジにおいて、前記インクタンク
は、当該貯留されるインクを供給するための供給口が設
けられたハウジングと、該ハウジング内に収納されてイ
ンクを保持するためのインク吸収体であって、三次元網
状構造を有する多孔質体でありかつアミノ基を有する化
合物とホルムアルデヒドとの縮合生成物をベースとする
発泡体からなるインク吸収体と、該インク吸収体を前記
供給口に向けて圧縮する圧縮手段と、を有したことを特
徴とする。
ンクを吐出するプリントヘッドと該プリントヘッドに供
給するインクを貯留するためのインクタンクとを一体に
具えたヘッドカートリッジにおいて、前記インクタンク
は、当該貯留されるインクを供給するための供給口が設
けられたハウジングと、該ハウジング内に収納されてイ
ンクを保持するためのインク吸収体であって、三次元網
状構造を有する多孔質体でありかつアミノ基を有する化
合物とホルムアルデヒドとの縮合生成物をベースとする
発泡体からなるインク吸収体と、該インク吸収体を前記
供給口に向けて圧縮する圧縮手段と、を有したことを特
徴とする。
【0018】また、インクを吐出するプリントヘッドと
該プリントヘッドに供給するインクを貯留するためのイ
ンクタンクとを一体に具えたヘッドカートリッジにおい
て、前記インクタンクは、当該貯留されるインクを供給
するための供給口が設けられたハウジングと、該ハウジ
ング内に収納されてインクを保持するためのインク吸収
体であって、三次元網状構造を有する多孔質体でありか
つアミノ基を有する化合物とホルムアルデヒドとの縮合
生成物をベースとする発泡体からなるインク吸収体と、
該インク吸収体を前記ハウジング内で少なくとも1方向
に圧縮する圧縮手段と、を有したことを特徴とする。
該プリントヘッドに供給するインクを貯留するためのイ
ンクタンクとを一体に具えたヘッドカートリッジにおい
て、前記インクタンクは、当該貯留されるインクを供給
するための供給口が設けられたハウジングと、該ハウジ
ング内に収納されてインクを保持するためのインク吸収
体であって、三次元網状構造を有する多孔質体でありか
つアミノ基を有する化合物とホルムアルデヒドとの縮合
生成物をベースとする発泡体からなるインク吸収体と、
該インク吸収体を前記ハウジング内で少なくとも1方向
に圧縮する圧縮手段と、を有したことを特徴とする。
【0019】インクジェットプリント装置の構成とし
て、インクを吐出するためのプリントヘッドを用い、該
プリントヘッドから被プリント材にインクを吐出してプ
リントを行うインクジェットプリント装置において、前
記プリントヘッドに供給するインクを貯留するためのイ
ンクタンクであって、当該貯留されるインクを供給する
ための供給口が設けられたハウジングと、該ハウジング
内に収納されてインクを保持するためのインク吸収体で
あって、三次元網状構造を有する多孔質体でありかつア
ミノ基を有する化合物とホルムアルデヒドとの縮合生成
物をベースとする発泡体からなるインク吸収体と、該イ
ンク吸収体を前記供給口に向けて圧縮する圧縮手段と、
を有したインクタンクを具えることを特徴とする。
て、インクを吐出するためのプリントヘッドを用い、該
プリントヘッドから被プリント材にインクを吐出してプ
リントを行うインクジェットプリント装置において、前
記プリントヘッドに供給するインクを貯留するためのイ
ンクタンクであって、当該貯留されるインクを供給する
ための供給口が設けられたハウジングと、該ハウジング
内に収納されてインクを保持するためのインク吸収体で
あって、三次元網状構造を有する多孔質体でありかつア
ミノ基を有する化合物とホルムアルデヒドとの縮合生成
物をベースとする発泡体からなるインク吸収体と、該イ
ンク吸収体を前記供給口に向けて圧縮する圧縮手段と、
を有したインクタンクを具えることを特徴とする。
【0020】また、インクを吐出するためのプリントヘ
ッドを用い、該プリントヘッドから被プリント材にイン
クを吐出してプリントを行うインクジェットプリント装
置において、前記プリントヘッドに供給するインクを貯
留するためのインクタンクであって、当該貯留されるイ
ンクを供給するための供給口が設けられたハウジング
と、該ハウジング内に収納されてインクを保持するため
のインク吸収体であって、三次元網状構造を有する多孔
質体でありかつアミノ基を有する化合物とホルムアルデ
ヒドとの縮合生成物をベースとする発泡体からなるイン
ク吸収体と、該インク吸収体を、前記ハウジング内で少
なくとも1方向に圧縮する圧縮手段と、を有したインク
タンクを具えたことを特徴とする。
ッドを用い、該プリントヘッドから被プリント材にイン
クを吐出してプリントを行うインクジェットプリント装
置において、前記プリントヘッドに供給するインクを貯
留するためのインクタンクであって、当該貯留されるイ
ンクを供給するための供給口が設けられたハウジング
と、該ハウジング内に収納されてインクを保持するため
のインク吸収体であって、三次元網状構造を有する多孔
質体でありかつアミノ基を有する化合物とホルムアルデ
ヒドとの縮合生成物をベースとする発泡体からなるイン
ク吸収体と、該インク吸収体を、前記ハウジング内で少
なくとも1方向に圧縮する圧縮手段と、を有したインク
タンクを具えたことを特徴とする。
【0021】
【作用】以上の構成によれば、インクタンク内のインク
吸収体を形成する発泡体は供給口方向に圧縮されるの
で、この方向に面する発泡体ポアのサイズは変化せず、
圧縮方向に垂直な方向のポアサイズは減少する。ここ
で、ポアサイズを予め大きく形成すれば、上記圧縮方
向、すなわち供給口に向かう方向の毛管力は比較的弱
く、また、上記垂直方向には強くすることができる。こ
れにより、所定のインク保持力を有したまま、インク供
給方向の保持力のみ減少させてインク供給性を向上させ
ることができる。
吸収体を形成する発泡体は供給口方向に圧縮されるの
で、この方向に面する発泡体ポアのサイズは変化せず、
圧縮方向に垂直な方向のポアサイズは減少する。ここ
で、ポアサイズを予め大きく形成すれば、上記圧縮方
向、すなわち供給口に向かう方向の毛管力は比較的弱
く、また、上記垂直方向には強くすることができる。こ
れにより、所定のインク保持力を有したまま、インク供
給方向の保持力のみ減少させてインク供給性を向上させ
ることができる。
【0022】また、インク吸収体がハウジング内におい
て圧縮状態で収納されることにより、吸収体とハウジン
グとが常に密接する状態とすることができ、特にインク
供給口に吸収体が密接することにより、インク供給路に
空気層等の隙間を生じない。
て圧縮状態で収納されることにより、吸収体とハウジン
グとが常に密接する状態とすることができ、特にインク
供給口に吸収体が密接することにより、インク供給路に
空気層等の隙間を生じない。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0024】(第1実施例)本実施例においてインク吸
収体として用いるメラミン発泡体は、三次元網状構造を
有する多孔質体であってアミノ基を有する化合物とホル
ムアルデヒドとの縮合生成物をベースとする発泡体の1
つである。このような発泡体は、一般に比較的細かい単
繊維によってその三次元的網状構造が形成され、セル壁
(膜)が存在しないものである。単繊維は、その幅に対
して長さが比較的大きい。その結果、セルの空洞部(以
下、ポアともいう)の容積率が高く、発泡体の体積密度
が小さく空隙率は大きなものとなる。ポアサイズは、比
較的均一であり、平均ポアサイズより著しく小さなサイ
ズのポアの割合が比較的少ない。本実施例の発泡体を好
ましく使用するためには、上記空隙率は95%以上、体
積密度は0.024g/cm以下、平均ポアサイズ20
0μm以上であることが望ましく、このような発泡体は
公知の方法で製造することが可能である。
収体として用いるメラミン発泡体は、三次元網状構造を
有する多孔質体であってアミノ基を有する化合物とホル
ムアルデヒドとの縮合生成物をベースとする発泡体の1
つである。このような発泡体は、一般に比較的細かい単
繊維によってその三次元的網状構造が形成され、セル壁
(膜)が存在しないものである。単繊維は、その幅に対
して長さが比較的大きい。その結果、セルの空洞部(以
下、ポアともいう)の容積率が高く、発泡体の体積密度
が小さく空隙率は大きなものとなる。ポアサイズは、比
較的均一であり、平均ポアサイズより著しく小さなサイ
ズのポアの割合が比較的少ない。本実施例の発泡体を好
