JPH06324261A - 焦点検出装置のレンズ固定構造 - Google Patents

焦点検出装置のレンズ固定構造

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JPH06324261A
JPH06324261A JP5336671A JP33667193A JPH06324261A JP H06324261 A JPH06324261 A JP H06324261A JP 5336671 A JP5336671 A JP 5336671A JP 33667193 A JP33667193 A JP 33667193A JP H06324261 A JPH06324261 A JP H06324261A
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JP
Japan
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lens
fixing structure
focus detection
detection device
lens fixing
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Withdrawn
Application number
JP5336671A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Kuwata
知由己 桑田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度変動にともなう位置や形状の再現性等を
損なう事なく、レンズ集合体4の材質に対する選択自由
度を増す。 【構成】 レンズ集合体4を保持するにあたって、その
基板の一方の表面に三カ所の突起42a、42b、42
cを設け、板バネ8によってハウジング5に押し付け
る。さらに、上記三カ所の突起が接触するハウジングの
三つの部分のうち第1の接触部では上記突起42aがい
かなる方向にも拘束され、第2の接触部では突起42b
が上記板バネ8の附勢方向と略垂直な面内の一方向を除
いて拘束され、また第3の接触部では突起42cが上記
面内において拘束されない構造をしている。もしくは上
記の三カ所の突起各々と第1第2第3の接触部を入れ換
えた構造をしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等の光学機器に
用いられる焦点検出装置における、同一基板上に複数の
レンズが一体的に形成されたレンズ集合体を固定する焦
点検出装置のレンズ固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のレンズ集合体の固定方法として
は、いわゆる位相差方式の焦点検出装置において、一体
化した複数の再結像レンズ(別名セパレーターレンズ)
の保持方法として、従来より次のようなものがある。$
先ず、再結像レンズの基板に二つの穴を設け、前記二つ
の穴に保持部材の二本のボスを差込み、ボスの先端と基
板表面との間に接着剤を渡す方法。これは特開昭61−
165711号公開公報等に記載されている。同公報に
よるとこの方法は、単純に再結像レンズを保持体に貼り
付けてしまう場合と比して、温度変動にともなう形状の
再現性を保つ事ができる。
【0003】次により小型化を可能とする方法として、
本出願人出願の実願平1−140440号明細書中に記
載の方法がある。即ち再結像レンズの基板外縁部4ケ所
と保持部材の壁状部との間に接着剤を渡して固定する方
法である。
【0004】さらに組立作業性を改善した方法として、
やはり本出願人出願になる、特願平2−320307号
明細書中に記載の方法もある。即ち、再結像レンズの基
板側面から、光軸と垂直な方向に突起部分を複数出し、
保持部材と突起部分の隙間に接着剤を充填して固定する
方法である。
【0005】また、類似の従来技術としては、特開昭6
2・16111号公報に記載された、組立工程中におい
て再結像レンズに隣接した回転ステージにさらに隣接し
た固定ステージを保持部材の一部である系合部で仮保持
するという方法がある。この公報には再結像レンズの保
持方法が明示されてはいない。
【0006】さらに特開平5−11159号公報に記載
されたように、保持部材に対して再結像レンズを位置決
め穴を介して位置決め接着固定するときに、前記位置決
め穴の周囲に接着剤が入り込む接着剤流れ溝を設けて、
接着強度を増大させる方法もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭61−165711号公報、実願平1−14044
0号明細書、特願平2−320307号明細書及び特開
平5−11159号公報にそれぞれ記載された従来技術
においては、いずれも接着剤を用いているため、保持部
材及び再結像レンズの材質並びに用いる接着剤の組合せ
は接着性の良好なものに限定される。その一方、用いる
接着剤は実際上硬化速さや塗布時の粘性、硬化方法など
作業の都合で制約を受けるので、結局保持部材と再結像
レンズの材質が限定されてしまう。しかしながら、両部
材なかんずく再結像レンズは、その材質の光学的性質や
耐環境性などが焦点検出装置自体の性能や信頼性に及ぼ
す影響が大きい。即ち上記従来の技術は、光学材料を限
定することにより焦点検出装置設計の自由度を損ね、ひ
いては性能改良を妨げるという欠点を有していた。
【0008】即ち例えば、もし再結像レンズに、従来用
いられているポリメチルメタアクリレート系やポリカー
ボネイト系の樹脂に比して耐湿性が良い材料を用いれ
ば、湿度環境変化に起因する焦点検出誤差の改善された
焦点検出装置が得られる。しかし従来の技術ではいかに
耐湿性が良かろうと実際上接着可能な材質でないと採用
できなかった。
【0009】一方、特開昭62・161111号公報に
記載の従来技術は、2次結像光学系を調整工具に取り付
けるまでの固定ステージなる部品の仮保持方法であり、
第一に完成時の保持方法が述べられていないし、第二に
再結像レンズの保持方法が明示されていないという問題
点があった。
【0010】本発明はこの様な状況にかんがみてなされ
たもので、温度変動にともなう光学部材の変形の再現性
や組立作業性を損なったり大型化する事なく、光学部材
の材質に対する選択自由度を増し、焦点検出の性能を向
上させることのできる焦点検出装置のレンズ固定構造を
提供することを第1の目的とする。
【0011】また、接着の困難な材質を光学系に用いな
がら、製造コストの低い、高温長期保存時にも誤差を生
じにくい、焦点検出装置のレンズ固定構造を提供するこ
とを第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の焦点検
出装置のレンズ固定構造は、焦点検出光学系により検出
された目標物に関する複数の光量分布を用いて、撮像レ
ンズ1の焦点調節状態を検出する焦点検出装置に設けら
れ、前記焦点検出光学系の少くとも一部を構成するレン
ズ集合体としての再結像レンズ4を保持部材としてのハ
ウジング5に固定する焦点検出装置のレンズ固定構造で
あって、同一基板上に一体的に形成された複数のレンズ
