JPH06322182A - 溶融加工可能な生物分解性組成物およびその製品 - Google Patents
溶融加工可能な生物分解性組成物およびその製品Info
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Abstract
することを目的とする。 【構成】 本発明の組成物は良好な機械的特性を示し、
微生物の存在下で容易に分解する。また、本発明の組成
物は下水システムの中で30日以内にかなり分解するこ
とのできる薄肉の射出成形品を製造するのに有用であ
る。
Description
大しつつある環境上の問題を緩和することのできる環境
に優しい材料の開発および使用に関する。本発明は微生
物により急速に分解する組成物の開発に関する。これら
の組成物は各種の消費使い捨て製品に使用されうる。例
えば、これらの材料をおむつ、生理用ナプキン、成人失
禁用製品、特にタンポンアプリケーターのような使い捨
て製品の製造のためのフィルム、繊維および成形品に二
次加工することができる。
の天然ポリマーは微生物により急速に分解することが知
られているが、それらの殆んどはプラスチック材料の典
型的な特性を欠いているため製品の製造に有用でない。
また、それらは溶融加工できない。このような材料の1
つは天然澱粉である。安価で容易に入手できるため、澱
粉は多くの生物分解性組成物の開発において主要な成分
となっている。試みはいつも、この感熱性粉末をその高
速な生物分解性を維持しながら良好な機械特性を有する
溶融加工可能な組成物に変換することであった。
より急速な分解を行なうことが知られている。これらの
化学構造は炭化水素および炭水化物からエステルまたは
アミド結合を有する分子まで様々である〔化学技術事
典、別巻626−68(カークオスマー Kirk-Othmer)
、第3版)、環境的に分解しうるプラスチック〕。こ
れらの材料の殆んどはプラスチック材料に典型的な機械
的特性に欠け、加工しにくいため、製品の製造に有用で
ない
の生物分解性充てん剤として使用することが知られてい
る。生物分解を行なうのに、相当高濃度の澱粉充てん剤
が必要とされる。同時に、組成物の機械的特性は澱粉含
量の増加に伴ない、かなり低下する。澱粉含量の高い材
料の製造における最初の進歩は澱粉が水,熱および圧力
の存在下で溶融加工できるという発見であった〔米国特
許第4,133,784号および第4,337,181
号(USDA特許)を参照〕。
のための生物分解性フィルムとしての、澱粉が添加され
たポリ(エチレン−アクリル酸)(EAA)およびポリ
エチレン(PE)の使用が記載されている。これらの特
許には、最初に澱粉が水の存在下、高温で糊化される方
法が記載されている。このような条件下で、高度に水素
結合された天然構造が破壊され、そして溶融流れが達成
される。次に、得られた混合物はEAAおよびPEと混
合される。多量の水(20〜50%)が使用され、そし
て水の除去後の最終澱粉含量は60重量%程度である。
された材料の生物分解速度が不満足な生物分解性を示す
ことを示唆している。PE/EAAを40重量%の澱粉
と共に含有する射出成形品は下水システムの中で30日
後に殆んど分解しなかった(0〜5重量%の減量)。こ
の期間は水処理施設の典型的な下水汚物の滞留時間が約
30日間であるため試験用として選択されたものであ
り、現代の施設においてはその滞留時間は1週間未満で
ある。しかしながら、分解のために最大30日間を要す
ることが合理的な衛生工事において、蓄積および目詰り
を回避するため衛生保護装置は腐敗タンクとなりうる。
リックス オテイ(Felix Otey) の論文〔Inc. Eng. Ch
em. Res., 26, 1659〜1663(1987年)〕に記載されてい
る。
用の澱粉が添加されたポリビニルアルコールフィルムの
製造法が記載されている。この組成物は非常に感水性で
あり、それによりおむつおよび生理用ナプキンのような
使い捨て製品にはかなり不適当な組成物となっている。
また、ポリビニルアルコールを含有するサンプルは模擬
嫌気下水処理条件下で非常にゆっくりと分解し、そのた
めこの特許に従って製造された組成物は使い捨て製品に
不適当である。
73,438号に記載されている。これらのカプセルは
5〜30%の水および熱の存在下で純澱粉から製造され
る。強力に水素結合された澱粉の構造はこれらの条件下
で破壊され、溶融流れを達成するものと思われる。得ら
れた材料は剛性かつ極めて感水性であり、そのため組成
物は使い捨てのおむつおよび生理用ナプキンのような生
成分解性製品の候補として良くない。
おける改良法が最近報告されている〔米国特許第4,6
73,438号、英国特許第2,190,093号、並
びに欧州特許第282,451号、第298,920
号、第304,401号、第326,517号および第
327,505号を参照〕。
り加圧下で変換して寸法安定性を有する製品を生成する
ことのできるポリマーブレンドを開示している。これら
の組成物は分解澱粉および少なくとも1種の実質的に水
不溶性のポリマーを含有し、場合によっては他の水不溶
