JPH0632731B2 - ミシンの糸絡み防止装置 - Google Patents
ミシンの糸絡み防止装置Info
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- JPH0632731B2 JPH0632731B2 JP62119896A JP11989687A JPH0632731B2 JP H0632731 B2 JPH0632731 B2 JP H0632731B2 JP 62119896 A JP62119896 A JP 62119896A JP 11989687 A JP11989687 A JP 11989687A JP H0632731 B2 JPH0632731 B2 JP H0632731B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はミシンのスリット式天秤に対する糸掛け後のミ
シン運転中における糸絡みを防止するミシンの糸絡み防
止装置に関するものである。
シン運転中における糸絡みを防止するミシンの糸絡み防
止装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、ミシンの天秤に対する糸掛けを容易にするため、
天秤の糸保持部にスリットを形成して、糸保持部に対す
る上糸掛けを上糸から手を離すことなく、そのままスリ
ットを通して容易に行なえるようにしている。しかし、
この場合、糸繰り出し後の天秤下動時において緩んだ糸
がスリットを通って天秤の糸保持部から抜けたり、糸が
2重に絡んだりすると言う欠点があった。
天秤の糸保持部にスリットを形成して、糸保持部に対す
る上糸掛けを上糸から手を離すことなく、そのままスリ
ットを通して容易に行なえるようにしている。しかし、
この場合、糸繰り出し後の天秤下動時において緩んだ糸
がスリットを通って天秤の糸保持部から抜けたり、糸が
2重に絡んだりすると言う欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) その防止対策として、例えば、米国特許第3,756,
176号公報に記載されているように、天秤の糸保持部
に通ずるスリットの形状を曲りくねったラビリンス状に
しているが、この場合において、糸抜けはある程度防止
できても、糸絡みまで防止することはできないと言う欠
点があった。
176号公報に記載されているように、天秤の糸保持部
に通ずるスリットの形状を曲りくねったラビリンス状に
しているが、この場合において、糸抜けはある程度防止
できても、糸絡みまで防止することはできないと言う欠
点があった。
(問題を解決するための手段) 本発明は、前記従来の問題点に鑑み、糸挿入開口に溝孔
を介して連通する糸保持孔が自由端部に穿設され、所定
運動範囲内にて糸弛緩運動及び糸取上運動を行うスリッ
ト天秤を備えたミシンにおいて、 前記スリット天秤には、前記糸挿入開口の上側端縁から
同糸挿入開口を閉鎖するようにして下向きに屈曲されか
つその屈曲端が前記スリット天秤の一側面に近接して対
面する位置まで延出された延出部を形成し、 前記ミシンの機枠には糸規制部材を固着し、前記糸規制
部材には、前記糸保持孔に保持された上糸が前記糸挿入
開口に向って移動することを規制するために前記所定運
動範囲内にて前記糸保持孔と延出部との間に延在しかつ
前記スリット天秤の両側面のうちの前記延出部が位置す
る側面に近接して対面する糸規制端縁を形成した。
を介して連通する糸保持孔が自由端部に穿設され、所定
運動範囲内にて糸弛緩運動及び糸取上運動を行うスリッ
ト天秤を備えたミシンにおいて、 前記スリット天秤には、前記糸挿入開口の上側端縁から
同糸挿入開口を閉鎖するようにして下向きに屈曲されか
つその屈曲端が前記スリット天秤の一側面に近接して対
面する位置まで延出された延出部を形成し、 前記ミシンの機枠には糸規制部材を固着し、前記糸規制
部材には、前記糸保持孔に保持された上糸が前記糸挿入
開口に向って移動することを規制するために前記所定運
動範囲内にて前記糸保持孔と延出部との間に延在しかつ
前記スリット天秤の両側面のうちの前記延出部が位置す
る側面に近接して対面する糸規制端縁を形成した。
(作用) 前記したように構成されるミシンの糸絡み防止装置にお
いて、スリット天秤が上動して上糸が繰り出された後の
天秤下動状態で、スリット天秤の糸保持孔の近辺に繰り
出された上糸がたとえループ状になってスリット天秤の
糸挿入開口方向に移動した場合、スリット天秤の両側面
のうちの延出部側と反対の側面においては、前記ループ
状の上糸が糸挿入開口を閉鎖している延出部に当接する
ことで、糸挿入開口から前記上糸が抜けることが防止さ
れるのは勿論のこと、糸保持孔に2重に絡むこともでき
ない。
いて、スリット天秤が上動して上糸が繰り出された後の
天秤下動状態で、スリット天秤の糸保持孔の近辺に繰り
出された上糸がたとえループ状になってスリット天秤の
糸挿入開口方向に移動した場合、スリット天秤の両側面
のうちの延出部側と反対の側面においては、前記ループ
状の上糸が糸挿入開口を閉鎖している延出部に当接する
ことで、糸挿入開口から前記上糸が抜けることが防止さ
れるのは勿論のこと、糸保持孔に2重に絡むこともでき
ない。
一方、スリット天秤の延出部側においては、ループ状の
上糸が糸規制部材の糸規制端縁に当接することで、糸挿
入開口から抜けることが防止されるのは勿論のこと、糸
保持孔に2重に絡むこともできない。
上糸が糸規制部材の糸規制端縁に当接することで、糸挿
入開口から抜けることが防止されるのは勿論のこと、糸
保持孔に2重に絡むこともできない。
(実施例) 次に、本発明の一実施例の構成を図面によって説明す
る。
る。
電子制御式本縫いミシン(11)の機枠を構成するベッド部
(12)の右端部に立設された脚柱部(13)には、その上端か
ら左に水平に延びてベッド部(12)の上方に対向するアー
ム部(14)が配設され、このアーム部(14)の左端部に設け
られた頭部(15)には、押え棒(16)がその下端の押え足(1
7)と共に図示省略押え棒上下レバーにより上下動可能に
取付けられている他、針棒支持体(18)に上下動可能に取
付けられた針棒(19)がその下端の縫針(20)と共にミシン
主軸(21)により上下に駆動かつ公知の揺動機構によりピ
ン(22)を中心にして左右に揺動駆動可能に取付けられて
いる。
(12)の右端部に立設された脚柱部(13)には、その上端か
ら左に水平に延びてベッド部(12)の上方に対向するアー
ム部(14)が配設され、このアーム部(14)の左端部に設け
られた頭部(15)には、押え棒(16)がその下端の押え足(1
7)と共に図示省略押え棒上下レバーにより上下動可能に
取付けられている他、針棒支持体(18)に上下動可能に取
付けられた針棒(19)がその下端の縫針(20)と共にミシン
主軸(21)により上下に駆動かつ公知の揺動機構によりピ
ン(22)を中心にして左右に揺動駆動可能に取付けられて
いる。
前記ミシン種軸(21)はブッシュメタル(23)等を介して機
枠に回転可能に支持され、この種軸(21)の斜め上の後方
には副軸(24)が主軸(21)と平行かつ機枠に回転可能に取
付けられ、この副軸(24)に揺動レバー(25)の一端部が回
転可能に取付けられ、該揺動レバー(25)は副軸(24)から
主軸(21)に固着された天秤クランク(26)の左端面側に延
び、天秤クランク(26)のクランクピン(27)は揺動レバー
(25)の細長いカム孔(28)を挿通して延び、揺動レバー(2
5)の左側においてクランクピン(27)の左端部には連結板
(29)が固着され、該連結板(29)から左方へ延びるピン(3
0)には針棒クランク(31)が回転可能に連結され、針棒ク
ランク(31)の下端部が針棒(19)の中段部に連結されてい
る。
枠に回転可能に支持され、この種軸(21)の斜め上の後方
には副軸(24)が主軸(21)と平行かつ機枠に回転可能に取
付けられ、この副軸(24)に揺動レバー(25)の一端部が回
転可能に取付けられ、該揺動レバー(25)は副軸(24)から
主軸(21)に固着された天秤クランク(26)の左端面側に延
び、天秤クランク(26)のクランクピン(27)は揺動レバー
(25)の細長いカム孔(28)を挿通して延び、揺動レバー(2
5)の左側においてクランクピン(27)の左端部には連結板
(29)が固着され、該連結板(29)から左方へ延びるピン(3
0)には針棒クランク(31)が回転可能に連結され、針棒ク
ランク(31)の下端部が針棒(19)の中段部に連結されてい
る。
揺動レバー(25)の前部の上端部には、クランク状に上方
に延びる糸取上体のスリット天秤(32)、この場合に、特
に、糸挿入開口(33)にスリット状の溝孔(32A)を介して
連通する糸保持孔(32B)を自由端部に穿設したスリット
天秤(32)が一体的に形成され、所定運動範囲内にて上糸
(34)の弛緩運動及び糸取上運動を行う。前記スリット天
秤(32)には、第6図,第7図及び第8図に示すように、
前記糸挿入開口(33)の上側端縁から同糸挿入開口(33)を
閉鎖するようにして下向きに屈曲された延出部(35)が形
成されている。この延出部(35)の屈曲端は前記スリット
天秤(32)の一側面に近接して対面する位置まで延出され
ている。
に延びる糸取上体のスリット天秤(32)、この場合に、特
に、糸挿入開口(33)にスリット状の溝孔(32A)を介して
連通する糸保持孔(32B)を自由端部に穿設したスリット
天秤(32)が一体的に形成され、所定運動範囲内にて上糸
(34)の弛緩運動及び糸取上運動を行う。前記スリット天
秤(32)には、第6図,第7図及び第8図に示すように、
前記糸挿入開口(33)の上側端縁から同糸挿入開口(33)を
閉鎖するようにして下向きに屈曲された延出部(35)が形
成されている。この延出部(35)の屈曲端は前記スリット
天秤(32)の一側面に近接して対面する位置まで延出され
ている。
前記揺動レバー(25)のカム孔(28)は、第2図、第3図に
示すように、クランクピン(27)の回転軌跡と同半径でか
つ最上位置付近にあるクランクピン(27)が約74°回転
するのを許す円弧孔(37)とその円弧孔(37)の両端部から
真直ぐに延びる短い直孔(38)とから形成され、このカム
孔(28)の外周部は補強部(39)で補強されている。
示すように、クランクピン(27)の回転軌跡と同半径でか
つ最上位置付近にあるクランクピン(27)が約74°回転
するのを許す円弧孔(37)とその円弧孔(37)の両端部から
真直ぐに延びる短い直孔(38)とから形成され、このカム
孔(28)の外周部は補強部(39)で補強されている。
前記揺動レバー(25)のカム孔(28)にクランクピン(27)が
挿通した状態で天秤クランク(26)及びクランクピン(27)
が主軸(21)回りに回転すると、揺動レバー(25)は副軸(2
4)を揺動中心としてクランクピン(27)によって第2図に
実線で図示の最上位置と図示しない最下位置に亙って上
下に往復揺動駆動され、このとき、ミシン主軸(21)の回
転運動に同期して針棒クランク(31)とクランクピン(27)
を介して針棒(19)が上下に往復駆動される。前記主軸(2
1)の左端の針棒クランク(31)の直ぐ左側には機枠の一部
である板部材(40)が主軸(21)と直交状に設けられてい
る。第2図に示すように主軸(21)よりも少し前方の位置
で、板部材(40)の左側部には上糸(34)に通過抵抗を与え
得るプリテンション装置(41)が必要に応じて設けられ
る。
挿通した状態で天秤クランク(26)及びクランクピン(27)
が主軸(21)回りに回転すると、揺動レバー(25)は副軸(2
4)を揺動中心としてクランクピン(27)によって第2図に
実線で図示の最上位置と図示しない最下位置に亙って上
下に往復揺動駆動され、このとき、ミシン主軸(21)の回
転運動に同期して針棒クランク(31)とクランクピン(27)
を介して針棒(19)が上下に往復駆動される。前記主軸(2
1)の左端の針棒クランク(31)の直ぐ左側には機枠の一部
である板部材(40)が主軸(21)と直交状に設けられてい
る。第2図に示すように主軸(21)よりも少し前方の位置
で、板部材(40)の左側部には上糸(34)に通過抵抗を与え
得るプリテンション装置(41)が必要に応じて設けられ
る。
このプリテンション装置(41)は一対の糸調子皿(42)の間
に上糸(34)を通過させ、ダイヤルを回動操作することに
よりスプリング力を調整して糸通過抵抗を調整し得るよ
うにしてある。更に、糸駒(43)から天秤(32)と連動して
作動する糸繰り出し装置(36)を経て糸保持孔(34B)から
縫針(20)の目孔に至る上糸供給装置のうち、糸駒(43)か
ら天秤(32)の糸保持部孔(32B)に至る上糸(34)を主軸(2
1)の運動と調時して拘束したり解放したりすることがで
きるように、次のような糸通過制御装置(44)が設けられ
ている。
に上糸(34)を通過させ、ダイヤルを回動操作することに
よりスプリング力を調整して糸通過抵抗を調整し得るよ
うにしてある。更に、糸駒(43)から天秤(32)と連動して
作動する糸繰り出し装置(36)を経て糸保持孔(34B)から
縫針(20)の目孔に至る上糸供給装置のうち、糸駒(43)か
ら天秤(32)の糸保持部孔(32B)に至る上糸(34)を主軸(2
1)の運動と調時して拘束したり解放したりすることがで
きるように、次のような糸通過制御装置(44)が設けられ
ている。
前記プリテンション装置(41)の下方位置において板部材
(40)の左側に糸道規制板(45)(糸係合体)が固着され、
この糸道規制板(45)の左側面の近傍に配設された可動板
(46)とリンクアーム(47)の下端部とが段付ネジ(48)で板
部材(40)に回動自在に取付けられ、可動板(46)の可動輪
(49)(糸係合体)が糸道規制板(45)の規制部(50)に下方
より当接して規制部(50)と可動輪(49)との間に上糸(34)
を挟持拘束し得るように配設され、可動板(46)はその可
動輪(49)が規制部(50)へ圧接されるように一端が機枠に
固定されたバネ(51)で弾性付勢され、可動板(46)の腕部
(52)の上端の接触輪(53)がリンクアーム(47)の下端近く
の接触部(54)に前方より接触している。
(40)の左側に糸道規制板(45)(糸係合体)が固着され、
この糸道規制板(45)の左側面の近傍に配設された可動板
(46)とリンクアーム(47)の下端部とが段付ネジ(48)で板
部材(40)に回動自在に取付けられ、可動板(46)の可動輪
(49)(糸係合体)が糸道規制板(45)の規制部(50)に下方
より当接して規制部(50)と可動輪(49)との間に上糸(34)
を挟持拘束し得るように配設され、可動板(46)はその可
動輪(49)が規制部(50)へ圧接されるように一端が機枠に
固定されたバネ(51)で弾性付勢され、可動板(46)の腕部
(52)の上端の接触輪(53)がリンクアーム(47)の下端近く
の接触部(54)に前方より接触している。
第2図、第5図に示すように、可動輪(49)の周面には環
状のV溝(55)が形成され、糸道規制板(45)の規制部(50)
は可動輪(49)の上半部のV溝(55)に上方から係合するよ
うに側面視にて逆U字形に形成され、この規制部(50)は
断面U字形の突曲面状に形成されている。
状のV溝(55)が形成され、糸道規制板(45)の規制部(50)
は可動輪(49)の上半部のV溝(55)に上方から係合するよ
うに側面視にて逆U字形に形成され、この規制部(50)は
断面U字形の突曲面状に形成されている。
前記プリテンション装置(41)を通過してきた上糸(34)は
糸道規制板(45)の規制部(50)でU字状に屈曲して天秤(3
2)の糸保持部(35)を経由して縫針(20)へ延びている。
糸道規制板(45)の規制部(50)でU字状に屈曲して天秤(3
2)の糸保持部(35)を経由して縫針(20)へ延びている。
そして、主軸(21)の回転に調時して可動板(46)の可動輪
(49)を上下に駆動し上糸(34)の開放と拘束とを所定のタ
イミングで実行させるため、副軸(24)の右端側部分に対
応する位置において主軸(21)には楕円状のカム溝(56)を
有する回転カム(57)が固着され、副軸(24)に固着された
第1アーム(58)の先端の接触子(59)がカム溝(56)に係合
している。
(49)を上下に駆動し上糸(34)の開放と拘束とを所定のタ
イミングで実行させるため、副軸(24)の右端側部分に対
応する位置において主軸(21)には楕円状のカム溝(56)を
有する回転カム(57)が固着され、副軸(24)に固着された
第1アーム(58)の先端の接触子(59)がカム溝(56)に係合
している。
一方、副軸(24)の左端部には第2アーム(60)が固着さ
れ、第2アーム(60)の下端部はリンクアーム(47)のルー
ズピン孔(61)にピン(62)を嵌めることにより連結されて
いる。
れ、第2アーム(60)の下端部はリンクアーム(47)のルー
ズピン孔(61)にピン(62)を嵌めることにより連結されて
いる。
前記ミシン(11)の機枠には、第6図と第7図に示すよう
に、糸規制部材(63)が固着されている。この糸規制部材
(63)にはスリット天秤(32)の所定運動範囲内にて前記糸
保持孔(32B)と延出部(35)との間に延在しかつ前記スリ
ット天秤(32)の両側面のうちの前記延出部(35)が位置す
る側面に近接して対面する糸規制端縁(64)が形成されて
いる。
に、糸規制部材(63)が固着されている。この糸規制部材
(63)にはスリット天秤(32)の所定運動範囲内にて前記糸
保持孔(32B)と延出部(35)との間に延在しかつ前記スリ
ット天秤(32)の両側面のうちの前記延出部(35)が位置す
る側面に近接して対面する糸規制端縁(64)が形成されて
いる。
この糸規制端縁(64)は、前記糸保持孔(32B)に保持され
た上糸(34)が前記糸挿入開口(33)に向って移動するとき
に、その上糸(34)に当接することで、これ以上の上糸(3
4)の移動を規制するようになっている。
た上糸(34)が前記糸挿入開口(33)に向って移動するとき
に、その上糸(34)に当接することで、これ以上の上糸(3
4)の移動を規制するようになっている。
そして、前記スリット天秤(32)の延出部(35)と、前記糸
規制端縁(64)を有する糸規制部材(63)とによりミシンの
糸絡み防止装置が構成される。
規制端縁(64)を有する糸規制部材(63)とによりミシンの
糸絡み防止装置が構成される。
次に、本実施例の作用について説明する。
このように構成されたミシンの糸絡み防止装置(65)を備
えたミシン(11)において、天秤(32)が上動して上糸(34)
が繰り出された後の天秤(32)の下動状態で、天秤(32)の
糸保持孔(32B)近辺に繰り出された上糸(34)が例えはル
ープ状になって天秤(32)の自由端部の糸挿入開口(33)方
向に移動した場合、天秤(32)の延出部(35)の反対側にお
いては、ループ状の上糸(34)が糸挿入開口(33)を閉鎖し
ているループと反対側の延出部(35)に当接して、糸挿入
開口(33)から抜けることは勿論のこと、糸保持孔(32B)
に2重に絡むこともできない。
えたミシン(11)において、天秤(32)が上動して上糸(34)
が繰り出された後の天秤(32)の下動状態で、天秤(32)の
糸保持孔(32B)近辺に繰り出された上糸(34)が例えはル
ープ状になって天秤(32)の自由端部の糸挿入開口(33)方
向に移動した場合、天秤(32)の延出部(35)の反対側にお
いては、ループ状の上糸(34)が糸挿入開口(33)を閉鎖し
ているループと反対側の延出部(35)に当接して、糸挿入
開口(33)から抜けることは勿論のこと、糸保持孔(32B)
に2重に絡むこともできない。
一方、天秤(32)の延出部(35)側においては、ループ状の
上糸(34)は糸挿入開口(33)を閉鎖している延出部(35)に
沿って移動して、糸挿入開口(33)から抜けることも、糸
保持孔(32B)に2重に絡むこともできるものの、この場
合、糸保持孔(32B)に保持された上糸(34)の糸挿入開口
(33)に向う移動を規制する糸規制端縁(64)を有する糸規
制部材(63)が、延出部(35)が位置する側面に近接して配
置されされているため、ループ状の上糸(34)はこの糸規
制部材(63)の糸規制端縁(64)に当接して、糸挿入開口(3
3)から抜けることは勿論のこと、糸保持孔32Bに2重
に絡むこともできない。
上糸(34)は糸挿入開口(33)を閉鎖している延出部(35)に
沿って移動して、糸挿入開口(33)から抜けることも、糸
保持孔(32B)に2重に絡むこともできるものの、この場
合、糸保持孔(32B)に保持された上糸(34)の糸挿入開口
(33)に向う移動を規制する糸規制端縁(64)を有する糸規
制部材(63)が、延出部(35)が位置する側面に近接して配
置されされているため、ループ状の上糸(34)はこの糸規
制部材(63)の糸規制端縁(64)に当接して、糸挿入開口(3
3)から抜けることは勿論のこと、糸保持孔32Bに2重
に絡むこともできない。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば、スリット天秤の両
側面のうちの延出部が設けられる側と反対の側において
は、糸挿入開口を閉鎖している延出部によって上糸の抜
けを確実に防止することができるとともに、ループにな
った上糸が糸保持孔に2重に絡むことを確実に防止する
ことができる。
側面のうちの延出部が設けられる側と反対の側において
は、糸挿入開口を閉鎖している延出部によって上糸の抜
けを確実に防止することができるとともに、ループにな
った上糸が糸保持孔に2重に絡むことを確実に防止する
ことができる。
さらに、スリット天秤の延出部が設けられる側において
は、糸規制部材の糸規制端縁によって上糸の移動を規制
することで、糸挿入開口から上糸が抜けることを防止す
ることができるとともに、ループになった上糸が糸保持
孔に2重に絡むことを確実に防止することができる。
は、糸規制部材の糸規制端縁によって上糸の移動を規制
することで、糸挿入開口から上糸が抜けることを防止す
ることができるとともに、ループになった上糸が糸保持
孔に2重に絡むことを確実に防止することができる。
第1図は本発明の一実施例の全体を示す斜視図、第2図
はその要部斜視図、第3図はその要部破断正面図、第4
図と第5図はその要部詳細図、第6図は糸規制部材(63)
とスリット天秤(32)との配置を示す拡大左側面図、第7
図は糸規制部材(63)を横断面にして示す第6図の平面
図、第8図その天秤(32)部分の拡大正面図である。 (11)……ミシン、(32)……スリット天秤 (32A)……溝孔、(32B)……糸保持孔 (33)……糸挿入開口、(34)……上糸 (35)……延出部、(63)……糸規制部材 (64)……糸規制端縁、(65)……糸絡み防止装置
はその要部斜視図、第3図はその要部破断正面図、第4
図と第5図はその要部詳細図、第6図は糸規制部材(63)
とスリット天秤(32)との配置を示す拡大左側面図、第7
図は糸規制部材(63)を横断面にして示す第6図の平面
図、第8図その天秤(32)部分の拡大正面図である。 (11)……ミシン、(32)……スリット天秤 (32A)……溝孔、(32B)……糸保持孔 (33)……糸挿入開口、(34)……上糸 (35)……延出部、(63)……糸規制部材 (64)……糸規制端縁、(65)……糸絡み防止装置
Claims (1)
- 【請求項1】糸挿入開口(33)に溝孔(32A)を介して連通
する糸保持孔(32B)が自由端部に穿設され、所定運動範
囲内にて糸弛緩運動及び糸取上運動を行うスリット天秤
(32)を備えたミシンにおいて、 前記スリット天秤(32)には、前記糸挿入開口(33)の上側
端縁から同糸挿入開口(33)を閉鎖するようにして下向き
に屈曲されかつその屈曲端が前記スリット天秤(32)の一
側面に近接して対面する位置まで延出された延出部(35)
を形成し、 前記ミシンの機枠には糸規制部材(63)を固着し、前記糸
規制部材(63)には、前記糸保持孔(32B)に保持された上
糸(34)が前記糸挿入開口(33)に向って移動することを規
制するために前記所定運動範囲内にて前記糸保持孔(32
B)と延出部(35)との間に延在しかつ前記スリット天秤(3
2)の両側面のうちの前記延出部(35)が位置する側面に近
接して対面する糸規制端縁(64)を形成したことを特徴と
するミシンの糸絡み防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62119896A JPH0632731B2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | ミシンの糸絡み防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62119896A JPH0632731B2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | ミシンの糸絡み防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63283689A JPS63283689A (ja) | 1988-11-21 |
| JPH0632731B2 true JPH0632731B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=14772905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62119896A Expired - Fee Related JPH0632731B2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | ミシンの糸絡み防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632731B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5534937U (ja) * | 1978-08-29 | 1980-03-06 | ||
| JPS5729750U (ja) * | 1980-07-25 | 1982-02-16 |
-
1987
- 1987-05-15 JP JP62119896A patent/JPH0632731B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63283689A (ja) | 1988-11-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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