JPH06326182A - 円盤状物品用キャリア及びこれを用いた自動搬送装置 - Google Patents
円盤状物品用キャリア及びこれを用いた自動搬送装置Info
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- JPH06326182A JPH06326182A JP11332893A JP11332893A JPH06326182A JP H06326182 A JPH06326182 A JP H06326182A JP 11332893 A JP11332893 A JP 11332893A JP 11332893 A JP11332893 A JP 11332893A JP H06326182 A JPH06326182 A JP H06326182A
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- carrier
- disc
- shaped article
- disk
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 半導体ウエハをキャリアに収納して、その内
部で固定すること。 【構成】 この発明のキャリア1Aは、ウエハSの出し
入れができる開口部7を有する本体2に複数枚のウエハ
Sを収納した状態で、その本体2の前記開口部7付近
に、収納された各ウエハSに当接してそれらを固定する
押圧部材13、14を設け、またその押圧部材13、1
4の解除機構40を本体2に組み込んだ構成を採ってい
る。 【効果】 異常振動によるウエハピッチングまたはクラ
ックの発生を防止でき、キャリアとその中に収納されて
いるウエハとの位置的な相関関係が保たれているため、
不良の解析に有効であり、またキャリアからのウエハの
飛び出しがない。
部で固定すること。 【構成】 この発明のキャリア1Aは、ウエハSの出し
入れができる開口部7を有する本体2に複数枚のウエハ
Sを収納した状態で、その本体2の前記開口部7付近
に、収納された各ウエハSに当接してそれらを固定する
押圧部材13、14を設け、またその押圧部材13、1
4の解除機構40を本体2に組み込んだ構成を採ってい
る。 【効果】 異常振動によるウエハピッチングまたはクラ
ックの発生を防止でき、キャリアとその中に収納されて
いるウエハとの位置的な相関関係が保たれているため、
不良の解析に有効であり、またキャリアからのウエハの
飛び出しがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、円盤状物品用キャリ
ア、特に半導体ウエハ用キャリア(以下、単に「キャリ
ア」と記す)に関し、円盤状物品の一つである半導体ウ
エハ(以下、単に「ウエハ」と記す)をキャリアに収納
して搬送する場合に生じる振動などを防止できる手段を
備えたキャリアに関するものである。
ア、特に半導体ウエハ用キャリア(以下、単に「キャリ
ア」と記す)に関し、円盤状物品の一つである半導体ウ
エハ(以下、単に「ウエハ」と記す)をキャリアに収納
して搬送する場合に生じる振動などを防止できる手段を
備えたキャリアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、円盤状物品の一つとしてウエハを
挙げ、そのウエハを収納し、移送するための従来技術の
キャリアの構成を図7乃至図9を用いて説明する。図7
は従来技術のキャリアの上面図であり、図8は図7に示
したキャリアの正面図であり、そして図9は図7に示し
たキャリアの側面図である。
挙げ、そのウエハを収納し、移送するための従来技術の
キャリアの構成を図7乃至図9を用いて説明する。図7
は従来技術のキャリアの上面図であり、図8は図7に示
したキャリアの正面図であり、そして図9は図7に示し
たキャリアの側面図である。
【0003】これらの図において、符号1は全体として
キャリアを指す。通常、このキャリア1の本体2は、相
対する側壁3、4(図9)と、これらを平行に支持して
いるH型形状の支持側板5とこれと相対する四辺形の支
持側板6(図8)とから構成されており、これらの側壁
3、4及び支持側板5、6とで、それらの上方にウエハ
Sを出し入れできる開口7が形成されている。
キャリアを指す。通常、このキャリア1の本体2は、相
対する側壁3、4(図9)と、これらを平行に支持して