性ポリマーおよび可塑剤を含むこともある。これらの組
成物において使用される澱粉は澱粉の寸法安定性および
機械的特性を有意に改質する比較的高い含水量を有し、
分解澱粉が熱可塑性であってもそれは耐水性ではない。
この澱粉組成物はタンポンアプリケーター、使い捨てお
むつおよび生理用ナプキンのような使い捨て製品を製造
するのに適当な支持体ではない。
澱粉および熱可塑性ポリマーを含有する生物分解性プラ
スチック組成物を開示している。澱粉の含水量があまり
高いため、加圧下で加熱されると澱粉は分解されてしま
う。このことは澱粉の寸法安定性および機械的特性に影
響を与え、組成物を生物分解性の熱可塑性組成物として
不適当なものにしている。
とも72重量%の澱粉、場合によっては第2の親水性ポ
リマーからなる澱粉組成物を開示している。この製造法
において少なくとも10重量%の水の存在もまた不可欠
であり、このことは組成物を消費製品として不適当なも
のにしている。場合によっては他の水不溶性ポリマーお
よび可塑剤を含むこともある。これらの組成物において
使用される澱粉は澱粉の寸法安定性および機械的特性を
有意に改質する比較的高い含水量を有し、分解澱粉が熱
可塑性であってもそれは耐水性ではない。この澱粉組成
物はタンポンアプリケーター、使い捨ておむつおよび生
理用ナプキンのような使い捨て製品を製造するのに適当
な支持体ではない。
澱粉および熱可塑性ポリマーを含有する生物分解性プラ
スチック組成物を開示している。澱粉の含水量があまり
に高いため、加圧下で加熱されると澱粉は分解されてし
まう。このことは澱粉の寸法安定性および機械的特性に
影響を与え、組成物を生物分解性の熱可塑性組成物とし
て不適当なものにしている。
とも72重量%の澱粉、場合によっては第2の親水性ポ
リマーからなる澱粉組成物を開示している。この製造法
において少なくとも10重量%の水の存在もまた不可欠
であり、このことは組成物を消費製品として不適当なも
のにしている。
粉およびエチレンコポリマーを含有する澱粉−ポリマー
アロイを開示している。試験の結果は、この特許に従っ
て製造された組成物は消費製品として適当であるのに必
要な生物分解性を欠いていることを示した。
B)およびポリ(3−ヒドロキシバレレート)(PH
V)コポリマーブレンドの使用はデーブ(Dave) らのPo
lym. Mater. Sci., 62,231〜35(1990年)に記載されて
いる。ポリカプロラクトン/PHBV組成物の分解試験
において、実験室での酸素加水分解による減量は比較的
低かった。
(3−ヒドロキシバレレート)、可塑剤および核剤から
成形されたタンポンアプリケーターはマックネイル(Mc
Neil)の米国特許第4,900,299号に記載されて
いる。ヒドロキシアルキルセルロースまたは澱粉のよう
な生物分解性充てん剤の任意の使用もまた開示されてい
る。
上がりで、機能的な生物分解性材料を製造するための最
も好都合なルートである。しかし、このような組成物の
澱粉含量は合理的な分解速度を達成するために非常に高
くなければならない(50重量%以上)。さらに、澱粉
粉末は典型的に10〜40重量%の水分を含有する。こ
の澱粉は一般に、熱および圧力の組合せが澱粉を分解
し、溶融するのに十分なものである押出機に装入され
る。澱粉が主要な相となるため、得られる材料は脆く、
さらに改良を要する。
高濃度の澱粉充てん剤が必要とされる。しかし、ポリエ
チレン、ポリウレタンなどのような通常のポリマーは澱
粉充てん剤として有用な能力が制限されており、すなわ
ち組成物の機械的特性は澱粉含量の増加に伴ない著しく
低下する。さらに、微生物はポリマーマトリックスを分
解することなく選択的に澱粉を消化することがわかって
いる。
消費製品の使用が非常に制限された分解澱粉を含有する
特定の組成物が開示されている。この澱粉は澱粉に水の
存在下で熱および圧力を付与することにより製造され、
それにより澱粉分子間の水素結合が破壊され、材料は熱
可塑性であるが冷水に溶解性となり、したがって消費製
品には不適当である。この理由のため、このような組成
物に他の水不溶性ポリマーが添加されたがその分解は良
くなかった。
速分解性との合理的な釣合いを見つける試みが残ってい
る。本発明は機械的特性、高い生物分解速度、加工性お
よび低コスト間のバランスを適当に維持する組成物を提
供する。
組成物が熱可塑性であり、良好な機械的特性を示し、そ
して微生物の存在下で容易に分解することを示唆してい
る。本発明の組成物を用いて下水システムの中で30日
以内にかなり分解することのできる薄肉の製品を射出成
形できる。これらの製品はフラッシ可能な使い捨て製品
として利用できる。
成物を提供する。本発明の1つの見地によれば、熱可塑
性エステル含有ポリマー、可塑剤および場合によっては
不活性充てん剤のブレンドを含む組成物が提供される。
これらの組成物は(a)一般式〔−O−CHR−CH2
−C(=O)−〕n (I)(式中、Rは独立して約1〜
9個の炭素原子を有するアルキルである)の1種以上の
繰り返し単位を含有する約10〜70重量%の1種以上
