JPH06323801A - ベルト検尺装置 - Google Patents

ベルト検尺装置

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JPH06323801A
JPH06323801A JP5139494A JP13949493A JPH06323801A JP H06323801 A JPH06323801 A JP H06323801A JP 5139494 A JP5139494 A JP 5139494A JP 13949493 A JP13949493 A JP 13949493A JP H06323801 A JPH06323801 A JP H06323801A
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JP
Japan
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belt
pulley
measuring device
driven
driven pulley
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JP5139494A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Oishi
勝明 大石
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルトを実際の使用状態に極めて近い状態で
測定でき、測定精度が高く、とくに歯付きベルトの測定
に好適な、ベルト検尺装置を提供する。 【構成】 4種の歯付きプーリ31・32・33・34
が、設置台2上に立設された縦長の固定ベース35に上
下方向に間隔をあけて回動自在に軸支され、4種の歯付
きプーリ51・52・53・54が、縦長のスライドベ
ース55に上下方向に一定の間隔をあけて回動自在に軸
支されている。スライドベース55は水平方向に移動自
在で、張力付与手段7にクランプ機構80によって固縛
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伝動ベルトなどの無
端ベルトの長さを主に測定するためのベルト検尺装置に
関し、とくに歯付きベルト(シンクロベルトともいう)
に好適なベルト検尺装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のベルト検尺装置に、本出願人の
出願にかかる実開平3−70303号公報に記載の装置
がある。この装置は、図6に示すように、定位置に回動
自在に配置されたプーリ101に対して、移動可能な可
動プーリ104をガイド部材102に沿って上下動自在
に配置し、所要のウエイト106をピン103で係止可
能なスライドロッド108を一端に止着したワイヤー1
07をガイドプーリ105を介して可動プーリ104に
止着した構造からなり、2つのプーリ101・104間
に無端ベルトVを掛け渡した状態で、その無端ベルトV
にウエイト106により所定の張力を付与してベルトV
の長さを測定するものである。
【0003】図7も従来のベルト検尺装置を示すもの
で、ガイド部材111に沿って上下動自在に配設された
スライドベース112上に、従動ベース113を上下動
自在に配設し、その従動ベース113上にプーリ114
を設けるとともに、その上方の定位置にもプーリ115
を設けている。また従動ベース113は、スライドベー
ス112に対し張力付与用のシリンダ116で下向けに
所定の付勢力を付与できるようにし、上記の2つのプー
リ114・115間に無端ベルトVを掛け渡した状態で
ベルトVに張力を付与して、ベルトVの長さを測定する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のベルト
検尺装置では、次のような不都合がある。すなわち、 ベルトの長さ(2つのプーリ間の軸間長さ)は、静
止した状態で測定されるので、ベルトの使用状態(ベル
トの回転状態)の長さとにズレが生じる可能性がある。
【0005】 歯付きベルトを測定する場合に、歯付
きプーリにベルトを掛け渡しただけでは、ベルトの歯と
プーリの歯とが噛み合わない箇所が生じ、歯を噛み合わ
せるために手間を要する。
【0006】 従来の装置ではベルトの長さしか測定
できず、したがって、ベルトの蛇行量や片寄り量は別の
装置で測定する必要があり、不便であった。
【0007】 ベルトの長さや種類などに応じてプー
リを変更すべき場合があるが、1組のプーリしか装備さ
れていないので、プーリを取り替える必要があり、その
取り替えに手間がかかるうえに、プーリを取り替えた際
にその支軸との間でガタが生じ易いので、測定精度が悪
くなるおそれがある。
【0008】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、ベルトを実際の使用状態に極めて近い状態で測定で
