JPH06332201A - 電子写真感光体用塗布液 - Google Patents
電子写真感光体用塗布液Info
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- JPH06332201A JPH06332201A JP14544693A JP14544693A JPH06332201A JP H06332201 A JPH06332201 A JP H06332201A JP 14544693 A JP14544693 A JP 14544693A JP 14544693 A JP14544693 A JP 14544693A JP H06332201 A JPH06332201 A JP H06332201A
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- resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、長期間の連続塗布において
も、電子写真感光体に塗布欠陥が生ぜず、しかも電子写
真特性が良好な高品質の電子写真感光体を安定して製造
できる電子写真感光体用塗布液を提供することにある。 【構成】 本発明は、同一構造で平均分子量の異なる2
種以上の樹脂を含有し、かつ平均分子量の高い方の樹脂
の含有量が全樹脂に対し60〜95重量%である電子写
真感光体用塗布液である。 【効果】 本発明は、長期間の連続塗布においても、電
子写真感光体に塗布欠陥が生ぜず、塗膜強度が高く、し
かも電子写真特性が良好な高品質の電子写真感光体を安
定して製造できる電子写真感光体用塗布液を可能にし
た。
も、電子写真感光体に塗布欠陥が生ぜず、しかも電子写
真特性が良好な高品質の電子写真感光体を安定して製造
できる電子写真感光体用塗布液を提供することにある。 【構成】 本発明は、同一構造で平均分子量の異なる2
種以上の樹脂を含有し、かつ平均分子量の高い方の樹脂
の含有量が全樹脂に対し60〜95重量%である電子写
真感光体用塗布液である。 【効果】 本発明は、長期間の連続塗布においても、電
子写真感光体に塗布欠陥が生ぜず、塗膜強度が高く、し
かも電子写真特性が良好な高品質の電子写真感光体を安
定して製造できる電子写真感光体用塗布液を可能にし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体の製造に
用いる塗布液に関し、詳しくは画像欠陥のない電子写真
感光体を連続して製造する電子写真感光体用塗布液に関
する。
用いる塗布液に関し、詳しくは画像欠陥のない電子写真
感光体を連続して製造する電子写真感光体用塗布液に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体は支持体上に感光層、必
要に応じて、導電層や中間層を形成することにより製造
される。これら各層の製造方法としては、例えばセレン
感光体、アモルファスシリコン感光体のように真空蒸
着、スパッタリング、CVDなどの方法により支持体表
面に物質を直接付着させる方法、また、光導電性物質、
バインダ樹脂などを溶媒に分散あるいは溶解した塗布液
を作成し、これを塗布手段により支持体表面に物質を付
着させる方法がある。後者は、量産性および生産コスト
に優れ、近年電子写真感光体特に有機感光体(OPC)
の製造に広く用いられている。
要に応じて、導電層や中間層を形成することにより製造
される。これら各層の製造方法としては、例えばセレン
感光体、アモルファスシリコン感光体のように真空蒸
着、スパッタリング、CVDなどの方法により支持体表
面に物質を直接付着させる方法、また、光導電性物質、
バインダ樹脂などを溶媒に分散あるいは溶解した塗布液
を作成し、これを塗布手段により支持体表面に物質を付
着させる方法がある。後者は、量産性および生産コスト
に優れ、近年電子写真感光体特に有機感光体(OPC)
の製造に広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この電
子写真感光体の製造方法は塗布液の組成によっては次の
ような問題点がある。
子写真感光体の製造方法は塗布液の組成によっては次の
ような問題点がある。
【0004】塗布液に時間の経過とともにゲル化する性
質がある場合は長期の連続塗布中に塗布液にゲル化物、
ゾルなどが生じ塗布欠陥の原因となる。
質がある場合は長期の連続塗布中に塗布液にゲル化物、
ゾルなどが生じ塗布欠陥の原因となる。
【0005】特に電子写真感光体に高い感度や高画質が
要求される場合は感光体が機能分離された多層構成とな
る例が多い。4層構成の例を次に挙げる。 導電層:支持体の上に塗布し、電荷の注入性のコントロ
ール、光の乱反射の防止、支持体の欠陥の補完などを目
的とする層 中間層:感光層と支持体、または導電層の中間に位置
し、電荷の注入に対するバリヤー層として機能する層 電荷発生層:露光により電荷を発生する層 電荷輸送層:電荷発生層で発生した電荷が輸送される層 このように多層構成とした場合は各層それぞれに低い塗
布欠陥率が要求される。材料および溶媒の選定に当たっ
ては上記のような問題が生じないように適切なものを選
択するべきであるが、電子写真感光体としての特性を満
たすためには各層に高度な機能が必要とされており、そ
のため塗布性に問題のある材料でも使わざるを得ず、良
好な良品率を維持する上で問題となっているというのが
現状である。
要求される場合は感光体が機能分離された多層構成とな
る例が多い。4層構成の例を次に挙げる。 導電層:支持体の上に塗布し、電荷の注入性のコントロ
ール、光の乱反射の防止、支持体の欠陥の補完などを目
