JPH063244A - メルトインデックス計測方法及び装置 - Google Patents

メルトインデックス計測方法及び装置

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JPH063244A
JPH063244A JP18449392A JP18449392A JPH063244A JP H063244 A JPH063244 A JP H063244A JP 18449392 A JP18449392 A JP 18449392A JP 18449392 A JP18449392 A JP 18449392A JP H063244 A JPH063244 A JP H063244A
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JP
Japan
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piston
measured
cylinder
liquid
port
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Application number
JP18449392A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miyahara
洋 宮原
Hisamitsu Takagi
尚光 高木
Seiji Uda
清司 宇田
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication of JPH063244A publication Critical patent/JPH063244A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 残留材料及び負圧による運転の不安定化や無
機材料による損傷などを改善し、在留材料の排出及び計
測装置の保全点検を容易にする。 【構成】 シリンダ10には、ピストン12の前方にピ
ストンヘッド側室18が形成されている。ピストンヘッ
ド側室18は、これの先端壁部を貫通してオリフィス2
0が形成されているとともに、連通管28及び36を介
して樹脂処理装置32と連通されている。各連通管28
及び36は、第1位置38においてこれらを開通可能で
あるとともに第2位置40においてこれらを遮断可能で
ある切換弁30にそれぞれ接続されている。ピストンロ
ッド14は、定押込力往復駆動装置24により押込可能
に保持されている。定押込力往復駆動装置24は、制御
装置42により駆動力及び切換弁30との動作タイミン
グを制御される。ピストンロッド14の駆動速度は押込
速度計測装置26により計測され、この値に基づいて制
御装置42によりMIを算出可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メルトインデックス計
測方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂材料については、溶融状態における
メルトインデックス(以下、本明細書中では、「MI」
とする。なお、メルトフローインデックス:MIF、又
はメルトフローレイト:MFRとも称される)、すなわ
ち、規定試験条件における規定時間あたりの重量流量が
主要物性値として使用されており、従来のMI計測装置
として、固体樹脂を加熱溶融し、規定温度の溶融樹脂を
規定圧力でオリフィスから押し出し、規定時間における
押出重量(流出速度)を求めるものがある(JIS K
6900及びK7210による)。しかしながら、稼働
中の装置内あるいは貯蔵容器内の溶融樹脂のMIを計測
する場合、正規のMI計による計測方法では、溶融樹脂
を一度細粒状に固化した後、規定温度に再溶融しなけれ
ばならず、採取してからMIが得られるまでに10分単
位の所要時間が必要である。それゆえ、稼働中の装置内
あるいは貯蔵容器内において物性変化している樹脂のM
Iを即時的に得ること、さらには、MIの変化を常時監
視することにより装置の運転条件を制御することはほと
んど不可能である。
【0003】この対策として、稼働中の装置あるいは貯
蔵容器から常時少量の溶融樹脂を抜き出し、疑似的にM
Iを計測している。すなわち、図3に示されるように、
樹脂処理装置100には、これから溶融樹脂を抜き出す
ギアポンプ102が連結されており、ギアポンプ102
には、これから送られてくる溶融樹脂を大気中に押し出
すオリフィス104が連結されている。計測方法は、ギ
アポンプ102の回転を制御することにより、圧力計1
06で計測されるオリフィス104の前の溶融樹脂圧力
を規定値に保持する。オリフィス104から押し出され