41を有する再結像レンズ4と、再結像レンズ4が固定
されるハウジング5と、再結像レンズ4をハウジング5
に押圧する方向に附勢する附勢手段としての板バネ8と
を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の焦点検出装置のレンズ固
定構造は、再結像レンズの基板の一方の表面に第1乃至
第3の突起42a、42b、42cを形成し、ハウジン
グ5に、板バネ8による押圧附勢が行われた状態で、前
記第1の突起42aが接触して全方向に拘束される形状
の第1の接触部としての円錐状窪み52aと、第2の突
起42bが接触して前記附勢方向とほぼ垂直な面内の一
方向を除いて拘束される形状の第2の接触部としてのV
字状溝52bと、第3の突起42bが接触してかつ前記
面内において拘束されない形状の第3の接触部としての
平面52cとを形成したことを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の焦点検出装置のレンズ固
定構造は、第1乃至第3の突起42a、42b、42c
をハウジング5側に設け、それぞれの突起42a、42
b、42cに対向する円錐状窪み52a、V字状溝52
b、平面52cをそれぞれ再結像レンズ4側に設けたこ
とを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の焦点検出装置のレンズ固
定構造は、第1乃至第3の突起42a、42b、42c
は先端が略球面状であり、前記第1の接触部52aは円
錐状のくぼみ形状であり、前記第2の接触部52bはV
字状の溝形状であり、前記第3の接触部52cは略平面
であることを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の焦点検出装置のレンズ固
定構造は、再結像レンズ4は、撮像レンズ1の光軸と垂
直な面内で、それぞれ空間的に異なった領域11a、1
1b、11c、11dを通る光束を透過する複数のレン
ズ41a、41b、41c、41dが同一基板上に一体
的に形成されてなることを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の焦点検出装置のレンズ固
定構造は、再結像レンズ4はポリオレフィン系樹脂製で
あることを特徴とする。
【0018】請求項7に記載の焦点検出装置のレンズ固
定構造は、板バネ8は、少くとも一端がハウジング5に
固定され、1対の舌状部82a、82bを有する板バネ
8であることを特徴とする。
【0019】請求項8に記載の焦点検出装置のレンズ固
定構造は、1対の舌状部82a、82bのうちの一方8
2aは第1の突起42aまたは円錐状窪み52aの背面
を押圧し、他方82bは第2、第3の突起42b、42
cまたはV字状溝52b、平面52cの背面を押圧する
ことを特徴とする。
【0020】請求項9に記載の焦点検出装置のレンズ固
定構造は、前記基板上に形成された複数のレンズ41
a、41b、41c、41dの温度変化による間隔変動
に基づく焦点検出誤差を補正するため、前記温度変化を
検出する温度検出手段としての温度センサと、前記温度
センサが検出した温度により焦点検出誤差を補正する誤
差補正手段としてのCPUとを備えることを特徴とす
る。
【0021】請求項10に記載の焦点検出装置のレンズ
固定構造は、ハウジング5は、グラスファイバチップが
添加された樹脂製であることを特徴とする。
【0022】請求項11に記載の焦点検出装置のレンズ
固定構造は、焦点検出光学系により検出された目標物に
関する複数の光量分布を用いて、撮像レンズ1の焦点調
節状態を検出する焦点検出装置に設けられ、前記焦点検
出光学系の少くとも一部を構成する再結像レンズ4をハ
ウジング5に固定する焦点検出装置のレンズ固定構造で
あって、同一基板上に一体的に形成された複数のレンズ
41及び前記基板の一方の表面に形成された第1及び第
2の突起42a、42bを有する再結像レンズ4と、第
1及び第2の突起42a、42bに対応する第1及び第
2の穴部51a、51bが形成され、再結像レンズ4が
固定されるハウジング5と、再結像レンズ4をハウジン
グ5に押圧する方向に附勢する板バネ8とを備え、ハウ
ジング5に形成された第1及び第2の穴部51a、51
bにそれぞれ第1及び第2の突起42a、42bを挿入
した状態で、穴部51a、51bと突起42a、42b
との間に形成された隙間に硬化性流体としての充填剤1
5を充填硬化させたことを特徴とする。
【0023】請求項12に記載の焦点検出装置のレンズ
固定構造は、充填剤15を、再結像レンズ4のハウジン
グ5と接する面から離れた穴部分51a、51b内壁
と、突起42a、42bの側面または先端部との間を渡
して塗布硬化させたことを特徴とする。
【0024】請求項13に記載の焦点検出装置のレンズ
固定構造は、充填剤15は、再結像レンズ4の突起42
a、42bが形成された側の表面に面した穴部51a、
51b端部を介さずに充填されることを特徴とする。
【0025】請求項14に記載の焦点検出装置のレンズ
固定構造は、再結像レンズ4は、撮像レンズ1の光軸と
垂直な面内で、それぞれ空間的に異なった領域11a、
11b、11c、11dを通る光束を透過する複数のレ
ンズ41a、41b、41c、41dが同一基板上に一
体的に形成されてなることを特徴とする。
【0026】請求項15に記載の焦点検出装置のレンズ
固定構造は、第1及び第2の穴部51a、52bの少く
とも再結像レンズ4側に開口する部分の断面は、それぞ
れ丸穴状及び長穴状に形成されたこと特徴とする。
【0027】請求項16に記載の焦点検出装置のレンズ
固定構造は、再結像レンズ4は非晶質ポリオレフィン系
樹脂製であることを特徴とする。
【0028】請求項17に記載の焦点検出装置のレンズ
固定構造は、板バネ8は、少くとも一端がハウジング5
に固定され、1対の舌状部82a、82bを有する板バ
ネ8であることを特徴とする。
【0029】請求項18に記載の焦点検出装置のレンズ
固定構造は、ハウジング5は、グラスファイバチップが
添加された樹脂製であることを特徴とする。
【0030】請求項19に記載の焦点検出装置のレンズ
固定構造は、充填剤15は、シアノクリレート系瞬間接
着剤であることを特徴とする。
【0031】
【作用】請求項1に記載の焦点検出装置のレンズ固定構
造においては、再結像レンズ4を板バネ8により押圧し
ハウジング5に固定するようにしたので、再結像レンズ
4をハウジング5に接着する必要がない。従って両部材
の材質は接着性の善し悪しにかかわらず自由に選ぶこと
ができる。この結果設計の自由度が増し、ひいては焦点
検出装置の性能を向上させることができる。
【0032】請求項2乃至10に記載の焦点検出装置の
レンズ固定構造においては、再結像レンズ4及びハウジ
ング5のいずれか一方に設けられた第1乃至第3の突起
42a、42b、42cを、それぞれ他方に設けられた
円錐状窪み52a、V字状溝52b、平面52cに当接
させ、再結像レンズ4を板バネ8によりハウジング5に
押圧するようにしたので、特に温度変動により再結晶レ
ンズ4がハウジング5と異なる率で熱膨張しても自由に
伸び縮みでき、温度変化を受けた際のレンズ片間隔の再
