JPH06320929A - サスペンション制御装置 - Google Patents

サスペンション制御装置

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JPH06320929A
JPH06320929A JP14001593A JP14001593A JPH06320929A JP H06320929 A JPH06320929 A JP H06320929A JP 14001593 A JP14001593 A JP 14001593A JP 14001593 A JP14001593 A JP 14001593A JP H06320929 A JPH06320929 A JP H06320929A
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JP
Japan
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speed
sprung
relative speed
road surface
circuit
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Application number
JP14001593A
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English (en)
Inventor
Shigetaka Isotani
成孝 磯谷
Naoki Yamada
直樹 山田
Satoshi Onozawa
智 小野沢
Kunihiro Kawahara
邦裕 川原
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 路面の状態、車速その他の走行状態の変化に
伴い減衰力の最適制御を可能とし、制御上の問題点を解
決する。 【構成】 バネ上部材の上下方向の加速度Z1〜Z3を
検出する加速度センサ10A〜10Cを有し、バネ上速
度を計測するバネ上速度計測手段1と、バネ上部材の上
下方向の変位量Y1〜Y4を検出する変位センサ20A
〜20Dを有し、バネ上−バネ下間の相対速度を計測す
る相対速度計測手段2と、バネ上速度および相対速度を
モード変換した後再びモード逆変換し、走行している路
面の状態を判別して、判別された路面状態に応じて逆変
換されたバネ上速度および相対速度の不感帯幅を制御し
て速度比を求めコントロール信号を出力するコントロー
ラ3と、コントロール信号に基づきサスペンション機構
のアブソーバ50のシリンダピストン装置51に連絡し
た可変絞り機構53の開口面積を制御するアクチュエー
タ4とから成るサスペンション制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、路面状態、車速もしく
はその他の走行状態の少なくともいずれか1つに応じ
て、相対速度またはバネ上速度の不感帯幅を制御し、バ
ネ上速度と相対速度との比である速度比に基づくコント
ロール信号により減衰力を制御するサスペンション制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサスペンション制御装置(特開平
3−276806)は、各輪のバネ上部材の速度dZ1
/dt〜dZ4/dtをバネ下部材のバネ上部材に対す
る相対的変位速度dY1/dt〜dY4/dtで除算を
行うので、上記変位速度dY1/dt〜dY4/dtが
「0」の場合もあり得るため、CPUがROMに記憶さ
れた図13に示すテーブルに従って上記変位速度dY1
/dt〜dY4/dtを補正するものであった。すなわ
ち、速度比のハンチングを防ぐために上記変位速度dY
1/dt〜dY4/dtの絶対値が所定値より小さい場
合には、不感帯幅を一律に一定値ε、−εとするもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のサスペンシ
ョン制御装置は、一定の不感帯幅で制御するものである
ため、その不感帯幅を例えば良路に設定すると悪路で不
要な制御が行われ、逆に不感帯幅を悪路に設定すると良
路で必要な制御が行われないとか、車速に伴う問題が有
った。
【0004】そこで本発明者らは、路面の状態、車速、
その他の走行状態に応じて相対速度またはバネ上速度の
不感帯幅を最適に制御するという本発明の技術的思想に
着眼し、更に研究開発を重ねた結果、路面の状態、車
速、その他の走行状態の変化に伴う制御上の問題点を解
決するという目的を達成する本発明に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のサスペンション制御装置は、車輪支持部
材と車体との間に設けられ、駆動機構による駆動量に応
じて減衰力を制御するサスペンション制御装置におい
