JPH063245A - メルトインデックス計測方法及び装置 - Google Patents

メルトインデックス計測方法及び装置

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JPH063245A
JPH063245A JP18449692A JP18449692A JPH063245A JP H063245 A JPH063245 A JP H063245A JP 18449692 A JP18449692 A JP 18449692A JP 18449692 A JP18449692 A JP 18449692A JP H063245 A JPH063245 A JP H063245A
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JP
Japan
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piston
cylinder
measured
rotation position
liquid
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JP18449692A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miyahara
洋 宮原
Hisamitsu Takagi
尚光 高木
Seiji Uda
清司 宇田
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 残留材料及び負圧による運転の不安定化や無
機材料による損傷などを改善し、在留材料の排出及び計
測装置の保全点検を容易にする。 【構成】 シリンダ10には、ピストンヘッド側室14
の先端壁部にオリフィス16が、側部に連通口36が、
設けられる。ピストン12の外径部にはピストンヘッド
側室14へ連通する溝15が形成される。溝15はシリ
ンダに対するピストン12の第1回転位置において連通
口36により開口され、第2回転位置においてシリンダ
壁面により閉口される。樹脂処理装置30の出口32は
連通管34を介して連通口36に接続される。ピストン
ロッド24は、定押込力往復駆動装置22により押込可
能に、また回転装置26により回転可能に保持される。
定押込力往復駆動装置22は、制御装置38により駆動
力及び回転装置26との動作タイミングを制御される。
ピストンロッド24の押込速度は押込速度計測装置28
により計測され、この値に基づいて制御装置38はMI
を算出可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メルトインデックス計
測方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂材料については、溶融状態における
メルトインデックス(以下、本明細書中では、「MI」
とする。なお、メルトフローインデックス:MIF、又
はメルトフローレイト:MFRとも称される)、すなわ
ち、規定試験条件における規定時間あたりの重量流量が
主要物性値として使用されており、従来のMI計測装置
として、固体樹脂を加熱溶融し、規定温度の溶融樹脂を
規定圧力でオリフィスから押し出し、規定時間における
押出重量(流出速度)を求めるものがある(JIS K
6900及びK7210による)。しかしながら、稼働
中の装置内あるいは貯蔵容器内の溶融樹脂のMIを計測
する場合、正規のMI計による計測方法では、溶融樹脂
を一度細粒状に固化した後、規定温度に再溶融しなけれ
ばならず、採取してからMIが得られるまでに10分単
位の所要時間が必要である。それゆえ、稼働中の装置内
あるいは貯蔵容器内において物性変化している樹脂のM
Iを即時的に得ること、さらには、MIの変化を常時監
視することにより装置の運転条件を制御することはほと
んど不可能である。
【0003】この対策として、稼働中の装置あるいは貯
蔵容器から常時少量の溶融樹脂を抜き出し、疑似的にM
Iを計測している。すなわち、図3に示されるように、
樹脂処理装置100には、これから溶融樹脂を抜き出す
ギアポンプ102が連結されており、ギアポンプ102
