JPH06321319A - 物品の搬送方法及びその装置 - Google Patents

物品の搬送方法及びその装置

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JPH06321319A
JPH06321319A JP13397893A JP13397893A JPH06321319A JP H06321319 A JPH06321319 A JP H06321319A JP 13397893 A JP13397893 A JP 13397893A JP 13397893 A JP13397893 A JP 13397893A JP H06321319 A JPH06321319 A JP H06321319A
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conveying
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Manabu Kobuki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の搬送コンベアに合流された物品を狭い
スペースで更に合流できるようにする。 【構成】 複数列複数段の間口を有する棚(F)と、上
記間口に沿って段毎に配設された複数の搬送コンベア
(2)と、複数の搬送コンベア(2)の下流部に配設さ
れ物品(G)を一定ピッチで上下方向に搬送する上下搬
送装置(4)とを備え、それぞれの搬送コンベア(2)
を搬送された物品(G)が上下搬送装置(4)に合流さ
れる位置に応じて搬送コンベア(2)毎にその上記間口
から物品(G)を合流するタイミングに位相差(γ)を
設定し、上記間口からそれぞれの搬送コンベア(2)に
物品(G)を合流するタイミングに位相差(γ)を加算
して、それぞれの搬送コンベア(2)に複数の上記間口
から物品(G)を一定のピッチで合流する物品の搬送方
法及びその装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の物品を一定のピ
ッチで所望の順序に合流できるようにした物品の搬送方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品の搬送方法及びその装置に関する従
来の技術としては、特公昭51−32035号公報に記
載のもの等が知られている。
【0003】上記公報に記載されている従来の技術につ
いて説明すると、特公昭51−32035号公報には、
一定の間隔をもって縦割ブロックに分割された複数段の
保管ラックに荷を保管し、該荷の搬送時ブロック内で荷
が上下に重ならないよう各ブロック毎に一個の荷を保管
ラックの各段前側に設けた搬送コンベヤ上に順次載せ、
次いで該搬送コンベヤ上より、該搬送コンベヤの輸送速
度に該搬送コンベヤの輸送方向の速度成分を等しくさせ
た速度を持つ合流コンベヤ上に移送し、該合流コンベヤ
により荷を連続的に搬出するコンベヤシステムにおける
荷物輸送方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術は以下のような課題を有していた。
【0005】即ち、特公昭51−32035号公報に記
載されているコンベヤシステムにおける荷物輸送方法
は、グラビティコンベヤ(支流ライン或いは棚)からそ
れぞれの搬出コンベヤ(本流ライン或いは搬送コンベ
ア)に荷(物品)を合流するタイミングに位相差が考慮
されてないため、複数の搬出コンベヤに合流された荷を
更に合流するための装置を自由に選定できず、各段の搬
出コンベヤの一端を下方に傾斜する一本の合流コンベヤ
の側部に一致させる必要があり、合流のために広いスペ
ースが必要とされる。
【0006】従って、本発明の目的は、複数の本流ライ
ン或いは搬送コンベアに合流された物品を狭いスペース
で更に合流できるようにした物品の搬送方法及びその装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の支流ラ
インと複数の本流ラインとを備え、それぞれの本流ライ
ンに複数の支流ラインから物品が一定のピッチで合流さ
れ、且つ複数の本流ラインに合流された上記物品が更に
合流される物品の搬送方法において、それぞれの本流ラ
