JPH06326738A - デジタル変調器 - Google Patents

デジタル変調器

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Publication number
JPH06326738A
JPH06326738A JP11565993A JP11565993A JPH06326738A JP H06326738 A JPH06326738 A JP H06326738A JP 11565993 A JP11565993 A JP 11565993A JP 11565993 A JP11565993 A JP 11565993A JP H06326738 A JPH06326738 A JP H06326738A
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JP
Japan
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branch
output
circuit
input
phase shifter
Prior art date
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Pending
Application number
JP11565993A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Mizuno
晴彦 水野
Norihiko Yazawa
紀彦 矢沢
Hiroyuki Tanaka
博之 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿入損失増加の要因となるサーキュレータや
90度ハイブリッド回路などを使用することなく、デジ
タル変調を行ない、これによって4相PSK変調では従
来4dB以下にすることができなかった挿入損失を3d
B以下にでき、他のN相PSK変調等においても低損失
な変調器を実現するとともに、送信系の終段での変調を
可能にし、周波数変換による変調波特性の劣化の軽減や
バックオフ低減による送信電力の効率的な利用を可能に
する。 【構成】 マトリックス回路7から出力されるスイッチ
ング信号に基づいて入力側4分岐スイッチ回路1と、出
力側4分岐スイッチ回路6とを動作させてRFキャリヤ
ー信号を0度移相器2または90度移相器3、180度
移相器4、270度移相器5のいずれかを通過させて前
記RFキャリヤー信号をQPSK変調し、この変調動作
によって得られた変調波信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は42GHzハイビジョン
デジタルFPU等で使用されるデジタル変調器に係わ
り、特にデジタル信号によりスイッチング素子を駆動
し、振幅、位相の異なる経路を選択して変調波を得るデ
ジタル変調器に関する。
【0002】[発明の概要]本発明は低損失にデジタル
変調波を得るためのデジタル変調器に関するもので、デ
ジタル変調器内の入出力側にN分岐スイッチ回路を設
け、デジタル信号の状態に応じて各N分岐スイッチ回路
の1つの分岐経路を選択することにより、分岐経路毎に
設定された振幅、位相を持つRF信号を形成し、これに
よって低損失なデジタル変調波を得るようにしたもので
ある。
【0003】
【従来の技術】デジタル変調器として、従来、種々の変
調方式のものが開発され、その一部のものは既に実用化
されている。4相位相変調方式(QPSK変調方式)に
おいても同様に、図3や図4に示すデジタル変調器が開
発され、実用化されている。
【0004】図3に示すデジタル変調器は入出力端子1
02aに入力されたRFキャリヤー信号(入力端子10
1に入力されたRFキャリヤー信号)を取り込んで入出
力端子102bから出力するとともに、この入出力端子
102bに入力された変調波信号を取り込んで入出力端
子102cから出力するサーキュレータ102と、この
サーキュレータ102の前記入出力端子102bから出
力されるRFキャリヤー信号を取り込むとともに、2つ
の経路長のうち、マトリックス回路(図示は省略する)
から出力されるスイッチング信号に基づいた経路長を選
択して前記RFキャリヤー信号を2相PSK変調し、前
記入出力端子102bに戻す反射型2相PSK変調器1
03と、入出力端子104aに入力される前記サーキュ
レータ102からの変調波信号を取り込んで入出力端子
104bから出力するとともに、この入出力端子104
bに入力された変調波信号を取り込んで入出力端子10
4cから出力し、出力端子106から次段回路(図示は
省略する)に出力させるサーキュレータ104と、この
サーキュレータ104の前記入出力端子104bから出
力される変調波信号を取り込むとともに、2つの経路長
のうち、前記マトリックス回路から出力されるスイッチ
ング信号に基づいた経路長を選択して前記変調波信号を
2相PSK変調し、前記入出力端子104bに戻す反射
型2相PSK変調器105とを備えている。
【0005】そして、前記マトリックス回路から出力さ
れる各スイッチング信号に基づいて各反射型2相PSK
変調器103、105を動作させて、入力端子101に
入力されるRFキャリヤー信号に対して2相PSK変調
を2回行なってQPSK変調し、この変調動作によって
得られた変調波信号を出力端子106から出力する。
【0006】また、図4に示すデジタル変調器は入力端
子111を介して入力されたRFキャリヤー信号を2つ
に分ける分配器112と、この分配器112から出力さ
れる一方のRFキャリヤー信号を取り込むとともに、マ
トリックス回路(図示は省略する)から出力されるスイ
ッチング信号に基づいて前記RFキャリヤー信号を2相
PSK変調する2相PSK変調器113と、前記分配器
112から出力される他方のRFキャリヤー信号を取り
込むとともに、前記マトリックス回路から出力されるス
イッチング信号に基づいて前記RFキャリヤー信号を2
相PSK変調する2相PSK変調器114と、これらの
各2相PSK変調器113、114から出力される変調
波信号を90度ずらして合成し、出力端子116から次
段回路(図示は省略する)に出力する90度ハイブリッ
ド回路115とを備えている。
【0007】そして、分配器112によって入力端子1
11に入力されるRFキャリヤー信号を2つに分けた
後、前記マトリックス回路から出力されるスイッチング
信号に基づいて各2相PSK変調器113、114を動
作させて、各々2相PSK変調するとともに、90度ハ
イブリッド回路115によって90度ずらして合成し、
この合成動作によって得られた変調波信号を出力端子1
16から出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタル変
調を考える場合、送信系の終段で変調すれば、周波数変
換による変調波特性の劣化を軽減させることかできると
ともに、バックオフ低減による送信電力の効率的な利用
を行なうことができる。
【0009】しかしながら、このような変調方法では、
高電力段での変調を必要とし、低損失な変調器が不可欠
となる。
【0010】この観点から見ると、図3に示すデジタル
変調器では、各サーキュレータ102、104の挿入損
失があり、また図4に示すデジタル変調器では、90度
ハイブリッド回路115での合成損失(原理的には、3
dB以上の損失)があるため、これらのデジタル変調器
を高電力段の変調器として使用すると、高電力段部分の
挿入損失が大きなってしまうという問題があった。
【0011】本発明は上記の事情に鑑み、挿入損失増加
の要因となるサーキュレータや90度ハイブリッド回路
などを使用することなく、デジタル変調を行なうことが
でき、これによって従来4dB以下にすることができな
かった挿入損失を3dB以下にすることができる低損失
な変調器を実現し、送信系の終段での変調を可能にし、
周波数変換による変調波特性の劣化の軽減やバックオフ
低減による送信電力の効率的な利用を可能にするデジタ
ル変調器を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、入力されたデジタル信号に基づいて、入
力されたRFキャリヤー信号を変調してデジタル変調波
信号を生成するデジタル変調器において、N分岐経路を
有し、入力されたRFキャリヤー信号を取り込むととも
に、前記N分岐経路のうち、入力されたスイッチング信
号に基づいて1つの分岐経路を選択して前記RFキャリ
ヤー信号を出力する入力側N分岐スイッチ回路と、この
入力側N分岐スイッチ回路の各分岐経路に各々対応する
位相、振幅特性を有するN個の伝送路を有し、前記入力
側N分岐スイッチ回路の各分岐経路のうち、RFキャリ
ヤー信号を出力した分岐経路に対応する伝送路によって
前記RFキャリヤー信号に位相、振幅特性を与えて変調
波信号を生成する伝送路群と、N分岐経路を有し、これ
らN分岐経路のうち、入力されたスイッチング信号に基
づいて前記入力側N分岐スイッチ回路の選択された分岐
経路に対応する1つの分岐経路を選択し、この分岐経路
を介して前記伝送路群から出力される変調波信号を取り
込んで外部に出力する出力側N分岐スイッチ回路とを備
えたことを特徴としている。
【0013】
【作用】上記の構成において、入力側N分岐スイッチ回
路によって入力されたRFキャリヤー信号が取り込まれ
るとともに、N分岐経路のうち、入力されたスイッチン
グ信号に基づいて1つの分岐経路が選択されて前記RF
キャリヤー信号が出力され、伝送路群の前記入力側N分
岐スイッチ回路の各分岐経路のうち、RFキャリヤー信
号を出力した分岐経路に対応する伝送路によって前記R
Fキャリヤー信号に位相、振幅特性が与えられ変調波信
号が生成されるとともに、出力側N分岐スイッチ回路に
よって入力されたスイッチング信号に基づき前記入力側
N分岐スイッチ回路の選択された分岐経路に対応する1
つの分岐経路が選択され、この分岐経路を介して前記伝
送路群から出力される変調波信号が取り込まれて外部に
出力される。
【0014】
【実施例】図1は本発明によるデジタル変調器の一実施
例を示す構成図である。
【0015】この図に示すデジタル変調器は入力側4分
岐スイッチ回路1と、0度移相器2と、90度移相器3
と、180度移相器4と、270度移相器5と、出力側
4分岐スイッチ回路6と、マトリックス回路7とを備え
ており、マトリックス回路7から出力されるスイッチン
グ信号に基づいて入力側4分岐スイッチ回路1と、出力
側4分岐スイッチ回路6とを動作させてRFキャリヤー
信号を0度移相器2または90度移相器3、180度移
相器4、270度移相器5のいずれかを通過させて前記
RFキャリヤー信号をQPSK変調し、この変調動作に
よって得られた変調波信号を出力する。
【0016】入力側4分岐スイッチ回路1は直管部分が
適切な間隔で従属接続される4つのT分岐導波管回路8
と、これらの各T分岐導波管回路8のうち、最終段のT
分岐導波管回路8の直管部分の予め設定されている位置
をショート状態にするショートプランジャ9と、前記各
T分岐導波管回路8の分岐導波管に設けられ、前記マト
リックス回路7から出力されるスイッチング信号に基づ
いて前記各分岐導波管をショート状態または通過状態の
いずれかの状態にする4つのスイッチング素子10とを
備えており、前記マトリックス回路7から出力されるス
イッチング信号に基づいて各スイッチング素子10のい
ずれか1つを通過状態にし、残りのスイッチング素子1
0をショート状態にし、入力段に配置されたT分岐導波
管回路8の直管部分に入力されたRFキャリヤー信号を
通過状態にしたスイッチング素子10が配置されている
分岐導波管から出力し、0度移相器2または90度移相
器3、180度移相器4、270度移相器5のうちの1
つに供給する。
【0017】この場合、各T分岐導波管回路8は3端子
回路の一般的な性質からスイッチング素子10でショー
トさせて反射状態にしたとき、分岐導波管部分をショー
ト状態にしたT分岐導波管回路8を直管と等価的に同等
にすることができる。
【0018】そして、入力側4分岐スイッチ回路1にお
いては、各T分岐導波管回路8を構成する各直管の一端
子を入力端子、他端子を出力端子とし、各分岐導波管の
適切な位置にスイッチング素子10を配置し、さらに最
終段のT分岐導波管回路8を構成する直管の出力端子を
ショートプランジャ9によってショート状態にしている
ので、各T分岐導波管回路8のうち、3つのT分岐導波
管回路8に配置されているスイッチング素子をショート
状態にし、残りのT分岐導波管回路8に配置されている
スイッチング素子10をオープン状態にしたとき、初段
のT分岐導波管回路8を構成する直管の入力端子からオ
ープン状態にしたT分岐導波管回路8を構成する分岐導
波管の端部までの低損失な伝送が実現できる。
【0019】また、0度移相器2は一方の端子が初段
(1段目)のT分岐導波管回路8を構成する分岐導波管
の端子に接続されており、前記分岐導波管からRFキャ
リヤー信号が出力されたとき、これを取り込んだ後、他
方の端子から出力して出力側4分岐スイッチ回路6に供
給する。
【0020】また、90度移相器3は一方の端子が2段
目のT分岐導波管回路8を構成する分岐導波管の端子に
接続されており、前記分岐導波管からRFキャリヤー信
号が出力されたとき、これを取り込むとともに、90度
移相させた後、他方の端子から出力して出力側4分岐ス
イッチ回路6に供給する。
【0021】また、180度移相器4は一方の端子が3
段目のT分岐導波管回路8を構成する分岐導波管の端子
に接続されており、前記分岐導波管からRFキャリヤー
信号が出力されたとき、これを取り込むとともに、18
0度移相させた後、他方の端子から出力して出力側4分
岐スイッチ回路6に供給する。
【0022】また、270度移相器5は一方の端子が4
段目のT分岐導波管回路8を構成する分岐導波管の端子
に接続されており、前記分岐導波管からRFキャリヤー
信号が出力されたとき、これを取り込むとともに、27
0度移相させた後、他方の端子から出力して出力側4分
岐スイッチ回路6に供給する。
【0023】出力側4分岐スイッチ回路6は直管部分が
適切な間隔で従属接続されるとともに、各分岐導波管の
端子が前記0度移相器2、90度移相器3、180度移
相器4、270度移相器5の他方の端子に各々接続され
る4つのT分岐導波管回路11と、これら各T分岐導波
管回路11のうち、初段のT分岐導波管回路11の直管
部分の予め設定されている位置をショート状態にするシ
ョートプランジャ12と、前記各T分岐導波管回路11
の分岐導波管に設けられ、前記マトリックス回路7から
出力されるスイッチング信号に基づいて前記各分岐導波
管をショート状態または通過状態のいずれかの状態にす
る4つのスイッチング素子13とを備えており、前記マ
トリックス回路7から出力されるスイッチング信号に基
づいて各スイッチング素子13のいずれか1つを通過状
態にし、残りのスイッチング素子13をショート状態に
し、最終段に配置されたT分岐導波管回路11の直管部
分からQPSK変調済みの変調波信号を出力する。
【0024】この場合、各T分岐導波管回路11は前記
各T分岐導波管回路8と同様に、3端子回路の一般的な
性質からスイッチング素子13でショートさせて反射状
態にしたとき、分岐導波管をショート状態にしたT分岐
導波管回路11を直管と等価的に同等にすることができ
る。
【0025】そして、出力側4分岐スイッチ回路6にお
いては、各T分岐導波管回路11を構成する各直管の一
端子を入力端子、他端子を出力端子とし、各分岐導波管
の適切な位置にスイッチング素子13を配置し、さらに
初段のT分岐導波管回路11を構成する直管の入力端子
をショートプランジャ12によってショート状態にして
いるので、各T分岐導波管回路11のうち、3つのT分
岐導波管回路11に配置されているスイッチング素子1
3をショート状態にし、残りのT分岐導波管回路11に
配置されているスイッチング素子13をオープン状態に
したとき、オープン状態にしたT分岐導波管回路11を
構成する分岐導波管の端部から最終段のT分岐導波管回
路11を構成する直管の出力端子までの低損失な伝送が
実現できる。
【0026】また、マトリックス回路7はデジタル信号
が入力されたとき、このデジタル信号に基づいて前記0
度移相器2、90度移相器3、180度移相器4、27
0度移相器5によって形成される各分岐経路を選択する
のに必要なスイッチング信号を生成し、これを前記入力
側4分岐スイッチ回路1を構成する各スイッチング素子
10と、前記出力側4分岐スイッチ回路6を構成する各
スイッチング素子13とに供給し、これら各スイッチン
グ素子10、13のうち、対向する各組のいずれかを1
つオープン状態にし、残りの組をショート状態にする。
【0027】これによって、マトリックス回路7によっ
て入力側4分岐スイッチ回路1を構成する各T分岐導波
管回路8および前記出力側4分岐スイッチ回路6を構成
する各T分岐導波管回路11のうち、各1段目のT分岐
導波管回路8、11に設けられた各スイッチング素子1
0、13がオープン状態にされ、残りの各T分岐導波管
回路8、11に設けられた各スイッチング素子10、1
3がショート状態にされ、0度移相器2を含む分岐経路
が選択されれば、入力側4分岐スイッチ回路1に入力さ
れたRFキャリヤー信号が前記0度移相器2によってあ
る位相に保持され、これによって得られた変調波信号が
出力側4分岐スイッチ回路6から出力され、また各2段
目のT分岐導波管回路8、11に設けられた各スイッチ
ング素子10、13がオープン状態にされ、残りの各T
分岐導波管回路8、11に設けられた各スイッチング素
子10、11がショート状態にされ、90度移相器3を
含む分岐経路が選択されれば、入力側4分岐スイッチ回
路1に入力されたRFキャリヤー信号が前記90度移相
器3によって0度移相器2を含む経路で得られる位相に
比して90度移相され、これによって得られた変調波信
号が出力側4分岐スイッチ回路6から出力される。
【0028】同様に、各3段目のT分岐導波管回路8、
11に設けられた各スイッチング素子10、13がオー
プン状態にされ、残りの各T分岐導波管回路8、11に
設けられた各スイッチング素子10、13がショート状
態にされ、180度移相器4を含む分岐経路が選択され
れば、入力側4分岐スイッチ回路1に入力されたRFキ
ャリヤー信号が前記180度移相器4によって0度移相
器2を含む経路で得られる位相に比して180度移相さ
れ、これによって得られた変調波信号が出力側4分岐ス
イッチ回路6から出力され、また4段目のT分岐導波管
回路8、11に設けられた各スイッチング素子10、1
3がオープン状態にされ、残りの各T分岐導波管回路
8、11に設けられた各スイッチング素子10、13が
ショート状態にされ、270度移相器5を含む分岐経路
が選択されれば、入力側4分岐スイッチ回路1に入力さ
れたRFキャリヤー信号が前記270度移相器5によっ
て0度移相器2を含む経路で得られる位相に比して27
0度移相され、これによって得られた変調波信号が出力
側4分岐スイッチ回路6から出力される。
【0029】このようにこの実施例においては、マトリ
ックス回路7から出力されるスイッチング信号に基づい
て入力側4分岐スイッチ回路1と、出力側4分岐スイッ
チ回路6とを動作させてRFキャリヤー信号を0度移相
器2または90度移相器3、180度移相器4、270
度移相器5のいずれかを通過させて前記RFキャリヤー
信号をQPSK変調し、この変調動作によって得られた
変調波信号を出力するようにしたので、挿入損失増加の
要因となるサーキュレータや90度ハイブリッド回路な
どを使用することなく、デジタル変調を行なうことがで
き、これによって従来4dB以下にすることができなか
った挿入損失を3dB以下にすることができる低損失な
変調器を実現することができる。
【0030】この結果、このデジタル変調器を送信系の
終段に使用することにより、送信系の終段での低損失変
調を可能にし、周波数変換による変調波特性の劣化の軽
減やバックオフ低減による送信電力の効率的な利用を可
能にすることができる。
【0031】図2は本発明によるデジタル変調器の他の
実施例を示す構成図である。
【0032】この図に示すデジタル変調器は入力側N分
岐スイッチ回路20と、N個の移相器21と、出力側N
分岐スイッチ回路22と、マトリックス回路23とを備
えており、マトリックス回路23から出力されるスイッ
チング信号に基づいて入力側N分岐スイッチ回路20
と、出力側N分岐スイッチ回路22とを動作させてRF
キャリヤー信号を各移相器21のいずれかを通過させて
前記RFキャリヤー信号をN相QPSK変調し、この変
調動作によって得られた変調波信号を出力する。
【0033】入力側N分岐スイッチ回路20は直管部分
が適切な間隔で従属接続されるN個のT分岐導波管回路
と、これら各T分岐導波管回路のうち、最終段のT分岐
導波管回路の直管部分の予め設定されている位置をショ
ート状態にするショートプランジャと、前記各T分岐導
波管回路の分岐導波管に設けられ、前記マトリックス回
路から出力されるスイッチング信号に基づいて前記各分
岐導波管をショート状態または通過状態のいずれかの状
態にするN個のスイッチング素子とを備えており、前記
マトリックス回路23から出力されるスイッチング信号
に基づいて各スイッチング素子のいずれか1つを通過状
態にし、残りのスイッチング素子をショート状態にし、
入力段に配置されたT分岐導波管回路の直管部分に入力
されたRFキャリヤー信号を通過状態にしたスイッチン
グ素子が配置されている分岐導波管から出力し、N個の
移相器21のうちの1つに供給する。
【0034】N個の移相器21は各々、一方の端子が前
記入力側N分岐スイッチ回路20を構成する各T分岐導
波管回路の分岐導波管の端子に接続されており、前記各
分岐導波管からRFキャリヤー信号が出力されたとき、
これを取り込むとともに、予め設定されている位相角度
で移相させた後、他方の端子から出力して出力側N分岐
スイッチ回路22に供給する。
【0035】出力側N分岐スイッチ回路22は直管部分
が適切な間隔で従属接続されるとともに、各分岐導波管
の端子が前記各移相器21の他方の端子に各々接続され
るN個のT分岐導波管回路と、これら各T分岐導波管回
路のうち、初段のT分岐導波管回路の直管部分の予め設
定されている位置をショート状態にするショートプラン
ジャと、前記各T分岐導波管回路の分岐導波管に設けら
れ、前記マトリックス回路から出力されるスイッチング
信号に基づいて前記各分岐導波管をショート状態または
通過状態のいずれかの状態にするN個のスイッチング素
子とを備えており、前記マトリックス回路23から出力
されるスイッチング信号に基づいて各スイッチング素子
のいずれか1つを通過状態にし、残りのスイッチング素
子をショート状態にし、最終段に配置されたT分岐導波
管回路の直管部分からN相PSK変調済みの変調波信号
を出力する。
【0036】また、マトリックス回路23はデジタル信
号が入力されたとき、このデジタル信号に基づいて前記
各移相器21によって形成される各分岐経路を選択する
のに必要なスイッチング信号を生成し、これを前記入力
側N分岐スイッチ回路20を構成する各スイッチング素
子と、前記出力側N分岐スイッチ回路22を構成する各
スイッチング素子とに供給し、これら各スイッチング素
子のうち、対向する各組のいずれかを1つオープン状態
にし、残りの組をショート状態にする。
【0037】このようにこの実施例においては、マトリ
ックス回路23から出力されるスイッチング信号に基づ
いて入力側N分岐スイッチ回路20と、出力側N分岐ス
イッチ回路22とを動作させてRFキャリヤー信号を各
移相器21のいずれかを通過させて前記RFキャリヤー
信号をN相PSK変調し、この変調動作によって得られ
た変調波信号を出力するようにしたので、上述した実施
例と同様に、挿入損失増加の要因となるサーキュレータ
や90度ハイブリッド回路などを使用することなく、デ
ジタル変調を行なうことができ、これによって低損失な
変調器を実現し、送信系の終段での変調を可能にし、周
波数変換による変調波特性の劣化の軽減やバックオフ低
減による送信電力の効率的な利用を可能にする。
【0038】また、上述した各実施例においては、入力
側4分岐スイッチ回路1や出力側入力側4分岐スイッチ
回路6、入力側N分岐スイッチ回路20、出力側N分岐
スイッチ回路22として、複数のT分岐導波管回路8、
11と、複数のスイッチング素子10、13とによって
構成される回路を使用するようにしているが、このよう
な回路に代えて任意の回路の組み合わせによるSPDT
(Single Pole DoubleThrow)スイッチで構成した回路を
使用したり、伝送ラインとして導波管のみならず、MM
IC(Monolithic Microwave Integrated Circuit) 、H
MIC(HybridMicrowave Integrated Circuit) 、マイ
クロストリップラインなどの平面回路によって構成され
る回路を使用するようにしても良い。
【0039】また、0度移相器2や90度移相器3、1
80度移相器4、270度移相器5、各移相器21につ
いても、同様にどのような構成の移相器を使用しても良
い。
【0040】また、各スイッチング素子10、13とし
ても、例えばピン・ダイオードやFET、HEMT、バ
ラクタ・ダイオードなどのスイッチング可能な素子であ
れば、どのようなスイッチング素子を使用しても良い。
【0041】また、上述した各実施例においては、0度
移相器2や90度移相器3、180度移相器4、270
度移相器5、各移相器21の振幅特性を同一にするよう
にしているが、これら0度移相器2や90度移相器3、
180度移相器4、270度移相器5、各移相器21に
減衰器を直列に挿入し、マトリックス回路7、23によ
って0度移相器2や90度移相器3、180度移相器
4、270度移相器5、各移相器21を含む分岐経路を
選択するとき、位相とともに、その振幅を制御するよう
にしても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、挿
入損失増加の要因となるサーキュレータや90度ハイブ
リッド回路などを使用することなく、デジタル変調を行
なうことができ、これによって従来4dB以下にするこ
とができなかった挿入損失を3dB以下にすることがで
きるほか、他のN相PSK変調方式等に対しても低損失
な変調器を実現し、送信系の終段での変調を可能にし、
周波数変換による変調波特性の劣化の軽減やバックオフ
低減による送信電力の効率的な利用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル変調器の一実施例を示す
構成図である。
【図2】本発明によるデジタル変調器の他の実施例を示
す構成図である。
【図3】従来から知られているQPSK変調方式のデジ
タル変調器の一例を示すブロック図である。
【図4】従来から知られているQPSK変調方式のデジ
タル変調器の他の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 入力側4分岐スイッチ回路(入力側N分岐スイッチ
回路) 2 0度移相器(伝送路群) 3 90度移相器(伝送路群) 4 180度移相器(伝送路群) 5 270度移相器(伝送路群) 6 出力側4分岐スイッチ回路(出力側N分岐スイッチ
回路) 7 マトリックス回路 8 T分岐導波管回路(N分岐経路) 9 ショートプランジャ 10 スイッチング素子 11 T分岐導波管回路(N分岐経路) 12 ショートプランジャ 13 スイッチング素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデジタル信号に基づいて、入
    力されたRFキャリヤー信号を変調してデジタル変調波
    信号を生成するデジタル変調器において、 N分岐経路を有し、入力されたRFキャリヤー信号を取
    り込むとともに、前記N分岐経路のうち、入力されたス
    イッチング信号に基づいて1つの分岐経路を選択して前
    記RFキャリヤー信号を出力する入力側N分岐スイッチ
    回路と、 この入力側N分岐スイッチ回路の各分岐経路に各々対応
    する位相、振幅特性を有するN個の伝送路を有し、前記
    入力側N分岐スイッチ回路の各分岐経路のうち、RFキ
    ャリヤー信号を出力した分岐経路に対応する伝送路によ
    って前記RFキャリヤー信号に位相、振幅特性を与えて
    変調波信号を生成する伝送路群と、 N分岐経路を有し、これらN分岐経路のうち、入力され
    たスイッチング信号に基づいて前記入力側N分岐スイッ
    チ回路の選択された分岐経路に対応する1つの分岐経路
    を選択し、この分岐経路を介して前記伝送路群から出力
    される変調波信号を取り込んで外部に出力する出力側N
    分岐スイッチ回路と、 を備えたことを特徴とするデジタル変調器。
JP11565993A 1993-05-18 1993-05-18 デジタル変調器 Pending JPH06326738A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0762632A1 (en) * 1995-08-30 1997-03-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Transmitting device of wireless machine and high frequency power amplifying device used therein
JP2005136666A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Sony Corp 無線通信装置

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