JPH06322288A - 微粉末の製造方法 - Google Patents

微粉末の製造方法

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JPH06322288A
JPH06322288A JP11288393A JP11288393A JPH06322288A JP H06322288 A JPH06322288 A JP H06322288A JP 11288393 A JP11288393 A JP 11288393A JP 11288393 A JP11288393 A JP 11288393A JP H06322288 A JPH06322288 A JP H06322288A
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JP
Japan
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fine powder
particle size
crushing
average particle
needle
Prior art date
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Pending
Application number
JP11288393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiya Haruyama
幸哉 晴山
Minoru Yasuki
稔 安喜
Masayoshi Suzue
正義 鈴江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Otsuka Chemical Co Ltd filed Critical Otsuka Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒径が揃った、すなわち粒度分布の幅の狭い
平均粒径1μm未満の微粉末を製造する。 【構成】 繊維径が1μm未満の針状結晶、ウィスカー
等の針状又は繊維状物を粉砕することによって、平均粒
径1μm未満の微粉末を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平均粒径1μm未満の
微粉末を製造する方法に関するものであり、詳細には粒
度分布の幅が狭い、すなわち粒径が揃った微粉末を製造
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、微粉末を製造する方法としては、液相・気相等にお
いて化学的に粒成長(粒形成)させ微粉末を製造する方
法、及び機械的な粉砕により微粉末を製造する方法等が
知られている。液相・気相等で粒成長させる方法では、
金属アルコキシド等を原料として用い、これを加水分解
等させることにより微粉末を製造している。この方法に
よれば、一次粒子の粒径としては数100Å程度の超微
粒子を製造することができるが、実際に得られる粒子は
二次凝集しており、凝集粒子は数μm程度の大きさであ
る。このような二次凝集が少なく取り扱い易い粒径サイ
ズは、一般に0.1〜1μmと言われている。しかしな
がら、このような粒径サイズで金属アルコキシド等の原
料を用いて化学的に微粉末を製造させた場合、粒径のば
らつきが大きく、粒度分布の幅の広い微粉末となってい
た。
【0003】機械的な粉砕で微粉末を製造する方法とし
ては、湿式粉砕による方法と乾式粉砕よる方法の2つの
方法に大別される。湿式粉砕は、原料に水などの分散媒
を加え、スラリー状にして粉砕する方法である。この湿
式粉砕による方法では、原料が適当に分散媒中に分散す
るため、比較的粒径を揃え易いという利点があるが、ミ
クロンオーダーになると比表面積の増大と共に急激に粘
度が増加する傾向にあり、粉砕効率が極端に低下する。
このため、粒径が1〜2μm程度になると粉砕平衡に達
し、それ以下の粒径にすることが困難であり、相当の長
時間の粉砕が必要になるという問題があった。
【0004】また、乾式粉砕による方法では、摩擦係数
が大きく、粉砕効果も湿式粉砕に比べて数倍の能力を有
するため、比較的短時間で粉砕することができるが、ミ
クロンオーダーに粉砕すると凝集し易く、また得られる
微粉末の粒度分布の幅も広いという問題があった。
【0005】本発明の目的は、1μm未満のいわゆるサ
ブミクロンオーダーの微粉末を製造することができ、か
つ粒径の揃った微粉末を製造することのできる方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記従来の
問題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、繊維径が1
μm未満の針状または繊維状物を粉砕することによりサ
ブミクロンオーダーでかつ粒径の揃った微粉末を製造し
得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明の製造方法は、繊維径が
1μm未満の針状または繊維状物を粉砕することによっ
て平均粒径1μm未満の微粉末を製造することを特徴と
している。
【0008】本発明で用いる微粉末の原料となる針状ま
たは繊維状物の繊維径は、1μm未満であることが必要
である。繊維径が1μm以上であると、繊維径より小さ
な平均粒径の微粉末を得ることが困難であるので、平均
粒径1μm未満の微粉末の製造が困難となる。
【0009】本発明で用いる針状または繊維状物は、い
わゆるアスペクト比が1を超えるものであれば特に限定
されるものではなく、針状結晶、ウィスカー、及びその
他の繊維状物を幅広く用いることができる。これらの針
状または繊維状物は、その形状からもたらされる補強効
果をはじめとし、機械的特性や電気的特性等から種々研
究がなされており、気相法、液相析出法、固相反応法等
の種々の方法で製造されている。
【0010】また、材質的にも特に限定されるものでは
なく、アルミナやジルコニア等の金属酸化物、並びに、
炭化珪素、窒化珪素等の炭化物及び窒化物等のセラミッ
クス、カーボンを含めた無機塩、無機化合物、有機化合
物の何れの材料でもよく、また金属ウィスカー等も用い
ることができる。
【0011】本発明における粉砕方法としては、乾式粉
砕法、及び湿式粉砕法の何れをも採用することができ
る。粉砕に要する時間は、一般に乾式粉砕法が湿式粉砕
法より短くなる。また作業環境などの点からは、湿式粉
砕法は粉塵等の問題がないので好ましい。従って、乾式
粉砕とするか湿式粉砕とするかは、これらの条件等を考