現性が良い。またこの時再結像レンズ4が伸び縮みに伴
って旋回方向に位置ずれすることもない。このため、レ
ンズ片間隔の変化の影響分を演算で補正することによ
り、種々の温度下で焦点検出精度が良好な焦点検出装置
が得られる。
【0033】請求項11乃至19に記載の焦点検出装置
のレンズ固定構造においては、再結像レンズ4に形成さ
れた2本の突起42a、42bをハウジング5に形成さ
れた穴部51a、51bにそれぞれ挿入し、再結像レン
ズ4をハウジング5に板バネ8により押圧し、突起42
a、42bと穴部51a、51bとの間の隙間に充填剤
15を充填硬化させたので、隙間のガタがなくなる。こ
の場合、再結像レンズ4をハウジング5に固定するため
に、特に高精度の加工を必要とせず、しかも長時間の応
力集中による再結像レンズ4の変形の発生のおそれもな
い。この結果製造コストの低い、高温長期保存にも誤差
を生じにくい、性能の向上した焦点検出装置を得ること
ができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の焦点検出装置のレンズ固定構
造の一実施例を図面を参照して説明する。
【0035】第一の実施例として、一眼レフレックスカ
メラに用いられる焦点検出モジュールの再結像レンズに
関する例を説明する。この焦点検出モジュールは撮影レ
ンズの焦点調節状態を検出するために用いられる。
【0036】図4においてカメラボディ20に対して交
換可能な交換レンズであるところの撮影レンズ1が装着
されており、被写体から到来する撮影光束は、撮像レン
ズ1を通ってカメラボディ20に設けられているメイン
ミラー21により一部は反射されてファインダー24に
導かれ、他の一部はメインミラー21を透過してサブミ
ラー22により反射され、焦点検出用の光束としてAF
モジュール23に導かれる。
【0037】図5は本実施例の焦点検出モジュールの光
学的構成を模式的に示した図である。ただし同図には説
明の都合上撮像レンズ1も合わせ示した。10は赤外線
カットフィルタ、7は中央部分に焦点検出視野範囲に応
じた開口を有する視野マスク、3はコンデンサレンズ
(別名フィールドレンズ)、4は再結像レンズで縦横二
方向各々に並んだ2対、計4個のレンズ片が同一基板上
に一体的に形成されてなるプラスチック製部材である。
実際にはコンデンサレンズ3と再結像レンズ4の間に光
路を折り曲げるための鏡が入るが、図では省略した。再
結像レンズ4にほとんど密着し、遮光性を有する薄板状
の絞りマスク6は、中央部に光を通す四つの開口61を
有している。イメージセンサー9は、その受光面に注い
だ光量分布に応じた電気信号を出力する。
【0038】本焦点検出モジュールは、撮像レンズ1の
予定焦点面であるところのフィルム面に光学的に等価な
面の後方に配置されている。コンデンサレンズ3は絞り
マスク6に空けられた4個の開口の像を撮像レンズ1の
射出瞳面近傍に投影する。その4つの開口像それぞれで
囲まれた領域、図の11a、11b、11c、11dを
透過した光束は上記予定焦点面近傍で一旦被写体像を結
ぶ。その後各領域11a、11b、11c、11dを透
過した被写体からの光束は赤外線カットフィルター1
0、視野マスク7、コンデンサレンズ3、を順次通過
し、さらに各々絞りマスク6の開口61a、61b、6
1c、61d、再結像レンズ4の片41a、41b、4
1c、41dを通って、イメージセンサ9内のセンサー
列91a、91b、91c、91d上に被写体の像かま
たはそれがぼけた光量分布を形成する。これら光量分布
のうち91a上と91b上の光量分布どうしの距離、及
び91c上と91d上の光量分布どうしの距離を各セン
サー列の出力より図示せざるCPUで演算してそれによ
り撮影レンズ1の焦点調節状態が検出される。
【0039】上述の様な検出原理は、位相差方式等と呼
ばれ、例えば応用物理学会分科会日本光学会刊「光学」
第18巻第11号(1989年11月)掲載の鈴木著
「一眼レフカメラのオートフォーカス技術」に詳述され
ているので詳しい説明は略す。ただし本例では縦横二方
向の被写体コントラストに対して焦点検出を行うため、
光学設計上、上記文献記載の焦点検出モジュール構成要
素を撮影レンズ光軸を中心に90度回転した物を付加し
た構造となっている。
【0040】図6は本実施例の焦点検出モジュール23
の縦断面図であり、各要素には図5と共通の番号を付し
てある。図5では不図示であったが、2は光路を折り曲
げる表面鏡であり、5は上記各要素の位置関係を保持す
る役割を果たすハウジングでプラスチックの射出成形
品、8は再結像レンズ4及び表面鏡2を固定するための
板バネである。
【0041】本モジュールを組み立てるには先ず赤外線
カットフィルター10を視野マスク7に接着し、次にコ
ンデンサレンズ3、視野マスク7、表面鏡2を順にハウ
ジング5に接着する。さらに絞りマスク6、再結像レン
ズ4をハウジング5に組み込み、板バネ8を装着し、し
かる後にハウジング5とイメージメンサー9を接着して
完了する。このうち再結像レンズ4の周辺の組み立て過
程と関連構造について以下に詳しく述べる。
【0042】図1と図2と図3はこの部分の構造を説明
するため分解配列して示す斜視図であり、各要素には図
6と共通の番号を付してある。図2は図1の右上方を拡
大した図、図3は図1の一部をまた別角度からみた斜視
図である。
【0043】図2において再結像レンズ4にはいずれも
先端が球面状となっている三つの突起42a、42b、
42cが有る。この部分を組み立てるには先ず絞りマス
ク6を、その丸穴62aに突起42aを通しまた反対側
の幅の狭くなった部分を残りの突起42b、42cで挾
むようにして位置決めしつつ再結像レンズ4に密着させ
る。この状態で再結像レンズ4の上下面に設けられた溝
43aと43bにエポキシ系等の高粘度接着剤を流し込
み硬化させる。本再結像レンズ4はポリオレフィン系の
低吸湿性樹脂製であり、これと充分な接着強度を発揮す
る接着剤は限定されるが、この方法においては接着剤は
絞りマスク6とさえ接着性が良ければ良い。なぜなら、
溝43aと43bの溝形状に倣って楔状に固まった接着
剤が再結像レンズ4が離れるのを防ぐからである。
【0044】こうして再結像レンズ4上に絞りマスク6
が固定された状態で図示したように絞りマスク6側をハ
ウジング5に向けて再結像レンズ4をハウジング5に入
れる。ハウジング5には円錐状窪み52a、V字状溝5
2b、平面52cが図3に見られるごとく設けられてい
る。この際突起42aは円錐状窪み52aにはめ、42
bはV字状溝52bにはめ、42cは平面52cに接触
させる。再び図1と図2を参照して、この状態で板バネ
8をハウジング5にかぶせるように装着し、上方の丸穴
83a、83bをハウジング5の上面の突起部53a、
53bに、また下方の丸穴83c、83dを同様にハウ
ジング5の下面の二つの突起部(図1では不図示)に引
っかける。こうする事により板バネ8の舌状部82a、
82bが再結像レンズ4をハウジング5に押しつける方
向に附勢する。板バネ8装着後の様子は図6に表されて
おり、ここで先に不図示であったハウジング5の下面の
二つの突起部の一方53cが上面の突起部の一方53a
と共に見られる。