た樹脂の重量を計量し、これから流出速度を計測する。
この場合、溶融樹脂は、粘着性があり、ひも状で連続的
に押し出されるため、溶融樹脂の流出速度を直接自動計
測することはできない。このため、流出速度の自動計測
をするために、ギアポンプ102の回転数から求められ
る体積流出速度と溶融樹脂の単位体積重量とから流出速
度を求めている。計測後の溶融樹脂は図示されていない
廃棄物容器などで受け取られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のMI計測方法及び装置では、次のような問題があ
る。近年、樹脂材料が多様化してその種類が非常に多く
なってきている。これは有機樹脂材料の種類が多くなっ
ていることに加えて、有機樹脂材料に種々の無機材料を
混入した樹脂材料の生産される場合が増加していること
による。また、樹脂処理装置についても、樹脂材料の種
類を頻繁に変更して運転される場合、すなわち、多種少
量処理に使用される場合が多くなっている。このような
樹脂処理装置において常時MIを計測する場合、計測装
置においても混入された無機材料に対する強度上の対
応、樹脂材料変更に対する迅速な対応が要求されてい
る。したがって、図3に示されるような精密な組立製品
であるギアポンプ102を使用した計測装置において
は、次のような不具合がある。すなわち、無機材料を混
入した樹脂材料の場合、歯面間にかみ込まれた無機材料
により歯面が損傷する。また、無機材料の塊が歯面間に
食い込むことにより、安定した正常回転ができない場合
がある。また、樹脂材料の変更時に歯底にたまった変更
前の樹脂材料を容易に除去することができない。これら
の不具合により、ギアポンプ102の運転状態が不安定
になり、正確な計測が行えなくなる。これにより、信用
できない計測結果が得られることになる。また、ギアポ
ンプ102は精密機械であるため、分解点検などの保全
が困難である。本発明は、上記課題を解決することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、オリフィスへ
の被計測液体の供給及び吐出をシリンダ及びピストンに
よって行うことにより、上記課題を解決する。すなわち
本発明のメルトインデックス計測方法は、シリンダには
め合わされたピストンを一方向に移動させることによ
り、シリンダとピストンとによって区画された所定の室
に被計測液体を吸入し、次にピストンを他方向に一定力
で移動させることにより、シリンダに設けられたオリフ
ィス部から被計測液体を外部へ吐出し、このときのピス
トンロッドの移動速度を基にMIを算出するものであ
る。また、シリンダにはめ合わされたピストンを一方向
に移動させることにより、シリンダとピストンとによっ
て区画された所定の室に被計測液体を吸入し、次にピス
トンを他方向に一定速度で移動させることにより、シリ
ンダに設けられたオリフィス部から被計測液体を外部へ
吐出し、このときのピストンロッドの移動速度を基にM
Iを算出するものとすることもできる。
【0006】また、本発明のMI計測装置は、シリンダ
(10)と、これにはめ合わされたピストン(12)の
ピストンロッド(14)に連結された往復駆動装置(2
4)と、ピストンロッド(14)の移動速度を測定する
速度計測装置(26)と、2つのポート(31、37)
を有する切換弁(30)と、連通管(28)と、制御装
置(42)と、を有しており、上記シリンダ(10)に
は、上記ピストン(12)によって区画された室(1
8)の壁部を貫通してオリフィス(20)が形成されて
おり、上記切換弁(30)は、第1ポート(31)が連
通管(28)を介して上記室(18)へ接続されてお
り、第2ポート(37)が被計測液体の吸入元(32)
へ連通可能であり、第1位置(38)において上記第1
ポート(31)及び第2ポート(37)間を連通し、第
2位置(40)において上記第1ポート(31)及び第
2ポート(37)間を遮断するように切換可能であり、
上記往復駆動装置(24)は、上記ピストンロッド(1
4)を一定力で軸方向に駆動可能であり、上記制御装置
(42)は、上記往復駆動装置(24)の駆動力を設定
可能であるとともに上記切換弁(30)及び上記往復駆
動装置(24)が所定の動作順序で動作するように制御
可能であり、上記速度計測装置(26)によって測定さ
れたピストンロッド(14)の移動速度値に基づいて被
計測液体のMIが算出されるものである。また、シリン
ダ(10)と、これにはめ合わされたピストン(12)
のピストンロッド(14)に連結された定速度往復駆動
装置(44)と、2つのポート(31、37)を有する
切換弁(30)と、連通管(28)と、シリンダ(1
0)のピストンヘッド側室(18)に設けられた圧力計
