JPH06326261A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH06326261A
JPH06326261A JP5111571A JP11157193A JPH06326261A JP H06326261 A JPH06326261 A JP H06326261A JP 5111571 A JP5111571 A JP 5111571A JP 11157193 A JP11157193 A JP 11157193A JP H06326261 A JPH06326261 A JP H06326261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
well
semiconductor device
buried layer
semiconductor substrate
impurity concentration
Prior art date
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Pending
Application number
JP5111571A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nagami
旭 永見
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 半導体基板10の所定領域にイオン注入を行
って埋込み層13を形成する工程と、埋込み層13の上
に基板材料をエピタキシャル成長させてエピタキシャル
層14を形成する工程と、窒素雰囲気中1100〜12
00℃で3〜5時間熱処理を施し、イオン注入された埋
込み層13中の不純物をエピタキシャル層14に拡散さ
せてウエル15を形成する工程とを含んでいる半導体装
置の製造方法。 【効果】 イオン注入エネルギが小さくでき、極めて良
好な結晶性を有し、所望の不純物濃度プロファイルを有
するウエル15を形成することができ、また少ない工程
数で、安価にウエル15を形成することができる。この
方法を用い、接合リーク電流の発生がなく、パンチスル
ーやラッチアップ等の現象が発生せず、α線によるソフ
トエラー等の生じにくい半導体装置を製造することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、より詳細にはCMOSトランジスタ構造等におい
て必要とされるウエルの形成工程に特徴を有する半導体
装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの高集積化に伴い、該LSIを構
成する素子の微細化、高性能化が進められている。
【0003】CMOSトランジスタ等において必要とさ
れ、半導体基板内に島状に形成される該半導体基板の本
来の導電型と逆の導電型の領域を通常ウエルと呼ぶが、
該ウエルにより理想的な不純物濃度プロファイルを形成
するための方法が種々提案されている。
【0004】前記ウエルを形成する方法の一つとして、
レトログレードウエル形成法が挙げられる。
【0005】図3(a)〜(c)は、従来から行われて
いるレトログレードウエル形成法の各工程を模式的に示
す断面図であり、図中、10は半導体基板を示してい
る。
【0006】まず、LOCOS(選択酸化)法による酸
化を行い、素子間分離領域に600nm程度の厚みの酸
化膜33を形成し、素子形成領域にゲート酸化膜34を
形成する(図3(a))。
【0007】次に、素子形成領域を除く酸化膜33上に
フォトレジスト35のパターンを形成する。そして、こ
のフォトレジスト35をマスクとして高エネルギでイオ
ンの注入を行う。半導体基板10がp型半導体基板の場
合は、n型ウエルの形成のために例えばP(リン)イオ
ンを注入するが、その時の注入エネルギは1.5MeV
程度であり、注入ドーズ量は5×1013cm-2程度であ
る(図3(b))。
【0008】前記したPイオンの注入後にフォトレジス
ト35を除去し、窒素雰囲気中、1100℃で4時間程
度アニール処理を行って、注入されたPを拡散させ、ウ
エル36を形成する(図3(c))。
【0009】図4は上記方法によりウエル36が形成さ
れた半導体基板10のウエル36形成領域における基板
表面からの深さと不純物濃度との関係を示すグラフであ
る。
【0010】図4に示したように、前記した高エネルギ