には、これから送られてくる溶融樹脂を大気中に押し出
すオリフィス104が連結されている。計測方法は、ギ
アポンプ102の回転を制御することにより、圧力計1
06で計測されるオリフィス104の前の溶融樹脂圧力
を規定値に保持する。オリフィス104から押し出され
た樹脂の重量を計量し、これから流出速度を計測する。
この場合、溶融樹脂は、粘着性があり、ひも状で連続的
に押し出されるため、溶融樹脂の流出速度を直接自動計
測することはできない。このため、流出速度の自動計測
をするために、ギアポンプ102の回転数から求められ
る体積流出速度と溶融樹脂の単位体積重量とから流出速
度を求めている。計測後の溶融樹脂は図示されていない
廃棄物容器などで受け取られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のMI計測方法及び装置では、次のような問題があ
る。近年、樹脂材料が多様化してその種類が非常に多く
なってきている。これは有機樹脂材料の種類が多くなっ
ていることに加えて、有機樹脂材料に種々の無機材料を
混入した樹脂材料の生産される場合が増加していること
による。また、樹脂処理装置についても、樹脂材料の種
類を頻繁に変更して運転される場合、すなわち、多種少
量処理に使用される場合が多くなっている。このような
樹脂処理装置において常時MIを計測する場合、計測装
置においても混入された無機材料に対する強度上の対
応、樹脂材料変更に対する迅速な対応が要求されてい
る。したがって、図3に示されるような精密な組立製品
であるギアポンプ102を使用した計測装置において
は、次のような不具合がある。すなわち、無機材料を混
入した樹脂材料の場合、歯面間にかみ込まれた無機材料
により歯面が損傷する。また、無機材料の塊が歯面間に
食い込むことにより、安定した正常回転ができない場合
がある。また、樹脂材料の変更時に歯底にたまった変更
前の樹脂材料を容易に除去することができない。これら
の不具合により、ギアポンプ102の運転状態が不安定
になり、正確な計測が行えなくなる。これにより、信用
できない計測結果が得られることになる。また、ギアポ
ンプ102は精密機械であるため、分解点検などの保全
が困難である。本発明は、上記課題を解決することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被計測液体の
MIの計測をシリンダによって行うことにより、上記課
題を解決する。すなわち本発明のMI計測方法は、シリ
ンダにはめ合わされたピストンをこれの第1回転位置で
一方向に移動させることにより、シリンダとピストンと
によって区画された所定の室にシリンダの第1連通口及
びピストン外周の溝を介して被計測液体を吸入し、次
に、ピストンを第1回転位置から第2回転位置までシリ
ンダに対して回転させ、ピストンを他方向に一定力で移
動させることにより、シリンダに設けられたオリフィス
部から被計測液体を外部へ吐出し、このときのピストン
ロッドの移動速度を基にMIを算出するものである。ま
た、シリンダにはめ合わされたピストンをこれの第1回
転位置で一方向に移動させることにより、シリンダとピ
ストンとによって区画された所定の室にシリンダの第1
連通口及びピストン外周の溝を介して被計測液体を吸入
し、次に、ピストンを第1回転位置から第2回転位置ま
でシリンダに対して回転させ、ピストンを他方向に一定
速度で移動させることにより、シリンダに設けられたオ
リフィス部から被計測液体を外部へ吐出し、このときの
ピストンロッドの移動速度を基にMIを算出するものと
することもできる。
【0006】また、本発明のMI計測装置は、シリンダ
(10)と、これにはめ合わされたピストン(12)の
ピストンロッド(24)に連結された往復駆動装置(2
2)と、ピストンロッド(24)の移動速度を測定する
速度計測装置(28)と、ピストン(12)を第1回転
位置及び第2回転位置間で回転可能な回転装置(26)
と、制御装置(38)と、を有しており、上記ピストン
(12)には、これの外径部にピストンによって区画さ
れた室(14)へ連通する溝(15)が軸方向に形成さ
れており、上記シリンダ(10)には、上記ピストンの
第1回転位置において上記溝(15)を開口可能な連通
口(36)が設けられているとともに上記室(14)の
