JPH0632174A - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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- JPH0632174A JPH0632174A JP18505492A JP18505492A JPH0632174A JP H0632174 A JPH0632174 A JP H0632174A JP 18505492 A JP18505492 A JP 18505492A JP 18505492 A JP18505492 A JP 18505492A JP H0632174 A JPH0632174 A JP H0632174A
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- JP
- Japan
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- light
- hologram
- hologram plate
- spread
- vehicle
- Prior art date
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、ハイマウントストップランプと
しての配光性能を充足するとともにデザイン上の自由度
を持たせることを目的とする。 【構成】 ホログラム板2は、光源から入射された光7
を第1の方向に第1の広がり角度をもって照射する第1
のホログラム板8と、この第1のホログラム板8によっ
て照射された光を第1の方向と異なる第2の方向に第2
の広がり角度をもって照射する第2のホログラム板9と
で形成したことを特徴とする。
しての配光性能を充足するとともにデザイン上の自由度
を持たせることを目的とする。 【構成】 ホログラム板2は、光源から入射された光7
を第1の方向に第1の広がり角度をもって照射する第1
のホログラム板8と、この第1のホログラム板8によっ
て照射された光を第1の方向と異なる第2の方向に第2
の広がり角度をもって照射する第2のホログラム板9と
で形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用灯具に関し、
特にホログラムを利用した車両用灯具に関する。
特にホログラムを利用した車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】ホログラムを利用した従来の車両用灯具
としては、例えば格子状に複数のセグメント(小領域)
に分割された1枚のホログラムに光源からの光を当て
て、ハイマウントストップランプとして機能させるよう
にしたものがある(特開平3−224837号公報)。
としては、例えば格子状に複数のセグメント(小領域)
に分割された1枚のホログラムに光源からの光を当て
て、ハイマウントストップランプとして機能させるよう
にしたものがある(特開平3−224837号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハイマウントストップ
ランプはSAE,FMVSS等の規格で車両搭載時に左
右方向±45°、上方向10°、下方向5°の配光を出
すようにしなければならない。この配光はホログラムの
(1セグメントの)形状とホログラム露光時の点光源の
位置により決定されるために、上記左右方向と上下方向
の配光を1枚のホログラムにより出すためにはホログラ
ムの1セグメントの形状は横方向が縦方向に比べて長い
ものとなってしまい、変更することができず、デザイン
上の自由度が少なくなってしまっていた。
ランプはSAE,FMVSS等の規格で車両搭載時に左
右方向±45°、上方向10°、下方向5°の配光を出
すようにしなければならない。この配光はホログラムの
(1セグメントの)形状とホログラム露光時の点光源の
位置により決定されるために、上記左右方向と上下方向
の配光を1枚のホログラムにより出すためにはホログラ
ムの1セグメントの形状は横方向が縦方向に比べて長い
ものとなってしまい、変更することができず、デザイン
上の自由度が少なくなってしまっていた。
【0004】そこで、この発明は、ハイマウントストッ
プランプとしての配光性能を充足するとともにデザイン
上の自由度を持たせた車両用灯具を提供することを目的
とする。
プランプとしての配光性能を充足するとともにデザイン
上の自由度を持たせた車両用灯具を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、第1に、光源と、この光源から入射さ
れる光を所定方向に照射するホログラム板とを備えた車