的とする層 中間層:感光層と支持体、または導電層の中間に位置
し、電荷の注入に対するバリヤー層として機能する層 電荷発生層:露光により電荷を発生する層 電荷輸送層:電荷発生層で発生した電荷が輸送される層 このように多層構成とした場合は各層それぞれに低い塗
布欠陥率が要求される。材料および溶媒の選定に当たっ
ては上記のような問題が生じないように適切なものを選
択するべきであるが、電子写真感光体としての特性を満
たすためには各層に高度な機能が必要とされており、そ
のため塗布性に問題のある材料でも使わざるを得ず、良
好な良品率を維持する上で問題となっているというのが
現状である。
【0006】本発明は上記のごとき問題点を解決し、塗
布欠陥のない、高画質の電子写真感光体を長期間に渡り
連続して製造するための塗布液を提供することにある。
布欠陥のない、高画質の電子写真感光体を長期間に渡り
連続して製造するための塗布液を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、同
一構造で平均分子量の異なる2種類以上の樹脂を含有
し、かつ平均分子量の高い方の樹脂の含有量が全樹脂に
対し60〜95重量%であることを特徴とする電子写真
感光体用塗布液である。
一構造で平均分子量の異なる2種類以上の樹脂を含有
し、かつ平均分子量の高い方の樹脂の含有量が全樹脂に
対し60〜95重量%であることを特徴とする電子写真
感光体用塗布液である。
【0008】本発明で用いられる塗布液としては以下の
ようなものがある。
ようなものがある。
【0009】中間層用塗布液としては例えばゼラチン、
エチレン・アクリル酸コポリマー、ニトロセルロース樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ
ビニルアルコール樹脂等の樹脂を、メタノール、エタノ
ール、ブタノール、イソプロピルアルコールなどのアル
コール類;メチルエチルケトン、アセトン、メチルイソ
ブチルケトンなどのケトン類;その他適当な溶媒に溶解
したもの、あるいはさらに必要に応じた添加剤を加えた
ものが挙げられる。精製されたポリアミド樹脂、特に共
重合ナイロン、N−アルコキシメチル化ナイロン等のア
ルコール可溶性ナイロン樹脂は成膜性、および中間層と
しての電気物性に優れるがゲル化しやすく、本発明が特
に有効である。なお、本発明で用いられる樹脂の精製方
法としては、再沈法、洗浄法などいずれの方法によって
もよい。
エチレン・アクリル酸コポリマー、ニトロセルロース樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ
ビニルアルコール樹脂等の樹脂を、メタノール、エタノ
ール、ブタノール、イソプロピルアルコールなどのアル
コール類;メチルエチルケトン、アセトン、メチルイソ
ブチルケトンなどのケトン類;その他適当な溶媒に溶解
したもの、あるいはさらに必要に応じた添加剤を加えた
ものが挙げられる。精製されたポリアミド樹脂、特に共
重合ナイロン、N−アルコキシメチル化ナイロン等のア
ルコール可溶性ナイロン樹脂は成膜性、および中間層と
しての電気物性に優れるがゲル化しやすく、本発明が特
に有効である。なお、本発明で用いられる樹脂の精製方
法としては、再沈法、洗浄法などいずれの方法によって
もよい。
【0010】感光層は単一層構造でも、電荷発生層と電
荷輸送層に機能分離した積層構造でもよい。
荷輸送層に機能分離した積層構造でもよい。
【0011】電荷輸送層用塗布液としては、例えばヒド
ラゾン系化合物、スチベン系化合物、ピラゾリン系化合
物、オキサゾール系化合物、チアゾール系化合物、トリ
アリールメタン系化合物などの電荷輸送物質およびアク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポ
リ塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニル
ブチラール樹脂、ポリメタアクリレート樹脂などの熱可
塑性樹脂;ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂などの熱硬化樹脂などのバインダ樹脂を、メタノ
ール、エタノール、ブタノール、イソプロピルアルコー
ルなどのアルコール類;メチルエチルケトン、アセト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどの
ケトン類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフランなど
のエーテル類;酢酸エチル、酢酸プロピルなどのエステ
ル類;ノルマルヘキサン、石油エーテル、トルエンなど
の炭化水素類;モノクロルベンゼン、ジクロロメタンな
どのハロゲン化炭化水素など;その他適当な溶媒に分散
したもの、あるいはさらに必要に応じた添加剤を加えた
ものが挙げられる。また、導電性ポリマーを溶媒に溶解
したような塗布液の例も挙げられる。さらにテフロン粉
末などの摩耗を減少させる物質を分散させてもよい。
ラゾン系化合物、スチベン系化合物、ピラゾリン系化合
物、オキサゾール系化合物、チアゾール系化合物、トリ
アリールメタン系化合物などの電荷輸送物質およびアク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポ
リ塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニル
ブチラール樹脂、ポリメタアクリレート樹脂などの熱可
