JPH0632271A - 自動2輪車の走行風導入装置 - Google Patents

自動2輪車の走行風導入装置

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JPH0632271A
JPH0632271A JP4209663A JP20966392A JPH0632271A JP H0632271 A JPH0632271 A JP H0632271A JP 4209663 A JP4209663 A JP 4209663A JP 20966392 A JP20966392 A JP 20966392A JP H0632271 A JPH0632271 A JP H0632271A
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JP
Japan
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intake
chamber
main frame
carburetor
motorcycle
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JP4209663A
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Sunao Iizuka
直 飯塚
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 前後吸気通路への新気流入量を近似させる。 【構成】 前気化器14、後気化器15を取付けた気化
器ベース13上を覆うチャンバカバー20内を、前後方
向へ滑らかな曲面をなす整流板23で後室20A及び前
室20Bに区画する。後室20Aに入った新気は整流板
23の外面に沿って後気化器15の吸気通路へ流入し、
前室20Bに入った新気は整流板23の内側に沿って大
きく曲げられて前気化器14の吸気通路へ流入する。こ
のため、前気化器14及び後気化器15内へ流入する新
気量が平均化して各流入量が近似する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願は、エンジンの上方に吸
気チャンバを設け、この吸気チャンバとエンジンを上下
方向へ延びる吸気通路で接続するとともに、この吸気チ
ャンバから吸気通路を介してエンジンへ新気を供給する
ようにした自動2輪車の走行風導入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような装置の例として、特公平3−
67915号公報記載のものがある。このものは、ダウ
ンドラフト型気化器の上方にエアクリーナを左右に対を
なすメインフレームに囲まれた空間内に設け、さらにこ
のエアクリーナの左右に一対の吸気チャンバを連通して
配設し、かつ各吸気チャンバには前方に向けて開口する
吸気ダクトを延出してある。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】ところで、このような
吸気チャンバの構造がエンジンの出力向上に影響を与え
ることがある。すなわち、V型エンジンのような前後気
筒式の場合には、前後気筒に対する吸気の流入量が異る
ため、それぞれの気化器のメインジェットの調整量は前
後で大きく差がつけられており、出力に影響が生じるこ
とがある。このため、前後気化器の各メインジェット間
で調整量の差が少なくなるようにできることが望まれ
る。
【0004】また、吸気チャンバの通路断面積を大きく
できれば出力向上を図ることができる。しかし、左右の
メインフレーム間に形成される限られた空間内へ吸気チ
ャンバのチャンバカバーや吸気ダクト等を配設すると、
これらとメインフレームとのクリアランスが必要である
こともあって、通路断面積の大きさに自ずから制約が生
じる。
【0005】さらに、チャンバカバーと吸気ダクトをメ
インフレームの内側で直接接合する場合には、接合部の
シール性を確保しなければならないが、このような接合
部は手が入りにくくかつ見えにくい場所になるのでシー
ル性の高い接合作業をすることが難しくなった。
【0006】そのうえ、従来の吸気チャンバ等をメンテ
ナンスする場合、気化器やエンジン等を外す必要がある
ので、メンテナンスが大変であった。ゆえに、吸気ダク
ト等の接合における作業性の向上並びにシール性の向上
及びメンテナンス性の向上が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に係る発明は、前端部をヘッドパイプに連結し
左右に対をなして前後方向へ延びるメインフレームの下
方に前後気筒を有するエンジンを配設し、前記前気筒と
後気筒の各々から上方へ吸気通路を延ばして、その上端
をエンジン上方に配設される吸気チャンバに連結した自
