JPH06324057A - 乾式分析フィルム片を収容するカートリッジ - Google Patents

乾式分析フィルム片を収容するカートリッジ

Info

Publication number
JPH06324057A
JPH06324057A JP5114551A JP11455193A JPH06324057A JP H06324057 A JPH06324057 A JP H06324057A JP 5114551 A JP5114551 A JP 5114551A JP 11455193 A JP11455193 A JP 11455193A JP H06324057 A JPH06324057 A JP H06324057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film piece
dry analysis
dry
analysis film
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5114551A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3065197B2 (ja
Inventor
Osamu Seshimoto
修 瀬志本
Yoichi Endo
洋一 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP5114551A priority Critical patent/JP3065197B2/ja
Publication of JPH06324057A publication Critical patent/JPH06324057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3065197B2 publication Critical patent/JP3065197B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/4875Details of handling test elements, e.g. dispensing or storage, not specific to a particular test method
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00029Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor provided with flat sample substrates, e.g. slides
    • G01N2035/00039Transport arrangements specific to flat sample substrates, e.g. pusher blade

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】生化学分析、免疫分析等に使用する乾式分析フ
ィルム片を収容するカートリッジにおいて、乾式分析フ
ィルム片が大きく変形した場合であっても、確実にカー
トリッジから取り出せるようにする。 【構成】カートリッジのケーシング810の下部に乾式分
析フィルム片が排出される排出口821が形成されるとと
もに、端部板830には搬送用の減圧吸着パッドのための
切り欠き部834が形成されている。ケーシング810の正面
下部には、2枚の最先端フィルム片用可撓性係止手段84
1が形成されるとともに、その中間に第2フィルム片用
係止手段846が形成されている。端部板830の排出口821
の反対側の中央には、乾式分析フィルム片10の側端を上
方へ持ち上げるためのフィルム片傾斜保持部材881が一
体に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液、尿等の試料液に
含まれる予め定められた生化学物質(以下、被検成分、
又はアナライトという)と化学反応、生化学反応又は免
疫反応し、それにより光学濃度が変化する試薬層を有す
る乾式分析フィルムを特定の形状(正方形、長方形、円
形、楕円形など)の小片(チップ)に裁断した乾式分析
フィルム片(乾式分析フィルムチップ)を収容するため
のカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、試料液中の特定の化学成分又は
化学成分の活性値を定性的又は定量的に分析すること
が、種々の産業分野において行なわれている。特に、血
液、尿等の生物体液中の生化学成分の含有量又はその活
性値、あるいは有形成分の含有量を定量分析すること
は、臨床生化学分野において極めて重要である。
【0003】近年、試料液の小滴を点着供給するだけで
この試料液中に含まれている特定の化学成分の含有量又
はその活性値、あるいは有形成分の含有量を定量分析す
ることのできる乾式(ドライケミストリ)の一体型多層
分析フィルム(多層分析要素又は多層分析素子とも称さ
れる)が開発され(特公昭53−21677号(米国特許3,99
2,158号)、特開昭55−164356号(米国特許4,292,272
号)等)、実用されている。また、濾紙タイプの試験片
やそれを改良した単層又は多層の試験片(特開昭57−53
661号(米国特許4,477,575号)等)も提案され、一部は
実用されている。これらの乾式分析フィルムを用いる
と、従来の湿式分析法に比して簡単かつ迅速に試料液の
分析を行なうことができるため、その使用は特に数多く
の試料液を分析する必要のある医療機関、研究所等にお
いて好ましいものである。
【0004】このような乾式分析フィルムを用いて試料
液中の化学成分の定量的な分析を行なうには、試料液を
乾式分析フィルムに(展開層を有するものでは展開層
に、展開層を有しないものでは直接試薬層に)点着させ
