JPH0632938B2 - サーマル・プリント装置 - Google Patents

サーマル・プリント装置

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JPH0632938B2
JPH0632938B2 JP17780585A JP17780585A JPH0632938B2 JP H0632938 B2 JPH0632938 B2 JP H0632938B2 JP 17780585 A JP17780585 A JP 17780585A JP 17780585 A JP17780585 A JP 17780585A JP H0632938 B2 JPH0632938 B2 JP H0632938B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はサーマル・プリントに関し、特にサーマル・ラ
イン・プリンタ又は直列サーマル・プリント・ヘッド素
子の欠陥を自動的に検出し、少なくとも1つの欠陥サー
マル・プリント・ヘッド素子を自動修正する方法および
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のサーマル・ライン・プリンタにおいては、キャラ
クタ位置はサーマル・プリント・ヘッドに沿った熱抵抗
素子のラインに関して固定されている。例えば、ここで
例示のために述べると、従来のサーマル・ライン・プリ
ンタにおいて、各キャラクタ位置は14ドツト幅を持つ
と共に隣り合うキャラクタ位置間にある5ドットの不使
用ギャップを有するものと仮定しよう。従って、この従
来のサーマル・ライン・プリンタの例では、キヤラクタ
1は常に抵抗素子1−14を使用し、キャラクタ2は常
に抵抗素子20−33を使用し、キャラクタ3は常に抵
抗素39−52を使用し、以下同様に各素子を使用す
る。
この種の従来技術としては次に掲げるものがある。
エヌ・イシバシ他による米国特許第4,284,876
号「サーマル・プリンティング・システム」、ディー・
エフ・モーア他による米国特許第4,321,610号
「半スペース・ドット能力を有するドット・マトリック
ス・プリンタ」、 ジー・アンノ他による米国特許第4,364,063号
「熱記録装置」。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上説明したような固定キャラクタ位置を有するサーマ
ル・ライン・プリンタにおける問題は、抵抗素子が焼き
切れたような場合、従来のサーマル・ライン・プリンタ
ではその抵抗素子の欠陥を自動的に検出することができ
ない、ということである。その抵抗素子の欠陥は、プリ
ンタのオペレーターが、プリントしたキャラクタに現れ
たギャップまたは”穴”に気付いたときにのみ発見する
ことができた。しかし、そのオペレーターは、例え
ば、”穴”のあるキャラクタを多数プリントするまでそ
の”穴”に気付かないかもしれない。オペレーターが最
終的に”穴”に気付き、プリンタを止めて技術者を呼
び、その欠陥のあるサーマル・プリント・ヘッドを変換
しなければそのプリンタは使えないことになる。そのよ
うなサーマル・ライン・プリンタのダウンタイムは相当
長くなるかもしれず、修理期間中のコストおよびその間
のオペレーターの時間的損失は非常に大きい。
従って、本発明は、以上説明したような、従来のサーマ
ル・ライン・プリンタまたは直列サーマル・プリント・
ヘッドにおける欠点を除去する方法および装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、各抵抗素子、またはサーマル素子に対するテ
スト信号を発生して、所定の基準値と比較することによ
り、欠陥素子を検出したときに、欠陥信号を発生し、そ
れを修正するようにして、サーマル・ライン・プリンタ
または直列サーマル・プリント・ヘッドの中の欠陥サー
マル・プリント・ヘッド素子を自動検出し、該欠陥サー
マル・プリント・ヘッド素子を自動修正するようにして
上記の問題を解決したものである。
〔作用〕
本発明の一面によると、第1の動作モード中、サーマル
素子に選択的に対応する予め選ばれた数のキャラクタ位
置を有する直列キャラクタ・データを発生させ、更に第
2の動作モード中、直列テスト・データを発生させる手
段と、サーマル素子に接続され直列テスト・データに選
択的に応答して各第2の動作モード中各サーマル素子に
対応するテスト信号を発生させる手段と、各サーマル素
子の各テスト信号を所定の基準値と選択的に比較して第
2の動作モード中、欠陥サーマル素子を発見したときに
それに対する欠陥信号を発生させて修正する手段とを含
むサーマル素子のリニア・アレイを有するサーマル・プ
リンタ装置を提供する。
本発明の他の面によると、サーマル・プリンタ中のサー
マル素子のリニア・アレイ中の欠陥サーマル素子を自動
検出し、修正する方法であって、各サーマル素子に対す
る基準信号を決定し、各サーマル素子に対する基準信号
を記憶し、各テスト動作モード・シークエンスを通して
各サーマル素子に対するテスト信号を測定し、各テスト
動作モード中各サーマル素子の各テスト信号と対応する
基準信号トを比較し、その比較工程においてサーマル素
子のテスト信号が、そのサーマル素子に対する基準信号
から予め定められた量だけずれているときに、その欠陥
サーマル素子を検出し修正する各工程を含む欠陥サーマ
ル素子の自動検出方法を提供する。
〔実施例〕
次に、添付図面を参照してこの発明の一実施例を説明す
る。
以下、本発明の実施例をサーマル・ライン・プリンタに
ついて説明するが、本発明によるサーマル・プリンタは
他の応用、例えば、直列サーマル・プリント・ヘッドに
も利用することができる。
次に、第1図の先行技術サーマル・ライン・プリンタの
例を説明する。第1図のプリンタのサーマル・プリント
・ヘッド、サーマル抵抗素子またはヒータ素子R1−RN
は、サーマル・プリント・ヘッド11の絶縁セラミック
またはガラス基板(図に示していない)に一列に配置さ
れている。第1図に見るように、素子R1−RNの上部端
子は+VBUSライン(+VBUS)13を介して正電源(図
に示していない)に共通に接続され、その下部端子は夫