いるH型形状の支持側板5とこれと相対する四辺形の支
持側板6(図8)とから構成されており、これらの側壁
3、4及び支持側板5、6とで、それらの上方にウエハ
Sを出し入れできる開口7が形成されている。
【0004】また前記側壁3、4の内面には、複数のウ
エハSが互いに平行に収納できるように、楔形状の案内
溝8が複数形成されている(図7)。そしてこれらの案
内溝8はそれらの下端部9で終端し、収納されたウエハ
Sが下方に落下しないような構造に形成されている(図
8)。なお、符号10はキャリアIDである。
エハSが互いに平行に収納できるように、楔形状の案内
溝8が複数形成されている(図7)。そしてこれらの案
内溝8はそれらの下端部9で終端し、収納されたウエハ
Sが下方に落下しないような構造に形成されている(図
8)。なお、符号10はキャリアIDである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構造のキャ
リア1では、単にウエハSが前記案内溝7に挿入されて
いるだけで、固定されていない。従って、キャリア1の
移送時に生じる異常振動によりウエハチッピングやクラ
ックが発生することがある。また、作業時のハンドリン
グミスなどにより、ウエハSがキャリア1内で旋回して
オリフラの位置が狂うことがあり、更にまた、これは最
悪であるが、落下することもある。この発明はこのよう
な諸問題を解決することを課題とするものである。
リア1では、単にウエハSが前記案内溝7に挿入されて
いるだけで、固定されていない。従って、キャリア1の
移送時に生じる異常振動によりウエハチッピングやクラ
ックが発生することがある。また、作業時のハンドリン
グミスなどにより、ウエハSがキャリア1内で旋回して
オリフラの位置が狂うことがあり、更にまた、これは最
悪であるが、落下することもある。この発明はこのよう
な諸問題を解決することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、この発明のウエ
ハの収納用キャリアは、ウエハの出し入れができる開口
部を有するキャリア本体に同一の直径の複数枚の円盤状
物品を収納した状態で、そのキャリアの前記開口部付近
に、収納された各ウエハに当接してそれらを固定する押
圧部材を設け、またその押圧部材のロック機構をキャリ
ア本体に組み込んだ。
ハの収納用キャリアは、ウエハの出し入れができる開口
部を有するキャリア本体に同一の直径の複数枚の円盤状
物品を収納した状態で、そのキャリアの前記開口部付近
に、収納された各ウエハに当接してそれらを固定する押
圧部材を設け、またその押圧部材のロック機構をキャリ
ア本体に組み込んだ。
【0007】更に、キャリアが或るウエハの処理装置に
セットされた時、この処理装置の解除機構により前記押
圧部材が自動的に開放状態にされ、この状態で必要枚数
のウエハがこのキャリアに収納され、収納が完了し、そ
してこのようなウエハが収納されたキャリアを前記ウエ
ハの処理装置からリリースする時、前記押圧部材が前記
解除機構との係合が解除されて、前記押圧部材が前記ウ
エハを自動的に押圧、固定できる構成を採った。
セットされた時、この処理装置の解除機構により前記押
圧部材が自動的に開放状態にされ、この状態で必要枚数
のウエハがこのキャリアに収納され、収納が完了し、そ
してこのようなウエハが収納されたキャリアを前記ウエ
ハの処理装置からリリースする時、前記押圧部材が前記
解除機構との係合が解除されて、前記押圧部材が前記ウ
エハを自動的に押圧、固定できる構成を採った。
【0008】更にまた、複数枚のウエハが押圧部材によ
り押圧、固定され、収納された状態のキャリアが、ウエ
ハの処理装置にセットされた時、前記各ウエハの前記押
圧部材による押圧が自動的に解除される構成を採った。
り押圧、固定され、収納された状態のキャリアが、ウエ
ハの処理装置にセットされた時、前記各ウエハの前記押
圧部材による押圧が自動的に解除される構成を採った。
【0009】従って、前記の各構成を採ったことによ
り、キャリアが或るウエハの処理装置にセットされた
時、この処理装置の解除機構により前記押圧部材が自動
的に開放状態にされ、この状態で必要枚数のウエハがこ
のキャリアに収納され、必要枚数のウエハの収納が完了
し、次工程の他のウエハの処理装置に搬送する時、前記
押圧部材が前記解除機構との係合が解除されて、前記押
圧部材が前記ウエハを押圧、固定し、このように収納さ