た後、これをインクベータ(恒温装置)内で所定時間恒
温保持(インクベーション)して呈色反応(色素生成反
応)させ、次いで試料液中の所定の生化学物質と乾式分
析フィルムに含まれる試薬との組み合わせにより予め選
定された波長を含む測定用照射光をこの乾式分析フィル
ムに照射してその光学濃度を測定し、この光学濃度値か
ら、あらかじめ求めておいた光学濃度値と所定の生化学
物質の物質濃度又は活性値との対応を表わす検量線を用
いて該試料液中の所定の生化学物質の物質濃度又は活性
値を求めるものである。
【0005】ところで、前記の乾式分析フィルムは有機
ポリマーからなる支持体の上に試薬を含有した試薬層を
少なくとも1層、さらに好ましくは試薬層の上側に展開
層を設けた構成を有するものである。そして自動操作の
ために、乾式分析フィルム片は有機ポリマー製のスライ
ド枠(フレーム)に収容された化学分析スライドとして
用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような化学分析スライドを用いた分析装置は大型化す
る傾向を有するものであった。すなわち、大きい医療機
関においては、大量の化学分析スライドを短時間のうち
に消費することから大型のカートリッジが用いられ、ま
た、分析対象の生化学物質(被検成分、アナライト)の
数に相当する数のカートリッジを設ける必要があるの
で、カートリッジに要するスペースが大きくなるもので
あった。
【0007】また、化学分析スライドはフレームに要す
るコストが大きく、これが化学分析スライドのコストを
上げる原因の一つとなっており、さらに、このフレーム
の存在によりカートリッジ、インクベータなどが大型に
なるものであった。
【0008】そこで、本出願人は、乾式分析フィルム片
(乾式分析フィルムチップ)をそのままの形態で(乾式
分析フィルム片をフレームに収容することなしに)用い
ることができるようにし、小型化を可能にした数種類の
カートリッジを提案した(特願平4−99823号、特願平
5−58131号)。
【0009】以上のようなカートリッジは、小型にする
ことができ、かつ安価に製造できる乾式分析フィルム片
を使用できるので、極めて好ましいものである。
【0010】しかしながら、乾式分析フィルム片は、乾
燥すると反って変形しやすいものであった。したがっ
て、乾式分析フィルム片の変形(反り)が大きいとき、
乾式分析フィルム片をカートリッジから取り出せなくな
る場合があった。すなわち、図13に示すように、大きく
変形した(大きく反った)乾式分析フィルム片19は、カ
ートリッジのケーシング810の下端面839に来たとき、下
端面839において排出口829側が持ち上がるものであっ
た。したがって、切り欠き部834から搬送手段を挿入し
て乾式分析フィルム片19を排出口829を通して外部へ排
出する際、乾式分析フィルム片19の先端部分が引っ掛か
り、排出口829を通り抜け出ることができないものであ
った。
【0011】本発明は、上記問題点を解決し、乾式分析
フィルム片が大きく変形した場合であっても、確実にカ
ートリッジから乾式分析フィルム片を排出できる乾式分
析フィルム片を収容するカートリッジを提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、本発明の乾式分析フィルム
片を収容するカートリッジは、支持の上に少なくとも1
層の試薬層が設けられている乾式分析フィルム片の複数
枚を積み重ねた状態で収容するケーシングと、ケーシン
グの一端面に設けられた乾式分析フィルム片を搬送する
搬送手段が乾式分析フィルム片に到達できる切り欠き部
を有する乾式分析フィルム片を係止する端部板と、ケー
シングの端部板近傍の1壁面に設けられた収容された乾
式分析フィルム片がフィルム片に平行方向に通り抜け可
能な排出口と、端部板に当接する乾式分析フィルム片の
排出口と反対側の縁辺部を排出口側の縁辺部よりケーシ
ングの端部板と反対方向に斜めに位置させる乾式フィル
ム片傾斜保持部材と、ケーシング内に設けられ収容され
た乾式分析フィルム片を端部板方向へ付勢する付勢手段
とを有することを特徴として構成されている。
【0013】排出口は、乾式分析フィルム片が横方向に
通り抜けられる大きさであればよい。排出口は水平方向
に形成するのが一般的である。排出口は、カートリッジ
ケーシングの対向する又は隣接する2壁面に設けること
もでき、このようにすると搬送が2方向から可能とな
る。
【0014】乾式フィルム片傾斜保持部材は、端部板に
当接する乾式分析フィルム片の排出口と反対側の縁辺部
を排出口側の縁辺部よりケーシングの端部板と反対方向
に斜めに位置させ、大きく変形している乾式分析フィル
ム片であっても、排出口側に位置する乾式分析フィルム
片の縁辺部を略排出口と平行になるように矯正するため
のものである。乾式フィルム片傾斜保持部材は、乾式分
析フィルム片を上述したような状態にできる手段である
ば特に限定されない。例えば、排出口と反対側の側壁に
突起を形成したり、端部板に突起を形成したり、排出口
と反対側の側壁から排出口に向かって端部板に傾斜を形
成したり(排出口と反対側の側壁に接する部分を最も厚
くしたり、傾斜面は前記側壁から排出口までの約1/3
〜2/3の長さ、傾斜面は平面状、曲率の大きな円柱の
一部のような曲がった平面状など)、排出口と反対側の
側壁から排出口に向かって傾斜させた鞍状(馬の背中
状)の突起を形成したりする(突起は排出口と反対側の
側壁に接する部分で最も高く、前記側壁から排出口まで
の約1/3〜2/3の位置で終わる)。
【0015】乾式フィルム片傾斜保持部材を排出口と反
対側の側壁に突起状に形成した場合、乾式分析フィルム
片の大きさ等により適宜に設定することができる。例え
ば、一辺が12mmの乾式分析フィルム片の場合、端部板か
らの長さは0.2〜3.0mmが好ましく、0.5〜1.5mmがより好