々エミッターが接地されているNPNドライバ・トラン
ジスタのコレクタに接続されている。それらトランジス
タQ1−QNはそれらのベースに供給される。”ハイ”ま
たは”1”状態信号によって選択的にターンオンされ
(後述する)、予め選択された対応素子R1−RNの1つの
下部端子を接地して、そのドットライン情報を熱プリン
トする。
ターンオンされたトランジスタQ1−QNの夫々は、対応
するサーマル抵抗素子R1−RNの1つを通して、そのト
ランジスタがターンオンされている時間(t)の間電流
を流す。その結果生じたI2Rtエネルギは(典型的に
は各素子当たり2−3ミリジュール)受容感熱紙(図に
示していない)を使用した場合にはそこに、またはドナ
ー熱転写リボン(図に示していない)を使用した場合に
はそこに、熱移動を生じさせて現像される。
第1図のサーマル・ライン・プリンタの動作の際、長さ
N(バイナリ)ビットの直列データ流は、該Nビットが
レジスタ15に記憶されるまで、クロック(CLOC
K)パルスによってシフト・レジスタ15にシフトされ
る。このシフト・レジスタ15はNフリップ・フロップ
(図に示していない)シークエンスから成り、Nビット
直列データ流がそこに記憶される前に、その出力はリセ
ット(RESET)パルスによってすべて”0”状態出
力にリセットされる。これれレジスタ15のNビット・
データは熱プリントされるべき次のラインのデータを表
す。
レジスタ15に記憶されているNビットのデータは、ラ
インS1−SNを介して並列にラッチ回路17の対応する
入力に供給される。レジスタ15のNビットが安定した
ときに、ラッチ(LATCH)信号を発生してレジスタ
15からのNビット・データを並列に同時にラッチ回路
17に記憶する。
レジスタ15からのNビット・データがラッチ回路17
に記憶されると、次のNビット直列データ・ラインが順
次シフト・レジスタ15にクロックインされる。
ラッチ回路17に記憶されたNビット・データは、ライ
ンL1−LNを介して並列にアンド・ゲートG1−GNの第
1の入力に供給される。これらNビットのデータは”ハ
イ”のストローブ(STROBE)パルスが、アンド・
ゲートG1−GNの第2の入力に共に供給されたときに、
サーマル抵抗素子R1−RNのどれが作動するか、という
ことを決定する。更に詳しく述べると、ラインL1−LN
のハイ(論理1)になったもののみが、ストローブ・パ
ルスがハイの時、対応する素子R1−RNを作動して熱プ
リントすることになる。例えば、ラインL3のバイナリ
ー・ビットがハイであれば、アンド・ゲートG3が共通
ストローブ・パルスでアンドされてトランジスタQ3
ターンオンし、ストローブ・パルスの幅で制御された時
間tの間、熱抵抗素子R3に電流を流す。その結果、素
子R3に熱エネルギI2Rtが発生して、使用する記録媒
体または書類上のR3の位置に熱プリントのドットを発
生させる。
第1図の先行技術サーマル・ライン・プリンタに関する
問題を説明するに当たり、それはN=320であると仮
定する。これは第1図のプリンタはドット・マトリック
ス・キャラクタをプリントするために、1行または1ラ
イン320の熱抵抗素子R1−R320を持つということを
意味している。また、これらキャラクタは最大14ドッ
ト幅であり、その間に、例えば、5ドットの不使用ドッ
トがあるものと仮定する。従って、320プリント素子
のプリント・ヘッドでプリントしうるキャラクタの最大
数は17である。
第2図は個々のキャラクタ列1−14の典型的に割り当
てられている最初の14ドット(第1図の素子R1−R
14に由来する)を示す17キャラクタの典型的な最初の
キャラクタ(0)を例示する。キャラクタ1と2との間
の不使用5ドット・スペース(キャラクタ列15−1
9)は図に示していない。熱抵抗素子R1−R320は夫々
キャラクタ列1−320(図に示していない)に割り当
てられる。
第1図に示すような従来のサーマル・ライン・プリンタ
の重要な概念は、サーマル・プリント・ヘッド11のキ
ャラクタ位置が固定されているということである。即
ち、キャラクタ1は常に熱抵抗素子R1−R14を使用
し、キャラクタ2は常にサーマル素子R20−R33を使用
し、キャラクタ3は常にR39−R52を使用し、以下同様
に使用するということである。
そのような固定キャラクタ位置を有する従来のサーマル
・ライン・プリンタにおける問題は、そのプリンタは本
質的に”オープン・ループ”方式として働くということ
である。そのような”オープン・ループ”方式では、サ
ーマル素子が焼き切れたとき(使用できなくなる)にそ
の素子の不作動を検出および(または)修正する方法が
ない。プリンタのオペレーターがプリントされたキャラ
クタに現れた”穴”に気が付き、プリンタを停止してプ
リント・ヘッドを交換したときにのみ、それが可能とな
る。例えば、素子R3(第1図)が焼損したときには第
2図のキャラクタ”0”の第3列がプリントされず、キ
ャラクタ列3にある上と下のキャラクタ”0”の横棒部
分に”穴”を発生させる。
そのような“穴”またはギャップのあるキャラクタの誤
りプリントは、修正に費用のかかる書類の拒絶か、もっ
と重大な結果となるかもしれないキャラクタの誤読を発
生させるかもしれないため、例えば、E13B,CMC
7,OCRAおよびOCRBのような金融フォントでは
許容されない。その上、誤りプリントを見ているオペレ
ーターが素子の焼損を検出した後も、技術者が欠陥プリ
ント・ヘッドを交換する費用および時間が相当かかる。
欠陥プリント・ヘッドを交換するのに要する時間は、そ
の日その日に締切時間までに間に合わせなければならな
い金融銀行業務においては本質的に重大なことである。
第3図および第3A図は、この発明のサーマル・ライン
・プリンタの好ましい実施例を表わす。それは第1図の
従来のサーマル・ライン・プリンタの問題を極小化する
ものである。
説明のために第3図のサーマル・ライン・プリンタは、
シフト・レジスタ15、ラインS1−SN,ラッチ回路1
7、ラインL1−LN,アンド・ゲートG1−GN,ライン
1−CN,ドライバ・トランジスタQ1−QN,サーマル
・プリント・ヘッド11(サーマル抵抗または熱素子R