インを搬送された物品が更に合流される位置に応じて本
流ライン毎にその支流ラインから物品を合流するタイミ
ングに位相差を設定し、支流ラインからそれぞれの本流
ラインに物品を合流するタイミングに上記位相差を加算
してなることを特徴とする物品の搬送方法を提供するこ
とによって上記の目的を達成したものである。
【0008】また、複数列複数段の間口を有する棚と、
上記間口に沿って段毎に配設された複数の搬送コンベア
と、該複数の搬送コンベアの下流部に配設され物品を一
定のピッチで上下方向に搬送する上下搬送装置とを備え
ることを特徴とする物品の搬送装置を提供することによ
って上記の目的を達成したものである。
【0009】尚、上下搬送装置が、串状の物品載置部を
有する物品搬送具と、無端回動体とを備え、該無端回動
体によって上記物品搬送具を連続的に回動するようにな
してあることが好ましい。
【0010】
【作用】本発明の物品の搬送方法及びその装置は、複数
の本流ライン或いは搬送コンベアに合流された所望の物
品を狭いスペースで更に所望の順序に合流することがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、先ず本発明の物品の搬送方法の実施に
好適な本発明の物品の搬送装置の実施例について説明す
る。
【0012】図1は本発明の物品の搬送装置の一実施例
を部分的に示す斜視図、図2は本発明の物品の搬送装置
の一実施例を部分的に示す要部立面図、図3は図1に示
すグラビティローラコンベア(支流ライン)の下流端部
を拡大して示す側面図、図4は図3の平面図で、これら
の図面において、(1)は先端側を低く傾斜させたグラ
ビティローラコンベアで、本流ラインとしての搬送コン
ベア(2)に沿った方向に複数列(5列)、上下方向に
複数段(2段)配設されており、これらのグラビティロ
ーラコンベア(1)によって複数列複数段の間口を有す
る(流動)棚(F)が構成されている。また、搬送コン
ベア(2)は上記間口に沿って段毎に配設された駆動ロ
ーラコンベアで、上下方向に2段設けられている。ま
た、それぞれのグラビティローラコンベア(1)の下流
端部には、物品取り出し装置(3)が設けられている。
また、(4)は2段の搬送コンベア(2)の下流部に配
設され物品(G)を一定のピッチで上下方向に搬送する
上下搬送装置であり、串(フォーク)状の物品載置部
(411)を有する物品搬送具(41)と、無端回動体
(42)とを備え、無端回動体(42)によって物品搬
送具(41)を連続的に回動するようになしてある。
【0013】上記実施例における各部について説明する
と、グラビティローラコンベア(1)は、複数個のロー
ラ(11)を備える一対のレールフレーム(12)を傾
斜状に配設したもので、グラビティローラコンベア
(1)上に供給された物品(G)はローラ(11)上を
その自重により自走して収納された後、物品取り出し装
置(3)により搬送コンベア(2)に取り出される。
尚、(1a)、(1b)、(1c)、(1d)、(1
e)は下段側に配設されたグラビティローラコンベア、
(1f)、(1g)、(1h)、(1i)、(1j)は
上段側に配設されたグラビティローラコンベアである。
【0014】また、搬送コンベア(2)は、並設された
グラビティローラコンベア(1)の下流端部に設けられ
た物品取り出し装置(3)を繋ぐように配設された搬送
速度が25m/分(416.7mm/秒)の駆動ローラ
コンベアで、グラビティローラコンベア(1)と略直交
するように上下方向に複数段(2段)設けられており、
ローラ(21)と図外のラインシャフト(22)との間
に8の字状に掛張した図外の輪ゴムによって、ラインシ
ャフト(22)の回転をローラ(21)に伝達するよう
に構成されている。また、それぞれの搬送コンベア
(2)のラインシャフト(22)は互いにチェーンで連
結され同一のモータによって駆動されるようになってい
る。尚、何れかのラインシャフト(22)には図外のパ
ルスエンコーダーが取り付けられている。
【0015】また、物品取り出し装置(3)は、軸(3
3)、(34)を支点としてエアーシリンダ(35)及
びレバー(36)によって上下に揺動される複数個のロ
ーラ(31)を備える一対のレールフレーム(32)
と、傾斜方向に自走してくる物品(G)を係止するスト