両用灯具であって、前記ホログラム板は、前記光源から
入射された光を第1の方向に、第1の広がり角度をもっ
て照射する第1のホログラム板と、この第1のホログラ
ム板によって照射された光を前記第1の方向と異なる第
2の方向に、第2の広がり角度をもって照射する第2の
ホログラム板とによって形成してなることを要旨とす
る。
に、この発明は、第1に、光源と、この光源から入射さ
れる光を所定方向に照射するホログラム板とを備えた車
両用灯具であって、前記ホログラム板は、前記光源から
入射された光を第1の方向に、第1の広がり角度をもっ
て照射する第1のホログラム板と、この第1のホログラ
ム板によって照射された光を前記第1の方向と異なる第
2の方向に、第2の広がり角度をもって照射する第2の
ホログラム板とによって形成してなることを要旨とす
る。
【0006】第2に、上記第1の構成において、前記ホ
ログラム板は、前記光源から入射された光を車両に対し
て左右方向に、第1の広がり角度をもって照射する第1
のホログラム板と、この第1のホログラム板によって照
射された光を車両に対して上下方向に、第2の広がり角
度をもって照射する第2のホログラム板とによって形成
してなることを要旨とする。
ログラム板は、前記光源から入射された光を車両に対し
て左右方向に、第1の広がり角度をもって照射する第1
のホログラム板と、この第1のホログラム板によって照
射された光を車両に対して上下方向に、第2の広がり角
度をもって照射する第2のホログラム板とによって形成
してなることを要旨とする。
【0007】
【作用】上記構成において、第1に、光源からホログラ
ム板に入射した光は、第1のホログラム板で第1の方向
に第1の広がり角度をもつように回折された後、第2の
ホログラム板で第1の方向と異なる第2の方向に第2の
広がり角度をもつように回折され、所要の配光範囲を得
ることが可能となる。第1のホログラム板と第2のホロ
グラム板とは、その設計を単独で変えることが可能であ
り、具体的には広がり角度は幾何学的に決定されるの
で、露光時の焦点距離を可変することにより、それぞれ
広がり角度を変えずに独立してサイズを変更することが
可能となる。これにより、ホログラム板にデザイン上の
自由度を持たせることが可能となる。
ム板に入射した光は、第1のホログラム板で第1の方向
に第1の広がり角度をもつように回折された後、第2の
ホログラム板で第1の方向と異なる第2の方向に第2の
広がり角度をもつように回折され、所要の配光範囲を得
ることが可能となる。第1のホログラム板と第2のホロ
グラム板とは、その設計を単独で変えることが可能であ
り、具体的には広がり角度は幾何学的に決定されるの
で、露光時の焦点距離を可変することにより、それぞれ
広がり角度を変えずに独立してサイズを変更することが
可能となる。これにより、ホログラム板にデザイン上の
自由度を持たせることが可能となる。
【0008】第2に、光源からホログラム板に入射した
光は、第1のホログラム板で車両に対し左右方向に第1
の広がり角度をもつように回折された後、第2のホログ
ラム板で車両に対し上下方向に第2の広がり角度をもつ
ように回折される。これにより、ハイマウントストップ
ランプとしての配光性能を充足することが可能となる。
光は、第1のホログラム板で車両に対し左右方向に第1
の広がり角度をもつように回折された後、第2のホログ
ラム板で車両に対し上下方向に第2の広がり角度をもつ
ように回折される。これにより、ハイマウントストップ
ランプとしての配光性能を充足することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0010】図1〜図10は、この発明の一実施例を示
す図である。まず、図1、図2を用いて構成を説明する
と、6は車両本体、1はリアウインドウ、2はホログラ
ム板である。ホログラム板2は第1、第2の透過型ホロ
グラム8,9、表面保護フィルム10からなっている。
3はリアバーセル、4はホログラム板2を照射する光源
である。光源4は、図3に示すように、バルブ12、放
物面リフレクタ13、赤色フィルタ11からなってい
る。7は光源4から出射された赤色光であり、概平行光
である。図4を用いてホログラム板2を説明する。上述
したように、ホログラム板2は2枚の透過型ホログラム
8,9からなっている。第1の透過型ホログラム8は車
内側、第2の透過型ホログラム9は車外側となるように
重畳させている。光源4から出射した光7は、まず、第
1の透過型ホログラム8で回折された後、第2の透過型
ホログラム9で回折され、車両後方へ出射する。第1の
透過型ホログラム8は縦方向に分割されており、分割さ
れた各セグメント8aは左右方向のみに光を広げる1軸