1−RNを有する)および第1図の+VBASEライン13を
含むものとする。これら第3図の上記構造の素子は、第
1図において説明した対応する番号の構造素子の構造、
相互接続および動作などが類似であるからこれ以上の説
明は不要である。
第3図のサーマル・ライン・プリンタは、自動的に欠陥
素子を検出する”クローズド・ループ”方式で動作し、
サーマル・プリント・ヘッド11の素子R1−RNの、少
なくとも最初の欠陥(焼損または劣化した)素子を自動
補償または補正する。特に、第3図の”クローズド・ル
ープ”方式は、欠陥素子が使用できなくなる前に欠陥素
子を自動検出し、シフト・レジスタ15に供給された直
列データ流のキャラクタ列とギャップの相対位置を変更
するソフトウエア・シフト動作により、プリント・ヘッ
ド11の長手方向に沿った固定キャラクタ位置を変更す
ることによって、少なくとも最初の欠陥素子を自動修正
する。
その上、欠陥ではあるがまだ使用できる素子を自動検出
して、プリント・ヘッドが使用できなくなる十分前に、
不使用になりかかっている欠陥素子の存在を、オペレー
ターに知らせることができる。そのような不使用になり
かかっている欠陥素子の早期検出はオペレーターが技術
者を呼び、ピークでないとき、またはダウンタイム期間
中に、プリント・ヘッド11の交換を行わせることが可
能にする。
第3図のシステムは第3A図により詳細に示すように、
システムの動作を選択的に制御するプロセッサー19を
含む。プロセッサー19はコンピューター、マイクロプ
ロセッサー、または他の適当な演算装置でもよい。ここ
で説明するためのプロセッサー19は、カリフォルニア
州サンタクララのインテル社製8051マイクロプロセ
ッサーである。第3A図に示すように、プロセッサーま
たはマイクロプロセッサー19は第1のレジスタ21
と、第2のレジスタ23と、実行するソフトウエア・プ
ログラムを記憶する読出専用メモリー(ROM)25
と、データを一時記憶するランダム・アクセス・メモリ
ー(RAM)27と,ROM25のソフトウエア・プロ
グラムによって制御され、算術演算を実行してプロセッ
サー19の動作を制御する信号を発明する算術論理ユニ
ット(ALU)29とを含む。その上、プロセッサーま
たはマイクロプロセッサー19はALU29によって制
御されROM25の主プログラム、および種々のサブル
ーチンにアクセスするプログラム・カウンター28と、
アキュムレーター30とカウンター32と、ルックアッ
プ・テーブル34と、ポート・バッファなどのようなそ
の他の回路を含む。ルックアップ・テーブル・ポインタ
ー34はROM25のプログラムのソフトウエア制御の
もとにアウトプット・アドレス(A0−A9)を選択的
に発生させ、欠陥素子の位置関係を選択的に提供する。
第三図のシステムの動作は2つのフェーズから成る。第
1動作フェーズでは、サーマル抵抗素子R1−RNが欠陥
素子の検出のために周期的にテストされる。第2動作フ
ェーズでは、熱プリントされるべき1ラインの直列デー
タ流のキャラクタ列とギャップの相対位置が欠陥素子の
修正のために変更される。これら2つの動作フェーズは
後程説明する。
〔素子のテスト〕
最初、プロセッサー19はオン/オフ・ライン31にオ
フ信号を供給して電圧レギュレーター33をターンオフ
することにより、+VBUSライン13およびサーマル素
子R1−RNに+20V調整電圧が電圧レギュレーター3
3から供給されないようにする。電圧レギュレーター3
3をターンオフすると、VBUSライン13に接続された
カソードと、センス抵抗RSを介して+5V電位に接続
されているアノードとを有するダイオード35をホワー
ドバイアスにする。ダイオード35がホワードバイアス
されると、センス抵抗RSと、サーマル素子R1−RN
いずれかとの並行組み合わせとの間に分圧器が形成され
る(即ち、サーマル素子R1−RNはドライバ・トランジ
スタQ1−QNの対応するものを選択的に作動させること
によって制御可能で作動することができる)。
今、テストのために、どんな時にもサーマル素子R1
Nの1つだけがターンオンまたは作動するものとす
る。これは、プロセッサー19が連続データ・ライン3
8に直列データを、およびクロック・ライン40に関連
するクロック・パルスを、出力することによって達成さ
れる。この直列データは、テストされるべきプリント・
ヘッド11の素子の位置に該当する直列データ内の位置
に”1”状態ビット1つだけを含み、直列データの残り
のビットN−1は”0”状態ビットにしてある。
1つの”1”状態ビットだけを持つ直列データはライン
40のクロック・パルスによってライン38からシフト
・レジスタ15にクロックインされる。レジスタ15の
直列データのこの”1”状態ビットの位置は、テストさ
れるべきプリント・ヘッド11の素子の位置に対応す
る。レジスタ15のこの”1”状態ビットは、ラッチ・
パルスでラッチ回路17にラッチされる。今、ラッチ回
路17の出力L1−LNの該当する1つにあるラッチされ
た”1”状態ビットが、ストローブ・パルスによって対
応するアンド・ゲートG1−GNを作動し、該当するトラ
ンジスタQ1−QNをターンオンして希望するサーマル素
子R1−RNの中の1つを作動する。例えば、もし素子R
1をテストする場合には、レジスタ15にクロックイン
された最後のビットのみが”1”状態ビットであろう。
この”1”状態ビットはラインS1を介してラッチ回路
に供給され、ラッチ・パルスでそこにラッチされる。こ
のラッチ回路17の”1”状態ビットはラインL1を介
してアンド・ゲートG1を作動させ、トランジスタQ1
ターンオンするためのストローブ・パルスの時に、それ
によって素子R1をテストする。
素子R1−RNの与えられた1つをテストするために、セ
ンス電圧VSENSEがセンス抵抗RSとダイオード35との
ジャンクションで測定またはセンスされる。テストされ
た、または測定された素子のセンス電圧VSENSEの振幅
はそのサーマル素子の抵抗値の関数である。VSENSE
値は次の方程式で与えられる。
ここに: VD1=ダイオード35間の電圧降下(ゲルマニウム・ダ
イオードで典型的に0.2V乃至0.3V) VQTPH=ドライバ・トランジスタQ1−QNがターンオン
