JPH06331104A - 蒸気ドレン排出装置 - Google Patents

蒸気ドレン排出装置

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Publication number
JPH06331104A
JPH06331104A JP11815393A JP11815393A JPH06331104A JP H06331104 A JPH06331104 A JP H06331104A JP 11815393 A JP11815393 A JP 11815393A JP 11815393 A JP11815393 A JP 11815393A JP H06331104 A JPH06331104 A JP H06331104A
Authority
JP
Japan
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steam
pressure
pipe
steam trap
valve
Prior art date
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Application number
JP11815393A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sato
弘之 佐藤
Masaki Kumasaka
政喜 熊坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Industry and Control Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd Ibaraki
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd Ibaraki, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd Ibaraki
Priority to JP11815393A priority Critical patent/JPH06331104A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】トラップ入口配管部に運転圧力を検出するため
の検知器9を有する蒸気戻り配管10と、トラップ入口
配管圧力が負圧となった場合には検知器9の信号を受け
て自動開となるインタロックが設けられた他力式自動開
閉型の均圧弁11を有する均圧配管12とで蒸気ドレン
排出装置を構成する。スチームトラップ8の入口配管圧
力が負圧となるような場合、配管内の圧力を検知器9で
検出するとともに均圧配管12上に設置される均圧弁1
1に開弁の制御信号が発せられる。 【効果】熱交換器への蒸気供給が停止した場合等によっ
て発生するスチームトラップ入口側の負圧化現象を回避
することが可能となり、スチームトラップ入口側へのド
レンの滞留が解消できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱源として蒸気を用
いる熱交換器における蒸気ドレン排出装置に係り、特
に、スチームトラップ入口圧力を常時スチームトラップ
が適切に作動するように正圧に維持することを目的とし
たドレン排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示す基本的な従来技術の構成で
は、熱交換器1に接続される配管系として、プロセス流
入配管2と、熱交換器で加熱された後のプロセス温度を
検出するための温度検知器3を有するプロセス出口配管
4と、プロセス温度検知器3からの温度信号を受け、熱
交換器出口温度をプロセス処理条件から規定される温度
に自動的に蒸気量を調節できるように演算器5を介して
設置された蒸気供給量調節弁6を有する蒸気供給配管7
と、熱交換器1での潜熱加熱により熱を放出した蒸気ド
レンを回収するためのスチームトラップ8を有する蒸気
戻り配管9が設置されている。
【0003】蒸気ドレン排出処理方法に関する従来技術
の応用例は、図7に示す技術、特開平4−125396 号公報
に記載の技術がある。