き、測定精度が高く、とくに歯付きベルトの測定に好適
な、ベルト検尺装置を提供することを第1の目的とし、
また種類の異なる複数のベルトを簡単に測定でき、さら
にベルトの長さ以外にベルトの蛇行量や片寄り量を同時
に測定できる、ベルト検尺装置を提供することを第2・
第3の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明のベルト検尺装置は、a)定位置に配置され
たプーリとこのプーリに対し接近離間可能に配置された
可動プーリとに無端ベルトを掛け渡し、その無端ベルト
に所定の張力を付与してベルトの長さを測定する検尺装
置において、b)前記定位置側のプーリを駆動プーリと
し、c)前記移動側のプーリを従動プーリとし、d)この従
動プーリの移動経路に沿って張力付与手段を設け、e)こ
の張力付与手段に対し前記従動プーリを着脱自在に固縛
できるようにしている。
【0010】請求項2記載のように、d1)前記張力付与
手段を、1)前記従動プーリの移動範囲を越える長さを有
するクランプシャフトと、2)このクランプシャフトの、
前記駆動プーリ側にワイヤーを介して取り付けられるバ
ランスウエイトと、3)前記クランプシャフトの、前記従
動プーリ側にワイヤーを介して取り付けられるスライド
ロッドと、4)このスライドロッドが中心部を一連に緩挿
し、係止手段によりスライドロッドに取外自在に固定さ
れる複数個のウエイトと、5)それらのウエイトを支持す
る昇降可能なウエイトテーブルとから構成し、c1)前記
従動プーリは、前記クランプシャフトの任意の位置でク
ランプ機構により固縛できるようにすることが好まし
い。
【0011】請求項3記載のように、歯付きベルトの測
定には、f)前記駆動プーリおよび従動プーリの組をそれ
ぞれ相対向して複数組設けるとともに、g)各プーリを歯
付きプーリとし、h)各従動プーリは共通のスライドプレ
ート上に回動自在に軸支するとよい。
【0012】請求項4記載のように、i)前記駆動プーリ
と従動プーリとに掛け渡される無端ベルトに対し、ベル
トエッジのベルト幅方向の変位測定用のセンサーを配備
することができる。
【0013】
【作用】上記した構成を有するこの発明のベルト検尺装
置(請求項1)では、まず、駆動プーリに対し、従動プ
ーリを測定すべき無端ベルトの長さに応じて接近させた
のち、両プーリ間に無端ベルトを掛け渡す。それから、
従動プーリを駆動プーリから無端ベルトの弛みがなくな
る程度まで離間させ、従動プーリを張力付与手段に固縛
する。この状態で無端ベルトには所定の張力が付与され
るので、駆動プーリを所定の速度で回転させることによ
り無端ベルトを回転させ、使用状態に近い状態で、無端
ベルトの長さ(正確には、プーリ間の軸間長さ)を測定
することができる。
【0014】請求項2記載のベルト検尺装置では、従動
プーリを駆動プーリから前記無端ベルトの弛みがなくな
る程度まで離間させたのち、従動プーリをクランプ機構
によりクランプシャフトに固縛する。またスライドロッ
ドに、無端ベルトに応じた重量のウエイトを係止手段に
てあらかじめ固定しておくことにより、ウエイトテーブ
ルを下降させるだけで、従動プーリにウエイトの荷重が
作用して無端ベルトに所定の張力が付与される。
【0015】請求項3記載のベルト検尺装置では、歯付
きベルトを歯付きプーリ間に掛け渡してベルトに所定の
張力を付与したときには、歯付きベルトの歯が歯付きプ
ーリの歯に噛み合っていない箇所が存在している場合に
も、駆動プーリを回転させてベルトを回転させることに
より、歯付きベルトの全ての歯が歯付きプーリの歯に噛
み合うので、ベルトの長さを正確に測定できる。また駆
動プーリと従動プーリとは複数組設けられているので、
ベルトの種類に応じて掛け渡すべきプーリを選択でき
る。
【0016】請求項4記載のベルト検尺装置では、プー
リ間に掛け渡されたベルトを駆動プーリを介して回転さ
せてベルトの長さを測定する際に、ベルトエッジのベル
ト幅方向の変位、つまり蛇行量を前記センサーで同時に
測定できるとともに、この蛇行量に基づいてベルトの片
寄り量も測定できる。
【0017】
【実施例】以下、この発明のベルト検尺装置の実施例を
図面に基づいて説明する。
【0018】図1は本実施例にかかるベルト検尺装置の
正面図で、同図に示すように、ベルト検尺装置1は、設
置台2、駆動プーリ3、従動プーリ5、張力付与手段
7、ベルトエッジのベルト幅方向変位センサー9を備え
ている。
【0019】駆動プーリ3は、本実施例では外径又は歯
数の異なる4種の歯付きプーリ31・32・33・34
からなり、それらのプーリ31・32・33・34は、
設置台2上に立設された縦長の固定ベース35に上下方
向に一定の間隔をあけて、支軸(図示せず)によりそれ
ぞれ回動自在に軸支されている。また設置台2上で固定
ベース35の近傍(図の左側)に、プーリ31・32・
33・34の共通の駆動装置4が設置されている。この