による半導体基板10へのPイオンの注入により、ウエ
ル36における不純物濃度のプロファイルは半導体基板
10表面から深い所にそのピークが存在し、いわゆるレ
トログレードウエルとなっている。
【0011】また図5は特開昭64−65865号公報
に開示された別のレトログレードウエルの形成法の各工
程を模式的に示す断面図であり、図中、51はシリコン
基板を示している。
【0012】まず、p型のシリコン基板51上の一部領
域をフォトレジスト52で被覆し、n型の不純物である
P(リン)等を約180keVの加速エネルギをもって
イオン注入する。この工程により、シリコン基板51の
表面から0.2μmの深さに、n型の不純物であるP等
53を注入する(図5(a))。
【0013】次に、フォトレジスト52を除去した後、
p型のシリコン層54を1μmエピタキシャル成長させ
る。このとき、エピタキシャル成長させるp型のシリコ
ン層54の不純物濃度はシリコン基板51の不純物濃度
と同程度の濃度になるようにする(図5(b))。
【0014】再び、図5(a)の場合と同様の領域をフ
ォトレジスト55で被覆し、n型の不純物であるP等を
約180keVの加速エネルギをもってイオン注入する
(図5(c))。この工程により、p型シリコン層54
の表面から0.2μmの深さに、n型の不純物であるP
等53が注入される。この工程におけるドーズ量は、前
回のイオン注入工程におけるドーズ量よりも小さくして
おき、n型の不純物濃度プロファイルを基板表面におい
て低く、ウエルの終端領域(ウエルと基板との境界)に
おいて高く保つ。
【0015】次に、1100℃で50分間熱処理を行
い、この後フォトレジスト55を除去する。その結果、
深さが約2μmで、最大濃度領域の深さが約1.2μm
のn型のレトログレードウエル56が形成される(図5
(d))。
【0016】図6は前記方法により得られたレトログレ
ードウエルの不純物濃度のプロファイルを示したグラフ
である。
【0017】以上のような方法によりレトログレードウ
エルを形成することができ、図4や図6に示したような
不純物濃度のプロファイルを有するレトログレードウエ
ルが形成されたMOSトランジスタにおいては、ラッチ
アップ現象(相補型半導体装置において、予期されずに
形成される寄生サイリスタによって引き起こされるサイ
リスタ現象)等、ウエルの機能が完全でないために発生
する種々の不都合の発生を防止することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし図3に示したよ
うなレトログレードウエルの形成方法では、半導体基板
10にPイオン等を打ち込む際、通常のイオン注入エネ
ルギよりも1桁以上高い1.5MeV程度で打ち込みを
行っているため、半導体基板10に大きなダメージを与
える。その結果、イオン注入を受けた領域の結晶性が大
きく劣化し、その後にアニール処理を行っても結晶性が
回復せず、前記方法によりウエル36が形成された基板
を用いてMOSトランジスタ等を形成した際、接合リー
ク電流等が発生し易いという課題があった。
【0019】また半導体基板10に大きなダメージを与
えないように注入エネルギーを低くすると、イオン注入
の深さを余り深くすることができず、またドーズ注入量
も余り大きくすることができず、良好な不純物濃度プロ
ファイルを有するウエル36を形成することが難しいと
いう課題があった。
【0020】さらに、装置に関しても、従来の通常のイ
オン注入装置では前記したような高エネルギでイオン注
入を行うことは難しく、高価な高エネルギイオン注入専
用の装置を新たに購入しなければならず、半導体装置を
製造するためのコストが高くなるという課題があった。
【0021】また図5に示したような方法によりレトロ
グレードウエルを形成した場合、イオン注入を2度にわ
たって行うため工程が複雑になり、また不純物プロファ
イルにおいてもレトログレードウエルとして不完全とな
り、パンチスルー現象が生じる可能性があるという課題
があった。
【0022】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、安価な装置を用い、結晶性が極めて良好で、
要求される機能を充分発揮できる不純物濃度のプロファ
イルを有するレトログレードウエルを形成することがで
きる半導体装置の製造方法を提供することを目的として
