JPH063218Y2 - シリンダヘツドガスケツト - Google Patents

シリンダヘツドガスケツト

Info

Publication number
JPH063218Y2
JPH063218Y2 JP1987099515U JP9951587U JPH063218Y2 JP H063218 Y2 JPH063218 Y2 JP H063218Y2 JP 1987099515 U JP1987099515 U JP 1987099515U JP 9951587 U JP9951587 U JP 9951587U JP H063218 Y2 JPH063218 Y2 JP H063218Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bead
cylinder head
combustion chamber
beads
head gasket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987099515U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS646349U (ja
Inventor
猛志 北村
雅彦 中田
志郎 河合
一也 ▲吉▼島
耕作 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP1987099515U priority Critical patent/JPH063218Y2/ja
Publication of JPS646349U publication Critical patent/JPS646349U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH063218Y2 publication Critical patent/JPH063218Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シリンダヘッドガスケットに関し、特に弾性
金属板からなり所要部にシール用のビードを形成したシ
リンダヘッドガスケットに関する。
〔従来の技術〕
最近、弾性を有する金属板に断面半円状又は段差状のビ
ードを形成し、このビードにより内燃機関のシリンダヘ
ッドとシリンダブロックとの接合面を効率よくシールす
る金属製シリンダヘッドガスケットが提案されている。
上記の型のシリンダヘッドガスケットにおいて、前記ビ
ードによるシール性を向上するため、従来、種々の工夫
がなされており、そのビードの構造として、第12図に
示すようにガスケット基板の同一表面側に2つの断面半
円状のビード10,11を並列したもの(実開昭57-59952号
公報参照)や、第13図に示すように、ガスケット基板
の反対表面側に2つの断面半円状のビード10,11を並列
し全体をS字形に形成したもの(同上公報及び特開昭57
-186663号公報参照)が提案されている。
さらに、燃焼室周りのシール性を高めるため燃焼室孔周
りのビードの高さをガスケット基板の厚さの50%〜160
%の範囲としたもの(実開昭57-18744号公報参照)、ビ
ード表面上にビードのばね強さを高める補強薄板を配置
したもの(実願昭60-176882号公報参照)、燃焼室孔周
縁ビードのばね強さをガスケット外周部のビードのばね
強さより強くすると共に外周部のビードのばね強さを水
孔周縁のビードのばね強さよりも強くしたもの(実願昭
60-176185号参照)等が提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記第12図及び第13図に示す従来のシリンダヘッド
ガスケットの使用時、すなわちシリンダヘッドとシリン
ダブロックとの接合面に挿入してシリンダヘッドをシリ
ンダブロックに締めつけ固定した状態における、ガスケ
ットの変形と面圧の発生状態を調べてみると、第14図
に示すようになる。同図においてガスケット1の各部位
に発生する面圧の強さは縦方向の山の高さで表わされ、
これによると、ガスケットの、燃焼室側端部から外側に
少し離れた個所に面圧力の最高部分が集中していること
と、シリンダヘッド20の剛性の影響からシリンダヘッ
ド20とシリンダブロック30との間の隙間は、ボルト
締めつけ部から燃焼室40側へと徐々に拡大しているこ
ととがわかる。この結果、従来のガスケットのビードで
は、シリンダヘッド締めつけ時の面圧分布は燃焼室40
から離れた地点が高く、燃焼室40付近は低くなってし
まい、このように、ガスケットの、直接高圧ガスが接す
る燃焼室側端部の面圧が低いことは、ガスシールを行う
上において不利である。
本考案は、上記の点に鑑み、シリンダヘッドガスケット
において、燃焼室孔に近接する部位に高い面圧を発生さ
せ、ガスシール性を向上させようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によれば、上記の問題点は、シリンダヘッドガス
ケットの燃焼室孔周縁に形成したビードを複数の並列し
たビードにより構成し、これら並列ビードのばね定数を
異ならしめることにより、解決される。すなわち、上記