してそして飽和状態にあるときのそれらトランジスタ間
の電圧降下(典型的には0.2V) RTPH=サーマル素子R1−RNのいずれか1つがテスト
のために選ばれた場合の抵抗値 RS=センス抵抗RSの抵抗値 従って、初期基準アナロク・センス電圧VSENSEは初期
テスト動作モード中に、抵抗37を介してアナログ/デ
ィジタル(A/D)変換器39の入力に供給されてサー
マル・プリント・ヘッド11のサーマル素子R1−RN
各々について測定することができる。VSENSE信号の測
定後、プロセッサ−19から変換開始信号を受信したと
きに、A/D変換器19はアナログVSENSE信号をディ
ジタル信号化する。そこで、プロセッサー19は、CE
N(変換器エネーブル)パルスをA/D変換器39に送
り、ディジタル化したVSENSE信号をプロセッサー19
のアキュームレーター30(第3A図)にデータ・バス
41を介して転送させ、従来の不揮発性RAM(NV
RAM)43のデータ入力に供給する。プロセッサー1
9からRAMエネーブル(REN)信号およびロー(l
ow)書き込み信号(WR)を受信すると同時に、ディ
ジタルVSENSE信号は、プロセッサー19のアキュムレ
ーター30(第3A図)からデータ・バス41を介し
て、プロセッサー19からのメモリー位置アドレスA0
−A9によって決められるNV RAM43の該当する
メモリー位置に転送される。
各VSENSE電圧が測定される前に、プロセッサー19か
らデータ・ライン41を介してアドレス・ビットA0−
A7がアドレス・ラッチ45の入力に供給される。そこ
で、プロセッサー19はラッチ45にアドレス・ラッチ
・エネーブル(ALE)パルスを供給してビットA0−
A7をラッチ45にラッチする。ラッチ45の出力のア
ドレス・ビットA0−A7はプロセッサー19から来た
同時発生のアドレス・ビットA8,A9と組み合わせ
て、該当する初期VSENSE信号を記憶するNV RAM
43の適当なメモリー位置アドレスを形成する。この時
点において、ロー書込信号WRとハイ読出信号(プロセ
ッサー19からの)は夫々NV RAM43のWE(書
込エネーブル)およびOE(出力エネーブル)入力に供
給される。
ローWR信号は、データ・ライン41の一群の入力ディ
ジタルVSENSE値を、夫々アドレス・ビットA0−A9
で示すNV RAM43のメモリー位置アドレスに書込
むことができるようにする。他方、ハイRD信号はNV
RAM43からデータを読出すことを防止する。従っ
て、プロセッサー19はサーマル・プリント・ヘッド1
1の各素子R1−RNに対する初期VSENSE測定値または
信号をNV RAM43に記憶する。
前述したように、テストされ、測定される素子のV
SENSE電圧の振幅は、その素子の抵抗値に対応するかま
たは等しい。故に、”素子のVSENSE測定値”と”素子
の抵抗測定値”のことばは同じ意味で以下の説明に使用
される。従って、素子R1−RNの初期抵抗値がNV R
AM43に記憶される。
後で説明するように、第6A図はサーマル・プリント・
ヘッド11の素子R1−RNのそれら初期測定の実行に使
用されるソフトウエア・サブルーチンを説明する流れ図
である。素子R1−RNの各々のための初期VSENSE測定
値または信号は、初期基準値の設定に使用されて、後に
続く対応するVSENSE測定値が欠陥サーマル素子を表示
するかどうかを決定する。この説明において、各サーマ
ル素子R1−RNの失敗の態様はそこを通る各連結的パル
ス電流によって”更に悪化する”各素子の徐々に悪化す
る過程であるということに注意を要する。第3図に示す
ように、サーマル素子の抵抗が増加(または減少)する
と、それに比例して対応するVSENSE値は増加(または
減少)する。従って、素子のVSENSE値測定値は実際上
その素子の抵抗値である。
第4図は前もってその素子に1×106パルスを供給し
た後に始まる、その素子のプリント・ヘッド動作の数に
対する代表的プリント・ヘッド素子の抵抗またはΔR/
R%ドリフトの百分比変化のグラフである。その開始点
では、素子の抵抗は0%の初期測定値から約2.5%減
少しているということがわかる。
ひとたび素子が失敗し始めると、第4図の素子抵抗変化
曲線はプリント・ヘッド11の各素子R1−RNについて
一様であるから、各素子の抵抗の変化の過程は各素子の
抵抗がその素子の初期基準値から10%に達した時また
は直前までそのプリント・ヘッド11の寿命がある間、
追跡され、第3図のシステムがそれを警報し、補修措置
をとることを可能とする。
第3図に戻り、初期N抵抗素子R1−RNが測定され、そ
れらのディジタル値がNV RAM43に記憶された
後、プロセッサー19からオン/オフ・ライン31にオ
ン信号が供給されて電圧レギュレーター33をターンオ
ンする。ターンオンしたときに、電圧レギュレーター3
3は入力+28Vを利用して+20Vを発生させて、+
BUSライン13に供給する。この+20Vはダイオー
ド35をバックバイアスにしてVSENSE測定を防止す
る。そこで、サーマル・プリント・ヘッド11が使用さ
れて正常なプリント動作を行い、サーマル・プリントさ
れるべき次のラインに関する直列データがシフト・レジ
スタ15に直列に負荷され、ラッチ回路17にラッチさ
れ、アンド・ゲートG1−GNの選ばれたゲートをゲート
可能にし、対応するトランジスタQ1−QNをターンオン
する。そのようにして、抵抗素子R1−RNは選択的に作
動してシフト・レジスタ15に前に記憶された直列デー
タに対応するドットを熱プリントする。正常なプリント
動作を開始した後に、サーマル素子R1−RNの抵抗が周
期的に測定され(前に説明した)、それらに対応する初
期基準値と比較される。その測定は毎時または毎日のよ
うな特定のときに行うことができる。プロセッサー19
は各その特定のときにオン/オフ・ライン31にオフ信
号を供給して電圧レギュレーター33をターンオフし、
ダイオード35をホアードバイアスにしてテスト動作モ
ードを開始する。そこで、プロセッサー19は前述した
ものと同じ方法で各素子R1−RNをテストまたは測定す
るために、直列データ・ライン36に供給された各直列
データ流の1つの”1”状態データ・ビットのみを出力