測装置(46)と、制御装置(48)と、を有してお
り、上記シリンダ(10)には、上記ピストン(12)
によって区画される室(18)の壁部を貫通してオリフ
ィス(20)が形成されており、上記切換弁(30)
は、第1ポート(31)が連通管(28)を介して上記
室(18)へ接続されており、第2ポート(37)が被
計測液体の吸入元(32)へ連通可能であり、第1位置
(38)において上記第1ポート(31)及び第2ポー
ト(37)間を連通し、第2位置(40)において上記
第1ポート(31)及び第2ポート(37)間を遮断す
るように切換可能であり、上記定速度往復駆動装置(4
4)は、上記ピストンロッド(14)を一定速度で軸方
向に駆動可能であり、上記制御装置(48)は、上記定
速度往復駆動装置(44)の駆動速度を設定可能である
とともに上記切換弁(30)及び上記定速度往復駆動装
置(44)が所定の動作順序で動作するように制御可能
であり、上記圧力計測装置(46)によって測定された
上記室(18)の圧力値に基づいて被計測液体のMIが
算出されるものとすることもできる。また、シリンダ
(10)、切換弁(30)及び各連通管(28)に温度
制御可能な加熱装置を設けたものとしてもよい。なお、
かっこ内の符号は実施例の対応する部材を示す。
【0007】
【作用】切換弁の第2ポートを被計測液体の吸入元へ連
通した状態で、まず、切換弁の第1位置においてピスト
ンをシリンダ内から引き出すと、シリンダの室の容積が
増加して内部圧力が負圧に低下する。被計測液体の吸入
元である稼働中の装置あるいは貯蔵容器は通常高圧状態
にあるため、被計測液体の吸入元から室へ被計測液体が
吸入されて流入する。この際、各連通管は流動抵抗が小
さく、オリフィスは流動抵抗が大きい、また、被計測液
体の吸入元の高い圧力により被計測液体が容易にかつ迅
速に流入するので、オリフィスにおける吸引現象はほと
んど起こらない。また、ピストンを完全に引き出した
後、しばらく被計測液体の吸入元と室とを連通状態に保
持しておくことにより、室を被計測液体で完全に充満さ
せることができる。次に、切換弁の第2位置においてピ
ストンを押し込むと、室の容積が減少して内部圧力が上
昇する。したがって、室からオリフィスを経由して被計
測液体が吐き出されて、外部へ流出する。以上のよう
に、ピストンの往復動作を繰り返すことにより、被計測
液体は被計測液体の吸入元からピストンヘッド側室、オ
リフィス、外部へと順次流動していく。オリフィスを通
過する被計測液体については、JIS K7210に基
づいてMIが求められる。また、計測条件を任意に設定
することにより、疑似MIすなわち、JIS規定条件と
異なる計測条件における流出速度が求められる。さら
に、計測条件を任意の一定値にした状態で、継続して流
出速度あるいは体積流量を計測することにより、計測結
果、すなわち、疑似MIの変化からMIの変化が推測さ
れる。ピストンの駆動に際して、一定力で駆動すると同
時に移動速度を計測することにより、被計測液体のMI
あるいは疑似MIを求めることができる。すなわち、駆
動力とピストンの作用面積とから被計測液体の吐出圧力
が、移動速度とピストンの作用面積とから被計測液体の
体積流量が、それぞれ求められることにより、疑似MI
が求められる。この際、吐出圧力がJISの規定圧力で
あれば、あらかじめ求められている被計測液体の単位体
積重量により、あるいは、吐き出された被計測液体から
単位体積重量を計測することにより、MIが求められ
る。この場合、移動速度だけが変数であるので、MIあ
るいは疑似MIは移動速度を計測することにより、一義
的に求めることができる。また、ピストンの駆動に際
し、一定の移動速度で駆動すると同時にピストンヘッド
側室の被計測液体圧力を計測することにより被計測液体
のMIあるいは疑似MIが求められる。すなわち、室の
被計測液体圧力から被計測液体の吐出圧力が、移動速度
とピストンの作用面積とから被計測液体の体積流量が、
それぞれ求められ、MIあるいは疑似MIが求められ
る。この場合、室の被計測液体圧力だけが変数であるの
で、MIあるいは疑似MIは室の被計測液体圧力を計測
することにより、一義的に求めることができる。
【0008】装置の構成においては、シリンダは、ピス
トンが引き出されるときに室に被計測液体を吸引し、ピ
ストンが押し込まれるときに室から被計測液体を吐出す
る。オリフィスは、室から吐出先へ流動する被計測液体
に流動抵抗を発生させる。切換弁は、第1位置と第2位
置とを切換えることにより、被計測液体の吸入元と室と
の連通状態と遮断状態とを切換える。各連通管は、被計
測液体の吸入元と室との間を連通して被計測液体を流動
させる流路となり、途中に切換弁を介在させている。往
復駆動装置は、ピストンロッドをあらかじめ設定された