動2輪車において、前記吸気チャンバに車体前方へ向か
って開口した吸入口を有するダクトの吐出口を連結する
とともに、前記チャンバ内を前後に区画する整流板を設
けたことを特徴とする。
【0008】なお前後気筒を有するエンジンとは、V型
気筒形式のみならず前後水平対向型気筒形式のものも含
む。また、気筒数は前後各単気筒もしくは各複数気筒の
ものを含む。さらに吸気チャンバにはエアクリーナをも
含む。
【0009】請求項2に係る発明は、前端部をヘッドパ
イプに連結し左右に対をなして前後方向へ延びるメイン
フレームの下方へ配設したエンジンから上方に吸気通路
を延設してその上端をメインフレーム上方に設けられた
吸気チャンバに連結した自動2輪車において、前記吸気
チャンバの上部壁を形成するチャンバカバーの前部及び
左右の縁部をメインフレームの上面に連結してメインフ
レームの上部を覆うことによりヘッドパイプと左右のメ
インフレームで囲まれた空間を吸気チャンバの一部に利
用するとともに、ヘッドパイプの下方で前方へ向かって
開口した吸入口を有するダクトの吐出口をメインフレー
ムの下面に連結して前記空間と連通させたことを特徴と
する。
【0010】
【作用】請求項1に係る発明によれば、吸気チャンバ内
へ導入された新気は吸気チャンバ内を前後に仕切る整流
板によって、前気筒側と後気筒側へ分離され、前後の各
気筒の気化器へ流入する。
【0011】ゆえに、各気化器へ流入する新気の前後の
気化器間における流入量の差が少なくなり、その結果、
前後の気化器間におけるメインジェットの調整量の差が
少なくなる。
【0012】請求項2に係る発明によれば、ヘッドパイ
プと左右のメインフレームで囲まれた空間が吸気チャン
バの一部となり、吸気ダクトは吐出口部分をメインフレ
ームの下面に取付けるだけでこの空間内へ連通する。
【0013】ゆえに、チャンバカバーや吸気ダクトをメ
インフレームで囲まれた空間内へ配設しないで済むた
め、これらとメインフレームとの間にクリアランスを設
ける必要がなくなり、吸気チャンバの通路断面積が大き
くなる。
【0014】さらに、チャンバカバーと吸気ダクトを直
接接合することが不要となり、これらをメインフレーム
へ取付けるだけでよいので、接合時の作業性が向上し、
かつシール性を高め易くなる。そのうえ接合部は見え易
くかつ手を入れ易い部分になるので、メンテナンス性が
向上する。
【0015】
【実施例】図1乃至図8に基づいて一実施例を説明す
る。まず、図2は本実施例が適用された自動2輪車の要
部側面を示す図であり、前輪1を支持するフロントフォ
ーク2の上端部は、メインフレーム3の前端部に設けら
れたヘッドパイプ4へ回動自在に支持されている。
【0016】ヘッドパイプ4からは前方へステー5が延
出し、その先端にキャッチタンク6が支持されている。
キャッチタンク6はブリーザホース7を介して、メイン
フレーム3上に支持されている燃料タンク8と通じてい
る。
【0017】車体前部を覆うフロントカウル9の前面上
部でキャッチタンク6の前方にはラム圧導入穴10が形
成され、この穴はホース11を介してキャッチタンク6
と連通し、キャッチタンク6並びに燃料タンク8内へラ
ム圧(走行風圧)を加えるようになっている。
【0018】燃料タンク8の前方側底部はあげ底部12
をなし、この下方の空間内に気化器ベース13が配設さ
れ、この底部にダウンドラフト型の前気化器14と後気
化器15が連結されている。
【0019】前気化器14及び後気化器15はラム圧加
圧式であり、それぞれの吸気通路(後述)の下端部は、
V型4気筒式のエンジン16に設けられている前気筒1
7及び後気筒18の各吸気通路(後述)へ接続されてい
る。
【0020】なお、本図では明らかでないが、前気化器
14、後気化器15並びに前気筒17、後気筒18はそ
れぞれ左右(車幅方向)に一対で設けられている。
【0021】燃料タンク8の燃料は自然落下で各気化器
14、15へ供給され、さらに各気化器14、15から
それぞれの対応する気筒17、18へ混合気として供給
される。
【0022】気化器ベース13の上方は、あげ底部12
内へ収容されたチャンバカバー20で覆われている。チ
ャンバカバー20は後述する吸気チャンバの上方及び後
方を覆う主要な上部壁をなしている。
【0023】メインフレーム3の下面には前方へ向かっ
て開口する吸気ダクト21が取付けられ、吸気チャンバ
内へ走行風を新気として導入可能になっている。なお、
チャンバカバー20の内側空間は前後方向へ滑らかな湾
曲面をなして延びる整流板23によって前後2室に区画
されている。
【0024】エンジン16の前方で吸気ダクト21の直
下には上ラジエタ24が、その下方には下ラジエタ25
が上下に分割して配設されている。
【0025】メインフレーム3の後端部に接続して上下
方向へ延びるピボットプレート26には、リヤスイング
アーム27の前端部が回動自在に取付けられている。
