JPH06323158A - ターボコンパウンドエンジン - Google Patents
ターボコンパウンドエンジンInfo
- Publication number
- JPH06323158A JPH06323158A JP5134184A JP13418493A JPH06323158A JP H06323158 A JPH06323158 A JP H06323158A JP 5134184 A JP5134184 A JP 5134184A JP 13418493 A JP13418493 A JP 13418493A JP H06323158 A JPH06323158 A JP H06323158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- exhaust pipe
- stroke
- engine
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/12—Control of the pumps
- F02B37/18—Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
- F02B37/183—Arrangements of bypass valves or actuators therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B41/00—Engines characterised by special means for improving conversion of heat or pressure energy into mechanical power
- F02B41/02—Engines with prolonged expansion
- F02B41/10—Engines with prolonged expansion in exhaust turbines
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、排圧を低減してエンジンの仕事量
を低減してエネルギー回収を向上させるターボコンパウ
ンドエンジンを提供する。 【構成】 本発明は、第1排気ポート12に連通する第
1排気管7にターボチャージャ5を且つターボチャージ
ャ5の後流の後続排気管8にエネルギー回収装置6を配
設する。第2排気管9は第2排気ポート14を後続排気
管8に連通する。第1排気弁13は第1排気ポート12
を膨張行程後半で開放し且つ排気行程半ばまでに閉鎖す
る。第2排気弁15は第2排気ポート14を排気行程前
半で開放し且つ吸入行程前半までに閉鎖する。バイパス
排気管10は第1排気管7を第2排気管9に接続し、第
1排気管7の排圧を低減できるように構成する。
を低減してエネルギー回収を向上させるターボコンパウ
ンドエンジンを提供する。 【構成】 本発明は、第1排気ポート12に連通する第
1排気管7にターボチャージャ5を且つターボチャージ
ャ5の後流の後続排気管8にエネルギー回収装置6を配
設する。第2排気管9は第2排気ポート14を後続排気
管8に連通する。第1排気弁13は第1排気ポート12
を膨張行程後半で開放し且つ排気行程半ばまでに閉鎖す
る。第2排気弁15は第2排気ポート14を排気行程前
半で開放し且つ吸入行程前半までに閉鎖する。バイパス
排気管10は第1排気管7を第2排気管9に接続し、第
1排気管7の排圧を低減できるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの排気エネ
ルギーによって駆動されるターボチャージャとエネルギ
ー回収装置を備えているターボコンパウンドエンジンに
関する。
ルギーによって駆動されるターボチャージャとエネルギ
ー回収装置を備えているターボコンパウンドエンジンに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ターボチャージャを備えたエン
ジンについて、過給圧をコントロールする場合には、排
気マニホルドに連通したターボチャージャをバイパスす
る排気通路に設けたウエィストゲートを設け、該ウエィ
ストゲートの開閉を行って最大圧力のみをコントロール
している。ウエィストゲートは、一種の逃がしバルブで
あり、ターボチャージャのタービンをバイパスする排気
ガス通路に設けているものである。
ジンについて、過給圧をコントロールする場合には、排
気マニホルドに連通したターボチャージャをバイパスす
る排気通路に設けたウエィストゲートを設け、該ウエィ
ストゲートの開閉を行って最大圧力のみをコントロール
している。ウエィストゲートは、一種の逃がしバルブで
あり、ターボチャージャのタービンをバイパスする排気
ガス通路に設けているものである。
【0003】従来、ターボコンパウンド内燃機関として
は、実公昭62−40096号公報に開示されたものが
ある。該ターボコンパウンド内燃機関は、ターボチャー
ジャの排気タービンの下流の機関排気通路に排気圧力で
駆動されるパワータービンを介装し、該パワータービン
の出力を機関出力軸に付加するターボチャージャ付き内
燃機関であり、排気タービン及びパワータービンをバイ
パスする排気バイパス通路を設け、該排気バイパス通路
を機関低負荷時及び機関高回転速度域に開通する通路開
閉弁を設けたものである。該ターボコンパウンド内燃機
関は、上記構成によって、機関低負荷時でのポンピング
ロスの増大を解消し、燃費効率を向上させ、また、ター
ボチャージャによる給気過剰を防止し、高回転域での燃
費の改善を図らんとするものである。
は、実公昭62−40096号公報に開示されたものが
ある。該ターボコンパウンド内燃機関は、ターボチャー
ジャの排気タービンの下流の機関排気通路に排気圧力で
駆動されるパワータービンを介装し、該パワータービン
の出力を機関出力軸に付加するターボチャージャ付き内
燃機関であり、排気タービン及びパワータービンをバイ
