JPH0632205Y2 - 高粘度剤コーティング用のノズルチップ - Google Patents
高粘度剤コーティング用のノズルチップInfo
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- JPH0632205Y2 JPH0632205Y2 JP1989026375U JP2637589U JPH0632205Y2 JP H0632205 Y2 JPH0632205 Y2 JP H0632205Y2 JP 1989026375 U JP1989026375 U JP 1989026375U JP 2637589 U JP2637589 U JP 2637589U JP H0632205 Y2 JPH0632205 Y2 JP H0632205Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、錠剤にフィルム基材をコーティングする噴霧
ノズルにおいてコーティング剤による閉塞を防止するた
めにスリーブ先端に取り付けられるノズルチップに関す
る。
ノズルにおいてコーティング剤による閉塞を防止するた
めにスリーブ先端に取り付けられるノズルチップに関す
る。
(従来の技術) 従来の噴霧ノズルには、第10図に示すようにノズルス
リーブ(60)先端に円筒体(61)を延設したものが
ある。
リーブ(60)先端に円筒体(61)を延設したものが
ある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来のノズルは、円筒体(61)がノズ
ルスリーブ(60)と同じ材質のステンレス材で形成さ
れているため、粘度の高いコーティング剤を噴霧する
と、第11図のように、円筒体(61)先端にコーティ
ング剤の凝集物が付着し、閉塞(62)を起こす場合が
ある。
ルスリーブ(60)と同じ材質のステンレス材で形成さ
れているため、粘度の高いコーティング剤を噴霧する
と、第11図のように、円筒体(61)先端にコーティ
ング剤の凝集物が付着し、閉塞(62)を起こす場合が
ある。
特に、腸溶性製剤をコーティングする際にフィルム基材
として使用するアクリル系樹脂などは、噴霧の際に凝集
物が生成され易く、コーティングの障害となることが多
く、場合によってはノズル先端を閉塞するときがある。
として使用するアクリル系樹脂などは、噴霧の際に凝集
物が生成され易く、コーティングの障害となることが多
く、場合によってはノズル先端を閉塞するときがある。
従来のノズルを用いて、このアクリル系樹脂を噴霧した
場合、約2時間で長さが3mm程度の凝集物が円筒体(6
1)先端に形成され、噴霧液量が変動したり、スプレー
パターンが乱れるといった問題が生じた。
場合、約2時間で長さが3mm程度の凝集物が円筒体(6
1)先端に形成され、噴霧液量が変動したり、スプレー
パターンが乱れるといった問題が生じた。
このため、コーティング状態を監視する必要性があり、
工程の無人化を図ることに対する妨げとなっている。
工程の無人化を図ることに対する妨げとなっている。
(課題を解決するための手段) そこで、ノズルスリーブの先端に配設されるものであっ
て、剥離性に優れた材質からなる筒体で構成した高粘度
剤コーティング用のノズルチップを考案した。
て、剥離性に優れた材質からなる筒体で構成した高粘度
剤コーティング用のノズルチップを考案した。
すなわち、錠剤にフィルム基材をコーティングするノズ
ルにおいて、そのノズルスリーブの先端に四弗化エチレ
ン樹脂からなる剥離性の優れた材質で形成されかつニー
ドル弁で開閉されるノズル筒体を設け、該筒体の外周面
を先端に向かって、未細のテーパー状に形成すると共に
内周面を先端に向かって末広のテーパ状に形成してなる
高粘度材コーティング用のノズルチップであり、その外
周面のテーパー角を10〜20°とし、内周面の逆テー
パー角を50〜60°としたものである。
ルにおいて、そのノズルスリーブの先端に四弗化エチレ
ン樹脂からなる剥離性の優れた材質で形成されかつニー
ドル弁で開閉されるノズル筒体を設け、該筒体の外周面
を先端に向かって、未細のテーパー状に形成すると共に
内周面を先端に向かって末広のテーパ状に形成してなる