ましく使用するためには、上記空隙率は95%以上、体
積密度は0.024g/cm以下、平均ポアサイズ20
0μm以上であることが望ましく、このような発泡体は
公知の方法で製造することが可能である。
【0025】本発明の実施例において、発泡体は少なく
ともプリントヘッドへインクを供給するための供給口方
向に圧縮される。
ともプリントヘッドへインクを供給するための供給口方
向に圧縮される。
【0026】このことをより詳細に説明すると以下のよ
うになる。インクジェットプリント装置の高速記録化に
伴いプリントヘッドは比較的高周波数(3kHz以上)
で吐出駆動されることになり単位時間内にオリフィスか
ら吐出されるインクの量は増大する。この場合、高周波
駆動に追随してインクタンク内のインクがプリントヘッ
ドへ供給されない場合には最適な画像を形成することが
できなくなる。
うになる。インクジェットプリント装置の高速記録化に
伴いプリントヘッドは比較的高周波数(3kHz以上)
で吐出駆動されることになり単位時間内にオリフィスか
ら吐出されるインクの量は増大する。この場合、高周波
駆動に追随してインクタンク内のインクがプリントヘッ
ドへ供給されない場合には最適な画像を形成することが
できなくなる。
【0027】これに対し、本例ではメラミン発泡体のポ
アサイズを大きくすることによって毛管力を低下させ発
泡体内のインクの流抵抗を小さくすることによって対応
する。しかしながら、毛管力が低下した場合には、イン
ク漏れを生じないで保持可能なインク量が減少し、プリ
ント可能な枚数が少なくなることになる。
アサイズを大きくすることによって毛管力を低下させ発
泡体内のインクの流抵抗を小さくすることによって対応
する。しかしながら、毛管力が低下した場合には、イン
ク漏れを生じないで保持可能なインク量が減少し、プリ
ント可能な枚数が少なくなることになる。
【0028】この問題は、上述のようにインクタンク内
において発泡体を少なくともインク供給口方向に圧縮す
ることで解消される。
において発泡体を少なくともインク供給口方向に圧縮す
ることで解消される。
【0029】図1(A)および(B)は、この圧縮の構
成を説明するためのメラミン発泡体構造の一部を示す模
式図である。
成を説明するためのメラミン発泡体構造の一部を示す模
式図である。
【0030】図1(A)は圧縮される前のメラミン発泡
体12を模式的に示しており、発泡体のそれぞれのセル
は、図において水平方向の単繊維120hと鉛直方向の
単繊維120vとの組合せによって形成され、それぞれ
のポアの開口121h,121vを有している。
体12を模式的に示しており、発泡体のそれぞれのセル
は、図において水平方向の単繊維120hと鉛直方向の
単繊維120vとの組合せによって形成され、それぞれ
のポアの開口121h,121vを有している。
【0031】図1(B)は、メラミン発泡体12が図1
(A)において矢印A方向に圧縮された状態を示す。同
図から明らかなように、圧縮方向(図1(A)中矢印A
方向)と垂直な方向に面する開口121vは、圧縮によ
ってその開口面積が減少し、上記圧縮方向に面する開口
121hはその面積を減少させない。
(A)において矢印A方向に圧縮された状態を示す。同
図から明らかなように、圧縮方向(図1(A)中矢印A
方向)と垂直な方向に面する開口121vは、圧縮によ
ってその開口面積が減少し、上記圧縮方向に面する開口
121hはその面積を減少させない。
【0032】このように圧縮された状態にあるメラミン
発泡体においては、毛管力に方向性が生じるかないしは
方向性が強化されることになる。すなわち、ポア内に保
持されるインクが、プリントヘッド側の負圧や大気圧等
の作用によって供給口側へ移動しようとする場合、これ
に抵抗として作用する毛管力によるインク保持力は、上
記開口面積の変化または不変化に起因して、圧縮方向と
垂直な方向では増加し、圧縮方向ではほとんど変化しな
い。
発泡体においては、毛管力に方向性が生じるかないしは
方向性が強化されることになる。すなわち、ポア内に保
持されるインクが、プリントヘッド側の負圧や大気圧等
の作用によって供給口側へ移動しようとする場合、これ
に抵抗として作用する毛管力によるインク保持力は、上
記開口面積の変化または不変化に起因して、圧縮方向と
垂直な方向では増加し、圧縮方向ではほとんど変化しな
い。
【0033】この結果、インク供給方向には、インク供
給が速やかになされるようポアサイズを大きくしてイン
ク保持力を低下させたまま、他の方向については必要な
保持力を得ることができる。
給が速やかになされるようポアサイズを大きくしてイン
ク保持力を低下させたまま、他の方向については必要な
保持力を得ることができる。
【0034】因みに、従来のウレタン発泡体に同様の圧
縮構成を採用しても、それほど顕著な保持力方向性の発
生ないしは強化は生じない。これは、前述したように、
ウレタン発泡体の構造部材に除去されないで残存する薄
膜が上記圧縮によって重畳して圧縮方向に面する開口の
面積(投影面積)をも減少し、これにより圧縮方向の保
持力も増加するからである。
縮構成を採用しても、それほど顕著な保持力方向性の発
生ないしは強化は生じない。これは、前述したように、
ウレタン発泡体の構造部材に除去されないで残存する薄
膜が上記圧縮によって重畳して圧縮方向に面する開口の
面積(投影面積)をも減少し、これにより圧縮方向の保
持力も増加するからである。
【0035】図2は本発明の第1実施例にかかるインク
タンクを示す模式的分解斜視図である。
タンクを示す模式的分解斜視図である。
【0036】インクタンクのハウジング11の前端部に
は、プリントヘッド14が接続される。この接続は、従
来より知られるように、相互に着脱可能な構成としても
よく、あるいはプリントヘッド14とハウジング11と
が一体に形成される固定的な接続であってもよい。ま
た、接続部の一部には、インクタンクからプリントヘッ
ドへインクを供給するための供給口13が設けられる。
本例で用いるプリントヘッドは、熱エネルギーをインク
に作用させて気泡を生成し、この気泡生成の作用力によ
ってインクを吐出するものである。
は、プリントヘッド14が接続される。この接続は、従
来より知られるように、相互に着脱可能な構成としても
よく、あるいはプリントヘッド14とハウジング11と
が一体に形成される固定的な接続であってもよい。ま
た、接続部の一部には、インクタンクからプリントヘッ
ドへインクを供給するための供給口13が設けられる。
本例で用いるプリントヘッドは、熱エネルギーをインク
に作用させて気泡を生成し、この気泡生成の作用力によ
ってインクを吐出するものである。
【0037】インク吸収体をなすメラミン発泡体12は
ハウジング11内に収納されるが、その収納部のインク
供給方向の長さCは、メラミン発泡体12の同方向の長
さCより短く形成されている。これにより、メラミン発
泡体12がハウジング11内に収納され、ハウジング蓋
15によって覆われると、メラミン発泡体12はインク
供給方向に圧縮されることになる。
ハウジング11内に収納されるが、その収納部のインク
供給方向の長さCは、メラミン発泡体12の同方向の長
さCより短く形成されている。これにより、メラミン発
泡体12がハウジング11内に収納され、ハウジング蓋
15によって覆われると、メラミン発泡体12はインク
供給方向に圧縮されることになる。
【0038】このように供給口方向に発泡体12を圧縮
しても、上述したように供給方向に面する発泡体のポア
サイズを小さくすることがないためインク供給方向の毛
管力は上昇せず、インクの流抵抗が増加することはな
い。一方、インク供給方向と直交する方向に面するポア
サイズは小さくなるためインク供給方向の毛管力が上昇
して所望のインク保持力を有することができる。これに
より、初期のインク充填量は減少せず、また、大気連通
孔16等を介したインク漏れのおそれもなくなる。
しても、上述したように供給方向に面する発泡体のポア
サイズを小さくすることがないためインク供給方向の毛
管力は上昇せず、インクの流抵抗が増加することはな
い。一方、インク供給方向と直交する方向に面するポア
サイズは小さくなるためインク供給方向の毛管力が上昇
して所望のインク保持力を有することができる。これに
より、初期のインク充填量は減少せず、また、大気連通
孔16等を介したインク漏れのおそれもなくなる。