【0026】リヤスイングアーム27の後端部には後輪
28が支持され、チェーン29を介してエンジン16に
より駆動されるようになっている。
【0027】図3は、車体の前面上部側を示し、フロン
トカウル9の前面中央部寄り位置にラム圧導入穴10が
開口形成され、これにチリ等を防ぐため金網などの多孔
体からなるフィルタ30が取付けられている。
【0028】フロントカウル9の前面下部側には、走行
風を導入するための大きな導入口31が形成され、この
開口上縁部に沿って吸気ダクト21の吸入口21aが開
口している。吸気ダクト21の下方には導入口31に臨
む上ラジエタ24が配設されている。
【0029】図4は燃料タンク8を除いた状態で図2の
X矢示方向からチャンバカバー20を主体に示したもの
であり、メインフレーム3はヘッドパイプ4から左右に
分れ、左右対をなして後方へ延びている。
【0030】チャンバカバー20は左右のメインフレー
ム3及びこれらとヘッドパイプ4との連結部を覆う部材
であり、左右のメインフレーム3の上面にはチャンバカ
バー20の周囲のうち前部と左右両側部に形成された縁
部32が重なっている。
【0031】縁部32の前部には段部33が形成され、
ここでヘッドパイプ4と左右のメインフレーム3との連
結部に設けられた補強部材である上部ガセット35へボ
ルト34により取付けられている。
【0032】縁部32と左右のメインフレーム3の上面
及び上部ガセット35との接合部は板状スポンジゴム等
のシール材(図示省略)を介して接続され、高いシール
性が確保されている。
【0033】なお、縁部32の前部中央には切り欠き部
36が形成され、ここから燃料タンク支持用のステー3
7が上方へ突出されている。ステー37は下端部が上部
ガセット35へ取付けられ、上端部には燃料タンク8の
前部を支持するためのマウント部38が設けられてい
る。
【0034】チャンバカバー20の後端部には略L字形
のステー39が設けられ、ここでビス40により気化器
ベース13へ取付けられている。
【0035】なお、吸気ダクト21の左右の各外側面に
はステー41が延出して設けられ、ボルト42によりメ
インフレーム3の外側面へ突出して設けられたボス43
へ取付けられている。
【0036】吸気ダクト21の後部は左右のメインフレ
ーム3間の横幅方向内のり寸法一杯に設けられている。
【0037】図1は吸気系部分の前後方向断面であり、
この図から明らかなように、ヘッドパイプ4の近傍にお
けるメインフレーム3の上下面は上部ガセット35並び
に下部ガセット44で覆われている。
【0038】吸気ダクト21は左右のメインフレーム3
の下面及び下部ガセット44に対して板状スポンジゴム
等のシール材(図示省略)を介して接続され、高いシー
ル性が確保されている。
【0039】また吸気ダクト21と気化器ベース13の
間は左右のメインフレーム3間略一杯の横幅に設けられ
た仕切板22によって覆われている。
【0040】したがって、吸気ダクト21から気化器ベ
ース13へ至る空間は密閉された空間を形成し、ヘッド
パイプ4と左右のメインフレーム3の壁面で囲まれた空
間19及びチャンバカバー20で囲まれた空間によって
吸気チャンバが形成されている。
【0041】チャンバカバー20内の整流板23はチャ
ンバカバー20の横幅と略同じ幅であり、前端部は左右
のメインフレーム3の上面間を連結し、後端部は気化器
ベース13のほぼ中央部になるようにチャンバカバー2
0の内側へ接着等適当な手段で取付けられる。
【0042】チャンバカバー20に覆われた空間内は整
流板23によって後室20A及び前室20Bに区画され
る。このため、前室20Bからは左右の前気化器14へ
新気が供給され、かつ後室20Aからは左右の後気化器
15へ新気がそれぞれ分離して供給される。
【0043】吸気ダクト21は側面視が略L字状であ
り、下部ガセット44の後端部と接続し、吸入口21a
は下部ガセット44から下方へ出、かつ吐出口21bと
空間19は連通し、さらに空間19とチャンバカバー2
0が連通している。
【0044】吸気ダクト21の背面には、若干の間隙を
もって当て板45が設けられ、この間隙内に仕切板22
の先端部22aが嵌合されている。ゆえに、吸気ダクト
21の後部は仕切板22の先端部22aによって支持さ
れる。
【0045】仕切板22の前部は局部的に隆起して形成
された前方取付部46でビス47により気化器ベース1
3の前部ボス48へ取付けられる。後部は気化器ベース
13上を後方へ延び、気化器ベース13の後端部上面と
チャンバカバー20の後端部との間で挟持される。
【0046】チャンバカバー20の後端部は、気化器ベ
ース13の後端部上面と一体に形成された後部ボス49
へステー39を重ねてビス40で取付けられ、チャンバ
カバー20の後端部と仕切板22の後部の間には適当な
シール材が介装される。