の熱可塑性ポリマー、(b)約5〜35重量%の1種以
上のエステル含有ポリマーであって、これらの1種以上
のポリマーは約10,000以上の分子量を有し、 i)骨格にエステル結合を有し、一般式〔−O−C(=
O)−R1 −C(=O)−O−R2 〕n (II)(式中、R
1 は約2〜12個の炭素原子を有するアルカンまたはア
ルケンであり、そしてR2 は約12個までの炭素原子を
有するアルカン、アルケンまたはアリールである)の1
種以上のモノマー単位を含有するポリマー、および ii)エステル側基を有し、一般式〔−CH2 −CHX−
CH2 −CH(OCOCH3 )−〕n (III) (式中、X
は独立してH、Cl、約1〜3個の炭素原子を有するア
ルキル、アリール、アセテートまたはヒドロキシル基で
ある)の単位および一般式〔−CH2 −CR4 (COO
R5 )−〕n (IV)(式中、R4 はHまたは約1〜2個の
炭素原子を有するアルキルであり、そしてR5 は約1〜
4個の炭素原子を有するアルキルである)の単位からな
る群より選択される1種以上のモノマー単位を含有する
ポリマーからなる群より選択される、(c)約0〜30
重量%の1種以上の可塑剤、および(d)約0〜50重
量%の不活性充てん剤を包含する。
物は(a)i)約50〜80重量%の分解澱粉並びにビ
ニルアセテート含量が約5〜90%であるエチレン−ビ
ニルアセテート、約5〜90%の加水分解アセテート基
を有する変性エチレンビニル−アセテート、エチレン−
グリシジルアクリレート、エチレン−メチルメタクリレ
ート、エチレン−無水マレイン酸およびこれらの混合物
からなる群から選択される約20〜50重量%の疎水性
コポリマー、(ii)150℃以上の沸点を有し、グリセリ
ン、ポリエチレングリコール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ソルビトール、マンニトール、こ
れらのアセテート、エトキシル化およびプロポキシル化
誘導体、およびこれらの混合物から選択される可塑剤、
および(iii) i)の分解澱粉成分の0〜約20重量%の
尿素を含有する約15〜50重量%の澱粉−ポリマーア
ロイ、 (b)約30〜55重量%の非変性澱粉、および (c)ヒドロキシル基を有し、分子量が約1,000以
下である水溶性可塑剤を包含する。
から製造される製品、特に使い捨てタンポンアプリケー
ターに関する。
成物が提供される。そのうちの1つの組成物は熱可塑性
エステル含有ポリマー、可塑剤および場合によっては不
活性充てん剤のブレンドを含む。
一般式〔−O−CHR−CH2 −C(=O)−〕
n (I)(式中、Rは独立して約1〜9個の炭素原子を
有するアルキル(すなわち、メチルからノニルまでの同
族炭化水素列)である)で表わされるモノマー単位を含
む。広い意味で、すべての生物分解性ポリ(3−ヒドロ
キシアルカノエート)は本発明に適したポリマーであ
る。式Iの熱可塑性ポリマーは繰り返しモノマー単位の
Rが異なるコポリマーを含んでもよい。この系のポリマ
ーはグロス(Gross)らのマクロモレキュールス(Macrom
olecules) 、22, 1106(1989 年)、ブランドル(Brand
l) らのアプリード アンド エンビロメンタルマイク
ロバイオロジィ(Applied and Environmental Microbio
logy) 、58, 1977(1988年)に記載されており、これら
の開示は参考文献として本明細書に組み込まれる。これ
らのポリマーは一般に微生物により製造され、そして幾
つかの変種が実験室で合成されている。また、この系の
ポリマーはブロエンバーゲン(Bloembergen)らのマクロ
モレキュールス(Macromolecules)、20, 3089〜91(19
87年)、シェルトン(Shelton )らのポリマー レター
ズ(Polymer Letters )、9,173 〜78(1971年)に記載
されており、これらの開示は参考文献として本明細書に
組み込まれる。これらのポリマーは当業者に知られてい
る方法に従って合成することができる。上記の刊行物は
典型的な合成技術を記載している。
Rがメチルまたはエチル側鎖である〔すなわち、それぞ
れポリ(3−ヒドロキシブチレート)(PHB)および
ポリ(3−ヒドロキシバレレート)(PHV)であ
る〕。より好ましい態様において、バレレート含量が約
5〜25%であるPHBおよびPHVのコポリマー(P
HBV)が使用される。
0〜70重量%の量で存在する。好ましくは、熱可塑性
ポリマー含量は約20〜50重量%である。
で脆く、その結晶化速度が低いため加工しにくい。PH
BVを特定のエステル含有ポリマーと混合することはこ
れらの欠点を克服し、微生物の存在下で急速に分解する
丈夫で有用な材料の合成を可能にする。
たエステル含有ポリマーは骨格にエステル結合を有し、
またはエステル側基を含む。これらのポリマーの分子量
は約10,000以上である。
般式〔−O−C(=O)−R1 −C(=O)−O−
R2 〕n (II)(式中、R1 は約2〜12個の炭素原子を
有するアルカンまたはアルケンであり、そしてR2 は約