て、バネ上速度を計測するバネ上速度計測手段と、バネ
上−バネ下間の相対速度を計測する相対速度計測手段
と、路面状態、車速もしくはその他の走行状態の少なく
ともいずれか1つに応じて相対速度計測手段が出力する
相対速度の不感帯幅を制御し、バネ上速度と不感帯幅が
制御された相対速度との比である速度比に基づきコント
ロール信号を出力するコントローラとから成るものであ
る。
【0006】本発明(請求項2に記載の第2発明)のサ
スペンション制御装置は、車輪支持部材と車体との間に
設けられ、駆動機構による駆動量に応じて減衰力を制御
するサスペンション制御装置において、バネ上速度を計
測するバネ上速度計測手段と、バネ上−バネ下間の相対
速度を計測する相対速度計測手段と、路面状態、車速も
しくはその他の走行状態の少なくともいずれか1つに応
じてバネ上速度計測手段が出力するバネ上速度の不感帯
幅を制御し、不感帯幅が制御されたバネ上速度と相対速
度との比である速度比に基づきコントロール信号を出力
するコントローラとから成るものである。なお、相対速
度については、不感帯内においては正または負の一定値
をとる不感帯を設けるか、零の値をとり得ないように設
定されている。
【0007】
【作用】上記構成より成る第1発明のサスペンション制
御装置は、路面状態車速もしくはその他の走行状態の少
なくともいずれか1つに応じて、相対速度計測手段が出
力する相対速度の不感帯幅を制御し、バネ上速度を不感
帯幅が制御された相対速度との比である速度比に基づき
コントローラがコントロール信号を出力し、このコント
ロール信号に基づき減衰力を制御するものである。
【0008】上記構成より成る第2発明のサスペンショ
ン制御装置は、路面状態車速もしくはその他の走行状態
の少なくともいずれか1つに応じて、バネ上速度計測手
段が出力するバネ上速度の不感帯幅を制御し、不感帯幅
が制御されたバネ上速度を相対速度との比である速度比
に基づきコントローラがコントロール信号を出力し、こ
のコントロール信号に基づき減衰力を制御するものであ
る。
【0009】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明のサスペンシ
ョン制御装置は、路面状態、車速もしくはその他の走行
状態の少なくともいずれか1つに応じて相対速度の不感
帯幅を制御するので、路面の状態、車速その他の走行状
態の変化に伴い減衰力の最適制御を可能とし、制御上の
問題点を解決するという効果を奏する。
【0010】上記作用を奏する第2発明のサスペンショ
ン制御装置は、路面状態、車速もしくはその他の走行状
態の少なくともいずれか1つに応じてバネ上速度の不感
帯幅を制御するので、路面の状態、車速その他の走行状
態の変化に伴い減衰力の最適制御を可能とし、制御上の
問題点を解決するという効果を奏する。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。
【0012】(第1実施例)第1実施例のサスペンショ
ン制御装置は、特開平3−276806に示されるよう
なスカイフック制御を行うもので、図1ないし図8に示
すようにバネ上部材の上下方向の加速度Z1〜Z3を検
出する加速度センサ10A〜10Cを有し、バネ上速度
を計測するバネ上速度計測手段1と、バネ上部材の上下
方向の変位量Y1〜Y4を検出する変位センサ20A〜
20Dを有し、バネ上−バネ下間の相対速度を計測する
相対速度計測手段2と、バネ上速度および相対速度をモ
ード変換した後再び逆変換し、走行している路面の状態
を判別して、判別された路面状態に応じて逆変換された
バネ上速度および相対速度の不感帯幅を制御して速度比
を求めコントロール信号を出力するコントローラ3と、
コントロール信号に基づきサスペンション機構のアブソ
ーバ50のシリンダピストン装置51とアキュームレー
タ52間に配設された可変絞り機構53の開口面積を制
御するアクチュエータ4とから成る。
【0013】バネ上速度計測手段1は、図2に示すよう
な位置関係で左右前輪と左後輪のバネ上部材(図示せ
ず)に配設した加速度センサ10A、10B、10C
と、各加速度センサが検出した加速度信号のうち20H
Z 以下の周波数成分のみ出力するローパスフィルタ11
と、ローパスフィルタ11が出力した加速度信号を積分
してバネ上速度を出力する積分器12とから成る。
【0014】各加速度センサ10A、10B、10C
は、図4に示す様に一端を固着した片持梁構造の振動片
10Eの他端に重錘10Wを固着し、振動片10Eの一
端に近い部分に貼着した歪ゲージ10Gにより作用して
いる加速度に応じた重錘10Wの動きに伴う歪を電気的
信号として出力するものである。左右前輪のセンサ10
A、10Bおよび左後輪の加速度信号から右後輪の加速
度を推定して、加速度センサを1個省略する構成より成
る。
【0015】相対速度計測手段2は、図2に示すような