する。それに代替する方法としては、素子R1に対応す
るシフト・レジスタ15の位置に負荷された”1”状態
データ・ビットがシフト・レジスタ15を通して増加シ
フトされて、サーマル・プリント・ヘッド11の各素子
1−RNをテストまたは測定するようにすることができ
る。
その後に続く素子R1−RNの1つの各測定について、プ
ロセッサー19からのCENパルスがA/D変換器39
に作用して対応するディジタルVSENSE値を出力しうる
ようにする。そこで、その素子のディジタル値はプロセ
ッサー19に読出され、第1のレジスタ21に記憶され
る。次に、NV RAM43が適当なアドレス・ビット
A0−A9でアクセスされ、”ロー”RD信号で可能化
されてその素子のための対応する初期抵抗値を読出す。
そこで、その値はプロセッサー19の第2のレジスタ
(第3A図)23に負荷される。ROM25のソフトウ
エア・サブルーチン(第6B図)が呼び出され、測定さ
れたサーマル素子の現在値が、その初期値から10%を
超過するかどうかを決定するためにその素子の現在値と
初期値とを比較する。同じ方法で、素子R1−RNの各抵
抗が選ばれ、測定され、その初期基準値と比較される。
〔欠陥素子についての修正〕
明らかに、最初、欠陥素子が焼損したかまたは比較で検
出されたときに、プロセッサー19は、どの素子がその
初期値に対して10%またはそれ以上の抵抗変化を示し
ているかを知り、ROM25のソフトウエア・サブルー
チン(第6D図)が呼び出され、欠陥素子が直列データ
の隣合うキャラクタ位置間のギャップに置かれるように
するため、直列データ流のキャラクタ位置とギャップ位
置とを如何に変換するかについて処理する。
第5A図および第5B図は、夫々素子R3が欠陥と仮定
された場合における欠陥素子のソフトウエア・データ・
シフトを例示した”前”シナリオおよび”後”シナリオ
を表わす。特に、第5A図は欠陥素子R3が最初に検出
された時にキャラクタ1および2のキャラクタ位置とそ
れらの間のギャップを表わす。第5B図は、欠陥素子R
3を補償または修正するために行われる1ラインの直列
データ内におけるキャラクタ位置のソフトウエア制御キ
ャラクタ・シフトがあった後のキャラクタ1および2の
キャラクタ位置を表わす。
そのような修正を行うために、サーマル・プリントヘッ
ド11は少なくとも熱プリントされるキャラクタの幅と
同じかそれ以上の素子を含むことが要求される。第5A
図に示すように、プリント・ヘッド11の少なくとも最
後の14素子が余分(不使用)であるものと仮定する。
勿論、余分な素子はプリント・ヘッド11の素子行R1
−RNに沿ってどこに置いてもよいということがわかる
であろう。例えば、最初の14素子かまたは最初の7素
子と最後の7素子を余分素子として選ぶことができる。
14素子幅キャラクタとキャラクタ間の5素子ギャップ
とを持つ典型的な320素子サーマル・プリント・ヘッ
ド11においては、例えば、1行に合計16キャラクタ
をプリントし、初めの11素子と終わりの10素子を余
分素子とすることもできる。
上記の修正技術は最初の欠陥素子について行うことを保
証するということに注目しよう。その後に続いて検出さ
れた欠陥素子のために修正動作が作用するかどうかは後
に検出された欠陥素子の位置と(または)プリント・ヘ
ッド11に許された余分の素子の数による。いずれにし
ろ、欠陥素子のすべてがキャラクタ間の1またはそれ以
上のギャップに再位置付けされる限り、サーマル・プリ
ンタは欠陥素子の数に関係なく動作を継続することがで
きる。欠陥素子のすべてがキャラクタ間のギャップに再
配置することができなくなるとすぐ、プロセッサー19
はオン/オフ・ライン31にオフ信号を供給して電圧レ
ギュレーター33をターンオフし、プリント・ヘッド1
1をターンオフして、その欠陥プリント・ヘッド11に
よるその後のプリントを防止する。ほとんどの状況下に
おいて、サーマル・プリンタのオペレーターは不必要且
つ高価なダウンタイムを避けるために、欠陥素子が検出
されるとすぐ欠陥サーマル・プリント・ヘッド11を交
換することが最も有益なことである。とにかく、第3図
のシステムは最初の欠陥素子が検出された後にプリント
・ヘッド11の継続的使用を可能にし、便利な非ピーク
時間中に欠陥プリント・ヘッド11を交換させるだけの
十分な時間を提供することができる。
素子R1−RNの初期基準値の設定の他の方法は、すべて
の素子R1−RNのために1つの所定の、例えば、最大抵
抗値を使用するようにすることである。その所定の最大
値はROM25(第3A図)のソフトウエア・サブルー
チン(第6C図)に書込むことができる。そこで、最初
の抵抗21(第3A図)の各要素の測定値はその最大値
と比較される。素子の測定値が所定の最大値を越えたと
きはいつでも検出され、データ・シフトが行われる(第
6D図、第6E図)。
第3図のシステムの動作に包含されているステップバイ
ステップ・シークエンスのより詳細な説明のために、第
6A図乃至第6E図のサブルーチンを参照する。これら
サブルーチンは第3図のシステムの動作の「欠陥素子の
ための素子テストおよび修正」フェーズに含まれている
基本的演算工程を表わす。前に示したように、これら演
算工程はROM25に含まれているソフトウエア・プロ
グラムの実行中、プロセッサー19によって制御され
る。第6A図乃至第6E図の各サブルーチンのために、
システムの動作は、主プログラムの実行からそのサブル
ーチンに移り、そのサブルーチン完了後に再び主プログ
ラムに戻る。
第6A図は素子R1−RNのサーマル・プリント・ヘッド
(TPH)の初期抵抗測定用サブルーチンを表わす。
このサブルーチンの最初の工程はプロセッサー19のル
ックアップ・テーブル・ポインタ34(第3A図)を初
期設定することである。この説明のプロセッサー19の
代表的なものはインテル8051マイクロプロセッサー
である。この工程は単にプロセッサー19からのアドレ
ス・ビットA0−A9を、素子R1の初期基準値が記憶
されるNV RAM43の所定の最初のアドレス位置に
セットする工程である。
最初に、シフト・レジスタ15のサーマル・プリント・
ヘッド素子の位置R1−RNのすべてが”0”状態にセッ