壁部を貫通してオリフィス(16)が形成されており、
上記連通口(36)は被計測液体の吸入元へ連通可能で
あり、上記往復駆動装置(22)は、上記ピストンロッ
ド(24)を一定力で軸方向に駆動可能であり、上記制
御装置(38)は、上記往復駆動装置(22)の駆動力
を設定可能であるとともに上記回転装置(26)及び上
記往復駆動装置(22)が所定の動作順序で動作するよ
うに制御可能であり、上記速度計測装置(28)によっ
て測定された上記ピストンロッド(24)の移動速度値
に基づいて被計測液体のMIが算出されるものである。
また、シリンダ(10)と、これにはめ合わされたピス
トン(12)のピストンロッド(24)に連結された定
速度往復駆動装置(40)と、ピストン(12)を第1
回転位置及び第2回転位置間で回転可能な回転装置(2
6)と、ピストン(12)によって区画されたシリンダ
(10)の室(14)に設けられた圧力計測装置(4
2)と、制御装置(44)と、を有しており、上記ピス
トン(12)には、これの外径部に上記室(14)へ連
通する溝(15)が軸方向に形成されており、上記シリ
ンダ(10)には、上記ピストン(12)の第1回転位
置において上記溝(15)を開口可能な連通口(36)
が設けられているとともに上記室(14)の壁部を貫通
してオリフィス(16)が形成されており、上記連通口
(36)は被計測液体の吸入元へ連通可能であり、上記
定速度往復駆動装置(40)は、上記ピストンロッド
(24)を一定速度で軸方向に駆動可能であり、上記制
御装置(44)は、上記定速度往復駆動装置(40)の
駆動速度を設定可能であるとともに上記回転装置(2
6)及び上記定速度往復駆動装置(40)が所定の動作
順序で動作するように制御可能であり、上記圧力計測装
置(42)によって測定された上記室(14)の圧力値
に基づいて被計測液体のMIが算出されるものとするこ
ともできる。また、シリンダ(10)に温度制御可能な
加熱装置を設けたものとしてもよい。なお、かっこ内の
符号は実施例の対応する部材を示す。
【0007】
【作用】シリンダの連通口を被計測液体の吸入元へ連通
した状態で、まず、ピストンの第1回転位置においてピ
ストンをシリンダ内から引き出すと、シリンダの室の容
積が増加して内部圧力が負圧に低下する。被計測液体の
吸入元である稼働中の装置あるいは貯蔵容器は通常高圧
状態にあるため、被計測液体の吸入元から室へ被計測液
体が吸い込まれる。この際、被計測液体の吸入元と室と
を連通している連通管は流動抵抗が小さく、オリフィス
は流動抵抗が大きいので、また、被計測液体の吸入元の
高い圧力により被計測液体が容易にかつ迅速に吸い込ま
れるので、オリフィスにおける吸引現象はほとんど起こ
らない。また、ピストンを完全に引き出した後、しばら
く被計測液体の吸入元と室とを連通状態に保持しておく
ことにより、被計測液体の吸入元から室へ被計測液体が
押し込まれていき、室を被計測液体で完全に充満させる
ことができる。次に、ピストンをシリンダに対して所定
角度相対回転させた第2回転位置において、ピストンを
シリンダ内に押し込むと、室の容積が減少して内部圧力
が上昇する。したがって、被計測液体は室からオリフィ
スを経由して外部へ吐き出される。以上のように、ピス
トンロッドの往復動作を繰り返すことにより、被計測液
体は被計測液体の吸入元から室、オリフィス、外部へと
順次流動していく。オリフィスを通過する被計測液体に
ついては、JIS K7210に基づいてMIが求めら
れる。また、計測条件を任意に設定することにより、疑
似MIすなわち、JIS規定条件と異なる計測条件にお
ける流出速度が求められる。さらに、計測条件を任意の
一定値にした状態で、継続して流出速度あるいは体積流
量を計測することにより、計測結果、すなわち、疑似M
Iの変化からMIの変化が推測される。ピストンの駆動
に際して、一定力で駆動すると同時に移動速度を計測す
ることにより、被計測液体のMIあるいは疑似MIを求
めることができる。すなわち、駆動力とピストンの作用
面積とから被計測液体の吐出圧力が、また移動速度とピ
ストンの作用面積とから被計測液体の体積流量が、それ
ぞれ求められることにより、疑似MIが求められる。こ
の際、吐出圧力がJISの規定圧力であれば、あらかじ