高粘度材コーティング用のノズルチップであり、その外
周面のテーパー角を10〜20°とし、内周面の逆テー
パー角を50〜60°としたものである。
(作用) 本案のものによれば、四弗化エチレン樹脂からなる剥離
性に優れたノズルチップを用いたことにより、チップ先
端にコーティング剤凝集物が付着せず、ノズル先端を閉
塞してコーティングの障害となることがない。
性に優れたノズルチップを用いたことにより、チップ先
端にコーティング剤凝集物が付着せず、ノズル先端を閉
塞してコーティングの障害となることがない。
従って、コーティング状態を監視する必要がなく、工程
の無人化を図ることができる。
の無人化を図ることができる。
また、チップ先端において、外周面を先端に向かって未
細のテーパー状に形成すると共に、内周面を先端に向か
って末広状の逆テーパー状に形成することによって、コ
ーティング剤をよく拡散して凝集物の付着をより効果的
に防止できる。
細のテーパー状に形成すると共に、内周面を先端に向か
って末広状の逆テーパー状に形成することによって、コ
ーティング剤をよく拡散して凝集物の付着をより効果的
に防止できる。
また、外周面の未細状のテーパー角は10〜20°程度
がもっとも適しており内周面の末広状のテーパー角は5
0〜60°程度がもっとも適している。
がもっとも適しており内周面の末広状のテーパー角は5
0〜60°程度がもっとも適している。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、錠剤にフィルム基材をコーティングするシステム
を第8図を基にして説明する。
を第8図を基にして説明する。
第8図において、(1)はコーティング装置であり、
(2)はコーティング装置(1)内において回転自在な
コーティングパンであって、図示しないモーターによっ
て回転する。(A)はコーティングパン(2)内でコー
ティングされる錠剤である。
(2)はコーティング装置(1)内において回転自在な
コーティングパンであって、図示しないモーターによっ
て回転する。(A)はコーティングパン(2)内でコー
ティングされる錠剤である。
コーティングパン(2)の内部において、ノズル(3)
が配設されている。
が配設されている。
(4)は送液ポンプであって、この送液ポンプ(4)は
コーティング装置(1)の稼働中は常に稼働し、タンク
(5)内のコーティング剤(f)が送液管(6)を介し
て常時ノズル(3)に供給されている。(7)は排液管
であって、ノズル(3)から噴霧されていないときなど
に余剰のコーティング剤(f)を還元させたり、洗浄液
を排水させたりするための経路である。
コーティング装置(1)の稼働中は常に稼働し、タンク
(5)内のコーティング剤(f)が送液管(6)を介し
て常時ノズル(3)に供給されている。(7)は排液管
であって、ノズル(3)から噴霧されていないときなど
に余剰のコーティング剤(f)を還元させたり、洗浄液
を排水させたりするための経路である。
(10)は作動空気制御弁であって、この作動空気制御
弁(10)を開くことによって作動空気供給管(11)
を介して空気を供給し、供給ノズル(3)の第3図に示
すニードル弁(40)を作動せしめることができる。そ
して、この作動空気制御弁(10)を開くとニードル弁
(40)が開いてノズル(3)からコーティング剤
(f)が噴霧され、その逆に、作動空気制御弁(10)
を閉じると噴霧が停止される。
弁(10)を開くことによって作動空気供給管(11)
を介して空気を供給し、供給ノズル(3)の第3図に示
すニードル弁(40)を作動せしめることができる。そ
して、この作動空気制御弁(10)を開くとニードル弁
(40)が開いてノズル(3)からコーティング剤
(f)が噴霧され、その逆に、作動空気制御弁(10)
を閉じると噴霧が停止される。
(12)は噴霧空気制御弁であって、この噴霧空気制御
弁(12)を開くことによって噴霧空気供給管(13)
を介してノズル(3)先端から空気を噴出させることが
できる。
弁(12)を開くことによって噴霧空気供給管(13)
を介してノズル(3)先端から空気を噴出させることが
できる。
(14)は給気ファンであって、給気ダクト(15)で