位置関係で各輪のバネ上部材とバネ上部材との間に介挿
されたポテンショメータにより構成された変位センサ2
0A〜20Dと、各変位センサが検出した変位信号のう
ち20HZ 以下の周波数成分のみ出力するローパスフィ
ルタ21と、ローパスフィルタ21が出力した変位信号
の一定時間毎の差分を出力することにより、微分して相
対速度を出力する微分器22とから成る。
【0016】各変位センサ20A〜20Dは、図5に模
式的に示すように、第1の部材2Fの上端2Uをバネ上
部材に固着し、第2の部材2Sの下端2Dをバネ上部材
に固着し、第1の部材2F内に配設されたロータリ型の
ポテンショメータで構成され、バネ上部材とバネ上部材
との間の間隔が変位すると、第1および第2の部材2
F、2Sの角度関係が変化し、ポテンショメータの接点
の位置が変化して、相対変位を電圧信号として出力する
ものである。
【0017】コントローラ3は、図1に示すようにバネ
上速度をモード変換した後モード逆変換を行う第1のモ
ード変換回路31と、相対速度をモード変換した後モー
ド逆変換を行う第2のモード変換回路32と、第1のモ
ード変換回路31から出力されるモード逆変換されたバ
ネ上速度に不感帯を設定する第1の不感帯設定回路33
と、第2のモード変換回路32から出力されるモード逆
変換された相対速度に不感帯を設定する第2の不感帯設
定回路34と、第2のモード変換回路32からの信号に
基づき走行している路面の状態を判別して第1および第
2の不感帯設定回路の不感帯幅を制御する信号を出力す
る路面状態判別回路35と、不感帯の幅が路面の状態に
応じてそれぞれ制御されたバネ上速度と相対速度との比
を演算し、目標減衰力を演算する速度比回路36と、路
面状態判別回路35の出力に基づき路面状態に応じて目
標減衰力を決定するスカイフックゲインを調整するゲイ
ン回路37と、車速センサ5からの車速信号に応じて段
階的な目標減衰力を出力する車速回路38と、ゲイン回
路37から出力されたスカイフックゲインを調整された
速度比に基づく目標減衰力と車速回路38から出力され
る目標減衰力と大きい方の目標減衰力を出力する最大値
回路39とから成るものである。
【0018】第1のモード変換回路31は、モード変換
回路31Aによりバネ上速度をヒーブ、ピッチ、ロー
ル、ワープの各モード成分にモード変換し、重み付け回
路31Bにより各モードに適切な重み付けKH 、K P
R 、KW を付加した後、モード逆変換回路31Cによ
りそれぞれ重み付けされたヒーブ、ピッチ、ロール、ワ
ープの各モード成分を逆変換して重み付けされたバネ上
速度を出力するものである。
【0019】第2のモード変換回路32は、モード変換
回路32Aにより相対速度をヒーブ、ピッチ、ロール、
ワープの各モード成分にモード変換し、第1のモード変
換回路と同様に各モード成分に適切な重み付けKH 、K
P、KR 、KW をした後、モード逆変換回路32Cによ
りそれぞれ重み付けされたヒーブ、ピッチ、ロール、ワ
ープの各モード成分を逆変換して重み付けされた相対速
度を出力するものである。
【0020】路面状態判別回路35は、第2のモード変
換回路32のモード変換回路32Aが出力する相対速度
のヒーブのモード成分の出力のうち3HZ 以下の低周波
数成分を出力するローパスフィルタ35Aと、前記モー
ド変換回路32Aが出力する相対速度のワープのモード
成分のうち3HZ 以上の高周波数成分を出力するハイパ
スフィルタ35Bと、低周波および高周波成分がともに
しきい値を越えないときは良路、低周波成分のみがしき
い値を越えるときはうねり路、高周波成分のみがしきい
値を越えるときは悪路、低周波および高周波成分がとも
にしきい値を越えるときは複合路と、それぞれ判定し、
不感帯幅を制御する信号およびスカイフックゲイン信号
を出力する判定回路35Cとから成るものである。
【0021】第1の不感帯設定回路33は、第1のモー
ド変換回路31が出力する重み付けされたバネ上速度
に、路面状態判別回路35の判定回路35Cからの制御
信号に基づき図6中破線矢印で示すように制御された幅
の不感帯内は零の値をとる不感帯を設定するものであ
る。
【0022】第2の不感帯設定回路34は、第2のモー
ド変換回路が出力する重み付けされた相対速度に、路面
状態判別回路35の判定回路35Cからの制御信号に基
づき図7中破線で示すように制御された幅の不感帯内は
正または負の一定値をとる不感帯を設定するものであ
る。
【0023】速度比回路36は、上記第1および第2不
感帯設定回路により路面の状態に応じて制御された幅の
不感帯が設定されたバネ上速度をバネ上速度と相対速度
との差で除算して速度比を求めて目標減衰力を演算す
る。
【0024】ゲイン回路37は、速度比回路36が出力
する速度比に基づく目標減衰力に対して、路面状態判別
回路35が出力するスカイフックゲイン信号を乗算して
ゲインを調整するものである。