性のレンズ(シリンドリカルレンズ)効果を持つ。この
とき、入射光7が左右方向に±45°広げられるように
レンズ効果を持つ。また、第2の透過型ホログラム9は
横方向に分割されており、分割された各セグメント9a
は上下方向のみに光を広げる1軸性のレンズ(シリンド
リカルレンズ)効果を持つ。このとき、入射光7が上方
向に10°、下方向に5°広げられるようにレンズ効果
を持つ。
す図である。まず、図1、図2を用いて構成を説明する
と、6は車両本体、1はリアウインドウ、2はホログラ
ム板である。ホログラム板2は第1、第2の透過型ホロ
グラム8,9、表面保護フィルム10からなっている。
3はリアバーセル、4はホログラム板2を照射する光源
である。光源4は、図3に示すように、バルブ12、放
物面リフレクタ13、赤色フィルタ11からなってい
る。7は光源4から出射された赤色光であり、概平行光
である。図4を用いてホログラム板2を説明する。上述
したように、ホログラム板2は2枚の透過型ホログラム
8,9からなっている。第1の透過型ホログラム8は車
内側、第2の透過型ホログラム9は車外側となるように
重畳させている。光源4から出射した光7は、まず、第
1の透過型ホログラム8で回折された後、第2の透過型
ホログラム9で回折され、車両後方へ出射する。第1の
透過型ホログラム8は縦方向に分割されており、分割さ
れた各セグメント8aは左右方向のみに光を広げる1軸
性のレンズ(シリンドリカルレンズ)効果を持つ。この
とき、入射光7が左右方向に±45°広げられるように
レンズ効果を持つ。また、第2の透過型ホログラム9は
横方向に分割されており、分割された各セグメント9a
は上下方向のみに光を広げる1軸性のレンズ(シリンド
リカルレンズ)効果を持つ。このとき、入射光7が上方
向に10°、下方向に5°広げられるようにレンズ効果
を持つ。
【0011】ここで、図5、図6を用いて回折格子の特
性について説明する。5aはホログラム、5bはホログ
ラム中の回折格子である。回折格子5bに入射した光は
波長をλ、格子間隔をd、格子への入射角をθ(回折格
子の法線と入射光のなす角度)、屈折率をnとすると、 λ/d=2ncosθ λ=2n・dcosθ を満たすかそれに近い時のみ回折が起る。図示した方向
Aに入射光を変化させた場合、この入射角θは大きく変
化するが、方向Aに対して垂直な方向Bに入射光を変化
させた場合、入射角θはほとんど変化しない。したがっ
て、入射角が方向Aに変化した場合、回折が起らなくな
るが、入射角が方向Bに変化した場合は、通常通り回折
が起る。また、入射した光は回折格子に対し、正反射と
同様に回折するため、方向Bへの広がり角を持ったまま
回折する。
性について説明する。5aはホログラム、5bはホログ
ラム中の回折格子である。回折格子5bに入射した光は
波長をλ、格子間隔をd、格子への入射角をθ(回折格
子の法線と入射光のなす角度)、屈折率をnとすると、 λ/d=2ncosθ λ=2n・dcosθ を満たすかそれに近い時のみ回折が起る。図示した方向
Aに入射光を変化させた場合、この入射角θは大きく変
化するが、方向Aに対して垂直な方向Bに入射光を変化
させた場合、入射角θはほとんど変化しない。したがっ
て、入射角が方向Aに変化した場合、回折が起らなくな
るが、入射角が方向Bに変化した場合は、通常通り回折
が起る。また、入射した光は回折格子に対し、正反射と
同様に回折するため、方向Bへの広がり角を持ったまま
回折する。
【0012】したがって、第1の透過型ホログラム8で
回折され、横方向に広がった光は第2の透過型ホログラ
ム9で更に上下方向に広げられ、全体としては上下、左
右両方向に広がった光となる。また、左右方向のレンズ
となる第1の透過型ホログラム8における各セグメント
8aと、上下方向のレンズとなる第2の透過型ホログラ
ム9における各セグメント9aとは、その設計を単独で
変えることが可能である。具体的には広がり角は幾何学
的に決定されるので、左右方向のレンズのサイズ(幅)
を短くするためには、焦点距離(以下に示す露光時の点
光源位置に相当)を短くすれば、広がり角を変えずにサ
イズを変更できる。このとき、ホログラム板2の外観
は、第1、第2の透過型ホログラム8,9のそれぞれを
セグメントに分割しているラインを重ねた格子で区切ら
れた複数のセグメントに見える。上下、左右方向のレン
ズサイズを独立して変更できるため、全体のセグメン
ト、云い換えればホログラム板2の縦横比を変えること
が可能となる。
回折され、横方向に広がった光は第2の透過型ホログラ
ム9で更に上下方向に広げられ、全体としては上下、左
右両方向に広がった光となる。また、左右方向のレンズ
となる第1の透過型ホログラム8における各セグメント