【0045】この構造において、突起42aは円錐状窪
み52aに光軸に沿った方向(図2のX方向)に押しつ
けられる事になるが、これにより光軸に垂直な面内(図
2のYZ面内)でも位置が規制される。また突起42b
はV字状溝52bに押しつけられる事によりYZ面内で
は溝方向にのみ動き得る。突起42cは平面52cに押
しつけられる事によってもYZ面内ではいかなる方向に
も規制されない。このため、第一に製造誤差により三つ
の突起の相対位置に設計値と狂いが生じても組み立てる
事ができる。第二に温度変動により再結像レンズ4がハ
ウジング5と異なる率で熱膨張しても、突起42bと4
2cはそれぞれ相手のV字状溝52bと平面52cに接
触を保ったままYZ面内を移動するだけで、例えば再結
像レンズ4がハウジング5から浮き上がる事もないし、
またYZ面に沿った方向の応力が再結像レンズ4にかか
ってクリープを起こして、温度が元に戻っても各レンズ
片の間隔が元に戻らないという現象も起こらない。
【0046】この後者のレンズ片の件に関しては若干説
明を要する。本モジュールにあっては再結像レンズ4の
レンズ片41aと41bの間隔が変化すると横方向(図
2のY方向)の、また41cと41dの間隔が変化する
と縦方向(図2のZ方向)の各被写体コントラストに対
する焦点検出に誤差を生ずる。そこでもし上述の効果が
ない場合は温度履歴によりレンズ片間隔が変化して誤差
を生じてしまう事になる。なお、その時々の温度に応じ
た熱膨張による間隔変化に対しては、カメラ内に設けた
温度センサーの検出結果に応じてCPUで演算結果を補
正することで相殺できる。また湿度変化による間隔変動
に関しては、前述のごとく再結像レンズ4を吸湿や乾燥
に伴った寸法変化のほとんど無い低吸湿性樹脂で成形す
る事により排除しているのである。
【0047】またV字状溝52bは円錐状窪み52aと
を結ぶ直線に沿った方向としているので、突起42a、
42b間隔が熱膨張によって変動してもYZ面内で回転
移動する事を防いでいる。このことは被写体が斜めのエ
ッジ状のパターンを有するとき等の焦点検出誤差を防ぐ
のに重要である。
【0048】ところで突起42bとV字状溝52b並び
に突起42cと平面52cの接触部においてもしもクリ
ープにより突起42bと突起42cの形状に合わせて各
相手のV字状溝52bと平面52cが変形したとする
と、その変形部分は窪みとなりそこにはまり込んだ各突
起は円錐状窪み52aに接触する突起42aと同じくY
Z面内でも位置が規制されてしまう。そうすると結局3
カ所がYZ面内で位置が規制される事になるので、前述
の温度変化によってもYZ面に沿った応力を生じないな
どの利点が損なわれてしまう。これに比して逆に各突起
が相手に合わせて変形してもこの様な問題は生じない。
そこでハウジング5はグラスファイバーチップを添加し
て再結像レンズ4より変形し難くしている。この様にク
リープ等による接触部の変形で上記の様な利点が損なわ
れにくいというのも、本第一実施例の利点である。
【0049】さてかくのごとき構造において、板バネ8
の舌状部82a、82bによって再結像レンズ4をハウ
ジング5に押し付ける力は、三つの突起42a、42
b、42c各々にかかる力に分かれる。これをそれぞれ
f1、f2、f3と呼び、これら分力について考える。
より細かく述べると、突起42aと円錐状窪み52aと
の接触は円環状の部分で成されておりf1はこの円環部
で受けられている。これに対しf2は突起42bとV字
状溝52bの真の接触部であるほぼ2点で、f3は同様
にほぼ1点で受けられていると言える。従ってもしf1
とf2とf3が等しかったならば42cの真の接触部に
かかる集中応力は42bのそれより大きく、また42a
のそれは他の二者より相当小さくなる。このため三突起
の変形量はまちまちとなり、その結果再結像レンズ4が
YZ面に対して傾いてしまう。これが弾性変形だけの現
象なら影響は少ないが、この状態で比較的高温で長時間
保存されるなどしてクリープ変形と成って現れると、時
間によって変形量が、従って傾き量が大きくなり無視で
きぬ程の焦点検出誤差を生じる。そこで本実施例では、
舌状部82aによる附勢力がほぼf1となるのに対し、
舌状部82bによる附勢力はほぼf2とf3に等分さ
れ、その結果、f1よりf2並びにf3が弱くなる様な
構成として、横方向(図のY方向)の被写体コントラス
トに対する焦点検出誤差についてはこの心配を軽減して
いる。もし構造が複雑になる事をいとわなければ、f1
>f2>f3となるように構成して縦方向(図のZ方
向)の被写体コントラストに対する焦点検出誤差につい
ても軽減した方が良いのは言うまでもない。
【0050】以上第一実施例においては再結像レンズ4
に三突起が、ハウジング5にそれに対応する三様の接触
部が設けられているが、これらを入れ換えた物、即ちハ
ウジング側に突起を、再結像レンズ三様の接触部を設け
た構造も用い得る。図7と図8に示した第二実施例はこ
の様な逆構造のものであって、上述の入れ替えを除いて
第一実施例と同一構造で機能も同一である。ただしここ
で絞りマスク106はハウジング105に接着されるた
め第一実施例における溝43aと43bに相当するもの
は再結像レンズ104にもハウジング105にもない。
【0051】再結像レンズは高透過率等光学的性質の制
約が多いので、第一実施例のハウジング5の様に添加物
を入れて意図的に強くする事は出来ない。従って本第二
実施例のような逆構造では、前述のクリープ等による接
触部の変形で利点が損なわれ易いという点では第一実施
例に劣る。
【0052】しかし、第一実施例と比して第二実施例の
様な逆構造には次に述べるような優れている点がある。
【0053】第一、第二いずれの実施例においても三つ
の突起の表面及びそれに接触する相手の接触部の面は、
その機能を果たすため滑らかである事が必要である。従
って各部品の移動、保管、組立、等製造過程においてこ
れら突起の表面と相手接触部分の面は傷つけてはならな
いのである。しかるに第一実施例の場合は例えば再結像
レンズ4を無造作に机の上など水平面上に置いた場合、
突起42a、42b、42cのある面がもし下側になっ
ていると水平面との接触で突起が傷つく恐れがある。あ
るいはそうでなくても取扱い中に工具や他部品等々何ら
かの物体と摩擦して傷ついてしまい易いので、再結像レ
ンズ4の取扱いには特段の注意が必要である。これに対
し第二実施例のごとき逆構造なら、突起152a、15
2b、152cはハウジング105の奥まった所に付い
ているので傷つきにくい。また、相手の接触面は円錐状
窪み142a、V字状溝142b、平面142cいずれ
の形状ももともと接触面が凹部にある形状なので再結像
レンズの表面に形成しても、第一実施例の突起のように
傷つき易くはならない。従って突起の表面、あるいは相
手の接触面を保護するために取扱い時に特段の注意を要
する事は無い。この様に、部品の取扱いが比較的容易な
のが第二実施例の利点である。
【0054】以上第一実施例、第二実施例とも、再結像
レンズを他の物体に接着することもなくまた機能を損な
うこともなくハウジングに固定できるので、接着し難さ
に関わらず上記のような吸湿性の低い材質を用いる事が
出来る。そしてそれによって耐湿度性能の優れた焦点検