れた各ウエハを固定した状態のキャリアが搬送されて前
記次工程の他のウエハの処理装置にセットされた時、こ
の処理装置の解除機構により前記押圧部材が自動的に開
放状態にされ、この状態で収納されているウエハをこの
キャリアから取り出せるウエハの自動搬送装置を構成す
ることができる。この発明はこのような各手段を用いる
ことにより、前記課題を解決することができた。
り、キャリアが或るウエハの処理装置にセットされた
時、この処理装置の解除機構により前記押圧部材が自動
的に開放状態にされ、この状態で必要枚数のウエハがこ
のキャリアに収納され、必要枚数のウエハの収納が完了
し、次工程の他のウエハの処理装置に搬送する時、前記
押圧部材が前記解除機構との係合が解除されて、前記押
圧部材が前記ウエハを押圧、固定し、このように収納さ
れた各ウエハを固定した状態のキャリアが搬送されて前
記次工程の他のウエハの処理装置にセットされた時、こ
の処理装置の解除機構により前記押圧部材が自動的に開
放状態にされ、この状態で収納されているウエハをこの
キャリアから取り出せるウエハの自動搬送装置を構成す
ることができる。この発明はこのような各手段を用いる
ことにより、前記課題を解決することができた。
【0010】
【作用】従って、この発明のウエハ収納用キャリア及び
これを用いた自動搬送装置は複数枚のウエハをキャリア
内に確実に固定できるので、そのキャリアの移送時の振
動や作業時に生じがちなキャリアの旋回、落下を防止す
ることができる。
これを用いた自動搬送装置は複数枚のウエハをキャリア
内に確実に固定できるので、そのキャリアの移送時の振
動や作業時に生じがちなキャリアの旋回、落下を防止す
ることができる。
【0011】
【実施例】次に、図1乃至図5を用いて、この発明のキ
ャリアを説明する。図1はこの発明のキャリアの上面図
であり、図2は図1に示したキャリアの正面図であり、
図3は図1に示したキャリアの側面図であり、図4は図
1及び図2の矢印Bで示した押圧機構の動作を説明する
ための片方の押圧機構のみを示した拡大側面図であっ
て、同図Aはウエハを押圧、固定する場合の状態あり、
同図Bはウエハの押圧、固定を解除する場合の状態であ
り、図5は図2の矢印Bで示したロック機構の動作を説
明するためのロック機構の拡大図であって、同図Aはそ
の上面図、同図Bはその正面図、そして同図Cはその側
面図であり、そして図6はこの発明のキャリアを或るウ
エハ処理装置に移載した場合のそのキャリアの前記ロッ
ク機構の解除機構を示していて、同図Aはそのロック機
構を解除している状態を示した側面図であり、同図Bは
同図Aの矢印Cで示した要部拡大である。なお、以下の
説明では、従来技術のキャリアと同一の構成部分には同
一の符号を付して、それらの部分の説明を省略する。
ャリアを説明する。図1はこの発明のキャリアの上面図
であり、図2は図1に示したキャリアの正面図であり、
図3は図1に示したキャリアの側面図であり、図4は図
1及び図2の矢印Bで示した押圧機構の動作を説明する
ための片方の押圧機構のみを示した拡大側面図であっ
て、同図Aはウエハを押圧、固定する場合の状態あり、
同図Bはウエハの押圧、固定を解除する場合の状態であ
り、図5は図2の矢印Bで示したロック機構の動作を説
明するためのロック機構の拡大図であって、同図Aはそ
の上面図、同図Bはその正面図、そして同図Cはその側
面図であり、そして図6はこの発明のキャリアを或るウ
エハ処理装置に移載した場合のそのキャリアの前記ロッ
ク機構の解除機構を示していて、同図Aはそのロック機
構を解除している状態を示した側面図であり、同図Bは
同図Aの矢印Cで示した要部拡大である。なお、以下の
説明では、従来技術のキャリアと同一の構成部分には同
一の符号を付して、それらの部分の説明を省略する。
【0012】先ず、図1乃至図5を用いて、この発明の
キャリアの構成を説明する。これらの図において、符号
1Aは全体としてこの発明のキャリア1Aを指す。この
キャリア1Aの開口7付近に在って、その本体2を構成
する側壁3、4の内面に、それらの幅方向に、かつ少な
くとも複数枚のウエハが収納できる有効幅にわたって、
即ち、前記側壁3、4の全幅よりは狭いがほぼ全幅にわ
たって、互いに平行で相対する凹溝11、12が各案内
溝8を横切るようにして形成されている(図1及び図
2)。
キャリアの構成を説明する。これらの図において、符号