パスする排気バイパス通路を設け、該排気バイパス通路
を機関低負荷時及び機関高回転速度域に開通する通路開
閉弁を設けたものである。該ターボコンパウンド内燃機
関は、上記構成によって、機関低負荷時でのポンピング
ロスの増大を解消し、燃費効率を向上させ、また、ター
ボチャージャによる給気過剰を防止し、高回転域での燃
費の改善を図らんとするものである。
【0004】また、特開平5−33664号公報に開示
されたターボチャージャを備えたエンジンは、排気マニ
ホルドに連通する排気通路にターボチャージャをバイパ
スするバイパス通路を設け、バイパス通路の開度を調節
するウエィストゲートを設ける。ウエィストゲートの開
度は、コントローラによってセンサーよるエンジンの作
動状態の検出信号に応答して、予めセットしたブースト
マップに従ってエンジンスピード及びエンジン負荷に応
じてエンジン出力を低下させないで、NOX の発生量を
低減する最適過給圧になるように制御できる。
されたターボチャージャを備えたエンジンは、排気マニ
ホルドに連通する排気通路にターボチャージャをバイパ
スするバイパス通路を設け、バイパス通路の開度を調節
するウエィストゲートを設ける。ウエィストゲートの開
度は、コントローラによってセンサーよるエンジンの作
動状態の検出信号に応答して、予めセットしたブースト
マップに従ってエンジンスピード及びエンジン負荷に応
じてエンジン出力を低下させないで、NOX の発生量を
低減する最適過給圧になるように制御できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ターボコン
パウンドエンジンでは、排気ガスエネルギーによってタ
ーボチャージャとエネルギー回収装置を作動して排気ガ
スエネルギーを回収するが、排気ガスの圧力を上昇させ
ないと、ターボチャージャ及びエネルギー回収装置のタ
ービン仕事を増大させることができない。しかしなが
ら、排気管内の排圧が増加すると、エンジンの排気行程
で仕事をしなければならず、その仕事のためタービンに
よるエネルギー回収量が低減されることになる。
パウンドエンジンでは、排気ガスエネルギーによってタ
ーボチャージャとエネルギー回収装置を作動して排気ガ
スエネルギーを回収するが、排気ガスの圧力を上昇させ
ないと、ターボチャージャ及びエネルギー回収装置のタ
ービン仕事を増大させることができない。しかしなが
ら、排気管内の排圧が増加すると、エンジンの排気行程
で仕事をしなければならず、その仕事のためタービンに
よるエネルギー回収量が低減されることになる。
【0006】図5には、排圧とターボコンパウンドエン
ジンの平均有効圧との関係がグラフで示されている。図
5において、横軸に排気管内の排圧をとり、縦軸にター
ボコンパウンドエンジンの平均有効圧をとると、例え
ば、図5の符号Aで示すように、排気管内の排圧の増大
に伴って、ターボコンパウンドエンジンの平均有効圧は
低下していく。そのため、符号Bで示すように、排気管
内の排圧が所定値を超えると、エンジンの排気行程で仕
事をすることになり、タービンによるエネルギー回収の
出力は低下することになる。
ジンの平均有効圧との関係がグラフで示されている。図
5において、横軸に排気管内の排圧をとり、縦軸にター
ボコンパウンドエンジンの平均有効圧をとると、例え
ば、図5の符号Aで示すように、排気管内の排圧の増大
に伴って、ターボコンパウンドエンジンの平均有効圧は
低下していく。そのため、符号Bで示すように、排気管
内の排圧が所定値を超えると、エンジンの排気行程で仕
事をすることになり、タービンによるエネルギー回収の
出力は低下することになる。
【0007】そこで、この発明の目的は、上記のよう
に、燃焼ガスが十分な流速を有する排気行程の前半では
排気ガスを第1排気ポートを通じてターボチャージャに
送り込んで排気ガスエネルギーでターボチャージャを駆
動してエネルギーを回収し、燃焼ガスの流速が低下した
排気行程の後半では排気ガスを第2排気ポートを通じて
ターボチャージャをバイパスしてエネルギー回収装置に
送り込み、エネルギー回収装置のタービン入口の背圧が
低いので排気行程におけるエンジン仕事が低下し、背圧
が減少した分の排気ガスが有するエネルギーを回収して
エンジン出力を増加させるターボコンパウンドエンジン
を提供することである。
に、燃焼ガスが十分な流速を有する排気行程の前半では
排気ガスを第1排気ポートを通じてターボチャージャに
送り込んで排気ガスエネルギーでターボチャージャを駆
動してエネルギーを回収し、燃焼ガスの流速が低下した
排気行程の後半では排気ガスを第2排気ポートを通じて
ターボチャージャをバイパスしてエネルギー回収装置に
送り込み、エネルギー回収装置のタービン入口の背圧が
低いので排気行程におけるエンジン仕事が低下し、背圧
が減少した分の排気ガスが有するエネルギーを回収して
エンジン出力を増加させるターボコンパウンドエンジン
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、遮熱構造の燃焼室に連通するシリンダヘッ
ドに形成した第1排気ポートと第2排気ポート、前記第
1排気ポートに連通する第1排気管に配設されたターボ
チャージャ、該ターボチャージャの後流の後続排気管に
配設されたエネルギー回収装置、前記第2排気ポートを
前記後続排気管に連通する第2排気管、前記第1排気ポ
ートを膨張行程後半で開放し且つ排気行程半ばまでに閉
鎖する第1排気弁、及び前記第2排気ポートを排気行程
前半で開放し且つ吸入行程前半までに閉鎖する第2排気
弁、を有することを特徴とするターボコンパウンドエン
ジンに関する。
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、遮熱構造の燃焼室に連通するシリンダヘッ
ドに形成した第1排気ポートと第2排気ポート、前記第
1排気ポートに連通する第1排気管に配設されたターボ
チャージャ、該ターボチャージャの後流の後続排気管に