【0047】なお、吐出口21bからチャンバカバー2
0内へ向かう新気の流路内には、左右のメインフレーム
3間に架け渡された比較的大径のクロスパイプ50が横
断して配設されている。
【0048】また、気化器ベース13の底部には、前後
に形成された吸入口51a,52aを介して前気化器1
4の吸気通路51と後気化器15の吸気通路52の各上
端が接続されている。
【0049】各気化器14、15は公知のバキュームピ
ストン式であり、それぞれの負圧下室と気化器ベース1
3の上面との間は負圧下室通路53で連通されている。
符号54はエアベント用通路である。
【0050】なお、各吸気通路51、52の下端部は、
それぞれ対応する前後の気筒17、18(本図ではヘッ
ド部分が示されている)の吸気通路55、56へ接続さ
れている。
【0051】図5は、吸気ダクト21を図1のY矢示方
向から示し、当て板45は吸気ダクト21の後端部横幅
全長にわたって設けられ、かつ、吐出口21bの周囲を
形成する口部60が、下部ガセット44及び左右のメイ
ンフレーム3の各内壁面に接する形状になっている。
【0052】図6は図4のC−C線断面図であり、口部
60及びこの下部から略直角に外方へ屈曲する段部61
はクッション62を介してメインフレーム3の内壁面及
び底面へ沿わされ、これにより、吸気ダクト21は横幅
方向で位置決めされる。
【0053】なお、チャンバカバー20も縁部32及び
これと略直角の下方突出部20aをそれぞれメインフレ
ーム3の上面及び内壁面へ沿わせることにより、同じく
横幅方向で位置決めされている。
【0054】図7は、仕切板22の側断面形状を、図8
は仕切板22の平面形状をそれぞれ示す図である。これ
らに明らかなように、前半部側左右には下向きの縁部6
3が設けられ、かつ、気化器ベース13の上面に沿って
前後方向に延びる主体部64には、気化器ベース13の
上面とほぼ等しい開口部65が形成されている。
【0055】なお、チャンバカバー20、下ラジエタ2
5、仕切板22及び整流板23はそれぞれ適当な樹脂材
料で形成されている。但し、金属等の適宣材料を用いる
ことは可能である。
【0056】図9はラム圧導入穴10部分を拡大して示
す部分断面図であり、ラム圧導入穴10は略漏斗状断面
をなし、その底部10aでホース11へ接続している。
【0057】次に、本実施例の作用を説明する。図1に
おいて吸入口21aから吸気ダクト21内へ入った走行
風等の新気は、吐出口21bからクロスパイプ50を避
けて空間19内へ入り、さらにチャンバカバー20内へ
入ると整流板23により後室20Aと前室20Bに分離
される。
【0058】後室20Aへ入った新気は整流板23の外
側面に沿って比較的大きく曲がりながら気化器ベース1
3の後部側へ入り、さらに、後気化器15の吸気通路5
2内へ入って混合気となり、後気筒18の吸気通路56
へ供給される。
【0059】一方前室20Bへ入った新気は、整流板2
3の内側面に沿ってやや前方へ向かうよう比較的大きく
曲げられながら気化器ベース13の前部側へ入り、さら
に前気化器14の吸気通路51内へ入って混合気とな
り、前気筒17の吸気通路55へ供給される。
【0060】このため、前気化器14と後気化器15へ
ほぼ同量の新気が供給されるようになり、前後気化器1
4、15間の各流入量が近似する。したがって、前後気
化器14、15の各メインジェットに対する調整量をほ
ぼ近似させるとができ、その結果出力向上を図ることが
容易になる。
【0061】このとき、整流板23に適宜な数及び大き
さの連通穴を形成すれば、空気流の整流補正が可能であ
る。
【0062】さらに、ヘッドパイプ4と左右のメインフ
レーム3で囲まれた空間19を直接吸気チャンバの一部
とし、チャンバカバー20及び吸気ダクト21は両者を
直接接合することなく、それぞれをメインフレーム3の
上面と下面へ別々に取付けるだけでよい。
【0063】このため、チャンバカバー20及び吸気ダ
クト21の接合作業を、見え易くかつ手が入り易い場所
でできるので作業がし易くなって作業性が向上し、かつ
十分なシール性を確保でき易くなり、さらにメンテナン
ス性が著しく向上する。
【0064】しかも、チャンバカバー20及び吸気ダク
ト21を空間19内へ配設する必要がないので、従来の
ようにメインフレーム3とのクリアランスを設ける必要
がなくなり、吸気チャンバの通路断面積を十分に大きく
でき、エンジンの出力向上を図ることができる。
【0065】また、本実施例では吸気ダクト21とチャ
ンバカバー20の間にクロスパイプ50を設けたので、
従来であれば著しく通路断面積が狭められるところを、
吐出口21bをクロスパイプ50近傍のメインフレーム
3の下面へ接続することにより通路段面積の減少を回避
できる。
【0066】さらに自然落下式の燃料タンク8を採用し
たので、従来の電磁ポンプを用いた場合と比べ、軽量