ッパ(37)とを備えており、エアーシリンダ(35)
が下降端にあるとき、レールフレーム(32)の傾斜が
レールフレーム(12)の傾斜と略一致していると共
に、ストッパ(37)の上端がローラ(31)の上面よ
り突出するように構成されている。而して、物品取り出
し指令があると、エアーシリンダ(35)を作動するこ
とによって、ストッパ(37)の上端をローラ(31)
の上面より下降すると共に、レールフレーム(32)の
傾斜をレールフレーム(12)の傾斜より大きくし、ス
トッパ(37)で係止された先端の物品(G)を取り出
す。そのとき、レールフレーム(32)の後端はレール
フレーム(12)のローラ(11)面より高くなってい
るので、後続の物品(G)はレールフレーム(32)の
後端で係止され、グラビティローラコンベア(1)上に
収納された物品(G)を搬送コンベア(2)に1個だけ
取り出すことができ、取り出された物品(G)はホイー
ルレール(38)によって搬送コンベア(2)に合流さ
れる。
【0016】また、2段の搬送コンベア(2)の下流部
に配設された上下搬送装置(4)は、串(フォーク)状
の物品載置部(411)とガイドローラ(412)を有
する物品搬送具(41)と、4個のスプロケットホイー
ル(43)によって略長方形に張架された無端チェーン
(回動体)(42)と、無端チェーン(42)の回動軌
跡に沿って配設された第1ガイドフレーム(44)と、
無端チェーン(42)の回動軌跡と略同形状で上下及び
左右方向にずらして配設された第2ガイドフレーム(4
5)と、物品搬送具(41)を一定の姿勢に保つための
補助ガイドフレーム(46)等を備え、4個(図2にお
いては2個のみ図示されている)の物品搬送具(41)
を速度が30m/分の無端チェーン(42)に一定(1
830mm)の間隔で回転自在に取り付けて、第1ガイ
ドフレーム(44)と第2ガイドフレーム(45)と補
助ガイドフレーム(46)とによって一定姿勢(略水
平)に保たれた物品搬送具(41)を上下方向に連続的
に回動するようになしてある。
【0017】また、(5)は、上段の搬送コンベア
(2)の下流端部に配設され物品(G)を上下搬送装置
(4)に受け渡すための受渡しコンベアで、7本の無端
チェーンでフォーク状に構成された固定串形コンベア
(51)と、6本の無端チェーンと図外のスライド用エ
アーシリンダとでフォーク状に構成された移動串形コン
ベア(52)とからなり、移動串形コンベア(52)の
6本の無端チェーンがスライド用エアーシリンダによっ
て固定串形コンベア(51)の7本の無端チェーン或い
は物品載置部(411)の7本の串(フォーク)の隙間
部分を物品(G)の搬送方向に沿って移動するようにな
してあり、移動串形コンベア(52)と物品載置部(4
11)とが交叉可能に構成されている。尚、移動串形コ
ンベア(52)の先端部にはストッパ(521)が備え
られている。
【0018】また、(6)は、下段の搬送コンベア
(2)の下流端部に配設され物品(G)を上下搬送装置
(4)に受け渡すための受渡しコンベアで、6本の無端
チェーンでフォーク状に構成された固定串形コンベア
(61)からなり、固定串形コンベア(61)の6本の
無端チェーンが物品載置部(411)の7本の串(フォ
ーク)の隙間部分に配設され、固定串形コンベア(6
1)と物品載置部(411)とが交叉可能に構成されて
いる。尚、固定串形コンベア(61)の先端部にはスト
ッパ(611)が備えられている。
【0019】また、(7)は、物品(G)を上下搬送装
置(4)から取り出すための取り出しコンベアで、6本
の無端チェーンでフォーク状に構成された固定串形コン
ベア(71)とその下流に配設された駆動ローラコンベ
ア(72)とからなり、固定串形コンベア(71)の6
本の無端チェーンが物品載置部(411)の7本の串
(フォーク)の隙間部分に配設され、固定串形コンベア
(71)と物品載置部(411)とが交叉可能に構成さ
れている。
【0020】また、図外の合流制御装置が備えられてお
り、搬送コンベア(2)に一定長さ(ピッチ)の仮想空
間(β)を設定し、設定された仮想空間(β)がその仮
想空間(β)に合流されるべき物品(G)を収納したグ
ラビティローラコンベア(1)に対向する位置に到達し
たときに、物品取り出し装置(3)によって合流される