問題点を解決するための本考案の構成は、弾性金属板か
らなり、燃焼室孔、油孔、ボルト孔等の開口部を有し、
これら開口部の周縁を取囲むビードを形成したシリンダ
ヘッドガスケットにおいて、燃焼室孔の周縁ビードが、
複数のビードを並列したビードからなり、この並列ビー
ドの燃焼室孔側に位置するビードの高さを自然状態にお
いて外側に位置するビードの高さ以上の高さとし、燃焼
室孔側に位置するビードのばね定数を、外側に位置する
ビードのばね定数より大きくしたことを特徴とするもの
である。
〔作用〕
上記のような構成を有する本考案によれば、これをシリ
ンダヘッドとシリンダブロックとの接合面に介在させ、
シリンダヘッドを締めつけると、燃焼室孔側及び外側の
ビードは共に変形しそこに面圧を生じるが、燃焼室孔側
のビードのばね定数が外側のビードのばね定数より大き
いため、高圧ガスに直接接する燃焼室側に最も高い面圧
が生じ、この高い面圧により、高圧ガスに対するシール
性を向上させるものとなる。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照して以下に説明す
る。
第2図は本考案の実施例の全体を示す平面図であって、
同図において、シリンダヘッドガスケット1は弾性薄金
属板、例えばステンレスばね鋼板からなっている。この
ガスケット1は全体として横長の矩形状を呈し、その中
央部に各気筒のシリンダボアに対応する4個の燃焼室孔
2(4気筒機関の場合)が整列して形成され、また隅部
には、シリンダブロックに形成された潤滑油通路に対応
す油孔3が、さらに外周縁に沿って、多数のボルト孔4
がそれぞれ形成されている。各孔2,3,4の周縁には
これを取囲むようビード5,6,7がそれぞれ設けら
れ、またガスケット1の全外周に沿ってビード8が設け
られる。
燃焼室孔2の周縁のビード5の構造を第1図を参照して
説明する。
燃焼室孔ビード5は断面半円状の2つのビード10,11を
並列したビードからなり、燃焼室孔2側に位置するビー
ド10の高さhを、外側に位置するビード11の高さ
より高く(h>h)し、両ビード10,11の幅w
は等しくしている。
断面半円状のビードを有するガスケットにおいて、第3
図に示すように、ビード圧縮荷重Pいよりビードが圧縮
されたときの圧縮残量がhであるとした場合、ビード
のばね特性は第4図に示す線図で表わされる。
ビードのばね定数をkとすると、k=Δh/ΔP であり、また上記実施例のように、ビード10の高さを
、ビード11の高さをh,h>hとし、ビー
ド10,11の幅wを同一としたとき、高さhのビード1
0のばね定数kh1と高さhのビード11のばね定数
h2とを比較すると、kh1>kh2となる。すなわ
ち、燃焼室孔側のビード10の方が外側のビード11よ
りもばね定数が大きいことを示している。
このように形成されたビード10,11からなるビードを有
するガスケット1のエンジン装着時における面圧の分布
状態が第5図に示されている。
同図によれば、ばね定数の大きいビード10の部位に最
高の面圧が生じ、ビード11の部位には低い面圧が生じ
ることがわかる。
このように、本実施例によれば、燃焼室に最も近い部分
に最も高い面圧が得られ、直接高圧ガスに接する部分の
シール性が高くなり、ガスに対するシール性が向上する
ものとなる。
第6図は本考案の第2実施例を示している。
本実施例においては、燃焼室孔側のビード10の幅w
を外側のビード11の幅wより狭く、w<wとし
ている。なおこの場合、ビード10,11の高さhは同一に
形成する。
上記構成のビード10,11のばね特性が第7図に示され、
ビード10のばね定数をkw1ビード11のばね定数を
w2とすると、kw1>kw2であることを示してい
る。
第8図に本考案の第3実施例を示す。
本実施例は、燃焼室孔側のビード10の高さhが外側
ビード11の高さhより大きく、またビード10の幅
をビード11の幅wより狭く、すなわち、h
,w<wとしている。
このように各ビード10,11を形成することにより、ビー
ド10のばね定数がビード11のばね定数より大きくな
ることは明らかである。
第9図は本考案の第4実施例を示す。
本実施例は2つのビード10,11を向い合わせて配置しビ
ード全体の断面形状をS字形に構成したものである。す
なわち、断面半円状のビード10,11を、ガスケットの反
対表面側に凸出させてS字形断面を形成するようにして
いる。そして、燃焼室孔側のビード10の高さをh
幅をw、外側のビード11の高さをh、幅をwとし、
>hとしている。
このようにビード10,11の幅は同一で、ビード10の高
さをビード11の高さより大きくしているので、前記第
1実施例と同様に、ビード10のばね定数がビード11
のばね定数よりも大きくなる。
第10図は本考案の第5実施例を示す。
本実施例は前記第4実施例と同様断面S字形のビードに
おいて、燃焼室孔側ビード10の幅wを外側ビード1
1の幅wより狭く、w<wとし、両ビード10,11
の高さhは同一としている。
このように形成しても、前記第2実施例と同様にビード
10のばね定数がビード11のばね定数より大きくな
る。
第11図は本考案の第6実施例を示す。
本実施例は前記第4、第5実施例と同様S字形ビードに
おいて、ビード10,11の高さと幅を共に異ならしめたも
のである。すなわち、ビード10の高さをh、幅をw
、ビード11の高さをh、幅をwとしたとき、h
>h、w<wとしたものである。
このように形成されたビードは、前記第3実施例と同様
に、ビード10のばね定数がビード11のばね定数より
大きくなることは明らかである。
なお前記第2実施例から第6実施例のものが、第1実施
例のものと同様、使用時に第5図に示すような面圧を生
じることはもちろんである。
また、前記各実施例とも、各ビード10,11のばね定数の
大きさは、シリンダヘッドの剛性を具えながら、エンジ
ンへの組付け時に、理想的な面圧分布状態となるよう、
適宜選択するものである。
以上、各実施例において、1枚のガスケットについて説
明したが、本考案においてはガスケットは必要に応じ、
複数積層して用いてもよい。
〔考案の効果〕
本考案はシリンダヘッドガスケットにおいて、燃焼室孔
側のビードがその外側のビードよりもばね定数が大きい
ものとなっているので、エンジンへの装着時に燃焼室に
最も近い部位に最高の面圧が生じ、そのため、高圧のガ
スに直接接するガスケットの部位に高いシールが得ら
れ、ガスに対するシール性が向上するものとなる。
また、本考案は燃焼室孔周縁のビードが複数のビードを
並列したビードからなっているため、シリンダヘッドの
締結時に必ずこの並列したビードが共に圧縮状態とな
り、そのためシリンダヘッド、シリンダブロック及びビ
ードの製造誤差によらず、2重のシールが確実に得られ
る。したがって燃焼室孔側に所定厚さの補償部を形成し
た従来のガスケットのようにこの補償部の精密加工によ
ってはじめて良好なシールが達成できるものに比べて、
特別な精密加工を要しないで容易に良好なシールが得ら
れるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の要部を拡大して示す、第
2図のA−A線部分で矢印方向に見た斜視図、第2図は
同上実施例の全体平面図、第3図はビード圧縮荷重とビ
ード圧縮残量との説明図、第4図は同上第1実施例のば
ね特性を示す線図、第5図は同上第1実施例の使用時に
おける作用を示す説明図、第6図は本考案の第2実施例
の要部拡大断面図、第7図は同上第2実施例のばね特性
を示す線図、第8図は本考案の第3実施例の要部拡大断
面図、第9図は同上第4実施例の要部拡大断面図、第1
0図は同上第5実施例の要部拡大断面図、第11図は同
上第6実施例の要部拡大断面図、第12図は従来のシリ
ンダヘッドガスケットの要部拡大断面図、第13図は従
来のシリンダガスケットの他の例を示す要部拡大断面
図、第14図は第12図に示す従来例の使用時における
作用を示す説明図である。 1…シリンダヘッドガスケット、 2…燃焼室孔、 3…油 孔、 4…ボルト孔、 5,6,7,8…ビード、 10…燃焼室孔側ビード、 11…外側ビード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ▲吉▼島 一也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)考案者 植田 耕作 埼玉県熊谷市三ヶ尻出口3308 日本メタル ガスケット株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−255253(JP,A) 実開 昭61−137163(JP,U) 実公 昭50−26822(JP,Y2)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性金属板からなり、燃焼室孔、油孔、ボ
    ルト孔等の開口部を有し、これら開口部の周縁を取囲む
    ビードを形成したシリンダヘッドガスケットにおいて、
    燃焼室孔の周縁ビードが、複数のビードを並列したビー
    ドからなり、この並列ビードの燃焼室孔側に位置するビ
    ードの高さを自然状態において外側に位置するビードの
    高さ以上の高さとし、燃焼室孔側に位置するビードのば
    ね定数を、外側に位置するビードのばね定数より大きく
    したことを特徴とするシリンダヘッドガスケット。
  2. 【請求項2】前記並列ビードが、前記シリンダヘッドガ
    スケットの同一表面側に凸出する2つの断面半円状のビ
    ードからなる実用新案登録請求の範囲第1項記載のシリ
    ンダヘッドガスケット。
  3. 【請求項3】前記並列ビードが前記シリンダヘッドガス
    ケットの反対表面側にそれぞれ凸出する2つの断面半円
    状のビードからなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のシリンダヘッドガスケット。
  4. 【請求項4】前記燃焼室孔側に位置するビードの幅が前
    記外側に位置するビードの幅より狭い実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のシリンダヘッドガスケット。