配設されたエネルギー回収装置、前記第2排気ポートを
前記後続排気管に連通する第2排気管、前記第1排気ポ
ートを膨張行程後半で開放し且つ排気行程半ばまでに閉
鎖する第1排気弁、及び前記第2排気ポートを排気行程
前半で開放し且つ吸入行程前半までに閉鎖する第2排気
弁、を有することを特徴とするターボコンパウンドエン
ジンに関する。
【0009】また、このターボコンパウンドエンジンに
おいて、前記第1排気弁は前記第1排気ポートを膨張行
程下死点前20°〜50°で開放し且つ排気行程下死点
後90°〜120°までに閉鎖し、また、前記第2排気
弁は前記第2排気ポートを排気行程下死点後50°〜9
0°で開放し且つ吸入行程上死点後10°〜20°まで
に閉鎖するものである。
おいて、前記第1排気弁は前記第1排気ポートを膨張行
程下死点前20°〜50°で開放し且つ排気行程下死点
後90°〜120°までに閉鎖し、また、前記第2排気
弁は前記第2排気ポートを排気行程下死点後50°〜9
0°で開放し且つ吸入行程上死点後10°〜20°まで
に閉鎖するものである。
【0010】また、このターボコンパウンドエンジンに
おいて、前記第1排気管を前記第2排気管に接続し且つ
第1制御弁が配設されているバイパス排気管を有するも
のである。
おいて、前記第1排気管を前記第2排気管に接続し且つ
第1制御弁が配設されているバイパス排気管を有するも
のである。
【0011】また、このターボコンパウンドエンジンに
おいて、前記第2排気管と前記後続排気管との接続部に
は第2制御弁が配設されているものである。
おいて、前記第2排気管と前記後続排気管との接続部に
は第2制御弁が配設されているものである。
【0012】
【作用】この発明によるターボコンパウンドエンジン
は、上記のように構成されており、次のように作用す
る。即ち、このターボコンパウンドエンジンは、第1排
気ポートに連通する第1排気管にターボチャージャを配
設し、該ターボチャージャの後流の後続排気管にエネル
ギー回収装置を配設し、第2排気管によって前記第2排
気ポートを前記後続排気管に連通し、第1排気弁によっ
て前記第1排気ポートを膨張行程後半で開放し且つ排気
行程半ばまでに閉鎖し、また、第2排気弁によって前記
第2排気ポートを排気行程前半で開放し且つ吸入行程前
半までに閉鎖したので、燃焼室から排気される排気ガス
エネルギーが低減した状態では、排気ガスは第2排気管
を通じてエネルギー回収装置へ送り込まれる。そして、
前記後続排気管では排圧が低いので排気行程でのエンジ
ンの仕事量が低減し、しかもエネルギー回収装置でエネ
ルギー回収が行われ、エンジン出力と回収効率が向上
し、燃費が向上する。
は、上記のように構成されており、次のように作用す
る。即ち、このターボコンパウンドエンジンは、第1排
気ポートに連通する第1排気管にターボチャージャを配
設し、該ターボチャージャの後流の後続排気管にエネル
ギー回収装置を配設し、第2排気管によって前記第2排
気ポートを前記後続排気管に連通し、第1排気弁によっ
て前記第1排気ポートを膨張行程後半で開放し且つ排気
行程半ばまでに閉鎖し、また、第2排気弁によって前記
第2排気ポートを排気行程前半で開放し且つ吸入行程前
半までに閉鎖したので、燃焼室から排気される排気ガス
エネルギーが低減した状態では、排気ガスは第2排気管
を通じてエネルギー回収装置へ送り込まれる。そして、
前記後続排気管では排圧が低いので排気行程でのエンジ
ンの仕事量が低減し、しかもエネルギー回収装置でエネ
ルギー回収が行われ、エンジン出力と回収効率が向上
し、燃費が向上する。
【0013】また、このターボコンパウンドエンジンで
は、前記第1排気管を前記第2排気管に接続し且つ第1
制御弁が配設されているバイパス排気管を有するので、
第1排気管での排圧は後続排気管の排圧まで低下し、排
気ガスの燃焼室即ちシリンダ内への残留量が減少し、吸
入空気の充填効率が増加する。
は、前記第1排気管を前記第2排気管に接続し且つ第1
制御弁が配設されているバイパス排気管を有するので、
第1排気管での排圧は後続排気管の排圧まで低下し、排
気ガスの燃焼室即ちシリンダ内への残留量が減少し、吸
入空気の充填効率が増加する。
【0014】また、このターボコンパウンドエンジンで
は、前記第2排気管と前記後続排気管との接続部には第
2制御弁が配設されているので、前記後続排気管から前
記第2排気管への排気ガスの逆流は発生することなく、
エンジンの駆動を的確に且つスムースに続行させること
ができる。
は、前記第2排気管と前記後続排気管との接続部には第
2制御弁が配設されているので、前記後続排気管から前
記第2排気管への排気ガスの逆流は発生することなく、
エンジンの駆動を的確に且つスムースに続行させること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明によるター
ボコンパウンドエンジンの一実施例を説明する。図1は
この発明によるターボコンパウンドエンジンの一実施例
を示す概略説明図、図2は図1のターボコンパウンドエ
ンジンのバルブタイミングを示す説明図、図3はこのタ
ーボコンパウンドエンジンに組み込まれているターボチ
ャージャを示す概略説明図、及び図4はこのターボコン
パウンドエンジンに組み込まれているエネルギー回収装
置を示す概略説明図である。
ボコンパウンドエンジンの一実施例を説明する。図1は
この発明によるターボコンパウンドエンジンの一実施例
を示す概略説明図、図2は図1のターボコンパウンドエ
ンジンのバルブタイミングを示す説明図、図3はこのタ
ーボコンパウンドエンジンに組み込まれているターボチ
ャージャを示す概略説明図、及び図4はこのターボコン
パウンドエンジンに組み込まれているエネルギー回収装
置を示す概略説明図である。
【0016】このターボコンパウンドエンジンは、エン
ジンの排気エネルギーによって駆動されるターボチャー
ジャ5及びエネルギー回収装置6を有している。このタ
ーボコンパウンドエンジンは、シリンダブロック18、
該シリンダブロック18に固定したシリンダヘッド3、