いる。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板の
所定領域にイオン注入を行って埋込み層を形成する工程
と、該埋込み層の上に基板材料をエピタキシャル成長さ
せてエピタキシャル層を形成する工程と、窒素雰囲気中
1100〜1200℃で3〜5時間熱処理を施し、イオ
ン注入された前記埋込み層中の不純物を前記エピタキシ
ャル層に拡散させてウエルを形成する工程とを含んでい
ることを特徴としている。
【0024】
【作用】上記方法によれば、イオン注入を行うことによ
り形成する埋込み層は、前記半導体基板の浅い位置でよ
いため、イオン注入エネルギは小さくてよく、また不純
物濃度も高くすることができる。このようにイオン注入
エネルギが小さくてすむため、半導体基板に与えるダメ
ージが少なく、イオン注入の後の熱処理等によりその結
晶性は良好に回復し、極めて良好な結晶性を有するウエ
ルが形成される。
【0025】また、前記埋込み層を形成した後に該埋込
み層の上に基板と同様の結晶をエピタキシャル成長さ
せ、その後に熱拡散処理を行うため、エピタキシャル層
の厚みによりウエル中における不純物濃度プロファイル
のピーク深さを調節することができ、所望の不純物濃度
プロファイルを有するウエルが形成される。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係る半導体装置の製造方法の
実施例を図面に基づいて説明する。なお、従来例と同一
機能を有する構成部品には同一の符号を付すこととす
る。
【0027】図1(a)〜(f)は実施例に係る半導体
装置の製造工程を模式的に示した断面図であり、図中、
10は半導体基板を示している。まず、p型半導体基板
10の表面に約25nmの厚みのパッド酸化膜11を形
成する(図1(a))。
【0028】次に、ウエルを形成する領域を除いてフォ
トリソグラフィによりフォトレジスト12のパターンを
形成し、このフォトレジスト12のパターンをイオン注
入用のマスクとして例えばn型の不純物であるP(リ
ン)イオンの注入を行い、埋込み層13を形成する。こ
の時のイオン注入エネルギは約50keV、注入ドーズ
量は約2×1014cm-2に設定する(図1(b))。
【0029】上記したイオン注入工程の後、フォトレジ
スト12を除去し、パッド酸化膜11も除去する(図1
(c))。
【0030】パッド酸化膜11を除去した半導体基板1
0上に基板と同じ材料からなるエピタキシャル層14を
形成する。このエピタキシャル層14を形成する場合、
通常は製造しようとするデバイスの種類に応じて、エピ
タキシャル層14の厚みや不純物濃度を調整する。例え
ば、一般的なロジックMOSトランジスタやリニアMO
Sトランジスタを製造する場合には、エピタキシャル層
14の厚みを5μm、エピタキシャル層14のp型不純
物濃度を1×1016cm-3に設定してエピタキシャル成
長を行う。その際の具体的な条件としては、原料ガスと
してSiCl2H2 (ジクロールシラン)、B2 H6
(ジボラン)を用い、成長温度1200℃、成長時間3
0分で厚み5μmのp型エピタキシャル層を形成する。
この時埋込み層13中の不純物Pが熱拡散し、埋込み層
13’も周囲に拡がる(図1(d))。
【0031】その後、窒素雰囲気中、1150℃で4時
間熱処理を行うことにより、埋込み層13中の不純物P
をエピタキシャル層13の表面や半導体基板10の深い
位置まで拡散させ、n型ウエル15を形成する(図1
(e))。
【0032】さらにその後、通常のCMOSプロセス
(LOCOS酸化、ゲート電極形成、ソース・ドレイン
拡散層形成等)を施すことにより最終的にCMOS構造
が得られる。図1(f)は前記方法により得られたCM
OSを示した断面図であり、図中、16はゲート電極、
17はp型ウエル、18はソース・ドレイン拡散層、1
9は酸化膜、20はゲート酸化膜、21は絶縁層、22
はソース又はドレインである。
【0033】図2は前記工程により形成されたウエル1
5を含む領域でのエピタキシャル層表面からの深さと不
純物濃度との関係を示したグラフである。
【0034】図2より明らかなように、表面から5μm
とかなり深い位置で不純物濃度のピークを有するウエル
15を形成することができる。
【0035】本実施例によれば、Pイオン注入を行うこ
とにより形成する埋込み層13は、半導体基板10の浅