8aと、上下方向のレンズとなる第2の透過型ホログラ
ム9における各セグメント9aとは、その設計を単独で
変えることが可能である。具体的には広がり角は幾何学
的に決定されるので、左右方向のレンズのサイズ(幅)
を短くするためには、焦点距離(以下に示す露光時の点
光源位置に相当)を短くすれば、広がり角を変えずにサ
イズを変更できる。このとき、ホログラム板2の外観
は、第1、第2の透過型ホログラム8,9のそれぞれを
セグメントに分割しているラインを重ねた格子で区切ら
れた複数のセグメントに見える。上下、左右方向のレン
ズサイズを独立して変更できるため、全体のセグメン
ト、云い換えればホログラム板2の縦横比を変えること
が可能となる。
【0013】図7〜図10にホログラムの露光系を示
す。まず図7、図8を用いて第1の透過型ホログラム8
の露光を説明する。露光の原理については省略する。1
5は未露光のホログラム感光材料である。16は波長6
32.8(nm)の可干渉性の光である。16aは平行光
であり対物レンズ18とピンホール19とコリメートレ
ンズ20を用いて作る。16bは1軸のみ広がりを持つ
光であり(広がり方は図7、図8を参照)、これは、対
物レンズ18とピンホール19とコリメートレンズ20
とシリンドリカルレンズ21を用いて作る。但し図8で
は平行光16aを省略した。シリンドリカルレンズ21
の焦点距離をfとすると、幅が2fとなる凸レンズを使
用することにより±45°に広げることができる。平行
光16aの入射角は車両のレイアウトから決定される。
1軸のみ広がりを持つ光16bの入射角は自由だが、第
2の透過型ホログラム9の入射角と合わせる必要があ
る。露光時にはマスキング17を使用し、一度の露光に
1つのセグメント8aのみ露光する。マスキング17を
移動させ、全部のセグメント8aを露光する。
す。まず図7、図8を用いて第1の透過型ホログラム8
の露光を説明する。露光の原理については省略する。1
5は未露光のホログラム感光材料である。16は波長6
32.8(nm)の可干渉性の光である。16aは平行光
であり対物レンズ18とピンホール19とコリメートレ
ンズ20を用いて作る。16bは1軸のみ広がりを持つ
光であり(広がり方は図7、図8を参照)、これは、対
物レンズ18とピンホール19とコリメートレンズ20
とシリンドリカルレンズ21を用いて作る。但し図8で
は平行光16aを省略した。シリンドリカルレンズ21
の焦点距離をfとすると、幅が2fとなる凸レンズを使
用することにより±45°に広げることができる。平行
光16aの入射角は車両のレイアウトから決定される。
1軸のみ広がりを持つ光16bの入射角は自由だが、第
2の透過型ホログラム9の入射角と合わせる必要があ
る。露光時にはマスキング17を使用し、一度の露光に
1つのセグメント8aのみ露光する。マスキング17を
移動させ、全部のセグメント8aを露光する。
【0014】次に、図9、図10を用いて第2の透過型
ホログラム9の露光を説明する。露光の原理については
省略する。15は未露光のホログラム感光材料である。
16は波長632.8(nm)の可干渉性の光である。入
射角は車両のレイアウトから決定される。16aは平行
光である。16cは1軸のみ広がりを持つ光である(広
がり方は図9、図10を参照)。これは、対物レンズ1
8とピンホール19とコリメートレンズ20とシリンド
リカルレンズ23を用いて作る。シリンドリカルレンズ
23の焦点距離をfとすると、幅が2f×tan30と
なる凸レンズを使用することにより±7.5°に広げる
ことができる(上下方向の広がり角は15°)。平行光
16aの入射角は第2の透過型ホログラム9の広がり光
16bの入射角から決定される。広がり光16cの入射
角は車両のレイアウトから決定される。露光時にはマス
キング22を使用し、一度の露光に1つのセグメント9
aのみ露光する。マスキング22を移動させ、全部のセ
グメント9aを露光する。図9中、40はスリットであ
る。
ホログラム9の露光を説明する。露光の原理については
省略する。15は未露光のホログラム感光材料である。
16は波長632.8(nm)の可干渉性の光である。入
射角は車両のレイアウトから決定される。16aは平行
光である。16cは1軸のみ広がりを持つ光である(広
がり方は図9、図10を参照)。これは、対物レンズ1
8とピンホール19とコリメートレンズ20とシリンド
リカルレンズ23を用いて作る。シリンドリカルレンズ
23の焦点距離をfとすると、幅が2f×tan30と
なる凸レンズを使用することにより±7.5°に広げる
ことができる(上下方向の広がり角は15°)。平行光
16aの入射角は第2の透過型ホログラム9の広がり光
16bの入射角から決定される。広がり光16cの入射