ましい。また、ケーシングの側壁の内面からの突出長さ
は、0.3〜4.0mmが好ましく、0.5〜2.0mmがより好まい。
さらに、横幅は1.0〜8.0mmが好ましく、2.0〜5.0mmがよ
り好ましい。
【0016】フィルム片持ち上げ部材は、ケーシングと
一体に形成しても、ケーシングに後から取付けて形成し
てもよい。
【0017】排出口には、ケーシングの壁面に平行な向
きに、すなわち壁面を延長した垂れ下がる向きに乾式分
析フィルム片を係止するための可撓性係止手段を設ける
ことができる。
【0018】この可撓性係止手段は、搬送手段が最先端
の乾式分析フィルム片を排出口方向へ搬送したときに、
端部板に沿って摺動させられた最先端の1枚の乾式分析
フィルム片により、端部板に平行な向きに屈曲して最先
端の乾式分析フィルム片を排出口を経て排出させるが、
この摺動させられた排出される最先端の乾式分析フィル
ム片に接触している2番目の乾式分析フィルム片を係止
できる強度を有しているものである。
【0019】可撓性係止手段の形状は、上記作用を有す
るものであれば特に限定されないが、ギリシア文字の
「Π」又はローマ数字の「II」の形状を採ることが好ま
しい。可撓性係止手段を「Π」又は「II」状に形成した
とき、その実体をなす部分は、下向きに(上向き)突出
した部分である。この明細書では、下向きに突出した部
分を係止舌片と称する。また、係止舌片の形状は、舌
型、長舌型、鱗型、逆三角形型、楔型などにすることが
できる。
【0020】係止舌片の先端(下端)は、排出口の下面
(上面)に接触していてもさしつかえないが、係止舌片
の先端が排出口の下面(上面)から乾式分析フィルム片
の厚さの1/2から2/3までの範囲で隔っていること
が好ましい。具体的な数値として、最も薄い乾式分析フ
ィルム片の厚さが約300μmであるので、係止舌片の先
端と排出口の下面(上面)との間に約100μmから約300
μmの範囲の間隙が存在するのが好ましい。係止舌片の
幅は、最大幅で約1.0mmから約3.0mmの範囲、長さは、約
250μmから約3.0mmの範囲が好ましい。係止舌片の間隔
は、乾式分析フィルム片の最上層である展開層又は試薬
層において点着供給される液体試料の展開領域又は面方
向(横方向)の拡散領域の最大幅とほぼ同じ又はより広
い(長い)ことが好ましいが、乾式分析フィルム片のサ
イズが小さい場合には、前記の展開領域又は拡散領域の
最大幅よりわずかに狭い(短い)間隔であってもさしつ
かえない。具体的には、各係止舌片は乾式分析フィルム
片の側端縁辺から約0.5mmから約1.0mmの範囲に位置する
のが好ましい。展開層を有する乾式分析フィルム片の場
合には係止舌片の間隔は最短(最狭)で約7mm、試薬層
が最上層である乾式分析フィルム片の場合には係止舌片
の間隔は最短(最狭)で約5mmである。
【0021】係止舌片の先端(下端)の形状は、多角形
の頂点状(鋭角であれ鈍角であれ)の角度を持たずに丸
みをもった頂点状が好ましい。また、係止舌片の両側表
面の縁辺部の端部も丸みをもった形状(U文字型の断面
をなす形状)が好ましい。可撓性係止手段は、下向きに
(上向き)突出した係止舌片だけが排出口の水平方向の
両端近傍に各々1個又は2個が間隙を隔ててΠ又はII文
字形状に設置されている構造でもよい。また、可撓性係
止手段の内側表面はケーシングの内側表面と同一平面上
になることが好ましい。
【0022】可撓性係止手段は、硬質の有機ポリマー
(例、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプ
ロピレン、硬質ポリエチレン、ポリスチレン、ポリアミ
ド(ナイロンなど)、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン)のシート(薄板)から形成することが好ましい。
硬質の有機ポリマーシートの剛性は、例えば、PETシ
ートの場合には、厚さ約80μmから約120μmの範囲の
非結晶性PETシートの有する剛性に相当する範囲が好
ましい。
【0023】可撓性係止手段は、ケーシングの壁面の縁
辺端又はその近傍に、埋め込み、ネジ止め、リベット止
め、溶着又は接着剤により固定したり、ケーシングと一
体にモールド成形法などにより成形する。
【0024】可撓性係止手段には、上述したシート状の
態様の他に、面ファスナ(Hook−and−Loop Fastener;
別称マジックテープ)の長い輪奈(ループ)状の弾性単
繊維(又は弾性複繊維の撚糸)を1〜4列、好ましくは
2〜3列ほぼ平行に配置した態様にすることができ、ま
た、ブラシの毛状の弾性単繊維(又は弾性複繊維の撚
糸)を1〜4列、好ましくは2〜3例ほぼ平行に配置し
た態様にすることができる。ブラシの毛状の弾性単繊維
の先端は、繊維の太さより大きい直径の球状又は繊維の
先端を丸めた構造が好ましい。糸の場合にも個々の繊維
の先端を丸めた構造が好ましい。
【0025】このような可撓性係止手段においても、乾
式分析フィルム片の端面の中央部分(点着供給される液
体試料の展開領域又は面方向(横方向)の拡散領域に対
応する)には輪奈及び毛状の弾性単繊維(又は撚糸)の
いずれも存在しないか、存在しても数が少ないようにす
ることが好ましい。輪奈及び毛状の弾性単繊維(又は撚
糸)いずれの形状の場合も、先端と排出口の下面との間
隙、最大幅、長さは、上述したシートで形成された
「Π」又は「II」の形状の場合と同様である。
【0026】また、排出口には、最先端フィルム片用可
撓性係止手段及び第2フィルム片係止手段を設けること
ができる。最先端フィルム片用可撓性係止手段は、ケー
シングの最先端に位置する乾式分析フィルム片が外部へ
出るのを防止し、かつ、搬送手段による最先端の乾式分
析フィルム片の排出時には乾式分析フィルム片を通過さ
せるだけの柔軟性を有しているものである。
【0027】最先端フィルム片用可撓性係止手段は、最