シリンダブロック18に形成した孔部に嵌合したシリン
ダライナ16、シリンダヘッド3に形成した穴部に配置
された主室1を形成するヘッドライナ4、シリンダライ
ナ16とヘッドライナ4とで構成されるシリンダ17、
該シリンダ17内を往復運動するピストン11、シリン
ダヘッド3の穴部37に配置された副室2を形成する副
室部材38、副室2に燃料を噴霧する燃料噴射ノズル3
4を有している。
ジンの排気エネルギーによって駆動されるターボチャー
ジャ5及びエネルギー回収装置6を有している。このタ
ーボコンパウンドエンジンは、シリンダブロック18、
該シリンダブロック18に固定したシリンダヘッド3、
シリンダブロック18に形成した孔部に嵌合したシリン
ダライナ16、シリンダヘッド3に形成した穴部に配置
された主室1を形成するヘッドライナ4、シリンダライ
ナ16とヘッドライナ4とで構成されるシリンダ17、
該シリンダ17内を往復運動するピストン11、シリン
ダヘッド3の穴部37に配置された副室2を形成する副
室部材38、副室2に燃料を噴霧する燃料噴射ノズル3
4を有している。
【0017】シリンダヘッド3には、内壁面44をセラ
ミックス等で遮熱構造に構成された少なくとも第1排気
ポート12と第2排気ポート14とが形成され、図示し
ていないが、吸気ポートはシリンダヘッド3又はシリン
ダ下部に形成されている。第1排気ポート12には、第
1排気ポート12を第1カム35の作動で開閉する第1
排気弁13が配設されている。また、第2排気ポート1
4には、第2排気ポート14を第2カム36の作動で開
閉する第2排気弁15が配設されている。第1排気ポー
ト12と第2排気ポート14とは、図1では1個ずつ示
されているが、それぞれ複数個から構成されてもよいも
のである。
ミックス等で遮熱構造に構成された少なくとも第1排気
ポート12と第2排気ポート14とが形成され、図示し
ていないが、吸気ポートはシリンダヘッド3又はシリン
ダ下部に形成されている。第1排気ポート12には、第
1排気ポート12を第1カム35の作動で開閉する第1
排気弁13が配設されている。また、第2排気ポート1
4には、第2排気ポート14を第2カム36の作動で開
閉する第2排気弁15が配設されている。第1排気ポー
ト12と第2排気ポート14とは、図1では1個ずつ示
されているが、それぞれ複数個から構成されてもよいも
のである。
【0018】主室1と副室2とは、副室部材38に形成
された複数の連絡孔22で連通されている。連絡孔22
は、副室2から主室1の周辺方向へと傾斜して形成され
ている。ピストン11は、ピストンヘッド23と該ピス
トンヘッド23に固定されたピストンスカート24から
構成されている。主室1と副室2とは、セラミックス等
によって遮熱構造に構成されている。ヘッドライナ4
は、セラミックスから成るヘッド下面部32と該ヘッド
下面部32に一体構造に構成したライナ上部33から構
成されている。なお、シリンダヘッド3に吸気ポートが
形成された場合には、該吸気ポートには吸気バルブが配
設されている。
された複数の連絡孔22で連通されている。連絡孔22
は、副室2から主室1の周辺方向へと傾斜して形成され
ている。ピストン11は、ピストンヘッド23と該ピス
トンヘッド23に固定されたピストンスカート24から
構成されている。主室1と副室2とは、セラミックス等
によって遮熱構造に構成されている。ヘッドライナ4
は、セラミックスから成るヘッド下面部32と該ヘッド
下面部32に一体構造に構成したライナ上部33から構
成されている。なお、シリンダヘッド3に吸気ポートが
形成された場合には、該吸気ポートには吸気バルブが配
設されている。
【0019】このターボコンパウンドエンジンにおい
て、シリンダヘッド3に形成した第1排気ポート12
は、マニホルドガスケット等を介在して排気通路である
主排気管である第1排気管7に連通され、第1排気管7
にはターボチャージャ5のタービン25のタービンスク
ロール39に連通している。ターボチャージャ5は、例
えば、図3に示すように、発電・電動機26を備えたタ
ーボチャージャを使用でき、エンジンの排気ガスが送り
込まれるタービン25、該タービン25を一端に固定し
たシャフト28、該シャフト28の他端に取付けたコン
プレッサ27及びシャフト28上に取付けた発電・電動
機26を有している。また、ターボチャージャ5の出口
側排気通路即ち後続排気管8には、エネルギー回収装置
6が配置されている。エネルギー回収装置6は、図4に
示すように、後続排気管8に接続するタービンスクロー
ルを通じて導入される排気ガスによって駆動されるター
ビン29を有し、該タービン29に固定したシャフト3
1上には発電機30が配設されている。
て、シリンダヘッド3に形成した第1排気ポート12
は、マニホルドガスケット等を介在して排気通路である
主排気管である第1排気管7に連通され、第1排気管7
にはターボチャージャ5のタービン25のタービンスク
ロール39に連通している。ターボチャージャ5は、例
えば、図3に示すように、発電・電動機26を備えたタ
ーボチャージャを使用でき、エンジンの排気ガスが送り
込まれるタービン25、該タービン25を一端に固定し
たシャフト28、該シャフト28の他端に取付けたコン
プレッサ27及びシャフト28上に取付けた発電・電動
機26を有している。また、ターボチャージャ5の出口
側排気通路即ち後続排気管8には、エネルギー回収装置
6が配置されている。エネルギー回収装置6は、図4に
示すように、後続排気管8に接続するタービンスクロー
ルを通じて導入される排気ガスによって駆動されるター
ビン29を有し、該タービン29に固定したシャフト3
1上には発電機30が配設されている。
【0020】このターボコンパウンドエンジンは、特
に、遮熱構造の燃焼室即ち主室1と副室2に連通するシ
リンダヘッド3に形成した第1排気ポート12と第2排
気ポート14、第1排気ポート12に連通する第1排気
管7に配設されたターボチャージャ5、ターボチャージ