接続させた空調機(16)、熱交換機(17)、フィル
ター(18)を介して常にコーティングパン(2)内に
加熱空気を供給し、コーティングされた錠剤(A)を乾
燥させる。
接続させた空調機(16)、熱交換機(17)、フィル
ター(18)を介して常にコーティングパン(2)内に
加熱空気を供給し、コーティングされた錠剤(A)を乾
燥させる。
(20)は排気ファンであって、排気ダクト(21)、
集塵機(22)を介してコーティングパン(2)内から
排気を行っている。
集塵機(22)を介してコーティングパン(2)内から
排気を行っている。
以上のようなシステムにあっては、まだコーティングさ
れていない錠剤(A)をコーティングパン(2)内に搬
入し、コーティングパン(2)を矢印方向に回転させ
る。
れていない錠剤(A)をコーティングパン(2)内に搬
入し、コーティングパン(2)を矢印方向に回転させ
る。
回転させながら作動空気制御弁(10)を開いてノズル
(3)からコーティング剤(f)を噴出する。この時、
同時に噴霧空気制御弁(12)を開き、ノズル(3)先
端から空気を噴出させてコーティング剤(f)を霧状に
させる。
(3)からコーティング剤(f)を噴出する。この時、
同時に噴霧空気制御弁(12)を開き、ノズル(3)先
端から空気を噴出させてコーティング剤(f)を霧状に
させる。
霧状となったコーティング剤(f)はコーティングパン
(2)の回転によって錠剤(A)に万遍なく付着する。
(2)の回転によって錠剤(A)に万遍なく付着する。
パン内の錠剤(A)が万遍なくコーティングされたら、
作動空気制御弁(10)と噴霧空気制御弁(12)を閉
じ、噴霧を停止する。
作動空気制御弁(10)と噴霧空気制御弁(12)を閉
じ、噴霧を停止する。
その後、暫くの間、コーティングパン(2)の回転を続
け、錠剤(A)表面が乾燥したら回転を停止し、コーテ
ィングパン(2)内からコーティング済みの錠剤(A)
を取り出し、コーティングが完了する。
け、錠剤(A)表面が乾燥したら回転を停止し、コーテ
ィングパン(2)内からコーティング済みの錠剤(A)
を取り出し、コーティングが完了する。
しかしながら、以上のようなコーティング工程におい
て、粘度の高いコーティング剤を噴霧すると、ノズル
(3)先端にコーティング剤(f)の凝集物が付着し、
閉塞を起こす場合がある。
て、粘度の高いコーティング剤を噴霧すると、ノズル
(3)先端にコーティング剤(f)の凝集物が付着し、
閉塞を起こす場合がある。
特に、コーティングパン(2)内は給気ファン(14)
によって供給された加熱空気が充満しているから、錠剤
(A)が腸溶性製剤などであると、コーティング剤
(f)として粘度の高いアクリル系樹脂などを使用する
ため、噴霧の際にコーティング剤(f)の凝集物が生成
され易く、これがノズル(3)先端に付着して、コーテ
ィングの障害となることが多い。
によって供給された加熱空気が充満しているから、錠剤
(A)が腸溶性製剤などであると、コーティング剤
(f)として粘度の高いアクリル系樹脂などを使用する
ため、噴霧の際にコーティング剤(f)の凝集物が生成
され易く、これがノズル(3)先端に付着して、コーテ
ィングの障害となることが多い。
そこで、本考案は以上の技術的課題を解決すべく、ノズ
ル(3)を構成するスリーブの先端に配設されるもので
あって、四弗化エチレン樹脂からなる剥離性に優れた材
質で形成し、かつ特殊形状の筒体で構成した高粘度剤コ
ーティング用のノズルチップなるものを考案したもので
ある。
ル(3)を構成するスリーブの先端に配設されるもので
あって、四弗化エチレン樹脂からなる剥離性に優れた材
質で形成し、かつ特殊形状の筒体で構成した高粘度剤コ
ーティング用のノズルチップなるものを考案したもので
ある。
以下、本考案の高粘度剤コーティング用のノズルチップ
について説明する。
について説明する。
先ず、ノズル(3)から説明する。
第1、2図はノズル(3)を示すものであって、(3
0)は噴霧空気供給口、(31)は液供給口、(32)
は液排出口、(33)は作動空気供給口である。
0)は噴霧空気供給口、(31)は液供給口、(32)
は液排出口、(33)は作動空気供給口である。