先端の乾式分析フィルム片を排出する際、最先端の乾式
分析フィルム片に引きずられて移動する2番目の乾式分
析フィルム片を係止しなくてもよい点が、上述した可撓
性係止手段と異なる。すなわち、このカートリッジにお
いては、第2フィルム片係止手段が2番目の乾式分析フ
ィルム片が排出されるのを防止するものであり、最先端
フィルム用可撓性係止手段は、最先端の乾式分析フィル
ムの不慮の飛び出しを防止できるだけの剛性があればよ
いものである。したがって、最先端フィルム片用可撓性
手段は、上記以外の構成に関しては、上述した可撓性係
止手段と同様の構成とすることができる。
【0028】なお、最先端フィルム片用可撓性係止手段
にも、上述した可撓性係止手段のように、2番目の乾式
分析フィルム片の排出を防止できる機能を持たせること
ができる。このような構成にすることにより、薄い乾式
分析フィルム片を使用し、後述する第2フィルム片係止
手段が2番目の乾式分析フィルム片の排出を防止できな
い場合であっても、最先端フィルム片用可撓性係止手段
が2番目の乾式分析フィルム片の排出を防止できる。し
たがって、厚さの異なる乾式分析フィルム片に用いるこ
とができる。
【0029】第2フィルム片係止手段は、最先端に位置
する乾式分析フィルムを排出する際、排出される最先端
の乾式分析フィルム片の上面に載置されている2番目の
乾式分析フィルム片が最先端の乾式分析フィルム片によ
り引きずられて排出されるのを防止するものである。し
たがって、第2フィルム片係止手段は、その下端が2番
目の乾式分析フィルム片の下面から上面の間に位置し、
かつ、2番目の乾式分析フィルム片を係止するだけの剛
性があれば、その形状、材料等は特に限定されない。例
えば、ケーシングと一体に成形しても、別体からなる第
2フィルム片係止手段をケーシングに取り付けて構成し
てもよい。
【0030】カートリッジケーシングは、使用する乾式
分析フィルム片の形状とサイズに応じて形と寸法が決ま
り、材質、色などは適宜であってよい。また、乾式分析
フィルム片を収納する形態は、垂直に積み重ねる形態に
限られず、斜めに重ねた形態にしてもよい。
【0031】ケーシングの端部方向への付勢手段は、乾
式分析フィルム片を端部方向に付勢する機能を有するも
のである。端部方向への付勢手段として、例えば、コイ
ルバネ、折曲げた板ばね、錘、錘を兼ねた乾燥剤包装体
がある。端部方向への付勢手段の先端部には、乾式分析
フィルム片とほぼ同じ大きさの押圧板が固着されてい
る。押圧板の乾式分析フィルム片に接する側の表面は、
分析フィルム片の試薬層又は展開層に接しても悪影響を
与えない不活性な素材からなる。具体的には、ステンレ
ス鋼やクロムメッキされた金属の鏡面又はポリテトラフ
ルオロエチレンなどの非吸着性物質のコーティングで非
吸着性表面をなしていることが好ましい。さらに、吸引
パッドで吸引した場合に吸引されないように中央部に貫
通した穴が設けられている構造も好ましい。
【0032】また、付勢手段の他の例として、カートリ
ッジケーシングの内側表面の相対する2面にラチエット
歯のような垂直向きの位置決め手段を設け、押圧板には
ラチエット歯のような位置決め手段と係合する逆戻り
(上側向きの働き)防止手段を設ける組合せがある。こ
のような組合せについては、実開昭54−180030(米国特
許4,151,931に対応)明細書の記載などを参照して周知
の位置決め手段と係合する逆戻り防止手段の技術により
構成することができる。
【0033】ケーシングには、落下等によりカートリッ
ジに衝撃を加えたときに、収納した乾式分析フィルム片
が立ち上がらないように、押圧板が反排出口又は排出用
開口部方向へ移動するのを防止する立ち上がり防止手段
を設けることが好ましい。立ち上がり防止手段として
は、付勢手段としてコイルバネを用いた場合、コイルバ
ネの中に棒状体を設けたり、付勢手段として錘を用いた
場合、錘の長さをケーシングの乾式分析フィルム片が収
納されていない空間部分の長さと同じになるように(す
なわち、ケーシング内は押圧板を境にして一方に乾式分
析フィルムが他方に錘が収納されている)構成したり、
押圧板の乾式分析フィルム片に接する面と反対側の面に
板バネ等を取付けるとともに、ケーシングの内壁に凸状
のリブを垂直方向に設け、板バネをリブに係合するよう
に構成できる。
【0034】また、ケーシングの内面には、乾式分析フ
ィルム片の滑りを向上させるとともに、乾式分析フィル
ム片を傷付けないために、ケーシングの長手方向に連続
する凸条のリブを設けることが好ましい。
【0035】排出口は、ケーシングの下部でなく上部に
設けることもできる。排出口又は排出用開口部をケーシ
ングの上部に設けた場合は、乾式分析フィルム片は上側
から順次取り出される。ケーシングに収める乾式分析フ
ィルム片を積み重ねる向きは、基板を下向きにすること
も上向きにすることもできる。この態様のカートリッジ
においては、ケーシングの内側表面にラチエット歯のよ
うな垂直向きの位置決め手段を、押圧板に位置決め手段
と係合する逆戻り防止手段を設ける構成が好ましい。
【0036】ケーシングの外表面には、切り欠き、凹
陥、突起、磁気コード、バーコード、カルラコード(1
個で16進数を表現できる田の字型コード)などで収納す
る乾式分析フィルム片に関する情報を記録・表示するこ
ともできる。さらに人が読める文字(漢字、ひらがな、
カタカナ、英数字など)でこれらの情報を印字すること
も誤使用・誤操作を防止する観点から好ましい。
【0037】以上のような乾式分析フィルム片を収容す
るカートリッジは、乾式分析フィルム片が収納された状
態で化学分析装置のカートリッジ収納部に収納され、そ
して、搬送手段で乾式分析フィルム片が取り出される。
カートリッジから取り出された乾式分析フィルム片は、
液体試料点着部へ送られ液体試料が点着され、液体試料
が点着された乾式分析フィルム片はインクベータに送ら