【0004】図7に示す従来技術ではスチームトラップ
6に弁手段2を有するバイパス流路7と、弁手段2の入
口側に取付けた圧力検出手段としての圧力センサ3と、
温度検出手段としての温度センサ4と、圧力センサ3か
らの圧力信号を換算する換算部を内蔵する制御部5と、
これらを接続する信号線15,16,17とで構成され
るスチームトラップ装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術に
おいて、熱交換器へのプロセス流入温度が規定値より低
く加熱が必要な場合には、蒸気供給量調節弁は制御中す
なわち開弁状態であり、連続的に蒸気が供給されること
により、スチームトラップ入口部の圧力は正圧に確保さ
れる。これにより、熱交換器において潜熱加熱により熱
を放出し復水化した蒸気ドレンはスチームトラップを経
て正常に系外へ排出される。ところが、プロセス流入温
度が規定値よりも高い状態で熱交換器に流入してくる場
合には、加熱は不要となり蒸気供給量調節弁は全閉状態
となり蒸気の供給が停止する。これにより、蒸気供給量
調節弁からスチームトラップに至る蒸気配管系は蒸気を
内包したまま隔離された状態となる。これらの配管系は
放熱による温度降下にともないスチームトラップ入口側
圧力が暫時低下傾向となる、このとき一般的にはスチー
ムトラップ本体のベント穴等がスチームトラップ出口と
の間に均圧効果を持たせようと働くが、外部からの置換
空気の流入量よりも、蒸気の凝縮速度の方が早い場合に
は負圧に至り、スチームトラップのドレン排出性能が著
しく阻害されスチームトラップ入口にドレンが滞留する
こととなる。また、スチームトラップ出口配管に他の蒸
気系配管が接続されている場合にはスチームトラップ上
流側の負圧化に伴い下流側からの蒸気逆流現象が生じ、
これらの蒸気はスチームトラップ入口側で凝縮するため
ドレン滞留量が増加することとなる。スチームトラップ
入口側でのドレンの滞留は、熱交換器へのプロセス流入
温度が規定値より低下し再び蒸気が必要になった場合の
適切なる加熱を妨げる働きをするため、熱交換器後段に
設置されるプロセス処理に対する影響を避ける意味でス
チームトラップ入口部でのドレン滞留は解消しなければ
ならない。
【0006】図7に示す特開平4−125396 号公報に記載
の技術では、スチームトラップで排出できないほどのド
レンが発生したり、スチームトラップが故障等によって
ドレンの排出が不可能になった場合等の、主としてスチ
ームトラップ本体側の異常時の対応性向上策として、蒸
気ドレンそのものをスチームトラップバイパス流路を経
由して排出することを目的としていると考えられる。
【0007】本発明の目的は運転中におけるスチームト
ラップ入口部での圧力に着目し、同圧力がスチームトラ
ップが作動不可能となる負圧状態を解消すること、或い
は負圧域となる事象をあらかじめ回避するように作用さ
せることにより、スチームトラップでのドレン排出性能
を常時確保可能な蒸気ドレン処理装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、スチー
ムトラップ入口圧力が負圧になった場合に、スチームト
ラップ入口配管と出口配管の連通を図ることが可能な蒸
気ドレン処理方法が提供される。
【0009】また、本発明によればスチームトラップ入
口圧力が負圧となる主原因である蒸気供給量調節弁の全
閉事象時に、スチームトラップ入口配管と出口配管の連
通を図ることが可能な蒸気ドレン処理方法が提供され
る。
【0010】次に、本発明によればスチームトラップ入
口圧力が負圧になった場合に、スチームトラップ入口配
管に外部空気が流入可能な蒸気ドレン処理方法が提供さ
れる。
【0011】さらに、本発明によればスチームトラップ
入口圧力が負圧となる主原因である蒸気供給量調節弁の
全閉事象時に、トラップ入口配管に外部空気が流入可能
な蒸気ドレン処理方法が提供される。
【0012】そして、本発明によればスチームトラップ
入口圧力が常時正圧となるように強制的に空気を注入す
ることが可能な蒸気ドレン処理方法が提供される。
【0013】
【作用】本発明によれば、スチームトラップ入口圧力が
負圧になった場合に、スチームトラップ入口配管と出口
配管の連通を図ることにより、常時正圧状態であるスチ