出モジュールを得られる事には変わり無い。
【0055】また、本実施例において再結像レンズ4は
吸湿乾燥による焦点検出誤差を低減するため、特に低吸
湿性の材質を用いている。この材質は商品名ゼオネック
スなる非晶質ポリオレフィン系樹脂であって、これと充
分な接着強度を発揮する接着剤は限定される。しかも実
際上は組立作業性などの制約から使用できる接着剤はさ
らに限定されるので、この材質の再結像レンズ4を接着
して組み立てる構造はほとんど不可能である。
【0056】また本発明は上記例の低吸湿性材質に限ら
ず、一般に実用上接着性に問題のある材料を用いるのに
適用でき、レンズ集合体の材質選択の自由度を広げる事
が出来る。
【0057】また上記の各実施例のように焦点検出モジ
ュールの再結像レンズに限らず、同一基板上に形成され
た複数のレンズ片どうしの間隔変化の再現性が厳しく求
められる用途のレンズ集合体に広く適用する事が出来
る。
【0058】図9乃至図15に本発明の第3の実施例の
構成を示す。これらの図において、図1乃至図6に示す
第1の発明の実施例の部分に対応する部分には同一の符
号を付してあり、その説明は適宜省略する。
【0059】なお、図10および図11においてカバー
ガラス12はコンデンサレンズ3の保護のために在る。
これ無しでも、あるいは前述の第一実施例と同様赤外線
カットフィルター10を同位置に配置してカバーガラス
と兼ねさせても光学上は同機能の装置を形成しうる。ま
たカバーガラス12に反射防止膜を被覆すると、コンデ
ンサーレンズの上面または下面で反射し、ついでカバー
ガラス12の上面または下面で反射してセンサー列に注
ぐゴースト光が軽減されて、焦点検出性能が向上する。
【0060】また、図10及び図11に示す符号14は
コンデンサレンズ3などをハウジング5に固定するおさ
え部材である。また図11は焦点検出モジュール23の
各要素を分解配置して示した斜視図で、図9はこのうち
ハウジング5、絞りマスク6、再結像レンズ4を拡大し
て示した斜視図である。さらに図10は本実施例の焦点
検出モジュール23の縦断面図、図12は本焦点検出装
置を図10上での上方向から見た図であり、絞りマスク
6と再結晶レンズ4は輪郭の隠れた部分を破線で示して
ある。
【0061】次に再結像レンズ4周辺について以下に詳
述する。なお以下の本実施例の説明で上下を言う場合、
特にことわりのない限り図10における上下方向と一致
するもの、即ち図9並びに図11のZ矢印方向とその反
対方向を示すこととする。
【0062】図9においてハウジング5の上側の壁面に
設けられた穴は隠れた部分も破線で示されている。同図
において再結像レンズ4に設けられた突起42aと42
bは各々絞りマスク6の丸穴61と長穴62を貫いて、
ハウジング5の図9のY方向にあけられた丸穴54と長
穴55に挿入され、板バネ8を装着するとそれによって
Y方向に押しつけられる。板バネ8は下方より図11に
示した角穴81aと81bを各々保持部材5の側面鈎部
54aと54bにはめて装着される。なお54bは図1
1では陰に隠されて図示されていないが、54aの向か
い側にあり、図12で破線で示されている。この状態で
板バネは前方舌状部82により下方に附勢されるので、
角穴81aと81bの上縁が側面鈎部54aと54b各
々上縁と密着し、ハウジング5に固定される。また絞り
マスク6はこの時再結像レンズ4とハウジング5の壁の
間に挟まれて固定される。この状態で突起42a、42
bの先端はハウジング5の上側の壁面から図9のZ方向
にあけた穴の先の二箇所のD字型穴部51a、51bの
中に各々露出している。ここへ上方よりディスペンサー
で充填剤を塗布すると毛管現象により充填剤は突起42
aと丸穴52の隙間、並びに突起42bと長穴53の隙
間へ充填された後硬化してガタを無くす。
【0063】図13と図14は各々充填部付近の図10
に示したA−A断面及びB−B断面の図であるが、いず
れも説明の都合上突起と穴部の隙間を誇張して大きめに
描いてあり、やはり各要素には図10と共通の符号を付
してある。ここでまた15a、15bは硬化後の充填剤
の一例である。充填剤の量を適当に設定する事により突
起42aの長さ方向は少なくとも先端に近い一部では図
14に見られるように、全周に渡って充填剤がいきわた
り、また突起42bの長さ方向の少なくとも先端に近い
一部では、少なくとも長穴55の縁と突起42bの外形
がいちばん接近する図14の上下部分両方で隙間が充填
剤で埋まった状態にできる。
【0064】充填剤には本例の場合シアノアクリレート
系の瞬間接着剤を用いているが、再結像レンズ4の材質
とは接着性がない。しかし本構造では、上述のように板
バネ8の附勢効果により突起42a、42bが抜け落ち
ることは防いでおり、充填剤の役割は上述のように図9
のXZ方向のガタ取りであるので、接着性のないことは
いっこうに支障がない。
【0065】なお、上記硬化は充填剤の性質により自然
放置によって成されるが、硬化促進剤を同経路で塗布し
ても良い。
【0066】上述のような手順において、充填剤を供給
するディスペンサーのノズルは再結像レンズ4のレンズ
片部分とハウジング5の壁で隔てられたD字型穴部51
a、51bに誘導しようとされるので、作業者が誤って
もレンズ片表面にノズルから直接充填剤がついてしまう
恐れはほとんどない。
【0067】また万一、充填剤の供給量が多すぎても、
ハウジング5の丸穴54と絞りマスク6の丸穴61、ま
たは、ハウジング5の長穴55と絞りマスク6の長穴6
2を通った充填剤が、再結像レンズ4のレンズ片を汚染
する恐れもほとんどないように本構造は工夫されてい
る。図15は再結像レンズ4を図9の視線のちょうど反
対からみた斜視図である。突起42a、及び42bが各
々設けられた突起形成面43aと43bには厚さ0.5mm
程度の脚部44a乃至44dも設けられていて、組み立
てた状態で絞りマスク6とはこれら脚部が接触してい
る。また突起形成面43aと43bはレンズ片41a乃
至41d付近まで連続せず、間にくぼみ部45a、45
bがある。このため前述のように過剰に供給された充填
剤が、絞りマスク6の丸穴61、長穴62を通っても、
毛管現象により形成面43a並びに43bと絞りマスク
6との隙間部分に溜まり、レンズ片41a乃至41dの
方向には流れて行かない。
【0068】本モジュールを組み立てるには先ず絞りマ
スク6、再結像レンズ4をハウジング5に組み込み、板
バネ8を装着した後、表面鏡2をハウジング5の受け面
と、板バネ8の向かい合った部分との間に滑り込ませ
る。次いでハウジング5の図10での上側の壁面に設け
られた穴を介して、再結像レンズ4に形成された2本の
突起とそれがはまっている穴部の隙間に、充填剤を注入
してガタをなくす。その次に、赤外線カットフィルター
10、コンデンサレンズ3の順にハウジング5の受け穴
に組み込み、さらにマスク部材7、カバーガラス12を
乗せた上からおさえ部材14をかぶせスナップフィット
でハウジング5に固定する。さらにハウジング5とイメ
ージセンサー9を位置を調整して接着し、最後にイメー
ジセンサー9とハウジング5の隙間など迷光の原因とな
る開口に遮光性の幕材を貼って完了する。ただし、遮光
性幕材は図では省略してある。