れインクベートされる。そして、測光部で測光された後
インクベータから排出される。
【0038】本発明の乾式分析フィルム片(チップ)の
構成について以下に説明する。乾式分析フィルム片は乾
式分析フィルムを所定の形状に裁断して調製される。乾
式分析フィルム片の基本的な構造は、支持体の上に試薬
層、展開層がこの順に積層されて一体化されているもの
である。
【0039】支持体の剛性を強める(腰を強くする)目的
で支持体の下部に補強用シート状部材又は薄板状部材を
積層接着することができる。支持体及び補強用シート状
部材又は薄板状部材は、いずれも、乾式分析フィルム片
の平面性を維持する機能を有するものである。さらに、
支持体及び積層接着されることがある補強用シート状部
材又は薄板状部材は、光通過性であることが好ましい。
支持体及び補強用シート状部材又は薄板状部材の例とし
て、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチ
レンなどの有機ポリマーシートがある。一般的に補強用
シート状部材又は薄板状部材は支持体と同じ厚さかある
いは支持体より厚く、剛性の大きい(腰が強い)有機ポ
リマーのシート状又は薄板状部材であることが好まし
い。支持体の厚さは約100μmから約1000μm、好まし
くは約150μmから約300μmの範囲である。補強用シー
ト状部材又は薄板状部材の厚さは約150μmから約1000
μm、好ましくは約180μmから約500μmの範囲であ
る。
【0040】支持体及び積層接着されることがある補強
用シート状部材又は薄板状部材は、いずれも、乾式分析
フィルム片の平面性を維持できれば、その形状・寸法は
特に限定されない。例えば、形状としては、正方形、長
方形、円形などがあり、通常、後述する試薬層の形状と
同一である。寸法としては、乾式分析フィルム片の平面
性を維持できるかぎり、試薬層と同じであっても、小さ
くても、大きくてもよい。支持体、又は積層接着される
ことがある補強用シート状部材又は薄板状部材が試薬層
より突出するような形状であると、搬送時に突出部分を
挟持できるので、搬送手段の選択範囲が広がることにな
る。
【0041】支持体及び積層接着されることがある補強
用シート状部材又は薄板状部材は、いずれも、一般的に
光を通過させるように構成されている。光を通過させる
には、支持体、補強用シート状部材又は薄板状部材自体
を光を透過させる透明な素材で形成してもよいし、測光
時に光の通過する部位に光通過孔を設けることにより光
を通過させるようにしてもよい。光を透過させる素材と
して、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチ
レン、ポリメタクリル酸メチルに代表されるアクリル系
ポリマーなどの透明性に優れたポリマーがある。また、
光通過孔は、測光時に光が通過できるものであればよ
く、例えば、円形、楕円形、正方形、矩形などの形状を
採ることができる。
【0042】試薬層は、例えば、ゼラチン、ポリアクリ
ルアミド、ポリビニルアルコールなどの親水性ポリマー
バインダーの中にアナライト(定量分析する対象となる
生化学成分)を検出するための発色(色素が生成され
る)又は変色反応に必要な試薬成分が含まれている少な
くとも1つの層で構成されている。ただし、ヘモグロビ
ンなどの定量用乾式分析フィルムのように、試薬を必要
としないものもある。
【0043】濾紙タイプの試験素子やそれを改良した単
層又は多層の試験素子の場合には、このような試験素子
を、公知の適当な接着剤により前記の支持体に接着積層
したものをも、本明細書では乾式分析フィルムに含め
る。
【0044】乾式分析フィルム片(乾式分析フィルムチ
ップ)の形状は、一般的に、正方形、長方形、円形、楕
円形などの小片(チップ)であり、サイズ(寸法)は、
正方形又は長方形の場合、一辺の長さ約8mm〜約20mmの
範囲、円形の場合、直径約8mm〜約20mmの範囲、楕円の
場合、直径、短径いずれも約8mm〜約20mmの範囲、厚さ
はいずれの形状でも約300μm〜約1.5mmの範囲である。
分析操作や製造の容易さの観点からは、乾式分析フィル
ム片の形状は、正方形、正方形に近い長方形が好まし
い。
【0045】この乾式分析フィルムで分析できる生体成
分としては、例えば、血糖(グルコース)、コレステロ
ール、尿素窒素(BUN)、クレアチニン、ビリルビ
ン、GOT(グルタミン酸オキザロ酢酸転移酵素)、G
PT(グルタミン酸ピルビン酸転移酵素)、アミラー
ゼ、C反応性蛋白(CRP)がある。
【0046】
【作用】本発明の乾式分析フィルム片を収容するカート
リッジでは、大きく変形した乾式分析フィルム片が端部
板に接したとき、フィルム片持ち上げ部材が乾式分析フ
ィルム片の反排出口側の端部を持ち上げるので、乾式分
析フィルム片の排出口側の端部は排出口と略平行な状態
になる。したがって、乾式分析フィルム片が排出口上部
のケーシングの壁面に引っ掛からない。
【0047】
【実施例】本発明による乾式分析フィルム片を収容する
カートリッジの一実施例を図面に基づいて説明する。
【0048】まず、本発明による乾式分析フィルム片を
収容するカートリッジに収容する乾式分析フィルム片に
ついて説明する。
【0049】乾式分析フィルム片10は、図7に示すよう
に、サイズ12mm×12mm×0.5mm(厚さ)の正方形で、ポリ
エチレンテレフタレート又はポリスチレンからなる支持
体11と、支持体11上に設けられた試薬層12、試薬層の上
に積層された展開層13が設けられている。乾式分析フィ
ルム片10は、使用前の乾燥時においては、通常、図中二
点鎖線で示すように、展開層13又は試薬層12を内側にし
て多かれ、少なかれ湾曲した状態となっている。
【0050】次に、本発明の乾式分析フィルム片を収容
するカートリッジを用いた分析装置について説明する。
【0051】分析装置は、図5及び図6に示すように、