1Aは全体としてこの発明のキャリア1Aを指す。この
キャリア1Aの開口7付近に在って、その本体2を構成
する側壁3、4の内面に、それらの幅方向に、かつ少な
くとも複数枚のウエハが収納できる有効幅にわたって、
即ち、前記側壁3、4の全幅よりは狭いがほぼ全幅にわ
たって、互いに平行で相対する凹溝11、12が各案内
溝8を横切るようにして形成されている(図1及び図
2)。
【0013】これらの凹溝11、12には、それらのほ
ぼ全幅にわたる押圧部材13、14が埋設されている。
これらの押圧部材13、14は前記のように前記各凹溝
11、12のほぼ全幅(凹溝11、12の幅より短い。
図1)の長さを有する偏平な板で、その各ウエハSを押
圧する押圧面15、16は曲面に形成されており(図
2)、そしてウエハSの側縁に衝撃を与えないような柔
軟な部材(図示していない)で構成されている。
ぼ全幅にわたる押圧部材13、14が埋設されている。
これらの押圧部材13、14は前記のように前記各凹溝
11、12のほぼ全幅(凹溝11、12の幅より短い。
図1)の長さを有する偏平な板で、その各ウエハSを押
圧する押圧面15、16は曲面に形成されており(図
2)、そしてウエハSの側縁に衝撃を与えないような柔
軟な部材(図示していない)で構成されている。
【0014】このような各押圧部材13、14の各両端
部は前記各凹溝11、12の側面に固定された軸17で
軸支され(図2)、前記各押圧部材13、14はこれら
の軸17を支点にして回動できるように構成されてい
る。
部は前記各凹溝11、12の側面に固定された軸17で
軸支され(図2)、前記各押圧部材13、14はこれら
の軸17を支点にして回動できるように構成されてい
る。
【0015】前記各押圧部材13、14の前記軸支され
た下端部とは反対側の上端部の上面中央部と前記各凹溝
11、12の底面との間にはそれぞれコイルバネ18、
19を介在させてあり、図4Aに示したように(側壁
3、押圧部材13のみを示した)、各コイルバネ18、
19は、通常、各押圧部材13、14をキャリア1Aの
本体2の内方に向かって押圧している。
た下端部とは反対側の上端部の上面中央部と前記各凹溝
11、12の底面との間にはそれぞれコイルバネ18、
19を介在させてあり、図4Aに示したように(側壁
3、押圧部材13のみを示した)、各コイルバネ18、
19は、通常、各押圧部材13、14をキャリア1Aの
本体2の内方に向かって押圧している。
【0016】更にまた、これらの押圧部材13、14の
中央上端先端部には、例えば、ナイロン製の強靱なケー
ブル20、21の一端が係留されていて、これらのケー
ブル20、21の他端はそれぞれ前記側壁3、4に形成
した孔22、23(図3。孔23は図示されていない)
に挿通され、それらの孔22、23の部分に設けられ
た、例えば、樹脂製のローラー24、25により下方に
方向転換され(図3)、更に、各側壁3、4の中央部に
設けられたローラー26、27(図3。ローラー27は
図示されていない)により正面方向へ水平状態に方向転
換され、更にまた、前記各側壁3、4と支持側板5との
コーナーに配置されたローラー28、29(図1〜図
3)により方向転換されて、支持側板5の中央部に導か
れ、この中央部に少々の間隔を開けて平行に配置された
一対のローラー30、31(図1、図2、図5A)で終
端し、それぞれに係留、固定されている。
中央上端先端部には、例えば、ナイロン製の強靱なケー
ブル20、21の一端が係留されていて、これらのケー
ブル20、21の他端はそれぞれ前記側壁3、4に形成
した孔22、23(図3。孔23は図示されていない)
に挿通され、それらの孔22、23の部分に設けられ
た、例えば、樹脂製のローラー24、25により下方に
方向転換され(図3)、更に、各側壁3、4の中央部に
設けられたローラー26、27(図3。ローラー27は
図示されていない)により正面方向へ水平状態に方向転
換され、更にまた、前記各側壁3、4と支持側板5との
コーナーに配置されたローラー28、29(図1〜図
3)により方向転換されて、支持側板5の中央部に導か
れ、この中央部に少々の間隔を開けて平行に配置された
一対のローラー30、31(図1、図2、図5A)で終
端し、それぞれに係留、固定されている。
【0017】次に、図2で矢印Bで示した前記押圧部材
13、14の解除機構40を図5に拡大して示した。こ
の図5を用いてその解除機構40を説明する。この解除