トされる。次に、最初のサーマル・プリント・ヘッド素
子の位置R1がシフト・レジスタ15に1つの”1”状
態ビットをクロックすることによって選ばれる。
次に、初期VSENSE測定値かまたはA/D変換器39の
出力において、素子R1のための値を発生することによ
ってR1のTPH素子抵抗を測定する。このR1の初期値
はアドレス・ビットA0−A9によって示されたアドレ
スのNV RAM43に記憶または書込まれる。
次に、サブルーチンはプリント・ヘッド11の典型的な
320素子のすべての初期値が処理されたかどうか確認
する。(プリント・ヘッド11は320素子に制限され
ず、特定のプリント・ヘッドを使用することによって、
いかなる希望する数の素子を含めるようにすることもで
きる。最初、素子R4の抵抗を測定しただけであるか
ら、サブルーチンはルックアップ・テーブルのポインタ
34(第3A図)をNV RAM43のための次のアド
レスに増加させ、次のTPH素子(R2)を選択し、次
の素子(R2)のTPH素子抵抗を測定し、NV RA
M43に次の素子(R2)の初期値を記憶し、320素
子全部が初期的に測定あれたかどうか確認するループに
入る。この時点でオペレーションは再び主プログラムに
戻る。
第6B図は、欠陥素子を検出するために、各TPH素子
1−RNの抵抗の現在値と、対応する素子の初期値とを
比較するサブルーチンを示す。
このサブルーチンの最初の工程はプロセッサー19のル
ックアップ・テーブル・ポインタ34(第3A図)を素
子R1の初期基準値を記憶しているNV RAM43の
アドレス位置に初期設定することである。次に、最初の
TPH素子R1が選ばれる。そこで、その選ばれたTP
H素子の抵抗はA/D変換器39の出力においてその素
子の現ディジタルVSENSE値を発生することによって測
定される。
この素子(R1)の現抵抗値に対応する素子(R1)のた
めの現ディジタルVSENSE値はA/D変換器39から出
力されて第1のレジスタ21に記憶される。ルックアッ
プ・テーブル・アドレスを使用して対応する素子
(R1)の初期抵抗値がNV RAM43から読出さ
れ、第2のレジスタ23に記憶される。
サブルーチンは第1のレジスタ21に記憶されている現
抵抗値が第2のレジスタ23に記憶されている初期抵抗
値を10%以上超過しているかを決定するためのソフト
ウエア比較を実行することによって、その素子の現抵抗
値または測定値が許容しうるものであるかどうかを決定
する。
その素子の抵抗値が初期値の10%を越えていなかった
場合には、その素子は使用可能であり、サブルーチンは
プリント・ヘッド11の320素子全部が対応する初期
抵抗値の10%を越えているかどうかをチェックしたか
を確認する。
320素子全部がチェックされていないと、サブルーチ
ンは、ルックアップ・テーブル・ポインタ34(第3A
図)をNV RAM43のための次のアドレスに増加さ
せ、次のTPH素子を選択し、そのTPH素子の現抵抗
を測定し、そのTPH素子の現抵抗値を第1のレジスタ
21に記憶し、NV RAM43から対応する素子の初
期値を読出し、初期値を第2のレジスタ23に記憶し、
その素子の現抵抗値が初期値を10%以上越えているか
を確認するループに入る。その素子の抵抗が10%以上
増加しておらず、まだ320素子すべてのチエックが終
わっていないと、サブルーチンは320素子全部がチェ
ックされるまでそのループを続行する。320素子全部
がチェックされた後に、サブルーチンは出力プログラム
に戻る。
素子の現抵抗値がその素子の初期値を10%以上越えて
いると、サブルーチンは上記のループから分岐して、プ
ロセッサー19のRAM27の失敗テーブル(図に示し
ていない)のために割当てられたスペースの該当する1
つに欠陥素子のメモリー位置アドレスまたはルックアッ
プ・テーブルのポインタ値を記憶する。そこで、素子失
敗フラグ(ビット)がセットされ、欠陥素子が検出され
たということをROM25(第3A図)の主プログラム
に表示する。
素子失敗フラグがセットされた後、320素子全部がチ
ェックされたかどうかを確認するために、サブルーチン
は再び上記ループに入る。320素子全部のチェックが
終了していないと、サブルーチンはループを続行する。
320素子全部をチェックすると、プログラムはサブル
ーチンから主プログラムに戻る。
第6C図は各TPH素子R1−RNの現抵抗値と所定の最
大値とを比較して欠陥素子を検出するサブルーチンを表
わす。
第6C図のサブルーチンは欠陥素子を検出するための第
6A図および第6B図の結合サブルーチンとは異なると
いうことに注目すべきである。
第6B図のサブルーチンは素子R1−RNのための初期値
を決定し、第6B図のサブルーチンは素子R1−RNのい
ずれかの抵抗値が対応する素子の初期抵抗値から10%
以上変化しているかどうかを確認することによって欠陥
素子を検出することを基本とする。対応する初期抵抗値
の10%以上の抵抗変化は欠陥素子の検出を意味する。
他方、第6C図のサブルーチンは素子R1−RNのいずれ
かの抵抗が共通な所定の最大抵抗値より大であるかどう
かを確認することによって欠陥素子を検出することを基
本とする。この第2の場合、素子の抵抗値が所定の抵抗
値より大きくなったときに、その素子は欠陥と認定され
る。
第1と第2の場合は互いに排他的であり、第6A図およ
び第6B図のサブルーチンが使用されるか、または第6
C図のサブルーチンが使用され、両方のサブルーチンを
一緒に使用することはできない。
第6C図のサブルーチンの最初の工程はプロセッサー1
9のルックアップ・テーブル・ポインタ34を初期設定
して最初の素子(R1)の位置を選択することである。
そこで、最初のTPH素子(R1)が選ばれる。次に、
A/D変換器39の出力におけるその素子の現ディジタ
ルVSENSE値を発生することによって選ばれたTPH素
子(R1)の抵抗値を測定する。
その素子(R1)の現抵抗値に対応するその素子(R1
の現ディジタルVSENSE値を第1のレジスタ21に記憶
する。次に、その素子(R1)の第1のレジスタ21に
記憶された現在値が所定の最大抵抗値に対応する所定の
最大ディジタル値より大きいかどうかを確認するサブル