12個までの炭素原子を有するアルカン、アルケンまた
はアリールである)の1種以上のモノマー単位を含む。
合を有するポリマー(II)はポリカプロラクトン、エチレ
ングリコールアジペート、プロピレングリコールセバケ
ート、エチレングリコールフタレートである。より好ま
しい態様において、ポリマー(II)はポリカプロラクトン
である。他の適当な式IIのポリマーおよびコポリマーは
当業者に明らかであり、本発明の精神から逸脱すること
なく使用されうる。
CH2 −CHX−CH2 −CH(OCOCH3 )−〕n
(III) (式中、Xは独立してH、Cl、約1〜3個の炭
素原子を有するアルキル、アリール、アセテートまたは
ヒドロキシル基である)、または一般式〔−CH2 −C
R4 (COOR5 )−〕n (IV)(式中、R4 はHまたは
約1〜2個の炭素原子を有するアルキルであり、そして
R5 は約1〜4個の炭素原子を有する)の1種以上のモ
ノマー単位を有する。
基を有するポリマーは式III で示されるポリビニルアセ
テート、エチレンビニルアセテートコポリマー、ビニル
クロライド−ビニルアセテートコポリマー、または式(I
V)で示されるメタクリレートコポリマーである。他の適
当な式(III) および(IV)のポリマーは当業者に明らかで
あり、本発明の精神を逸脱することなく使用されうる。
/または(IV)は組成物中に約5〜35重量%の量で存在
する。好ましい態様において、エステル含有ポリマーの
含量は約10〜25重量%である。
ル含有ポリマーは商業的に入手でき、または当業者に知
られている従来の方法に従って合成されうる。
量%までの、好ましくは約5〜20重量%の可塑剤を含
有してもよい。適当な可塑剤には分子量が約4,000
以下であり、2〜12個の炭素原子を有する二塩基性脂
肪酸の液状エステル、または上記の式IIで表わされるポ
リエステルが含まれ、好ましくは分子量が2,000以
下の液状もしくはろう様材料、またはグリセリンのアセ
テートエステルである。
テートエステル(トリアセチン)、ポリ(プロパンセバ
ケート)、ポリ(ヘキサメチレンスクシネート)、ポリ
(ヘキサメチレンフマレート)、ポリ(ドデカンセバゲ
ート)およびポリ(テトラメチレンアゼレート)からな
る群より選択される。より好ましい態様において、可塑
剤はトリアセテートエステル(トリアセチン)である。
他の適当な可塑剤は当業者に明らかであり、本発明の精
神から逸脱することなく使用されうる。一般に、可塑剤
は商業的に入手でき、または当業者に知られている従来
の方法に従って合成されうる。
めに、充てん剤(組成物の50重量%まで、好ましくは
約20〜40重量%)を第1種の組成物に加えて組成物
の溶融粘度をコントロールすることができる。澱粉およ
び炭酸カルシウムは特に有用であり、そして澱粉が好ま
しい充てん剤である。好ましくは、澱粉の含水量は2%
以下、より好ましくは約0.1%以下である。また、澱
粉の粒径は約15ミクロン以下、好ましくは約5ミクロ
ン以下である。
シ、トウモロコシの胚芽、ジャガイモ、ライ麦、オート
麦または小麦から抽出されたもののような天然または植
物性澱粉が含まれるが、これらに限定されない。
合された、予め作られた澱粉−疎水性ポリマーアロイを
含有する第2種の生物分解性の熱可塑性組成物に関す
る。
%の分解澱粉および20〜50重量%の水不溶性ポリマ
ーを含有する。本発明において“分解澱粉”は通常の意
味を有し、すなわち水の存在下で熱可塑性溶融生成法に
より生成された澱粉である。この生成法は澱粉の水素結
合、したがって、澱粉の結晶構造を破壊する。水不溶性
ポリマーはビニルアセテート含量が約5〜90%である
エチレン−ビニルアセテート、約5〜90%の加水分解
アセテート基を有する変性エチレンビニル−アセテー
ト、エチレン−グリシジルアクリレート、エチレン−メ
チルメタクリレート、エチレン−無水マレイン酸および
これらの混合物からなる群より選択される。特定の好ま
しい態様において、ポリマーはエチレン−ビニルアセテ
ートであり、好ましくはビニルアセテート含量が約12
〜80%である。
ン、ポリエチレングリコール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ソルビトール、マンニトール、こ
れらのアセテート、エトキシル化およびプロポキシル化
誘導体、およびこれらの混合物からなる群より選択され
る可塑剤を含有する。特定の好ましい態様において、可
塑剤はグリセリンである。一般に、可塑剤はアロイ中に
存在する約20〜60重量%の分解澱粉成分を含有す
る。
〜20%の尿素を含有する。すなわち、組成物が60g
の分解澱粉を含む場合、組成物は12gの尿素を含む。
られた澱粉−ポリマーアロイの含量は約15〜50重量
%、好ましくは約15〜30重量%である。
量の低い非変性澱粉と混合される。本発明において、
“非変性澱粉”は溶融加工されていない。したがってそ
の結晶構造が破壊されていない澱粉を意味する。特定の
好ましい態様において、澱粉成分は約2重量%以下の水
を含有する。より好ましい態様において、澱粉は約0.