機構40は前記各ローラー30、31の軸32、33の
延長軸に各ローラー30、31の中心最小径より小径で
あるが両者は同一径で、それぞれ前記各ローラー30、
31と一体的に回動できるように軸支されているピニオ
ン41、42と、これら両ピニオン41、42の間で、
それら両者と噛み合うラック43と、前記支持側板5に
開けられ、このラック43が挿通できる貫通孔55とか
ら構成されている。
13、14の解除機構40を図5に拡大して示した。こ
の図5を用いてその解除機構40を説明する。この解除
機構40は前記各ローラー30、31の軸32、33の
延長軸に各ローラー30、31の中心最小径より小径で
あるが両者は同一径で、それぞれ前記各ローラー30、
31と一体的に回動できるように軸支されているピニオ
ン41、42と、これら両ピニオン41、42の間で、
それら両者と噛み合うラック43と、前記支持側板5に
開けられ、このラック43が挿通できる貫通孔55とか
ら構成されている。
【0018】先ず、この解除機構40の動作を説明する
と、図5Bに示したように、通常、ラック43は本体2
の支持側板5から外方に突出しており、この図5Bに示
した状態において、ラック43を上方に押圧すると、こ
のラック43の上方への移動に伴って前記一対のピニオ
ン41、42の内、ピニオン41は時計方向に、ピニオ
ン42は半時計方向に回動し、これらと同期して前記各
ローラー30、31も回転し、それぞれに係留されてい
るケーブル20、21を巻き取る。
と、図5Bに示したように、通常、ラック43は本体2
の支持側板5から外方に突出しており、この図5Bに示
した状態において、ラック43を上方に押圧すると、こ
のラック43の上方への移動に伴って前記一対のピニオ
ン41、42の内、ピニオン41は時計方向に、ピニオ
ン42は半時計方向に回動し、これらと同期して前記各
ローラー30、31も回転し、それぞれに係留されてい
るケーブル20、21を巻き取る。
【0019】この巻取り動作、即ち、ラック43の押圧
は手動で行うこともでき、またロボットなど自動化装置
による搬送手段でこの発明のキャリア1Aをウエハ処理
装置に載置することにより自動的に押圧することもでき
る。後者の手段については図6を用いて後述する。いず
れにしても前記押圧したラック43の戻りはそのラック
43から手を離すなど押圧力を外すと、自動的に図5B
の元の状態に復帰する。
は手動で行うこともでき、またロボットなど自動化装置
による搬送手段でこの発明のキャリア1Aをウエハ処理
装置に載置することにより自動的に押圧することもでき
る。後者の手段については図6を用いて後述する。いず
れにしても前記押圧したラック43の戻りはそのラック
43から手を離すなど押圧力を外すと、自動的に図5B
の元の状態に復帰する。
【0020】次に、前記のような押圧部材13、14及
びそれらの解除機構40を備えたこの発明のキャリア1
Aの使用方法、そして自動搬送装置を図6も加えて説明
する。符号50で示した装置はウエハ処理装置であっ
て、例えば、ウエハの表面への各種薄膜生成装置であっ
たり、ウエハの洗浄処理装置であったり、ウエハのスト
ッカーであったり、或いは完成ウエハの出荷処理装置で
あったりする。
びそれらの解除機構40を備えたこの発明のキャリア1
Aの使用方法、そして自動搬送装置を図6も加えて説明
する。符号50で示した装置はウエハ処理装置であっ
て、例えば、ウエハの表面への各種薄膜生成装置であっ
たり、ウエハの洗浄処理装置であったり、ウエハのスト
ッカーであったり、或いは完成ウエハの出荷処理装置で
あったりする。
【0021】今、この発明のキャリア1Aを前記解除機
構40が設けられてある支持側板5を下方にして、或る
ウエハ処理装置50のキャリアガイド51に載置したと
する。このウエハ処理装置50には、図6Aの矢印Cで
したように、そしてその矢印Cの部分を図5Bに拡大し
て示したように、前記キャリアガイド51内の適当な箇
所に突起状のアクチュエーター52が設けられており、
前記のようにキャリア1Aを載置すると、このアクチュ
エーター52が前記解除機構40のラック43をキャリ
ア1Aの自重で押圧することになる。
構40が設けられてある支持側板5を下方にして、或る
ウエハ処理装置50のキャリアガイド51に載置したと
する。このウエハ処理装置50には、図6Aの矢印Cで
したように、そしてその矢印Cの部分を図5Bに拡大し