慮し、適宜選択することができる。
【0012】また湿式粉砕方法において用いる粉砕の際
の分散媒は、特に限定されるものではなく、原料として
用いる針状または繊維状物を考慮して適宜選択される。
粉砕の際に使用する粉砕メディア等の、原料と接触する
部分の材質は、原料と同質のもの、または原料への混入
によっても悪影響を及ぼさないような材質を選択するこ
とが好ましい。
【0013】
【作用】本発明の製造方法では、繊維径が1μm未満の
針状または繊維状物を粉砕することによって、平均粒径
1μm未満の微粉末を製造している。針状または繊維状
物の粉砕においては、主に針状または繊維状物が折られ
るような粉砕がなされる。従って、繊維長が短くなり、
繊維長が繊維径に近づくまでこのような粉砕がなされ
る。従って、繊維径が1μm未満の針状または繊維状物
を粉砕することにより、繊維長が1μm未満に近づくま
で粉砕が効率的になされ、これによって平均粒径1μm
未満の微粉末が製造される。
【0014】また、このような粉砕メカニズムで微粉末
が製造されるため、最終的に得られる微粉末の粒径は繊
維径に近いものとなり、粒径の揃った、すなわち粒度分
布の幅の狭い微粉末が得られる。
【0015】
【実施例】実施例1 アルコキシド法によって合成されたアルミナウィスカー
(平均繊維長12μm、平均繊維径0.3μm)を乾式
ボールミル方式で粉砕した。使用したボールはアルミナ
製の直径1mmのものであり、内面をアルミナコートし
た容器中で8時間粉砕を行った。粉砕後取り出した試料
の平均粒径は0.32μmであり,0.25〜0.35
μmの範囲に全粒子の90%が存在する正規分布を示し
てした。
【0016】比較例1 一般的な工業的製法であるバイヤー法によって合成され
たアルミナパウダー(一次粒子径1〜20μm、平均粒
子径7.5μm)を乾式ボールミル方式で粉砕した。使
用したボール、容器等は、実施例1と同様のものであ
る。粉砕時間8時間の後、取り出した試料の平均粒径は
2.1μmであり、広い正規分布を示していた。ちなみ
に、1μm以下の粒子は、全粒子の約30%であった。
【0017】実施例2 6チタン酸カリウムウィスカー(商品名;TISMO−
N、大塚化学社製、平均繊維長14μm、平均繊維径
0.4μm)を、ジルコニアコートした攪拌アームのつ
いた乾式ボールミル装置を用いて粉砕した。粉砕に使用
したボールは、ジルコニア製で、直径1.5mmのもの
である。4時間粉砕し、平均粒径0.45μmで、0.
4〜0.5μmの範囲に全粒子の88%が存在する正規
分布を有する6チタン酸カリウムの微粉末を得た。
【0018】得られた6チタン酸カリウムの微粉末を、
直径20mm、厚さ2mmの円板状にプレス成形し、1
400℃で4時間加熱した。この結果、緻密な焼結体を
得ることができた。
【0019】比較例2 酸化チタンと炭酸カリウムを6対1のモル比で混合し、
1150℃で4時間焼成し、6チタン酸カリウムの粒状
物を得た。平均粒径は7.3μmであった。この6チタ
ン酸カリウムの粒状物を、実施例2と同様の方法で2時
間粉砕した。得られた粉末の平均粒径は1.6μmであ
った。その後粉砕を継続し、2時間粉砕後の状態で、平
均粒径は1.3μm、12時間粉砕後で平均粒径は1.
1μm、24時間粉砕後で平均粒径は0.8μmであっ
た。この24時間粉砕して得られた微粉末の粒度分布は
幅の広い分布であり、0.5〜1.5μmの範囲に全粒
子の75%が存在する粒度分布であった。
【0020】得られた微粉末を実施例2と同様の方法
で、プレス成形し、同条件で加熱することにより焼結体
を作成した。焼結体の表面粗度は、実施例2で得られた
焼結体のものに比べて約5倍の大きさであった。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、繊維径が1μm未満の
針状または繊維状物を粉砕することによって平均粒径1
μm未満の微粉末を製造している。本発明に従えば、粒
径の揃った、粒度分布の幅の狭い微粉末を製造すること
ができ、しかも短時間の粉砕でこのような微粉末を製造
することができる。
【0022】また、本発明に従い得られる微粉末は、原
料の針状または繊維状物の結晶化度よりもやや低くなる
傾向にあり、本発明に従えば、焼結性の良好な微粉末と
することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒径1μm未満の微粉末を製造する
    方法であって、 繊維径が1μm未満の針状または繊維状物を粉砕するこ
    とによって前記微粉末を製造することを特徴とする、微
    粉末の製造方法。
JP11288393A 1993-05-14 1993-05-14 微粉末の製造方法 Pending JPH06322288A (ja)

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JP11288393A JPH06322288A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 微粉末の製造方法

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999054415A1 (fr) * 1998-04-15 1999-10-28 Nof Corporation Procede de formation d'un film et d'une composition de revetement
JP2008205511A (ja) * 2001-10-12 2008-09-04 Nichia Chem Ind Ltd 発光装置及びその製造方法
JP2009054298A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Toshiba Corp 非水電解質二次電池用負極材料、非水電解質二次電池用負極材料の製造方法、非水電解質二次電池および電池パック
JP2010517915A (ja) * 2007-02-07 2010-05-27 ユニミン コーポレーション 霞石閃長岩粉末を処理して超微細粒径生成物を生成する方法
US8030665B2 (en) 2002-07-08 2011-10-04 Nichia Corporation Nitride semiconductor device comprising bonded substrate and fabrication method of the same

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