JPH06327638A - 皮膚検査装置 - Google Patents

皮膚検査装置

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JPH06327638A
JPH06327638A JP5126087A JP12608793A JPH06327638A JP H06327638 A JPH06327638 A JP H06327638A JP 5126087 A JP5126087 A JP 5126087A JP 12608793 A JP12608793 A JP 12608793A JP H06327638 A JPH06327638 A JP H06327638A
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JP
Japan
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filter
skin
infrared
opening
infra
Prior art date
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Pending
Application number
JP5126087A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Sato
和弘 佐藤
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COPAL SEIMITSU BUHIN KK
Nidec Precision Corp
Original Assignee
COPAL SEIMITSU BUHIN KK
Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水分量のみならず保温性等の皮膚の特性につ
いても判断することのできる皮膚検査装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本皮膚検査装置(10)は、タングステンラ
ンプ等の赤外線源(24)と、この赤外線源を収容し、
赤外線源から発せられた赤外線を外部に放出する開口部
(14)を有しているケーシング(12)と、ケーシン
グの開口部に隣接する部分の温度を検出する熱電対網等
の温度検出手段(18)を備えている。また、赤外線の
伝搬路にフィルタ(28)を挿入することができ、赤外
線源からの赤外線を、水分に吸収され易い波長のものに
制限することができる。従って、フィルタの位置を変更
することで2種類の赤外線を皮膚に照射することがで
き、その場合の温度変化から皮膚の性質や状態を判断す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚、特に表皮部分の
性質ないしは状態を検査するための装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】皮膚の水分量を測定し、その水分量から
皮膚の性質を判断して化粧品の選択等に役立てようとす
る技術が従来からある。そして、皮膚の水分量を測定す
る装置として、マイクロ波を用いて局所的な測定を行う
ものが知られている(例えば、特開昭60−63039
号公報)。この装置は、マイクロ波が水分子を含む測定
物を通過するときに強く吸収され、同時に水分子によっ
て反射されるという性質を利用し、反射波の振幅の変化
を検出して、その検出データから水分量を測定しようと
するものである。
【0003】また、インピーダンスメータを用いて、皮
膚の電気抵抗値を検出して水分量を求める水分量測定装
置も従来から知られている(例えば、特開平2−268
738号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
水分量測定装置は、皮膚の水分量を物理的に測定するの
みであり、皮膚の生理的な特性に触れることなく皮膚の
性質ないしは状態を判断するものであった。
【0005】しかしながら、皮膚の性質や状態は水分量
のみでは十分に判断することはできない。即ち、水分量
は「潤い」の有無等の判断要素とはなり得るが、外気温
の変化等から内部組織を保護する保温性という性質につ
いては判断することができない。
【0006】そこで、本発明の目的は、水分量のみなら
ず保温性等の皮膚の特性についても判断することのでき
る皮膚検査装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の皮膚検査装置は、赤外線源と、この赤外線
源を収容し、赤外線源から発せられた赤外線を外部に放
出する開口部を有しているケーシングと、ケーシング内
に設けられ、所定波長の赤外線のみを通過させるフィル
タと、赤外線源から開口部までの赤外線の伝搬路を遮断
する位置、及び、この伝搬路を開放する位置の間でフィ
ルタの位置を変更するフィルタ位置変更手段と、ケーシ
ングの開口部に隣接する部分の温度を検出する温度検出
手段とを備えることを特徴としている。
【0008】赤外線源としてはタングステンランプが好
適である。
【0009】また、水分量の測定のために、前記所定波
長の赤外線は水分に吸収されやすい波長のものとする。
【0010】温度検出手段は種々考えられるが、ケーシ
ングの開口部に取り付けられる透明ガラス板に熱電対網
を埋設したものを用いるのが良い。
【0011】更に、フィルタ位置変更手段は、赤外線源
とケーシングの開口部との間でフィルタを傾動可能に支
持する手段と、このフィルタを傾動させる手段とから成
るものが考えられる。
【0012】
【作用】上記構成において、開口部が皮膚表面に対向す