未使用の乾式分析フィルム片10を貯蔵する乾式分析フィ
ルム片収納部20、収納部20から乾式分析フィルム片10を
取出し後述するインクベータに送り込む乾式分析フィル
ム片搬送部30、乾式分析フィルム片搬送部30の搬送路の
途中において乾式分析フィルム片10に試料液を点着する
点着部40、点着部40で試料液が点着された乾式分析フィ
ルム片10を所定時間恒温保持するインクベータ50、イン
クベータ50で呈色反応を生じた乾式分析フィルム片10の
反射光学濃度を測定する測光部60、測光部60で測光され
た乾式分析フィルム片10をインクベータ50から排出する
乾式分析フィルム片排出部70を備えている。
【0052】前記乾式分析フィルム片収納部20には、箱
型のカートリッジ収納部21が設けられ、カートリッジ収
納部21の中に、アナライトの種類数に応じた数の乾式分
析フィルム片を収容する本発明によるカートリッジ80が
装填されている。
【0053】前記乾式分析フィルム片搬送部30には、乾
式分析フィルム片10を減圧吸引して固定する吸引パッド
31が用いられる。吸引パッド31には、空気を減圧して吸
引する吸着手段(図示せず)が連結されている。また、
吸引パッド31を移動させる移動手段(図示せず)が設け
られ、吸引パッド31は、この移動手段により、カートリ
ッジ80とインクベータ50間を水平及び垂直に移動できる
ようになっている。
【0054】前記本発明による乾式分析フィルム片を収
容するカートリッジを、図1から図4に基づいて説明す
る。
【0055】図1は乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジの一部切り欠いた正面図、図2はカートリッジ
の下部の一部切り欠いた拡大斜視図、図3はカートリッ
ジの下部の断面図、図4はカートリッジから乾式分析フ
ィルム片を取り出す工程を示す側面図である。
【0056】これらの図に示すカートリッジ80は、外径
寸法約16mm×16mm×100mm、肉厚約1mm〜2mmで、内部
が中空のほぼ直方体状をしたケーシング810からなり、
ケーシング810は、黒色に着色された有機ポリマーで遮
光性を有するように形成されている。ケーシング810の
下部に排出口821が形成されるとともに、底部の端部板8
30には減圧吸引パッドが入りこむための切り欠き部834
が形成されている。ケーシング810の正面下部には、2
枚の最先端フィルム片用可撓性係止手段841が形成され
るとともに、その中間に第2フィルム片用係止手段846
が形成されている。この最先端フィルム片用可撓性係止
手段841は、基端(図中上側)から先端に行くにしたが
って幅及び厚さが小さくなるようにケーシング810と一
体に形成されて変形自在になっている。また、最先端フ
ィルム片用可撓性係止手段841の先端は、最先端に位置
する乾式分析フィルム片10に係合する位置まで伸び、通
常の状態において最先端の乾式分析フィルム片10が外に
出るのを防止している。
【0057】第2フィルム片用係止手段846は、ケーシ
ング810と一体に形成され容易に撓まない程度の合成に
なっており、また、その先端は最先端の乾式分析フィル
ム片の上にある第2番目の乾式分析フィルム片10に係合
する位置までのび、第2番目の乾式分析フィルム片10が
最先端の乾式分析フィルム片10に引きずられて外に出る
のを防止するようになっている。
【0058】そして、端部板830の排出口821の反対側の
中央には、乾式分析フィルム片10の側端を上方へ持ち上
げるための分析フィルム片縁辺持ち上げ部材881が一体
に形成されている。このフィルム片持ち上げ部材881
は、略直方体に形成され、その内面側上部の角部は面取
りされており、その高さは1.5mm、幅は2.0mm、奥行きは
2.0mmである。
【0059】また、ケーシング810の内部には、押圧板8
51及びこの押圧板851に当接する付勢手段としてのコイ
ルバネ855が設けられ、収納された乾式分析フィルム片1
0は押圧板851を介してコイルバネ855で常に端部板830方
向へ押されている。また、コイルバネ855の中には、乾
式分析フィルム片10が立ち上がるのを防止する立ち上が
り防止棒861が設けられている。すなわち、カートリッ
ジ80を誤って落下させたとき、落下のショックによりコ
イルバネ855が縮み乾式分析フィルム片10が縦(ケーシ
ングの壁面に平行)になることがあるが、立ち上がり防
止棒861があると、コイルバネ855が縮んでも押圧板851
は移動しないので、乾式分析フィルム片10が立ち上がる
ことがない。
【0060】さらに、ケーシング810の四つの内面の縦
方向には、乾式分析フィルム片10のケーシング810内の
移動を円滑にするためのリブ871が各面に2本づづ形成
されている。
【0061】そして、以上のようなカートリッジに、乾
式分析フィルム片10が、支持体11を下に展開層13(又は
試薬層12)を上にした状態で多数充填され、この乾式分
析フィルム片10は、コイルバネ855で下方に付勢されて
いる。
【0062】以上のようなカートリッジから乾式分析フ
ィルム片を取り出すには、図4に示すように、まず、カ
ートリッジ底面の切り欠き部834を通して減圧吸引パッ
ド31を最下端の分析フィルム片10の下面に吸引固定さ
せ、ついで切り欠き部834に沿って水平方向(横向き)
に排出口821に向かって減圧吸引パッド31を移動させ
る。このとき、最下端の乾式分析フィルム片10の排出口
821側の側端は略排出口821と平行に位置しているので、
図3に示すように、減圧吸引パッド31の水平方向の移動
にしたがって、乾式分析フィルム片10は排出口821を通
り抜けカートリッジ80の外に達する。そして、このと
き、最先端の乾式分析フィルム片10の上にある乾式分析
フィルム片10は、摩擦により最先端の乾式分析フィルム
片10とともに外に出ようとするが、第2フィルム片係止