て示したように、前記キャリアガイド51内の適当な箇
所に突起状のアクチュエーター52が設けられており、
前記のようにキャリア1Aを載置すると、このアクチュ
エーター52が前記解除機構40のラック43をキャリ
ア1Aの自重で押圧することになる。
【0022】そうすると、前記コイルバネ18、19で
それぞれキャリア1Aの内方に押圧されていた押圧部材
13、14は、前記ラック43の押圧による移動に従っ
て両ローラー30、31が前記のようにそれぞれ時計方
向及び反時計方向に回動し、ケーブル20、21をそれ
ぞれ巻き取り、それに従って前記コイルバネ18、19
に逆らい、各押圧部材13、14が、図4Aに示した状
態から同図Bに示した状態に引き上げられ、前記キャリ
ア1Aの開口部7(図1、図2)には何ら邪魔になるも
のが無くなり、即ち、開放され、従来技術のキャリア1
のような開口7(図7、図8)が形成されることにな
る。
それぞれキャリア1Aの内方に押圧されていた押圧部材
13、14は、前記ラック43の押圧による移動に従っ
て両ローラー30、31が前記のようにそれぞれ時計方
向及び反時計方向に回動し、ケーブル20、21をそれ
ぞれ巻き取り、それに従って前記コイルバネ18、19
に逆らい、各押圧部材13、14が、図4Aに示した状
態から同図Bに示した状態に引き上げられ、前記キャリ
ア1Aの開口部7(図1、図2)には何ら邪魔になるも
のが無くなり、即ち、開放され、従来技術のキャリア1
のような開口7(図7、図8)が形成されることにな
る。
【0023】このような邪魔なものが無い状態になった
開口7が形成されると、従来通りの手法で、必要な枚数
のウエハSをキャリア1Aの案内溝8に沿って挿入し、
キャリア1Aに収納することができる。
開口7が形成されると、従来通りの手法で、必要な枚数
のウエハSをキャリア1Aの案内溝8に沿って挿入し、
キャリア1Aに収納することができる。
【0024】このように必要枚数のウエハSが収納され
ると、そのウエハSを収納したキャリア1Aをこのウエ
ハ処理装置50から別のウエハ処理装置50に移送しよ
うとして持ち上げると、前記解除機構40のラック43
が前記ウエハ処理装置50のアクチュエーター52から
離れるので、前記両押圧部材13、14はそれぞれコイ
ルバネ18、19の反発力で押圧されて、図4Bに示し
た状態から逆に自動的に同図Aの状態になり、図2に示
したように、各押圧部材13、14が全ての収納された
ウエハSの周縁部を斜め上方から下方に向かって押圧
し、各ウエハSの下方の周縁部は各案内溝8の下端部9
に押圧されて、このように各ウエハSは上下で固定され
ることになる。
ると、そのウエハSを収納したキャリア1Aをこのウエ
ハ処理装置50から別のウエハ処理装置50に移送しよ
うとして持ち上げると、前記解除機構40のラック43
が前記ウエハ処理装置50のアクチュエーター52から
離れるので、前記両押圧部材13、14はそれぞれコイ
ルバネ18、19の反発力で押圧されて、図4Bに示し
た状態から逆に自動的に同図Aの状態になり、図2に示
したように、各押圧部材13、14が全ての収納された
ウエハSの周縁部を斜め上方から下方に向かって押圧
し、各ウエハSの下方の周縁部は各案内溝8の下端部9
に押圧されて、このように各ウエハSは上下で固定され
ることになる。
【0025】このように各ウエハSが固定された状態で
収納されたキャリア1Aを、図示していないが、次の工
程の他のウエハ処理装置50にロボットなどで移送し、
そのウエハ処理装置50のキャリアガイド51に載置し
てアクチュエーター52により前記ラック43を押圧す
ると、前記のように押圧部材13、14が再び自動的に
解除され、収納されている各ウエハSを容易に取り出す
ことができる。
収納されたキャリア1Aを、図示していないが、次の工
程の他のウエハ処理装置50にロボットなどで移送し、
そのウエハ処理装置50のキャリアガイド51に載置し
てアクチュエーター52により前記ラック43を押圧す
ると、前記のように押圧部材13、14が再び自動的に
解除され、収納されている各ウエハSを容易に取り出す
ことができる。
【0026】前記の説明ではロボットなどを使用してこ
の発明のキャリア1Aを自動搬送装置に適用した場合に
おける押圧部材13、14の自動開閉ついて簡単に説明
したが、前記両押圧部材13、14の開閉を手動で行う
ことができることは前記した通りである。