【0039】図3はインクタンクの他の構成例を示す図
であり、図2と同様の図である。
であり、図2と同様の図である。
【0040】図3に示す例では、ハウジング11の前端
部内壁にインク供給口13から放射状に延在する細溝を
設け、これにより供給口13へのインク移動を促すもの
である。
部内壁にインク供給口13から放射状に延在する細溝を
設け、これにより供給口13へのインク移動を促すもの
である。
【0041】本例で用いることが可能な発泡体のポアの
サイズと、所定のインク保持力を得るための発泡体の圧
縮率およびそのときのインクの流抵抗との関係を以下の
表1に示す。
サイズと、所定のインク保持力を得るための発泡体の圧
縮率およびそのときのインクの流抵抗との関係を以下の
表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】表1に示されるように、本実施例では、非
圧縮状態のポアサイズが200〜320(μm)のメラ
ミン発泡体を圧縮率1.4〜2.2で用いた場合、所定
のインク保持力、すなわちインク漏れを生ぜずに所望の
インク充填量を確保できるインク保持力を得ることがで
きるとともに、圧縮方向のインク流抵抗を、圧縮しない
場合(圧縮率1)の約83%以下にすることが可能とな
る。
圧縮状態のポアサイズが200〜320(μm)のメラ
ミン発泡体を圧縮率1.4〜2.2で用いた場合、所定
のインク保持力、すなわちインク漏れを生ぜずに所望の
インク充填量を確保できるインク保持力を得ることがで
きるとともに、圧縮方向のインク流抵抗を、圧縮しない
場合(圧縮率1)の約83%以下にすることが可能とな
る。
【0044】なお、上記ポアサイズの範囲外であって
も、本発明の適用によって所定の効果を発揮できるポア
サイズとしては、非圧縮状態で150〜450(μm)
であり、より好ましくは200〜400(μm)であ
る。
も、本発明の適用によって所定の効果を発揮できるポア
サイズとしては、非圧縮状態で150〜450(μm)
であり、より好ましくは200〜400(μm)であ
る。
【0045】この範囲のうち、ポアサイズを大きくした
場合には、単繊維の破損等が部分的に生じても、ある程
度のポアサイズを確保でき、インク供給性の低下を最小
限に抑えることもできる。
場合には、単繊維の破損等が部分的に生じても、ある程
度のポアサイズを確保でき、インク供給性の低下を最小
限に抑えることもできる。
【0046】ポアサイズが100μm以下の場合には、
流抵抗の所望の低下が得られず高周波駆動に対応できな
い。また、500μm以上の場合には、所望のインク保
持力を得るために圧縮率を3以上としなければならず、
このような場合、インクタンク構成上現実的でないばか
りか、メラミン発泡体を形成する単繊維の破損が多く生
じるおそれがあり、発泡体の機械的な劣化を招くことに
なる。
流抵抗の所望の低下が得られず高周波駆動に対応できな
い。また、500μm以上の場合には、所望のインク保
持力を得るために圧縮率を3以上としなければならず、
このような場合、インクタンク構成上現実的でないばか
りか、メラミン発泡体を形成する単繊維の破損が多く生
じるおそれがあり、発泡体の機械的な劣化を招くことに
なる。
【0047】本実施例で用いた発泡体を構成するメラミ
ンはアミノ基を有する化合物であるが、同様の化合物と
しては、例えば尿素、カルボン酸アミド、ジシアンジア
ミド、グアニジン、スルフリルアミド、スルホン酸アミ
ド、脂肪族アミン、ベンゾグアナミンおよびその誘導体
の少なくとも1種類を使用できる。また、ホルムアルデ
ヒドのほかに、例えば、アセトアルデヒド、トリメチロ
ールアルデヒド、アクロレイン、ベンズアルデヒド、フ
ルフロール、グリオキサール、フタルアルデヒド、およ
びテレフタルアルデヒドの少なくとも1種類含有しても
よい。
ンはアミノ基を有する化合物であるが、同様の化合物と
しては、例えば尿素、カルボン酸アミド、ジシアンジア
ミド、グアニジン、スルフリルアミド、スルホン酸アミ
ド、脂肪族アミン、ベンゾグアナミンおよびその誘導体
の少なくとも1種類を使用できる。また、ホルムアルデ
ヒドのほかに、例えば、アセトアルデヒド、トリメチロ
ールアルデヒド、アクロレイン、ベンズアルデヒド、フ
ルフロール、グリオキサール、フタルアルデヒド、およ
びテレフタルアルデヒドの少なくとも1種類含有しても
よい。
【0048】そして、形成されるインク吸収体は、三次
元網状構造を有する多孔質体であり、メラミンとホルム
アルデヒドとの縮合生成物をベースとする弾性的発泡体
であり、例えば米国特許4540717号記載された方
法で製造することができる。さらに好ましくは、80%
以上のメラミン−ホルムアルデヒド縮合体を含有した弾
性的発泡体である。
元網状構造を有する多孔質体であり、メラミンとホルム
アルデヒドとの縮合生成物をベースとする弾性的発泡体
であり、例えば米国特許4540717号記載された方
法で製造することができる。さらに好ましくは、80%
以上のメラミン−ホルムアルデヒド縮合体を含有した弾
性的発泡体である。
【0049】また、メラミン−ホルムアルデヒド縮合生
成物として、メラミンの他に50〜20重量%まで別の
アミノ基を有する化合物を、かつホルムアルデヒドの他
に50〜20重量%まで他のアルデヒドを縮合して含有
してもよい。
成物として、メラミンの他に50〜20重量%まで別の
アミノ基を有する化合物を、かつホルムアルデヒドの他
に50〜20重量%まで他のアルデヒドを縮合して含有
してもよい。
【0050】上記によりヘタリ等を補償または抑制する
ことができる。本発明実施例は、上述した新規な課題を
吸収体構造体自体の改良によってタンク内に収納発泡体
変形収納機構を備えることにより解決するものである。
ことができる。本発明実施例は、上述した新規な課題を
吸収体構造体自体の改良によってタンク内に収納発泡体
変形収納機構を備えることにより解決するものである。
【0051】(第2実施例)本実施例は、上記第1実施
例の構成のメラミン発泡体に対して、さらに、発泡体の
材料特性、インク供給方向、インク保持量等を考慮して
最適化を図ったものである。
例の構成のメラミン発泡体に対して、さらに、発泡体の
材料特性、インク供給方向、インク保持量等を考慮して
最適化を図ったものである。
【0052】図4は本発明の第2の実施例にかかるイン
クタンクを示す分解斜視図である。
クタンクを示す分解斜視図である。
【0053】図4において、メラミン発泡体(以下、メ
ラミンフォームともいう)12はインクハウジング11
に収納される。インクハウジング11の開口したフォー
ム挿入口はハウジング蓋15にて閉じられ、ハウジング
蓋15には使用されたインクが大気に置換されるように
大気連通口16が開口されている。プリントヘッド14
は上記第1実施例と同様の吐出方式にてインク滴を吐出
し、これにより紙等へのプリントが行われる。プリント
ヘッド14がインクを吐出するのに応じて、インクタン
クからはインクを保持するメラミンフォーム12と接す
る内部にわずかに突出したインク供給口13より記録ヘ
ッドにインクが途切れることなく供給される。
ラミンフォームともいう)12はインクハウジング11
に収納される。インクハウジング11の開口したフォー
ム挿入口はハウジング蓋15にて閉じられ、ハウジング
蓋15には使用されたインクが大気に置換されるように
大気連通口16が開口されている。プリントヘッド14
は上記第1実施例と同様の吐出方式にてインク滴を吐出
し、これにより紙等へのプリントが行われる。プリント
ヘッド14がインクを吐出するのに応じて、インクタン
クからはインクを保持するメラミンフォーム12と接す
る内部にわずかに突出したインク供給口13より記録ヘ
ッドにインクが途切れることなく供給される。
【0054】図4に示されるように、インクハウジング
11の高さ,横,縦の内寸法を、それぞれA,B,Cと
し、またメラミンフォーム12の同寸法をそれぞれa,
b,cとしたとき、以下のような関係を有している。
11の高さ,横,縦の内寸法を、それぞれA,B,Cと
し、またメラミンフォーム12の同寸法をそれぞれa,
b,cとしたとき、以下のような関係を有している。
【0055】第1に、c/Cは、上記第1実施例で示し
たようにインク供給方向の圧縮率を示すものであり、本
例の場合の圧縮率とプリント品位との関係を表2に示
す。
たようにインク供給方向の圧縮率を示すものであり、本