ームトラップ出口圧力がスチームトラップ入口側に加わ
り、スチームトラップにおいてはドレンの水頭圧だけ入
口側圧力が高くなるためドレン排出性が確保される。
【0014】また、本発明によればスチームトラップ入
口圧力が負圧となる主原因である蒸気供給量調節弁の全
閉事象が発生した場合に、圧力降下が生じる以前にスチ
ームトラップ入口配管と出口配管の連通を図ることによ
り、常時正圧状態であるスチームトラップ出口圧力がス
チームトラップ入口側に加わり、負圧化現象の未然防止
が可能となりドレン排出性が確保される。
【0015】次に、本発明によればスチームトラップ入
口圧力が負圧になった場合に、スチームトラップ入口配
管内に外部空気が流入可能な流路を構成することによ
り、外部空気が系内に流入してきて負圧を解消するため
ドレン排出性が確保される。
【0016】さらに、本発明によればスチームトラップ
入口圧力が負圧となる主原因である蒸気供給量調節弁の
全閉事象が発生した場合に、圧力降下が生じる以前にス
チームトラップ入口配管内に外部空気が流入可能な流路
を構成することにより、外部空気が系内に流入してきて
負圧を解消するためドレン排出性が確保される。
【0017】そして、本発明によればスチームトラップ
入口圧力が常時正圧となるように強制的に空気を注入す
るため、スチームトラップでのドレン排出性が確保され
る。
【0018】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の実施例を示す第一の系統図
である。
【0019】熱交換器1に接続される配管系として、プ
ロセス流入配管2と、熱交換器で加熱された後のプロセ
ス温度を検出するための温度検知器3を有するプロセス
出口配管4と、プロセス温度検知器3からの温度信号を
受け、熱交換器のプロセス出口温度をプロセス処理条件
から規定される温度に自動的に蒸気量を調節できるよう
に演算器5を介して設置された蒸気供給量調節弁6を有
する蒸気供給配管7と、熱交換器1での潜熱加熱により
熱を放出した蒸気ドレンを回収するためのスチームトラ
ップ8と、スチームトラップ入口配管部の運転圧力を検
出するための検知器9を有する蒸気戻り配管10と、ス
チームトラップ入口配管圧力が負圧となった場合には検
知器9の信号を受けて自動開となるインタロックが設け
られた他力式自動開閉型の均圧弁11を有するスチーム
トラップ入口側と出口側とを接続する均圧配管12とで
蒸気ドレン排出装置を構成する。
【0020】プロセス流入配管2を経て熱交換器1に流
入する被加熱物はプロセス出口配管4上に設置される温
度検知器3で温度検出され、プロセス処理条件から規定
される温度となるように、演算器5を介して蒸気供給量
調節弁6にて蒸気量が自動調節される。ここで、プロセ
スの流入温度が規定値よりも低く熱交換器1に流入して
いる場合には加熱が必要であり、蒸気必要量に見合って
蒸気供給量調節弁6は開弁状態であり、蒸気戻り配管1
0内の圧力は加熱蒸気の圧力分の正圧となっている。一
方、スチームトラップ8の出口配管は通常ドレン回収タ
ンク等に接続されており、運転圧力はほぼ大気圧近傍の
弱正圧状態となっている。本圧力条件下であれば、熱交
換器1で潜熱加熱して熱を放出し凝縮したドレンはスチ
ームトラップを経て正常に系外へ排出される。ところ
が、プロセスの流入温度が規定値よりも高く熱交換器1
に流入してきた場合には加熱は不要となり、蒸気供給量
調節弁6は全閉状態となり熱交換器1への蒸気供給は停
止する。これにより、蒸気供給量調節弁6からスチーム
トラップ8に至る蒸気配管系は蒸気を内包したまま隔離
された状態となる。これらの配管系は新たな熱の供給が
無いため徐々に温度降下並びに圧力降下を起こす。この
とき一般的にはスチームトラップ本体のベント穴等がス
チームトラップ出口との間に均圧効果を持たせようと働
くが、外部からの置換空気の流入量よりも、蒸気の凝縮
速度の方が早い場合には負圧に至ることとなり、スチー
ムトラップの入口圧力並びに出口圧力が正常状態時と逆
転する事象が発生しドレンの排出が著しく阻害される。
本実施例によれば、このような状態が発生してスチーム
トラップ8の入口配管圧力が負圧に至るような場合、配
管内の圧力を検知器9で検出するとともに均圧配管12