手段846が2番目の乾式分析フィルム片10を係止するの
で、2番目の乾式分析フィルム片10はケーシング810内
に留まった状態となる。
【0063】図8は本発明の乾式分析フィルム片を収容
するカートリッジの他の実施例の下部の一部切り欠いた
斜視図である。
【0064】この図に示す乾式分析フィルム片を収容す
るカートリッジは、ケーシング810の下部に乾式分析フ
ィルム片の厚さより少し幅の排出口822が形成されてお
り、また、排出口822と反対側には乾式分析フィルム片
を持ち上げる分析フィルム片縁辺持ち上げ部材882が形
成されている。分析フィルム片縁辺持ち上げ部材882
は、端部板830に接触することなくケーシング810の壁面
にのみ連続して形成されている。その他の構成は、図1
のカートリッジと同様である。
【0065】図9も本発明の乾式分析フィルム片を収容
するカートリッジの他の実施例の下部の一部切り欠いた
斜視図、図10はその断面図である。
【0066】これらの図に示す乾式分析フィルム片を収
容するカートリッジは、ケーシング810の下部の端部板8
31が、排出口822より約1/3の位置から反対の側壁に
行くにしたがって直線状に厚肉に形成されて傾斜面891
となっている。
【0067】図11も本発明の乾式分析フィルム片を収容
するカートリッジの他の実施例の下部の断面図である。
【0068】この図に示す乾式分析フィルム片を収容す
るカートリッジは、ケーシング810の下部の端部板832
が、排出口822より約1/3の位置から反対の側壁に行
くにしたがって曲面状に厚肉に形成されて傾斜面892と
なっている。
【0069】図12も本発明の乾式分析フィルム片を収容
するカートリッジの他の実施例の下部の断面図である。
【0070】この図に示す乾式分析フィルム片を収容す
るカートリッジは、ケーシング810の下部の端部板833
が、排出口822より約2/3の位置から反対の側壁にか
けて鞍状に形成されて傾斜面893となっている。
【0071】
【発明の効果】本発明は、乾式分析フィルム片が大きく
変形した場合であっても、確実にカートリッジから取り
出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジの一実施例の一部切り欠いた正面図。
【図2】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジの一実施例の下部の一部切り欠いた斜視図。
【図3】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジの一実施例の下部の断面図。
【図4】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジから乾式分析フィルム片を取り出す工程を示す
側面図
【図5】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジを用いる化学分析装置の概略側面図。
【図6】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジを用いる化学分析装置の概略斜視図。
【図7】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジに収容する乾式分析フィルム片の斜視図。
【図8】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジの他の実施例の下部の一部切り欠いた斜視図。
【図9】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジの他の実施例の下部の一部切り欠いた斜視図。
【図10】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジの他の実施例の下部の断面図。
【図11】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジの他の実施例の下部の一部切り欠いた斜視図。
【図12】 本発明の乾式分析フィルム片を収容するカー
トリッジの他の実施例の下部の一部切り欠いた斜視図。
【図13】 従来の乾式文勢フィルム片を収容するカート
リッジの下部の断面図。
【符号の説明】
10…乾式分析フィルム片 11…支持体 12…試薬層 13…展開層 20…乾式分析フィルム片収納部 19…大きく変形した(大きく反った)乾式分析フィルム
片 21…カートリッジ収納部 30…乾式分析フィルム片搬送部 31…搬送手段(減圧吸引パッド) 40…液体試料点着部 50…インクベータ 53…収納部 60…測光部 70…排出部 80…カートリッジ 810…ケーシング 821,822…排出口 830…端部板 834…切り欠き部 841…最先端フィルム片用係止手段 846…第2フィルム片用係止手段 851…押圧板 855…コイルばね 861…分析フィルム片立上り防止棒 871…リブ 881,882…分析フィルム片傾斜保持部材 891,892,893, …傾斜面 (従来技術) 810…ケージング 839…下端面 829…排出口 834…切り欠き部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持の上に少なくとも1層の試薬層が設
    けられている乾式分析フィルム片の複数枚を積み重ねた
    状態で収容するケーシングと、ケーシングの一端面に設
    けられた乾式分析フィルム片を搬送する搬送手段が乾式
    分析フィルム片に到達できる切り欠き部を有する乾式分
    析フィルム片を係止する端部板と、ケーシングの端部板
    近傍の1壁面に設けられた収容された乾式分析フィルム
    片がフィルム片に平行方向に通り抜け可能な排出口と、
    端部板に当接する乾式分析フィルム片の排出口と反対側
    の縁辺部を排出口側の縁辺部よりケーシングの端部板と