一定力でシリンダの軸方向に駆動する。速度計測装置
は、ピストンロッドの駆動に際し、シリンダに対するピ
ストンロッドの相対速度を計測する。制御装置は、往復
駆動装置の駆動力をあらかじめ設定することによりピス
トンロッドの押込力を制御し、切換弁の第1位置の状態
でピストンロッドを引き出し、第2位置の状態で押し込
むように、切換弁の切換とピストンロッドの駆動とを関
連付けて往復駆動装置及び切換弁を制御し、速度計測装
置によって計測されたピストンロッドの移動速度値や設
定値などから、あらかじめ設定されている計算式により
MIあるいは疑似MIを演算する。また、定速度往復駆
動装置は、あらかじめ設定された一定速度でピストンロ
ッドを軸方向に駆動する。圧力計測装置は、被計測液体
がオリフィスを通過する際の室における被計測液体の圧
力を計測する。定速度往復駆動装置及び圧力計測装置を
構成要素とする場合の制御装置は、定速度往復駆動装置
の駆動速度をあらかじめ設定することにより、ピストン
ロッドの移動速度を制御し、切換弁の第1位置の状態で
ピストンロッドを引き出し、第2位置の状態でピストン
ロッドを押し込むように、切換弁の切換とピストンロッ
ドの駆動とを関連づけて定速度往復駆動装置及び切換弁
を制御し、圧力計測装置によって計測された被計測液体
圧力値や設定値などから、あらかじめ設定されている計
算式によりMIあるいは疑似MIを演算する。加熱装置
は、計測装置を規定温度を含む任意の設定温度に加熱
し、被計測液体を一定した計測温度状態に保持する。こ
れにより、100℃を越える高温の被計測液体に対し、
周囲の変化に影響されることなく所定の温度状態が確保
され、安定した計測が行われるため、信頼性の高い計測
結果が得られる。
【0009】
【実施例】図1に本発明の第1実施例を示す。溶融樹脂
(被計測液体)を流動可能なシリンダ10には、これに
はめ合わされたピストン12の前方にピストンヘッド側
室18(室)が形成されている。ピストンヘッド側室1
8の先端壁部を貫通してオリフィス20が形成されてい
る。図1において、オリフィス20の下方には吐出され
た溶融樹脂を受け取る排出容器21が設けられている。
シリンダ10には、連結部材22によって定押込力往復
駆動装置24(往復駆動装置)が取り付けられている。
定押込力往復駆動装置24はシリンダ10から突出して
いるピストンロッド14を軸方向に駆動可能に保持して
おり、溶融樹脂の流動力を発生させるためにピストンロ
ッド14を一定力で押込み可能である。定押込力往復駆
動装置24のピストンロッド14保持部付近には、押込
速度計測装置26(速度計測装置)が取り付けられてい
る。押込速度計測装置26は直線速度を計測する装置で
あり、ピストンロッド14の押込速度を計測可能であ
る。シリンダ10は、これのピストンヘッド側室18が
第1連通管28(連通管)を介して切換弁30の第1ポ
ート31に接続されている。切換弁30は、2つのポー
トを有する2位置切換弁であり、溶融樹脂の流路の連通
と遮断とを切換え可能である。樹脂処理装置32(被計
測液体の吸入元)は、これの出口34が第2連通管36
を介して切換弁30の第2ポート37に接続されてい
る。定押込力往復駆動装置24、押込速度計測装置26
及び切換弁30は、これら全体の動作を制御可能な制御
装置42と接続されている。制御装置42は、図示して
いない設定部、検出部、演算部、駆動部及び出力部を有
しており、上記各装置との間で制御信号及びデータ信号
の交信が可能であるとともに、MIあるいは疑似MIの
演算が可能である。
【0010】次に、本実施例の動作について説明する。
制御装置42においてピストンロッド14の駆動力をあ
らかじめ所定値に設定しておく。これにより、定押込力
往復駆動装置24の駆動力は、所定の大きさに制御可能
となる。シリンダ10のピストンロッド14が最も押し
込まれた位置にあり、ピストンヘッド側室18には溶融
樹脂がない状態の場合において、まず、切換弁30を第
1位置38に切換える。これにより、樹脂処理装置32
の出口34が第2連通管36及び第1連通管28を経由
してピストンヘッド側室18に連通する。次に、定押込
力往復駆動装置24によってピストンロッド14をシリ
ンダ内から引き出す。これにより、樹脂処理装置32の
出口34からピストンヘッド側室18へ溶融樹脂が流入
する。定押込力往復駆動装置24はピストンロッド14
を最も引き出した時点で停止する。これにより、ピスト
ンヘッド側室18にはこれが充満されるまで樹脂処理装
置32から新しい溶融樹脂が吸入される。次に、切換弁
30を第2位置40に切換える。これにより、第2連通
管36と第1連通管28とが遮断されて、出口34とピ
ストンヘッド側室18との連通状態は遮断される。次