1重量%以下の水を含有する。好ましい態様において、
澱粉の粒径は約15ミクロン以下、好ましくは約5〜1
0ミクロン、そしてより好ましくは約5ミクロン以下で
ある。
0〜55重量%、好ましくは約40〜50重量%であ
る。好ましい態様において、生物分解性組成物の総澱粉
含量(すなわち、分解澱粉+非変性澱粉)は約55〜7
0重量%、より好ましくは約60〜65重量%である。
マーアロイはさらに、ヒドロキシ基を含有する水溶性可
塑剤と混合される。この可塑剤の分子量は約1,000
以下である。特定の好ましい態様において、可塑剤はグ
リセリン、トリメチルプロパン、ソルビトール、エリス
リトールまたはポリエチレングリコールである。より好
ましい態様において、可塑剤はグリセリンである。他の
適当な可塑剤は当業者に明らかであり、そして他の可塑
剤の使用は本発明の精神から逸脱しない。使用される可
塑剤の量は組成物を熱可塑性にし、そして組成物の感水
性を低下するのに有効な量である。一般に、可塑剤は組
成物の約15〜30重量%、好ましくは20〜30重量
%の量で存在する。
CO3 )のような他の不活性添加剤を配合物中に加える
ことができる。特定の好ましい態様において、追加の不
活性充てん剤の量は約2〜20重量%、より好ましくは
約5〜10重量%である。
る。
るという利点を有する薄肉の射出成形品を製造するのに
有用である。したがって、本組成物はタンポンアプリケ
ーターのようなフラッシ可能な使い捨て製品を製造する
のに特に有用である。フィルム、繊維および成形品のよ
うな造形品は本発明の組成物から射出成形法、溶融押出
のような溶融加工、または圧縮成形法により製造でき
る。
レレート)およびエステル含有ポリマーを溶融し、そし
てブラベンダープラスチコーダーミキサーを使用して可
塑剤および充てん剤と混合した。表2に、エステル含有
ポリマー、可塑剤および各成分の量を示す。混合を16
0℃、50rpmで行なった。均一なブレンドをボウル
から取出し、そして特性決定および生物分解試験用に1
0〜20ミルの厚さのフィルム(5,000psi、1
60℃)をプレス成形した。
肪族ポリエステル(C.P.Hall) PEG:分子量が4,000のポリエチレングリコール
(カルボワックス3600、Union Carbid
e) トリアセチン(グリセロールのトリアセテートエステ
ル):工業用(セラニーズ) EVA:エチレン−ビニルアセテートコポリマー、28
%アセテート(UE−634,USI) PCL:ポリカプロラクトン(トーン700、Unio
n Carbide) PHBV:ポリヒドロキシブチレート−ポリヒドロキシ
バレレートコポリマー(ICI) 澱粉:5〜10ミクロンの粉末(ADM) CaCO3 :炭酸カルシウム
す。本発明において、“引張強さ”とは材料に引張荷重
を付与したとき破断することなく耐えることのできる最
大応力を意味する。“伸び”なる用語は引張応力による
材料の長さのわずかな増加を示し、弾性ともいう。組成
物の引張強さ/伸びはインストロン試験機(10インチ
/分のクロスヘッド速度、1インチのギャップ)を使用
して測定した。“曲げ弾性率”はポリマーの剛性を示
す。それはインストロン試験機(2インチ/分)を使用
して測定した。本発明において、“メルトインデック
ス”なる用語は所定の圧力により特定の入口から押出さ
れる熱可塑性樹脂のグラム数を意味する。これは熱可塑
性組成物の非常に重要な性質である。メルトインデック
スは5,000psi、160℃で測定した。
ついて検討した範囲内で相当広範囲の機械的特性および
加工性が得られる。
のメルトフローインデックス(すなわち加工性)、可撓
性および分解速度に大きな影響力を有する(表2を参
照)。
ステル含有ポリマー(すなわちPCL、EVA)の比は
2:1〜1:2である。分解速度はこの比に依存し、P
HBVに富んだ組成物はより速く分解する。急速な分解
のために、エステル含有ポリマーは好ましくは約20重
量%以上の量で存在せず、PHBV含量は約50重量%
以下である。例えば、表2中のサンプル2,3,5およ
び6とサンプル19,20,22,24,26および4
1の減量パーセントを比較されたい。
条件下で試験した。サンプルを35℃に保たれた小規模
のスラッジミクロフローラにさらした。これらの条件は
フラッシされた使い捨て材料の分解のための典型的な嫌
気環境を与える。分解後、ガス発生および30日間の減
量率を調べた。
澱粉−ポリマーアロイ(Novamont) 澱粉:クリントン400コーンスターチ、1重量%の水
分(ADM) CaCO3 :炭酸カルシウム、スーパーマイト、1ミク
ロンの一粒径、未処理(ECC Internatio
nal) グリセリン:純度99% PEG:カルボワックス、分子量600(Union
Carbide) Atmer 129:グリセロールモノステアレート離
型剤(ICI)
AIO6H)は50kgのシールバックでノバモンド(No
vamont)社から入手した。ペレットを変性剤粉末(澱
粉、炭酸カルシウム)および液体(ポリエチレングリコ
ール、カルボワックス、グリセリン)と機械的に混合
し、二軸スクリューブラベンダーミキサーに装入した。
澱粉の熱分解を防ぐためにバレル温度を160℃に維持
した。スクリュー速度を50rpmとし、一定時間内に
処理される量は15〜20ld/時とした。ストランドを
ペレタイザーに入れる前にコンベヤー上で空冷した。各
組成物のメルトレオロジーはケヤネス(Keyaness) 社製
の細管レオメーター(Galaxy IV#0052