例の場合の圧縮率とプリント品位との関係を表2に示
す。
【0056】
【表2】
【0057】表2に示すように、本例の場合、他の寸法
との関係、すなわち寸法a,bが圧縮された状態で、c
/Cが1以上(1.5以下)のときに良好なプリントを
行うことができる。
との関係、すなわち寸法a,bが圧縮された状態で、c
/Cが1以上(1.5以下)のときに良好なプリントを
行うことができる。
【0058】第2に、寸法a,bとA,Bは、
【0059】
【数2】0.8≦a/A×b/B≦1.7 という関係を満たす。これらの寸法比を変えて、その性
能を比較したデータを表3に示す(c,Cはc/C>
1.0の所定値に固定)。すなわち、インクハウジング
11の内寸法はそれぞれA=3cm,B=2cm,C=
4.5cmに固定し、メラミン発泡体の寸法a,bを変
化させた。
能を比較したデータを表3に示す(c,Cはc/C>
1.0の所定値に固定)。すなわち、インクハウジング
11の内寸法はそれぞれA=3cm,B=2cm,C=
4.5cmに固定し、メラミン発泡体の寸法a,bを変
化させた。
【0060】
【表3】
【0061】表3において使用可能インク量とは、
【0062】
【数3】 (使用可能インク量)=(注入可能インク量)−(インク残量) を示したものである。
【0063】表3において、上記積a/A×b/Bが
0.8より小さい場合、フォーム12自体の体積がかな
り減少するのでそれにともない最初に保持できるインク
量が減少し、その結果使用可能インク量が減少する。ま
た、この値を1.75より大とすると、フォーム12の
インク保持力が大きくなりインク供給性が低下して高周
波駆動に不適切となるばかりか、プリントヘッド14へ
のインク供給が困難となり、インク残量が多くなって使
用可能インク量が減少する。
0.8より小さい場合、フォーム12自体の体積がかな
り減少するのでそれにともない最初に保持できるインク
量が減少し、その結果使用可能インク量が減少する。ま
た、この値を1.75より大とすると、フォーム12の
インク保持力が大きくなりインク供給性が低下して高周
波駆動に不適切となるばかりか、プリントヘッド14へ
のインク供給が困難となり、インク残量が多くなって使
用可能インク量が減少する。
【0064】次に、プリント濃度,品位についてみる
と、上記積が2.0より大きい場合には、同様にインク
供給性が低下してプリント濃度が薄くなる。
と、上記積が2.0より大きい場合には、同様にインク
供給性が低下してプリント濃度が薄くなる。
【0065】また、表3に示す収納時のゴミとは、メラ
ミンフォームが、比較的堅くて脆いという特性に起因
し、収納時および収納後にメラミンフォーム12とイン
クハウジング11との擦れによって生ずるメラミンフォ
ームの削れ片である。
ミンフォームが、比較的堅くて脆いという特性に起因
し、収納時および収納後にメラミンフォーム12とイン
クハウジング11との擦れによって生ずるメラミンフォ
ームの削れ片である。
【0066】このようなメラミンフォーム12の収納時
および収納後のフォームの破損を防止するため、インク
タンクハウジング内壁およびメラミンフォーム外壁に界
面活性剤および滑剤を付与してもよい。
および収納後のフォームの破損を防止するため、インク
タンクハウジング内壁およびメラミンフォーム外壁に界
面活性剤および滑剤を付与してもよい。
【0067】すなわち、本発明は上記課題を解決するも
ので発泡体の破損を防止するため、または、発泡体の特
性低下を補償または抑制するためにインクタンクハウジ
ングおよび/または発泡体に各種の前処理すなわち、例
えば、発泡体をケース内に収納する際の摺動面に滑性を
与えるかまたは、摺動による発泡体自体の破損を防止す
るため切断面を良好にするか、さらには、特性低下とし
て代表されるインク吸収体の補償用の処理(親水性発泡
体に撥水処理を施して、その組織の強化,耐久性向上を
達成するもの等をすることのいずれかを含む)を施すこ
とができる。
ので発泡体の破損を防止するため、または、発泡体の特
性低下を補償または抑制するためにインクタンクハウジ
ングおよび/または発泡体に各種の前処理すなわち、例
えば、発泡体をケース内に収納する際の摺動面に滑性を
与えるかまたは、摺動による発泡体自体の破損を防止す
るため切断面を良好にするか、さらには、特性低下とし
て代表されるインク吸収体の補償用の処理(親水性発泡
体に撥水処理を施して、その組織の強化,耐久性向上を
達成するもの等をすることのいずれかを含む)を施すこ
とができる。
【0068】前処理としては界面活性剤,滑剤および撥
水剤等の付与が好ましい。
水剤等の付与が好ましい。
【0069】界面活性剤としては陰イオン系,陽インク
系,両性系,非イオン系いずれのものも用いることがで
き、また、フッ素系の界面活性剤を用いることもでき
る。
系,両性系,非イオン系いずれのものも用いることがで
き、また、フッ素系の界面活性剤を用いることもでき
る。
【0070】さらに、滑剤として一般的な潤滑油の使用
も可能であり、例えば二塩基酸エステル,シリコーン等
を好ましく用いることができる。また、固体性のものと
してグラファイト,二硫化モリブデン,滑石,半固体性
のものとしてグリース類を用いることができる。水溶性
滑剤としてはポリエチレングリコール等を挙げることが
でき、これは、使用するインクへの影響も少なく好適で
ある。なお、水および使用するインク自身も滑剤となり
得るものである。
も可能であり、例えば二塩基酸エステル,シリコーン等
を好ましく用いることができる。また、固体性のものと
してグラファイト,二硫化モリブデン,滑石,半固体性
のものとしてグリース類を用いることができる。水溶性
滑剤としてはポリエチレングリコール等を挙げることが
でき、これは、使用するインクへの影響も少なく好適で
ある。なお、水および使用するインク自身も滑剤となり
得るものである。
【0071】撥水剤としては、上記界面活性剤との比較
的高分子タイプのものが相当し、好ましくは含フッ素高
分子化合物である。
的高分子タイプのものが相当し、好ましくは含フッ素高
分子化合物である。
【0072】なお、少なくともインクタンクハウジング
の供給口側に対向する発泡体面をウォータージェットに
より加工することにより、ゴミ等の発生が著しく低減し
好適なプリントが得られる。
の供給口側に対向する発泡体面をウォータージェットに
より加工することにより、ゴミ等の発生が著しく低減し
好適なプリントが得られる。
【0073】以上の表3に示すデータより、本例のイン
クハウジングの11の実効的な内寸法をそれぞれA,
B、フォーム12の外寸法をそれぞれa,bとしたとき
その寸法比が、
クハウジングの11の実効的な内寸法をそれぞれA,
B、フォーム12の外寸法をそれぞれa,bとしたとき
その寸法比が、
【0074】
【数4】0.8≦a/A×b/B≦1.7 という関係になるようにそれぞれの寸法を規定する。
【0075】図5は本実施例の比較例を示し、ウレタン
フォーム22を、吸収体として用い、これをインクハウ
ジング21に収納するときに体積を圧縮して使用する場
合を示している(圧縮率3〜5)。
フォーム22を、吸収体として用い、これをインクハウ
ジング21に収納するときに体積を圧縮して使用する場
合を示している(圧縮率3〜5)。
【0076】このように圧縮率を大とするのは、インク
漏れ等に対する信頼性を確保するためであり、一般に無
圧縮状態でインク保持力が小さいウレタンフォーム22
を圧縮し、内部のポアサイズを小さくしてインクに対す
る毛管力を上げ所望のインク保持力を実現している。
漏れ等に対する信頼性を確保するためであり、一般に無
圧縮状態でインク保持力が小さいウレタンフォーム22
を圧縮し、内部のポアサイズを小さくしてインクに対す
る毛管力を上げ所望のインク保持力を実現している。
【0077】これに対し、本例のようにメラミンフォー
ムを用いた場合、上述のように、圧縮率を大きくしなく
ても、メラミンフォームがウレタン吸収体に比べて親水
性が高いので十分なインク保持力を持つことが可能とな
る。
ムを用いた場合、上述のように、圧縮率を大きくしなく
ても、メラミンフォームがウレタン吸収体に比べて親水
性が高いので十分なインク保持力を持つことが可能とな
る。
【0078】図6は図4に示す実施例の機能さらに向上
させた例を示すものであり、インクハウジング61の内
壁に、インク供給口63側に向かって延在するリブ67