角は車両のレイアウトから決定される。露光時にはマス
キング22を使用し、一度の露光に1つのセグメント9
aのみ露光する。マスキング22を移動させ、全部のセ
グメント9aを露光する。図9中、40はスリットであ
る。
【0015】また、露光回数については、従来例に上げ
たように格子状にセグメントを分割した場合に比べ、露
光回数は大幅に減少する。格子状の場合、例えば、5列
×5行の場合、25回の露光が必要であるが、本実施例
の場合、第1の透過型ホログラム8で5回、第2の透過
型ホログラム9で5回、計10回で済む。したがって、
露光回数を大幅に減少することができることから、工数
を少なくすることができ、また歩留りをよくすることが
できて製品としてのコストを安くすることが可能とな
る。
たように格子状にセグメントを分割した場合に比べ、露
光回数は大幅に減少する。格子状の場合、例えば、5列
×5行の場合、25回の露光が必要であるが、本実施例
の場合、第1の透過型ホログラム8で5回、第2の透過
型ホログラム9で5回、計10回で済む。したがって、
露光回数を大幅に減少することができることから、工数
を少なくすることができ、また歩留りをよくすることが
できて製品としてのコストを安くすることが可能とな
る。
【0016】次に、上述のように構成したこの実施例に
係る車両用灯具の作用を説明する。ブレーキランプに連
動して光源4が点灯し、概平行光の赤色光7が出射され
る。点灯回路等は従来のハイマウントストップランプと
同様であるのでここでは省略する。光源4から出射され
た光7はまず、第1の透過型ホログラム8で、左右方向
にのみ広がりを持つように回折され、次に第2の透過型
ホログラム9で、これに加えて上下方向に広がりを持つ
ように回折される。その結果、上下、左右に広がりを持
つように回折される。回折された光はハイマウントスト
ップランプの表示として作用し、後続車両の運転者等か
ら視認される。
係る車両用灯具の作用を説明する。ブレーキランプに連
動して光源4が点灯し、概平行光の赤色光7が出射され
る。点灯回路等は従来のハイマウントストップランプと
同様であるのでここでは省略する。光源4から出射され
た光7はまず、第1の透過型ホログラム8で、左右方向
にのみ広がりを持つように回折され、次に第2の透過型
ホログラム9で、これに加えて上下方向に広がりを持つ
ように回折される。その結果、上下、左右に広がりを持
つように回折される。回折された光はハイマウントスト
ップランプの表示として作用し、後続車両の運転者等か
ら視認される。
【0017】次いで、図11〜図16には、本発明の他
の実施例を示す。図11、図12を用いて、ホログラム
板を説明する。ホログラム板は、2枚の反射型ホログラ
ム24,25からなっており、この実施例では、第2の
反射型ホログラム25を車内側、第1の反射型ホログラ
ム24は車外側となるように重畳させている。光源4か
ら出射した光は、まず、第1の反射型ホログラム24で
回折された後、第2の反射型ホログラム25で回折さ
れ、車両後方へ出射する。第1の反射型ホログラム24
は縦方向に分割されており、分割された各セグメント2
4aは左右方向のみに光を広げる1軸性のレンズ(シリ
ンドリカルレンズ)効果を持つ。このとき、入射光7が
左右方向に±45°広げられるようにレンズ効果を持
つ。また、第2の反射型ホログラム25は横方向に分割
されており、分割された各セグメント25aは上下方向
のみに光を広げる1軸性のレンズ(シリンドリカルレン
ズ)効果を持つ。このとき、入射光7が上方向に10
°、下方向に5°広げられるようにレンズ効果を持つ。
の実施例を示す。図11、図12を用いて、ホログラム
板を説明する。ホログラム板は、2枚の反射型ホログラ
ム24,25からなっており、この実施例では、第2の
反射型ホログラム25を車内側、第1の反射型ホログラ
ム24は車外側となるように重畳させている。光源4か
ら出射した光は、まず、第1の反射型ホログラム24で
回折された後、第2の反射型ホログラム25で回折さ
れ、車両後方へ出射する。第1の反射型ホログラム24
は縦方向に分割されており、分割された各セグメント2
4aは左右方向のみに光を広げる1軸性のレンズ(シリ
ンドリカルレンズ)効果を持つ。このとき、入射光7が
左右方向に±45°広げられるようにレンズ効果を持
つ。また、第2の反射型ホログラム25は横方向に分割
されており、分割された各セグメント25aは上下方向
のみに光を広げる1軸性のレンズ(シリンドリカルレン
ズ)効果を持つ。このとき、入射光7が上方向に10
°、下方向に5°広げられるようにレンズ効果を持つ。
【0018】図13〜図16にホログラムの露光系を示
す。まず、図13、図14を用いて第1の反射型ホログ
