JPH06331748A - シンチレータおよびその製造法 - Google Patents

シンチレータおよびその製造法

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JPH06331748A
JPH06331748A JP14280493A JP14280493A JPH06331748A JP H06331748 A JPH06331748 A JP H06331748A JP 14280493 A JP14280493 A JP 14280493A JP 14280493 A JP14280493 A JP 14280493A JP H06331748 A JPH06331748 A JP H06331748A
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JP
Japan
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scintillator
light
emitting element
light emitting
thin film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14280493A
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English (en)
Inventor
Osamu Nakashiyouya
理 中庄谷
Masaru Katsuki
賢 勝木
Jiro Sakai
二郎 坂井
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Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光素子の発光量の位置依存性が解消される
ことにより発光量が均一化されてなるシンチレータおよ
びその製造法を提供する。 【構成】 本発明のシンチレータ1は、例えば鏡面仕上
げがなされたCsIの結晶からなる発光素子2の表面所
定範囲に、例えばブラックストライプ4などによる光量
調整領域が形成された薄膜3が被覆されてなるものであ
る。また、本発明のシンチレータ1の製造法は、例えば
鏡面仕上げがなされたCsIの結晶からなる発光素子2
の表面を鏡面仕上げする手順と、前記発光素子2の表面
所定範囲に例えばブラックストライプ4などによる光量
調整領域が形成された薄膜3を被覆する手順とを含んで
なるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシンチレータおよびその
製造法に関する。さらに詳しくは、光量の位置依存性が
低減されてなるシンチレータおよびその製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より放射線の測定には、図3に示す
ように、放射線エネルギーをシンチレータ11により光
量に変換して、それを光電子増倍管12により増幅され
た電気信号に変換して、計数器13や多重波高分析器1
4に入力する方法がとられている。このシンチレータ1
1における発光素子には、例えばCsI(pure)や
CsI(Tl)などの結晶が用いられている。
【0003】しかるに、この発光素子の発光量には結晶
状態に起因する位置依存性があるため、同じエネルギー
の放射線が入射しても、その入射位置により発光量が異
なるという現象が生ずる。したがって、同じエネルギー
の放射線が入射されても、その検知位置により測定値が
異なるという結果になる。そのため、発光量の少ない領
域の結晶表面にサンドペーパーをかけること(図4の斜
線部参照)により、その領域における光散乱を増加させ
発光量の均一化が図られている。
【0004】しかしながら、結晶表面にサンドペーパー
をかけた場合には、結晶寸法が変わり発光素子の発光特
性が変わる恐れがある。また、サンドペーパーをかけす
ぎた場合には元の表面状態に戻すことができないので、
その作業は慎重かつ徐々に行う必要がある。そのため、
発光素子の発光量の均一化は極めて煩雑な作業となって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、発光素子の発
光量の位置依存性が解消されることにより発光量が均一
化されてなるシンチレータおよびその製造法を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシンチレータ
は、鏡面仕上げがなされた発光素子の表面所定範囲に光
量調整領域が形成された薄膜が被覆されてなることを特
徴とする。
【0007】本発明のシンチレータにおいては、前記光
量調整領域の形成が、例えばブラックストライプやイエ
ローストライプなどの光吸収用ストライプによりなされ
るのが好ましい。
【0008】また、本発明のシンチレータにおいては、
前記薄膜がAlが両面に蒸着されたポリエチレンテレフ
タレートフィルムであるのが好ましい。
【0009】一方、本発明のシンチレータの製造法は、
発光素子の表面を鏡面仕上げする手順と、前記発光素子
の表面所定範囲に光量調整領域が形成された薄膜を被覆
する手順とを含んでなることを特徴とする。
【0010】本発明のシンチレータの製造法において
は、前記光量調整領域の形成が、例えばブラックストラ
イプやイエローストライプなどの光吸収用ストライプに
よりなされているのが好ましい。
【0011】また、本発明のシンチレータの製造法にお
いては、前記薄膜がAlが両面に蒸着されたポリエチレ
ンテレフタレートフィルムであるのが好ましい。
【0012】
【作用】本発明のシンチレータは前記のごとく構成され
ているので、発光量の位置依存性が解消されて均一な発
光量が得られる。また、鏡面仕上げされた発光素子を単
に薄膜で被覆することにより発光量の調整がなされてい
るので、その寸法精度は高く、また特性も均一化されて
いる。
【0013】一方、本発明のシンチレータの製造法によ
れば、簡単な作業により発光量の位置依存性が解消され
ているシンチレータを得ることができる。また、最初の
調整で均一な発光量が得られない場合でも、光調整領域
が形成された薄膜を取り替えるのみで再調整ができる。
したがって、歩留りよくシンチレータを製造することが
できる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0015】図1は本発明の一実施例のシンチレータの