を複数設けてある。これにより、タンク最奥部まで大気
連通路が確保されインク消費にともなうメラミンフォー
ム62が保持するインクと大気連通口66から流入する
大気との置換をより安定化することができる。この場
合、インクハウジング61の実質的な高さ方向の寸法は
図中のAとなる(リブ67の先端同士の距離)。また、
ハウジング蓋65にリブ68を設けることで、インクハ
ウジング61の外部から内部へ大気が入りやすくなる。
させた例を示すものであり、インクハウジング61の内
壁に、インク供給口63側に向かって延在するリブ67
を複数設けてある。これにより、タンク最奥部まで大気
連通路が確保されインク消費にともなうメラミンフォー
ム62が保持するインクと大気連通口66から流入する
大気との置換をより安定化することができる。この場
合、インクハウジング61の実質的な高さ方向の寸法は
図中のAとなる(リブ67の先端同士の距離)。また、
ハウジング蓋65にリブ68を設けることで、インクハ
ウジング61の外部から内部へ大気が入りやすくなる。
【0079】以上、第2実施例に示したように、少なく
とも1方向においてインク吸収体を圧縮した状態でハウ
ジング内に収納し、その圧縮率を適切に定め初期インク
充填量,インク供給性を同時に満足し、また、ハウジン
グとの摺擦によるメラミン発泡体の破損を少なくでき
る。
とも1方向においてインク吸収体を圧縮した状態でハウ
ジング内に収納し、その圧縮率を適切に定め初期インク
充填量,インク供給性を同時に満足し、また、ハウジン
グとの摺擦によるメラミン発泡体の破損を少なくでき
る。
【0080】(実施例2の変形例1)図7は第2の実施
例の変形例にかかるインクタンク構成を表す分解斜視図
である。
例の変形例にかかるインクタンク構成を表す分解斜視図
である。
【0081】図7において、メラミンフォーム32は収
納した際にインク供給口33に近い部分の寸法a1より
遠い部分の寸法a2を小さくし、その間の寸法に勾配を
もたせたものである。これにより、フォーム32のセル
サイズの分布を、収納時にインク供給口33側ほど小さ
くなるよう強制的に形成するものである。その結果、イ
ンク供給側ほとインク保持力が強くなるため、プリント
ヘッド34へのインク供給が安定する。
納した際にインク供給口33に近い部分の寸法a1より
遠い部分の寸法a2を小さくし、その間の寸法に勾配を
もたせたものである。これにより、フォーム32のセル
サイズの分布を、収納時にインク供給口33側ほど小さ
くなるよう強制的に形成するものである。その結果、イ
ンク供給側ほとインク保持力が強くなるため、プリント
ヘッド34へのインク供給が安定する。
【0082】なお、逆にインクハウジング31の内寸法
をインク供給側ほど小さくなるよう変化させても同様の
効果が得られる。
をインク供給側ほど小さくなるよう変化させても同様の
効果が得られる。
【0083】(実施例2の変形例2)第2の実施例の他
の変形例にかかる分解斜視図を図8に示す。
の変形例にかかる分解斜視図を図8に示す。
【0084】図8において、メラミンフォーム42はそ
の内部に、大気連通口43からインク供給口43へ向か
って延在する孔47が設けられる。これにより、メラミ
ンフォーム42のセルを形成する格子(繊維)を切り離
し、ポアサイズが大きくなる部分を強制的に形成する。
その結果、プリントヘッド44に対するインクの供給が
安定する。孔47が大気連通口43からインク供給口4
3に向かって延在するのは、孔47の部分をインクが移
動し、インク供給口43に向かうインクの移動を容易に
するためである。
の内部に、大気連通口43からインク供給口43へ向か
って延在する孔47が設けられる。これにより、メラミ
ンフォーム42のセルを形成する格子(繊維)を切り離
し、ポアサイズが大きくなる部分を強制的に形成する。
その結果、プリントヘッド44に対するインクの供給が
安定する。孔47が大気連通口43からインク供給口4
3に向かって延在するのは、孔47の部分をインクが移
動し、インク供給口43に向かうインクの移動を容易に
するためである。
【0085】図10に孔開け加工前後の製造ロット毎の
プリント濃度のばらつきの改善度を示している。これに
よれば、孔47を形成した後の濃度ばらつきが低減され
ることが解る。
プリント濃度のばらつきの改善度を示している。これに
よれば、孔47を形成した後の濃度ばらつきが低減され
ることが解る。
【0086】(実施例2の変形例3)第2の実施例のさ
らに他の変形例を図9に示す。
らに他の変形例を図9に示す。
【0087】図9において、メラミンフォーム52はそ
の内部に、大気連通口56からインク供給口53に向か
って延在するスリット57が設けられる。これにより、
メラミンフォーム52内のセルを形成する格子を切り離
し、上記変形例と同様、このスリット部分のポアサイズ
を強制的に大きく形成するものである。これにより、プ
リントヘッド54へのインク供給が安定する。
の内部に、大気連通口56からインク供給口53に向か
って延在するスリット57が設けられる。これにより、
メラミンフォーム52内のセルを形成する格子を切り離
し、上記変形例と同様、このスリット部分のポアサイズ
を強制的に大きく形成するものである。これにより、プ
リントヘッド54へのインク供給が安定する。
【0088】なお、上記各実施例において、単なる課題
で挙げた密着領域の離間を防止するための密着性向上、
維持用にバネ(コイル,板)等の弾性加圧手段をタンク
内の発泡体に作用するように付設しても良い。
で挙げた密着領域の離間を防止するための密着性向上、
維持用にバネ(コイル,板)等の弾性加圧手段をタンク
内の発泡体に作用するように付設しても良い。
【0089】図11は、上記各実施例に示すヘッドカー
トリッジを適用いることが可能なインクジェット装置の
実施例を示す。
トリッジを適用いることが可能なインクジェット装置の
実施例を示す。
【0090】ここで109はインクタンクとプリントヘ
ッドを一体としたヘッドカートリッジ、111はこれを
搭載して図中S方向に走査するためのキャリッジであ
る。113はヘッドカートリッジ109をキャリッジ1
11に取付けるためのフック、115はフック113を
操作するためのレバーである。このレバー115には、
プリント装置の不図示のカバーに設けられた目盛等を指
示してヘッドカートリッジのプリントヘッドによる印字
位置や設定位置等を読取り可能とするためのマーカ11
7が設けられている。119はヘッドカートリッジ10
9に対する電気接続部を支持する支持板である。121
はその電気接続部と本体制御部とを接続するためのフレ
キシブルケーブルである。
ッドを一体としたヘッドカートリッジ、111はこれを
搭載して図中S方向に走査するためのキャリッジであ
る。113はヘッドカートリッジ109をキャリッジ1
11に取付けるためのフック、115はフック113を
操作するためのレバーである。このレバー115には、
プリント装置の不図示のカバーに設けられた目盛等を指
示してヘッドカートリッジのプリントヘッドによる印字
位置や設定位置等を読取り可能とするためのマーカ11
7が設けられている。119はヘッドカートリッジ10
9に対する電気接続部を支持する支持板である。121
はその電気接続部と本体制御部とを接続するためのフレ
キシブルケーブルである。
【0091】123は、キャリッジ111をS方向に案
内するためのガイド軸であり、キャリッジ111の軸受
125に挿通されている。127はキャリッジ111が
固着され、これをS方向に移動させるための動力を伝達
するタイミングベルトであり、装置両側部に配置された
プーリ129A,129Bに張架されている。一方のプ
ーリ129Bには、ギヤ等の伝導機構を介してキャリッ
ジモータ131より駆動力が伝達される。
内するためのガイド軸であり、キャリッジ111の軸受
125に挿通されている。127はキャリッジ111が
固着され、これをS方向に移動させるための動力を伝達
するタイミングベルトであり、装置両側部に配置された
プーリ129A,129Bに張架されている。一方のプ
ーリ129Bには、ギヤ等の伝導機構を介してキャリッ
ジモータ131より駆動力が伝達される。
【0092】133は紙等のプリント媒体の被プリント
面を規制するとともにプリント等に際してこれを搬送す
るための搬送ローラであり、搬送モータ135によって
駆動される。137はプリント媒体を給紙トレー104
