JPH0632973U - 膨張弁のパワーエレメント - Google Patents

膨張弁のパワーエレメント

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JPH0632973U
JPH0632973U JP074297U JP7429792U JPH0632973U JP H0632973 U JPH0632973 U JP H0632973U JP 074297 U JP074297 U JP 074297U JP 7429792 U JP7429792 U JP 7429792U JP H0632973 U JPH0632973 U JP H0632973U
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JP
Japan
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diaphragm
lid
power element
expansion valve
protrusion
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Pending
Application number
JP074297U
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English (en)
Inventor
昌彦 原田
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Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造でダイヤフラムの耐久性を向上さ
せる。 【構成】 上蓋14の周縁近傍及び下蓋15の周縁近傍
にダイヤフラム13を挟持する突起部(上突起部20及
び下突起部21)を設け、この突起部20,21によっ
てダイヤフラム13を挟持するようにしたことによっ
て、この突起部20,21で挟持された部分がダイヤフ
ラム13の駆動支点となり、溶接若しくはろう付け時の
熱影響で弱くなった部分に力が加わらなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、上蓋と下蓋とによってダイヤフラムを挟持し、上蓋と下蓋との周 辺を溶接若しくはろう付けにより溶着して形成された膨張弁のパワーエレメント に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のダイヤフラムを用いたパワーエレメントとしては、例えば特開昭61− 91740号公報において示されているように、“同一円状の一条又は複数条の ビードを備えたダイヤフラムと、前記ダイヤフラムの外縁部両面を挟持一体化さ れる上蓋ならびに下蓋とを備え、前記上蓋あるいは下蓋の一方は、前記ダイヤフ ラムの外縁部挟持面と前記ビード部の可動域規制のためのストッパ面が同一平面 であるダイヤフラムを用いた”ものや、あるいは特開昭56−97672号公報 において示されているように、前記ダイヤフラムと上蓋及び下蓋の間に合成樹脂 を介在されたものが既に公知である。
【0003】 前記特開昭61−91740号公報において示されるものは、ダイヤフラムの ビード部の可動域を規制するために形成する上蓋あるいは下蓋のストッパ面をダ イヤフラムの外縁部挟持面と同一平面とすることにより、ダイヤフラムのビード と前記ストッパ面のクリアランスのバラツキをダイヤフラムの成形寸法精度のバ ラツキのみとできるために、最大クリアランス量を半減し、発生する応力の値を 所定値内の減じて、耐久信頼性の向上を図ったものである。
【0004】 また、特開昭56−97672号公報において示されるものは、ダイヤフラム と上蓋(第1の皿状片)の接続部分に合成樹脂を介在させ、この樹脂が接続部分 内壁に付着することにより、封止を確実に行うようにしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、従来のパワーエレメント、例えば特開昭61−91740号公報にお いて示されるパワーエレメントにおいては、図5に示すように、上蓋50及び下 蓋51の周縁部分の溶接若しくはろう付け部52からの熱影響により、ダイヤフ ラム外周部は硬度が低くなることが知られている。さらに気密テスト時にダイヤ フラム下方よりかかる高圧により、ダイヤフラム外周部を押さえている上蓋50 (若しくは下蓋51)が変形し、ダイヤフラム53と上蓋50若しくは下蓋51 との間に隙間54を生じることとなり、この隙間54ができることによって、ダ イヤフラム53の駆動支点が通常の位置55から周縁先端部分56に近い強度の 弱い位置に移動することから、ダイヤフラム53の耐久性が下がるという問題点 が生じていた。
【0006】 また、特開昭56−97672号公報において示されるパワーエレメントにお いては、樹脂を接続部分に付着させる作業、例えば液状樹脂を膨張弁を回転させ 、その遠心力により接続部分内壁に付着させるという作業を行うために、工数が かかるだけでなく、この作業を行うための特別な装置その他に多大なコストがか かるという問題点を有している。
【0007】 このために、この考案は、簡易な構造でダイヤフラムの耐久性を向上させる膨 張弁のパワーエレメントを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
しかして、この考案は、上蓋と下蓋との互いに接合される周縁によってダイヤ フラムを挟持し、前記上蓋とダイヤフラムによって画成され感温筒と連通する上 部室と、前記下蓋とダイヤフラムによって画成され外部均圧管と連通する下部室 とによって構成された膨張弁のパワーエレメントにおいて、前記上蓋の周縁近傍 及び前記下蓋の周縁近傍に前記ダイヤフラムを挟持する突起部を設けたことにあ る。
【0009】
