JPH063312U - 牽引用ワイヤー - Google Patents
牽引用ワイヤーInfo
- Publication number
- JPH063312U JPH063312U JP9265591U JP9265591U JPH063312U JP H063312 U JPH063312 U JP H063312U JP 9265591 U JP9265591 U JP 9265591U JP 9265591 U JP9265591 U JP 9265591U JP H063312 U JPH063312 U JP H063312U
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- Japan
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- wire
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- hook
- steel wire
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作者が安全で、扱い易く、しかも耐久性の
良い牽引用ワイヤーを提供する事を目的としている。 【構成】 先端に掛止具4を取着した鋼線1には樹脂2
の被覆が施されており、この掛止具4は、棒体でなる主
部5と、主部5の先方をU字形に曲折した牽引フック部
6と、主部5側から牽引フック部6の先端に向かって渡
し主部5側に軸支されるガードプレート8からなる牽引
用ワイヤーである。
良い牽引用ワイヤーを提供する事を目的としている。 【構成】 先端に掛止具4を取着した鋼線1には樹脂2
の被覆が施されており、この掛止具4は、棒体でなる主
部5と、主部5の先方をU字形に曲折した牽引フック部
6と、主部5側から牽引フック部6の先端に向かって渡
し主部5側に軸支されるガードプレート8からなる牽引
用ワイヤーである。
Description
【0001】
本考案は、整形外科領域で腰椎症や頸椎症などの治療を行なう治療用の牽引装 置において、牽引治療を受ける患者に装着した装具を、当該牽引装置に引き入れ るように引っ張る牽引用ワイヤーの改良に関する。
【0002】
従来の治療用の牽引装置における牽引用ワイヤーは、牽引装置中の巻き付け円 筒から繰り出される鋼線の先端に鉤具を止着して構成され、この鉤具を患者に装 着した装具の所定個所に引っ掛けて当該牽引用ワイヤーは使用されていた。
【0003】
従来の牽引用ワイヤーは、素線を撚り合わせて作られた鋼線をそのまま用いて いた為、鋼線の使用により材料が疲労し素線が切れ、鋼線が解れて来、鋼線の扱 いが困難になったり、操作者の手に刺さり危険であったり、牽引装置中で諸構成 部材に接触して故障を発生させたりするといった不具合が生じていたのである。 又、牽引用ワイヤーの先端に止着される牽引フックが装具から不本意に外れる といった事態もあり、改善が望まれていた。 又、鋼線は、牽引フックとの接続部分で特に早く疲労し、この接続部分では素 線が他部分より早く切れるといった不具合点もあった。
【0004】
本考案は、操作者が安全で、扱い易く、しかも耐久性の良い牽引用ワイヤーを 提供する事を目的としている。
【0005】 即ち、本考案は、樹脂(2)の被覆を施した鋼線(1)の先端に掛止具(4) を取着してなる牽引用ワイヤーである。 又、掛止具(4)は、棒体でなる主部(5)と、主部(5)の先方をU字形に 曲折した牽引フック部(6)と、主部(5)側から牽引フック部(6)の先端に 向かって渡し主部(5)側に軸支されるガードプレート(8)からなる。 又、主部(5)の基端にその軸心方向に穴(9)を開け、この穴(9)に鋼線 (1)の先端を差し込み、しかる後に主部(5)の側部をかしめる等の適宜所作 にて該鋼線(1)を主部(5)に固着し、主部(5)と主部(5)に固着された 鋼線(1)の一部分とにわたって、円筒部(11)とその円筒部(11)を漸増 径状に広げたラッパ形状部(12)とからなるストッパー(7)が外嵌の上主部 (5)に止着されている。
【0006】
患者に装着される装具15に設けられた被掛止具としてのハンガー22に、牽 引用ワイヤーの掛止具4を引っ掛ける。ハンガー22にガードプレート8を押し 開きながら牽引フック部6を通す。 通した後ガードプレート8はバネ14の力で自動的に戻り、主部5と牽引フッ ク部6との間隙を塞ぐ。このガードプレート8は外れ防止用であって、ガードプ レート8の作用によりリング16が掛止具4から不本意には外れない。 主部5とワイヤー部の両方に掛って嵌合しているストッパー7は、主部5の基 端部において、ワイヤー部が主部5に対して屈曲することを妨げているので、僅 かな角度でしか屈曲しない。 又、ストッパー7の基端部分は、円筒部11をラッパ状に広げられているので 、ストッパー7内を通るワイヤー部3は、ストッパー7に対して曲折させられる 際、ストッパー7の基端部にてワイヤー部3はストッパー7のラッパ形状部12 に沿って緩やかな円形状に屈曲する。
【0007】 牽引用ワイヤーのワイヤー部3の基端は、牽引機17内の巻き筒18に止着さ れており、このワイヤー部3は滑車19に掛けられてからその先端に取着される 掛止具4を装具15に掛止する。 上記牽引機17は牽引作動と弛緩作動を交互に繰り返す間歇型の牽引機であっ て、その作動において、先ず牽引作動時には、巻き筒18が正方向に回動し、ワ イヤー部3を巻き取る。このワイヤー部3は、腰装具15を引き患者を牽引し、 牽引が行なわれる。次に、弛緩作動時には、巻き筒18が逆方向に回動し、ワイ ヤー部3を繰り出し、前記牽引時のワイヤー部の緊張を弛緩する。このワイヤー 部3は、装具15の引っ張りを弛め、患者の牽引を解除する。