の発明のキャリア1Aを自動搬送装置に適用した場合に
おける押圧部材13、14の自動開閉ついて簡単に説明
したが、前記両押圧部材13、14の開閉を手動で行う
ことができることは前記した通りである。
【0027】これまでの説明では、円盤状物品としてウ
エハを挙げたが、ウエハのみならず各種光ディスク、光
磁気ディスクばどを収納するキャリアにも応用できるこ
とは言うまでもない。
エハを挙げたが、ウエハのみならず各種光ディスク、光
磁気ディスクばどを収納するキャリアにも応用できるこ
とは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の円盤状物品用キャリア及びこれを用いた自動搬送装
置は、そのキャリア内に収納した円盤状物品を固定でき
るので、例えば、収納物がウエハである場合には、 1.異常振動によるウエハチッピングまたはクラックの
発生を防止できる 2.キャリアとその中に収納されているウエハとの位置
的な相関関係が保たれているため、不良の解析に有効で
ある 3.キャリアからのウエハの飛び出しがないため、生産
装置へキャリアをセットした後のウエハ搬送のトラブル
がなくなる 4.誤ってキャリアが傾斜しても、或る程度の衝撃まで
はウエハを固定できるため、ウエハの破損が防止できる など、数々の優れた効果が得られる。
明の円盤状物品用キャリア及びこれを用いた自動搬送装
置は、そのキャリア内に収納した円盤状物品を固定でき
るので、例えば、収納物がウエハである場合には、 1.異常振動によるウエハチッピングまたはクラックの
発生を防止できる 2.キャリアとその中に収納されているウエハとの位置
的な相関関係が保たれているため、不良の解析に有効で
ある 3.キャリアからのウエハの飛び出しがないため、生産
装置へキャリアをセットした後のウエハ搬送のトラブル
がなくなる 4.誤ってキャリアが傾斜しても、或る程度の衝撃まで
はウエハを固定できるため、ウエハの破損が防止できる など、数々の優れた効果が得られる。
【図1】 図1はこの発明のキャリアの上面図である。
【図2】 図1に示したキャリアの正面図である。
【図3】 図1に示したキャリアの側面図である。
【図4】 図1及び図2の矢印Bで示した押圧機構の動
作を説明するための片方の押圧機構のみを示した拡大側
面図であって、同図Aはウエハを押圧、固定する場合の
状態あり、同図Bはウエハの押圧、固定を解除する場合
の状態である。
作を説明するための片方の押圧機構のみを示した拡大側
面図であって、同図Aはウエハを押圧、固定する場合の
状態あり、同図Bはウエハの押圧、固定を解除する場合
の状態である。
【図5】 図2の矢印Bで示したロック機構の動作を説
明するためのロック機構の拡大図であって、同図Aはそ
の上面図、同図Bはその正面図、そして同図Cはその側
面図である。
明するためのロック機構の拡大図であって、同図Aはそ
の上面図、同図Bはその正面図、そして同図Cはその側
面図である。
【図6】 この発明のキャリアを或るウエハ処理装置に
移載した場合のそのキャリアの前記ロック機構の解除機
構を示していて、同図Aはそのロック機構を解除してい
る状態を示した側面図であり、同図Bは同図Aの矢印C
で示した要部拡大である。
移載した場合のそのキャリアの前記ロック機構の解除機
構を示していて、同図Aはそのロック機構を解除してい
る状態を示した側面図であり、同図Bは同図Aの矢印C
で示した要部拡大である。
【図7】 従来技術のキャリアの上面図である。
【図8】 図7に示したキャリアの正面図である。
【図9】 図7に示したキャリアの側面図である。
1A 半導体ウエハ用キャリア(キャリア) 2 本体 3 側壁 4 側壁 5 支持側板 6 支持側板 7 開口 8 案内溝 9 下端部 10 キャリアID 11 凹溝 12 凹溝 13 押圧部材 14 押圧部材 15 押圧面 16 押圧面 17 軸 18 コイルバネ 19 コイルバネ 20 ケーブル 21 ケーブル 22 孔 24 ローラー 25 ローラー 26 ローラー 27 ローラー 28 ローラー 29 ローラー 30 ローラー 31 ローラー 40 解除機構 41 ピニオン 42 ピニオン 43 ラック 50 ウエハ処理装置 51 キャリアガイド 52 アクチュエーター 55 貫通孔
Claims (5)
- 【請求項1】 円盤状物品の出し入れができる開口部を
有するキャリア本体に同一の直径の複数枚の円盤状物品