上に設置される均圧弁11に開弁の制御信号が発せられ
る。これにより、スチームトラップ8入口並びに出口は
同圧となり負圧状態は解消されることから、残留蒸気の
凝縮によりドレンが発生した場合でもスチームトラップ
8においてドレンは水頭圧により排出される。
【0021】(実施例2)図2は本発明の第二の実施例
の系統図である。
【0022】熱交換器1に接続される配管系として、プ
ロセス流入配管2と、熱交換器で加熱された後のプロセ
ス温度を検出するための温度検知器3を有するプロセス
出口配管4と、プロセス温度検知器3からの温度信号を
受け、熱交換器のプロセス出口温度をプロセス処理条件
から規定される温度に自動的に蒸気量を調節できるよう
に演算器5を介して設置された蒸気供給量調節弁6を有
する蒸気供給配管7と、熱交換器1での潜熱加熱により
熱を放出した蒸気ドレンを回収するためのスチームトラ
ップ8を有する蒸気戻り配管10と、蒸気供給量調節弁
6の全閉信号を受けて自動開となるインタロックが設け
られた他力式自動開閉型の均圧弁11を有し、トラップ
入口側と出口側とを接続する均圧配管12とで蒸気ドレ
ン排出装置を構成する。
【0023】プロセス流入配管2を経て熱交換器1に流
入する被加熱物はプロセス出口配管4上に設置される温
度検知器3で温度検出され、プロセス処理条件から規定
される温度となるように、演算器5を介して蒸気供給量
調節弁6で蒸気量が自動調節される。ここで、プロセス
の流入温度が規定値よりも低く熱交換器1に流入してい
る場合には加熱が必要であり、蒸気必要量に見合って蒸
気供給量調節弁6は開弁状態であり、蒸気戻り配管10
内の圧力は加熱蒸気の圧力分の正圧となっている。一
方、スチームトラップ8の出口配管は通常ドレン回収タ
ンク等に接続されており、運転圧力はほぼ大気圧近傍の
弱正圧状態となっている。本圧力条件下であれば、熱交
換器1で潜熱加熱して熱を放出し凝縮したドレンはスチ
ームトラップを経て正常に系外へ排出される。ところ
が、プロセスの流入温度が規定値よりも高く熱交換器1
に流入してきた場合には加熱は不要となり、蒸気供給量
調節弁6は全閉状態となり熱交換器1への蒸気供給は停
止する。これにより、蒸気供給量調節弁6からスチーム
トラップ8に至る蒸気配管系は蒸気を内包したまま隔離
された状態となる。これらの配管系は新たな熱の供給が
無いため徐々に温度降下並びに圧力降下を起こす。この
とき一般的にはスチームトラップ本体のベント穴等がス
チームトラップ出口との間に均圧効果を持たせようと働
くが、外部からの置換空気の流入量よりも、蒸気の凝縮
速度の方が早い場合には負圧に至ることとなり、スチー
ムトラップの入口圧力並びに出口圧力が正常状態時と逆
転する事象が発生しドレンの排出が著しく阻害される。
本発明によれば、スチームトラップ8入口側が負圧に至
る主要因である蒸気供給量調節弁6全閉事象が発生した
場合に、演算器5からの調節弁開度の出力信号或いは蒸
気供給量調節弁6本体の開度指示接点等より弁全閉を検
知して均圧配管12上に設置される均圧弁11に開弁の
制御信号が発せられる。これにより、スチームトラップ
8入口並びに出口は同圧となり、スチームトラップ8入
口の負圧化現象はあらかじめ回避できる。
【0024】(実施例3)図3は本発明の第三の実施例
の系統図である。
【0025】熱交換器1に接続される配管系として、プ
ロセス流入配管2と、熱交換器で加熱された後のプロセ
ス温度を検出するための温度検知器3を有するプロセス
出口配管4と、プロセス温度検知器3からの温度信号を
受け、熱交換器のプロセス出口温度をプロセス処理条件
から規定される温度に自動的に蒸気量を調節できるよう
に演算器5を介して設置された蒸気供給量調節弁6を有
する蒸気供給配管7と、熱交換器1での潜熱加熱により
熱を放出した蒸気ドレンを回収するためのスチームトラ
ップ8と、トラップ入口配管部の運転圧力を検出するた
めの検知器9を有する蒸気戻り配管10と、逆止弁13
並びにトラップ入口配管圧力が負圧となった場合には検
知器9の信号を受けて自動開となるインタロックが設け
られた他力式自動開閉型のベント弁14を有するベント
配管15とで蒸気ドレン排出装置を構成する。
【0026】プロセス流入配管2を経て熱交換器1に流