型)を使用して種々の剪断速度で測定した。ペレットを
用いて10〜20ミルの厚さのフィルムを圧縮成形(Pa
sadenaプレス機:5,000psi,160℃)するこ
とにより、特性決定および生物分解試験用のフィルムを
作った。5.2オンスのバレル押出機を有する80トン
のEngle成形機を使用して、所定の組成物からタン
ポンアプリケーターを射出成形した。
た。各ユニットは水処理施設から集められたばかりの、
消化されたおよび生のスラッジの混合物を含んだ。以前
の順応したスラッジ(種)もまた、約1.5%の量で加
えた。嫌気ダイジェスターを35℃の定温器の中に入れ
た。各供試材料(1gのフィルム、10〜20ミルの厚
さ)を確実にスラッジの底と接触するようにガラスの重
しを含むナイロンメッシュでくるんだ。減量率およびガ
ス発生を30日間測定した。
樹脂とかなり相溶性でり、これらのブレンドより透明な
フィルムを作った。生物分解試験において、Mater
−Biの合成ポリマー部分は分解せず、そしてこれはフ
ィルムの結合性を保持していることがわかった。グリセ
リンおよび澱粉の添加は組成物中の合成樹脂含量を下
げ、分解速度を増大した。非変性澱粉アロイにおいて、
減量率の実測値は約55%であり、これはまたMate
r−Bi中の澱粉の表示濃度である。変性樹脂の場合、
減量率は88%である。
間に経験的な相関関係を利用することができる。連続相
中の変性組成物の濃度は次のようにして計算できる。 合成樹脂(%)=〔Mater-Bi濃度〕×0.4 /〔Mater-Bi
濃度〕+〔加えた澱粉〕
率を示す。
分解に全く作用しないこともわかる。サンプルFおよび
GをサンプルA〜Eと比較すると、より速い分解速度を
達成するためには連続相を澱粉で希釈することが好まし
いことがわかる。
成形品を製造するのに特定の溶融流れ要件を満たさなけ
ればならない。レオロジー測定の結果はまた、澱粉とM
ater−Biが強く相互作用することを示唆してい
る。このことは溶融粘度の非常に極端な増加により明ら
かにされた。このような現象は不活性充てん剤、すなわ
ち炭酸カルシウムでは観察されなかった。
り溶融粘度が有意に低下した。同時に、グリセリンは組
成物を軟質で曲げやすいものにした。このことは金型充
てん工程を容易にしたが、取出し時の製品の変形を防止
するため非常に長い冷却期間もまた必要とした。グリセ
リンの軟化作用は炭酸カルシウムではなく澱粉粉末を加
えることにより補えることがわかった。したがって、所
定量のグリセリンおよび付加粉末について、剛性および
溶融粘度は共に澱粉対CaCo3 の比によって測定する
ことができる。
図1は20重量%のグリセリンおよび40重量%の澱粉
を用いてAIO6H樹脂を変性するとより高い粘度が得
られ、また40重量%のCaCO3 を用いると粘度が有
意に低下することを示している。図2は澱粉およびCa
CO3 含量を変えることによって容易に粘度を調節でき
ることを示している。表4に種々の配合物およびこれら
の測定された特性を示す。
成分間の限界バランスを明らかにした。望ましい粘度範
囲は100/秒の剪断速度および160℃において3,
300〜4,200ポアズであることがわかった。粘度
がより高いと不完全な製品が製造され、そして下限値に
おいては軟質の変形した製品が得られた。流れ調整剤、
ICI社製のAtmer129の添加はアロイの弾性率
(すなわち剛性)を下げることなく粘度を低下すること
ができるため有益であることがわかった。粘度における
Atmerの効果は表4のサンプルA21,A22およ
びA23からわかる。
品の製造 次の組成成分を30mmの同時に回転するWerner
& Pfleiderer二軸スクリュー押出機で配
合した、 重量% PHBV(7%バレレート) 38 トーン700 16 トリアセチン 15 澱 粉 20 炭酸カルシウム 10 窒化ホウ素 1
ル):工業用(セラニーズ) PHBV:ポリヒドロキシブチレート−ポリヒドロキシ
バレレートコポリマー(ICI) 澱粉:5〜10ミクロンの粉末(ADM) CaCO3 :炭酸カルシウム トーン700:ポリカプロラクトン(PCL)(Uni
on Carbide) PHBV粉末をポリカプロラクトン(トーン700)ペ
レットおよび澱粉粉末と予めブレンドした。セメント混
合物において、固体ブレンドに液状トリアセチンを噴霧
し、15分間混転して均一な混合物を得た。次に、ブレ
ンドを容量供給装置により二軸スクリュー押出機の後部
に入れた。スクリュー速度は300rpmに設定し、そ
して温度分布は後部の91℃から前部の135℃まで徐
々に増加した。実際の溶融温度は140℃であった。ス
トランドを冷却し、5mmの大きさのペレットに細断し
た。5.2オンスのバレル容積を有する80トンのEn
gle成形機を使用して上記のペレットからタンポンア
プリケーターを成形した。成形サイクル時間は14秒で
あり、そして成形温度は33℃であった。バレルの温度
分布は供給部の141℃からノズルの160℃までであ
った。
る。 (1)可塑剤は分子量が約4,000以下であり、2〜
12個の炭素原子を有する二塩基性脂肪酸の液状エステ
ル、ポリエステル、およびグリセリンのアセテートエス
テルからなる群より選択される請求項1記載の組成物。
ルシウムからなる群より選択される請求項1記載の組成
物。
ロキシブチレート)およびポリ(3−ヒドロキシバレレ
ート)からなる群より選択される請求項1記載の組成
物。
ロキシブチレート)とバレレート含量が約5〜25%で