その他、(34)はノズル(3)を固着するための取付
金である。
金である。
第3図に示されるように、ノズル(3)はノズル本体
(36)と、その先端に螺合するキャップ(37)と、
後端に螺合するシリンダーキャップ(38)と、ノズル
本体(36)内において螺着されたノズルスリーブ(3
9)と、これらノズル本体(36)とノズルスリーブ
(39)の内部において前後移動するニードル弁(4
0)とからなるものである。
(36)と、その先端に螺合するキャップ(37)と、
後端に螺合するシリンダーキャップ(38)と、ノズル
本体(36)内において螺着されたノズルスリーブ(3
9)と、これらノズル本体(36)とノズルスリーブ
(39)の内部において前後移動するニードル弁(4
0)とからなるものである。
ニードル弁(40)にはピストン(41)が装着されて
おり、シリンダーキャップ(38)内に配設されたバネ
(42)がこのピストン(41)を後面から押圧するこ
とにより、ニードル弁先端(41′)は常にノズル
(3)先端を塞ぐような状態に付勢されている。
おり、シリンダーキャップ(38)内に配設されたバネ
(42)がこのピストン(41)を後面から押圧するこ
とにより、ニードル弁先端(41′)は常にノズル
(3)先端を塞ぐような状態に付勢されている。
そして、ピストン(41)の前方に形成された隙間(4
3)には作動空気供給口(33)から延びた洞孔(4
4)が連通しており、従って、作動空気供給口(33)
から空気を圧入させることにより、バネ(42)に抗し
てピストン(41)を後退せしめ、ニードル弁先端(4
1′)をノズル(3)先端から後退させることができる
ようになっている。
3)には作動空気供給口(33)から延びた洞孔(4
4)が連通しており、従って、作動空気供給口(33)
から空気を圧入させることにより、バネ(42)に抗し
てピストン(41)を後退せしめ、ニードル弁先端(4
1′)をノズル(3)先端から後退させることができる
ようになっている。
次に、第4図に示すように、液供給口(31)はノズル
スリーブ(39)とノズル本体(36)の間に形成され
た液貯溜室(45)に連通しており、液供給口(31)
から送り込まれたコーティング剤(f)がこの液貯溜室
(45)及びノズルスリーブ(39)とニードル弁(4
0)との間隙に入り込むようになっている。
スリーブ(39)とノズル本体(36)の間に形成され
た液貯溜室(45)に連通しており、液供給口(31)
から送り込まれたコーティング剤(f)がこの液貯溜室
(45)及びノズルスリーブ(39)とニードル弁(4
0)との間隙に入り込むようになっている。
そして、作動空気供給口(33)に空気を圧入していな
いときは上述したようにバネ(42)に押圧されたニー
ドル弁(40)がノズルスリーブ(39)の先端を塞い
でいるから、コーティング剤(f)はノズルスリーブ
(39)先端から噴出せずに、液貯溜室(45)後方の
液リターン室(46)に流れ込み、リターン孔(47)
を介して液排出口(32)から排出されるようになって
いる。
いときは上述したようにバネ(42)に押圧されたニー
ドル弁(40)がノズルスリーブ(39)の先端を塞い
でいるから、コーティング剤(f)はノズルスリーブ
(39)先端から噴出せずに、液貯溜室(45)後方の
液リターン室(46)に流れ込み、リターン孔(47)
を介して液排出口(32)から排出されるようになって
いる。
次に、液貯溜室(45)内においてニードル弁(40)
にプラグ(51)が取り付けられており、作動空気供給
口(33)から空気を圧入してニードル弁(40)を押
し下げたときに、第5図に示すようにこのプラグ(5
1)によって液貯溜室(45)後方の液リターン室(4
6)を塞いでコーティング剤(f)のリターンを防ぎ、
ニードル弁(40)の後退によって開いたノズルスリー
ブ(39)先端からコーティング剤(f)が噴出するよ
うになっている。
にプラグ(51)が取り付けられており、作動空気供給
口(33)から空気を圧入してニードル弁(40)を押
し下げたときに、第5図に示すようにこのプラグ(5
1)によって液貯溜室(45)後方の液リターン室(4
6)を塞いでコーティング剤(f)のリターンを防ぎ、