入する被加熱物はプロセス出口配管4上に設置される温
度検知器3で温度検出され、プロセス処理条件から規定
される温度となるように、演算器5を介して蒸気供給量
調節弁6にて蒸気量が自動調節される。ここで、プロセ
スの流入温度が規定値よりも低く熱交換器1に流入して
いる場合には加熱が必要であり、蒸気必要量に見合って
蒸気供給量調節弁6は開弁状態であり、蒸気戻り配管1
0内の圧力は加熱蒸気の圧力分の正圧となっている。一
方、スチームトラップ8の出口配管は通常ドレン回収タ
ンク等に接続されており、運転圧力はほぼ大気圧近傍の
弱正圧状態となっている。本圧力条件下であれば、熱交
換器1で潜熱加熱して熱を放出し凝縮したドレンはスチ
ームトラップを経て正常に系外へ排出される。ところ
が、プロセスの流入温度が規定値よりも高く熱交換器1
に流入してきた場合には加熱は不要となり、蒸気供給量
調節弁6は全閉状態となり熱交換器1への蒸気供給は停
止する。これにより、蒸気供給量調節弁6からスチーム
トラップ8に至る蒸気配管系は蒸気を内包したまま隔離
された状態となる。これらの配管系は新たな熱の供給が
無いため徐々に温度降下並びに圧力降下を起こす。この
とき一般的にはスチームトラップ本体のベント穴等がス
チームトラップ出口との間に均圧効果を持たせようと働
くが、外部からの置換空気の流入量よりも、蒸気の凝縮
速度の方が早い場合には負圧に至ることとなり、スチー
ムトラップの入口圧力並びに出口圧力が正常状態時と逆
転する事象が発生しドレンの排出が著しく阻害される。
本発明によれば、このような状態が発生してスチームト
ラップ8の入口配管圧力が負圧に至るような場合、配管
内の圧力を検知器9で検出するとともに、ベント配管1
5上に設置され、通常運転時は高圧となる蒸気系配管と
施設とを隔離する目的で全閉状態となっているベント弁
14に開弁の制御信号が発せられる。これにより、スチ
ームトラップ8入口側に外部空気が流入可能となり負圧
状態は解消されるため、残留蒸気の凝縮によりドレンが
発生した場合でもスチームトラップ8においてドレンは
水頭圧により排出される。尚、ベント配管15上に設置
される逆止弁13はベント弁開弁時の蒸気系配管から外
部への蒸気の流出を防止する。
【0027】(実施例4)図4は本発明の第四の実施例
の系統図である。
【0028】熱交換器1に接続される配管系として、プ
ロセス流入配管2と、熱交換器で加熱された後のプロセ
ス温度を検出するための温度検知器3を有するプロセス
出口配管4と、プロセス温度検知器3からの温度信号を
受け、熱交換器のプロセス出口温度をプロセス処理条件
から規定される温度に自動的に蒸気量を調節できるよう
に演算器5を介して設置された蒸気供給量調節弁6を有
する蒸気供給配管7と、熱交換器1での潜熱加熱により
熱を放出した蒸気ドレンを回収するためのスチームトラ
ップ8を有する蒸気戻り配管10と、逆止弁13並びに
蒸気供給量調節弁6の全閉信号を受けて自動開となるイ
ンタロックが設けられた他力式自動開閉型のベント弁1
4を有するベント配管15とで蒸気ドレン排出装置を構
成する。プロセス流入配管2を経て熱交換器1に流入す
る被加熱物はプロセス出口配管4上に設置される温度検
知器3で温度検出され、プロセス処理条件から規定され
る温度となるように、演算器5を介して蒸気供給量調節
弁6にて蒸気量が自動調節される。ここで、プロセスの
流入温度が規定値よりも低く熱交換器1に流入している
場合には加熱が必要であり、蒸気必要量に見合って蒸気
供給量調節弁6は開弁状態であり、蒸気戻り配管10内
の圧力は加熱蒸気の圧力分の正圧となっている。一方、
スチームトラップ8の出口配管は、通常、ドレン回収タ
ンク等に接続されており、運転圧力はほぼ大気圧近傍の
弱正圧状態となっている。本圧力条件下であれば、熱交
換器1で潜熱加熱して熱を放出し凝縮したドレンはスチ
ームトラップを経て正常に系外へ排出される。ところ
が、プロセスの流入温度が規定値よりも高く熱交換器1
に流入してきた場合には加熱は不要となり、蒸気供給量
調節弁6は全閉状態となり熱交換器1への蒸気供給は停
止する。これにより、蒸気供給量調節弁6からスチーム
トラップ8に至る蒸気配管系は蒸気を内包したまま隔離
された状態となる。これらの配管系は新たな熱の供給が