い位置でよいため、イオン注入を行う際の注入エネルギ
は小さくてよく、半導体基板10に与えるダメージを少
なくすることができ、イオン注入の後の熱処理等により
その結晶性を良好に回復させることができ、極めて良好
な結晶性を有するウエル15を形成することができる。
【0036】また、埋込み層13を形成した後に埋込み
層13の上に基板と同様の結晶をエピタキシャル成長さ
せ、その後に不純物の熱拡散処理を行うため、半導体基
板10の表面から深い位置に高い不純物濃度を有するウ
エルを形成することができる。
【0037】前記した方法を用いて形成されたウエル1
5を有する半導体基板10を用い、通常の方法によりロ
ジックMOSトランジスタやリニアMOSトランジスタ
等の半導体装置を製造すれば、少ない工程数で安価な装
置を用い、性能に優れた前記半導体装置を製造すること
ができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る半導体
装置の製造方法にあっては、半導体基板の所定領域にイ
オン注入を行って埋込み層を形成する工程と、該埋込み
層の上に基板材料をエピタキシャル成長させてエピタキ
シャル層を形成する工程と、窒素雰囲気中1100〜1
200℃で3〜5時間熱処理を施し、イオン注入された
前記埋込み層中の不純物を前記エピタキシャル層に拡散
させてウエルを形成する工程とを含んでいるので、イオ
ン注入エネルギを小さくすることができ、また不純物濃
度も高くすることができる。このようにイオン注入エネ
ルギが小さくてすむため、半導体基板に発生するダメー
ジを少なくすることができ、イオン注入の後の熱処理等
によりその結晶性を良好に回復させ、極めて良好な結晶
性を有するウエルを形成することができる。
【0039】またエピタキシャル層の厚さによりウエル
中における不純物濃度プロファイルのピーク深さを調節
することができ、所望の不純物濃度プロファイルを有す
るウエルを形成することができる。
【0040】さらに、少ない工程数でレトログレードウ
エルを形成でき、また高価な高エネルギーイオン注入専
用の装置を必要としないので、安価に半導体装置を製造
することができる。
【0041】従って、本発明に係る半導体装置の製造方
法により、接合リーク電流の発生がなく、パンチスルー
やラッチアップ等の現象が発生せず、α線によるソフト
エラー等の生じにくい半導体装置を製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)は、実施例に係る半導体装置の
製造工程を模式的に示す断面図である。
【図2】実施例に係る半導体装置の製造方法により得ら
れたウエルの半導体基板表面からの深さと不純物濃度と
の関係を示すグラフである。
【図3】(a)〜(c)は、従来のレトログレードウエ
ルの形成法の各工程を模式的に示す断面図である。
【図4】従来の方法により得られたレトログレードウエ
ルの半導体基板表面からの深さと不純物濃度との関係を
示すグラフである。
【図5】(a)〜(d)は、従来の別のレトログレード
ウエルの形成法の各工程を模式的に示す断面図である。
【図6】従来の別の方法により得られたレトログレード
ウエルの半導体基板表面からの深さと不純物濃度との関
係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 半導体基板 13 埋込み層 14 エピタキシャル層 15 n型ウエル 16 ゲート電極 17 p型ウエル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の所定領域にイオン注入を行
    って埋込み層を形成する工程と、該埋込み層の上に基板
    材料をエピタキシャル成長させてエピタキシャル層を形
    成する工程と、窒素雰囲気中1100〜1200℃で3
    〜5時間熱処理を施し、イオン注入された前記埋込み層
    中の不純物を前記エピタキシャル層に拡散させてウエル
    を形成する工程とを含んでいることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
JP5111571A 1993-05-13 1993-05-13 半導体装置の製造方法 Pending JPH06326261A (ja)

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