駆動装置4は、ブレーキ付きギヤードモータ41で回転
する歯付きプーリ42からなり、固定ベース35の背面
側で前記プーリ31・32・33・34の支軸に一体回
転可能に取着されたプーリ31・32・33・34と同
一の歯付きプーリ(図示せず)と歯付きプーリ42に、
一連に歯付きベルト43を巻き掛けることにより、プー
リ31・32・33・34を同時に回転させる構造であ
る。
【0020】従動プーリ5は、前記駆動側の4種の歯付
きプーリ31・32・33・34と対応する(同一の)
4種の歯付きプーリ51・52・53・54からなり、
それらのプーリ51・52・53・54は、縦長のスラ
イドベース55に上下方向に一定の間隔をあけて、支軸
(図示せず)によりそれぞれ回動自在に軸支されてい
る。設置台2上に立設された枠状の支持フレーム56に
は一対のリニアガイド57・57が水平に且つ相互に平
行に固設され、これらのリニアガイド57・57に沿っ
て、スライドベース55が水平方向に移動自在に配設さ
れている。この構成によって、スライドベース55の各
プーリ51・52・53・54を、これらと対向する駆
動側の各プーリ31・32・33・34に対し接近させ
たり離間させたりできる。
【0021】また支持フレーム56には、その上下方向
の中央にリニアスケール58が、その下端部に目視用ス
ケール59が、それぞれリニアガイド57・57と平行
に固設されている。なお、スライドベース55の下端に
は、スケール59に向けて指示片55aが突設されてい
る。
【0022】張力付与手段7は、スライドベース55の
移動範囲を越える長さのクランプシャフト71を備えて
いる。設置台2上の両側に支持部材72・73が立設さ
れ、各支持部材72・73にガイドローラ72a・73
aが回動自在に軸支されている。クランプシャフト71
の両側にはワイヤー75・76が止着され、図の右側の
ワイヤー75の一端にはスライドロッド77が吊止され
ている。また、スライドロッド77と重量の等しいバラ
ンスウエイト78が左側のワイヤー76の一端に吊止さ
れ、クランプシャフト71はワイヤー75・76を介し
て左右のガイドローラ72a・73a間に張設され、水
平方向に移動可能に支持されている。なお、左側のガイ
ドローラ73aの下方の右側寄りで設置台2に下向けに
設けた支持部材79に、別のガイドローラ79aが回動
自在に軸支されており、左側のワイヤー76はこのガイ
ドローラ79aにもガイドされている。
【0023】スライドベース55の一側にはクランプレ
バー80aを備えたクランプ機構80が装着され、また
このクランプ機構80はクランプシャフト71に沿って
摺動自在に配装され、クランプレバー80aの操作でク
ランプシャフト71の任意の位置にスライドベース55
を固縛したり、その固縛を解除したりできるようになっ
ている。
【0024】前記ガイドローラ72aの下方にはリニア
ガイド81が鉛直方向に固設され、このリニアガイド8
1に沿って上下動自在にウエイトテーブル82が配装さ
れている。またリニアガイド81と平行にエアシリンダ
83が設置され、このピストンロッド83aの上端が連
結部材84を介してウエイトテーブル82に連結されて
おり、これによりウエイトテーブル82はエアシリンダ
83により昇降する。
【0025】ウエイトテーブル82の中央部には、スラ
イドロッド77を挿通可能な貫通孔82aが穿設されて
いる。そして、スライドロッド77の挿通孔85aを中
央部に有する複数個のウエイト85が、ウエイトテーブ
ル82上に積み重ねて載置されている。スライドロッド
77は、ウエイト85の挿通孔85aおよびウエイトテ
ーブル82の貫通孔82aを一連に挿通する。スライド
ロッド77には、一定の間隔をあけて多数の横孔77a
が穿設され、また各ウエイト85にもそれらの横孔77
aと対応して横向きのピン孔85bが穿設されている。
このため、図2に示すように、例えば上から2番目のウ
エイト85のピン孔85bにピン86を挿入すれば、上
から1番目のウエイト85と2番目のウエイト85を合
計した重量がスライドロッド77に負荷される。
【0026】本実施例では、設置台2に装着されている
操作盤88の、ベルトの種類に応じた選択ボタン89
を、作業開始前に押しておけば、例えば作業者がウエイ
ト85に対するピン86の挿入位置を間違った場合に、
検出できるようになっている。すなわち、図2のよう
に、ウエイト85の背面にピン86の挿入位置検出用の
近接スイッチ87が装備されており、各スイッチ87は
それぞれ対応する選択ボタン89に接続され、選択ボタ
ン89とスイッチ87とが一致したときにだけ、ベルト
検尺装置1が作動する。
【0027】ベルト幅方向変位センサー9は、図3(b)
のように側方より見て「コ」の字形のレイスケール91
を、設置台2上の固定ベース35と支持フレーム56と
の間に立設した支持柱92に沿って上下移動可能に配装
し、支持柱92のピン孔92aに係止した位置決めピン
93でレイスケール91を所定位置に固定する構造から