べき物品(G)が取り出されるように制御されている。
【0021】次に、上述の本発明の物品の搬送装置を用
いた本発明の物品の搬送方法の一実施例について説明す
る。
【0022】(1a)、(1b)、(1c)、(1
d)、(1e)は下段側に配設されたグラビティローラ
コンベア、(1f)、(1g)、(1h)、(1i)、
(1j)は上段側に配設されたグラビティローラコンベ
アであり、下段側と上段側の搬送コンベア(2)に沿っ
てそれぞれの段に並設された5列のグラビティローラコ
ンベア(1)の配設間隔を700mmとした場合には、
下流端から5個目の最上流のグラビティローラコンベア
(1e)、(1j)との距離、即ちオフセット値(α)
は、グラビティローラコンベア(1e)、(1j)に隣
接するグラビティローラコンベア(1d)、(1i)が
700mm、グラビティローラコンベア(1d)、(1
i)に隣接するグラビティローラコンベア(1c)、
(1h)が1400mm、グラビティローラコンベア
(1c)、(1h)に隣接するグラビティローラコンベ
ア(1b)、(1g)が2100mm、グラビティロー
ラコンベア(1b)、(1g)に隣接するグラビティロ
ーラコンベア(1a)、(1f)が2800mmであ
る。
【0023】また、グラビティローラコンベア(1)に
は長さ寸法、即ち搬送コンベア(2)方向の寸法が最大
600mmまでの種々の大きさの物品(G)が、例えば
グラビティローラコンベア(1a)には物品(Ga)
が、グラビティローラコンベア(1b)には物品(G
b)が、同様にしてグラビティローラコンベア(1j)
には物品(Gj)が、それぞれ複数個ずつ収納されてい
る(図5においては物品(G)を同一の大きさで図示し
てある)。
【0024】而して、取り出しコンベア(7)に、例え
ば、10個の物品(G)が次の順序、即ち物品(G
a)、(Gg)、(Gj)、(Gj)、(Gd)、(G
i)、(Gi)、(Gh)、(Gj)、(Gd)で取り
出されるように荷揃え指令があると、それぞれの搬送コ
ンベア(2)上を搬送された物品(G)が上下搬送装置
(4)に合流されるタイミング(位置)に応じて搬送コ
ンベア(2)毎にそのグラビティローラコンベア(1)
から物品(G)を合流するタイミングに位相差(γ)を
[下段側の搬送コンベア(2)を基準として、上段側の
搬送コンベア(2)の位相差(γ)を「受渡しコンベア
(5)と受渡しコンベア(6)の段方向の間隔(700
mm)÷無端チェーン(42)の速度(30m/分)=
1.4秒」と]設定し、グラビティローラコンベア
(1)からそれぞれの搬送コンベア(2)に物品(G)
を合流するタイミングに位相差(γ)を加算[下段側の
搬送コンベア(2)に物品(G)を合流するタイミング
に0秒を、上段側の搬送コンベア(2)に物品(G)を
合流するタイミングに1.4秒を加算]して、それぞれ
の搬送コンベア(2)にグラビティローラコンベア
(1)から物品(G)を一定のピッチ[物品搬送具(4
1)の無端チェーン(42)への取り付け間隔(183
0mm)÷無端チェーン(42)の速度(30m/分)
=3.66秒]で合流し、更にそれぞれの搬送コンベア
(2)に合流された物品(G)を上下搬送装置(4)で
合流するように演算及び制御が行われ、所望の物品
(G)が所望の順序で合流される。
【0025】即ち、取り出しコンベア(7)に最初に取
り出される物品(Ga)はグラビティローラコンベア
(1a)から取り出されるが、グラビティローラコンベ
ア(1a)はそのオフセット値(α)が2800mmの
最下流に位置しているので、荷揃え開始から、オフセッ
ト値(α)分遅らせて物品(Ga)が取り出される。即
ち、荷揃え開始から2800(mm)/416.7(m
m/秒)=6.72秒後にグラビティローラコンベア
(1a)から物品(Ga)を下段側の搬送コンベア
(2)に取り出すように物品取り出し指令がグラビティ
ローラコンベア(1a)の下流端部に設けられた物品取
り出し装置(3)に与えられる。尚、下段側の搬送コン
ベア(2)の位相差(γ)は0秒であるので、位相差
(γ)分を上記の時間に加算する必要はない。
【0026】物品(Ga)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gg)は物品(Ga)と異