あるポリ(3−ヒドロキシバレレート)のコポリマーで
ある請求項1記載の組成物。
ラクトン、エチレングリコールアジペート、プロピレン
グリコールセバケート、エチレングリコールフタレー
ト、ポリビニルアセテート、エチレン−ビニルアセテー
トコポリマー、ビニルクロランド−ビニルアセテートコ
ポリマーおよびメタクリレートコポリマーからなる群よ
り選択される請求項1記載の組成物。
%以下の澱粉である請求項1記載の組成物。
ミクロンの澱粉である請求項1記載の組成物。
ン以下の澱粉である請求項1記載の組成物。
ト)、ポリ(プロパンセバケート)、ポリ(ヘキサメチ
レンスクシネート)、ポリ(ヘキサメチレンフマレー
ト)、ポリ(ドデカンセバケート)、ポリ(テトラメチ
レンアゼレート)またはトリアセテートエステルからな
る群より選択される請求項1記載の組成物。
量%の量で存在する請求項1記載の組成物。
5重量%の量で存在する請求項1記載の組成物。
在する請求項1記載の組成物。
%の量で存在する請求項1記載の組成物。
ロキシブチレート)およびポリ(3−ヒドロキシバレレ
ート)からなる群より選択され、そしてエステル含有ポ
リマーはポリカプロラクトン、エチレングリコールアジ
ペート、プロピレングリコールセバケート、エチレング
リコールフタレート、ポリビニルアセテート、エチレン
−ビニルアセテートコポリマー、ビニルクロライド−ビ
ニルアセテートコポリマーおよびメタクリレートコポリ
マーからなる群より選択される請求項1記載の組成物。
ロキシブチレート)、ポリ(3−ヒドロキシバレレー
ト)およびそそのコポリマーからなる群より選択され、
そして不活性充てん剤は含水量が約2重量%以下の澱粉
である請求項1記載の組成物。
ロキシブチレート)、ポリ(3−ヒドロキシバレレー
ト)およびそのコポリマーからなる群より選択され、エ
ステル含有ポリマーはポリカプロラクトン、エチレング
リコールアジペート、プロピレングリコールセバケー
ト、エチレングリコールフタレート、ポリビニルアセテ
ート、エチレン−ビニルアセテートコポリマー、ビニル
クロライド−ビニルアセテートコポリマーおよびメタク
リレートコポリマーからなる群より選択され、そして不
活性充てん剤は含水量が約2重量%以下の澱粉である請
求項1記載の組成物。
ロキシブチレート)、ポリ(3−ヒドロキシバレレー
ト)およびそのコポリマーからなる群より選択され、そ
して可塑剤はポリ(エチレンアジペート)、ポリ(プロ
パンセバケート)、ポリ(ヘキサメチレンスクシネー
ト)、ポリ(ヘキサメチレンフマレート)、ポリ(ドデ
カンセバケート)、ポリ(テトラメチレンアゼレート)
およびトリアセテートエステルからなる群より選択され
る請求項1記載の組成物。
ロキシブチレート)、ポリ(3−ヒドロキシバレレー
ト)およびそのコポリマーからなる群より選択され、可
塑剤はポリ(エチレンアジペート)、ポリ(プロパンセ
バケート)、ポリ(ヘキサメチレンスクシネート)、ポ
リ(ヘキサメチレンフマレート)、ポリ(ドデカンセバ
ケート)、ポリ(テトラメチレンアゼレート)およびト
リアセテートエステルからなる群より選択され、そして
エステル含有ポリマーはポリカプロラクトン、エチレン
グリコールアジペート、プロピレングリケートセバケー
ト、エチレングリコールフタレート、ポリビニルアセテ
ート、エチレン−ビニルアセテートコポリマー、ビニル
クロライド−ビニルアセテートコポリマーおよびメタク
レートコポリマーからなる群より選択される請求項1記
載の組成物。
ロキシブチレート)、ポリ(3−ヒドロキシバレレー
ト)およびそのコポリマーからなる群より選択され、可
塑剤はポリ(エチレンアジペート)、ポリ(プロパンセ
バケート)、ポリ(ヘキサメチレンスクシネート)、ポ
リ(ヘキサメチレンフマレート)、ポリ(ドデカンセバ
ケート)ポリ(テトラメチレンアゼレート)およびトリ
アセテートエステルからなる群より選択され、エステル
含有ポリマーはポリカプロラクトン、エチレングリコー
ルアジペート、プロピレングリコールセバケート、エチ
レングリコールフタレート、ポリビニルアセテート、エ
チレン−ビニルアセテートコポリマー、ビニルクロライ
ド−ビニルアセテートコポリマーおよびメタクリレート
コポリマーからなる群より選択され、そして澱粉は含水
量が約2重量%以下である請求項1記載の組成物。
量%の量で存在し、エステル含有ポリマーは約10〜2
5重量%の量で存在し、可塑剤は約5〜20重量%の量
で存在し、そして澱粉は約20〜40重量%の量で存在
する実施態様(18)記載の組成物。
てん剤を含有する請求項2記載の組成物。
ある実施態様(21)記載の組成物。
0重量%である実施態様(22)記載の組成物。
含有する請求項2記載の組成物。
2重量%以下の水を含有する請求項2記載の組成物。
すなわち成分(b)を含有する請求項2記載の組成物。
すなわち成分(b)を含有する請求項2記載の組成物。
重量%である請求項2記載の組成物。
重量%である請求項2記載の組成物。
物の存在下で容易に分解することを特徴とする生物分解
性の熱可塑性組成物である。本発明の組成物を用いて、
下水システムの中で30日以内に相当分解しうる薄肉の
製品を射出成形できる。これらの製品は水で流せるよう
な使い捨て製品として利用できる。
示すグラフ図。20重量%のグリセリンおよび40重量
%の澱粉を用いて澱粉−ポリマーアロイ(AI06H樹
脂)を変性するとより高い粘度が得られ、また40重量
%のCaCO3 を用いると粘度が有意に低下することが
わかる。
示すグラフ図。澱粉およびCaCO3 含量を変えること