め求められている被計測液体の単位体積重量により、あ
るいは、吐き出された被計測液体から単位体積重量を計
測することにより、MIが求められる。この場合、移動
速度だけが変数であるので、MIあるいは疑似MIはピ
ストンの移動速度を計測することにより、一義的に求め
ることができる。また、ピストンの駆動に際し、一定の
移動速度で駆動すると同時に室の被計測液体圧力を計測
することにより被計測液体のMIあるいは疑似MIが求
められる。すなわち、室の被計測液体圧力から被計測液
体の吐出圧力が、また移動速度とピストンの作用面積と
から被計測液体の体積流量が、それぞれ求められ、MI
あるいは疑似MIが求められる。この場合、室の被計測
液体圧力だけが変数であるので、MIあるいは疑似MI
は室の被計測液体圧力を計測することにより、一義的に
求めることができる。
【0008】装置の構成においては、シリンダは、ピス
トンを引き出すときに室に被計測液体を吸い込み、ピス
トンを押し込むときに室から被計測液体を吐き出す。オ
リフィスは、室から吐出先へ流動する被計測液体に流動
抵抗を発生させる。連通管は、被計測液体の吸入元と室
との間を連通して被計測液体を流動させる流路となる。
往復駆動装置は、ピストンロッドをあらかじめ設定され
た一定力でシリンダの軸方向に駆動する。速度計測装置
は、ピストンロッドの駆動に際し、シリンダに対するピ
ストンロッドの相対速度を計測する。回転装置は、ピス
トンロッドを回転させることにより、ピストンをシリン
ダに対して第1回転位置及び第2回転位置間で相対回転
し、ピストンヘッド側室と被計測液体の吸入元との間を
連通する状態と遮断する状態とを切換える。制御装置
は、往復駆動装置の駆動力をあらかじめ設定することに
よりピストンロッドの駆動力を一定に制御する。また、
制御装置は、ピストンの第1回転位置の状態でピストン
ロッドを引き出し、第2回転位置の状態でピストンロッ
ドを押し込むように、回転装置によるピストンの第1回
転位置及び第2回転位置間の切換えと、往復駆動装置に
よるピストンロッドの押込み及び引出しの動作と、を関
連付けてこれらを制御する。また、制御装置は、速度計
測装置によって計測されたピストンロッドの移動速度値
や設定値などから、あらかじめ設定されている計算式に
よりMIあるいは疑似MIを演算可能である。定速度往
復駆動装置は、あらかじめ設定された一定速度でピスト
ンロッドを軸方向に駆動する。圧力計測装置は、被計測
液体がオリフィスを通過する際のピストンヘッド側室に
おける被計測液体の圧力を計測する。定速度往復駆動装
置及び圧力計測装置を構成要素とする場合の制御装置
は、定速度往復駆動装置の移動速度をあらかじめ設定す
ることにより、ピストンロッドの移動速度を制御する。
また、制御装置は、ピストンの第1回転位置の状態でピ
ストンロッドを引き出し、第2回転位置の状態でピスト
ンロッドを押し込むように、回転装置によるピストンの
第1回転位置及び第2回転位置間の切換えと、定速度往
復駆動装置によるピストンロッドの押込み及び引出しの
動作と、を関連づけてこれらを制御する。また、制御装
置は、圧力計測装置によって計測された被計測液体圧力
値や設定値などから、あらかじめ設定されている計算式
によりMIあるいは疑似MIを演算する。加熱装置は、
計測装置を規定温度を含む任意の設定温度に加熱し、被
計測液体を一定した計測温度状態に保持する。これによ
り、100℃を越える高温の被計測液体に対し、周囲の
変化に影響されることなく所定の温度状態が確保され、
安定した計測が行われるため、信頼性の高い計測結果が
得られる。
【0009】
【実施例】図1に本発明の第1実施例を示す。溶融樹脂
(被計測液体)を流動可能なシリンダ10には、これに
はめ合わされたピストン12の前方にピストンヘッド側
室14(室)が形成されている。ピストン12の外径部
にはピストンヘッド側室14へ連通する後述の溝15が
軸方向に形成されている。ピストンヘッド側室14の先
端壁部を貫通してオリフィス16が形成されている。図
1において、オリフィス16の下方には吐出された溶融
樹脂を受け取る排出容器18が設けられている。シリン
ダ10には、連結部材20によって定押込力往復駆動装
置22(往復駆動装置)が取り付けられている。定押込
力往復駆動装置22はシリンダ10から突出しているピ