なる。本実施例では、支持柱92を各駆動プーリ31〜
34から100mm離れた位置に設け、レイスケール9
1の凹所91aが検査用ベルトVの上側回走部V1に位
置するように設定している。またレイスケール91を位
置決めしたときに、レイスケール91に振動やガタが生
じないように、位置決めピン93には、バネ力の強い圧
縮バネ93aを介装している。図示は省くが、ピン孔9
2aは複数のキー孔をその周囲に放射状に設け、位置決
めピン93はピン孔92aのキー孔に対応する複数のキ
ー片を周囲に突設し、キー孔とキー片を合わせて位置決
めピン93をピン孔92aに挿入したのち、位置決めピ
ン93を回転させてキー片をピン孔92aの内面に係止
させることにより、圧縮バネ93aの付勢力で固定する
構造にしている。このため、位置決めピン93は簡単な
操作でピン孔92aに固定することができる。
【0028】さらにレイスケール91の位置決め箇所に
は、位置検出用の近接スイッチ95が各駆動プーリ31
・32・33・34に対応して図3(a)のように配備さ
れ、それらのスイッチ95は、それぞれ対応する選択ボ
タン89およびスイッチ87に接続されている。
【0029】次に、上記実施例にかかるベルト検尺装置
1の使用態様について説明する。
【0030】図1において、 ベルトVに適合する荷重が得られるウエイト85の
ピン孔85bの位置にピン86を挿入する。このとき、
各ウエイト85はウエイトテーブル82上に支持されて
おり、したがって、スライドロッド77にはウエイト8
5の負荷重は作用していない。
【0031】 クランプレバー80aを操作してクラ
ンプシャフト71に対する固縛状態を解除し、スライド
ベース55を前記ベルトVをプーリ3・5間に掛けられ
る位置まで移動させたのち、クランプレバー80aによ
りクランプシャフト71に固縛する。
【0032】 位置決めピン93を引き抜き、レイス
ケール91を支持柱92に沿って移動させ、ベルトVが
掛けられる駆動プーリ(ここでは、31とする)に対応
する位置に位置決めピン93によりレイスケール91を
固定する。
【0033】 ベルトVを駆動プーリ31と従動プー
リ51とに掛け渡す。
【0034】 検査すべき歯付きベルトVの種類に合
わせて操作盤88の選択ボタン89を押す。
【0035】この状態で、測定すべきベルトVの種類に
応じて押した選択ボタン89、ウエイト85のピン86
の近接スイッチ87およびレイスケール91の位置決め
ピン93の挿入位置の近接スイッチ95の全てが合致す
れば、ベルト検尺装置1側の測定準備が完了する。ただ
し、合致しないときには、ブザーやランプなどの報知手
段で作業者に知らされる。
【0036】 ウエイトテーブル82がエアシリンダ
83により下降し、スライドロッド77にウエイト85
の荷重が作用することにより、ワイヤー75を介してク
ランプシャフト71が図1の右方向に移動し、クランプ
機構80・スライドベース55・従動プーリ51を介し
てベルトVに所定の張力が付与される。
【0037】 モータ41の回転で歯付きプーリ42
が回転し、駆動プーリ31・32・33・34が同時に
回転し、ベルトVが張力を付与された状態で回転する。
【0038】 回転中のベルトVの長さC(プーリ3
1・51間の軸間長さ、図4参照)がリニアスケール5
8で測定されるとともに、レイスケール91でベルトV
の蛇行量D(図5)と片寄り量K(図5)とが測定され
る。なお、ベルトVの長さCは、歯ピッチ(mm)×
(ベルト歯数−プーリ歯数)/2に相当する。図5はベ
ルトVの蛇行量と片寄り量とを表した線図で、Dが蛇行
量を、Kが片寄り量を示している。こうして測定された
各データは、あらかじめメモリーにインプットされた基
準データと比較演算回路で対比され、基準データの許容
範囲内に入っていないときには、ブザーやランプで作業
者に知らされる。
【0039】 ウエイトテーブル82がエアシリンダ
83により上昇し、スライドロッド77に作用していた
ウエイト85の荷重が0になり、ワイヤー75を介して
クランプシャフト71が図1の左方向に移動してベルト
Vへ付与されていた張力が解除される。
【0040】検査すべき歯付きベルトVの種類に変更が
ない場合には、駆動プーリ31と従動プーリ51間から
ベルトVを取り外し、別のベルトVを駆動プーリ31と
従動プーリ51に掛け渡し、選択ボタンを押せば、あと
は上記した〜の要領により合否が自動的に判定され
る。
【0041】上記に本発明の一実施例を示したが、下記
のように実施することもできる。
【0042】a) 駆動プーリと従動プーリとは1組だけ
設けてもよい。
【0043】b) 歯付きプーリに代えて普通の(歯のな
い)プーリを用いれば、Vベルトや平ベルトなども検尺
できる。
【0044】c) ベルトVの検尺だけ行うときには、ベ
ルトエッジのベルト幅方向の変位測定用のセンサー9
(レイスケール91)を省くことができる。
【0045】d) 張力付与手段7は、ベルトVの種類に