【0069】次に本実施例の作用を説明する。上記のよ
うに充填剤15を充填する事により再結像レンズ4の突
起42a、42bは図9のXZ面内でガタなく固定され
る。もしガタが有った場合は同面内で再結像レンズ4が
回転移動する心配がある。そうすると被写体が斜めエッ
ジ状パターンを有するとき等に焦点検出誤差を生じてし
まう。
【0070】実際、充填を省いた焦点検出モジュールが
振動や衝撃などで大きな加速度を受ける試験をすると、
斜めのエッジ状のパターンの被写体に対して焦点検出誤
差が生じてしまう。これは、再結像レンズ4と絞りマス
ク6間の摩擦及び絞りマスク6とハウジング5間の摩擦
のいずれかが、試験中加速度によって生じた力に抗しき
れずに再結像レンズ4と保持部材5の相対回転位置ズレ
を起こしてしまうためと思われる。もし板バネ8による
附勢力を増せば上記摩擦力が増してこれは防げるであろ
うが、そのためには板バネ8を大型化せねばならず、焦
点検出モジュール全体が大型化してカメラ等に内蔵でき
なくなってしまう。
【0071】また、組立工程で作業者の手や道具等が接
触することにより板バネ8が変形し、再結像レンズ4と
接触している部分を介して外力が加わって位置ズレが生
じる恐れもある。しかし本実施例による焦点検出モジュ
ールはガタ取りがして有るのでそれが防げる。
【0072】もし、元々突起42a、42bと丸穴54
と長穴55との隙間が十分狭くなるような寸法に各要素
を加工するか、またはごく僅か突起径の方を大きめに加
工すれば上述のようなガタ取りは不必要であるが、その
ためには突起、穴部とも高精度で加工する必要があり、
たいへん高コストとなってしまう。なぜなら、このとき
もし加工精度が悪くて突起と穴部のはめあいがきつくな
り過ぎると、はなはだしい場合は突起を挿入する作業が
初めから困難になるが、そうまで至らない場合でも挿入
過程で突起の表面が徐々に塑性変形し根元近くでつば状
に局部的に太くなってしまい、結局挿入途中で著しく抵
抗力が増してそれ以上再結像レンズ4を押しても入らな
くなってしまう。この場合、押し込み作業をする作業者
には上記抵抗力があたかも再結像レンズ4が正常に組み
込まれて絞りマスク6を介して保持部材5の壁面に突き
当たった時の抵抗力のように感じられ異常に気づかない
恐れがある。そうなると設計位置と異なる位置に再結像
レンズ4が配置されたまま次工程に、組立途上の焦点検
出モジュールが送られることになり非常に不都合であ
る。従って寸法の適化だけで、このような事態を避けか
つ再結像レンズ4の回転移動を予防するには突起と穴部
の隙間をきわめて精度良く設定せねばならないので実際
上不可能である。
【0073】また以上述べた実施例の変形例として、穴
部を設けた壁の再結像レンズ4と反対側の面と突起の先
端もしくは側面との間に渡すようにして充填剤を塗布す
る例があり、これにより実質的にガタ取りと同様の効果
が得られる。図16はこの一つの変形例を図13と同じ
視点で表した図で、突起付近をのぞいて省略してある。
省略された部分の構成は図13等で表した第三実施例と
同様である。
【0074】充填剤の粘度やヌレ性やディスペンサーの
供給量誤差等の都合で、上記図13に示した最初の実施
例のように毛管現象によりボスとボス穴の隙間にそれを
確実に供給することができない場合にこれが利用でき
る。
【0075】さて、これまで述べた図13及び図16の
構造において、硬化した充填剤は再結像レンズ4とは接
着性を有する必要がないが、それ自体が固定されるため
に保持部材5とは接着性が必要である。一方、図17は
さらに別の実施例を図16と同じ視点で表した図で、や
はり省略された部分の構成は図13等で表した第三実施
例と同様である。この例においては、保持部材5に第一
実施例のD字型穴部に代えて充填剤15e、と15fが
たまる凹部を有する断面形状の穴51c、51dが紙面
に垂直な方向に設けてある。こうすることにより、硬化
した充填剤15e、と15fは再結像レンズ4とばかり
でなく保持部材5とも接着性がなくてもそれ自体が固定
される。従って双方どちらともに対して接着性を有する
必要がなくなる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による焦点
検出装置のレンズ固定構造にあっては、同一基板状に一
体的に形成された複数のレンズを有するレンズ集合体を
保持部材に固定するにあたって、上記レンズ集合体を上
記保持部材に押し付ける方向に附勢する附勢手段を用い
た。
【0077】かくすることにより、レンズ集合体の材質
は接着の容易さを必要としないので、材質の選択の自由
が拡大し、もって前記レンズ集合体を用いる焦点検出装
置の性能を向上させることができるという効果が得られ
る。
【0078】また、請求項2乃至10に記載の発明によ
る焦点検出装置のレンズ固定構造にあっては、同一基板
上に一体的に形成された複数のレンズを有するレンズ集
合体を保持部材に固定するにあたって、上記レンズ集合
体を上記保持部材に押し付ける方向に附勢する附勢手段
を用いた。かつ、上記レンズ集合体の基板の一方の表面
に第1と第2と第3の突起を設ける一方、上記附勢手段
による附勢が行われた状態で上記第1の突起が接触して
いかなる方向にも拘束される形状の第1の接触部と、上
記第2の突起が接触して上記附勢方向と略垂直な面内の
一方向を除いて拘束される形状の第2の接触部と、上記
第3の突起が接触してかつ上記面内において拘束されな
い形状の第3の接触部を上記保持部材に設けるか、ある
いはこれらの突起と接触部の位置を入れ換えた構造を有
している。
【0079】かくすることにより、レンズ集合体の材質
は接着の容易さを必要としないので、材質の選択の自由
が拡大し、もって前記レンズ集合体を用いる焦点検出装
置の性能を向上させる事ができるという効果が得られ
る。また温度変動によりレンズ集合体と保持部材が相対
的に膨張収縮しても、第2、第3の突起は相手接触部と
接触したまま滑る事ができるので、レンズ集合体が湾曲
して保持部材から浮き上がる等の位置の不安定を妨げる
という効果もある。なおかつレンズ間隔を換える方向に
熱応力がかからないので、クリープ変形を防ぎ元の温度
に戻った時のレンズ間隔の再現性を確保できるという効
果もある。
【0080】また、請求項11乃至19に記載の発明に
よる焦点検出装置のレンズ固定構造にあっては、同一基
板上に一体的に形成された複数のレンズを有するレンズ
集合体を保持部材に固定するにあたって、上記レンズ集
合体を上記保持部材に押し付ける方向に附勢する附勢手
段を用いた。かつ、上記レンズ集合体の基板の一方の表
面に形成された第1及び第2の突起を、上記保持部材に
形成された第1及び第2の穴部に挿入し、突起と穴部と
の隙間に硬化性流体を充填硬化させてガタをなくした。
【0081】かくすることにより、レンズ集合体を固定
するためにレンズ集合体を他の要素に接着する必要がな
い。従ってレンズ集合体の材質は接着剤の善し悪しにと
らわれず自由に選べる。即ち選択の自由度が高いのでそ
の結果性能の高い焦点検出装置が得られる。また、レン
ズ集合体や保持部材は固定のために特に高精度の加工を
要しないので、高い製造コストを要しない。さらに長時
間の応力集中によるレンズ集合体の変形の心配もないの