JP1987099515U 1987-06-30 1987-06-30 シリンダヘツドガスケツト Expired - Lifetime JPH063218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987099515U JPH063218Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 シリンダヘツドガスケツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987099515U JPH063218Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 シリンダヘツドガスケツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS646349U JPS646349U (ja) 1989-01-13
JPH063218Y2 true JPH063218Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=31326745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987099515U Expired - Lifetime JPH063218Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 シリンダヘツドガスケツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063218Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2521715Y2 (ja) * 1989-01-27 1997-01-08 石川ガスケット 株式会社 シリンダヘッド用金属ガスケット
JP4631128B2 (ja) * 2000-04-17 2011-02-16 大豊工業株式会社 シリンダヘッドガスケット
US8496253B2 (en) 2007-04-24 2013-07-30 Reinz-Dichtungs-Gmbh Metallic flat gasket
JP5879845B2 (ja) 2011-09-13 2016-03-08 Nok株式会社 金属ガスケットによるシール構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5351137Y2 (ja) * 1973-07-02 1978-12-07
JPS6114606Y2 (ja) * 1979-12-20 1986-05-07
JPS5927426Y2 (ja) * 1980-03-07 1984-08-08 出光興産株式会社 タンクスラツジの回収用ピツト
JPS5759952U (ja) * 1980-09-29 1982-04-09
JPS61255253A (ja) * 1985-05-09 1986-11-12 Nippon Metal Gasket Kk 金属ガスケツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS646349U (ja) 1989-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5664790A (en) Metal gasket assembly with shims
US5690342A (en) Metal gasket assembly with full beads, half beads, and shims
JP3003026B2 (ja) 金属板ガスケット
JPH0433490Y2 (ja)
JP3197395B2 (ja) 金属ガスケット
US7793943B2 (en) Metal gasket
JPH0972424A (ja) 金属ガスケット
JPH08100859A (ja) 金属製ガスケット
JP3250914B2 (ja) チェーンケース付きエンジン用金属製ガスケット
EP1116904A2 (en) Metal gasket
JPH063218Y2 (ja) シリンダヘツドガスケツト
JPH10281289A (ja) シリンダヘッドガスケット
JP3118043B2 (ja) 金属ガスケット
JP2001280503A (ja) 積層ガスケット
EP0695897B1 (en) Metal gasket for swirl chamber type engines
US7108268B2 (en) Metal laminate gasket
US7793942B2 (en) Metal gasket
US6997462B2 (en) Cylinder head gasket
JP3086008B2 (ja) 金属製ガスケット
JP2542755Y2 (ja) 分割型ガスケットの接続部の構造
JPH08277936A (ja) エンジンのガスケット
JPH0488265A (ja) 金属ガスケット
JPH0420996Y2 (ja)
JP2501590Y2 (ja) 金属ガスケット
JP2514101B2 (ja) 金属ガスケット