無いため徐々に温度降下並びに圧力降下を起こす。この
とき一般的にはスチームトラップ本体のベント穴等がス
チームトラップ出口との間に均圧効果を持たせようと働
くが、外部からの置換空気の流入量よりも、蒸気の凝縮
速度の方が早い場合には負圧に至ることとなり、スチー
ムトラップの入口圧力並びに出口圧力が正常状態時と逆
転する事象が発生しドレンの排出が著しく阻害される。
本発明によれば、スチームトラップ8入口側が負圧に至
る基本要因である蒸気供給量調節弁6全閉事象が発生し
た場合に、演算器5からの調節弁開度の出力信号或いは
蒸気供給量調節弁6本体の開度指示接点等より弁全閉を
検知して、ベント配管15上に設置され、通常運転時は
高圧となる蒸気系配管と施設とを隔離する目的で全閉状
態となっているベント弁14に開弁の制御信号が発せら
れる。これにより、スチームトラップ8入口側に外部空
気が流入可能となり負圧状態は解消されることから、残
留蒸気の凝縮によりドレンが発生した場合でもスチーム
トラップ8においてドレンは水頭圧により排出される。
尚、ベント配管15上に設置される逆止弁13はベント
弁開弁時の蒸気系配管から外部への蒸気流出を防止す
る。
【0029】(実施例5)図5は本発明の第五の実施例
の系統図である。
【0030】熱交換器1に接続される配管系として、プ
ロセス流入配管2と、熱交換器で加熱された後のプロセ
ス温度を検出するための温度検知器3を有するプロセス
出口配管4と、プロセス温度検知器3からの温度信号を
受け、熱交換器のプロセス出口温度をプロセス処理条件
から規定される温度に自動的に蒸気量を調節できるよう
に演算器5を介して設置された蒸気供給量調節弁6を有
する蒸気供給配管7と、熱交換器1での潜熱加熱により
熱を放出した蒸気ドレンを回収するためのスチ−ムトラ
ップ8と、トラップ入口配管部に運転圧力を検出するた
めの検知器9を有する蒸気戻り配管10と、検知器9か
らの圧力信号を受けてスチ−ムトラップ8入口配管が常
時正圧となるように自動的に空気量を調節できるように
演算器16を介して設置された空気供給量調節弁17を
有する空気注入配管18とで蒸気ドレン排出装置を構成
する。
【0031】プロセス流入配管2を経て熱交換器1に流
入する被加熱物はプロセス出口配管4上に設置される温
度検知器3で温度検出され、プロセス処理条件から規定
される温度となるように、演算器5を介して蒸気供給量
調節弁6で蒸気量が自動調節される。ここで、プロセス
の流入温度が規定値よりも低く熱交換器1に流入してい
る場合には加熱が必要であり、蒸気必要量に見合って蒸
気供給量調節弁6は開弁状態であり、蒸気戻り配管10
内の圧力は加熱蒸気の圧力分の正圧となっている。一
方、スチームトラップ8の出口配管は通常ドレン回収タ
ンク等に接続されており、運転圧力はほぼ大気圧近傍の
弱正圧状態となっている。本圧力条件下であれば、熱交
換器1で潜熱加熱して熱を放出し凝縮したドレンはスチ
ームトラップを経て正常に系外へ排出される。ところ
が、プロセスの流入温度が規定値よりも高く熱交換器1
に流入してきた場合には加熱は不要となり、蒸気供給量
調節弁6は全閉状態となり熱交換器1への蒸気の供給が
停止する。これにより、蒸気供給量調節弁6からスチー
ムトラップ8に至る蒸気配管系は蒸気を内包したまま隔
離された状態となる。これらの配管系は新たな熱の供給
が無いため徐々に温度降下並びに圧力降下を起こす。こ
のとき一般的にはスチームトラップ本体のベント穴等が
スチームトラップ出口との間に均圧効果を持たせようと
働くが、外部からの置換空気の流入量よりも、蒸気の凝
縮速度の方が早い場合には負圧に至ることとなり、スチ
ームトラップの入口圧力並びに出口圧力が正常状態時と
逆転する事象が発生しドレンの排出が著しく阻害され
る。本発明によれば、このような状態が発生してスチー
ムトラップ8の入口配管圧力が負圧に至るような場合、
配管内の圧力を検知器9で検出するとともに空気注入配
管18上に設置される空気流量調節弁17に負圧を解消
するに見合った空気を注入すべく制御信号が発せられ
る。これにより、スチームトラップ8入口側に空気が流
入し負圧状態は解消されるので、残留蒸気の凝縮により
ドレンが発生した場合でもスチームトラップ8において