【0008】 牽引機17が作動中は、ワイヤー部3は巻き筒18や滑車19に巻き付けられ て強く接触し且つ曲げられる。 この時、鋼線1の外周に被せた樹脂2は、緩衝体となって鋼線の疲労を防ぎ、 且つ、素線が切れたとしても素線の解れを防ぐ作用をなす。 牽引機17を治療に供しない時には、掛止具4のストッパー7が牽引機17の 上面に当って止まるまで、牽引用ワイヤーを巻き筒18に巻き込ませて、当該牽 引用ワイヤーを牽引機に収納しておく。
【0009】
次に、本考案の実施例を、図面を参照して説明する。 第1図は本考案の牽引用ワイヤーの側面図を示し、第2図は本考案の牽引用ワ イヤーの掛止具の正面図を示し、第3図は牽引機17に装着した牽引用ワイヤー を示している。 牽引用ワイヤーは、直径約0.1ミリの極めて細い鋼製の素線を撚りあわせて 作られた鋼線1に「ナイロン12」や「ウレタンゴム」等の樹脂2の被覆を施し たワイヤー部3と、このワイヤー部3の先端に取着される掛止具4とからなる。 前記掛止具4は、剛性の棒体でなる主部5と、主部5の延設先方をU字形に曲 折してなる牽引フック部6と、主部5に外嵌されるストッパー7と、ストッパー 7から牽引フック部6の先端に接触するように渡したガードプレート8とからな る。 主部5の基端には、その軸心方向に穴9を開け、この穴9に鋼線1の先端を差 し込み、しかる後に主部5の外周側部をかしめる等の適宜所作にて鋼線1が主部 5に固着されている。
【0010】 ストッパー7は、牽引用ワイヤーが牽引機17の筐体21内へ収納される時、 掛止具4が筐体21内にすっぽり入り込んでしまうのを防ぐ為のものである。ス トッパー7は、円筒部11と、円筒部11の基方部分に先方から基方に向かって 円筒部11を漸増径状に広げたラッパ形状部12とからなる。ストッパー7は、 主部5と主部5に固着された鋼線1の一部分とにわたって外嵌された上主部5に 固定されている。 ガードプレート8は、当該ガードプレート8の基端部8aがストッパー7に軸 着され、この基端部8aを中心に回動が自在であって、軸13にはバネ14が装 着されており、ガードプレート8の先端部8bは常時牽引フック部6の先端の湾 曲内側に押圧接触されるように該バネ14で付勢されている。
【0011】 牽引装置は、牽引機17にベッド10を取り付けてなり、牽引治療を受ける患 者の腰部に腰装具15を装着し、ベッド10上に仰臥させる。この腰装具15に 装着された二つのリング16をハンガー22の両端部分に引っ掛け、このハンガ ー22の中央部分に前記掛止具4を掛止する。 牽引機17の筐体21内部には、間歇的に正転逆転を繰り返す巻き筒18が設 けられ、筐体上面には滑車19が取着される。巻き筒18にはワイヤー部3の基 端が取着され、このワイヤー部は筐体21を貫通させて牽引機17の上方に向け て取り出されており、前記滑車19に掛けられて、患者のいる方向へ曲折されて いる。 尚、図3中、20で示すものは、患者の脇部をベッド10に掛止する脇装具で ある。
【0012】
本考案は、先端に掛止具を取着した鋼線に樹脂の被覆を施したことを特徴とす るものである。巻き筒及び滑車との摩擦及び屈曲による経年変化、並びにワイヤ ー部が滑車から外れたまま牽引機を作動させてしまう等のワイヤー部の懸架ミス に起因してワイヤー部は破損を免れないのであるが、本考案では樹脂がワイヤー 部を保護し、耐用期間を延長でき、破損しにくいものとなった。 さらに、鋼線を形成する素線の一部数が切れたとしても、樹脂で外周を覆われ ているので、解れる事は無い。従って、操作者の手に刺さるといった危険も無く 、ワイヤー部の操作に支障を来す事も無く安心して扱え、又、従来牽引用ワイヤ ーの牽引機の中で解れた素線が機構部品に絡んで装置作動に悪影響を与えるとい った事も本考案の牽引用ワイヤーでは起こらず、好都合である。
【0013】 又、ワイヤー部に油が付着する等の汚れがあったとしても、表面が滑らかであ るから汚れを除去することは容易である。 又、滑車とワイヤー部の接触部分では摩擦と屈曲を頻繁に繰り返すのであるが 、この接触部分において、ワイヤー部に被覆した樹脂が保護材及び緩衝材となっ て、ワイヤー部が痛まず振動が防げるばかりでなく、滑車の方にも傷が付かず表 面の滑らかさを長らく保持でき、牽引作動時に前記接触部で発生しやすい振動や 異音を押さえる事ができるという効果がある。
【0014】 本考案の牽引用ワイヤーの掛止具は、棒体でなる主部と、主部の先方をU字形 に曲折した牽引フック部と、主部側から牽引フック部の先端に向かって渡し主部 側に軸支されるガードプレートからなるので、ハンガーが主部と牽引フック部の 間隙から不本意に外れるといった事は殆ど起きない。従って、ワイヤー部が弛緩 している時、ハンガーが掛止具から外れるといった不都合な事態は起きず、所定 時間の牽引機作動を確実に行なうことができる。