により容易に粘度を調節できることを証明している。
Claims (6)
- 【請求項1】 (a)一般式〔−O−CHR−CH2 −
C(=O)−〕n (I)(式中、Rは独立して約1〜9
個の炭素原子を有するアルキルである)の1種以上の繰
り返し単位を含有する約10〜70重量%の1種以上の
熱可塑性ポリマー、 (b)約5〜35重量%の1種以上のエステル含有ポリ
マーであって、これらの1種以上のポリマーは約10,
000以上の分子量を有し、 i)骨格にエステル結合を有し、一般式〔−O−C(=
O)−R1 −C(=O)−O−R2 〕n (II)(式中、R
1 は約2〜12個の炭素原子を有するアルカンまたはア
ルケンであり、そしてR2 は約12個までの炭素原子を
有するアルカン、アルケンまたはアリールである)の1
種以上のモノマー単位を含有するポリマー、および ii)エステル側基を有し、一般式〔−CH2 −CHX−
CH2 −CH(OCOCH3 )−〕n (III) (式中、X
は独立してH、Cl、約1〜3個の炭素原子を有するア
ルキル、アリール、アセテートまたはヒドロキシル基で
ある)の単位および一般式〔−CH2 −CR4 (COO
R5 )−〕n (IV)(式中、R4 はHまたは約1〜2個の
炭素原子を有するアルキルであり、そしてR5 は約1〜
4個の炭素原子を有するアルキルである)の単位からな
る群より選択される1種以上のモノマー単位を含有する
ポリマーからなる群より選択される、 (c)約0〜30重量%の1種以上の可塑剤、および (d)約0〜50重量%の不活性充てん剤を包含する組
成物。 - 【請求項2】 (a)i)約50〜80重量%の分解澱
粉並びにビニルアセテート含量が約5〜90%であるエ
チレン−ビニルアセテート、約5〜90%の加水分解ア
セテート基を有する変性エチレンビニル−アセテート、
エチレン−グリシジルアクリレート、エチレン−メチル
メタクリレート、エチレン−無水マレイン酸およびこれ
らの混合物からなる群から選択される約20〜50重量
%の疎水性コポリマー、(ii)澱粉−ポリマーアロイ中に
存在する(i)の分解澱粉成分の約20〜60重量%の
量で存在し、グリセリン、ポリエチレングリコール、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトー
ル、マンニトール、これらのアセテート、エトキシル化
およびプロポキシル化誘導体、およびこれらの混合物か
ら選択される可塑剤、および(iii) i)の分解澱粉成分
の0〜約20重量%の尿素を含有する約15〜50重量
%の澱粉−ポリマーアロイ、 (b)約15〜55重量%の非変性澱粉、および (c)ヒドロキシル基を有し、分子量が約1,000以
下である水溶性可塑剤を包含する組成物。 - 【請求項3】 (a)約50〜80重量%の分解澱粉
を、ビニルアセテート含量が約5〜90%であるエチレ
ン−ビニルアセテート、約5〜90%の加水分解アセテ
ート基を有する変性エチレンビニル−アセテート、エチ
レン−グリシジルアクリレート、エチレン−メチルメタ
クリレート、エチレン−無水マレイン酸およびこれらの
混合物からなる群から選択される疎水性コポリマーと混
合し、 (b)工程(a)の生成物を、グリセリン、ポリエチレ
ングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ソルビトール、マンニトール、これらのアセテー
ト、エトキシル化およびプロポキシル化誘導体、および
これらの混合物からなる群より選択され、工程(a)の
分解澱粉成分の約20〜60重量%の量で存在する可塑
剤と混合し、 (c)場合によっては、工程(b)の生成物を工程
(a)の分解澱粉の約20重量%以下の尿素と混合し、
そして (d)工程(c)の生成物を約15〜55重量%の非変
性澱粉およびヒドロキシル基を有し、分子量が約1,0
00以下である水溶性可塑剤と混合することを包含する
生成分解性組成物の製造法。 - 【請求項4】 (a)ポリ(3−ヒドロキシブチレー
ト)、ポリ(3−ヒドロキシバレレート)およびそのコ
ポリマーからなる群より選択される約10〜70重量%
の1種以上の熱可塑性ポリマーを、ポリ(エチレンアジ
ペート)、ポリ(プロパンセバケート)、ポリ(ヘキサ
メチレンスクシネート)、ポリ(ヘキサメチレンフマレ
ート)、ポリ(ドデカンセバケート)、ポリ(テトラメ
チレンアゼテート)およびトリアセテートエステルから
なる群より選択される約0〜30重量%の可塑剤と混合
し、 (b)工程(a)の生成物を、ポリカプロラクトン、エ
チレングリコールアジペート、プロピレングリコールセ
バケート、エチレングリコールフタレート、ポリビニル
アセテート、エチレン−ビニルアテセートコポリマー、
ビニルクロライド−ビニルアセテートコポリマーおよび
メタクリレートコポリマーからなる群より選択されるエ
ステル含有ポリマーと混合し、そして、 (c)工程(b)の生成物を、含水量が約2重量%以下
であり、そして粒径が約15ミクロン以下である約0〜
50重量%の非変性澱粉と混合することを包含する生物
分解性組成物の製造法。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載の組成物から成形さ
れた造形品。 - 【請求項6】 タンポンアプリケーターである請求項3
又は4記載の組成物から成形された造形品。
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