概略図、図2は同シンチレータの断面図である。図にお
いて、1はシンチレータ、2は発光素子、3はAlが両
面に蒸着されたポリエチレンテレフタレートフィルム
(マイラー)、4は光吸収用ストライプ(ブラックスト
ライプ)、5は光電子増倍管を示す。
【0016】図1〜2に示す本発明の一実施例において
は、発光素子2として4角柱のCsI(pure)の結
晶が用いられている。この発光素子2の表面は、発光量
が結晶表面の状態により影響されないように鏡面に仕上
げられている。この鏡面仕上げされた面は、図2に示す
ように、マイラー3により被覆されている。なお、図2
においては、マイラー3の厚さは誇張されている。この
マイラー3の所定範囲には、図1に示すように、所定幅
の光吸収用ストライプ4が所定間隔で設けられている。
光吸収用ストライプとしては、例えばブラックストライ
プやイエローストライプなどがあげられる。図2におい
ては、光吸収用ストライプ4は光電子増倍管5との接続
端から120mmの範囲に、幅2mm、ピッチ10mm
で設けられている。なお、光吸収用ストライプ4の形成
範囲、幅およびピッチはこれに限定されるものではな
く、発光素子2のサイズ、発光量のばらつきなどに応じ
て適宜選定される。
【0017】次に、かかる構成を有する発光素子2の製
造法について説明する。
【0018】ステップ1:CsI(pure)の結晶表
面を研磨し鏡面仕上げして、発光素子2とする。
【0019】ステップ2:発光素子2の結晶サイズに合
わせてマイラー3を調整する。
【0020】ステップ3:このマイラー3の所定範囲
に、所定幅および所定ピッチで光吸収用ストライプ4を
形成する。この光吸収用ストライプ4の形成は、例えば
マジックインクを用いてなされる。
【0021】ステップ4:発光素子2表面に、マイラー
3を光吸収用ストライプ4が形成された面を内側に向け
て、光吸収用ストライプ4が所定位置に来るように調整
して巻き付ける。
【0022】次に、かかる光吸収用ストライプ4が形成
されたシンチレータ1の発光特性を調査した。
【0023】実施例 35mm角で長さが300mmのCsI(pure)の
結晶を用いて、前記製造法によりシンチレータ1を作製
した。なお、ブラックストライプ4の形成は光電子増倍
管5の接続端から120mmまでの範囲とし、またその
幅は2mm、ピッチは10mmとした。このシンチレー
タ1の長手方向の光量の変化を測定し、その結果を表1
に示した。
【0024】比較例 比較のために、ブラックストライプを形成しなかった他
は、実施例と同様にしてシンチレータを作製した。この
シンチレータの長手方向の光量の変化を測定し、その結
果を表1に併せて示した。
【0025】
【表1】
【0026】表1より、実施例のシンチレータの発光量
が、比較例のシンチレータの発光量より均一であるのが
わかる。
【0027】本実施例においては、CsI(pure)
の結晶を例にとり説明してきたが、本発明は他のシンチ
レーション用材料にも好敵に適用することができる。
【0028】また、本実施例においては、光吸収用スト
ライプとしてブラックストライプやイエローストライプ
を用いたが、ブルーストライプ、レッドストライプ、パ
ープルストライプ、グリーンストライプなども好敵に用
いることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシンチレ
ータによれば発光量の均一化を図ることができる。ま
た、鏡面仕上げされた面に薄膜を被覆することにより形
成されているので、その寸法精度がよいとともに、製品
ごとのばらつきもない。したがって、製品の特性が均質
化している。したがって、特性の安定している放射線測
定装置を作製することができる。
【0030】一方、本発明のシンチレータの製造法によ
れば、簡単な作業により発光量が均一化されているシン
チレータを作製することができる。また、光調整領域が
形成された薄膜で発光量の均一化を図っているので、そ
の発光量の調整も容易である。しかも、その発光量の再
調整も単に薄膜を取り替えるだけでよく、発光素子その
ものを交換する必要がないので、発光素子を歩留りよく
製造することができる。したがって、発光素子の製造コ
ストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシンチレータの一実施例の概略図であ
る。
【図2】同実施例の断面図である。
【図3】放射線測定装置の説明図である。
【図4】従来の発光素子の説明図である。
【符号の説明】
1 シンチレータ 2 発光素子 3 マイラー 4 光吸収用ストライプ、ブラックストライプ 5 光電子増倍管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡面仕上げがなされた発光素子の表面所
    定範囲に光量調整領域が形成された薄膜が被覆されてな
    ることを特徴とするシンチレータ。
  2. 【請求項2】 発光素子の表面を鏡面仕上げする手順
    と、前記発光素子の表面所定範囲に光量調整領域が形成
    された薄膜を被覆する手順とを含んでなることを特徴と
    するシンチレータの製造法。
  3. 【請求項3】 前記光量調整領域の形成が光吸収用スト
    ライプによりなされていることを特徴とする請求項2記
    載のシンチレータの製造法。
  4. 【請求項4】 前記薄膜がAlが両面に蒸着されたポリ
    エチレンテレフタレートフィルムであることを特徴とす
    る請求項2または3記載のシンチレータの製造法。
JP14280493A 1993-05-21 1993-05-21 シンチレータおよびその製造法 Withdrawn JPH06331748A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031132A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Tohoku Univ 放射線検出器
WO2012105292A1 (ja) * 2011-02-02 2012-08-09 浜松ホトニクス株式会社 放射線検出器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009031132A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Tohoku Univ 放射線検出器
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