側よりプリント位置に導くためのペーパーパン、139
はプリント媒体の送給経路途中に配設されてプリント媒
体を搬送ローラ133に向けて押圧し、これを搬送する
ためのフィードローラである。134はヘッドカートリ
ッジ109の吐出口に対向しプリント媒体のプリント面
を規制するためのプラテンである。141はプリント媒
体搬送方向上、プリント位置より下流側に配置され、プ
リント媒体を不図示の排紙口へ向けて排紙するための排
紙ローラである。142は排紙ローラ141に対応して
設けられる拍車であり、プリント媒体を介してローラ1
41を押圧し、排紙ローラ141によるプリント媒体の
搬送力を生じさせる。143はプリント媒体のセット等
に際してフィードローラ139,押え板145,拍車1
42それぞれの付勢を解除するための解除レバーであ
る。
面を規制するとともにプリント等に際してこれを搬送す
るための搬送ローラであり、搬送モータ135によって
駆動される。137はプリント媒体を給紙トレー104
側よりプリント位置に導くためのペーパーパン、139
はプリント媒体の送給経路途中に配設されてプリント媒
体を搬送ローラ133に向けて押圧し、これを搬送する
ためのフィードローラである。134はヘッドカートリ
ッジ109の吐出口に対向しプリント媒体のプリント面
を規制するためのプラテンである。141はプリント媒
体搬送方向上、プリント位置より下流側に配置され、プ
リント媒体を不図示の排紙口へ向けて排紙するための排
紙ローラである。142は排紙ローラ141に対応して
設けられる拍車であり、プリント媒体を介してローラ1
41を押圧し、排紙ローラ141によるプリント媒体の
搬送力を生じさせる。143はプリント媒体のセット等
に際してフィードローラ139,押え板145,拍車1
42それぞれの付勢を解除するための解除レバーであ
る。
【0093】145はプリント位置近傍においてプリン
ト媒体の浮上り等を抑制し、搬送ローラ133に対する
密着状態を確保するための押え板である。本例において
は、インク吐出を行うことによりプリントを行うプリン
トヘッドを採用している。従ってプリントヘッドのイン
ク吐出口形成面とプリント媒体の被プリント面との距離
は比較的微少であり、かつプリント媒体と吐出口形成面
との接触を避けるべくその間隔が厳しく管理されなけれ
ばならないので、押え板145の配設が有効である。1
47は押え板145に設けた目盛、149はこの目盛に
対応してキャリッジ111に設けられたマーカであり、
これらによってもプリントヘッドの印字位置や設定位置
が読取り可能である。
ト媒体の浮上り等を抑制し、搬送ローラ133に対する
密着状態を確保するための押え板である。本例において
は、インク吐出を行うことによりプリントを行うプリン
トヘッドを採用している。従ってプリントヘッドのイン
ク吐出口形成面とプリント媒体の被プリント面との距離
は比較的微少であり、かつプリント媒体と吐出口形成面
との接触を避けるべくその間隔が厳しく管理されなけれ
ばならないので、押え板145の配設が有効である。1
47は押え板145に設けた目盛、149はこの目盛に
対応してキャリッジ111に設けられたマーカであり、
これらによってもプリントヘッドの印字位置や設定位置
が読取り可能である。
【0094】151はホームポジションにおいてプリン
トヘッドのインク吐出口形成面と対向するゴム等の弾性
材料で形成したキャップであり、プリントヘッドに対し
当接/離脱が可能に支持されている。このキャップ15
1は、非プリント時等のプリントヘッドの保護や、プリ
ントヘッドの吸引回復処理に際して用いられる。吸引回
復処理とは、キャップ151を吐出口形成面に対向さ
せ、インク吐出口内方に設けられてインク吐出のために
利用されるエネルギ発生素子を駆動することにより全吐
出口からインクを吐出させ、これによって気泡や塵埃,
増粘してプリントに適さなくなったインク等の吐出不良
要因を除去する処理予備吐出)や、これとは別に吐出口
形成面とキャップ151で覆った状態で吐出口よりイン
クを強制的に排出させることにより吐出不良要因を除去
する処理である。
トヘッドのインク吐出口形成面と対向するゴム等の弾性
材料で形成したキャップであり、プリントヘッドに対し
当接/離脱が可能に支持されている。このキャップ15
1は、非プリント時等のプリントヘッドの保護や、プリ
ントヘッドの吸引回復処理に際して用いられる。吸引回
復処理とは、キャップ151を吐出口形成面に対向さ
せ、インク吐出口内方に設けられてインク吐出のために
利用されるエネルギ発生素子を駆動することにより全吐
出口からインクを吐出させ、これによって気泡や塵埃,
増粘してプリントに適さなくなったインク等の吐出不良
要因を除去する処理予備吐出)や、これとは別に吐出口
形成面とキャップ151で覆った状態で吐出口よりイン
クを強制的に排出させることにより吐出不良要因を除去
する処理である。
【0095】153はインクの強制排出のために吸引力
を作用するとともに、かかる強制排出による吸引回復処
理や予備吐出による吸引回復処理に際してキャップ15
1に受容されたインクを吸引するために用いられるポン
プである。155はこのポンプ153によって吸引され
た廃インクを貯留するための廃インクタンク、157は
ポンプ153と廃インクタンク155とを連通するチュ
ーブである。
を作用するとともに、かかる強制排出による吸引回復処
理や予備吐出による吸引回復処理に際してキャップ15
1に受容されたインクを吸引するために用いられるポン
プである。155はこのポンプ153によって吸引され
た廃インクを貯留するための廃インクタンク、157は
ポンプ153と廃インクタンク155とを連通するチュ
ーブである。
【0096】159はプリントヘッドの吐出口形成面の
ワイピングを行うためのブレードであり、プリントヘッ
ド側に突出してヘッド移動の過程でワイピングを行うた
めの位置と、吐出口形成面に係合しない後退位置とに移
動可能に支持されている。161はモータ、163はモ
ータ161から動力の伝達を受けてポンプ153の駆動
およびキャップ151やブレード159の移動をそれぞ
れ行わせるためのカム装置である。
ワイピングを行うためのブレードであり、プリントヘッ
ド側に突出してヘッド移動の過程でワイピングを行うた
めの位置と、吐出口形成面に係合しない後退位置とに移
動可能に支持されている。161はモータ、163はモ
ータ161から動力の伝達を受けてポンプ153の駆動
およびキャップ151やブレード159の移動をそれぞ
れ行わせるためのカム装置である。
【0097】なお、上記第1および第2実施例では、イ
ンクタンクに設けられるインク供給口が、タンクハウジ
ングの所定の面の中央にあるものについて説明したが、
本発明の適用がこのような形態のインクタンクのみに適
用されるものでないことはもちろんである。
ンクタンクに設けられるインク供給口が、タンクハウジ
ングの所定の面の中央にあるものについて説明したが、
本発明の適用がこのような形態のインクタンクのみに適
用されるものでないことはもちろんである。
【0098】すなわち、インク供給口がインクタンクハ
ウジングの所定の面において偏った位置に設けられる形
態に本発明を適用した場合、発泡体とハウジングの形状
およびそのサイズの関係を適切に定めることにより、例
えば、そのインク供給口に向けて発泡体を斜め方向に圧
縮するような構成とすることもでき、また、インク吸収
体中の所望のインク経路に沿って発泡体を圧縮するよう
な構成とすることもできる。
ウジングの所定の面において偏った位置に設けられる形
態に本発明を適用した場合、発泡体とハウジングの形状
およびそのサイズの関係を適切に定めることにより、例
えば、そのインク供給口に向けて発泡体を斜め方向に圧
縮するような構成とすることもでき、また、インク吸収
体中の所望のインク経路に沿って発泡体を圧縮するよう
な構成とすることもできる。
【0099】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればインクタンク内のインク吸収体を形成する発泡
体は供給口方向に圧縮されるので、この方向に面する発
泡体ポアのサイズは変化せず、圧縮方向に垂直な方向の
ポアサイズは減少する。ここで、ポアサイズを予め大き
く形成すれば、上記圧縮方向、すなわち供給口に向かう
方向の毛管力は比較的弱く、上記垂直方向には強くする
ことができる。これにより、所定のインク保持力を有し