【0025】最大値回路39は、スカイフックゲインが
乗算された目標減衰力と、車速信号の大きさに基づき車
速回路38が出力する段階的な目標減衰力とを比較し、
例えば大きい方のスカイフックゲインが乗算された目標
減衰力をコントロール信号として出力するものである。
【0026】アクチュエータ4は、コントローラ3の最
大値回路39からのコントロール信号を増幅する駆動回
路41と、駆動回路41からの駆動信号により減衰力を
決定する可変絞り機構53の開口面積を制御する駆動部
42とから成る。
【0027】駆動部42は、図8に示す様に各輪用のサ
スペンション機構のアブソーバ50A〜50Dのシリン
ダピストン装置51とアキュームレータ52との間に配
置され、ケース本体内に配置された可変絞り機構53の
弁部材53Vと一体的に形成され、弁部材53Vを回転
させることにより、内筒53Iに円周方向に対向間隔が
変化するように形成されたオリフィス53Oとの位置関
係を変化させることによって、開口面積を制御する構成
より成る。
【0028】上記構成より成る第1実施例のサスペンシ
ョン制御装置は、図1に示すように加速度センサ10
A、10B、10Cによりバネ上加速度を検出し、変位
センサ20A〜20Dにより車高を検出し、バネ上速度
計測手段によりバネ上加速度を積分してバネ上速度を計
測し、相対速度計測手段により車高を微分して相対速度
を計測し、第1および第2のモード変換回路31、32
によりヒーブ、ピッチ、ロール、ワープの各モード成分
にモード変換してそれぞれ重み付けした後モード逆変換
して重み付けられたバネ上速度および相対速度に変換
し、路面状態判別回路35により路面の状態が悪路、良
路、複合路、うねり路のいずれかを判別して不感帯幅制
御信号およびスカイフックゲイン信号を出力し、第1お
よび第2の不感帯設定回路33、34により前記不感帯
幅制御信号に基づく幅を有する不感帯をバネ上速度およ
び相対速度に設定し、速度比回路36により路面の状態
に応じた幅の不感帯が設定されたバネ上速度をバネ上速
度と相対速度との差により除算して速度比を演算して目
標減衰力を求めるものである。
【0029】本第1実施例装置は、さらにゲイン回路3
7により路面の状態に応じたスカイフックゲインが目標
減衰力に乗算され、最大値回路39により車速回路38
が出力する段階的な目標減衰力と比較され大きい方の目
標減衰力がコントロール信号として出力され、アクチュ
エータ4の駆動回路41によりこのコントロール信号が
増幅されて駆動信号が出力され、この駆動信号により駆
動部が可変絞り機構53の弁部材53Vを回転させて開
口面積を制御して、アブソーバ50の目標減衰力を実現
するものである。
【0030】上記作用を奏する第1実施例のサスペンシ
ョン制御装置は、路面の状態に応じてバネ上速度および
相対速度の不感帯の幅を制御する、すなわち良路におい
ては不感帯の幅を狭め、悪路においては不感帯の幅を広
げるので、従来装置の様に悪路において不要な制御が行
われ、良路において必要な制御が行われない等の問題を
解消するという効果を奏する。
【0031】また第1実施例装置は、バネ上速度におい
ては不感帯内の値を零とし、相対速度においては不感帯
内の値を正または負の一定値としたので、速度比が無限
大になることが無く、チャタリングを防止するという効
果を奏する。
【0032】さらに第1実施例装置は、速度比回路36
により決定された目標減衰力を決定する信号に路面状態
の判別結果に基づきゲイン回路37によりスカイフック
ゲインを乗算して路面状態に応じた減衰力の設定を可能
にするとともに、車速によって決定される目標減衰力と
の比較を行い最大値を採用するので、速度比による目標
減衰力の設定より優先して車速による目標減衰力の設定
を可能にすることが出来るという効果を奏する。
【0033】(第2実施例)第2実施例のサスペンショ
ン制御装置は、図9および図10に示すように、車速に
応じてバネ上速度および相対速度の不感帯の幅を制御す
る点のみが第1実施例と相違するもので、低速において
は不感帯の幅を広げ高速においては不感帯の幅を狭める
ことが出来、低速における不要な制御を防止し、高速に
おける必要な制御を可能にするという効果を奏する。
【0034】(第3実施例)第3実施例のサスペンショ
ン制御装置は、図11および図12に示すように路面状
態および車速の両者に応じてバネ上速度および相対速度
の不感帯の幅を制御する点のみが上述の実施例と相違す
るもので、路面状態もしくは車速のいずれか一方が制御
信号を出力したら不感帯の幅を制御することを可能にす
るとともに、路面状態および車速の両方が制御信号を出
力したら、その両方の制御信号に対応した大きな不感帯
の幅に制御することを可能にするという作用効果を奏す
る。
【0035】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0036】上述の第1実施例は、一例として説明した