ストンロッド24を軸方向に駆動可能に保持しており、
溶融樹脂の流動力を発生させるためにピストンロッド2
4を一定力で押込み可能である。定押込力往復駆動装置
22のピストンロッド24保持部付近には、回転装置2
6が取り付けられている。回転装置26はピストンロッ
ド24を第1回転位置及び第2回転位置間でシリンダに
対して相対回転可能である。定押込力往復駆動装置22
のピストンロッド24保持部付近には、押込速度計測装
置28(速度計測装置)も取り付けられている。押込速
度計測装置28は直線速度を計測する装置であり、ピス
トンロッド24の押込速度を計測可能である。樹脂処理
装置30(被計測液体の吸入元)は、これの出口32が
連通管34を介しピストンヘッド側室14と連通可能な
後述の連通口36に接続されている。定押込力往復駆動
装置22、回転装置26及び押込速度計測装置28は、
これら全体の動作を制御可能な制御装置38と接続され
ている。制御装置38は、図示していない設定部、検出
部、演算部、駆動部及び出力部を有しており、上記各装
置との間で制御信号及びデータ信号の交信が可能である
とともに、MIあるいは疑似MIの演算が可能である。
【0010】図2に図1の2−2断面図を示す。ピスト
ン12は第1回転位置において、これの溝15が連通口
36により開口される。ピストン12は第1回転位置か
ら回転角度θ反時計方向にシリンダに対して相対回転し
た第2回転位置において、これの溝15がシリンダの壁
面により閉口される。
【0011】次に、本実施例の動作について説明する。
制御装置38においてピストンロッド24の押込力をあ
らかじめ所定値に設定しておく。これにより、定押込力
往復駆動装置22の駆動力は、所定の大きさに制御可能
となる。ピストン12が第2回転位置の状態であるとと
もにピストンロッド24が最も押し込まれた位置にあ
り、ピストンヘッド側室14には溶融樹脂がない状態の
場合において、まず、回転装置26によりピストンロッ
ド24を回転させて、ピストン12を第1回転位置の状
態にする。これにより、樹脂処理装置30の出口32が
連通管34、連通口36及び溝15を経由してピストン
ヘッド側室14に連通する。次に、定押込力往復駆動装
置22によってピストンロッド24をシリンダ内から引
き出す。これにより、樹脂処理装置30の出口32から
ピストンヘッド側室14へ溶融樹脂が吸い込まれる。定
押込力往復駆動装置22はピストンロッド24を最も引
き出した時点で停止する。これにより、ピストンヘッド
側室14にはこれが充満されるまで樹脂処理装置30か
ら新しい溶融樹脂が吸い込まれる。次に、回転装置26
によりピストンロッド24を回転角度θ反時計方向に回
転させて、ピストン12を図2に示される第2回転位置
の状態にする。これにより、溝15と連通口36とは遮
断される。次に、定押込力往復駆動装置22によりピス
トンロッド24を所定の押込力でシリンダ内に押し込む
とともに、押込速度計測装置28を作動させる。これに
より、ピストンヘッド側室14の溶融樹脂は、オリフィ
ス16を経由して外部へ吐き出され、排出容器18に収
容される。このとき、溶融樹脂はオリフィス16を通過
する際に、粘度に比例する流動抵抗を受ける。このた
め、ピストンロッド24は粘度に反比例する速度で押し
込まれる。このピストンロッド24の押込速度は押込速
度計測装置28によって計測され、制御装置38へ送信
される。制御装置38では、この計測データを基にMI
あるいは疑似MIが演算される。すなわち、ピストンロ
ッド24の押込速度とピストン12のピストンヘッド側
室14側の表面積とから溶融樹脂の体積流量qが求めら
れ、このqと溶融樹脂の単位体積重量とからMIあるい
は疑似MIが求められる。ピストンロッド24を最も押
し込んだ時点で定押込力往復駆動装置22は停止する。
このとき、ピストンヘッド側室14内の溶融樹脂はすべ
て吐き出されている。この後、回転装置26によりピス
トンロッド24を回転角度θ時計方向に回転させて、ピ
ストン12を第1回転位置の状態にし、上記のその後の
動作を順次繰り返す。
【0012】図3に第2実施例を示す。これは、図1に
示される第1実施例の定押込力往復駆動装置22及び押
込速度計測装置28の代わりに、一定の駆動速度でピス
トンロッド24を押込可能な定押込速度往復駆動装置4