応じて所定の荷重のウエイトを選択してワイヤーの一端
に吊下げるようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
この発明のベルト検尺装置には、次のような効果があ
る。
【0047】1) ベルトを実際の使用状態に極めて近い
状態で測定できるので、測定精度が非常に高い。
【0048】2) 請求項2記載のベルト検尺装置では、
簡単な操作で、検査すべきベルトに応じた張力を付与さ
せられる。このため、とくに複数種類のベルトを検尺す
る場合に有利である。
【0049】3) 請求項3記載のベルト検尺装置では、
歯付きベルトの全ての歯が歯付きプーリの歯に噛み合う
ので、ベルトの長さを正確に測定できる。また駆動プー
リと従動プーリとは複数組設けられているので、ベルト
の種類に応じて掛け渡すべきプーリを選択できる。
【0050】4) 請求項4記載のベルト検尺装置では、
ベルトの長さ以外に、ベルトの蛇行量や片寄り量を同時
に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルト検尺装置の実施例を示す正面図
である。
【図2】図1の張力付与手段の一部を詳細に示す側面図
である。
【図3】図1のベルト幅方向変位センサーを詳細に示す
もので、図3(a)は正面図、図3(b)は一部を拡大した
側面図である。
【図4】ベルト長さCを示す説明図である。
【図5】ベルトVの蛇行量と片寄り量とを表した線図で
ある。
【図6】従来のベルト検尺装置の一例を示す正面図であ
る。
【図7】従来のベルト検尺装置の他の例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 ベルト検尺装置 2 設置台 3(31・32・33・34) 駆動プーリ 5(51・52・53・54) 従動プーリ 7 張力付与手段 9 ベルト幅方向変位センサー 71 クランプシャフト 77 スライドロッド 80 クランプ機構 85 ウエイトテーブル 85 ウエイト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定位置に配置されたプーリとこのプーリ
    に対し接近離間可能に配置されたプーリとに無端ベルト
    を掛け渡し、その無端ベルトに所定の張力を付与してベ
    ルトの長さを測定する検尺装置において、 前記定位置側のプーリを駆動プーリとし、 前記移動側のプーリを従動プーリとし、 この従動プーリの移動経路に沿って張力付与手段を設
    け、 この張力付与手段に対し前記従動プーリを着脱自在に固
    縛できるようにしたことを特徴とするベルト検尺装置。
  2. 【請求項2】 前記張力付与手段を、 前記従動プーリの移動範囲を越える長さを有するクラン
    プシャフトと、このクランプシャフトの、前記駆動プー
    リ側にワイヤーを介して取り付けられるバランスウエイ
    トと、前記クランプシャフトの、前記従動プーリ側にワ
    イヤーを介して取り付けられるスライドロッドと、この
    スライドロッドが中心部を一連に緩挿し係止手段により
    スライドロッドに取外自在に固定される複数個のウエイ
    トと、それらのウエイトを支持する昇降可能なウエイト
    テーブルとから構成し、 前記従動プーリは、前記クランプシャフトの任意の位置
    でクランプ機構により固縛できるようにした請求項1記
    載のベルト検尺装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動プーリおよび従動プーリの組を
    それぞれ相対向して複数組設けるとともに、各プーリは
    歯付きプーリとし、各従動プーリは共通のスライドプレ
    ート上に回動自在に軸支した請求項1又は2記載のベル
    ト検尺装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動プーリと従動プーリとに掛け渡
    される無端ベルトに対し、ベルトエッジのベルト幅方向
    の変位測定用のセンサーを配備した請求項1〜3のいず
    れかに記載のベルト検尺装置。
JP5139494A 1993-05-17 1993-05-17 ベルト検尺装置 Pending JPH06323801A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010103991A1 (ja) 2009-03-13 2010-09-16 日本たばこ産業株式会社 テープ検査装置
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CN112857169A (zh) * 2021-02-08 2021-05-28 盖茨优霓塔传动系统(苏州)有限公司 无级变速带测量工具

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