なる上段側の搬送コンベア(2)に沿って配設されたグ
ラビティローラコンベア(1g)に収納されているの
で、1.4秒の位相差(γ)を加算して合流されるよう
になしてあると共に、搬送コンベア(2)に一定長さ
[物品搬送具(41)の搬送ピッチ(3.66秒)×搬
送コンベア(2)の搬送速度(25m/分)=1525
mm]の仮想空間(β)を物品(G)の合流順序に従っ
て連続的に設定し、所定の仮想空間(β)が合流される
べき物品(G)に対向する位置に到達したとき、物品
(G)を搬送コンベア(2)に取り出すように物品取り
出し指令がグラビティローラコンベア(1)の下流端部
に設けられた物品取り出し装置(3)に与えられ、物品
(G)を一定のピッチ(3.66秒、即ち1525mm
間隔)で合流するようになしてあるので、先に上下搬送
装置(4)に受け渡される物品(Ga)のオフセット値
(α)と位相差(γ)分を除いた搬送コンベア(2)へ
の取り出し時間、即ち0秒後に、位相差(γ)分の1.
4秒と搬送コンベア(2)に設定された仮想空間(β
a)が移動するのに要する時間、即ち1525(mm)
/416.7(mm/秒)=3.66秒とを加えた5.
06秒後に、グラビティローラコンベア(1g)のオフ
セット値(α)分2100mm、即ち2100(mm)
/416.7(mm/秒)=5.04秒を加えた10.
1秒後にグラビティローラコンベア(1g)から物品
(Gg)を上段側の搬送コンベア(2)に設定された仮
想空間(βg)に取り出すように物品取り出し指令がグ
ラビティローラコンベア(1g)の下流端部に設けられ
た物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0027】物品(Gg)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gj)は物品(Gg)と同
一段のグラビティローラコンベア(1)に収納されてお
り、このように同一段のグラビティローラコンベア
(1)に収納された物品(G)が連続的に搬送コンベア
(2)に取り出されて合流される場合には、先に上下搬
送装置(4)に受け渡される物品(Gg)のオフセット
値(α)分を除いた搬送コンベア(2)への取り出し時
間、即ち5.06秒後に搬送コンベア(2)に設定され
た仮想空間(βg)が移動するのに要する時間、即ち
3.66秒を加えた8.72秒後に、グラビティローラ
コンベア(1j)から物品(Gj)を上段側の搬送コン
ベア(2)に設定された仮想空間(βj)に取り出すよ
うに物品取り出し指令がグラビティローラコンベア(1
j)の下流端部に設けられた物品取り出し装置(3)に
与えられる。尚、グラビティローラコンベア(1j)の
オフセット値(α)は0mmであるので、オフセット値
(α)分を上記の時間に加算する必要はない。
【0028】物品(Gj)の次も物品(Gj)が連続的
に取り出されるので、上述の取り出し時間、即ち8.7
2秒後に搬送コンベア(2)に設定された仮想空間(β
j)が移動するのに要する時間、即ち3.66秒を加え
た12.38秒後に、グラビティローラコンベア(1
j)から物品(Gj)を上段側の搬送コンベア(2)に
設定された仮想空間(βj)に取り出すように物品取り
出し指令がグラビティローラコンベア(1j)の下流端
部に設けられた物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0029】物品(Gj)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gd)は物品(Gj)と異
なる下段側のグラビティローラコンベア(1)に収納さ
れているので、0秒の位相差(γ)を加算して合流され
るようになしてあると共に、先に上下搬送装置(4)に
受け渡される物品(Gj)のオフセット値(α)と位相
差(γ)分を除いた搬送コンベア(2)への取り出し時
間、即ち10.98秒後に搬送コンベア(2)に設定さ
れた仮想空間(βj)が移動するのに要する時間、即ち
3.66秒を加えた14.64秒後に、グラビティロー
ラコンベア(1d)のオフセット値(α)分、即ち70
0(mm)/416.7(mm/秒)=1.68秒を加
えた16.32秒後に、グラビティローラコンベア(1
d)から物品(Gd)を下段側の搬送コンベア(2)に