ニードル弁(40)の後退によって開いたノズルスリー
ブ(39)先端からコーティング剤(f)が噴出するよ
うになっている。
なお、第6図に示すように、噴霧空気供給口(30)か
らノズル本体(36)内に空気が送り込まれるようにな
っており、キャップ(37)に穿設された円孔(3
7′)とノズルスリーブ(39)の間から空気を噴出せ
しめて、ノズルにスリーブ(39)先端から噴出された
コーティング剤(f)を霧状にするようになっている。
らノズル本体(36)内に空気が送り込まれるようにな
っており、キャップ(37)に穿設された円孔(3
7′)とノズルスリーブ(39)の間から空気を噴出せ
しめて、ノズルにスリーブ(39)先端から噴出された
コーティング剤(f)を霧状にするようになっている。
以上のようなものにおいて、ノズルスリーブ(39)の
先端には本考案の特徴とするノズルチップ(50)が第
1図、第7図の如く配設されている。
先端には本考案の特徴とするノズルチップ(50)が第
1図、第7図の如く配設されている。
このノズルチップ(50)は、コーティング剤(f)が
付着しないように剥離性に優れた材質によって形成され
たものであって、四弗化エチレン樹脂で形成されてい
る。
付着しないように剥離性に優れた材質によって形成され
たものであって、四弗化エチレン樹脂で形成されてい
る。
また、第7図に示すように、ノズルチップ(50)は、
先端部において外周面(50′)を先端に向かって未細
テーパー状の、例えば15°程度のテーパー状に形成す
ると共に、内周面(50″)を先端に向かって末広テー
パー状の、例えば60°程度の逆テーパー状に形成する
ことによって、更にコーティング剤(f)に対する剥離
性を向上させたものである。
先端部において外周面(50′)を先端に向かって未細
テーパー状の、例えば15°程度のテーパー状に形成す
ると共に、内周面(50″)を先端に向かって末広テー
パー状の、例えば60°程度の逆テーパー状に形成する
ことによって、更にコーティング剤(f)に対する剥離
性を向上させたものである。
すなわち、外周面(50′)は先端に向かって未細テー
パー状に形成されているので、キャップ(37)に穿設
された内孔(37′)からコーティング剤が噴出する
際、そのテーパー面に沿って噴出し、これによってノズ
ルチップ(50)の内面(50″)の末広テーパー面か
ら広い範囲に噴出されるコーティング剤の拡散面中心に
向かって噴出されることになり、したがってコーティン
グ剤が凝集することなくよく拡散されるからである。
パー状に形成されているので、キャップ(37)に穿設
された内孔(37′)からコーティング剤が噴出する
際、そのテーパー面に沿って噴出し、これによってノズ
ルチップ(50)の内面(50″)の末広テーパー面か
ら広い範囲に噴出されるコーティング剤の拡散面中心に
向かって噴出されることになり、したがってコーティン
グ剤が凝集することなくよく拡散されるからである。
本考案はコーティング装置内のノズル吐出口に皮膜生成
を惹起させないように a コーティング剤が付着しずらいノズル材質を選定し
たこと b 仮に皮膜生成が起きたとしても噴霧パターンが乱れ
る前にノズルから脱落可能な材質形状に工夫がなされた
こと c 2流体ノズル噴霧圧の噴霧メカニズムを利用して皮
膜生成機会を最小限にしたノズル先端形状の工夫がなさ
れたこと d 電熱係数が仮にノズル材質の選定がなされたこと 以上a〜dの工夫がなされたものであって、a、dにつ
いては四弗化エチレン樹脂が用いられ、bについては生
成された皮膜を接線方向に飛ばすため、ノズル外周面を
先端に向かって未細のテーパー状に形成したものであ
り、 cについては ノズル先端のコーティング液の滞留防止 ノズル先が液状態から液飛沫状態になることによる
皮膜生成機会の最小化 以上、の効果を奏するようにノズル内周面を先端に
向かって末広のテーパー状とし、ノズルの内部から噴霧
パターンを作るようにしたものである。
を惹起させないように a コーティング剤が付着しずらいノズル材質を選定し
たこと b 仮に皮膜生成が起きたとしても噴霧パターンが乱れ
る前にノズルから脱落可能な材質形状に工夫がなされた