ャ5の後流の後続排気管8に配設されたエネルギー回収
装置6、第2排気ポート14を後続排気管8に連通する
第2排気管9、第1排気ポート12を膨張行程後半で開
放し且つ排気行程半ばまでに閉鎖するように設定された
第1排気弁13、及び第2排気ポート14を排気行程前
半で開放し且つ吸入行程前半までに閉鎖するように設定
された第2排気弁15を有していることである。具体的
には、第1排気弁13は第1排気ポート12を膨張行程
下死点前20°〜50°で開放し且つ排気行程下死点後
90°〜120°までに閉鎖するように設定されてい
る。また、第2排気弁15は第2排気ポート14を排気
行程下死点後50°〜90°で開放し且つ吸入行程上死
点後10°〜20°までに閉鎖するように設定されてい
る。
に、遮熱構造の燃焼室即ち主室1と副室2に連通するシ
リンダヘッド3に形成した第1排気ポート12と第2排
気ポート14、第1排気ポート12に連通する第1排気
管7に配設されたターボチャージャ5、ターボチャージ
ャ5の後流の後続排気管8に配設されたエネルギー回収
装置6、第2排気ポート14を後続排気管8に連通する
第2排気管9、第1排気ポート12を膨張行程後半で開
放し且つ排気行程半ばまでに閉鎖するように設定された
第1排気弁13、及び第2排気ポート14を排気行程前
半で開放し且つ吸入行程前半までに閉鎖するように設定
された第2排気弁15を有していることである。具体的
には、第1排気弁13は第1排気ポート12を膨張行程
下死点前20°〜50°で開放し且つ排気行程下死点後
90°〜120°までに閉鎖するように設定されてい
る。また、第2排気弁15は第2排気ポート14を排気
行程下死点後50°〜90°で開放し且つ吸入行程上死
点後10°〜20°までに閉鎖するように設定されてい
る。
【0021】更に、第1排気管7はバイパス排気管10
によって第2排気管9に接続されており、しかもバイパ
ス排気管10には第1制御弁19が配設されている。ま
た、第2排気管9と後続排気管8との接続部40には第
2制御弁20が配設されている。更に、第2排気管9と
バイパス排気管10との接続部41には逆止弁21が配
設されている。バイパス排気管10に設けた第1制御弁
19は、アクチュエータ42によって開閉制御され、ま
た、第2排気管9に設けられた第2制御弁20は、アク
チュエータ43によって開閉制御される。アクチュエー
タ42,43は、例えば、第1排気管7、第2排気管9
及び後続排気管8内のガス圧即ち排圧に応答して、場合
によっては、設定した作動タイミング、或いはエンジン
負荷、エンジン回転数等のエンジンの作動状態に応答し
てコントローラの指令で作動され、バイパス排気管10
の第1制御弁19及び第2排気管9が第2制御弁20が
開閉作動されるように構成されている。主室1と副室2
の遮熱構造については、燃焼ガスに晒される面は窒化ケ
イ素等の耐熱性に富んだセラミックスで構成されると共
に、図示していないが、該セラミックスの外側にはチタ
ン酸アルミニウム、チタン酸カリウム、アルミナファイ
バー等のセラミックスが介在することによって遮熱構造
に構成されている。
によって第2排気管9に接続されており、しかもバイパ
ス排気管10には第1制御弁19が配設されている。ま
た、第2排気管9と後続排気管8との接続部40には第
2制御弁20が配設されている。更に、第2排気管9と
バイパス排気管10との接続部41には逆止弁21が配
設されている。バイパス排気管10に設けた第1制御弁
19は、アクチュエータ42によって開閉制御され、ま
た、第2排気管9に設けられた第2制御弁20は、アク
チュエータ43によって開閉制御される。アクチュエー
タ42,43は、例えば、第1排気管7、第2排気管9
及び後続排気管8内のガス圧即ち排圧に応答して、場合
によっては、設定した作動タイミング、或いはエンジン
負荷、エンジン回転数等のエンジンの作動状態に応答し
てコントローラの指令で作動され、バイパス排気管10
の第1制御弁19及び第2排気管9が第2制御弁20が
開閉作動されるように構成されている。主室1と副室2
の遮熱構造については、燃焼ガスに晒される面は窒化ケ
イ素等の耐熱性に富んだセラミックスで構成されると共
に、図示していないが、該セラミックスの外側にはチタ
ン酸アルミニウム、チタン酸カリウム、アルミナファイ
バー等のセラミックスが介在することによって遮熱構造
に構成されている。
【0022】このターボコンパウンドエンジンの作動の
一実施例を、図2に示すバルブタイミングを参照して説
明する。このターボコンパウンドエンジンは、吸入行
程、圧縮行程、燃焼行程即ち膨張行程及び排気行程の4
つのサイクルで作動されるものであり、吸入行程では通
常の作動行程、例えば、図2で符号Iで示すように、吸
気弁が吸気ポートを開放して主室1へ吸入空気が導入さ
れる。次いで、ピストン11の上昇で圧縮行程では通常
の作動行程と同様に行われ、例えば、圧縮行程終端近傍
で燃料噴射ノズル34から副室2に燃料が噴射される。
副室2で燃料が空気と混合して着火燃焼し、膨張行程に
なり、エンジンは仕事即ちクランクシャフトを回転さ
せ、次いで排気行程に移行する。この時、第1制御弁1
9はアクチュエータ42の作動で閉鎖状態であり、ま
た、第2制御弁20はアクチュエータ43の作動で閉鎖
状態である。
一実施例を、図2に示すバルブタイミングを参照して説
明する。このターボコンパウンドエンジンは、吸入行
程、圧縮行程、燃焼行程即ち膨張行程及び排気行程の4
つのサイクルで作動されるものであり、吸入行程では通
常の作動行程、例えば、図2で符号Iで示すように、吸
気弁が吸気ポートを開放して主室1へ吸入空気が導入さ
れる。次いで、ピストン11の上昇で圧縮行程では通常
の作動行程と同様に行われ、例えば、圧縮行程終端近傍
で燃料噴射ノズル34から副室2に燃料が噴射される。
副室2で燃料が空気と混合して着火燃焼し、膨張行程に
なり、エンジンは仕事即ちクランクシャフトを回転さ
せ、次いで排気行程に移行する。この時、第1制御弁1