に、定押込力往復駆動装置24によりピストンロッド1
4を所定の押込力でシリンダ内に押し込むとともに、押
込速度計測装置26を作動させる。これにより、ピスト
ンヘッド側室18の溶融樹脂は、オリフィス20を経由
して外部へ吐き出され、排出容器21に収容される。こ
のとき、溶融樹脂はオリフィス20を通過する際に、粘
度に比例する流動抵抗を受ける。このため、ピストンロ
ッド14は粘度に反比例する速度で押し込まれる。この
ピストンロッド14の押込速度は押込速度計測装置26
によって計測され、制御装置42へ送信される。制御装
置42では、この計測データを基にMIあるいは疑似M
Iが演算される。すなわち、ピストンロッド14の押込
速度とピストン12のピストンヘッド側室18側の表面
積とから溶融樹脂の体積流量qが求められ、このqと溶
融樹脂の単位体積重量とからMIあるいは疑似MIが求
められる。ピストンロッド14を最も押し込んだ時点で
定押込力往復駆動装置24は停止する。このとき、ピス
トンヘッド側室18内の溶融樹脂はすべて吐出されてい
る。この後、切換弁30は第1位置38に切換えられ、
上記のその後の動作を順次繰り返す。
【0011】図2に第2実施例を示す。これは、図1に
示される第1実施例の定押込力往復駆動装置24及び押
込速度計測装置26の代わりに、一定の押込速度でピス
トンロッド14を押込可能な定押込速度往復駆動装置4
4(定速度往復駆動装置)を設け、ピストンヘッド側室
18に溶融樹脂の圧力を計測する圧力計測装置46を設
け、制御装置42の代わりに、定押込速度往復駆動装置
44及び圧力計測装置46との間で制御信号及びデータ
信号を交信可能な制御装置48を設けたものであり、そ
の他の構成要素は第1実施例と同様である。
【0012】次に、第2実施例の動作について説明す
る。定押込速度往復駆動装置44のピストンロッド14
の駆動速度を所定値に設定すること、及び圧力計測装置
46によって溶融樹脂がオリフィス20から吐き出され
る際のピストンヘッド側室18の溶融樹脂の圧力を計測
して、この計測データを制御装置48に送信すること、
を除いては、基本的な動作は第1実施例と同様である。
制御装置48では、MIあるいは疑似MIを演算する。
すなわち、あらかじめ設定されているピストンロッドの
駆動速度とピストン12のピストンヘッド側室18側の
表面積とからqが求められ、このqと溶融樹脂の単位体
積重量とからMIあるいは疑似MIが求められる。
【0013】なお、シリンダ10、切換弁30、連通管
28及び36にれぞれ温度制御可能な加熱装置を設ける
と、溶融樹脂の温度を所定の温度に安定して保持するこ
とができる。また、上記実施例においては、オリフィス
20をピストンヘッド側室18の先端壁部を貫通して形
成しているが、これに限るものではなく、側筒壁部を貫
通して形成してもよい。また、上記実施例では溶融樹脂
について述べたが、これに限るものではなく、その他の
液体のMI計測についても適用することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、被計測液体を被計測液
体の吸入元からシリンダ内に吸入するとともにオリフィ
スから吐き出してMIあるいは疑似MIを計測するため
に、シリンダのピストンロッドを軸方向に駆動すること
により、被計測液体に流動力を付与する。シリンダは単
純な構造であるため、無機材料による損傷や、残留材料
による運転の不安定化への影響が大幅に改善され、材料
変更に際しても残留材料の排出が容易に且つ迅速に行え
るとともに分解組立が容易であるため、計測装置の保全
点検が容易になった。また、被計測液体の吸入動作と計
測動作とは、流路が遮断されて完全に分離されるので、
従来のように供給材料の圧力を受けながら計測部を流動
させる状態と比較して、より正確な計測が可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す図である。
【図3】従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 シリンダ 12 ピストン 14 ピストンロッド 18 ピストンヘッド側室(室) 20 オリフィス 24 定押込力往復駆動装置(往復駆動装置) 26 押込速度計測装置(速度計測装置) 28 第1連通管(連通管) 30 切換弁 38 第1位置 40 第2位置 42、48 制御装置 44 定押込速度往復駆動装置(定速度往復駆動装置) 46 圧力計測装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダにはめ合わされたピストンを一
    方向に移動させることにより、シリンダとピストンとに
    よって区画された所定の室に被計測液体を吸入し、次に