ドレンは水頭圧により排出される。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば熱交換器への蒸気供給が
停止した場合等によって発生するスチームトラップ入口
側の負圧化現象を回避することが可能となり、スチーム
トラップ入口側のドレン滞留が解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す系統図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す系統図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す系統図。
【図4】本発明の第4の実施例を示す系統図。
【図5】本発明の第5の実施例を示す系統図。
【図6】従来技術の第1の実施例を示す系統図。
【図7】従来技術の第2の実施例を示す系統図。
【符号の説明】
1…熱交換器、2…プロセス流入配管、3…温度検知
器、4…プロセス出口配管、5…温度演算器、6…蒸気
供給量調節弁、7…蒸気供給配管、8…スチームトラッ
プ、9…圧力検知器、10…蒸気戻り配管、11…均圧
弁、12…均圧配管、13…逆止弁、14…ベント弁、
15…ベント配管、16…圧力演算器、17…空気流入
量調節弁、18…空気注入配管。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセスを、規定温度に昇温させるための
    加熱源として蒸気を使用し、蒸気使用機器の一次側であ
    る蒸気供給配管上にプロセス温度を調節する蒸気供給量
    調節弁と、蒸気使用機器の二次側に潜熱加熱後の蒸気ド
    レン排出を目的としたスチームトラップを有する熱交換
    器において、前記スチームトラップ入口配管部に運転圧
    力を検出するための検知器と、前記スチームトラップ入
    口側と出口側とを接続する均圧配管と、前記均圧配管上
    への他力式自動開閉型の均圧弁と、前記スチームトラッ
    プ入口の配管圧力が負圧となった場合には前記検知器の
    信号を受けて前記均圧弁を自動開とするインタロックを
    設置したことを特徴とする蒸気ドレン排出装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記スチームトラップ
    入口側と出口側とを接続する均圧配管と、前記均圧配管
    上への前記他力式自動開閉型の均圧弁と、前記蒸気供給
    量調節弁が全閉となり蒸気使用機器への蒸気供給が停止
    した場合には前記均圧弁を自動開とするインタロックを
    設置した蒸気ドレン排出装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記スチームトラップ
    入口配管部に運転圧力を検出するための検知器と、前記
    スチームトラップ入口側配管へ逆止弁並びに前記均圧弁
    を有するベント配管の接続と、前記スチームトラップ入
    口配管圧力が負圧となった場合には前記検知器の信号を
    受けて前記ベント配管上の前記均圧弁が自動開となるイ
    ンタロックを設置した蒸気ドレン排出装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記スチームトラップ
    入口側配管への逆止弁並びに前記均圧弁を有するベント
    配管の接続と、前記蒸気供給量調節弁が全閉となり前記
    蒸気使用機器への蒸気供給が停止した場合にはベント配
    管上の前記均圧弁が自動開となるインタロックを設置し
    た蒸気ドレン排出装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記スチームトラップ
    入口配管部へ運転圧力を検出するための前記検知器と、
    前記スチームトラップ入口側配管へ前記均圧弁を有する
    空気注入配管の接続と、前記検知器の圧力信号により前
    記スチームトラップ入口の圧力が常時正圧となるように
    空気量を自動注入する制御回路を設置した蒸気ドレン排
    出装置。
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