こと c 2流体ノズル噴霧圧の噴霧メカニズムを利用して皮
膜生成機会を最小限にしたノズル先端形状の工夫がなさ
れたこと d 電熱係数が仮にノズル材質の選定がなされたこと 以上a〜dの工夫がなされたものであって、a、dにつ
いては四弗化エチレン樹脂が用いられ、bについては生
成された皮膜を接線方向に飛ばすため、ノズル外周面を
先端に向かって未細のテーパー状に形成したものであ
り、 cについては ノズル先端のコーティング液の滞留防止 ノズル先が液状態から液飛沫状態になることによる
皮膜生成機会の最小化 以上、の効果を奏するようにノズル内周面を先端に
向かって末広のテーパー状とし、ノズルの内部から噴霧
パターンを作るようにしたものである。
以上のように構成されたノズル(3)にあっては、作動
空気供給口(33)に作動空気供給管(11)を接続
し、液供給口(31)に送液管(6)を接続すると共に
液排出口(32)に排液管(7)を接続し、噴霧空気供
給口(30)に噴霧空気供給管(13)を接続し、先に
第8図で説明したシステムによりコーティングを行うこ
とによって、粘度の高いコーティング剤(f)を噴霧し
ても、ノズルチップ(50)先端のコーティング剤
(f)の凝集物が付着することがない。
空気供給口(33)に作動空気供給管(11)を接続
し、液供給口(31)に送液管(6)を接続すると共に
液排出口(32)に排液管(7)を接続し、噴霧空気供
給口(30)に噴霧空気供給管(13)を接続し、先に
第8図で説明したシステムによりコーティングを行うこ
とによって、粘度の高いコーティング剤(f)を噴霧し
ても、ノズルチップ(50)先端のコーティング剤
(f)の凝集物が付着することがない。
従って、腸溶性製剤をコーティングする際にフィルム基
材としてアクリル系樹脂を用いても、凝集物の生成を効
果的に防ぐことができる。
材としてアクリル系樹脂を用いても、凝集物の生成を効
果的に防ぐことができる。
なお、本考案を構成するために行った種々の実験結果を
以下に示す。
以下に示す。
第9図のように、 a:ノズルチップ(50)の内径[mm] b:ノズルチップ(50)の外径[mm] c:円孔(37′)の内径[mm] d:チップ外周面(50′)のテーパー角度[°] e:チップ内周面(50″)の逆テーパー角度[°] とおき、これらa〜eが種々の値であるノズルを多数製
造して、それぞれのノズルにおいて凝集物の生成時間と
凝集物の最大長さを実際に測定した。
造して、それぞれのノズルにおいて凝集物の生成時間と
凝集物の最大長さを実際に測定した。
なお、コーティング剤(f)にアクリル系樹脂を使用
し、送液料64〜74(ml/min)、液温度15.15〜
19.05℃、給気温度53.7〜55.05°℃、排
気温度37.2〜40.65℃の条件で実験した。
し、送液料64〜74(ml/min)、液温度15.15〜
19.05℃、給気温度53.7〜55.05°℃、排
気温度37.2〜40.65℃の条件で実験した。
その結果 a:約1.8[mm] b:約3[mm] c:約5[mm] d:10〜20[°] e:50〜60[°] の範囲値で製作したノズルが最も優れており、凝集物の
生成時間が8.5時間で凝集物の最大長さが3mm以下で
あった。
生成時間が8.5時間で凝集物の最大長さが3mm以下で
あった。
なお、ノズルチップ(50)の長さを変えた実験も行っ
たが、結果は変わらなかった。
たが、結果は変わらなかった。
また、四弗化エチレン樹脂に炭素繊維を含浸させたもの
でノズルチップ(50)を製作して実験したが、剥離性
は含浸させないものの方が良かった。
でノズルチップ(50)を製作して実験したが、剥離性
は含浸させないものの方が良かった。
(考案の効果) 以上何れにしても本考案によれば以下の効果を奏するも
のである。
のである。
、凝集物を生成するのが非常に遅くなり、また、生成
物も小さいので、従業時間内でコーティング状態を監視
する手間が無くなった。
物も小さいので、従業時間内でコーティング状態を監視
する手間が無くなった。
、ノズルチップの断熱性が向上し、高い給気温度とし
ても凝集物の生成を助長しにくくなった。
ても凝集物の生成を助長しにくくなった。
、ニードル弁とノズルチップとの当接によりシール性