を収納した状態で、前記キャリアの前記入出開口部付近
に、収納された各円盤状物品に当接してそれらを固定す
る押圧部材を設けたことを特徴とする円盤状物品の収納
用キャリア。 - 【請求項2】 前記押圧部材のロック機構をキャリア本
体に組み込んだことを特徴とする請求項1に記載の円盤
状物品の収納用キャリア。 - 【請求項3】 請求項1に記載の円盤状物品の収納用キ
ャリアが或る円盤状物品の処理装置にセットされた時、
この処理装置の解除機構により前記押圧部材が自動的に
開放状態にされ、この状態で必要枚数の円盤状物品がこ
のキャリアに収納され、必要枚数の円盤状物品の収納が
完了し、そしてこのような円盤状物品が収納されたキャ
リアを前記円盤状物品の処理装置からリリースする時、
前記押圧部材が前記解除機構との係合が解除されて、前
記押圧部材が前記円盤状物品を自動的に押圧、固定する
ことを特徴とする円盤状物品の収納用キャリア。 - 【請求項4】 複数枚の円盤状物品が押圧部材により押
圧、固定され、収納された状態のキャリアが、円盤状物
品の処理装置にセットされた時、前記各円盤状物品の前
記押圧部材による押圧が自動的に解除されることを特徴
とする円盤状物品の収納用キャリア。 - 【請求項5】 請求項1に記載の円盤状物品の収納用キ
ャリアが或る円盤状物品の処理装置にセットされた時、
この処理装置の解除機構により前記押圧部材が自動的に
開放状態にされ、この状態で必要枚数の円盤状物品がこ
のキャリアに収納され、必要枚数の円盤状物品の収納が
完了し、次工程の他の円盤状物品の処理装置に搬送する
時、前記押圧部材が前記解除機構との係合が解除され
て、前記押圧部材が前記円盤状物品を押圧、固定し、こ
のように収納された各円盤状物品を固定した状態のキャ
リアが搬送されて前記次工程の他の円盤状物品の処理装
置にセットされた時、この処理装置の解除機構により前
記押圧部材が自動的に開放状態にされ、この状態で収納
されている円盤状物品をこのキャリアから取り出せるよ
うに構成されていることを特徴とする円盤状物品の自動
搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11332893A JPH06326182A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 円盤状物品用キャリア及びこれを用いた自動搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11332893A JPH06326182A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 円盤状物品用キャリア及びこれを用いた自動搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06326182A true JPH06326182A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14609461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11332893A Pending JPH06326182A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 円盤状物品用キャリア及びこれを用いた自動搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06326182A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119660130A (zh) * | 2024-12-16 | 2025-03-21 | 宁波昌晖汽车零部件有限公司 | 一种电池箱 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP11332893A patent/JPH06326182A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119660130A (zh) * | 2024-12-16 | 2025-03-21 | 宁波昌晖汽车零部件有限公司 | 一种电池箱 |
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