9はアクチュエータ42の作動で閉鎖状態であり、ま
た、第2制御弁20はアクチュエータ43の作動で閉鎖
状態である。
【0023】そこで、膨張行程では、図2の符号E1 で
示すように、第1カム35によって、第1排気弁13が
作動して第1排気ポート12を膨張行程後半で開放し、
続く排気行程半ばにリターンスプリングによって第1排
気弁13が復帰して第1排気ポート12を閉鎖するよう
に作動される。具体的には、第1排気弁13は第1排気
ポート12を膨張行程下死点前20°〜50°で開放し
且つ排気行程下死点後90°〜120°までに閉鎖す
る。それによって、主室1からの排気ガスは第1排気ポ
ート12から第1排気管7を通ってターボチャージャ5
に送り込まれ、ターボチャージャ5のタービン25を駆
動してコンプレッサ27を作動すると共に、発電・電動
機26を駆動して排気ガスエネルギーを回収できる。発
電・電動機26の発電モードは、エンジンの高速高負荷
時に特に有効である。次いで、排気ガスはターボチャー
ジャ5から後続排気管8を通じてエネルギー回収装置6
へ送り込まれてエネルギー回収装置6を駆動して発電機
30でエネルギーが回収される。
示すように、第1カム35によって、第1排気弁13が
作動して第1排気ポート12を膨張行程後半で開放し、
続く排気行程半ばにリターンスプリングによって第1排
気弁13が復帰して第1排気ポート12を閉鎖するよう
に作動される。具体的には、第1排気弁13は第1排気
ポート12を膨張行程下死点前20°〜50°で開放し
且つ排気行程下死点後90°〜120°までに閉鎖す
る。それによって、主室1からの排気ガスは第1排気ポ
ート12から第1排気管7を通ってターボチャージャ5
に送り込まれ、ターボチャージャ5のタービン25を駆
動してコンプレッサ27を作動すると共に、発電・電動
機26を駆動して排気ガスエネルギーを回収できる。発
電・電動機26の発電モードは、エンジンの高速高負荷
時に特に有効である。次いで、排気ガスはターボチャー
ジャ5から後続排気管8を通じてエネルギー回収装置6
へ送り込まれてエネルギー回収装置6を駆動して発電機
30でエネルギーが回収される。
【0024】次いで、第2排気弁15は、図2の符号E
2 で示すように、第2カム36によって排気行程前半、
具体的には、排気行程下死点後50°〜90°で第2排
気ポート14を開放すると共に、アクチュエータ42,
43が作動して第1制御弁19及び第2制御弁20をを
開放し、主室1内に残存している排気ガスを第2排気ポ
ート14を通じて後続排気管8に送り込むと共に、第1
排気管7及びバイパス排気管10を通じて後続排気管8
に送り込む。従って、第1排気ポート7内の排圧は後続
排気管8の排圧と同等の低い排圧になり、排気ガスはエ
ネルギー回収装置6を作動してエネルギーが回収され
る。次いで、第1排気弁13は閉鎖するが、主室1内に
残存している排気ガスは第2排気ポート14を通じて後
続排気管8に送り込まれ、排気ガスはエネルギー回収装
置6を作動してエネルギーが回収される。この時、第2
排気管9とバイパス排気管10との接続部41には逆止
弁21が配設されているので、第2排気管9からバイパ
ス排気管10への排気ガスの逆流は発生しない。次い
で、第2排気弁15は、吸入行程前半、具体的には、吸
入行程上死点後10°〜20°においてリターンスプリ
ングによって復帰し、第2排気弁15は第2排気ポート
14を閉鎖する。ターボチャージャ5及びエネルギー回
収装置6のエネルギーの回収作動は終わると共に、アク
チュエータ42,43が作動して第1制御弁19はバイ
パス排気管10を閉鎖し、また、第2制御弁20は第2
排気管9を閉鎖する。
2 で示すように、第2カム36によって排気行程前半、
具体的には、排気行程下死点後50°〜90°で第2排
気ポート14を開放すると共に、アクチュエータ42,
43が作動して第1制御弁19及び第2制御弁20をを
開放し、主室1内に残存している排気ガスを第2排気ポ
ート14を通じて後続排気管8に送り込むと共に、第1
排気管7及びバイパス排気管10を通じて後続排気管8
に送り込む。従って、第1排気ポート7内の排圧は後続
排気管8の排圧と同等の低い排圧になり、排気ガスはエ
ネルギー回収装置6を作動してエネルギーが回収され
る。次いで、第1排気弁13は閉鎖するが、主室1内に
残存している排気ガスは第2排気ポート14を通じて後
続排気管8に送り込まれ、排気ガスはエネルギー回収装
置6を作動してエネルギーが回収される。この時、第2
排気管9とバイパス排気管10との接続部41には逆止
弁21が配設されているので、第2排気管9からバイパ
ス排気管10への排気ガスの逆流は発生しない。次い
で、第2排気弁15は、吸入行程前半、具体的には、吸
入行程上死点後10°〜20°においてリターンスプリ
ングによって復帰し、第2排気弁15は第2排気ポート
14を閉鎖する。ターボチャージャ5及びエネルギー回
収装置6のエネルギーの回収作動は終わると共に、アク
チュエータ42,43が作動して第1制御弁19はバイ
パス排気管10を閉鎖し、また、第2制御弁20は第2
排気管9を閉鎖する。
【0025】このターボコンパウンドエンジンは、上記
作動サイクルを繰り返して駆動されるものである。それ
故に、排気行程において、バイパス排気管10を通じて
排気ガスを後続排気管8に排気することによって第1排
気管7の排圧は低下し、排気行程でのエンジンの仕事量
は図5の符号Cで示すように減少し、従って、エネルギ
ー回収効率は図5の符号Dで示すように増加することに
なり、エンジン性能を向上させ、燃費を従来のものに比
較して約10%は向上させることができる。即ち、従来
のようなターボコンパウンドエンジンでは、ターボチャ
ージャの上流側の排気管内の排圧以下には主室の排気ガ
スが排気されなかったが、この発明によるターボコンパ
ウンドエンジンでは、主室1内の排気ガスは後続排気管
8の排圧にまで排気され、主室1即ちシリンダ17内の
排気ガスの残留量が減少し、吸入空気の充填効率が向上