たまま、インク供給方向の保持力のみ減少させてインク
供給性を向上させることができる。
によればインクタンク内のインク吸収体を形成する発泡
体は供給口方向に圧縮されるので、この方向に面する発
泡体ポアのサイズは変化せず、圧縮方向に垂直な方向の
ポアサイズは減少する。ここで、ポアサイズを予め大き
く形成すれば、上記圧縮方向、すなわち供給口に向かう
方向の毛管力は比較的弱く、上記垂直方向には強くする
ことができる。これにより、所定のインク保持力を有し
たまま、インク供給方向の保持力のみ減少させてインク
供給性を向上させることができる。
【0100】また、インク吸収体がハウジング内におい
て圧縮状態で収納されることにより、吸収体とハウジン
グとが常に密接する状態とすることができ、特にインク
供給口に吸収体が密接することにより、インク供給路に
空気層等の隙間を生じない。
て圧縮状態で収納されることにより、吸収体とハウジン
グとが常に密接する状態とすることができ、特にインク
供給口に吸収体が密接することにより、インク供給路に
空気層等の隙間を生じない。
【0101】この結果、メラミン発泡体等をインク吸収
体に用いたインクタンクにおいても特に高周波吐出駆動
において良好なインク供給を行うことが可能となる。
体に用いたインクタンクにおいても特に高周波吐出駆動
において良好なインク供給を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は、本発明の原理を説明す
るための発泡体セルの模式図である。
るための発泡体セルの模式図である。
【図2】本発明の第1実施例にかかるインクタンク構造
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図3】上記第1実施例の変形例にかかるインクタンク
構造を示す分解斜視図である。
構造を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例にかかるインクタンク構造
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図5】ウレタンフォームを用いた比較例のインクタン
ク構造を示す分解斜視図である。
ク構造を示す分解斜視図である。
【図6】上記第2実施例の変形例のインクタンク構造を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図7】上記第2実施例の他の変形例にかかるインクタ
ンク構造を示す分解斜視図である。
ンク構造を示す分解斜視図である。
【図8】上記第2実施例のさらに他の変形例にかかるイ
ンクタンク構造を示す分解斜視図である。
ンクタンク構造を示す分解斜視図である。
【図9】上記第2実施例のさらに他の変形例にかかるイ
ンクタンク構造を示す分解斜視図である。
ンクタンク構造を示す分解斜視図である。
【図10】(A)および(B)は、図8に示す構造の効
果を説明する線図である。
果を説明する線図である。
【図11】本発明の各実施例のプリントヘッドを用いる
ことが可能なインクジェットプリント装置の斜視図であ
る。
ことが可能なインクジェットプリント装置の斜視図であ
る。
11,31,41,51,61 インクハウジング 12,32,42,52,62 メラミンフォーム(メ
ラミン発泡体) 13,33,43,53,63 インク供給口 14,34,44,54,64 プリントヘッド 15,35,45,55,65 ハウジング蓋 16,36,46,56,66 大気連通口 47 孔 57 スリット 67,68 リブ 120h,120v 単繊維 121h,121v 開口
ラミン発泡体) 13,33,43,53,63 インク供給口 14,34,44,54,64 プリントヘッド 15,35,45,55,65 ハウジング蓋 16,36,46,56,66 大気連通口 47 孔 57 スリット 67,68 リブ 120h,120v 単繊維 121h,121v 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 徳也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 杉谷 博志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 益田 和明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 河合 潤 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 石永 博之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 種谷 陽一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 長田 虎近 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (19)
- 【請求項1】 インクを貯留するためのインクタンクに
おいて、 当該貯留されるインクを供給するための供給口が設けら
れたハウジングと、 該ハウジング内に収納されてインクを保持するためのイ
ンク吸収体であって、三次元網状構造を有する多孔質体
でありかつアミノ基を有する化合物とホルムアルデヒド
との縮合生成物をベースとする発泡体からなるインク吸
収体と、 該インク吸収体を前記供給口に向けて圧縮する圧縮手段
と、 を具えたことを特徴とするインクタンク。 - 【請求項2】 インクを貯留するためのインクタンクに
おいて、 当該貯留されるインクを供給するための供給口が設けら
れたハウジングと、 該ハウジング内に収納されてインクを保持するためのイ
ンク吸収体であって、三次元網状構造を有する多孔質体
でありかつアミノ基を有する化合物とホルムアルデヒド
との縮合生成物をベースとする発泡体からなるインク吸
収体と、 該インク吸収体を、前記ハウジング内で少なくとも1方
向に圧縮する圧縮手段と、 を具えたことを特徴とするインクタンク。 - 【請求項3】 前記圧縮手段は、前記インクタンク吸収
体の形状の少なくとも一部の寸法が前記ハウジング内形
状の一部の寸法より大である構成であることを特徴とす
る請求項1または2に記載のインクタンク。 - 【請求項4】 前記アミノ基を有する化合物は、メラミ
ン、尿素、カルボン酸アミド、ジシアンジアミド、グア
ニジン、スルフリルアミド、スルホン酸アミド、脂肪族
アミン、ベンゾグアナミンおよびその誘導体の少なくと
も1種類であることを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれかに記載のインクタンク。 - 【請求項5】 前記インクタンクは、インクの吐出周波
数が3kHz以上のプリント動作を行うインクジェット
プリントヘッドに用いられることを特徴とする請求項1
ないし4のいずれかに記載のインクタンク。 - 【請求項6】 前記ハウジングにおける前記供給口を含
む面の実質的な縦,横の内寸法をA,Bとし、当該収納
される前記インク吸収体の前記供給口を含む前記面に平
行な面の収納前の縦,横の外寸法をa,bとするとき、 【数1】0.8≦a/A×b/B≦1.7 となる関係を有することを特徴とする請求項1ないし5
のいずれかに記載のインクタンク。 - 【請求項7】 前記インク吸収体の形状において、a/
Aおよび/またはb/Bは前記供給口側の面で最大とな
ることを特徴とする請求項6に記載のインクタンク。 - 【請求項8】 前記インク吸収体中に、前記供給口に向
けて延在する切込みスリットまたは孔を設けたことを特
徴とする請求項6または7に記載のインクタンク。 - 【請求項9】 前記インク吸収体と前記ハウジングの内
壁との相互に接触する部分に界面活性剤および滑剤を付
与したことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに
記載のインクタンク。 - 【請求項10】 ハウジング内に収納されてインクを保
持するためのインク吸収体がウレタン樹脂発泡体よりも
セル膜の少ない発泡体またはアミノ基を有する化合物と
ホルムアルデヒドとの縮合生成物をベースとする発泡体
であり、 前記インク吸収体の特性低下を補償または抑制するため
の収納発泡体変形収納機構を有することを特徴とするイ
ンクタンク。 - 【請求項11】 ハウジング内に収納されてインクを保