設定された仮想空間(βd)に取り出すように物品取り
出し指令がグラビティローラコンベア(1d)の下流端
部に設けられた物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0030】物品(Gd)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gi)は物品(Gd)と異
なる上段側のグラビティローラコンベア(1)に収納さ
れているので、1.4秒の位相差(γ)を加算して合流
されるようになしてあると共に、先に上下搬送装置
(4)に取り出される物品(Gd)のオフセット値
(α)と位相差(γ)分を除いた搬送コンベア(2)へ
の取り出し時間、即ち14.64秒後に、位相差(γ)
分の1.4秒と搬送コンベア(2)に設定された仮想空
間(βd)が移動するのに要する時間、即ち3.66秒
とを加えた19.7秒後に、グラビティローラコンベア
(1i)のオフセット値(α)分700mm、即ち70
0(mm)/416.7(mm/秒)=1.68秒を加
えた21.38秒後に、グラビティローラコンベア(1
i)から物品(Gi)を上段側の搬送コンベア(2)に
設定された仮想空間(βi)に取り出すように物品取り
出し指令がグラビティローラコンベア(1i)の下流端
部に設けられた物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0031】物品(Gi)の次も物品(Gi)が連続的
に取り出されるので、上述の取り出し時間、即ち21.
38秒後に搬送コンベア(2)に設定された仮想空間
(βi)が移動するのに要する時間3.66秒を加えた
25.04秒後にグラビティローラコンベア(1i)か
ら物品(Gi)を上段側の搬送コンベア(2)に設定さ
れた仮想空間(βi)に取り出すように物品取り出し指
令がグラビティローラコンベア(1i)の下流端部に設
けられた物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0032】物品(Gi)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gh)は物品(Gi)と同
一段のグラビティローラコンベア(1)に収納されてい
るので、先に上下搬送装置(4)に受け渡される物品
(Gi)のオフセット値(α)分を除いた搬送コンベア
(2)への取り出し時間、即ち23.36秒後に搬送コ
ンベア(2)に設定された仮想空間(βi)が移動する
のに要する時間、即ち3.66秒を加えた27.02秒
後に、グラビティローラコンベア(1h)のオフセット
値(α)分1400mm、即ち1400(mm)/41
6.7(mm/秒)=3.36秒を加えた30.38秒
後に、グラビティローラコンベア(1h)から物品(G
h)を上段側の搬送コンベア(2)に設定された仮想空
間(βh)に取り出すように物品取り出し指令がグラビ
ティローラコンベア(1h)の下流端部に設けられた物
品取り出し装置(3)に与えられる。
【0033】物品(Gh)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gj)は物品(Gh)と同
一段のグラビティローラコンベア(1)に収納されてい
るので、先に上下搬送装置(4)に受け渡される物品
(Gh)のオフセット値(α)分を除いた搬送コンベア
(2)への取り出し時間、即ち27.02秒後に搬送コ
ンベア(2)に設定された仮想空間(βh)が移動する
のに要する時間、即ち3.66秒を加えた30.68秒
後に、グラビティローラコンベア(1j)から物品(G
j)を上段側の搬送コンベア(2)に設定された仮想空
間(βj)に取り出すように物品取り出し指令がグラビ
ティローラコンベア(1j)の下流端部に設けられた物
品取り出し装置(3)に与えられる。尚、グラビティロ
ーラコンベア(1j)のオフセット値(α)は0mmで
あるので、オフセット値(α)分を上記の時間に加算す
る必要はない。
【0034】物品(Gj)の次に取り出しコンベア
(7)に取り出される物品(Gd)は物品(Gj)と異
なる下段側のグラビティローラコンベア(1)に収納さ
れているので、0秒の位相差(γ)を加算して合流され
るようになしてあると共に、先に上下搬送装置(4)に