塑性樹脂;ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂などの熱硬化樹脂などのバインダ樹脂を、メタノ
ール、エタノール、ブタノール、イソプロピルアルコー
ルなどのアルコール類;メチルエチルケトン、アセト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどの
ケトン類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフランなど
のエーテル類;酢酸エチル、酢酸プロピルなどのエステ
ル類;ノルマルヘキサン、石油エーテル、トルエンなど
の炭化水素類;モノクロルベンゼン、ジクロロメタンな
どのハロゲン化炭化水素など;その他適当な溶媒に分散
したもの、あるいはさらに必要に応じた添加剤を加えた
ものが挙げられる。また、導電性ポリマーを溶媒に溶解
したような塗布液の例も挙げられる。さらにテフロン粉
末などの摩耗を減少させる物質を分散させてもよい。
【0012】さらに、本発明の塗布液は電子写真感光体
の導電層、中間層、電荷発生層、電荷輸送層のみならず
その他の層、例えばオーバーコート層などの塗布にも適
用できる。
の導電層、中間層、電荷発生層、電荷輸送層のみならず
その他の層、例えばオーバーコート層などの塗布にも適
用できる。
【0013】本発明に用いる溶媒としては塗布液中のバ
インダ樹脂に対する溶解性、顔料に対する分散性および
塗布性に対して良好なものを選定する。
インダ樹脂に対する溶解性、顔料に対する分散性および
塗布性に対して良好なものを選定する。
【0014】本発明の電子写真感光体用塗布液の作成に
あたっては単なる攪拌混合でも良いが必要に応じて、ボ
ールミル、ロールミル、サンドミルなどの分散手段を用
いても良い。
あたっては単なる攪拌混合でも良いが必要に応じて、ボ
ールミル、ロールミル、サンドミルなどの分散手段を用
いても良い。
【0015】本発明の原理を以下に説明する。電子写真
感光体に用いる樹脂は塗布液中でゲル化またはゾル化す
る性質のあるものがあり、その理由は樹脂の分子同士が
結晶化するためであるといわれている。そして樹脂の結
晶化のし易さの程度は分子量が大きいほど、分子量分布
が狭いほど大きくなる。特に樹脂を精製すると低分子量
成分が失われ分子量分布が狭くなる。一方、電子写真特
性に関しては分子分布を広くした場合、トラップサイト
が増加し、感度低下や感光体を連続使用した際に電子写
真特性の変動を招き易い。
感光体に用いる樹脂は塗布液中でゲル化またはゾル化す
る性質のあるものがあり、その理由は樹脂の分子同士が
結晶化するためであるといわれている。そして樹脂の結
晶化のし易さの程度は分子量が大きいほど、分子量分布
が狭いほど大きくなる。特に樹脂を精製すると低分子量
成分が失われ分子量分布が狭くなる。一方、電子写真特
性に関しては分子分布を広くした場合、トラップサイト
が増加し、感度低下や感光体を連続使用した際に電子写
真特性の変動を招き易い。
【0016】また、電荷発生層等の感光体表面に用いる
樹脂は機械的強度や耐摩耗性を確保するために平均分子
量の大きいものを用いざるを得ない。本発明者等は、必
要とする平均分子量の樹脂に相対的に低分子量の樹脂を
添加することにより、電子写真特性および機械的強度を
確保した上で塗布液の安定性も得られることを見い出し
た。
樹脂は機械的強度や耐摩耗性を確保するために平均分子
量の大きいものを用いざるを得ない。本発明者等は、必
要とする平均分子量の樹脂に相対的に低分子量の樹脂を
添加することにより、電子写真特性および機械的強度を
確保した上で塗布液の安定性も得られることを見い出し
た。
【0017】本発明で使用する樹脂はあらかじめ精製
し、モノマー、オリゴマー、重合開始剤、重合停止剤、
乳化剤などを取り除いておくことが電子写真特性上好ま
しい。加える平均分子量の低い方の樹脂は全樹脂の40
〜5重量%、好ましくは30〜10重量%である。すな
わち、分子量の高い方の樹脂は全樹脂の60〜95重量
%、好ましくは70〜90重量%である。また、分子量
の低い方の樹脂の分子量は分子量の高い方の樹脂の平均
分子量の2/3以下、好ましくは1/2〜1/5であ
り、かつ分子量5000以上あることが好ましい。ま
た、平均分子量の高い方の樹脂も低い方の樹脂も分子量
1000以下のものは10ppm以下であることが好ま
しい。
し、モノマー、オリゴマー、重合開始剤、重合停止剤、
乳化剤などを取り除いておくことが電子写真特性上好ま
しい。加える平均分子量の低い方の樹脂は全樹脂の40
〜5重量%、好ましくは30〜10重量%である。すな
わち、分子量の高い方の樹脂は全樹脂の60〜95重量
%、好ましくは70〜90重量%である。また、分子量
の低い方の樹脂の分子量は分子量の高い方の樹脂の平均
分子量の2/3以下、好ましくは1/2〜1/5であ
り、かつ分子量5000以上あることが好ましい。ま
た、平均分子量の高い方の樹脂も低い方の樹脂も分子量
1000以下のものは10ppm以下であることが好ま
しい。
【0018】本発明で用いられる塗布方法としては、浸
漬塗布法、スプレー塗布法、ロールコーター塗布法、グ
ラビアコーター塗布法、カレンダーコート塗布法などに
適用されるが、塗布液の滞留時間が長い浸漬塗布法に対
して特に有効である。
漬塗布法、スプレー塗布法、ロールコーター塗布法、グ
ラビアコーター塗布法、カレンダーコート塗布法などに
適用されるが、塗布液の滞留時間が長い浸漬塗布法に対
して特に有効である。
【0019】本発明で用いる塗布装置の例を図1に示
す。
す。
【0020】塗布槽1および塗布液タンク2には塗布液
が満たされている。被塗布物3(アルミニウムシリンダ
ー)は被塗布物移動装置4により塗布槽1内の塗布液中
に浸漬され、さらに一定の速度で引き上げられる。ま
た、塗布液は循環ポンプ5により塗布液タンク2より塗
布槽1に常に供給されている。塗量タンクは攪拌プロペ
ラ6により攪拌されている。
が満たされている。被塗布物3(アルミニウムシリンダ
ー)は被塗布物移動装置4により塗布槽1内の塗布液中
に浸漬され、さらに一定の速度で引き上げられる。ま
た、塗布液は循環ポンプ5により塗布液タンク2より塗
布槽1に常に供給されている。塗量タンクは攪拌プロペ
ラ6により攪拌されている。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。 (実施例1)中間層用塗布液を再沈精製したN−メトキ
シメチル化ナイロン6(重量平均分子量150,00
0)1000重量部と再沈精製したN−メトキシメチル
化ナイロン6(重量平均分子量50,000)200重
量部を、メタノール8000重量部とn−ブタノール5
000重量部に溶解して調製した。溶解は40℃に加熱
して行ない開口径1μmのフィルターで残留非溶解物、
ゴミなどを取り除いた。なお、この塗布液の分子量分布
を測定した結果、図2(a)のようになった。この塗布
液を図1の浸漬塗布装置に投入した。
シメチル化ナイロン6(重量平均分子量150,00
0)1000重量部と再沈精製したN−メトキシメチル
化ナイロン6(重量平均分子量50,000)200重
量部を、メタノール8000重量部とn−ブタノール5
000重量部に溶解して調製した。溶解は40℃に加熱
して行ない開口径1μmのフィルターで残留非溶解物、
ゴミなどを取り除いた。なお、この塗布液の分子量分布
を測定した結果、図2(a)のようになった。この塗布
液を図1の浸漬塗布装置に投入した。
【0022】次に、アルミシリンダー(φ30mm,2
60mm)を用意し、2分タクトで120時間連続して
浸漬塗布を行った。次いで塗布後のアルミシリンダーを
100℃で20分間乾燥させて膜厚0.7μmの中間層
を形成した。
60mm)を用意し、2分タクトで120時間連続して
浸漬塗布を行った。次いで塗布後のアルミシリンダーを
100℃で20分間乾燥させて膜厚0.7μmの中間層
を形成した。
【0023】得られた塗布ドラムを塗布開始より100
本、さらに24時間ごとに100本づつサンプリング
し、目視検査を行って塗布欠陥による不良率を測定し
た。
本、さらに24時間ごとに100本づつサンプリング
し、目視検査を行って塗布欠陥による不良率を測定し
た。
【0024】その結果は表1に示すように120時間の
連続塗布において安定して不良率が低かった。
連続塗布において安定して不良率が低かった。
【0025】次に下記構造式(1)
【0026】
【化1】
【0027】のジスアゾ顔料3部、ポリビニルベンザー
ル(ベンザール化率80%、重量平均分子量1100
0)2部およびシクロヘキサノン35部をφ1mmガラ
スビーズを用いたサンドミル装置で12時間分散した
後、メチルエチルケトン(MEK)60部を加えて電荷
発生層用塗布液を調製した。この分散液を上記のサンプ
リングしたドラムの中間層上に浸漬塗布し、80℃で2
0分間乾燥させ、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成し
た。
ル(ベンザール化率80%、重量平均分子量1100
0)2部およびシクロヘキサノン35部をφ1mmガラ
スビーズを用いたサンドミル装置で12時間分散した
後、メチルエチルケトン(MEK)60部を加えて電荷
発生層用塗布液を調製した。この分散液を上記のサンプ
リングしたドラムの中間層上に浸漬塗布し、80℃で2
0分間乾燥させ、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成し
た。
【0028】次に下記構造式(2)
【0029】
【化2】
【0030】のスチリル化合物10部およびポリカーボ
ネート(重量平均分子量46000)10部をジクロル
メタン20部、モノクロルベンゼン40部の混合溶媒中
に溶解し、この溶液を上記の電荷発生層上に浸漬塗布
し、120℃で60分間乾燥させ、膜厚18μmの電荷
輸送層を形成した。
ネート(重量平均分子量46000)10部をジクロル
メタン20部、モノクロルベンゼン40部の混合溶媒中
に溶解し、この溶液を上記の電荷発生層上に浸漬塗布
し、120℃で60分間乾燥させ、膜厚18μmの電荷
輸送層を形成した。
【0031】このようにして製造した電子写真感光体
を、帯電−露光−現像−転写−クリーニングのプロセス
を1.5秒サイクルで繰り返す反転現像方式のレーザー
プリンターに取り付け、露光量を1.7μJ/cm2 に
調整し、常温常湿下(23℃,50%RH)および高温
高湿下(30℃,85%RH)の環境で電子写真特性の
評価を行った。
を、帯電−露光−現像−転写−クリーニングのプロセス
を1.5秒サイクルで繰り返す反転現像方式のレーザー
プリンターに取り付け、露光量を1.7μJ/cm2 に
調整し、常温常湿下(23℃,50%RH)および高温
高湿下(30℃,85%RH)の環境で電子写真特性の
評価を行った。
【0032】この結果、表2に示すように実施例1の感
光体では、暗部電位(VD )と明部電位(VL )の差が
大きく、十分な電位コントラストが得られたとともに、
高温高湿下でも暗部電位(VD )は安定し、黒点上の欠
陥(黒ポチ)、カブリのない良好な画像が得られた。
光体では、暗部電位(VD )と明部電位(VL )の差が
大きく、十分な電位コントラストが得られたとともに、
高温高湿下でも暗部電位(VD )は安定し、黒点上の欠
陥(黒ポチ)、カブリのない良好な画像が得られた。
【0033】(実施例2)中間層用塗布液を再沈精製し
た6,66,610共重合ナイロン(重量平均分子量1
80,000)1000重量部と再沈精製した6,6
6,610共重合ナイロン(重量平均分子量60,00
0)300重量部を、メタノール8000重量部とブタ
ノール4000重量部に溶解して調製した。この塗布液
を用い以下実施例1と全く同様の方法でアルミシリンダ
ーに塗布し、同様の方法で連続塗布の際の塗布欠陥によ
る不良率、常温常湿下および高温高湿下における表面電
位および画像の評価を行った。結果を表1,2に示す。
た6,66,610共重合ナイロン(重量平均分子量1
80,000)1000重量部と再沈精製した6,6
6,610共重合ナイロン(重量平均分子量60,00
0)300重量部を、メタノール8000重量部とブタ
ノール4000重量部に溶解して調製した。この塗布液
を用い以下実施例1と全く同様の方法でアルミシリンダ
ーに塗布し、同様の方法で連続塗布の際の塗布欠陥によ
る不良率、常温常湿下および高温高湿下における表面電
位および画像の評価を行った。結果を表1,2に示す。
【0034】(実施例3)中間層用塗布液を再沈精製し
た6,12,66,610共重合ナイロン(重量平均分
子量140,000)1000重量部と再沈精製した
6,12,66,610共重合ナイロン(重量平均分子
量70,000)300重量部を、メタノール8000
重量部とブタノール4000重量部に溶解して調製し
た。
た6,12,66,610共重合ナイロン(重量平均分
子量140,000)1000重量部と再沈精製した
6,12,66,610共重合ナイロン(重量平均分子
量70,000)300重量部を、メタノール8000
重量部とブタノール4000重量部に溶解して調製し
た。
【0035】以下実施例1と全く同様の方法でアルミシ
リンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位およ
び画像の評価を行った。結果は表1,2に示す。
リンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位およ
び画像の評価を行った。結果は表1,2に示す。
【0036】(比較例1)中間層用塗布液を再沈精製し
たN−メトキシメチル化ナイロン6(重量平均分子量1
50,000)1200重量部を、メタノール8000
重量部とn−ブタノール5000重量部に溶解して調製
した。この塗布液の分子量分布を測定した結果、図2
(b)のようになった。
たN−メトキシメチル化ナイロン6(重量平均分子量1
50,000)1200重量部を、メタノール8000
重量部とn−ブタノール5000重量部に溶解して調製
した。この塗布液の分子量分布を測定した結果、図2
(b)のようになった。
【0037】以下、実施例1と全く同様の方法でアルミ
シリンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位お
よび画像の評価を行った。結果は表1,2に示す。
シリンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位お
よび画像の評価を行った。結果は表1,2に示す。
【0038】(比較例2)中間層用塗布液を未精製のN
−メトキシメチル化ナイロン6(重量平均分子量14
0,000)1200重量部を、メタノール8000重
量部とn−ブタノール5000重量部に溶解して調製し
た。この塗布液の分子量分布を測定した結果、図2
(c)のようになった。
−メトキシメチル化ナイロン6(重量平均分子量14
0,000)1200重量部を、メタノール8000重
量部とn−ブタノール5000重量部に溶解して調製し
た。この塗布液の分子量分布を測定した結果、図2
(c)のようになった。
【0039】以下、実施例1と全く同様の方法でアルミ
シリンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位お
よび画像の評価を行った。結果を表1,2に示す。
シリンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位お
よび画像の評価を行った。結果を表1,2に示す。
【0040】(比較例3)中間層用塗布液を再沈精製し
た6,66,610共重合ナイロン(重量平均分子量1
80,000)1300重量部を、メタノール8000
重量部とブタノール4000重量部に溶解して調製し
た。
た6,66,610共重合ナイロン(重量平均分子量1
80,000)1300重量部を、メタノール8000
重量部とブタノール4000重量部に溶解して調製し
た。
【0041】以下、実施例1と全く同様の方法でアルミ
シリンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位お
よび画像の評価を行った。結果を表1,2に示す。
シリンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位お
よび画像の評価を行った。結果を表1,2に示す。
【0042】(比較例4)中間層用塗布液を未精製の
6,66,610共重合ナイロン(重量平均分子量18
0,000)1300重量部を、メタノール8000重
量部とブタノール4000重量部に溶解して調製した。
6,66,610共重合ナイロン(重量平均分子量18
0,000)1300重量部を、メタノール8000重
量部とブタノール4000重量部に溶解して調製した。
【0043】以下、実施例1と全く同様の方法でアルミ
シリンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位お
よび画像の評価を行った。結果を表1,2に示す。
シリンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位お
よび画像の評価を行った。結果を表1,2に示す。
【0044】(比較例5)中間層用塗布液を再沈精製し
た6,12,66,610共重合ナイロン(重量平均分
子量140,000)1300重量部を、メタノール8
000重量部とブタノール4000重量部に溶解して調
製した。
た6,12,66,610共重合ナイロン(重量平均分
子量140,000)1300重量部を、メタノール8
000重量部とブタノール4000重量部に溶解して調
製した。
【0045】以下、実施例1と全く同様の方法でアルミ
シリンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位お
よび画像の評価を行った。結果を表1,2に示す。
シリンダーに塗布し、同様の方法で不良率、表面電位お
よび画像の評価を行った。結果を表1,2に示す。
【0046】
【0047】
【0048】表1,2よりわかるように実施例1〜3お
よび比較例2,4では120時間の連続塗布において不
良率がほとんど変化せず、塗布液の経時安定性が高いこ
とがわかる。しかし、比較例1,3,5では120時間
連続塗布において経時とともに不良率が上昇した。
よび比較例2,4では120時間の連続塗布において不
良率がほとんど変化せず、塗布液の経時安定性が高いこ
とがわかる。しかし、比較例1,3,5では120時間
連続塗布において経時とともに不良率が上昇した。
【0049】なお、比較例1で連続120時間目に不良
となった時点の塗布面を顕微鏡で観察した結果、樹脂が
ゲル化した固まりが観察された。実施例1ではゲル化物
は見られず、不良ドラムはアルミ下地の欠陥やゴミの付
着によるものであった。
となった時点の塗布面を顕微鏡で観察した結果、樹脂が
ゲル化した固まりが観察された。実施例1ではゲル化物
は見られず、不良ドラムはアルミ下地の欠陥やゴミの付
着によるものであった。
【0050】画像評価においては、実施例1〜3および
比較例1,3は常温常湿下および高温高湿下においても
良好な画像が得られた。しかし、比較例2,4では暗部
の電位低下及び全面かぶりが発生した。これは中間層の
抵抗が環境条件により変動するためである。
比較例1,3は常温常湿下および高温高湿下においても
良好な画像が得られた。しかし、比較例2,4では暗部
の電位低下及び全面かぶりが発生した。これは中間層の
抵抗が環境条件により変動するためである。
【0051】以上のように塗布欠陥発生が安定して低
く、かつ高温高湿下においても良好な表面電位および画
像が得られたのは、塗布液に用いた樹脂が高分子量の樹
脂と同一種類でより低分子量の樹脂を混合したものを用
いた電子写真感光体塗布液の場合である。
く、かつ高温高湿下においても良好な表面電位および画
像が得られたのは、塗布液に用いた樹脂が高分子量の樹
脂と同一種類でより低分子量の樹脂を混合したものを用
いた電子写真感光体塗布液の場合である。
【0052】(実施例4)10%の酸化アンチモンを含
有する酸化スズで被覆した導電性酸化チタン粉体50
部、フェノール樹脂25部、メチルセロソルブ20部、
メタノール5部およびシリコーンオイル(ポリジメチル
シロキサンポリオキシアルキレン共重合体、平均分子量
3,000)0.002部をφ1mmガラスビーズを用
いたサンドミル装置で2時間分散して導電層用塗料を調
製した。
有する酸化スズで被覆した導電性酸化チタン粉体50
部、フェノール樹脂25部、メチルセロソルブ20部、
メタノール5部およびシリコーンオイル(ポリジメチル
シロキサンポリオキシアルキレン共重合体、平均分子量
3,000)0.002部をφ1mmガラスビーズを用
いたサンドミル装置で2時間分散して導電層用塗料を調
製した。
【0053】アルミニウムシリンダー(φ30mm×3
60mm)上に、上記塗料を浸漬塗布し、140℃で3
0分間乾燥させ、膜厚20μmの導電層を形成した。
60mm)上に、上記塗料を浸漬塗布し、140℃で3
0分間乾燥させ、膜厚20μmの導電層を形成した。
【0054】実施例1と同様の中間層用塗料を調製し
た。
た。
【0055】この塗料を、アルミニウムシリンダー(φ
30mm×360mm)上に浸漬塗布し、100℃で1
5分間乾燥させ、膜厚1.2μmの中間層を形成した。
30mm×360mm)上に浸漬塗布し、100℃で1
5分間乾燥させ、膜厚1.2μmの中間層を形成した。
【0056】次に、下記構造式(3)
【0057】
【化3】
【0058】のジスアゾ顔料4部、ポリビニルブチラー
ル(ブチラール化率68%、重量平均分子量24,00
0)2部およびシクロヘキサノン34部をφ1mmガラ
スビーズを用いたサンドミル装置で42時間分散した
後、メチルエチルケトン(MEK)60部を加えて電荷
発生層用塗布液を調製した。この塗布液を上記中間層上
に浸漬塗布し、80℃で15分間乾燥させ、膜厚0.1
5μmの電荷発生層を形成した。
ル(ブチラール化率68%、重量平均分子量24,00
0)2部およびシクロヘキサノン34部をφ1mmガラ
スビーズを用いたサンドミル装置で42時間分散した
後、メチルエチルケトン(MEK)60部を加えて電荷
発生層用塗布液を調製した。この塗布液を上記中間層上
に浸漬塗布し、80℃で15分間乾燥させ、膜厚0.1
5μmの電荷発生層を形成した。
【0059】次に、電荷輸送層用塗布液を下記構造式
(4)
(4)
【0060】
【化4】
【0061】のヒドラゾン化合物4000重量部および
下記構造式(5)
下記構造式(5)
【0062】
【化5】
【0063】のポリカーボネート樹脂(重量平均分子量
48,000)3000重量部と同一構造式のポリカー
ボネート樹脂で重量平均分子量15,000のもの10
00部をジクロルメタン6000部、モノクロルベンゼ
ン12000部の混合溶媒中に溶解して調製した。溶解
は40℃に加熱して行ない開口径5μmのフィルターで
残留非溶解物、ゴミなどを取り除いた。
48,000)3000重量部と同一構造式のポリカー
ボネート樹脂で重量平均分子量15,000のもの10
00部をジクロルメタン6000部、モノクロルベンゼ
ン12000部の混合溶媒中に溶解して調製した。溶解
は40℃に加熱して行ない開口径5μmのフィルターで
残留非溶解物、ゴミなどを取り除いた。
【0064】この塗布液を図1の浸漬塗布装置に投入
し、上記の電荷発生層上に浸漬塗布し、120℃で60
分間乾燥させ、膜厚25μmの電荷輸送層を形成した。
し、上記の電荷発生層上に浸漬塗布し、120℃で60
分間乾燥させ、膜厚25μmの電荷輸送層を形成した。
【0065】2分タクトで10時間連続して浸漬塗布を
行ない塗布開始時より100本、さらに2時間ごとに1
00本づつサンプリングした。
行ない塗布開始時より100本、さらに2時間ごとに1
00本づつサンプリングした。
【0066】このようにして製造した電子写真感光体
を、帯電−露光(露光量2.2 lux・sec)−現
像−転写−クリーニングのプロセスを0.6秒サイクル
で繰り返す複写機に取り付けた。10000枚の耐久テ
ストを行った後、画像評価、及び耐久による削れ量の測
定を行った。
を、帯電−露光(露光量2.2 lux・sec)−現
像−転写−クリーニングのプロセスを0.6秒サイクル
で繰り返す複写機に取り付けた。10000枚の耐久テ
ストを行った後、画像評価、及び耐久による削れ量の測
定を行った。
【0067】結果を表3,4に示した。
【0068】(実施例5)バインダ樹脂として用いるポ
リカーボネート樹脂を下記構造式(6)のもの
リカーボネート樹脂を下記構造式(6)のもの
【0069】
【化6】
【0070】(重量平均分子量60,000)4000
重量部と同一構造式のポリカーボネート樹脂で重量平均
分子量20,000)のもの1000部と前記構造式
(4)のヒドラゾン化合物5000部をジクロルメタン
8000部、モノクロルベンゼン12000部の混合溶
媒中に溶解して電荷輸送層用塗布液を調製した。溶解は
40℃に加熱して行ない開口径5μmのフィルターで残
留非溶解物、ゴミなどを取り除いた。
重量部と同一構造式のポリカーボネート樹脂で重量平均
分子量20,000)のもの1000部と前記構造式
(4)のヒドラゾン化合物5000部をジクロルメタン
8000部、モノクロルベンゼン12000部の混合溶
媒中に溶解して電荷輸送層用塗布液を調製した。溶解は
40℃に加熱して行ない開口径5μmのフィルターで残
留非溶解物、ゴミなどを取り除いた。
【0071】この塗布液を用い、実施例4とまったく同
様の方法で4層の感光ドラムを作成し、10時間の連続
塗布による不良率の変化を評価した。さらに10000
枚耐久後の画像及び削れ量の評価を行った。結果を表
3,4に示した。
様の方法で4層の感光ドラムを作成し、10時間の連続
塗布による不良率の変化を評価した。さらに10000
枚耐久後の画像及び削れ量の評価を行った。結果を表
3,4に示した。
【0072】(比較例6)実施例4における塗布液の配
合を下記のものとした以外全く同様に4層の電子写真感
光体を作成し、10時間の連続塗布による不良率の変化
を評価した。さらに10000枚耐久後の画像及び削れ
量の評価を行った。
合を下記のものとした以外全く同様に4層の電子写真感
光体を作成し、10時間の連続塗布による不良率の変化
を評価した。さらに10000枚耐久後の画像及び削れ
量の評価を行った。
【0073】 ヒドラゾン化合物(前記構造式(4)) 4000重量部 ポリカーボネート樹脂(前記構造式(5)、分子量48,000) 4000重量部 モノクロロベンゼン 6000重量部 ジクロロメタン 12000重量部 結果を表3及び4に示した。
【0074】(比較例7)実施例4における塗布液の配
合を下記のものとした以外全く同様に4層の電子写真感
光体を作成し、10時間の連続塗布による不良率の変化
を評価した。さらに10000枚耐久後の画像及び削れ
量の評価を行った。
合を下記のものとした以外全く同様に4層の電子写真感
光体を作成し、10時間の連続塗布による不良率の変化
を評価した。さらに10000枚耐久後の画像及び削れ
量の評価を行った。
【0075】 ヒドラゾン化合物(前記構造式(4)) 4000重量部 ポリカーボネート樹脂(前記構造式(5)、分子量18,000) 4000重量部 モノクロロベンゼン 6000重量部 ジクロロメタン 12000重量部 結果を表3及び4に示した。
【0076】(比較例8)実施例4における塗布液の配
合を下記のものとした以外全く同様に4層の電子写真感
光体を作成し、10時間の連続塗布による不良率の変化
を評価した。さらに10000枚耐久後の画像及び削れ
量の評価を行った。
合を下記のものとした以外全く同様に4層の電子写真感
光体を作成し、10時間の連続塗布による不良率の変化
を評価した。さらに10000枚耐久後の画像及び削れ
量の評価を行った。
【0077】 スチリル化合物(前記構造式(2)) 5000重量部 ポリカーボネート樹脂(前記構造式(6)、分子量60,000) 5000重量部 モノクロロベンゼン 6000重量部 ジクロロメタン 12000重量部 結果を表3及び4に示した。
【0078】(比較例9)実施例4における塗布液の配
合を下記のものとした以外全く同様に4層の電子写真感
光体を作成し、10時間の連続塗布による不良率の変化
を評価した。さらに10000枚耐久後の画像及び削れ
量の評価を行った。
合を下記のものとした以外全く同様に4層の電子写真感
光体を作成し、10時間の連続塗布による不良率の変化
を評価した。さらに10000枚耐久後の画像及び削れ
量の評価を行った。
【0079】 スチリル化合物(前記構造式(2)) 4000重量部 ポリカーボネート樹脂(前記構造式(6)、分子量20,000) 4000重量部 モノクロロベンゼン 6000重量部 ジクロロメタン 12000重量部 結果を表3及び4に示した。
【0080】
【0081】
【0082】表3,4よりわかるように実施例4,5で
は10時間の連続塗布においても不良率が低い値でほぼ
一定であった。また、不良の原因もゴミの付着や泡の混
入によるものが全んどであった。しかし、比較例6,8
では連続塗布において経時とともに不良率が上昇した。
比較例6では4時間経過後において塗布不可能なほどゲ
ル化した。不良となったドラムにはゲル化物による塗布
ムラが生じていた。
は10時間の連続塗布においても不良率が低い値でほぼ
一定であった。また、不良の原因もゴミの付着や泡の混
入によるものが全んどであった。しかし、比較例6,8
では連続塗布において経時とともに不良率が上昇した。
比較例6では4時間経過後において塗布不可能なほどゲ
ル化した。不良となったドラムにはゲル化物による塗布
ムラが生じていた。
【0083】また、10000枚の耐久後の画像評価に
おいて実施例4,5、比較例6,8は良好な結果を示し
た。しかし、比較例7,9は削れ量が大きく全体にかぶ
りを生じた。
おいて実施例4,5、比較例6,8は良好な結果を示し
た。しかし、比較例7,9は削れ量が大きく全体にかぶ
りを生じた。
【0084】連続塗布及び耐久評価において両方とも良
好な結果が得られたのは実施例4,5のみであった。
好な結果が得られたのは実施例4,5のみであった。
【0085】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明によれ
ば、同一構造で平均分子量の異なる2種以上の樹脂を含
有し、かつ平均分子量の高い方の樹脂の含有量が全樹脂
に対し60〜95重量%である電子写真感光体用塗布液
を用いることにより、長期の連続塗布においても画像欠
陥のない高品質の電子写真感光体を安定して製造するこ
とができる。
ば、同一構造で平均分子量の異なる2種以上の樹脂を含
有し、かつ平均分子量の高い方の樹脂の含有量が全樹脂
に対し60〜95重量%である電子写真感光体用塗布液
を用いることにより、長期の連続塗布においても画像欠
陥のない高品質の電子写真感光体を安定して製造するこ
とができる。
【図1】本発明による電子写真感光体の製造方法に使用
される塗布装置の一例を示す概略断面図である。
される塗布装置の一例を示す概略断面図である。
【図2】塗布液に含有される樹脂の分子量分布である。
1 塗布槽 2 塗布液タンク 3 被塗布物(アルミシリンダー) 4 被塗布物移動装置 5 循環ポンプ 6 攪拌プロペラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸 淳一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 同一構造で平均分子量の異なる2種類以
上の樹脂を含有し、かつ平均分子量の高い方の樹脂の含
有量が全樹脂に対し60〜95重量%であることを特徴
とする電子写真感光体用塗布液。 - 【請求項2】 前記同一構造で平均分子量の異なる2種
類以上の樹脂がポリアミド樹脂である請求項1記載の電
子写真感光体用塗布液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14544693A JPH06332201A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 電子写真感光体用塗布液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14544693A JPH06332201A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 電子写真感光体用塗布液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06332201A true JPH06332201A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=15385418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14544693A Pending JPH06332201A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 電子写真感光体用塗布液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06332201A (ja) |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP14544693A patent/JPH06332201A/ja active Pending
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