で、高温長期保存にも誤差を生じにくいという利点もあ
る。
【0082】さらに、硬化性流体の充填を上記穴部と上
記レンズ集合体の上記穴部が形成された表面に面した端
部を介さずになされるため、流体供給作業時に誤ってレ
ンズ集合体に設けられたレンズを汚染するおそれもほと
んどない。このため不良率が減少し、組立作業性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焦点検出装置のレンズ固定構造の第1
の発明の第1の実施例の構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1の要部を拡大した分解斜視図である。
【図3】図1の部分を別角度からみた分解斜視図であ
る。
【図4】本発明を用いた一眼レフレックスカメラの一例
の概略構成を示す縦断面略図である。
【図5】第1の発明の第1の実施例及び第2の実施例の
光学的構成を模式的に示した分解斜視図である。
【図6】第1の発明の第1の実施例の構成を示す縦断面
図である。
【図7】第1の発明の第2の実施例の構成を示す分解斜
視図である。
【図8】第1の発明の第2の実施例の構成を示す、図7
と別角度からみた分解斜視図である。
【図9】本発明の焦点検出装置のレンズ固定構造の第2
の発明の一実施例の構成を示す分解斜視図である。
【図10】第2の発明の一実施例の構成を示す縦断面図
である。
【図11】図10の分解斜視図である。
【図12】図10の平面図である。
【図13】図10のA−A線断面図である。
【図14】図10のB−B線断面図である。
【図15】図9の再結晶レンズの形状を示す拡大斜視図
である。
【図16】第2の発明の別の実施例の要部構造を示す縦
断面図である。
【図17】第2の発明のさらに別の実施例の要部構造を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 撮像レンズ 4、104 再結像レンズ(レンズ集合体) 5、105 ハウジング(保持部材) 8、108 板バネ(附勢手段) 15 充填剤(硬化性流体) 41 再結像レンズのレンズ片 42a、152a 第1の突起 42b、152b 第2の突起 42c、152c 第3の突起 51a、51b D字型穴(穴部) 52a、142a 円錐状窪み(第1の接触部) 52b、142b V字状溝(第2の接触部) 52c、142c 平面(第3の接触部) 54 丸穴 55 長穴 82 舌片部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項19
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また、類似の従来技術としては、特開昭
2−161111号公報に記載された、組立工程中にお
いて再結像レンズに隣接した回転ステージにさらに隣接
した固定ステージを保持部材の一部である系合部で仮保
持するという方法がある。この公報には再結像レンズの
保持方法が明示されてはいない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】一方、特開昭62−161111号公報に
記載の従来技術は、2次結像光学系を調整工具に取り付
けるまでの固定ステージなる部品の仮保持方法であり、
第一に完成時の保持方法が述べられていないし、第二に
再結像レンズの保持方法が明示されていないという問題
点があった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項2に記載の焦点検出装置のレンズ固
定構造は、再結像レンズの基板の一方の表面に第1乃至
第3の突起42a、42b、42cを形成し、ハウジン
グ5に、板バネ8による押圧附勢が行われた状態で、前
記第1の突起42aが接触して全方向に拘束される形状
の第1の接触部としての円錐状窪み52aと、第2の突
起42bが接触して前記附勢方向とほぼ垂直な面内の一
方向を除いて拘束される形状の第2の接触部としてのV
字状溝52bと、第3の突起42cが接触してかつ前記
面内において拘束されない形状の第3の接触部としての
平面52cとを形成したことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】請求項19に記載の焦点検出装置のレンズ
固定構造は、充填剤15は、シアノアクリレート系瞬間
接着剤であることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】図4においてカメラボディ20に対して交
換可能な交換レンズであるところの撮像レンズ1が装着
されており、被写体から到来する撮影光束は、撮像レン
ズ1を通ってカメラボディ20に設けられているメイン
ミラー21により一部は反射されてファインダー24に
導かれ、他の一部はメインミラー21を透過してサブミ
ラー22により反射され、焦点検出用の光束としてAF
モジュール23に導かれる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明の焦点検出装置のレンズ固定構造の第1
の実施例の構成を示す分解斜視図である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】第1の実施例及び第2の実施例の光学的構成を
模式的に示した分解斜視図である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】第1の実施例の構成を示す縦断面図である。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】第2の実施例の構成を示す分解斜視図である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】第2の実施例の構成を示す、図7と別角度から
みた分解斜視図である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】本発明の焦点検出装置のレンズ固定構造の第3
の実施例の構成を示す分解斜視図である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】第3の実施例の構成を示す縦断面図である。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】第3の実施例の変形例の要部構造を示す縦断
面図である。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】第3の実施例のさらに別の変形例の要部構造
を示す縦断面図である。
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 7/09 G03B 13/36 9119−2K G03B 3/00 A

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点検出光学系により検出された目標物
    に関する複数の光量分布を用いて、撮像レンズの焦点調
    節状態を検出する焦点検出装置に設けられ、前記焦点検
    出光学系の少なくとも一部を構成するレンズ集合体を保