もので、路面状態に基づきスカイフックゲインを乗算す
ることや、最大値回路において車速に基づく段階的な目
標減衰力と車速比較することは、本発明としては省略す
ることが可能である。
【0037】また本発明は、上述の第1実施例に対して
車両に作用する横Gもしくは舵角に基づく目標減衰力を
演算する手段を付加し、最大値回路においてこの横Gも
しくは舵角に基づく目標減衰力が最大の場合は、これに
よりコントロール信号を決定することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例装置を示すブロック図であ
る。
【図2】第1実施例装置の車両における配設態様を示す
斜視図である。
【図3】第1実施例装置の主要制御フローを示すチャー
ト図である。
【図4】第1実施例装置の加速度センサを示す断面図で
ある。
【図5】第1実施例装置の変位センサを横式的に示す横
式図である。
【図6】バネ上速度の不感帯を示す線図である。
【図7】相対速度の不感帯を示す線図である。
【図8】第1実施例装置のアクチュエータを示す断面図
である。
【図9】第2実施例装置を示すブロック図である。
【図10】第2実施例装置の主要制御フローを示すチャ
ート図である。
【図11】第3実施例装置を示すブロック図である。
【図12】第3実施例装置の主要制御フローを示すチャ
ート図である。
【図13】従来装置の不感帯を示す線図である。
【符号の説明】
1 バネ上速度計測手段 2 相対速度計測手段 3 コントローラ 4 アクチュエータ 10A、10B、10C 加速度センサ 11、21 ローパスフィルタ 12 積分器 20A、20B、20C、20D 変位センサ 22 微分器 31 第1のモード変換回路 32 第2のモード変換回路 33 第1の不感帯の設定回路 34 第2の不感帯の設定回路 35 路面状態判別回路 36 速度比回路 37 ゲイン回路 38 車速回路 39 最大値回路 41 駆動回路 42 駆動部 50A、50B、50C、50D アブソーバ 51 シリンダピストン装置 52 アキュームレータ 53 可変絞り機構 53I 内筒 53O オリフィス 53V 弁部材
フロントページの続き (72)発明者 小野沢 智 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 川原 邦裕 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪支持部材と車体との間に設けられ、
    駆動機構による駆動量に応じて減衰力を制御するサスペ
    ンション制御装置において、 バネ上速度を計測するバネ上速度計測手段と、 バネ上−バネ下間の相対速度を計測する相対速度計測手
    段と、 路面状態、車速もしくはその他の走行状態の少なくとも
    いずれか1つに応じて相対速度計測手段が出力する相対
    速度の不感帯幅を制御し、バネ上速度と不感帯幅が制御
    された相対速度との比である速度比に基づきコントロー
    ル信号を出力するコントローラとから成ることを特徴と
    するサスペンション制御装置。
  2. 【請求項2】 車輪支持部材と車体との間に設けられ、
    駆動機構による駆動量に応じて減衰力を制御するサスペ
    ンション制御装置において、 バネ上速度を計測するバネ上速度計測手段と、 バネ上−バネ下間の相対速度を計測する相対速度計測手
    段と、 路面状態、車速もしくはその他の走行状態の少なくとも
    いずれか1つに応じてバネ上速度計測手段が出力するバ
    ネ上速度の不感帯幅を制御し、不感帯幅が制御されたバ
    ネ上速度と相対速度との比である速度比に基づきコント
    ロール信号を出力するコントローラとから成ることを特
    徴とするサスペンション制御装置。
JP14001593A 1993-05-18 1993-05-18 サスペンション制御装置 Pending JPH06320929A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006273223A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Honda Motor Co Ltd 可変減衰力ダンパーの制御装置
JP2011116179A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Honda Motor Co Ltd 減衰力可変ダンパの制御装置
CN115139724A (zh) * 2022-08-02 2022-10-04 河南科技大学 一种使用道路预览信息的电动拖拉机悬架控制方法

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