ラム24の露光を説明する。露光の原理については省略
する。15は未露光のホログラム感光材料である。16
は波長632.8(nm)の可干渉性の光である。16a
は平行光で対物レンズ18とピンホール19とコリメー
トレンズ20を用いて作る。16dは1軸のみ広がりを
持つ光である(広がり方は図13、図14を参照)。こ
れは、対物レンズ18とピンホール19とコリメートレ
ンズ20とシリンドリカルレンズ27を用いて作る。シ
リンドリカルレンズ27の焦点距離をfとすると、幅が
2fとなる凸レンズを使用することにより±45°に広
げることができる。平行光16aの入射角は車両のレイ
アウトから決定される。広がり光16bの入射角は自由
だが、第2の反射型ホログラム25の入射角と合わせる
必要がある。露光時にはマスキング26を使用し、1度
の露光に1つのセグメント24aのみ露光する。マスキ
ング26を移動させ、全部のセグメント24aを露光す
る。
す。まず、図13、図14を用いて第1の反射型ホログ
ラム24の露光を説明する。露光の原理については省略
する。15は未露光のホログラム感光材料である。16
は波長632.8(nm)の可干渉性の光である。16a
は平行光で対物レンズ18とピンホール19とコリメー
トレンズ20を用いて作る。16dは1軸のみ広がりを
持つ光である(広がり方は図13、図14を参照)。こ
れは、対物レンズ18とピンホール19とコリメートレ
ンズ20とシリンドリカルレンズ27を用いて作る。シ
リンドリカルレンズ27の焦点距離をfとすると、幅が
2fとなる凸レンズを使用することにより±45°に広
げることができる。平行光16aの入射角は車両のレイ
アウトから決定される。広がり光16bの入射角は自由
だが、第2の反射型ホログラム25の入射角と合わせる
必要がある。露光時にはマスキング26を使用し、1度
の露光に1つのセグメント24aのみ露光する。マスキ
ング26を移動させ、全部のセグメント24aを露光す
る。
【0019】次に、図15,図16を用いて第2の反射
型ホログラム25の露光を説明する。露光の原理につい
ては省略する。15は未露光のホログラム感光材料であ
る。16は波長632.8(nm)の可干渉性の光であ
る。入射角は車両のレイアウトから決定される。16a
は平行光である。16eは1軸のみ広がりを持つ光であ
る(広がり方は図15、図16を参照)。これは、対物
レンズ18とピンホール19とコリメートレンズ20と
シリンドリカルレンズ29を用いて作る。シリンドリカ
ルレンズ29の焦点距離をfとすると、幅が2f×ta
n30となる凸レンズを使用することにより±7.5°
に広げることができる。(上下方向の広がり角は15
°)。平行光16aの入射角は第1の反射型ホログラム
24の広がり光16dの入射角から決定される。広がり
光16eの入射角は車両のレイアウトから決定される。
露光時にはマスキング28を使用し、1度の露光に1つ
のセグメント25aのみ露光する。マスキング28を移
動させ、全部のセグメント25aを露光する。
型ホログラム25の露光を説明する。露光の原理につい
ては省略する。15は未露光のホログラム感光材料であ
る。16は波長632.8(nm)の可干渉性の光であ
る。入射角は車両のレイアウトから決定される。16a
は平行光である。16eは1軸のみ広がりを持つ光であ
る(広がり方は図15、図16を参照)。これは、対物
レンズ18とピンホール19とコリメートレンズ20と
シリンドリカルレンズ29を用いて作る。シリンドリカ
ルレンズ29の焦点距離をfとすると、幅が2f×ta
n30となる凸レンズを使用することにより±7.5°
に広げることができる。(上下方向の広がり角は15
°)。平行光16aの入射角は第1の反射型ホログラム
24の広がり光16dの入射角から決定される。広がり
光16eの入射角は車両のレイアウトから決定される。
露光時にはマスキング28を使用し、1度の露光に1つ
のセグメント25aのみ露光する。マスキング28を移
動させ、全部のセグメント25aを露光する。
【0020】次に、上述のように構成したこの実施例に
係る車両用灯具の作用を説明する。ブレーキランプに連
動して光源4が点灯し、概平行光の赤色光7が出射され
る。光源4から出射された光7はまず、第1の反射型ホ
ログラム24で、左右方向にのみ広がりを持つように回
折され、次の第2の反射型ホログラム25で、これに加
えて上下方向に広がりを持つように回折される。その結
果、上下、左右に広がりを持つように回折される。回折
された光はハイマウントストップランプの表示として作
用し、後続車両の運転者等から視認される。
係る車両用灯具の作用を説明する。ブレーキランプに連
動して光源4が点灯し、概平行光の赤色光7が出射され