化、省スペース化、発電機及びバッテリに対する負荷の
軽減並びに燃料供給方式の簡素化、これにともなう信頼
性の向上等を実現できる。
【0067】そのうえ前後気化器14、15の各エアベ
ントにもエアベント用通路54からラム圧が加えられる
にもかかわらず、図2に示したようにラム圧ム圧導入穴
10から導入したラム圧をホース11、キャッチタンク
6、及びブリーザホース7を介して燃料タンク8へ加え
るようにしたので、燃料の供給をスムーズにして出力を
向上させることができる。
【0068】なお、ラム圧導入穴10からキャッチタン
ク6を省略して直接燃料タンク8へラム圧をかけるよう
にすることも可能である。但し本実施例の場合キャッチ
タンク6を燃料タンク8のオーバーフロー用にも利用し
ている。
【0069】
【発明の効果】請求項1の発明によれば整流板により吸
気チャンバ内を前後2室に区画したので、前後気筒側の
各気化器へ流入する新気の流入量を近似させることがで
きる。ゆえに、前後両気化器の調整量を近似させること
ができ、その結果、エンジンの出力向上を図ることがで
きる。
【0070】請求項2の発明によれば、ヘッドパイプと
左右のメインフレームで囲まれた空間を直接吸気チャン
バの一部とし、かつ、チャンバカバーの前部及び側部を
メインフレームの上面に取付け、吸気ダクトの吐出口を
メインフレームの下面に取付けた。ゆえに、吸気チャン
バの通路断面積を大きくできるので出力向上を図ること
ができる。
【0071】しかも、チャンバカバーと吸気ダクトを直
接接合する必要がなくなり、それぞれの接合部は見え易
くかつ手の入り易いメインフレーム上の場所になるの
で、接合時の作業性が向上しかつ十分なシール性を確保
でき、そのうえメンテナンス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部側断面図
【図2】実施例を用いた自動2輪車の要部側面図
【図3】上記自動2輪車の要部正面図
【図4】実施例要部の図2X矢示方向図
【図5】実施例要部の図1のY矢示方向図
【図6】図4のC−C線に沿う拡大断面図
【図7】実施例要部の側断面図
【図8】実施例要部の平面図
【図9】実施例要部の拡大断面図
【符号の説明】
3:メインフレーム、4:ヘッドパイプ、8:燃料タン
ク、13:気化器ベース、14:前気化器、15:後気
化器、17:前気筒、18:後気筒、20:チャンバカ
バー、21:吸気ダクト、22:仕切板、23:整流
板、51:前気化器の吸気通路、52:後気化器の吸気
通路、55:前気筒の吸気通路、56:吸気通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端部をヘッドパイプに連結し左右に対
    をなして前後方向へ延びるメインフレームの下方に前後
    気筒を有するエンジンを配設し、前気筒と後気筒の各々
    から上方へ吸気通路を延ばしてその上端をエンジン上方
    に配設される吸気チャンバに連結した自動2輪車におい
    て、前記吸気チャンバに車体前方へ向かって開口した吸
    入口を有するダクトの吐出口を連通するとともに、前記
    チャンバ内を前後に区画する整流板を設けたことを特徴
    とする自動2輪車の走行風導入装置。
  2. 【請求項2】 前端部をヘッドパイプに連結し左右に対
    をなして前後方向へ延びるメインフレームの下方へ配設
    したエンジンから上方に吸気通路を延設してその上端を
    メインフレーム上方に設けられた吸気チャンバに連結し
    た自動2輪車において、前記吸気チャンバの上部壁を形
    成するチャンバカバーの前部及び左右の縁部をメインフ
    レームの上面に連結してメインフレームの上部を覆うこ
    とによりヘッドパイプと左右のメインフレームで囲まれ
    た空間を吸気チャンバの一部に利用するとともに、ヘッ
    ドパイプの下方で前方へ向かって開口した吸入口を有す
    るダクトの吐出口をメインフレームの下面に連結して前
    記空間と連通させたことを特徴とする自動2輪車の走行
    風導入装置。
JP4209663A 1992-07-14 1992-07-14 自動2輪車の走行風導入装置 Withdrawn JPH0632271A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194101A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Honda Motor Co Ltd 車両用エアクリーナ構造
JP2006231972A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車のラム圧供給装置

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