持するためのインク吸収体がウレタン樹脂発泡体よりも
セル膜の少ない発泡体またはアミノ基を有する化合物と
ホルムアルデヒドとの縮合生成物をベースとする発泡体
であり、 前記ハウジング内に収納されてインクを保持するための
インク吸収体の少なくとも一部に補償用前処理が施され
ていることを特徴とするインクタンク。 - 【請求項12】 前記インク吸収体の少なくともインク
供給側面または装填時の摺動面がウォータージェット加
工により形状加工されたことを特徴とする請求項10ま
たは11に記載のインクタンク。 - 【請求項13】 インクを吐出するプリントヘッドと該
プリントヘッドに供給するインクを貯留するためのイン
クタンクとを一体に具えたヘッドカートリッジにおい
て、 前記インクタンクは、 当該貯留されるインクを供給するための供給口が設けら
れたハウジングと、 該ハウジング内に収納されてインクを保持するためのイ
ンク吸収体であって、三次元網状構造を有する多孔質体
でありかつアミノ基を有する化合物とホルムアルデヒド
との縮合生成物をベースとする発泡体からなるインク吸
収体と、 該インク吸収体を前記供給口に向けて圧縮する圧縮手段
と、 を有したことを特徴とするヘッドカートリッジ。 - 【請求項14】 インクを吐出するプリントヘッドと該
プリントヘッドに供給するインクを貯留するためのイン
クタンクとを一体に具えたヘッドカートリッジにおい
て、 前記インクタンクは、 当該貯留されるインクを供給するための供給口が設けら
れたハウジングと、 該ハウジング内に収納されてインクを保持するためのイ
ンク吸収体であって、三次元網状構造を有する多孔質体
でありかつアミノ基を有する化合物とホルムアルデヒド
との縮合生成物をベースとする発泡体からなるインク吸
収体と、 該インク吸収体を前記ハウジング内で少なくとも1方向
に圧縮する圧縮手段と、 を有したことを特徴とするヘッドカートリッジ。 - 【請求項15】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
用してインクに気泡を生成し、該気泡の作用力によって
インクを吐出することを特徴とする請求項13または1
4に記載のヘッドカートリッジ。 - 【請求項16】 インクを吐出するためのプリントヘッ
ドを用い、該プリントヘッドから被プリント材にインク
を吐出してプリントを行うインクジェットプリント装置
において、 前記プリントヘッドに供給するインクを貯留するための
インクタンクであって、 当該貯留されるインクを供給するための供給口が設けら
れたハウジングと、 該ハウジング内に収納されてインクを保持するためのイ
ンク吸収体であって、三次元網状構造を有する多孔質体
でありかつアミノ基を有する化合物とホルムアルデヒド
との縮合生成物をベースとする発泡体からなるインク吸
収体と、 該インク吸収体を前記供給口に向けて圧縮する圧縮手段
と、 を有したインクタンクを具えることを特徴とするインク
ジェットプリント装置。 - 【請求項17】 インクを吐出するためのプリントヘッ
ドを用い、該プリントヘッドから被プリント材にインク
を吐出してプリントを行うインクジェットプリント装置
において、 前記プリントヘッドに供給するインクを貯留するための
インクタンクであって、 当該貯留されるインクを供給するための供給口が設けら
れたハウジングと、 該ハウジング内に収納されてインクを保持するためのイ
ンク吸収体であって、三次元網状構造を有する多孔質体
でありかつアミノ基を有する化合物とホルムアルデヒド
との縮合生成物をベースとする発泡体からなるインク吸
収体と、 該インク吸収体を、前記ハウジング内で少なくとも1方
向に圧縮する圧縮手段と、 を有したインクタンクを具えたことを特徴とするインク
ジェットプリント装置。 - 【請求項18】 前記プリントヘッドの吐出周波数が3
kHz以上で記録動作を行うことを特徴とする請求項1
6または17に記載のインクジェットプリント装置。 - 【請求項19】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
用してインクに気泡を生成し、該気泡の作用力によって
インクを吐出することを特徴とする請求項16ないし1
8のいずれかに記載のインクジェットプリント装置。
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11193793A JPH06320745A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | インクタンク、インクタンクとプリントヘッドとを一体に構成したヘッドカートリッジおよびインクジェットプリント装置 |
| DE69429024T DE69429024T2 (de) | 1993-05-13 | 1994-05-11 | Tintenbehälter, Druckkopfkassette und Tintenstrahldrucker |
| EP97121965A EP0839657B1 (en) | 1993-05-13 | 1994-05-11 | Ink tank, head cartridge and ink-jet printing apparatus |
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP11193793A JPH06320745A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | インクタンク、インクタンクとプリントヘッドとを一体に構成したヘッドカートリッジおよびインクジェットプリント装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06320745A true JPH06320745A (ja) | 1994-11-22 |
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ID=14573880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11193793A Pending JPH06320745A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | インクタンク、インクタンクとプリントヘッドとを一体に構成したヘッドカートリッジおよびインクジェットプリント装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06320745A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0755794A3 (en) * | 1995-07-24 | 1997-02-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink tank structure |
| JP2014094557A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-22 | Brother Ind Ltd | 画像記録装置 |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP11193793A patent/JPH06320745A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0755794A3 (en) * | 1995-07-24 | 1997-02-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink tank structure |
| US6350027B1 (en) | 1995-07-24 | 2002-02-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink tank structure |
| JP2014094557A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-22 | Brother Ind Ltd | 画像記録装置 |
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