    持部材に固定する焦点検出装置のレンズ固定構造であっ
    て、 同一基板上に一体的に形成された複数のレンズを有する
    前記レンズ集合体と、 前記レンズ集合体が固定される前記保持部材と、 前記レンズ集合体を前記保持部材に押圧する方向に附勢
    する附勢手段とを備えたことを特徴とする焦点検出装置
    のレンズ固定構造。
  2. 【請求項2】 前記レンズ集合体は前記基板の一方の表
    面に形成された第1乃至第3の突起を有し、 前記保持部材に、前記附勢手段による押圧附勢が行われ
    た状態で、前記第1の突起が接触して全方向に拘束され
    る形状の第1の接触部と、 前記第2の突起が接触して前記附勢方向とほぼ垂直な面
    内の一方向を除いて拘束される形状の第2の接触部と、 前記第3の突起が接触してかつ前記面内において拘束さ
    れない形状の第3の接触部とを形成したことを特徴とす
    る請求項1記載の焦点検出装置のレンズ固定構造。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は、実質的に同一平面から
    突出した第1乃至第3の突起を有し、 前記レンズ集合体の前記基板の一方の表面に、 前記附勢手段による押圧附勢が行われた状態で、前記第
    1の突起が接触して全方向に拘束される形状の第1の接
    触部と、 前記第2の突起が接触して前記附勢方向とほぼ垂直な面
    内の一方向を除いて拘束される形状の第2の接触部と、 前記第3の突起が接触してかつ前記面内において拘束さ
    れない形状の第3の接触部とを形成したことを特徴とす
    る請求項1記載の焦点検出装置のレンズ固定構造。
  4. 【請求項4】 前記第1乃至第3の突起は先端が略球面
    状であり、前記第1の接触部は円錐状のくぼみ形状であ
    り、前記第2の接触部はV字状の溝形状であり、前記第
    3の接触部は略平面であることを特徴とする請求項2乃
    至3いずれかに記載の焦点検出装置のレンズ固定構造。
  5. 【請求項5】 前記レンズ集合体は、前記撮像レンズの
    光軸と垂直な面内で、それぞれ空間的に異なった領域を
    通る光束を透過する複数のレンズが同一基板上に一体的
    に形成されてなることを特徴とする請求項1乃至3いず
    れかに記載の焦点検出装置のレンズ固定構造。
  6. 【請求項6】 前記レンズ集合体はポリオレフィン系樹
    脂製であることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに
    記載の焦点検出装置のレンズ固定構造。
  7. 【請求項7】 前記附勢手段は、少くとも一端が前記保
    持部材に固定され、1対の舌状部を有する板バネである
    ことを特徴とする請求項2乃至3いずれかに記載の焦点
    検出装置のレンズ固定構造。
  8. 【請求項8】 1対の前記舌状部のうちの一方は前記第
    1の突起または第1の接触部の背面を押圧し、他方は前
    記第2、3の突起または第2、3の接触部の背面を押圧
    することを特徴とする請求項7記載の焦点検出装置のレ
    ンズ固定構造。
  9. 【請求項9】 前記基板上に形成された複数のレンズの
    温度変化による間隔変動に基づく焦点検出誤差を補正す
    るため、前記温度変化を検出する温度検出手段と、前記
    温度検出手段が検出した温度により焦点検出誤差を補正
    する誤差補正手段とを備えることを特徴とする請求項1
    乃至3いずれかに記載の焦点検出装置のレンズ固定構
    造。
  10. 【請求項10】 前記保持部材は、グラスファイバチッ
    プが添加された樹脂製であることを特徴とする請求項1
    乃至3いずれかに記載の焦点検出装置のレンズ固定構
    造。
  11. 【請求項11】 前記レンズ集合体は前記基板の一方の
    表面に形成された第1および第2の突起を有し、 前記保持部材に、前記第1および第2の突起に対応する
    前記第1および第2の穴部を形成し、 前記保持部材に形成された第1および第2の穴部にそれ
    ぞれ前記第1および第2の突起を挿入した状態で前記穴
    部と突起との間に形成された隙間に硬化性流体を充填硬
    化させたことを特徴とする請求項1記載の焦点検出装置
    のレンズ固定構造。
  12. 【請求項12】 前記硬化性流体を、前記レンズ集合体
    の前記保持部材と接する面から離れた前記穴部内壁と、
    前記突起の側面または先端部との間を渡して塗布硬化さ
    せたことを特徴とする請求項11記載の焦点検出装置の
    レンズ固定構造。
  13. 【請求項13】 前記硬化性流体は、前記レンズ集合体
    の前記突起が形成された側の表面に面した前記穴部端部
    を介さずに充填されることを特徴とする請求項11また
    は12記載の焦点検出装置のレンズ固定構造。
  14. 【請求項14】 前記レンズ集合体は、前記撮像レンズ
    の光軸と垂直な面内で、それぞれ空間的に異なった領域
    を通る光束を透過する複数のレンズが同一基板上に一体
    的に形成されてなることを特徴とする請求項11または
    12記載の焦点検出装置のレンズ固定構造。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2の穴部の少くとも前
    記レンズ集合体側に開口する部分の断面は、それぞれ丸
    穴状及び長穴状に形成されたことを特徴とする請求項1
    1または12記載の焦点検出装置のレンズ固定構造。
  16. 【請求項16】 前記レンズ集合体は非晶質ポリオレフ
    ィン系樹脂製であることを特徴とする請求項11または
    12記載の焦点検出装置のレンズ固定構造。
  17. 【請求項17】 前記附勢手段は、少くとも一端が前記
    保持部材に固定され、1対の舌状部を有する板バネであ
    ることを特徴とする請求項11または12記載の焦点検
    出装置のレンズ固定構造。
  18. 【請求項18】 前記保持部材は、グラスファイバチッ
    プが添加された樹脂製であることを特徴とする請求項1
    1または12記載の焦点検出装置のレンズ固定構造。
  19. 【請求項19】 前記硬化性流体は、シアノクリレート
    系瞬間接着剤であることを特徴とする請求項11または
    12記載の焦点検出装置のレンズ固定構造。
JP5336671A 1993-03-15 1993-12-28 焦点検出装置のレンズ固定構造 Withdrawn JPH06324261A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001208539A (ja) * 2000-01-28 2001-08-03 Canon Inc 焦点検出装置
CN114761870B (zh) * 2019-11-29 2023-10-24 Lg伊诺特有限公司 相机致动器和包括该相机致动器的相机模块

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