受け渡される物品(Gj)のオフセット値(α)と位相
差(γ)分を除いた搬送コンベア(2)への取り出し時
間、即ち29.28秒後に搬送コンベア(2)に設定さ
れた仮想空間(βj)が移動するのに要する時間、即ち
3.66秒に加えた32.94秒後に、グラビティロー
ラコンベア(1d)のオフセット値(α)分、即ち70
0(mm)/416.7(mm/秒)=1.68秒を加
えた34.62秒後に、グラビティローラコンベア(1
d)から物品(Gd)を下段側の搬送コンベア(2)に
設定された仮想空間(βd)に取り出すように物品取り
出し指令がグラビティローラコンベア(1d)の下流端
部に設けられた物品取り出し装置(3)に与えられる。
【0035】以上の如くして図外のコンピュータで演算
された、それぞれの物品(G)がグラビティローラコン
ベア(1)から取り出されるまでの時間に、搬送コンベ
ア(2)の搬送速度416.7mm/秒を乗じた値は、
荷揃え開始からそれぞれの物品(G)が取り出されるま
でのそれぞれの仮想空間(β)の搬送距離となる。従っ
て、搬送コンベア(2)のラインシャフト(22)に取
り付けられたパルスエンコーダーの1パルスの間の仮想
空間(β)の搬送距離で、荷揃え開始からそれぞれの物
品(G)が取り出されるまでの仮想空間(β)の搬送距
離を除した値は、それぞれの物品(G)が取り出される
べき荷揃え開始からのパルス値となる。而して、上記コ
ンピュータは上記荷揃え開始からのパルス値とそれぞれ
の物品(G)が取り出されるべきグラビティローラコン
ベア(1)の番号とを図外のシーケンサーに送信する。
上記データを受信したシーケンサーは上記荷揃え開始か
らのパルス値と物品(G)が取り出されるべきグラビテ
ィローラコンベア(1)の番号とを記憶しておき、荷揃
え開始と同時に上記パルスエンコーダーのパルスをカウ
ント開始して指令されたパルス値と一致したグラビティ
ローラコンベア(1)の下流端部に設けられた物品取り
出し装置(3)のエアーシリンダ(35)を作動させ、
所定の物品(G)を搬送コンベア(2)へ取り出すよう
に制御する。
【0036】上述の如くして、複数のグラビティローラ
コンベア(1)から一定のピッチで合流された物品
(G)がそれぞれの搬送コンベア(2)の下流端部に配
設された受渡しコンベア(5)、(6)まで搬送され、
上下搬送装置(4)の物品載置部(411)と固定串形
コンベア(61)或いは移動串形コンベア(52)が交
叉する位置に到達すると、物品(G)は下方から上方に
通過する物品載置部(411)で掬い上げながら連続的
に物品搬送具(41)に受け渡されて更に合流される。
尚、物品(G)が受渡しコンベア(5)の固定串形コン
ベア(51)の搬入部に到達すると、移動串形コンベア
(52)が物品載置部(411)と交叉する位置まで移
動され、その物品(G)が物品搬送具(41)に受け渡
された後、元の状態に復帰する(但し、後続の物品
(G)が移動串形コンベア(52)から物品搬送具(4
1)に受け渡される場合には、後続の物品(G)が物品
搬送具(41)に受け渡された後、元の状態に復帰す
る)。また、それぞれの搬送コンベア(2)上を搬送さ
れた物品(G)が物品搬送具(41)に受け渡されるタ
イミング(位置)に応じて搬送コンベア(2)毎にその
複数のグラビティローラコンベア(1)から物品(G)
を合流するタイミングに位相差(γ)を設定し、グラビ
ティローラコンベア(1)からそれぞれの搬送コンベア
(2)に物品(G)を合流するタイミングに位相差
(γ)を加算してあるので、物品(G)が固定串形コン
ベア(61)或いは移動串形コンベア(52)に到達す
るタイミングと物品(G)が物品載置部(411)によ
って掬い上げられるタイミングとが略一致している。
【0037】また、上下搬送装置(4)で合流された物
品(G)は、物品(G)を搭載した物品載置部(41
1)が取り出しコンベア(7)の固定串形コンベア(7
1)を上方から下方に通過することによって取り出さ
れ、駆動ローラコンベア(72)上に物品(Ga)、
(Gg)、(Gj)、(Gj)、(Gd)、(Gi)、
(Gi)、(Gh)、(Gj)、(Gd)の順序で取り
出され荷揃えされる。
【0038】以上、本発明の物品の搬送方法及びその装
置の一実施例について説明したが、本発明の物品の搬送