るようケーシングを皮膚に押し当て、タングステンラン
プ等の赤外線源から赤外線を照射すると、その赤外線を
皮膚の表皮部分が吸収してその部分の温度が上昇する。
この温度上昇は熱電対網等の温度検出手段で検出するこ
とができる。
【0013】また、フィルタ位置変更手段により、赤外
線の伝搬路を遮断するようにフィルタを配置することが
できる。従って、水分に吸収されやすい波長のみを透過
するフィルタを用いて当該波長の赤外線を皮膚に照射す
ることで、皮膚に含まれている水分の温度上昇を検出す
ることができる。
【0014】このようにして検出された温度上昇のデー
タに基づき、皮膚の赤外線吸収特性や水分量等を分析す
ることが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、図面と共に本発明の好適な実施例につ
いて詳細に説明する。
【0016】図1〜図4は本発明による皮膚検査装置を
示している。図示実施例における皮膚検査装置10は、
手で握って操作するのに適した形状のケーシング12を
有しており、その一面には開口部14が設けられてい
る。この開口部14には、温度検出手段である熱電対網
が内部に封じられた透明なガラス板16が取り付けられ
ている。
【0017】図5はガラス板16の熱電対網18の構成
を示しており、複数個の熱電対素子20を極めて細いリ
ード線22で並列に繋いだものである。かかる構成とす
ることで、皮膚の表面の温度を均一に、かつ、迅速に測
定することが可能となる。
【0018】また、このケーシング12の内部には、ガ
ラス板16とは反対側の位置に、赤外線源であるタング
ステンランプ24が設けられている。このタングステン
ランプ24の後側となるケーシング12の内面は凹面鏡
26となっており、タングステンランプ24から後方に
発せられる赤外線を反射し開口部14に導くようになっ
ている。
【0019】更に、ガラス板16とタングステンランプ
24との間には所定波長の赤外線を透過するフィルタ2
8が配置されている。この実施例におけるフィルタ28
は、約1.2μm、約1.5μm、約1.94μmの波
長の赤外線をそれぞれ透過する3枚のフィルタを重ね合
わせて構成されたものである。これらの波長は水分に吸
収されやすい波長である。
【0020】図2から理解される通り、フィルタ28
は、その上縁部及び下縁部の中央に設けられた突出軸3
0a,30bを、ケーシング12の上部内面及び下部内
面に設けられた軸受部32a,32bに嵌合すること
で、傾動可能に支持されている。フィルタ28の傾動軸
線、即ち突出軸30a,30bの中心線は、タングステ
ンランプ24から開口部14への赤外線の伝搬路の中心
線Lに直交している。また、図4にも示すように、フィ
ルタ28の下部突出軸30bにはアーム34が取り付け
られており、このアーム34の先端部はベルクランク3
5を介してソレノイド36の可動ロッド38に接続され
ている。可動ロッド38は引張りばね(図示しない)に
より無負荷時にはソレノイド36内に引き入れられてお
り、この時、フィルタ28は赤外線伝搬路の中心線Lに
対して直角となる第1位置(図2及び図3の実線位置)
に配置される。一方、ソレノイド36に通電して可動ロ
ッド38を突出させると、フィルタ28は赤外線伝搬路
の中心線Lと平行な第2位置(図2及び図3の二点鎖線
の位置)に傾動される。この第1位置にフィルタ28が
あるときには、フィルタ28が赤外線の伝搬路を遮断す
るため、水分に吸収され易い波長の赤外線のみが開口部
14から放射される。一方、第2位置にあるときには、
フィルタ28は赤外線の伝搬路を実質的に開放してお
り、全波長の赤外線が開口部14から放射されることに
なる。
【0021】このような構成の皮膚検査装置10は、図
1に示すように、タングステンランプ24への通電及び
ソレノイド36への通電を制御することのできるコント
ローラ40に、ケーブル42を介して接続された状態で
使用される。また、コントローラ40は熱電対網18か
らの信号を受信し、開口部14の近傍の温度を測定する
ことができる。
【0022】次に、以上の如き構成の皮膚検査装置10
を用いて、皮膚の状態ないしは性質を検査する方法につ
いて説明する。
【0023】まず、図2に示すように、皮膚検査装置1
0のケーシング14の開口部14側を皮膚Sに軽く押し
当て、ガラス板16を皮膚に接触させる。次いで、皮膚
Sにガラス板16を接触させた状態で、皮膚表面の温度
測定を開始する。図6は測定時間と温度変化を示すグラ
フであるが、領域(a)に示すように測定温度がほぼ一
定となったならば、ソレノイド36に通電してフィルタ
28を第2位置とすると共に、タングステンランプ24
から赤外線を照射する。
【0024】この時に皮膚Sに照射される赤外線の波長
はタングステンランプ24のもつ全波長である。この赤
外線は皮膚S、特に皮脂膜及び角質層から成る表皮部分
に吸収され、当該部分の温度が上昇する。図6の領域
(b)はこの温度上昇を示している。
【0025】ここで、図6の点線は別の人間での測定結
果を示しているが、このように温度上昇率が異なるの
は、皮脂膜の厚みや皮脂と水分の割合等について個人差
があり、赤外線の吸収特性が個人により異なっているか
らである。温度上昇率が大きい場合(図6の実線)は、
赤外線の吸収特性が良いと考えることができる。逆に、
温度上昇率が小さい場合(図6の点線)、赤外線の吸収
特性が低いのであるが、この場合、外気温の変化に対す
る抵抗力があり、皮脂膜が十分に機能している、即ち保
温性が大きいと考えることができる。
【0026】全波長の赤外線を一定時間照射したなら
ば、次に、ソレノイド36への通電を停止してフィルタ
28を第1位置に配置する。その結果、タングステンラ