る。光源4から出射された光7はまず、第1の反射型ホ
ログラム24で、左右方向にのみ広がりを持つように回
折され、次の第2の反射型ホログラム25で、これに加
えて上下方向に広がりを持つように回折される。その結
果、上下、左右に広がりを持つように回折される。回折
された光はハイマウントストップランプの表示として作
用し、後続車両の運転者等から視認される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1に、ホログラム板は、光源から入射された光を
第1の方向に、第1の広がり角度をもって照射する第1
のホログラム板と、この第1のホログラム板によって照
射された光を前記第1の方向と異なる第2の方向に、第
2の広がり角度をもって照射する第2のホログラム板と
によって形成したため、車両用灯具として所要の配光範
囲を得ることができる。また第1のホログラム板と第2
のホログラム板とは、その設計を単独で変えることがで
き、広がり角度を変えずに独立してサイズを変更するこ
とが可能であることからホログラム板にデザイン上の自
由度を持たせることができる。さらに、露光回数を大幅
に減少させることができて歩留まりを向上させることが
でき、製品のコストを低減することができる。
ば、第1に、ホログラム板は、光源から入射された光を
第1の方向に、第1の広がり角度をもって照射する第1
のホログラム板と、この第1のホログラム板によって照
射された光を前記第1の方向と異なる第2の方向に、第
2の広がり角度をもって照射する第2のホログラム板と
によって形成したため、車両用灯具として所要の配光範
囲を得ることができる。また第1のホログラム板と第2
のホログラム板とは、その設計を単独で変えることがで
き、広がり角度を変えずに独立してサイズを変更するこ
とが可能であることからホログラム板にデザイン上の自
由度を持たせることができる。さらに、露光回数を大幅
に減少させることができて歩留まりを向上させることが
でき、製品のコストを低減することができる。
【0022】第2に、ホログラム板は、光源から入射さ
れた光を車両に対して左右方向に、第1の広がり角度を
もって照射する第1のホログラム板と、この第1のホロ
グラム板によって照射された光を車両に対して上下方向
に、第2の広がり角度をもって照射する第2のホログラ
ム板とによって形成したため、上記効果に加えてさらに
ハイマウントストップランプとしての性能を充足させる
ことが可能となる。
れた光を車両に対して左右方向に、第1の広がり角度を
もって照射する第1のホログラム板と、この第1のホロ
グラム板によって照射された光を車両に対して上下方向
に、第2の広がり角度をもって照射する第2のホログラ
ム板とによって形成したため、上記効果に加えてさらに
ハイマウントストップランプとしての性能を充足させる
ことが可能となる。
【図1】この発明に係る車両用灯具の一実施例の全体構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】上記一実施例におけるホログラム板の拡大側面
図である。
図である。
【図3】上記一実施例における光源の構成図である。
【図4】上記一実施例におけるホログラム板の回折作用
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図5】上記一実施例におけるホログラム板の回折の条
件を説明するための側面図である。
件を説明するための側面図である。
【図6】上記一実施例におけるホログラム板の回折の条
件を説明するための平面図である。
件を説明するための平面図である。
【図7】上記一実施例における第1の透過型ホログラム
の露光系を示す図である。
の露光系を示す図である。
【図8】図7のX矢視図である。
【図9】上記一実施例における第2の透過型ホログラム
の露光系を示す図である。
の露光系を示す図である。
【図10】図9のY矢視図である。
【図11】本発明の他の実施例におけるホログラム板の
側面図である。
側面図である。
【図12】上記他の実施例におけるホログラム板の回折
作用を説明するための図である。
作用を説明するための図である。
【図13】上記他の実施例における第1の反射型ホログ
ラムの露光系を示す図である。
ラムの露光系を示す図である。
【図14】図13のZ矢視図である。
【図15】上記他の実施例における第2の反射型ホログ
ラムの露光系を示す図である。
ラムの露光系を示す図である。
【図16】図15のU矢視図である。
2 ホログラム板 4 光源 6 車両本体 8 第1の透過型ホログラム 9 第2の透過型ホログラム 24 第1の反射型ホログラム 25 第2の反射型ホログラム
Claims (2)