方法及びその装置はこれらに制限されるものではない。
例えば、物品(G)が搬送コンベア(2)上を搬送され
るときに生じるスリップ等を考慮して、搬送コンベア
(2)の駆動速度に代えて物品(G)毎のスリップ等を
含む実際の搬送速度を予め登録し、登録された搬送速度
に基づいてオフセット値(α)を演算するようにしても
よい。
【0039】また、グラビティローラコンベア(1)及
び搬送コンベア(2)を3段以上設けてもよい。
【0040】また、それぞれのグラビティローラコンベ
ア(1)に大きさの異なる複数種類の物品(G)が収納
されていてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の物品の搬送方法及びその装置
は、上述の如く、複数の本流ライン或いは搬送コンベア
に合流された所望の物品を狭いスペースで更に所望の順
序に合流することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品の搬送装置の一実施例を部分的に
示す斜視図である。
【図2】本発明の物品の搬送装置の一実施例を部分的に
示す要部立面図である。
【図3】図1に示すグラビティローラコンベアの下流端
部を拡大して示す側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】本発明の物品の搬送方法の一実施例についての
説明図である。
【符号の説明】
1 グラビティローラコンベア(支流ライン) 2 搬送コンベア(本流ライン) 4 上下搬送装置 41 物品搬送具 42 無端回動体(チェーン) 411 物品載置部 F (流動)棚 G 物品 γ 位相差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/88 G 8010−3F // B65G 47/78 B 8010−3F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の支流ラインと複数の本流ラインと
    を備え、それぞれの本流ラインに複数の支流ラインから
    物品が一定のピッチで合流され、且つ複数の本流ライン
    に合流された上記物品が更に合流される物品の搬送方法
    において、それぞれの本流ラインを搬送された物品が更
    に合流される位置に応じて本流ライン毎にその支流ライ
    ンから物品を合流するタイミングに位相差を設定し、支
    流ラインからそれぞれの本流ラインに物品を合流するタ
    イミングに上記位相差を加算してなることを特徴とする
    物品の搬送方法。
  2. 【請求項2】 複数列複数段の間口を有する棚と、上記
    間口に沿って段毎に配設された複数の搬送コンベアと、
    該複数の搬送コンベアの下流部に配設され物品を一定の
    ピッチで上下方向に搬送する上下搬送装置とを備えるこ
    とを特徴とする物品の搬送装置。
  3. 【請求項3】 上下搬送装置が、串状の物品載置部を有
    する物品搬送具と、無端回動体とを備え、該無端回動体
    によって上記物品搬送具を連続的に回動するようになし
    てある請求項2記載の物品の搬送装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187122A (ja) * 1987-09-29 1989-07-26 Tateo Masuda 製材品の仕分け・集荷・荷作り装置
JPH02291311A (ja) * 1989-05-01 1990-12-03 Seibu Electric & Mach Co Ltd 物品の搬送方法
JPH0459511A (ja) * 1990-06-26 1992-02-26 Matsushita Electric Works Ltd 搬送物の整列分配装置

Patent Citations (3)

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JPH0459511A (ja) * 1990-06-26 1992-02-26 Matsushita Electric Works Ltd 搬送物の整列分配装置

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