0(定速度往復駆動装置)を設け、ピストンヘッド側室
14に溶融樹脂の圧力を計測する圧力計測装置42を設
け、制御装置38の代わりに、定押込速度往復駆動装置
40、回転装置26及び圧力計測装置42との間で制御
信号及びデータ信号を交信可能な制御装置44を設けた
ものであり、その他の構成要素は第1実施例と同様であ
る。
【0013】次に、第2実施例の動作について説明す
る。定押込速度往復駆動装置40のピストンロッド24
の駆動速度を所定値に設定すること、及び圧力計測装置
42によって溶融樹脂がオリフィス16から押し出され
る際のピストンヘッド側室14の溶融樹脂の圧力を計測
して、この計測データを制御装置44に送信すること、
を除いては、基本的な動作は第1実施例と同様である。
制御装置44では、MIあるいは疑似MIを演算する。
すなわち、あらかじめ設定されているピストンロッドの
駆動速度とピストン12のピストンヘッド側室14側の
表面積とからqが求められ、このqと溶融樹脂の単位体
積重量とからMIあるいは疑似MIが求められる。
【0014】なお、シリンダ10及び連通管34にれぞ
れ温度制御可能な加熱装置を設けると、溶融樹脂の温度
を所定の温度に安定して保持することができる。また、
上記実施例においては、オリフィス16をピストンヘッ
ド側室14の先端壁部を貫通して形成しているが、これ
に限るものではなく、側筒壁部を貫通して形成してもよ
い。また、上記実施例では溶融樹脂について述べたが、
これに限るものではなく、その他の液体のMI計測につ
いても適用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、被計測液体を被計測液
体の吸入元からシリンダ内に吸入するとともにオリフィ
スから吐出してMIあるいは疑似MIを計測するため
に、シリンダのピストンロッドを軸方向に駆動すること
により、被計測液体に流動力を付与する。シリンダは単
純な構造であるため、無機材料による損傷や、残留材料
による運転の不安定化への影響が大幅に改善され、材料
変更に際しても残留材料の排出が容易に且つ迅速に行え
るとともに分解組立が容易であるため、計測装置の保全
点検が容易になった。また、被計測液体の吸入動作と計
測動作とは、流路が遮断されて完全に分離されるので、
従来のように供給材料の圧力を受けながら計測部を流動
させる状態と比較して、より正確な計測が可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す図である。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 シリンダ 12 ピストン 14 ピストンヘッド側室(室) 15 溝 16 オリフィス 22 定押込力往復駆動装置(往復駆動装置) 24 ピストンロッド 26 回転装置 28 押込速度計測装置(速度計測装置) 30 樹脂処理装置(被計測液体の吸入元) 36 連通口 38、44 制御装置 40 定押込速度往復駆動装置(定速度往復駆動装置) 42 圧力計測装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダにはめ合わされたピストンをこ
    れの第1回転位置で一方向に移動させることにより、シ
    リンダとピストンとによって区画された所定の室にシリ
    ンダの第1連通口及びピストン外周の溝を介して被計測
    液体を吸入し、次に、ピストンを第1回転位置から第2
    回転位置までシリンダに対して回転させ、ピストンを他
    方向に一定力で移動させることにより、シリンダに設け
    られたオリフィス部から被計測液体を外部へ吐出し、こ
    のときのピストンロッドの移動速度を基にメルトインデ
    ックスを算出するメルトインデックス計測方法。
  2. 【請求項2】 シリンダにはめ合わされたピストンをこ
    れの第1回転位置で一方向に移動させることにより、シ
    リンダとピストンとによって区画された所定の室にシリ
    ンダの第1連通口及びピストン外周の溝を介して被計測
    液体を吸入し、次に、ピストンを第1回転位置から第2
    回転位置までシリンダに対して回転させ、ピストンを他