し、燃焼を良好にさせ、スモーク、すす、HC等のパテ
ィキュレートの発生を抑制することができる。
作動サイクルを繰り返して駆動されるものである。それ
故に、排気行程において、バイパス排気管10を通じて
排気ガスを後続排気管8に排気することによって第1排
気管7の排圧は低下し、排気行程でのエンジンの仕事量
は図5の符号Cで示すように減少し、従って、エネルギ
ー回収効率は図5の符号Dで示すように増加することに
なり、エンジン性能を向上させ、燃費を従来のものに比
較して約10%は向上させることができる。即ち、従来
のようなターボコンパウンドエンジンでは、ターボチャ
ージャの上流側の排気管内の排圧以下には主室の排気ガ
スが排気されなかったが、この発明によるターボコンパ
ウンドエンジンでは、主室1内の排気ガスは後続排気管
8の排圧にまで排気され、主室1即ちシリンダ17内の
排気ガスの残留量が減少し、吸入空気の充填効率が向上
し、燃焼を良好にさせ、スモーク、すす、HC等のパテ
ィキュレートの発生を抑制することができる。
【0026】
【発明の効果】この発明によるターボコンパウンドエン
ジンは、上記のように構成されており、次のような効果
を有する。即ち、このターボコンパウンドエンジンは、
第1排気ポートに連通する第1排気管にターボチャージ
ャを配設し、該ターボチャージャの後流の後続排気管に
エネルギー回収装置を配設し、第2排気管によって前記
第2排気ポートを前記後続排気管に連通し、第1排気弁
によって前記第1排気ポートを膨張行程後半で開放し且
つ排気行程半ばまでに閉鎖し、また、第2排気弁によっ
て前記第2排気ポートを排気行程前半で開放し且つ吸入
行程前半までに閉鎖するように作動でき、前記主室から
第1排気管への排気ガスの勢いのある噴出時にはターボ
チャージャを効果的に駆動してエネルギーを回収し、次
いで、主室から排気される排気ガスエネルギーが低減し
た状態では、排気ガスはターボチャージャをバイパスし
て第2排気管を通じてエネルギー回収装置へ送り込ま
れ、エネルギー回収を行う。そして、前記後続排気管で
は排圧が低いので、それに伴って主室内の排気ガスの残
留量が低減し、排気行程でのエンジンの仕事量が小さく
なり、エンジン出力と回収効率が向上し、燃費が向上す
る。しかもエネルギー回収装置で十分に排気ガスエネル
ギーは回収されることになる。
ジンは、上記のように構成されており、次のような効果
を有する。即ち、このターボコンパウンドエンジンは、
第1排気ポートに連通する第1排気管にターボチャージ
ャを配設し、該ターボチャージャの後流の後続排気管に
エネルギー回収装置を配設し、第2排気管によって前記
第2排気ポートを前記後続排気管に連通し、第1排気弁
によって前記第1排気ポートを膨張行程後半で開放し且
つ排気行程半ばまでに閉鎖し、また、第2排気弁によっ
て前記第2排気ポートを排気行程前半で開放し且つ吸入
行程前半までに閉鎖するように作動でき、前記主室から
第1排気管への排気ガスの勢いのある噴出時にはターボ
チャージャを効果的に駆動してエネルギーを回収し、次
いで、主室から排気される排気ガスエネルギーが低減し
た状態では、排気ガスはターボチャージャをバイパスし
て第2排気管を通じてエネルギー回収装置へ送り込ま
れ、エネルギー回収を行う。そして、前記後続排気管で
は排圧が低いので、それに伴って主室内の排気ガスの残
留量が低減し、排気行程でのエンジンの仕事量が小さく
なり、エンジン出力と回収効率が向上し、燃費が向上す
る。しかもエネルギー回収装置で十分に排気ガスエネル
ギーは回収されることになる。
【0027】また、このターボコンパウンドエンジンで
は、前記第1排気管を前記第2排気管に接続し且つ第1
制御弁が配設されているバイパス排気管を有するので、
第1排気管での排圧は後続排気管の排圧まで低下し、燃
焼室即ちシリンダ内への排気ガスの残留量が減少し、吸
入行程での吸入空気の充填効率を増加させることができ
る。
は、前記第1排気管を前記第2排気管に接続し且つ第1
制御弁が配設されているバイパス排気管を有するので、
第1排気管での排圧は後続排気管の排圧まで低下し、燃
焼室即ちシリンダ内への排気ガスの残留量が減少し、吸
入行程での吸入空気の充填効率を増加させることができ
る。
【0028】また、このターボコンパウンドエンジンで
は、前記第2排気管と前記後続排気管との接続部には第
2制御弁が配設されているので、前記後続排気管から前
記第2排気管への排気ガスの逆流は発生することなく、
エンジンの駆動を的確に且つスムースに続行させること
ができる。
は、前記第2排気管と前記後続排気管との接続部には第
2制御弁が配設されているので、前記後続排気管から前
記第2排気管への排気ガスの逆流は発生することなく、
エンジンの駆動を的確に且つスムースに続行させること
ができる。
【図1】この発明によるターボコンパウンドエンジンの
一実施例を示す概略説明図である。
一実施例を示す概略説明図である。
【図2】図1のターボコンパウンドエンジンの第1排気
弁、第2排気弁及び吸気弁の各バルブタイミングを示す
説明図である。
弁、第2排気弁及び吸気弁の各バルブタイミングを示す
説明図である。
【図3】このターボコンパウンドエンジンに組み込まれ
ているターボチャージャを示す概略説明図である。
ているターボチャージャを示す概略説明図である。
【図4】このターボコンパウンドエンジンに組み込まれ
ているエネルギー回収装置を示す概略説明図である。
ているエネルギー回収装置を示す概略説明図である。
【図5】排気管内の排圧とターボコンパウンドエンジン
の平均有効圧との関係がグラフで示されている。
の平均有効圧との関係がグラフで示されている。
1 主室 2 副室 3 シリンダヘッド 4 ヘッドライナ 5 ターボチャージャ 6 エネルギー回収装置 7 第1排気管 8 後続排気管 9 第2排気管 10 バイパス管 11 ピストン 12 第1排気ポート 13 第1排気弁 14 第2排気ポート 15 第2排気弁 17 シリンダ 19 第1制御弁 20 第2制御弁