【作用】 したがってこの考案においては、上蓋の周縁近傍及び下蓋の周縁近傍にダイヤ フラムを挟持する突起部を設け、この突起部によってダイヤフラムを挟持して保 持するようにしたことによって、この突起部で挟持された部分がダイヤフラムの 駆動支点となり、溶接若しくはろう付け時の熱影響で弱くなった部分に力が加わ らなくなるために、ダイヤフラムの耐久性が向上し、上記課題が達成できるもの である。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例について図面により説明する。
【0011】 図1に示す膨張弁1は、冷房サイクルの一部を構成するもので、図示しないエ バポレータの上流側に配されて、コンデンサから送られてきた高圧の液体冷媒を 低圧の霧状の液体冷媒にするためのものであり、この膨張弁1には、弁本体2に 互いに直角方向をなす高圧側通路3と低圧側通路4とが形成され、該高圧側通路 3と低圧側通路4とはオリフィス5を介して連通しており、このオリフィス5は 弁棒6の一端に設けられた球状の弁部7によって開閉されるもので、この球状の 弁部7は受け部材8に受けられているものである。
【0012】 さらに、この受け部材8と弁本体2に螺合の調整ねじ10との間にはスプリン グ11が弾装され、このスプリング11の付勢力を調整ねじ10を回動すること により調整できるようになっている。
【0013】 パワーエレメント30は、弁本体2の上端に固定され、前記弁棒6の他端が当 接するリテーナ12と、このリテーナ12の周囲に設けられたダイヤフラム13 と、上蓋14と、下蓋15と、前記ダイヤフラム13と前記上蓋14によって画 成された上部室16と、前記ダイヤフラム13と前記下蓋15によって画成され た下部室17とによって構成されるものである。
【0014】 前記上蓋14は、図2に示すように、断面が略凸状に形成されたキャップ形状 をし、中央に前記上部室16と図示しない感温筒とを連通する導管18と、前記 ダイヤフラム13の一方の面の外周部分を挟持する上部周縁部22と、この上部 周縁部22から所定距離内側に形成された上部突起部20とを有するものである 。
【0015】 前記下蓋15は、図3に示すように、断面が略凹状に形成されたカップ形状を し、中央に前記弁棒6が摺動自在に挿入される貫通孔24と、図示しないエバポ レータの低圧側配管と連通する外部均圧管19と前記下部室17とを連通する連 通孔25と、前記ダイヤフラム13の他方の面の外周部分を挟持する下部周縁部 23と、前記上部突起部20に対向する位置に設けられ、前記上部突起部20と 共に前記ダイヤフラム13を挟持する下部突起部21とを有するものである。
【0016】 図4に示すように、パワーエレメント30は、ダイヤフラム13を前記上部周 縁部22及び前記下部周縁部23、前記上部突起部20及び前記下部突起部21 で挟持した状態で、前記上蓋14及び下蓋15の周縁部分の外周を溶接若しくは ろう付けにより溶着して形成するものである。
【0017】 以上の構成の膨張弁1において、図示しないエバポレータの低圧側配管に配さ れた感温筒からの温度に対応する圧力が上部室16に供給され、また下部室17 には外部均圧管19を介してエバポレータの低圧側配管の低圧が供給されるため に、上部室16の圧力と下部室17の圧力の差圧によってダイヤフラム13は下 方に付勢され、この付勢力と前記スプリング11による上方への付勢力とが釣り 合う位置に前記弁部7が移動し、オリフィス5を通過する冷媒流量を調節し、図 示しないエバポレータの過熱度を一定に保つようにするものである。
【0018】 この膨張弁1のダイヤフラム13は、従来は前記上部周縁部22と下部周縁部 23によって挟持された部分の端部を駆動支点とし、この部分が溶接若しくはろ う付け時の熱影響によって劣化して強度的に弱くなっていたために、ダイヤフラ ム13の耐久性が低下していたが、本願においては、ダイヤフラムの駆動支点が 前記上部突起部20と下部突起部21によって挟持された部分にあり、この部分 が熱影響を受けていない通常の強度を有する部分であることから充分な耐久性を 確保できるものである。
【0019】 また、上記実施例においては、上部突起部20及び下部突起部21を環状に形 成したが、所定の間隔を有する円弧状若しくは複数の点で挟持する形状に形成し ても効果はかわらないものである。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、ダイヤフラムの駆動支点を溶接若し くはろう付け位置から所定間隔離れた位置に形成した突起によって挟持した点と することによって、ダイヤフラムの駆動支点を、ダイヤフラムが熱影響を受けて 強度の劣化した外周部分を避けた部分とすることができるために、ダイヤフラム の耐久性を確保できると共に、安定したパワーエレメントの精度を維持できるも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る膨張弁の断面図である。
【図2】本考案の実施例に係る上蓋の平面図である。
【図3】本考案の実施例に係る下蓋の平面図である。
【図4】本考案の実施例に係るパワーエレメント部分の
拡大部分断面図である。
【図5】従来のパワーエレメントの一部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 膨張弁 13 ダイヤフラム 14 上蓋 15 下蓋 16 上部室 17 下部室 20 上部突起部 21 下部突起部 30 パワーエレメント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上蓋と下蓋との互いに接合される周縁に
    よってダイヤフラムを挟持し、前記上蓋とダイヤフラム
    によって画成され感温筒と連通する上部室と、前記下蓋
    とダイヤフラムによって画成されエバポレータの低圧側
    配管と連通する下部室とを有する膨張弁のパワーエレメ
    ントにおいて、 前記上蓋の周縁近傍及び前記下蓋の周縁近傍に前記ダイ
    ヤフラムを挟持する突起部を設けたことを特徴とする膨
    張弁のパワーエレメント。
JP074297U 1992-10-01 1992-10-01 膨張弁のパワーエレメント Pending JPH0632973U (ja)

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