が向上し、液漏れが無くなった。
が向上し、液漏れが無くなった。
第1、2図はノズルの側面図と正面図、 第3図は第2図W−W面のノズル断面図、 第4図は第2図X−X面のノズル断面図、 第5図は第2図Y−Y面のノズル断面図、 第6図は第2図Z−Z面のノズル断面図、 第7図はノズルチップの拡大断面図、 第8図は錠剤コーティングの系統図、 第9図はノズル先端の断面図、 第10、11図は従来技術にかかるノズル先端の断面図
である。 f……コーティング剤 1……コーティング装置 3……ノズル 30……噴霧空気供給口 31……液供給口 32……液排出口 33……作動空気供給口 39……ノズルスリーブ 40……ニードル弁 50……ノズルチップ
である。 f……コーティング剤 1……コーティング装置 3……ノズル 30……噴霧空気供給口 31……液供給口 32……液排出口 33……作動空気供給口 39……ノズルスリーブ 40……ニードル弁 50……ノズルチップ
Claims (2)
- 【請求項1】錠剤にフィルム基材をコーティングするノ
ズルにおいて、そのノズルスリーブの先端に四弗化エチ
レン樹脂からなる剥離性の優れた材質で形成され、かつ
ニードル弁で開閉されるノズル筒体を設け、該筒体の外
周面を先端に向かって未細のテーパー状に形成すると共
に内周面を先端に向かって末広のテーパー状に形成して
なる高粘度剤コーティング用のノズルチップ。 - 【請求項2】外周面のテーパー角が10〜20°であ
り、内周面の逆テーパー角が50〜60°である請求項
1記載の高粘度剤コーティング用のノズルチップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989026375U JPH0632205Y2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 高粘度剤コーティング用のノズルチップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989026375U JPH0632205Y2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 高粘度剤コーティング用のノズルチップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02117047U JPH02117047U (ja) | 1990-09-19 |
| JPH0632205Y2 true JPH0632205Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31247942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989026375U Expired - Fee Related JPH0632205Y2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 高粘度剤コーティング用のノズルチップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632205Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59184952U (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-08 | シャープ株式会社 | 半導体チップの樹脂モールド用ノズル |
| JPS63205160A (ja) * | 1987-02-23 | 1988-08-24 | 日本バルカ−工業株式会社 | 超音速ジエツト粉砕機用ノズル |
-
1989
- 1989-03-08 JP JP1989026375U patent/JPH0632205Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02117047U (ja) | 1990-09-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |