JPH06328036A - 塗布方法 - Google Patents
塗布方法Info
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- JPH06328036A JPH06328036A JP11999093A JP11999093A JPH06328036A JP H06328036 A JPH06328036 A JP H06328036A JP 11999093 A JP11999093 A JP 11999093A JP 11999093 A JP11999093 A JP 11999093A JP H06328036 A JPH06328036 A JP H06328036A
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- JP
- Japan
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- coating
- coating thickness
- flow rate
- coating material
- die
- Prior art date
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 コントローラ1は、ダイヘッド7への塗料の
供給流量Qを、乾燥塗布厚TD 、塗布速度V、フィルム
幅W、乾燥による塗布厚の収縮率αとの関係式、Q=α
・TD ・V・Wにより決定し、供給流量がQとなるよう
にポンプ6を制御する。乾燥塗布厚TD は、コントロー
ラ1に接続された塗布厚設定部2において、数値として
設定される。 【効果】 乾燥塗布厚を数値として直接的に設定するこ
とができるので、所望の塗布厚となる塗布を容易に行う
ことができる。
供給流量Qを、乾燥塗布厚TD 、塗布速度V、フィルム
幅W、乾燥による塗布厚の収縮率αとの関係式、Q=α
・TD ・V・Wにより決定し、供給流量がQとなるよう
にポンプ6を制御する。乾燥塗布厚TD は、コントロー
ラ1に接続された塗布厚設定部2において、数値として
設定される。 【効果】 乾燥塗布厚を数値として直接的に設定するこ
とができるので、所望の塗布厚となる塗布を容易に行う
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイコーターと称され
るエクストルージョン方式の塗布方法に関するものであ
る。
るエクストルージョン方式の塗布方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、塗布型の磁気記録媒体を製造する
際の磁性塗料の塗布方法としては、グラビアロール方式
やリバースロール方式等に代表されるように、ロールを
用いるロール塗布方式が主流となっている。
際の磁性塗料の塗布方法としては、グラビアロール方式
やリバースロール方式等に代表されるように、ロールを
用いるロール塗布方式が主流となっている。
【0003】しかしながら、これらのロール塗布方式に
おいては、ロールからベースフィルムへの塗料転写不良
による塗布厚ムラのための出力変動や塗料飛散によるド
ロップ・アウト、余剰供給塗料が混合工程に戻されるこ
とによる塗料品質の劣化等の問題があり、特に高速塗布
になるにしたがってこれらの問題が顕著になる傾向にあ
る。
おいては、ロールからベースフィルムへの塗料転写不良
による塗布厚ムラのための出力変動や塗料飛散によるド
ロップ・アウト、余剰供給塗料が混合工程に戻されるこ
とによる塗料品質の劣化等の問題があり、特に高速塗布
になるにしたがってこれらの問題が顕著になる傾向にあ
る。
【0004】近年、これらの問題を解決し得る新しい塗
布方法として、エクストルージョン(ダイ)方式が注目
され、既に一部実用化されている。
布方法として、エクストルージョン(ダイ)方式が注目
され、既に一部実用化されている。
【0005】エクストルージョン方式は、先端部に塗料
押し出し用の幅広のスリットを有するとともにこの先端
部近傍がドクターエッジ化されたダイを用い、移動中の
支持体表面に向けて前記スリットを介して連続的に押し
出した塗料を前記ドクターエッジによって均一な厚さを
もって該支持体上に塗布するというものであり、これま
で写真フィルムや印画紙等の分野において用いられてき
たものである。
押し出し用の幅広のスリットを有するとともにこの先端
部近傍がドクターエッジ化されたダイを用い、移動中の
支持体表面に向けて前記スリットを介して連続的に押し
出した塗料を前記ドクターエッジによって均一な厚さを
もって該支持体上に塗布するというものであり、これま
で写真フィルムや印画紙等の分野において用いられてき
たものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記エクス
トルージョン方式の塗布方法においては、塗料はポンプ
によってポケットと称されるダイの塗料溜りに供給さ
れ、ここから所定の圧力をもってスリットへと押し出さ
れる。
トルージョン方式の塗布方法においては、塗料はポンプ
によってポケットと称されるダイの塗料溜りに供給さ
れ、ここから所定の圧力をもってスリットへと押し出さ
れる。
【0007】このとき、上記ポンプによる塗料の供給流
量と上記支持体上における塗料の乾燥後の塗布厚との関
係が明らかでないため、この塗布厚について目標値を定
めても、塗料の供給流量を定めることが極めて煩雑であ
る。すなわち、所定の塗布厚となるするための条件とし
ては、例えば、ポンプの回転数が100(r/min)
であるとか、塗料の供給流量が5.0(リットル/mi
n)であるというように表現されており、目標塗布厚を
変更しようとする場合の、これらの条件の変更は、試行
錯誤の繰り返しにより決定されている。
量と上記支持体上における塗料の乾燥後の塗布厚との関
係が明らかでないため、この塗布厚について目標値を定
めても、塗料の供給流量を定めることが極めて煩雑であ
る。すなわち、所定の塗布厚となるするための条件とし
ては、例えば、ポンプの回転数が100(r/min)
であるとか、塗料の供給流量が5.0(リットル/mi
n)であるというように表現されており、目標塗布厚を
変更しようとする場合の、これらの条件の変更は、試行
錯誤の繰り返しにより決定されている。
【0008】また、上記支持体の走行速度を変更させた
場合において、該支持体上における塗布厚が目標値に維
持されるようにするためには、上記塗料の供給流量を変
更する必要がある。この場合においても、上記塗料の供
給流量の変更は、試行錯誤の繰り返しにより行うことと
なり、煩雑な作業となっている。
場合において、該支持体上における塗布厚が目標値に維
持されるようにするためには、上記塗料の供給流量を変
更する必要がある。この場合においても、上記塗料の供
給流量の変更は、試行錯誤の繰り返しにより行うことと
なり、煩雑な作業となっている。
【0009】なお、従来、特開平3−248330号公
報にも記載されているように、上記ポンプによる塗料の
供給流量を流量計等により常に測定し、この計測結果を
該ポンプにフィードバックして該ポンプを制御するよう
にした塗布方法が提案されている。しかしながら、この
ように塗料の供給流量をポンプの制御にフィードバック
させると、塗料の供給流量に脈動が生じ易く、この塗料
の支持体上における塗布厚を一定に維持することが極め
て困難であった。
報にも記載されているように、上記ポンプによる塗料の
供給流量を流量計等により常に測定し、この計測結果を
該ポンプにフィードバックして該ポンプを制御するよう
にした塗布方法が提案されている。しかしながら、この
ように塗料の供給流量をポンプの制御にフィードバック
させると、塗料の供給流量に脈動が生じ易く、この塗料
の支持体上における塗布厚を一定に維持することが極め
て困難であった。
【0010】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、支持体上における目標の塗布厚
を実現するための塗料の供給流量の決定が簡便に行え、
また、上記塗料の供給流量の脈動の発生が防止され、こ
の塗料の支持体上における塗布厚を一定に維持すること
をも実現できる塗布方法を提供することを目的とする。
案されるものであって、支持体上における目標の塗布厚
を実現するための塗料の供給流量の決定が簡便に行え、
また、上記塗料の供給流量の脈動の発生が防止され、こ
の塗料の支持体上における塗布厚を一定に維持すること
をも実現できる塗布方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明は、ポンプにより塗料をダ
イに供給し前記ダイの先端に設けられたスリットより連
続的に走行する可撓性支持体上に塗料を押し出しながら
塗布するエクストルージョン方式の塗布方法において、
上記ダイに供給される塗料の供給流量をQとし、上記可
撓性支持体に塗布された前記塗料の乾燥の前後における
塗布厚の比率をαとし、該可撓性支持体上における前記
塗料の乾燥後の塗布厚をTD とし、該可撓性支持体の走
行速度をVとし、該可撓性支持体の幅をWとしたとき
の、これらα、Q、TD 、V及びWの関係式、 Q=α・TD ・V・W に基づいて上記ポンプを制御する制御手段を用い、この
制御手段に上記走行速度V及び塗料の乾燥後の目標塗布