- 【請求項1】 光源と、この光源から入射される光を所
定方向に照射するホログラム板とを備えた車両用灯具で
あって、 前記ホログラム板は、前記光源から入射された光を第1
の方向に、第1の広がり角度をもって照射する第1のホ
ログラム板と、 この第1のホログラム板によって照射された光を前記第
1の方向と異なる第2の方向に、第2の広がり角度をも
って照射する第2のホログラム板とによって形成してな
ることを特徴とする車両用灯具。 - 【請求項2】 前記ホログラム板は、前記光源から入射
された光を車両に対して左右方向に、第1の広がり角度
をもって照射する第1のホログラム板と、 この第1のホログラム板によって照射された光を車両に
対して上下方向に、第2の広がり角度をもって照射する
第2のホログラム板とによって形成してなることを特徴
とする請求項1記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18505492A JPH0632174A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18505492A JPH0632174A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 車両用灯具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632174A true JPH0632174A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16164001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18505492A Pending JPH0632174A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632174A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07232592A (ja) * | 1993-11-16 | 1995-09-05 | Hughes Aircraft Co | 多形態ホログラフィを用いたセンター・ハイマウント・ストップライト装置 |
| US7905059B2 (en) | 2006-07-26 | 2011-03-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Door lining fixing construction and door lining fixing method |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03542A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-07 | Asahi Glass Co Ltd | 自動車用表示装置 |
| JP3112437B2 (ja) * | 1997-08-08 | 2000-11-27 | 松下電器産業株式会社 | 押圧・回動操作型電子部品 |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP18505492A patent/JPH0632174A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03542A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-07 | Asahi Glass Co Ltd | 自動車用表示装置 |
| JP3112437B2 (ja) * | 1997-08-08 | 2000-11-27 | 松下電器産業株式会社 | 押圧・回動操作型電子部品 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07232592A (ja) * | 1993-11-16 | 1995-09-05 | Hughes Aircraft Co | 多形態ホログラフィを用いたセンター・ハイマウント・ストップライト装置 |
| US7905059B2 (en) | 2006-07-26 | 2011-03-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Door lining fixing construction and door lining fixing method |
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