    反対方向に斜めに位置させる乾式フィルム片傾斜保持部
    材と、ケーシング内に設けられ収容された乾式分析フィ
    ルム片を端部板方向へ付勢する付勢手段とを有すること
    を特徴とする乾式分析フィルム片を収容するカートリッ
JP5114551A 1993-05-17 1993-05-17 乾式分析フィルム片を収容するカートリッジ Expired - Fee Related JP3065197B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114551A JP3065197B2 (ja) 1993-05-17 1993-05-17 乾式分析フィルム片を収容するカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114551A JP3065197B2 (ja) 1993-05-17 1993-05-17 乾式分析フィルム片を収容するカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06324057A true JPH06324057A (ja) 1994-11-25
JP3065197B2 JP3065197B2 (ja) 2000-07-12

Family

ID=14640628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5114551A Expired - Fee Related JP3065197B2 (ja) 1993-05-17 1993-05-17 乾式分析フィルム片を収容するカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3065197B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7862772B2 (en) 2003-10-22 2011-01-04 Arkray, Inc. Analyzer-supplying device
WO2013123661A1 (zh) * 2012-02-23 2013-08-29 爱威科技股份有限公司 全自动干化学分析仪测试条分送装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1677116B1 (en) * 2003-10-22 2014-06-11 ARKRAY, Inc. Analyzer-supplying device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7862772B2 (en) 2003-10-22 2011-01-04 Arkray, Inc. Analyzer-supplying device
WO2013123661A1 (zh) * 2012-02-23 2013-08-29 爱威科技股份有限公司 全自动干化学分析仪测试条分送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3065197B2 (ja) 2000-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5538688A (en) Cartridge for storing dry analytical film chips
US9140694B2 (en) Assay system
US5536472A (en) Chemical analysis element cartridge
JPH06308033A (ja) テストストリップ分析システム
US8802037B2 (en) Sample well strip
JPH0352828B2 (ja)
JP3295550B2 (ja) 飛出し防止用封止具を備えた乾式分析フィルム用カートリッジ
US6713018B2 (en) Dry chemical analysis element cartridge
JPH07287007A (ja) 乾式分析フイルム用カートリッジ
JP3406411B2 (ja) 乾式分析フィルム用カートリッジの分析フィルム押え機構
JP3065197B2 (ja) 乾式分析フィルム片を収容するカートリッジ
US6468801B2 (en) Method of judging presence of frameless chemical analysis film in chemical analysis film cartridge
JP3177920B2 (ja) 乾式分析フイルム片
JP2754109B2 (ja) 化学分析用フイルムカートリッジ装置
JPH06273424A (ja) 乾式分析フィルム片を収容するカートリッジ
JP3253809B2 (ja) 乾式分析フィルム用カートリッジ、その組立方法及び組立用治具
JP2903275B2 (ja) 乾式分析フィルム片の押え装置
JP3069218B2 (ja) 乾式分析フイルム片カートリッジおよびこのカートリッジからのフイルム片取出方法
JPH05319620A (ja) 乾式分析フィルム片の排出装置
JP3051622B2 (ja) 乾式分析フイルム用カートリッジ
JPS6340840A (ja) 化学分析装置
JPH08114603A (ja) 乾式分析フィルム用カートリッジ及びフィルム取出装置
JPH0650959A (ja) 基板を有する乾式分析フィルム片
JPH0566201A (ja) 生化学分析フイルム
JPH02184761A (ja) スライド供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080512

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees