JPH06332149A - 位相シフトマスク及びその製造方法 - Google Patents
位相シフトマスク及びその製造方法Info
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- JPH06332149A JPH06332149A JP11678493A JP11678493A JPH06332149A JP H06332149 A JPH06332149 A JP H06332149A JP 11678493 A JP11678493 A JP 11678493A JP 11678493 A JP11678493 A JP 11678493A JP H06332149 A JPH06332149 A JP H06332149A
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- Japan
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- phase
- shift mask
- edge
- shifter
- phase shifter
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Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 位相シフタのパターン転写されたくないエッ
ジ部による光強度の低下が十分に抑制され、しかも、透
明基板に光強度を低下させるその透明性が低下した欠陥
部がない,位相シフトマスク及びその製造方法を得る。 【構成】 ガラス基板4板上に透明材料からなるエッチ
ングストッパ層3,シフタ材料からなる膜1a,クロロ
メチルスチレン系のネガ型EBレジストをこの順に成膜
した後、このクロロメチルスチレン系のネガ型EBレジ
ストの所定領域に対してドーズ量が部分的に変化するよ
うにEB露光を行い、次いで、現像して、所定部分のエ
ッジがテーパ形状のレジストパターン6を形成し、この
後、上記シフタ材料からなる膜1と上記レジストパター
ン6の両者に対して、上記エッチングストッパ層3が露
出するまで、異方性エッチングを施す。
ジ部による光強度の低下が十分に抑制され、しかも、透
明基板に光強度を低下させるその透明性が低下した欠陥
部がない,位相シフトマスク及びその製造方法を得る。 【構成】 ガラス基板4板上に透明材料からなるエッチ
ングストッパ層3,シフタ材料からなる膜1a,クロロ
メチルスチレン系のネガ型EBレジストをこの順に成膜
した後、このクロロメチルスチレン系のネガ型EBレジ
ストの所定領域に対してドーズ量が部分的に変化するよ
うにEB露光を行い、次いで、現像して、所定部分のエ
ッジがテーパ形状のレジストパターン6を形成し、この
後、上記シフタ材料からなる膜1と上記レジストパター
ン6の両者に対して、上記エッチングストッパ層3が露
出するまで、異方性エッチングを施す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置の製造に用
いる位相シフトマスク及びその製造方法に関し、特に、
パターンとして転写させたくないエッジ部分がテーパ形
状に加工された位相シフタを有する位相シフトマスク及
びその製造方法に関するものである。
いる位相シフトマスク及びその製造方法に関し、特に、
パターンとして転写させたくないエッジ部分がテーパ形
状に加工された位相シフタを有する位相シフトマスク及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の位相シフトマスクの構成を
示す図で、図8(a) はその上面図、図8(b) は図8(a)
のVIIIb −VIIIb 線における断面図である。図におい
て、1はそのエッジによって露光源から照射される光の
位相を180°変える位相シフタ(以下、180°シフ
タとも言う。)、8は露光源から照射される光の位相を
90°変える位相シフタ(以下、90°シフタとも言
う。)、3はエッチングストッパ層、4はガラス基板で
ある。
示す図で、図8(a) はその上面図、図8(b) は図8(a)
のVIIIb −VIIIb 線における断面図である。図におい
て、1はそのエッジによって露光源から照射される光の
位相を180°変える位相シフタ(以下、180°シフ
タとも言う。)、8は露光源から照射される光の位相を
90°変える位相シフタ(以下、90°シフタとも言
う。)、3はエッチングストッパ層、4はガラス基板で
ある。
【0003】また、図9は上記図8に示す位相シフトマ
スクによって回折させた回折光をレンズによって結像し
た投影像の光強度分布図で、横軸が図8の位相シフトマ
スクのガラス基板上の位置を示し、縦軸が光強度を示し
ている。この図より、図8の位相シフトマスクにおい
て、90°シフタ8がその側部に配設されていない18
0°シフタ1のエッジ部では投影像の光強度が大きく低
下し、90°シフタ8が配設されている180°シフタ
1のエッジ部では投影像の光強度がさほど低下しないこ
とがわかる。
スクによって回折させた回折光をレンズによって結像し
た投影像の光強度分布図で、横軸が図8の位相シフトマ
スクのガラス基板上の位置を示し、縦軸が光強度を示し
ている。この図より、図8の位相シフトマスクにおい
て、90°シフタ8がその側部に配設されていない18
0°シフタ1のエッジ部では投影像の光強度が大きく低
下し、90°シフタ8が配設されている180°シフタ
1のエッジ部では投影像の光強度がさほど低下しないこ
とがわかる。
【0004】一方、図10は図8に示す位相シフトマス
クを用いて得られた転写パターンを示した図であり、図
において、5はレジストパターン、lはレジスト寸法
(レジストパターン5の幅)を示している。
クを用いて得られた転写パターンを示した図であり、図
において、5はレジストパターン、lはレジスト寸法
(レジストパターン5の幅)を示している。
【0005】次に、上記位相シフトマスクを用いた転写
パターンの形成工程について説明する。上記図8に示し
た,そのエッジによりコヒーレントな照明光の位相を1
80°変化させる180°シフタ1のエッジに、該18
0°シフタ1よりもその厚みが小さい所定幅の90°シ
フタ8を配設してなる位相シフトマスクの場合、その投
影像は図9に示すようになる。ここで、180°シフタ
の所定部分のエッジの側部に90°シフタ8を設けるの
は、このエッジ部分がパターンとして転写されないよう
に、この部分に対応して得られる投影像の光のコントラ
ストを低下させるためである。そして、図9に示す投影
像がレジストに照射され、そのレジストの現像特性が図
9のI0 以下に相当する強度の光が照射された部分のみ
を残す特性であると仮定すると、図10に示したレジス
トパターン5が得られる。具体的に説明すれば、例え
ば、レジストとしてTHMR−iP2000(東京応化
工業 (株) 製,商品名)を用い、これを0.6μm厚さ
に形成し、図8の位相シフトマスクを用いて波長365
nmの照明光を、縮小投影レンズ(縮小率=1/5,開
口率=0.50)で結像した後、現像液としてNMD−
3(東京応化工業 (株)製,商品名)を用いて現像する
と、レジスト寸法l=0.2μmという極微細寸法幅の
転写パターン(レジストパターン5)が得られる。
パターンの形成工程について説明する。上記図8に示し
た,そのエッジによりコヒーレントな照明光の位相を1
80°変化させる180°シフタ1のエッジに、該18
0°シフタ1よりもその厚みが小さい所定幅の90°シ
フタ8を配設してなる位相シフトマスクの場合、その投
影像は図9に示すようになる。ここで、180°シフタ
の所定部分のエッジの側部に90°シフタ8を設けるの
は、このエッジ部分がパターンとして転写されないよう
に、この部分に対応して得られる投影像の光のコントラ
ストを低下させるためである。そして、図9に示す投影
像がレジストに照射され、そのレジストの現像特性が図
9のI0 以下に相当する強度の光が照射された部分のみ
を残す特性であると仮定すると、図10に示したレジス
トパターン5が得られる。具体的に説明すれば、例え
ば、レジストとしてTHMR−iP2000(東京応化
工業 (株) 製,商品名)を用い、これを0.6μm厚さ
に形成し、図8の位相シフトマスクを用いて波長365
nmの照明光を、縮小投影レンズ(縮小率=1/5,開
口率=0.50)で結像した後、現像液としてNMD−
3(東京応化工業 (株)製,商品名)を用いて現像する
と、レジスト寸法l=0.2μmという極微細寸法幅の
転写パターン(レジストパターン5)が得られる。
【0006】近年、このような180°シフタのエッジ
を用いたパターン転写法が用いられ、レジストの微細加
工が容易になり、半導体素子の高速性能を飛躍的に向上
させている。
を用いたパターン転写法が用いられ、レジストの微細加
工が容易になり、半導体素子の高速性能を飛躍的に向上
させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の位相
シフトマスクは、通常、ガラス基板4上にエッチングス
トッパ層3を形成した後、シフタ位相に適した厚さに透
明のレジストやSiO2からなるシフタ材料をガラス基
板4の全面に成膜し、この膜の所望部分をマスクした
後、不要部分をエッチング除去して180°シフタ1を
形成し、そして、この後、180シフタ1のパターン転
写させたくないエッジ部分を別途加工し、この部分に、
その厚みがパターン転写させるエッジ部分の厚み、即
ち、180°シフタの厚みよりも薄い90°シフタ8を
形成することにより製造される。
シフトマスクは、通常、ガラス基板4上にエッチングス
トッパ層3を形成した後、シフタ位相に適した厚さに透
明のレジストやSiO2からなるシフタ材料をガラス基
板4の全面に成膜し、この膜の所望部分をマスクした
後、不要部分をエッチング除去して180°シフタ1を
形成し、そして、この後、180シフタ1のパターン転
写させたくないエッジ部分を別途加工し、この部分に、
その厚みがパターン転写させるエッジ部分の厚み、即
ち、180°シフタの厚みよりも薄い90°シフタ8を
形成することにより製造される。
【0008】このような位相シフタのパターン転写させ
たくないエッジ部分の加工について、特開平4−254
855号公報では、その厚みをなだらかに低下させるほ
うが光強度の低下をより抑制できるという観点から、収
束イオンビームを用いて位相シフタのエッジの比較的広
い範囲を加工することにより、その膜厚を多段階に低下
させている。しかしながら、収束イオンビームによって
シフタ材料を加工する場合、収束イオンビームは通常イ
オン源としてGa+ を用いることから、ガラス基板に一
般にGaステインと呼ばれている光の透過率が低下する
欠陥を部分的に形成してしまい、その結果、位相シフト
マスクにより得られる投影像に不要な光強度の低下部分
を形成し、所望しない転写パターンを生成してしまうと
いう問題点があった。特に、上記位相シフタのパターン
転写させたくないエッジ部の膜厚をよりなだらかに低下
させるために、膜厚の薄い部分を長く形成すると、ガラ
ス基板に到達するGa+ の量がおのずと増えることか
ら、上記欠陥がより多く発生し、所望しない転写パター
ンの生成がより顕著に現れてしまう。
たくないエッジ部分の加工について、特開平4−254
855号公報では、その厚みをなだらかに低下させるほ
うが光強度の低下をより抑制できるという観点から、収
束イオンビームを用いて位相シフタのエッジの比較的広
い範囲を加工することにより、その膜厚を多段階に低下
させている。しかしながら、収束イオンビームによって
シフタ材料を加工する場合、収束イオンビームは通常イ
オン源としてGa+ を用いることから、ガラス基板に一
般にGaステインと呼ばれている光の透過率が低下する
欠陥を部分的に形成してしまい、その結果、位相シフト
マスクにより得られる投影像に不要な光強度の低下部分
を形成し、所望しない転写パターンを生成してしまうと
いう問題点があった。特に、上記位相シフタのパターン
転写させたくないエッジ部の膜厚をよりなだらかに低下
させるために、膜厚の薄い部分を長く形成すると、ガラ
ス基板に到達するGa+ の量がおのずと増えることか
ら、上記欠陥がより多く発生し、所望しない転写パター
ンの生成がより顕著に現れてしまう。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、位相シフタのパターン転写させ
たくないエッジ部による光強度の低下を十分に抑制で
き、しかも、透明基板には不要な光強度の低下部分を生
成する欠陥がない位相シフトマスク及びその製造方法を
得ることを目的とする。
ためになされたもので、位相シフタのパターン転写させ
たくないエッジ部による光強度の低下を十分に抑制で
き、しかも、透明基板には不要な光強度の低下部分を生
成する欠陥がない位相シフトマスク及びその製造方法を
得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる位相シ
フトマスクは、位相シフタのパターン転写させたくない
エッジ部分が、一回の異方性エッチングによってテーパ
形状に形成されたものである。
フトマスクは、位相シフタのパターン転写させたくない
エッジ部分が、一回の異方性エッチングによってテーパ
形状に形成されたものである。
【0011】この発明にかかる位相シフトマスクは、位
相シフタのパターン転写させたくないエッジ部分が、そ
の透明基板表面上にのびる終端部がEB露光と現像によ
ってテーパ形状に加工されたSOGによって被覆された
ものである。
相シフタのパターン転写させたくないエッジ部分が、そ
の透明基板表面上にのびる終端部がEB露光と現像によ
ってテーパ形状に加工されたSOGによって被覆された
ものである。
【0012】この発明にかかる位相シフトマスクの製造
方法は、透明基板上に透明材料からなるエッチングスト
ッパ層を介してシフタ材料からなる膜を成膜し、この膜
の上面に、電子ビーム(以下、EBと称す。)露光の際
のドーズ量を部分的に変化させることにより、そのエッ
ジの所定部分がテーパ形状になるようにパターニングさ
れたEB用のネガ型レジストからなるレジストパターン
を配設し、この状態で上記シフタ材料からなる膜と上記
レジストパターンの両者をエッチングするエッチングガ
スにより、これら両者をそのエッチングの進行方向が上
記透明基板表面に対して垂直方向となるように異方性エ
ッチングするようにしたものである。
方法は、透明基板上に透明材料からなるエッチングスト
ッパ層を介してシフタ材料からなる膜を成膜し、この膜
の上面に、電子ビーム(以下、EBと称す。)露光の際
のドーズ量を部分的に変化させることにより、そのエッ
ジの所定部分がテーパ形状になるようにパターニングさ
れたEB用のネガ型レジストからなるレジストパターン
を配設し、この状態で上記シフタ材料からなる膜と上記
レジストパターンの両者をエッチングするエッチングガ
スにより、これら両者をそのエッチングの進行方向が上
記透明基板表面に対して垂直方向となるように異方性エ
ッチングするようにしたものである。
【0013】更に、この発明にかかる位相シフトマスク
の製造方法は、透明基板上にエッチングストッパ層を介
してシフタ材料からなる膜を成膜し、このシフタ材料か
らなる膜上に所定パターンのマスクを配設し、この状態
で上記シフタ材料からなる膜をそのエッチングの進行方
向が上記透明基板表面に対して斜め方向となるように異
方性エッチングするようにしたものである。
の製造方法は、透明基板上にエッチングストッパ層を介
してシフタ材料からなる膜を成膜し、このシフタ材料か
らなる膜上に所定パターンのマスクを配設し、この状態
で上記シフタ材料からなる膜をそのエッチングの進行方
向が上記透明基板表面に対して斜め方向となるように異
方性エッチングするようにしたものである。
【0014】更に、この発明にかかる位相シフトマスク
の製造方法は、位相シフタをSOG(Spin on glass )
で被覆し、該SOG中の有機溶剤を蒸発させた後、該S
OGの上記位相シフタのパターン転写させたくないエッ
ジ部とその周辺とを被覆した部分のみを、そのドーズ量
が上記エッジから遠くなる程小さくなるようにEB露光
し、次いで、所定の現像液によって現像するようにした
ものである。
の製造方法は、位相シフタをSOG(Spin on glass )
で被覆し、該SOG中の有機溶剤を蒸発させた後、該S
OGの上記位相シフタのパターン転写させたくないエッ
ジ部とその周辺とを被覆した部分のみを、そのドーズ量
が上記エッジから遠くなる程小さくなるようにEB露光
し、次いで、所定の現像液によって現像するようにした
ものである。
【0015】
【作用】この発明においては、位相シフタのパターン転
写させたくないエッジ部分が一回の異方性エッチングに
よってテーパ状に加工されているので、上記パターン転
写させたくないエッジ部分による光強度の低下を十分に
抑制でき、しかも、上記位相シフタが配設される透明基
板にはその透明性を低下させる欠陥がないため、、不要
なパターンが転写されることを完全に防止することがで
きる。
写させたくないエッジ部分が一回の異方性エッチングに
よってテーパ状に加工されているので、上記パターン転
写させたくないエッジ部分による光強度の低下を十分に
抑制でき、しかも、上記位相シフタが配設される透明基
板にはその透明性を低下させる欠陥がないため、、不要
なパターンが転写されることを完全に防止することがで
きる。
【0016】更に、この発明においては、透明基板上に
一回の異方性エッチングによって形成された位相シフタ
のパターン転写させたくないエッジ部分が、その上記透
明基板上にのびる終端部がEB露光と現像によってテー
パ形状に加工されたSOGで被覆されているので、上記
パターン転写させたくないエッジ部分による光強度の低
下を十分に抑制でき、しかも、上記位相シフタが配設さ
れる透明基板にはその透明性を低下させる欠陥部がない
ため、不要なパターンが転写されることを完全に防止す
ることができる。
一回の異方性エッチングによって形成された位相シフタ
のパターン転写させたくないエッジ部分が、その上記透
明基板上にのびる終端部がEB露光と現像によってテー
パ形状に加工されたSOGで被覆されているので、上記
パターン転写させたくないエッジ部分による光強度の低
下を十分に抑制でき、しかも、上記位相シフタが配設さ
れる透明基板にはその透明性を低下させる欠陥部がない
ため、不要なパターンが転写されることを完全に防止す
ることができる。
【0017】更に、この発明においては、透明基板上に
形成されたシフタ材料からなる膜に一回の異方性ドライ
エッチングを施すだけで、そのパターン転写させたくな
いエッジ部がテーパ形状に加工された位相シフタを得る
ことができるため、パターン転写させたくないエッジ部
による不要なパターンや透明基板の透明度の低下した欠
陥部による不要なパターンを転写することがない位相シ
フトマスクを再現性良く得ることができる。
形成されたシフタ材料からなる膜に一回の異方性ドライ
エッチングを施すだけで、そのパターン転写させたくな
いエッジ部がテーパ形状に加工された位相シフタを得る
ことができるため、パターン転写させたくないエッジ部
による不要なパターンや透明基板の透明度の低下した欠
陥部による不要なパターンを転写することがない位相シ
フトマスクを再現性良く得ることができる。
【0018】更に、この発明においては、一回の異方性
エッチングによって所定パターンに位相シフタを形成
し、該位相シフタのパターン転写させたくないエッジ部
を、その透明基板上にのびる終端部がテーパ状に形成さ
れたSOGでもって被覆するようにしたから、パターン
転写させたくないエッジ部による不要なパターンや透明
基板の透明度の低下した欠陥部による不要なパターンを
転写することがない位相シフトマスクを再現性良く得る
ことができる。
エッチングによって所定パターンに位相シフタを形成
し、該位相シフタのパターン転写させたくないエッジ部
を、その透明基板上にのびる終端部がテーパ状に形成さ
れたSOGでもって被覆するようにしたから、パターン
転写させたくないエッジ部による不要なパターンや透明
基板の透明度の低下した欠陥部による不要なパターンを
転写することがない位相シフトマスクを再現性良く得る
ことができる。
【0019】
実施例1.図1は、この発明の実施例1による位相シフ
トマスクとこの位相シフトマスクを用いて形成される転
写パターンを示す図で、図1(a) は位相シフトマスクの
構成を示す上面図であり、図1(b) は図1(a) のIb−Ib
線の断面図であり、図1(c) は転写パターンを示す図で
ある。図において、図8〜図10と同一符号は同一また
は相当する部分を示し、2はシフタテーパ部である。こ
こで、180°シフタのエッジ部に形成されたシフタテ
ーパ部2はそのエッジ角度が25°以下となるように形
成されている。
トマスクとこの位相シフトマスクを用いて形成される転
写パターンを示す図で、図1(a) は位相シフトマスクの
構成を示す上面図であり、図1(b) は図1(a) のIb−Ib
線の断面図であり、図1(c) は転写パターンを示す図で
ある。図において、図8〜図10と同一符号は同一また
は相当する部分を示し、2はシフタテーパ部である。こ
こで、180°シフタのエッジ部に形成されたシフタテ
ーパ部2はそのエッジ角度が25°以下となるように形
成されている。
【0020】図2は、上記シフタテーパ部2のテーパ角
度(θ)と下記式(1) で定義される光のコントラスト
(C)との関係を示した図であり、
度(θ)と下記式(1) で定義される光のコントラスト
(C)との関係を示した図であり、
【0021】
【数1】
【0022】ここで、Iは光強度、Imax ,Imin は各
々、光強度Iの最大値,最小値を示している。
々、光強度Iの最大値,最小値を示している。
【0023】一般的に従来より用いられているポジ型レ
ジストはコントラストC=0.6以上でパターン転写、
即ち、パターン形成されるので、図2から分かるよう
に、シフタのテーパ角度(θ)が25°以下であれば、
シフタエッジは全くパターン転写されないことになる。
上記シフタテーパ部2のテーパ角度を25°以下として
いるのはかかる理由によるものである。
ジストはコントラストC=0.6以上でパターン転写、
即ち、パターン形成されるので、図2から分かるよう
に、シフタのテーパ角度(θ)が25°以下であれば、
シフタエッジは全くパターン転写されないことになる。
上記シフタテーパ部2のテーパ角度を25°以下として
いるのはかかる理由によるものである。
【0024】従って、図1(a) ,(b) で示す位相シフト
マスクを用いて得られる転写パターン、即ち、レジスト
パターンは、図1(c) に示すように、180°シフタ1
のシフタテーパ部2が形成されていない垂直に切り立っ
たエッジ部に対応したパターンのみが転写された、その
幅(l)が0.2μm程度のものとなる。
マスクを用いて得られる転写パターン、即ち、レジスト
パターンは、図1(c) に示すように、180°シフタ1
のシフタテーパ部2が形成されていない垂直に切り立っ
たエッジ部に対応したパターンのみが転写された、その
幅(l)が0.2μm程度のものとなる。
【0025】次に、上記位相シフトマスクの製造工程に
ついて説明する。図3はクロロメチルスチレン系(CM
S系)等のネガ型レジストをEB露光した時の感度曲
線、即ち、EB露光時のEBドーズ量と露光後に現像し
て得られるレジスト膜厚との関係を示した図である。こ
の図に示すように、クロロメチルスチレン系(CMS
系)等のネガ型レジストをEB露光して現像する際、E
Bドーズ量をE0 からE1 まで増すとレジスト膜厚が増
大し、EBドーズ量がE1 以上では一定膜厚になること
が分かる。
ついて説明する。図3はクロロメチルスチレン系(CM
S系)等のネガ型レジストをEB露光した時の感度曲
線、即ち、EB露光時のEBドーズ量と露光後に現像し
て得られるレジスト膜厚との関係を示した図である。こ
の図に示すように、クロロメチルスチレン系(CMS
系)等のネガ型レジストをEB露光して現像する際、E
Bドーズ量をE0 からE1 まで増すとレジスト膜厚が増
大し、EBドーズ量がE1 以上では一定膜厚になること
が分かる。
【0026】図4は上記位相シフトマスクの製造工程を
示す工程別断面図であり、図において、図1と同一符号
は同一または相当する部分を示し、1aは例えばSiO
2 等の位相シフタ材料からなる膜、6はクロロメチルス
チレン系(CMS系)等のネガ型レジストからなるEB
レジストで形成されたレジストパターンである。
示す工程別断面図であり、図において、図1と同一符号
は同一または相当する部分を示し、1aは例えばSiO
2 等の位相シフタ材料からなる膜、6はクロロメチルス
チレン系(CMS系)等のネガ型レジストからなるEB
レジストで形成されたレジストパターンである。
【0027】先ず、ガラス基板4上にAl2 O3 ,Sn
O2 等の透明材料からなるエッチングストッパ層3を形
成し、この上に例えばSiO2 等の位相シフタ材料から
なる膜1を所定厚み形成し、更に、この上にクロロメチ
ルスチレン系(CMS系)等のEB用のネガ型レジスト
を所定厚み形成する。そして、この状態で、上記図3に
示した感度特性に従って、位相シフタ材料からなる膜1
上における形成すべきレジストパターンの位置とEBド
ーズ量との関係が図4(a) に示すドーズ量分布となるよ
うに,上記EB用のネガ型レジストをEB露光し、メタ
ノール等のアルコール系の有機溶剤で現像すると、図4
(b) に示すように、そのエッジの所定部分がテーパ状に
形成された,レジストパターン6が形成される。次に、
この状態で、位相シフタ材料からなる膜1とレジストパ
ターン6をこれら両者をエッチングするエッチングガ
ス、例えば、CF4 とO2 をCF4 :O2 =90:10
の混合比に混合したエッチングガスを用いて、上記エッ
チングストッパ層3が表面露出するまで、そのエッチン
グの進行方向が上記ガラス基板4表面に対して垂直方向
となるように異方性エッチングする。ここで、位相シフ
タ材料からなる膜1のレジストパターン6で覆われた部
分はレジストパターン6がエッチングされた後にエッチ
ングされることになり、該位相シフタ材料からなる膜1
はマスクパターン6の形状がそのまま反映されてエッチ
ングされ、図4(c) に示すように、エッチングストッパ
層3上にそのエッジのパターン転写させたくない所定部
分にシフタテーパ部2が形成された180°シフタ1が
形成される。尚、上記シフタテーパ部2のテーパ角度は
上記レジストパターンのエッジのテーパ角度を上記EB
ドーズ量の制御によって変化させることにより、再現性
良く上述した25°以下の角度に調整される。
O2 等の透明材料からなるエッチングストッパ層3を形
成し、この上に例えばSiO2 等の位相シフタ材料から
なる膜1を所定厚み形成し、更に、この上にクロロメチ
ルスチレン系(CMS系)等のEB用のネガ型レジスト
を所定厚み形成する。そして、この状態で、上記図3に
示した感度特性に従って、位相シフタ材料からなる膜1
上における形成すべきレジストパターンの位置とEBド
ーズ量との関係が図4(a) に示すドーズ量分布となるよ
うに,上記EB用のネガ型レジストをEB露光し、メタ
ノール等のアルコール系の有機溶剤で現像すると、図4
(b) に示すように、そのエッジの所定部分がテーパ状に
形成された,レジストパターン6が形成される。次に、
この状態で、位相シフタ材料からなる膜1とレジストパ
ターン6をこれら両者をエッチングするエッチングガ
ス、例えば、CF4 とO2 をCF4 :O2 =90:10
の混合比に混合したエッチングガスを用いて、上記エッ
チングストッパ層3が表面露出するまで、そのエッチン
グの進行方向が上記ガラス基板4表面に対して垂直方向
となるように異方性エッチングする。ここで、位相シフ
タ材料からなる膜1のレジストパターン6で覆われた部
分はレジストパターン6がエッチングされた後にエッチ
ングされることになり、該位相シフタ材料からなる膜1
はマスクパターン6の形状がそのまま反映されてエッチ
ングされ、図4(c) に示すように、エッチングストッパ
層3上にそのエッジのパターン転写させたくない所定部
分にシフタテーパ部2が形成された180°シフタ1が
形成される。尚、上記シフタテーパ部2のテーパ角度は
上記レジストパターンのエッジのテーパ角度を上記EB
ドーズ量の制御によって変化させることにより、再現性
良く上述した25°以下の角度に調整される。
【0028】このように本実施例の位相シフトマスクの
製造工程では、一回の異方性エッチングを位相シフタ材
料からなる膜1に施すだけで、そのエッジのパターン転
写させたくない部分にそのテーパ角度が25°以下のシ
フタテーパ部2が形成された180°シフタを得ること
ができるので、従来のように、180°シフタのパター
ニング後(形成後)に、180°シフタのパターン転写
させたくないエッジ部分を収束イオンビーム等で加工す
るというような,ガラス基板自体にその透明性を低下さ
せる欠陥を生じさせてしまう加工を行うことなく、不所
望のパターンを全く転写することがない位相シフトマス
クを簡単且つ再現性よく形成することができる。
製造工程では、一回の異方性エッチングを位相シフタ材
料からなる膜1に施すだけで、そのエッジのパターン転
写させたくない部分にそのテーパ角度が25°以下のシ
フタテーパ部2が形成された180°シフタを得ること
ができるので、従来のように、180°シフタのパター
ニング後(形成後)に、180°シフタのパターン転写
させたくないエッジ部分を収束イオンビーム等で加工す
るというような,ガラス基板自体にその透明性を低下さ
せる欠陥を生じさせてしまう加工を行うことなく、不所
望のパターンを全く転写することがない位相シフトマス
クを簡単且つ再現性よく形成することができる。
【0029】実施例2.図5は、本発明の実施例2によ
る位相シフトマスクの製造工程を示す工程別断面図であ
り、図において、図4と同一符号は同一または相当する
部分を示し、6aはレジストパターンである。
る位相シフトマスクの製造工程を示す工程別断面図であ
り、図において、図4と同一符号は同一または相当する
部分を示し、6aはレジストパターンである。
【0030】以下、製造工程を説明する。先ず、上記実
施例1と同様にして、ガラス基板4上にAl2 O3 ,S
nO2 等の透明材料からなるエッチングストッパ層3,
SiO2 等の位相シフタ材料からなる膜1,クロロメチ
ルスチレン系(CMS系)等のEB用のネガ型レジスト
をこの順に形成した後、EB用のネガ型レジストの所定
部分をそのドーズ量が図3に示すE1 以上となるように
EB露光し、メタノール等のアルコール系の有機溶剤で
現像すると、図5(a) に示すように、レジストパターン
6aが形成される。ここで、レジストパターン6aは現
像により残される膜厚が一定膜厚となる前述したドーズ
量E1 でEB露光されて形成されているので、そのエッ
ジ部は垂直に切り立った状態になる。次に、この状態
で、ガラス基板4表面に対してそのエッチング方向が斜
め方向となるように、上記実施例1と同じCF4 とO2
の混合ガスによって位相シフタ材料からなる膜1を、エ
ッチングストッパ層3が表面露出するまでエッチングす
ると、図5(b) に示すように、そのエッジのパターン転
写させたくない所定部分にシフタテーパ部2が形成され
た180°シフタ1が形成される。そして、この後、こ
の180°シフタ1上に残っている不要なレジストパタ
ーン6aを除去する。ここで、テーパ部2のテーパ角度
(θ)はレジストパターン6aの材料やエッチングレー
トによっても異なるが、概ね図中のガラス基板4表面の
垂直方向に対する傾き角で表されるエッチング角度
(α)より小さくなり、このエッチング角度(α)を予
め所定の角度に設定することにより、テーパ角度(θ)
は25°以下に調整される。
施例1と同様にして、ガラス基板4上にAl2 O3 ,S
nO2 等の透明材料からなるエッチングストッパ層3,
SiO2 等の位相シフタ材料からなる膜1,クロロメチ
ルスチレン系(CMS系)等のEB用のネガ型レジスト
をこの順に形成した後、EB用のネガ型レジストの所定
部分をそのドーズ量が図3に示すE1 以上となるように
EB露光し、メタノール等のアルコール系の有機溶剤で
現像すると、図5(a) に示すように、レジストパターン
6aが形成される。ここで、レジストパターン6aは現
像により残される膜厚が一定膜厚となる前述したドーズ
量E1 でEB露光されて形成されているので、そのエッ
ジ部は垂直に切り立った状態になる。次に、この状態
で、ガラス基板4表面に対してそのエッチング方向が斜
め方向となるように、上記実施例1と同じCF4 とO2
の混合ガスによって位相シフタ材料からなる膜1を、エ
ッチングストッパ層3が表面露出するまでエッチングす
ると、図5(b) に示すように、そのエッジのパターン転
写させたくない所定部分にシフタテーパ部2が形成され
た180°シフタ1が形成される。そして、この後、こ
の180°シフタ1上に残っている不要なレジストパタ
ーン6aを除去する。ここで、テーパ部2のテーパ角度
(θ)はレジストパターン6aの材料やエッチングレー
トによっても異なるが、概ね図中のガラス基板4表面の
垂直方向に対する傾き角で表されるエッチング角度
(α)より小さくなり、このエッチング角度(α)を予
め所定の角度に設定することにより、テーパ角度(θ)
は25°以下に調整される。
【0031】このように本実施例の位相シフトマスクの
製造工程においても、上記実施例1と同様に、一回の異
方性エッチングを位相シフタ材料からなる膜1に施すだ
けで、そのエッジのパターン転写させたくない部分にそ
のテーパ角度が25°以下のシフタテーパ部2が形成さ
れた180°シフタ1を得ることができ、不所望のパタ
ーンを全く転写することがない位相シフトマスクを再現
性よく形成することができる。
製造工程においても、上記実施例1と同様に、一回の異
方性エッチングを位相シフタ材料からなる膜1に施すだ
けで、そのエッジのパターン転写させたくない部分にそ
のテーパ角度が25°以下のシフタテーパ部2が形成さ
れた180°シフタ1を得ることができ、不所望のパタ
ーンを全く転写することがない位相シフトマスクを再現
性よく形成することができる。
【0032】尚、この実施例では、実施例1と同様のE
B用のネガ型レジストからなるレジストパターン6aを
形成し、これをマスクにして、該レジストパターン6a
とSiO2 等の位相シフタ材料からなる膜1の両者をエ
ッチングするCF4 とO2 の混合ガスにより異方性エッ
チングを行ったが、必ずしもマスクにするレジストパタ
ーンがSiO2 等の位相シフタ材料からなる膜とともに
エッチングされる必要はなく、SiO2 等の位相シフタ
材料からなる膜をエッチングするエッチングガスによっ
てエッチングされない他の材料でマスクを形成するよう
にしてもよい。
B用のネガ型レジストからなるレジストパターン6aを
形成し、これをマスクにして、該レジストパターン6a
とSiO2 等の位相シフタ材料からなる膜1の両者をエ
ッチングするCF4 とO2 の混合ガスにより異方性エッ
チングを行ったが、必ずしもマスクにするレジストパタ
ーンがSiO2 等の位相シフタ材料からなる膜とともに
エッチングされる必要はなく、SiO2 等の位相シフタ
材料からなる膜をエッチングするエッチングガスによっ
てエッチングされない他の材料でマスクを形成するよう
にしてもよい。
【0033】実施例3.図6は、本発明の実施例3によ
る位相シフトマスクの構成を示す断面図であり、図にお
いて、図4と同一符号は同一または相当する部分を示
し、7は180°シフタ1の所定のエッジ部分を被覆す
るようにパターニングされたSOGである。ここで、こ
のSOG7の透明基板上(エッチングストッパ層3)に
接する終端部はそのテーパ角度が25°以下のテーパ形
状に形成されている。
る位相シフトマスクの構成を示す断面図であり、図にお
いて、図4と同一符号は同一または相当する部分を示
し、7は180°シフタ1の所定のエッジ部分を被覆す
るようにパターニングされたSOGである。ここで、こ
のSOG7の透明基板上(エッチングストッパ層3)に
接する終端部はそのテーパ角度が25°以下のテーパ形
状に形成されている。
【0034】図7は図6の位相シフトマスクの製造工程
を説明するための図で、図7(b) は製造途上の一工程を
示す断面図、図7(a) は図7(b) に示す状態でEB露光
する際のガラス基板上におけるドーズ量分布を示した図
である。図において、図6と同一符号は同一または相当
する部分を示し、7aはスピンコート後、ベークにより
その内部の有機溶剤を蒸発させたSOGである。尚、図
7(a) 中のE0 ,E1は図4(a) におけるそれと同じ
で、EBドーズ量をE0 からE1 まで増すと現像後のS
OGの膜厚はこれに従って次第に増大し、EBドーズ量
がE1 以上では現像後のSOGの膜厚は一定膜厚になる
ことを示している。
を説明するための図で、図7(b) は製造途上の一工程を
示す断面図、図7(a) は図7(b) に示す状態でEB露光
する際のガラス基板上におけるドーズ量分布を示した図
である。図において、図6と同一符号は同一または相当
する部分を示し、7aはスピンコート後、ベークにより
その内部の有機溶剤を蒸発させたSOGである。尚、図
7(a) 中のE0 ,E1は図4(a) におけるそれと同じ
で、EBドーズ量をE0 からE1 まで増すと現像後のS
OGの膜厚はこれに従って次第に増大し、EBドーズ量
がE1 以上では現像後のSOGの膜厚は一定膜厚になる
ことを示している。
【0035】以下、製造工程を説明する。ガラス基板4
上に透明材料からなるエッチングストッパ層3,位相シ
フタ材料からなる膜を形成した後、位相シフタ材料から
なる膜の所定部分のみが残るように、該位相シフタ材料
からなる膜に例えば上記実施例1,2と同様のエッチン
グガスを用いて異方性エッチングを施して180°シフ
タ1を形成し、この後、180°シフタ1,エッチング
ストッパ層3を覆うようにSOG7aを塗布し、80℃
程度でベークして該SOG7a中の有機溶剤を蒸発させ
ると、図7(b) に示す状態となる。
上に透明材料からなるエッチングストッパ層3,位相シ
フタ材料からなる膜を形成した後、位相シフタ材料から
なる膜の所定部分のみが残るように、該位相シフタ材料
からなる膜に例えば上記実施例1,2と同様のエッチン
グガスを用いて異方性エッチングを施して180°シフ
タ1を形成し、この後、180°シフタ1,エッチング
ストッパ層3を覆うようにSOG7aを塗布し、80℃
程度でベークして該SOG7a中の有機溶剤を蒸発させ
ると、図7(b) に示す状態となる。
【0036】次に、上記SOG7aの上記180°シフ
タ1のパターン転写させたくないエッジ部分とその周辺
を被覆している領域のみ、該エッジ部分から遠く離れる
につれてそのドーズ量が小さくなるように、図7(a) に
示すドーズ量分布でもって電子ビーム露光し、次いで、
メタノール等のアルコール系の現像液により現像する
と、そのエッチングストッパ層3に接する終端部が25
°以下のテーパ角度からなるテーパ形状に加工されたS
OG7が形成され、図6に示す位相シフトマスクが得ら
れる。
タ1のパターン転写させたくないエッジ部分とその周辺
を被覆している領域のみ、該エッジ部分から遠く離れる
につれてそのドーズ量が小さくなるように、図7(a) に
示すドーズ量分布でもって電子ビーム露光し、次いで、
メタノール等のアルコール系の現像液により現像する
と、そのエッチングストッパ層3に接する終端部が25
°以下のテーパ角度からなるテーパ形状に加工されたS
OG7が形成され、図6に示す位相シフトマスクが得ら
れる。
【0037】このような本実施例の位相シフトマスクで
は、一回の異方性エッチングによって形成された180
°シフタ1のパターン転写させたくないエッジ部が、そ
のガラス基板4上に接する終端部が25°以下のテーパ
角度のテーパ形状に加工されたSOG7によって被覆さ
れているので、パターン転写させたくないエッジ部によ
る光強度の低下が十分に抑制され、しかも、ガラス基板
には透明度の低下した欠陥部がなく、不要なパターンを
転写することがなくなる。
は、一回の異方性エッチングによって形成された180
°シフタ1のパターン転写させたくないエッジ部が、そ
のガラス基板4上に接する終端部が25°以下のテーパ
角度のテーパ形状に加工されたSOG7によって被覆さ
れているので、パターン転写させたくないエッジ部によ
る光強度の低下が十分に抑制され、しかも、ガラス基板
には透明度の低下した欠陥部がなく、不要なパターンを
転写することがなくなる。
【0038】尚、上記実施例ではSOGを用いたが、例
えば、EB用ポリイミドのようなEB露光のドーズ量の
変化によってその現像後の膜厚が変化する特性を有する
透明性の高い他の材料を用いても、同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。
えば、EB用ポリイミドのようなEB露光のドーズ量の
変化によってその現像後の膜厚が変化する特性を有する
透明性の高い他の材料を用いても、同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、位相
シフタのパターン転写させたくないエッジ部分を一回の
異方性エッチングによってテーパ状に加工したので、上
記パターン転写させたくないエッジ部分による光強度の
低下が十分に抑制され、しかも透明基板に透明性の低下
した欠陥部がなく,不所望のパターンの転写を完全に防
止できる位相シフトマスクを得ることができる効果があ
る。
シフタのパターン転写させたくないエッジ部分を一回の
異方性エッチングによってテーパ状に加工したので、上
記パターン転写させたくないエッジ部分による光強度の
低下が十分に抑制され、しかも透明基板に透明性の低下
した欠陥部がなく,不所望のパターンの転写を完全に防
止できる位相シフトマスクを得ることができる効果があ
る。
【0040】更に、この発明によれば、透明基板上に一
回の異方性エッチングによって形成された位相シフタの
パターン転写させたくないエッジ部分を、その上記透明
基板上にのびる終端部がテーパ形状に加工されたSOG
で被覆したので、上記パターン転写させたくないエッジ
部分による光強度の低下が十分に抑制され、しかも、透
明基板に透明性の低下した欠陥部がない,不所望のパタ
ーンの転写を完全に防止できる位相シフトマスクを得る
ことができる効果がある。
回の異方性エッチングによって形成された位相シフタの
パターン転写させたくないエッジ部分を、その上記透明
基板上にのびる終端部がテーパ形状に加工されたSOG
で被覆したので、上記パターン転写させたくないエッジ
部分による光強度の低下が十分に抑制され、しかも、透
明基板に透明性の低下した欠陥部がない,不所望のパタ
ーンの転写を完全に防止できる位相シフトマスクを得る
ことができる効果がある。
【0041】更に、この発明によれば、透明基板上に形
成されたシフタ材料からなる膜に一回の異方性ドライエ
ッチングを施すことにより、パターン転写されたくない
部分のエッジ部がテーパ形状に加工された位相シフタを
形成できるようにしたので、パターン転写させたくない
エッジ部による不要なパターンや透明基板の透明度の低
下した欠陥部による不要なパターンを転写することがな
い位相シフトマスクを、簡単且つ再現性良く得ることが
できる効果がある。
成されたシフタ材料からなる膜に一回の異方性ドライエ
ッチングを施すことにより、パターン転写されたくない
部分のエッジ部がテーパ形状に加工された位相シフタを
形成できるようにしたので、パターン転写させたくない
エッジ部による不要なパターンや透明基板の透明度の低
下した欠陥部による不要なパターンを転写することがな
い位相シフトマスクを、簡単且つ再現性良く得ることが
できる効果がある。
【0042】更に、この発明によれば、透明基板上に形
成されたシフタ材料からなる膜に一回の異方性ドライエ
ッチングを施すことにより位相シフタを形成し、該位相
シフタを覆うようにSOGを形成した後、該SOGをE
B露光と現像によってその透明基板上にのびる終端部が
テーパ状となるように加工するようにしたので、パター
ン転写させたくないエッジ部による不所望のパターンや
透明基板の透明度の低下した欠陥部による不要なパター
ンを転写することがない位相シフトマスクを簡単且つ再
現性良く得ることができる効果がある。
成されたシフタ材料からなる膜に一回の異方性ドライエ
ッチングを施すことにより位相シフタを形成し、該位相
シフタを覆うようにSOGを形成した後、該SOGをE
B露光と現像によってその透明基板上にのびる終端部が
テーパ状となるように加工するようにしたので、パター
ン転写させたくないエッジ部による不所望のパターンや
透明基板の透明度の低下した欠陥部による不要なパター
ンを転写することがない位相シフトマスクを簡単且つ再
現性良く得ることができる効果がある。
【図1】この発明の実施例1による位相シフトマスクの
構成と該位相シフトマスクによって得られる転写パター
ン(レジストパターン)を示した図である。
構成と該位相シフトマスクによって得られる転写パター
ン(レジストパターン)を示した図である。
【図2】位相シフタにおけるエッジのテーパ角度と該エ
ッジによる光強度のコントラストとの関係を示した図で
ある。
ッジによる光強度のコントラストとの関係を示した図で
ある。
【図3】クロロメチルスチレン系のネガ型のEBレジス
トにおけるEBドーズ量と現像後の膜厚との関係を示し
た図である。
トにおけるEBドーズ量と現像後の膜厚との関係を示し
た図である。
【図4】図1に示す位相シフトマスクの製造工程を示す
工程別断面図である。
工程別断面図である。
【図5】この発明の実施例2による位相シフトマスクの
製造工程を示す工程別断面図である。
製造工程を示す工程別断面図である。
【図6】この発明の実施例3による位相シフトマスクの
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図7】図6の位相シフトマスクの製造工程における一
工程を示した断面図である。
工程を示した断面図である。
【図8】従来の位相シフトマスクの構成を示す図であ
る。
る。
【図9】図8の位相シフトマスクによって回折させた回
折光をレンズによって結像した投影像の光強度分布図で
ある。
折光をレンズによって結像した投影像の光強度分布図で
ある。
【図10】図8の位相シフトマスクによって得られた転
写パターン(レジストパターン)を示した図である。
写パターン(レジストパターン)を示した図である。
1 位相シフタ(180°シフタ) 1a 位相シフタ材料からなる膜 2 シフタテーパ部(90°シフタ) 3 エッチングストッパ層 4 ガラス基板 5 転写パターン(レジストパターン) 6,6a EBレジストからなるレジストパターン 7 SOG 7a エッチングストッパ層と位相シフタを被覆するよ
うにスピンコートされたSOG 8 90°シフタ
うにスピンコートされたSOG 8 90°シフタ
Claims (7)
- 【請求項1】 透明基板上に配設された位相シフタのエ
ッジにより露光源からの光の位相を約180°反転させ
て、該エッジに対応した露光パターンを形成する位相シ
フトマスクにおいて、 上記位相シフタは、 上記透明基板上に成膜された位相シフタ材料からなる膜
の不要部分を異方性エッチングで除去することにより、
そのパターン転写させたくないエッジ部分がテーパ形状
となるように加工されてなるものであることを特徴とす
る位相シフトマスク。 - 【請求項2】 請求項1に記載の位相シフトマスクにお
いて、 上記エッジ部分のテーパ角度が25°以下となるように
加工されていることを特徴とする位相シフトマスク。 - 【請求項3】 透明基板上に配設された位相シフタのエ
ッジにより露光源からの光の位相を約180°反転させ
て、該エッジに対応した露光パターンを形成する位相シ
フトマスクにおいて、 上記位相シフタのパターン転写させたくないエッジ部分
が、その上記透明基板上にのびる終端部がEB露光と現
像によりテーパ形状に加工されたSOGによって被覆さ
れていることを特徴とする位相シフトマスク。 - 【請求項4】 請求項3に記載の位相シフトマスクにお
いて、 上記SOGの終端部のテーパ角度が25°以下となるよ
うに加工されていることを特徴とする位相シフトマス
ク。 - 【請求項5】 透明基板上に配設された位相シフタのエ
ッジにより露光源からの光の位相を約180°反転させ
て、該エッジに対応した露光パターンを形成する位相シ
フトマスクの製造方法において、 透明基板上に透明材料からなるエッチングストッパ層を
形成する工程と、 上記エッチングストッパ層上に位相シフタ材料からなる
所定厚みの膜を形成する工程と、 上記位相シフタ材料からなる膜上に電子ビーム用ネガ型
レジストを成膜する工程と、 上記電子ビーム用ネガ型レジストの所定領域を部分的に
ドーズ量を変化させて電子ビーム露光した後、所定の現
像液で現像し、その形成すべき位相シフタのパターン転
写させたくないエッジ部分に対応するエッジ部分の形状
がテーパ形状となるようにレジストパターンを形成する
工程と、 上記電子ビーム用ネガ型レジストと上記位相シフタ材料
の両者をエッチングするエッチングガスにより、上記レ
ジストパターンと上記位相シフタ材料からなる膜に、上
記エッチングストッパ層が表面露出するまでそのエッチ
ングの進行方向が上記透明基板表面に対して垂直方向と
なるように異方性エッチングを施す工程とを含むことを
特徴とする位相シフトマスクの製造方法。 - 【請求項6】 透明基板上に配設された位相シフタのエ
ッジにより露光源からの光の位相を約180°反転させ
て、該エッジに対応した露光パターンを形成する位相シ
フトマスクの製造方法において、 透明基板上に透明材料からなるエッチングストッパ層を
形成する工程と、 上記エッチングストッパ層上に位相シフタ材料からなる
所定厚みの膜を形成する工程と、 上記位相シフタ材料からなる膜の所定部分を所定材料か
らなるマスクパターンによってマスクする工程と、 上記位相シフタ材料からなる膜に、上記エッチングスト
ッパ層が表面露出するまでそのエッチングの進行方向が
上記透明基板表面に対して斜め方向となるように異方性
エッチングを施す工程とを含むことを特徴とする位相シ
フトマスクの製造方法。 - 【請求項7】 透明基板上に配設された位相シフタのエ
ッジにより露光源からの光の位相を約180°反転させ
て、該エッジに対応した露光パターンを形成する位相シ
フトマスクの製造方法において、 透明基板上に透明材料からなるエッチングストッパ層を
形成する工程と、 上記エッチングストッパ層上に位相シフタ材料からなる
所定厚みの膜を形成する工程と、 上記位相シフタ材料からなる膜の不要部分に上記エッチ
ングストッパ層が表面露出するまで異方性エッチングを
施すことにより、所定パターンの位相シフタを形成する
工程と、 上記工程により得られた位相シフタ及び上記工程により
表面露出したエッチングストッパ層をSOGにより被覆
し、次いで該SOG中の有機溶剤を蒸発させる工程と、 上記SOGの上記位相シフタのパターン転写させたくな
いエッジ部分とその周辺を被覆している領域のみ、該エ
ッジ部分から遠く離れるにつれてそのドーズ量が小さく
なるように電子ビーム露光し、次いで、所定の現像液に
より現像して、上記SOGの不要部分を除去する工程と
からなることを特徴とする位相シフトマスクの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11678493A JPH06332149A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 位相シフトマスク及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11678493A JPH06332149A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 位相シフトマスク及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06332149A true JPH06332149A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14695626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11678493A Pending JPH06332149A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 位相シフトマスク及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06332149A (ja) |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP11678493A patent/JPH06332149A/ja active Pending
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