ーチンによるソフトウエア比較を実行する。
第1のレジスタ21に記憶されている値が所定の最大値
より大きくない場合、サブルーチンは全素子について欠
陥素子を検査するために、プリント・ヘッド11の32
0素子全部が所定の最大値に対して個々にチェックされ
たかどうかを確認する。まだ、320素子全部がチェッ
クされていない場合、サブルーチンはルックアップ・テ
ーブル・ポインタ34を増加させ、次のTPH素子を選
択し、TPH素子の現抵抗値を測定し、そのTPH素子
の現抵抗値を第1のレジスタ21に記憶し、その素子の
現抵抗値が所定の最大値より大きいかどうか確認するル
ープに入る。その素子の現抵抗値が所定の最大値を越え
ず、320素子全部がチェックされ終わっていない場
合、サブルーチンは320素子全部がチェックされ終わ
るまでそのループを続行する。320素子全部のチェッ
クが終わった後に、サブルーチンは主プログラムに戻
る。
素子の現抵抗値が所定の最大値より大きい場合、サブル
ーチンは上記ループから分岐し、RAM27の失敗のテ
ーブルのために割り当てられたスペースの対応する1つ
にルックアップ・テーブル・ポインタ値または欠陥素子
のメモリー位置アドレスを記憶する。そこで、素子失敗
フラグ(ビット)がセットされて、欠陥素子が検出され
たということをプロセッサー19のROM25(第3A
図)の主プログラムに表示する。
素子失敗フラグをセットした後、サブルーチンは320
素子全部をチェックしたかどうか確認するために再び上
記のループに入る。まだ、320素子全部がチェックさ
れ終わっていない場合、サブルーチンはそれが終わるま
でそれを続行する。320素子のチェックが全部終わっ
たときに、プログラムはサブルーチンから主プログラム
に戻る。
第6D図は、第6A図および第6B図の結合サブルーチ
ンかまたは第6C図のサブルーチンによって前もって検
出された欠陥TPH素子についていかに位置的に補正す
るかを決定するサブルーチンを表わす。
第6D図のサブルーチンの説明に入る前に、少し次のこ
とを説明する。
今説明中のプリント・ヘッドは典型的な320素子プリ
ント・ヘッド11であり、各キャラクタは最大14ドッ
ト幅であり、隣合うキャラクタ間の不使用ギャップは5
ドットであるということを思い出そう。そのようなパラ
メーターにより、この典型的なプリント・ヘッド11で
最大16キャラクタをプリントすることができる。この
16キャラクタにわたり、プリント・ヘッド11の21
素子が余分または不使用である。この余分な素子の数
は、この発明の修正の実行を可能にするためには、典型
的プリント・ヘッド11は少なくとも14の余分な素子
が必要である、という要求に合致する。
ROM25のソフトウエア・プログラムはプリント・ヘ
ッド11の左側(LHS)の11素子R1−R11と右側
(RHS)の10素子R311−R320は余分素子であると
いうようにプロセッサー19からの直列キャラクタ・デ
ータの初期フォーマットをセットするものと仮定する。
以上説明したように、最初キャラクタ幅に固定された1
6キャラクタの位置と共に、隣合うキャラクタ間のギャ
ップおよび余分素子のセットなどにより、キャラクタに
おける欠陥素子の余分位置を容易に決定することができ
る。例えば、素子R42が欠陥となった場合、第3図の
システムは、素子R1−R11は余分または不使用素子と
して最初に設定され、素子R12−R25は最初キャラクタ
1に割り当てられ、素子R26−R30はキャラクタ1およ
び2間のギャップにおける不使用素子であり、素子R31
−R44は最初キャラクタ2に割り当てられ、以下同様に
設定されるということを知るであろう。故に、システム
は、また欠陥素子42はキャラクタ2の第12番目の素
子であるということを知るであろう。
第6D図に挿入された51に示すように、14ドット幅
キャラクタに割り当てられた最初の7素子はそのキャラ
クタの左側(LHS)にあり、そのキャラクタに割り当
てられた残りの7素子はそのキャラクタの右側(RH
S)にあるということがわかる。LHSの欠陥素子は正
(+)エラーで指定し、矢印53で示すように、そのキ
ャラクタのLHSから欠陥素子の位置の数だけその直列
データの右シフトを必要として、隣合うキャラクタ間の
ギャップにその欠陥素子を有効に入れるようにする。同
様にして、RHSの欠陥素子が負(−)エラーを指定す
ると、矢印55で示すように、そのキャラクタのRHS
から欠陥素子の位置の数だけ連続データの左シフトを必
要として、隣合うキャラクタ間のギャップに欠陥素子が
有効に入るようにする。
最初、第6D図のサブルーチンは素子失敗フラグをチェ
ックすることによって、ルックアップ・テーブル・ポイ
ンタ値がRAM27の失敗テーブル(図に示していな
い)に書込まれたかどうかを確認する。素子失敗フラグ
がセットされていないと、サブルーチンは主プログラム
に戻る。それは素子失敗がないと、プリント・ヘッド1
1の素子すべてが良好であり、位置を補正するべき欠陥
TPH素子がないということである。
素子失敗フラグがセットされると、RAM27の失敗テ
ーブルにあるメモリー位置アドレスに書込まれる。そう
すると今度は、欠陥素子がキャラクタのどこにあるかを
正確に知ることが必要となる。その仕事を行うために、
サブルーチンは欠陥素子がキャラクタのLHSに発生し
たかどうかを確認する。どのようにしてそれを行うかは
既に説明した。
欠陥素子がキャラクタのLHSに発生していると、サブ
ルーチンはキャラクタのLHSに発生していると、サブ
ルーチンはキャラクタのLHSからの欠陥素子の位置の
数を確認する。LHSからの位置の数はサブルーチンが
主プログラムに戻る前にプロセッサー19のRAM27
の割り当てられた位置に記憶されている+エラー位置の
値である。
欠陥素子がキャラクタのRHSに発生していると、サブ
ルーチンはキャラクタのRHSから欠陥素子の位置の数
を確認する。この場合、RHSからの位置の数はサブル
ーチンが主プログラムに戻る前にRAM27の割り当て
られた位置に記憶されている(−)エラーの位置の値で
ある。
第6E図は欠陥TPH素子の位置を補正するためのサブ
ルーチンを表示する。このサブルーチンの最初の工程は