ンプ24からの赤外線はフィルタ28により制限され、
水分に吸収され易い波長の赤外線のみが皮膚Sに照射さ
れる。この状態での温度変化は図6の領域(c)に示す
通りである。この領域での温度上昇率が大きい場合、皮
膚に含まれている水分量が多いと考えることができる。
しかしながら、赤外線吸収特性が異なっている場合、同
じ温度上昇率を示したとしても、水分量は相違している
ことに注意すべきである。例えば、図6の実線と点線と
を比較すると、領域(c)での温度上昇率はほぼ一致し
ているが、点線の場合は赤外線吸収特性が低いので、実
線の場合よりも水分量は多いと判断することができる。
【0027】このように、水分に吸収され易い波長の赤
外線と全波長の赤外線を照射した場合の各温度上昇率を
検出することで、皮膚の赤外線吸収特性(保温性)及び
水分量を求めることが可能となる。
【0028】尚、基準となるデータを多数収集してコン
トローラ40の記憶部に記憶させ、熱電対網18からコ
ントローラ40に入力される温度データと比較すること
で、自動的に皮膚の状態を判断できるようにするのが好
適である。
【0029】上記は本発明による皮膚検査装置10を用
いての検査方法の一例であり、採取したデータの利用法
等は上記のものに限られない。
【0030】また、本発明による皮膚検査装置10の構
成も上記構成に限られない。例えば、フィルタ28の位
置変更手段については、フィルタ28をソレノイド36
で傾動させるものとする必要はなく、側方へスライドさ
せる形式としても良い。また、ガラス板16のタングス
テンランプ24側の面に、図5の点線で囲む範囲内でア
ルミニウム薄膜を設けても良い。このようなアルミニウ
ム薄膜を形成することで、タングステンランプ28から
の熱の影響を減ずることができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、通
常の赤外線とフィルタで波長が制限された赤外線の2種
類を照射して、皮膚の温度変化を検出することで、水分
量等の物理量のみならず、保温性等の皮膚の性質、健康
度も検査することができる。
【0032】また、その検査結果から自己の肌に最も適
した化粧品を選択することも可能なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による皮膚検査装置を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明による皮膚検査装置の縦断面図である。
【図3】図2のA−A線に沿っての皮膚検査装置の断面
図である。
【図4】図2のB−B線に沿っての皮膚検査装置の断面
図である。
【図5】ガラス板に内封された熱電対網の構成を示す概
略説明図である。
【図6】本発明による皮膚検査装置を用いての実験結果
を示すグラフである。
【符号の説明】
10…皮膚検査装置、12…ケーシング、14…開口
部、16…ガラス板、18…熱電対網(温度検出手
段)、24…タングステンランプ(赤外線源)、28…
フィルタ、36…ソレノイド(フィルタ位置変更手
段)、40…コントローラ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線源と、 前記赤外線源を収容し、該赤外線源から発せられた赤外
    線を外部に放出する開口部を有しているケーシングと、 前記ケーシング内に設けられ、所定波長の赤外線のみを
    通過させるフィルタと、 前記赤外線源から前記開口部までの赤外線の伝搬路を遮
    断する位置、及び、該伝搬路を開放する位置の間で前記
    フィルタの位置を変更するフィルタ位置変更手段と、 前記開口部に隣接する部分の温度を検出する温度検出手
    段と、を備えることを特徴とする皮膚検査装置。
  2. 【請求項2】 前記赤外線源はタングステンランプであ
    ることを特徴とする請求項1記載の皮膚検査装置。
  3. 【請求項3】 前記所定波長の赤外線は水分に吸収され
    やすい波長のものであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の皮膚検査装置。
  4. 【請求項4】 前記温度検出手段は、前記ケーシングの
    前記開口部に取り付けられる透明ガラス板の内部に設け
    られた熱電対網であることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の皮膚検査装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルタ位置変更手段は、前記赤外
    線源と前記ケーシングの前記開口部との間で前記フィル
    タを傾動可能に支持する手段と、前記フィルタを傾動さ
    せる手段とを備えることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の皮膚検査装置。
JP5126087A 1993-05-27 1993-05-27 皮膚検査装置 Pending JPH06327638A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100398362B1 (ko) * 2000-09-01 2003-09-19 스펙트론 테크 주식회사 근적외선 분광 분석법에 의한 피부 수분 측정방법 및 장치
JP2013053864A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Seiko Epson Corp 水分量測定方法及び水分量測定装置

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