    方向に一定速度で移動させることにより、シリンダに設
    けられたオリフィス部から被計測液体を外部へ吐出し、
    このときのピストンロッドの移動速度を基にメルトイン
    デックスを算出するメルトインデックス計測方法。
  3. 【請求項3】 シリンダ(10)と、これにはめ合わさ
    れたピストン(12)のピストンロッド(24)に連結
    された往復駆動装置(22)と、ピストンロッド(2
    4)の移動速度を測定する速度計測装置(28)と、ピ
    ストン(12)を第1回転位置及び第2回転位置間で回
    転可能な回転装置(26)と、制御装置(38)と、を
    有しており、 上記ピストン(12)には、これの外径部にピストンに
    よって区画された室(14)へ連通する溝(15)が軸
    方向に形成されており、上記シリンダ(10)には、上
    記ピストンの第1回転位置において上記溝(15)を開
    口可能な連通口(36)が設けられているとともに上記
    室(14)の壁部を貫通してオリフィス(16)が形成
    されており、上記連通口(36)は被計測液体の吸入元
    へ連通可能であり、上記往復駆動装置(22)は、上記
    ピストンロッド(24)を一定力で軸方向に駆動可能で
    あり、上記制御装置(38)は、上記往復駆動装置(2
    2)の駆動力を設定可能であるとともに上記回転装置
    (26)及び上記往復駆動装置(22)が所定の動作順
    序で動作するように制御可能であり、上記速度計測装置
    (28)によって測定された上記ピストンロッド(2
    4)の移動速度値に基づいて被計測液体のメルトインデ
    ックスが算出されるメルトインデックス計測装置。
  4. 【請求項4】 シリンダ(10)と、これにはめ合わさ
    れたピストン(12)のピストンロッド(24)に連結
    された定速度往復駆動装置(40)と、ピストン(1
    2)を第1回転位置及び第2回転位置間で回転可能な回
    転装置(26)と、ピストン(12)によって区画され
    たシリンダ(10)の室(14)に設けられた圧力計測
    装置(42)と、制御装置(44)と、を有しており、 上記ピストン(12)には、これの外径部に上記室(1
    4)へ連通する溝(15)が軸方向に形成されており、
    上記シリンダ(10)には、上記ピストン(12)の第
    1回転位置において上記溝(15)を開口可能な連通口
    (36)が設けられているとともに上記室(14)の壁
    部を貫通してオリフィス(16)が形成されており、上
    記連通口(36)は被計測液体の吸入元へ連通可能であ
    り、上記定速度往復駆動装置(40)は、上記ピストン
    ロッド(24)を一定速度で軸方向に駆動可能であり、
    上記制御装置(44)は、上記定速度往復駆動装置(4
    0)の駆動速度を設定可能であるとともに上記回転装置
    (26)及び上記定速度往復駆動装置(40)が所定の
    動作順序で動作するように制御可能であり、上記圧力計
    測装置(42)によって測定された上記室(14)の圧
    力値に基づいて被計測液体のメルトインデックスが算出
    されるメルトインデックス計測装置。
  5. 【請求項5】 シリンダ(10)に温度制御可能な加熱
    装置を設けた請求項3又は4記載のメルトインデックス
    計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116952775A (zh) * 2023-09-19 2023-10-27 常州市星云润滑材料有限公司 一种化工材料用熔融指数测试装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116952775A (zh) * 2023-09-19 2023-10-27 常州市星云润滑材料有限公司 一种化工材料用熔融指数测试装置
CN116952775B (zh) * 2023-09-19 2023-12-08 常州市星云润滑材料有限公司 一种化工材料用熔融指数测试装置

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