Claims (4)
- 【請求項1】 遮熱構造の燃焼室に連通するシリンダヘ
ッドに形成した第1排気ポートと第2排気ポート、前記
第1排気ポートに連通する第1排気管に配設されたター
ボチャージャ、該ターボチャージャの後流の後続排気管
に配設されたエネルギー回収装置、前記第2排気ポート
を前記後続排気管に連通する第2排気管、前記第1排気
ポートを膨張行程後半で開放し且つ排気行程半ばまでに
閉鎖する第1排気弁、及び前記第2排気ポートを排気行
程前半で開放し且つ吸入行程前半までに閉鎖する第2排
気弁、を有することを特徴とするターボコンパウンドエ
ンジン。 - 【請求項2】 前記第1排気弁は前記第1排気ポートを
膨張行程下死点前20°〜50°で開放し且つ排気行程
下死点後90°〜120°までに閉鎖し、また、前記第
2排気弁は前記第2排気ポートを排気行程下死点後50
°〜90°で開放し且つ吸入行程上死点後10°〜20
°までに閉鎖することを特徴とする請求項1に記載のタ
ーボコンパウンドエンジン。 - 【請求項3】 前記第1排気管を前記第2排気管に接続
し且つ第1制御弁が配設されているバイパス排気管を有
することを特徴とする請求項1に記載のターボコンパウ
ンドエンジン。 - 【請求項4】 前記第2排気管と前記後続排気管との接
続部には第2制御弁が配設されていることを特徴とする
請求項1に記載のターボコンパウンドエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5134184A JPH06323158A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | ターボコンパウンドエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5134184A JPH06323158A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | ターボコンパウンドエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06323158A true JPH06323158A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=15122408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5134184A Pending JPH06323158A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | ターボコンパウンドエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06323158A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997044572A1 (es) * | 1996-05-22 | 1997-11-27 | Pedro Santana Gonzalez | Motor endotermico turbo-alternativo |
| JP2009002283A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| WO2009030694A3 (de) * | 2007-09-05 | 2009-06-18 | Mahle Int Gmbh | Kolbenmotor |
| WO2012121800A3 (en) * | 2011-03-10 | 2012-11-01 | Caterpillar Inc. | Gaseous fuel-powered engine system having turbo-compounding |
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| WO2015083493A1 (ja) | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 三菱重工業株式会社 | ターボコンパウンドシステムの制御装置 |
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| US9903296B2 (en) | 2013-12-04 | 2018-02-27 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Control device for turbocharger |
| US10006348B2 (en) | 2013-12-04 | 2018-06-26 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Turbocharger device |
| US10197003B2 (en) | 2013-12-04 | 2019-02-05 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Control device for supercharging system |
| US10428748B2 (en) | 2013-12-04 | 2019-10-01 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Control device for supercharging system |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP5134184A patent/JPH06323158A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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