プロセッサー19とシフト・レジスタ15との間の直列
データ・ライン38を”0”状態またはバイナリ”0”
の値にセットすることである。次に、10個のバイナ
リ”0”がシフト・レジスタ15に順次クロックインさ
れる。その後、1行の16キャラクタ情報または直列デ
ータの299ビットが直列データ・ライン38に供給さ
れてシフト・レジスタ15に順次クロックインされる。
この直列データのクロックインは最初の10バイナリ”
0”ビットを更に299クロック位置だけシフト・レジ
スタ15を通してシフトすることになる。直列データ・
ライン38は再び”0”状態またはバイナリ”0”の値
にセットされる。そこでサブルーチンは主プログラムに
戻る前に、RAM27(第3A図)に記憶されている
(+)または(−)エラー位置と11の算術和に等しい
バイナリ”0”群をシフト・レジスタ15にクロックイ
ンする。
第6E図のサブルーチンの後者のバイナリ”0”クロッ
クイン工程を説明するために、前述のような素子R42
欠陥であると仮定する。第6D図のサブルーチンは、欠
陥素子R42はキャラクタ2の第12番目の素子であると
いうこと、キャラクタ2のRHSにあること、キャラク
タ2のRHSから第3位置にあること、故に−3エラー
位置の値を持つということを既に確認した。この−3エ
ラー位置の値はRAM27に記憶されている。故に、こ
の後者のバイナリ”0”クロックイン工程では(第6E
図のサブルーチン)、サブルーチンは11+(−3)ま
たは8個のバイナリ”0”をシフト・レジスタ15に更
にクロックインする。
この典型的な欠陥素子R42のために修正または位置の
補正をするためにデータシフトをした結果、今、素子R
1−R8は余分な不使用素子となり、素子R9−R307はサ
ーマル・プリントされるべき16キャラクタ幅データ情
報に割り当てられ、欠陥素子R42はキャラクタ1および
2の間のギャップにあり、素子R308−R320は余分な不
使用素子となった。
欠陥素子が直列データの隣合うキャラクタ間にあること
を検出した場合、第6D図のサブルーチンに示すよう
に、その欠陥素子のためのRAM27のエラー位置に
は”0”が記憶されているため、プロセッサー19のソ
フトウエア・プログラムは直列データの再配置またはシ
フト動作を行わない。すなわち、そのような”0”エラ
ー位置は第6E図のサブルーチンに示すように、直列デ
ータの再配置またはシフト動作を生じさせない。
以上説明したように、本発明はサーマル・プリンタの欠
陥サーマル素子を自動検出し、少なくとも1つの欠陥素
子を自動修正するシステムおよび方法を提供するもので
ある。
以上、この発明の特徴を説明したが、この発明の範囲で
多くの変化変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、先行技術または従来のサーマル・ライン・プ
リンタのブロック図、 第2図は、関連するサーマル・プリント・ヘッド素子1
−14を使用する、従来のサーマル・ライン・プリンタ
における、14ドット幅の最初のキャラクタのための典
型的なキャラクタ列配置を例示する図、 第3図は、本発明のサーマル・ライン・プリンタの好ま
しい具体例のブロック図、 第3A図は、第3図のプロセッサーのブロック図、 第4図は、プリント・ヘッド素子に対応するプリント・
ヘッドの動作の数に対する代表的プリント・ヘッド素子
抵抗(ΔR/R%ドリフト)の百分比変化を例示する
図、 第5A図は、欠陥素子R3が最初に検出された時点にお
けるキャラクタ1および2のキャラクタ位置を示す図、 第5B図は、欠陥素子R3を補償するために1ラインの
直列データ内のキャラクタ位置をソフトウエア制御シフ
トした後のキャラクタ1および2のキャラクタ位置を示
す図、 第6A図乃至第6E図は、第3図のサーマル・ライン・
プリンタの好ましい実施例の動作の説明に有益な流れ図
を例示する図である。 図中、11……サーマル・プリント・ヘッド、Q1−QN
……トランジスタ、G1−GN……アンド・ゲート、15
……シフト・レジスタ、17……ラッチ回路、19……
プロセッサー、25……ROM、29……ALU、33
……電圧レギュレーター、36……ポート・バッファ、
39……A/D変換器、43……RAM、45……アド
レス・ラッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アーヴインドクマー チヤニラル ヴイヤ ス カナダ国 エヌ2エル 4エヌ1,オンタ リオ,ウオータールー,ハイポイント ア ベニユー 576 (72)発明者 ブライアン ポール コネル カナダ国 エヌ2エル 3ゼツト6,オン タリオ,ウオータールー,バリー プレイ ス 423,アパートメント 4 (56)参考文献 特開 昭59−138477(JP,A) 特開 昭49−88432(JP,A) 特開 昭58−31777(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線配列のサーマル素子アレイを有するサ
    ーマル・プリンタにおいて、 初期動作モード時に、個々の前記サーマル素子回路に所
    定の電圧を印加して前記個々のサーマル素子間の電圧降
    下初期値を読取り、該初期値を記憶する記憶手段と、 使用期間中定期的に、前記個々のサーマル素子回路に前
    記所定の電圧を印加し、前記個々のサーマル素子間の電
    圧降下測定値を読取り、該測定値を前記記憶手段に記憶
    されている前記初期値と比較する比較手段と、 前記測定値が該当する前記初期値に比して予め設定され
    ている範囲を越えたものについては、そのサーマル素子
    が劣化したものとして、通常のサーマル・プリント動作
    制御において、該欠陥サーマル素子を使用しないように
    欠陥サーマル素子に係るキャラクタの印字位置を変更す
    る変更手段とを有するサーマル・プリント装置。
JP17780585A 1984-08-14 1985-08-14 サーマル・プリント装置 Expired - Fee Related JPH0632938B2 (ja)

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