厚TD を入力し該制御手段により上記供給流量Qを決定
することとしたものである。
目的を達成するため、本発明は、ポンプにより塗料をダ
イに供給し前記ダイの先端に設けられたスリットより連
続的に走行する可撓性支持体上に塗料を押し出しながら
塗布するエクストルージョン方式の塗布方法において、
上記ダイに供給される塗料の供給流量をQとし、上記可
撓性支持体に塗布された前記塗料の乾燥の前後における
塗布厚の比率をαとし、該可撓性支持体上における前記
塗料の乾燥後の塗布厚をTD とし、該可撓性支持体の走
行速度をVとし、該可撓性支持体の幅をWとしたとき
の、これらα、Q、TD 、V及びWの関係式、 Q=α・TD ・V・W に基づいて上記ポンプを制御する制御手段を用い、この
制御手段に上記走行速度V及び塗料の乾燥後の目標塗布
厚TD を入力し該制御手段により上記供給流量Qを決定
することとしたものである。
【0012】
【作用】本発明に係る塗布方法においては、制御手段
が、可撓性支持体上における塗料の乾燥後の塗布厚TD
と該可撓性支持体の走行速度Vとを入力され、ダイに供
給される前記塗料の供給流量をQとし、前記可撓性支持
体に塗布された前記塗料の乾燥の前後における塗布厚の
比率をαとし、該可撓性支持体の幅をWとしたときの、
これらQ、α、TD 、V及びWの関係式、 Q=α・TD ・V・W に基づいて上記ポンプを制御するので、乾燥後の塗布厚
TD の目標値を直接的に入力して該塗布厚TD の制御を
行うことができる。
が、可撓性支持体上における塗料の乾燥後の塗布厚TD
と該可撓性支持体の走行速度Vとを入力され、ダイに供
給される前記塗料の供給流量をQとし、前記可撓性支持
体に塗布された前記塗料の乾燥の前後における塗布厚の
比率をαとし、該可撓性支持体の幅をWとしたときの、
これらQ、α、TD 、V及びWの関係式、 Q=α・TD ・V・W に基づいて上記ポンプを制御するので、乾燥後の塗布厚
TD の目標値を直接的に入力して該塗布厚TD の制御を
行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。本発明に係る塗布方法は、塗布型の
磁気記録媒体の製造工程において、フィルムベースへの
磁性塗料の塗布にあたって実施されるものである。この
塗布方法は、図1に示すように、ダイ7及びこのダイ7
に上記磁性塗料を供給するポンプ(精密ギヤポンプ)6
を有して構成された塗布装置により実施することができ
る。
しながら説明する。本発明に係る塗布方法は、塗布型の
磁気記録媒体の製造工程において、フィルムベースへの
磁性塗料の塗布にあたって実施されるものである。この
塗布方法は、図1に示すように、ダイ7及びこのダイ7
に上記磁性塗料を供給するポンプ(精密ギヤポンプ)6
を有して構成された塗布装置により実施することができ
る。
【0014】この塗布装置は、塗料タンク9内の磁性塗
料19を、供給管14を介して、上記ポンプ6により上
記ダイ(エクストルーダ)7のポケット(塗料溜り)3
内に送り出し、これをスリット4に供給して押し出し、
走行される可撓性支持体であるベースフィルム8上に塗
布するものである。そして、上記ポンプ6と上記ダイ7
との間には、フィルタ10が介在配設されている。上記
ポンプ6により送り出された磁性塗料19は、上記フィ
ルタ10内を透って、上記ダイ7に到達する。
料19を、供給管14を介して、上記ポンプ6により上
記ダイ(エクストルーダ)7のポケット(塗料溜り)3
内に送り出し、これをスリット4に供給して押し出し、
走行される可撓性支持体であるベースフィルム8上に塗
布するものである。そして、上記ポンプ6と上記ダイ7
との間には、フィルタ10が介在配設されている。上記
ポンプ6により送り出された磁性塗料19は、上記フィ
ルタ10内を透って、上記ダイ7に到達する。
【0015】そして、本発明に係る塗布方法を実施する
ためのこの塗布装置においては、上記ポンプ6は、制御
手段となるコントローラ1を有する塗布厚制御装置18
により、送り出し流量を制御される。
ためのこの塗布装置においては、上記ポンプ6は、制御
手段となるコントローラ1を有する塗布厚制御装置18
により、送り出し流量を制御される。
【0016】上記ダイ7は、図1及び図2に示すよう
に、所定の幅を有した略々直方体形状を有する金属ブロ
ックからなり、先端側が斜めに削り取られ、いわゆる楔
形となされるとともに、先端面17が超硬合金等によっ
て形成されてドクターエッジ部となされている。このダ
イ7には、このダイ7の先端面17に臨むようにスリッ
ト4が塗布幅に応じて形成されている。このスリット4
は、塗料が押し出される隙間となるものであって、例え
ば0.01mm乃至0.02mm程度の極めて狭い幅の
隙間として形成されている。このスリット4は、長手方
向を上記ダイ7の幅方向となして形成されている。
に、所定の幅を有した略々直方体形状を有する金属ブロ
ックからなり、先端側が斜めに削り取られ、いわゆる楔
形となされるとともに、先端面17が超硬合金等によっ
て形成されてドクターエッジ部となされている。このダ
イ7には、このダイ7の先端面17に臨むようにスリッ
ト4が塗布幅に応じて形成されている。このスリット4
は、塗料が押し出される隙間となるものであって、例え
ば0.01mm乃至0.02mm程度の極めて狭い幅の
隙間として形成されている。このスリット4は、長手方
向を上記ダイ7の幅方向となして形成されている。
【0017】上記ダイ7内には、上記スリット4の後方
側に位置して、このスリット4に通ずる上記ポケット3
が、該スリット4の長さと略々等しい長さの円柱状の空
間部として形成されている。そして、このポケット3の
両端部には、このポケット3の内径よりも小さい内径を
有する塗料供給口が、例えば、上記ダイ7の両側面部に
開口する如く設けられている。この塗料供給口からは、
上記磁性塗料19が、上記ポケット3内へ供給されるよ
うになされている。したがって、上記ポケット3は、上
記ポンプ6により圧送された磁性塗料19を受ける空間
となり、アキュームレータの機能を有している。
側に位置して、このスリット4に通ずる上記ポケット3
が、該スリット4の長さと略々等しい長さの円柱状の空
間部として形成されている。そして、このポケット3の
両端部には、このポケット3の内径よりも小さい内径を
有する塗料供給口が、例えば、上記ダイ7の両側面部に
開口する如く設けられている。この塗料供給口からは、
上記磁性塗料19が、上記ポケット3内へ供給されるよ
うになされている。したがって、上記ポケット3は、上
記ポンプ6により圧送された磁性塗料19を受ける空間
となり、アキュームレータの機能を有している。
【0018】上記フィルタ10は、一定の圧力損失をも
って上記ポンプ6に起因する脈動を解消するものであ
り、脈動除去機能を有している。このフィルタ10とし
ては、金属焼結フィルタ(例えばステンレス焼結フィル
タ)やセラミクスフィルタ等の他、繊維質からなるフィ
ルタや各種発泡体等を組み込んだフィルタ等が使用され
る。また、このフィルタ10として、有機溶剤対応の一
般的なアキュームレータを使用することもできる。
って上記ポンプ6に起因する脈動を解消するものであ
り、脈動除去機能を有している。このフィルタ10とし
ては、金属焼結フィルタ(例えばステンレス焼結フィル
タ)やセラミクスフィルタ等の他、繊維質からなるフィ
ルタや各種発泡体等を組み込んだフィルタ等が使用され
る。また、このフィルタ10として、有機溶剤対応の一
般的なアキュームレータを使用することもできる。
【0019】上記ベースフィルム8は、図示しないサプ
ライリールより巻出されて、ガイドローラ11及び駆動
ローラ12により案内されるとともに走行され、図示し
ないテイクアップリールに巻取られる。上記駆動ローラ
12は、走行コントローラ13により回転速度が一定と
なるように制御された図示しないモータによって回転操
作される。すなわち、上記走行コントローラ13は、上
記フィルムベース8の走行速度を一定に維持する。
ライリールより巻出されて、ガイドローラ11及び駆動
ローラ12により案内されるとともに走行され、図示し
ないテイクアップリールに巻取られる。上記駆動ローラ
12は、走行コントローラ13により回転速度が一定と
なるように制御された図示しないモータによって回転操
作される。すなわち、上記走行コントローラ13は、上
記フィルムベース8の走行速度を一定に維持する。
【0020】この塗布装置においては、図2中に矢印V
で示すように、上記フィルムベース8が一定速度で送り
操作され、図2中に矢印Qで示すように、上記スリット
4を介して上記磁性塗料19が上記ダイ7の先端部側に
押し出されることにより、該フィルムベース8上には、
該磁性塗料19が塗布され、塗膜15が形成される。こ
の塗膜15は、上記フィルムベース8上に形成された
後、上記ダイ7に並列するようにして該フィルムベース
8に対向して配設されたドライヤ16により、加熱さ
れ、溶剤を揮発させて乾燥する。
で示すように、上記フィルムベース8が一定速度で送り
操作され、図2中に矢印Qで示すように、上記スリット
4を介して上記磁性塗料19が上記ダイ7の先端部側に
押し出されることにより、該フィルムベース8上には、
該磁性塗料19が塗布され、塗膜15が形成される。こ
の塗膜15は、上記フィルムベース8上に形成された
後、上記ダイ7に並列するようにして該フィルムベース
8に対向して配設されたドライヤ16により、加熱さ
れ、溶剤を揮発させて乾燥する。
【0021】そして、上記塗布厚制御装置18は、上記
コントローラ1と、このコントローラ1に塗布厚を示す
数値を入力するための塗布厚設定部2と、このコントロ
ーラ1の出力に基づいて上記ポンプ6の回転数を制御す
るインバータ5とを有して構成されている。また、上記
コントローラ1には、上記走行コントローラ13より、
上記フィルムベース8の走行速度の目標値を示す数値情
報が送られる。
コントローラ1と、このコントローラ1に塗布厚を示す
数値を入力するための塗布厚設定部2と、このコントロ
ーラ1の出力に基づいて上記ポンプ6の回転数を制御す
るインバータ5とを有して構成されている。また、上記
コントローラ1には、上記走行コントローラ13より、
上記フィルムベース8の走行速度の目標値を示す数値情
報が送られる。
【0022】上記コントローラ1は、上記磁性塗料の塗
布厚についての演算式が予めプログラムされたシーケン
サを有している。この演算式とは、上記ダイ7に供給さ
れる塗料の供給流量をQ(リットル/min)とし、上
記フィルムベース8に磁性塗料19が塗布されてなる塗
膜15の乾燥の前後における塗布厚(膜厚)の比率をα
とし、該フィルムベース8上における上記塗膜15の乾
燥後の塗布厚をTD (μm)とし、該フィルムベース8
の走行速度をV(m/min)とし、該フィルムベース
8の幅をW(mm)としたときの、これらQ、α、
TD 、V及びWの関係式であって、 Q=k・α・TD ・V・W ・・・・・・・・・・・・(式1) で示されるものである。この式1において、kは、単位
の換算を行うための定数であり、この例では、k=1×
10-6である。
布厚についての演算式が予めプログラムされたシーケン
サを有している。この演算式とは、上記ダイ7に供給さ
れる塗料の供給流量をQ(リットル/min)とし、上
記フィルムベース8に磁性塗料19が塗布されてなる塗
膜15の乾燥の前後における塗布厚(膜厚)の比率をα
とし、該フィルムベース8上における上記塗膜15の乾
燥後の塗布厚をTD (μm)とし、該フィルムベース8
の走行速度をV(m/min)とし、該フィルムベース
8の幅をW(mm)としたときの、これらQ、α、
TD 、V及びWの関係式であって、 Q=k・α・TD ・V・W ・・・・・・・・・・・・(式1) で示されるものである。この式1において、kは、単位
の換算を行うための定数であり、この例では、k=1×
10-6である。
【0023】また、上記式1における比率αは、図2に
示すように、上記塗膜15が上記ドライヤ16により乾
燥される前の塗布厚をTW とし、該塗膜15が該ドライ
ヤ16により乾燥された後の塗布厚をTD としたとき
の、TW /TD である。すなわち、上記磁性塗料19の
上記ダイ7への供給流量の制御は、上記塗膜15の乾燥
前の塗布厚TW で行う必要があるが、一方、磁気記録媒
体の品質管理は該塗膜15の乾燥後の塗布厚TD で行う
必要があるため、上記比率αを上記演算式に導入したも
のである。この比率αは、オーディオ用テープでは5、
ビデオ用オキサイド(酸化鉄系)テープでは6、そし
て、ビデオ用のいわゆるメタルテープでは7である。
示すように、上記塗膜15が上記ドライヤ16により乾
燥される前の塗布厚をTW とし、該塗膜15が該ドライ
ヤ16により乾燥された後の塗布厚をTD としたとき
の、TW /TD である。すなわち、上記磁性塗料19の
上記ダイ7への供給流量の制御は、上記塗膜15の乾燥
前の塗布厚TW で行う必要があるが、一方、磁気記録媒
体の品質管理は該塗膜15の乾燥後の塗布厚TD で行う
必要があるため、上記比率αを上記演算式に導入したも
のである。この比率αは、オーディオ用テープでは5、
ビデオ用オキサイド(酸化鉄系)テープでは6、そし
て、ビデオ用のいわゆるメタルテープでは7である。
【0024】本発明に係る塗布方法においては、上記コ
ントローラ1により、上記式1に基づく上記ポンプ6の
制御を行わせる。すなわち、上記コントローラ1は、上
記塗布厚設定部2を介して乾燥塗布厚TD が入力される
と、上記走行コントローラ13より供給されている上記
フィルムベース8の走行速度Vと、予め設定されている
該フィルムベース8の幅W及び上記比率αとに基づき、
図3に示すように、入力された乾燥塗布厚TD に対応す
る供給流量Qを算出する。そして、このコントローラ1
は、上記ポンプ6における磁性塗料の流量が算出された
供給流量Qとなるように、上記インバータ5を介して、
該ポンプ6の回転数を制御する。なお、図3において
は、実線が上記式1に基づく計算値を示しており、丸付
きのドットで示した箇所が実測値を示している。
ントローラ1により、上記式1に基づく上記ポンプ6の
制御を行わせる。すなわち、上記コントローラ1は、上
記塗布厚設定部2を介して乾燥塗布厚TD が入力される
と、上記走行コントローラ13より供給されている上記
フィルムベース8の走行速度Vと、予め設定されている
該フィルムベース8の幅W及び上記比率αとに基づき、
図3に示すように、入力された乾燥塗布厚TD に対応す
る供給流量Qを算出する。そして、このコントローラ1
は、上記ポンプ6における磁性塗料の流量が算出された
供給流量Qとなるように、上記インバータ5を介して、
該ポンプ6の回転数を制御する。なお、図3において
は、実線が上記式1に基づく計算値を示しており、丸付
きのドットで示した箇所が実測値を示している。
【0025】例えば、幅が610(mm)のフィルムベ
ースを用いて、オーディオ用テープを製造する場合にお
いては、上記供給流量Q(リットル/min)は、上記
式1より、 Q=5×610×10-6(TD ・V)≒3×10-3(TD ・V)・・・・(式2) となる。ここで、走行速度Vを100(m/min)と
すると、 Q≒3×10-1 TD ・・・・・・・・・・・・(式3) となり、乾燥塗布厚TD が3(μm)ならば、約0.9
リットル/minとなり、乾燥塗布厚TD が5(μm)
ならば、約1.5リットル/minとなる。
ースを用いて、オーディオ用テープを製造する場合にお
いては、上記供給流量Q(リットル/min)は、上記
式1より、 Q=5×610×10-6(TD ・V)≒3×10-3(TD ・V)・・・・(式2) となる。ここで、走行速度Vを100(m/min)と
すると、 Q≒3×10-1 TD ・・・・・・・・・・・・(式3) となり、乾燥塗布厚TD が3(μm)ならば、約0.9
リットル/minとなり、乾燥塗布厚TD が5(μm)
ならば、約1.5リットル/minとなる。
【0026】上記コントローラ1は、上記インバータ5
を介して、上記ポンプ6の回転数を一定となるように制
御し、上記磁性塗料19の流量や上記フィルムベース8
の走行速度等によるフィードバックを受けることがない
ので、該磁性塗料の供給流量に脈動を生じさせることな
く、該供給流量を安定させて制御する。したがって、こ
の塗布方法によれば、上記フィルムベース8上に塗布厚
の安定した磁性塗料の塗膜を形成することができ、該塗
膜を2層以上積層形成して構成する磁気記録媒体の製造
も容易化される。
を介して、上記ポンプ6の回転数を一定となるように制
御し、上記磁性塗料19の流量や上記フィルムベース8
の走行速度等によるフィードバックを受けることがない
ので、該磁性塗料の供給流量に脈動を生じさせることな
く、該供給流量を安定させて制御する。したがって、こ
の塗布方法によれば、上記フィルムベース8上に塗布厚
の安定した磁性塗料の塗膜を形成することができ、該塗
膜を2層以上積層形成して構成する磁気記録媒体の製造
も容易化される。
【0027】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る塗布方法に
おいては、制御手段が、可撓性支持体上における塗料の
乾燥後の塗布厚TD と該可撓性支持体の走行速度Vとを
入力され、ダイに供給される前記塗料の供給流量をQと
し、前記可撓性支持体に塗布された前記塗料の乾燥の前
後における塗布厚の比率をαとし、該可撓性支持体の幅
をWとしたときの、これらQ、α、TD 、V及びWの関
係式、 Q=α・TD ・V・W に基づいて上記ポンプを制御する。
おいては、制御手段が、可撓性支持体上における塗料の
乾燥後の塗布厚TD と該可撓性支持体の走行速度Vとを
入力され、ダイに供給される前記塗料の供給流量をQと
し、前記可撓性支持体に塗布された前記塗料の乾燥の前
後における塗布厚の比率をαとし、該可撓性支持体の幅
をWとしたときの、これらQ、α、TD 、V及びWの関
係式、 Q=α・TD ・V・W に基づいて上記ポンプを制御する。
【0028】したがって、この塗布方法においては、乾
燥後の塗布厚TD の目標値を直接的に入力して、該塗布
厚TD の制御を行うことができる。
燥後の塗布厚TD の目標値を直接的に入力して、該塗布
厚TD の制御を行うことができる。
【0029】すなわち、本発明は、支持体上における目
標の塗布厚を実現するための塗料の供給流量の決定が簡
便に行えるようになされた塗布方法を提供することがで
きるものである。
標の塗布厚を実現するための塗料の供給流量の決定が簡
便に行えるようになされた塗布方法を提供することがで