【0015】 又、本考案は、主部の基端にその軸心方向に穴を開け、この穴に鋼線の先端を 差し込み、しかる後に主部の側部をかしめる等の適宜所作にて該鋼線を主部に固 着し、主部と主部に固着された鋼線の一部分とにわたって、円筒部とその円筒部 をラッパ状に広げたラッパ形状部とからなるストッパーが外嵌の上主部に止着さ れているので、ストッパーとワイヤー部の接続部分において、ワイヤー部は円筒 部で囲われており、ワイヤー部の屈曲は殆ど生じず、ワイヤー部の屈曲疲労によ る断線を防ぐことができ、さらにラッパ形状部においては、ワイヤー部は鋭角状 に曲折されず緩やかな円形状に曲折されるので、ワイヤー部の屈曲疲労による断 線を防ぎ、耐久性を大幅に向上する事が出来た。 特に、治療用の牽引装置では、牽引治療に供していない待機中は、図4に示す ように、掛止具やワイヤー部等は自由な姿勢で放置されるから、従来の牽引ワイ ヤーでは屡々掛止具とワイヤー部は鋭角状に曲折されるのであが、本考案では、 前述したように掛止具とワイヤー部が鋭角状に曲折されず、掛止具とワイヤー部 の接続個所における早期断線を防ぐことができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の牽引用ワイヤーの掛止具の側面図であ
る。
る。
【図2】本考案の牽引用ワイヤーの掛止具の正面図であ
る。
る。
【図3】本考案の牽引用ワイヤーを用いた牽引装置の側
面図である。
面図である。
【図4】本考案の牽引用ワイヤーを用いた牽引装置の、
待機中の牽引用ワイヤーの状況を示す図である。
待機中の牽引用ワイヤーの状況を示す図である。
1 鋼線 2 樹脂 4 掛止具 5 主部 6 牽引フック部 7 ストッパー 8 ガードプレート 9 穴 11 円筒部 12 ラッパ形状部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (3)
- 【請求項1】 樹脂(2)の被覆を施した鋼線(1)の
先端に掛止具(4)を取着してなる牽引用ワイヤー。 - 【請求項2】 掛止具(4)は、棒体でなる主部(5)
と、主部(5)の先方をU字形に曲折した牽引フック部
(6)と、主部(5)側から牽引フック部(6)の先端
に向かって渡し主部(5)側に軸支されるガードプレー
ト(8)からなることを特徴とする請求項1記載の牽引
用ワイヤー。 - 【請求項3】 主部(5)の基端にその軸心方向に穴
(9)を開け、この穴(9)に鋼線(1)の先端を差し
込み、しかる後に主部(5)の側部をかしめる等の適宜
所作にて該鋼線(1)を主部(5)に固着し、主部
(5)と主部(5)に固着された鋼線(1)の一部分と
にわたって、円筒部(11)とその円筒部(11)を漸
増径状に広げたラッパ形状部(12)とからなるストッ
パー(7)が外嵌の上主部(5)に止着されていること
を特徴とする請求項1記載の牽引用ワイヤー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991092655U JP2578726Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 牽引用ワイヤー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991092655U JP2578726Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 牽引用ワイヤー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063312U true JPH063312U (ja) | 1994-01-18 |
| JP2578726Y2 JP2578726Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=14060489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991092655U Expired - Lifetime JP2578726Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 牽引用ワイヤー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578726Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5244943A (en) * | 1975-10-07 | 1977-04-08 | Mitsubishi Electric Corp | Elevator control system |
| JPS6311480U (ja) * | 1986-07-07 | 1988-01-25 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP1991092655U patent/JP2578726Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5244943A (en) * | 1975-10-07 | 1977-04-08 | Mitsubishi Electric Corp | Elevator control system |
| JPS6311480U (ja) * | 1986-07-07 | 1988-01-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2578726Y2 (ja) | 1998-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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