    ピストンを他方向に一定力で移動させることにより、シ
    リンダに設けられたオリフィス部から被計測液体を外部
    へ吐出し、このときのピストンロッドの移動速度を基に
    メルトインデックスを算出するメルトインデックス計測
    方法。
  2. 【請求項2】 シリンダにはめ合わされたピストンを一
    方向に移動させることにより、シリンダとピストンとに
    よって区画された所定の室に被計測液体を吸入し、次に
    ピストンを他方向に一定速度で移動させることにより、
    シリンダに設けられたオリフィス部から被計測液体を外
    部へ吐出し、このときのピストンロッドの移動速度を基
    にメルトインデックスを算出するメルトインデックス計
    測方法。
  3. 【請求項3】 シリンダ(10)と、これにはめ合わさ
    れたピストン(12)のピストンロッド(14)に連結
    された往復駆動装置(24)と、ピストンロッド(1
    4)の移動速度を測定する速度計測装置(26)と、2
    つのポート(31、37)を有する切換弁(30)と、
    連通管(28)と、制御装置(42)と、を有してお
    り、 上記シリンダ(10)には、上記ピストン(12)によ
    って区画された室(18)の壁部を貫通してオリフィス
    (20)が形成されており、上記切換弁(30)は、第
    1ポート(31)が連通管(28)を介して上記室(1
    8)へ接続されており、第2ポート(37)が被計測液
    体の吸入元(32)へ連通可能であり、第1位置(3
    8)において上記第1ポート(31)及び第2ポート
    (37)間を連通し、第2位置(40)において上記第
    1ポート(31)及び第2ポート(37)間を遮断する
    ように切換可能であり、上記往復駆動装置(24)は、
    上記ピストンロッド(14)を一定力で軸方向に駆動可
    能であり、上記制御装置(42)は、上記往復駆動装置
    (24)の駆動力を設定可能であるとともに上記切換弁
    (30)及び上記往復駆動装置(24)が所定の動作順
    序で動作するように制御可能であり、上記速度計測装置
    (26)によって測定されたピストンロッド(14)の
    移動速度値に基づいて被計測液体のメルトインデックス
    が算出されるメルトインデックス計測装置。
  4. 【請求項4】 シリンダ(10)と、これにはめ合わさ
    れたピストン(12)のピストンロッド(14)に連結
    された定速度往復駆動装置(44)と、2つのポート
    (31、37)を有する切換弁(30)と、連通管(2
    8)と、シリンダ(10)のピストンヘッド側室(1
    8)に設けられた圧力計測装置(46)と、制御装置
    (48)と、を有しており、 上記シリンダ(10)には、上記ピストン(12)によ
    って区画される室(18)の壁部を貫通してオリフィス
    (20)が形成されており、上記切換弁(30)は、第
    1ポート(31)が連通管(28)を介して上記室(1
    8)へ接続されており、第2ポート(37)が被計測液
    体の吸入元(32)へ連通可能であり、第1位置(3
    8)において上記第1ポート(31)及び第2ポート
    (37)間を連通し、第2位置(40)において上記第
    1ポート(31)及び第2ポート(37)間を遮断する
    ように切換可能であり、上記定速度往復駆動装置(4
    4)は、上記ピストンロッド(14)を一定速度で軸方
    向に駆動可能であり、上記制御装置(48)は、上記定
    速度往復駆動装置(44)の駆動速度を設定可能である
    とともに上記切換弁(30)及び上記定速度往復駆動装
    置(44)が所定の動作順序で動作するように制御可能
    であり、上記圧力計測装置(46)によって測定された
    上記室(18)の圧力値に基づいて被計測液体のメルト
    インデックスが算出されるメルトインデックス計測装
    置。
  5. 【請求項5】 シリンダ(10)、切換弁(30)及び
    各連通管(28)に温度制御可能な加熱装置を設けた請
    求項3又は4記載のMI計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101037347B1 (ko) * 2008-12-31 2011-05-26 한국항공우주연구원 항공기 속도계 점검 장치 및 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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