きるものである。
【0030】また、本発明に係る塗布方法においては、
制御手段は、塗料の供給流量によるフィードバックを受
けることなくポンプを制御するので、該塗料の供給流量
の脈動の発生を防止し、この塗料の支持体上における塗
布厚を一定に維持させる。
制御手段は、塗料の供給流量によるフィードバックを受
けることなくポンプを制御するので、該塗料の供給流量
の脈動の発生を防止し、この塗料の支持体上における塗
布厚を一定に維持させる。
【図1】本発明に係る塗布方法を実施するための塗布装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記塗布装置により形成される塗膜の状態を示
す拡大断面図ある。
す拡大断面図ある。
【図3】上記塗布方法における塗料の供給流量と塗布厚
との関係を支持体の走行速度毎に示したグラフである。
との関係を支持体の走行速度毎に示したグラフである。
1・・・・・・・・・・・・コントローラ 2・・・・・・・・・・・・塗布厚設定部 6・・・・・・・・・・・・ポンプ 7・・・・・・・・・・・・ダイヘッド 8・・・・・・・・・・・・ベースフィルム
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプにより塗料をダイに供給し、前記
ダイの先端に設けられたスリットより連続的に走行する
可撓性支持体上に塗料を押し出しながら塗布するエクス
トルージョン方式の塗布方法において、 上記ダイに供給される塗料の供給流量をQとし、上記可
撓性支持体に塗布された前記塗料の乾燥の前後における
塗布厚の比率をαとし、該可撓性支持体上における前記
塗料の乾燥後の塗布厚をTD とし、該可撓性支持体の走
行速度をVとし、該可撓性支持体の幅をWとしたとき
の、これらα、Q、TD 、V及びWの関係式、 Q=α・TD ・V・W に基づいて、上記ポンプを制御する制御手段を用い、 上記制御手段に上記走行速度V及び塗料の乾燥後の目標
塗布厚TD を入力し、この制御手段により上記供給流量
Qを決定することを特徴とする塗布方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11999093A JP3218798B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11999093A JP3218798B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 塗布方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06328036A true JPH06328036A (ja) | 1994-11-29 |
| JP3218798B2 JP3218798B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=14775176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11999093A Expired - Fee Related JP3218798B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 塗布方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3218798B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6007281B1 (ja) * | 2015-04-16 | 2016-10-12 | 日東電工株式会社 | 塗工装置及び塗工膜の製造方法 |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP11999093A patent/JP3218798B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6007281B1 (ja) * | 2015-04-16 | 2016-10-12 | 日東電工株式会社 | 塗工装置及び塗工膜の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3218798B2 (ja) | 2001-10-15 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010710 |
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