JPH0633275Y2 - サーモスタットミキシングバルブ - Google Patents
サーモスタットミキシングバルブInfo
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- JPH0633275Y2 JPH0633275Y2 JP4125589U JP4125589U JPH0633275Y2 JP H0633275 Y2 JPH0633275 Y2 JP H0633275Y2 JP 4125589 U JP4125589 U JP 4125589U JP 4125589 U JP4125589 U JP 4125589U JP H0633275 Y2 JPH0633275 Y2 JP H0633275Y2
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- valve
- water
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Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、混合水を自動温度調節する機能を備えたサー
モスタットミキシングバルブに係り、特に温度制御のた
めの制御弁に関する。
モスタットミキシングバルブに係り、特に温度制御のた
めの制御弁に関する。
サーモスタットミキシングバルブは、供給される水と湯
の圧力や流量の変動に伴う混合水の温度変動に対して、
設定した混合水温度に復帰させる機能を持たせたもので
ある。従来から一般に利用されているサーモスタットミ
キシングバルブの要部を第3図に示す。
の圧力や流量の変動に伴う混合水の温度変動に対して、
設定した混合水温度に復帰させる機能を持たせたもので
ある。従来から一般に利用されているサーモスタットミ
キシングバルブの要部を第3図に示す。
湯水混合栓の本体1の内部には、給水源及び給湯源にそ
れぞれ連通する水室2及び湯室3が形成され、制御弁A
を介してこれらの室が吐水流路4に連絡している。制御
弁Aは円筒状の弁体5をその軸線方向へ移動可能とした
構成を持ち、この弁体5を水室2の水弁座2a及び湯室3
の湯弁座3aとの間に収納している。一方、感温機能部と
して、弁体5に先端が突き当たる筒状のスリーブ6と感
温体7とが備えられる。感温体7は内部にワックスを封
入したもので、このワックスの膨張収縮によって一端に
設けたピン7aを出没させ、この動作を利用して制御弁A
の弁体5を軸線方向へ移動させることができる。ピン7a
は操作ハンドル(図示せず)側の部材に組み込まれた受
け体11dに差し込まれ、ピン7aと受け体11dの嵌め合い度
によってスリーブ6の位置変更のための自由度を与えて
いる。
れぞれ連通する水室2及び湯室3が形成され、制御弁A
を介してこれらの室が吐水流路4に連絡している。制御
弁Aは円筒状の弁体5をその軸線方向へ移動可能とした
構成を持ち、この弁体5を水室2の水弁座2a及び湯室3
の湯弁座3aとの間に収納している。一方、感温機能部と
して、弁体5に先端が突き当たる筒状のスリーブ6と感
温体7とが備えられる。感温体7は内部にワックスを封
入したもので、このワックスの膨張収縮によって一端に
設けたピン7aを出没させ、この動作を利用して制御弁A
の弁体5を軸線方向へ移動させることができる。ピン7a
は操作ハンドル(図示せず)側の部材に組み込まれた受
け体11dに差し込まれ、ピン7aと受け体11dの嵌め合い度
によってスリーブ6の位置変更のための自由度を与えて
いる。
吐水時には、スリーブ6に開けた水流入孔6aから水が及
び弁体5に開けた湯流入孔5aから湯がそれぞれスリーブ
6に流れ込んで混合される。そして、混合水は感温体7
の周りを流れてスリーブ6に開けた流出孔6bから吐水流
路4に排出される。このとき、混合水の温度が設定値よ
り高いと、感温体7内のワックスが膨張してピン7aが突
き出るようになり、これに伴ってスリーブ6が図におい
て左に移動する。このため、湯弁座3a側の弁開度が小さ
くなると同時に水弁座2a側が広がり、混合水の温度を下
げて設定温度に復帰させる。
び弁体5に開けた湯流入孔5aから湯がそれぞれスリーブ
6に流れ込んで混合される。そして、混合水は感温体7
の周りを流れてスリーブ6に開けた流出孔6bから吐水流
路4に排出される。このとき、混合水の温度が設定値よ
り高いと、感温体7内のワックスが膨張してピン7aが突
き出るようになり、これに伴ってスリーブ6が図におい
て左に移動する。このため、湯弁座3a側の弁開度が小さ
くなると同時に水弁座2a側が広がり、混合水の温度を下
げて設定温度に復帰させる。
制御弁Aの設定はスリーブ6を軸線方向へ移動させるハ
ンドル(図示せず)の回転によって行われる。このハン
ドルによって温度設定するとき、一時的に吐水温度が急
激に変化してオーバーシュートを生じる恐れがある。こ
のことを第6図によって説明する。
ンドル(図示せず)の回転によって行われる。このハン
ドルによって温度設定するとき、一時的に吐水温度が急
激に変化してオーバーシュートを生じる恐れがある。こ
のことを第6図によって説明する。
第6図(a)は設定変更前の状態であり、弁体5の両端面
は湯側設定位置H及び水側設定位置Cに対応している。
ここでハンドルを操作して高温側に設定すると、ハンド
ル側に連接されたスリーブ6は第6図(b)のように右側
へ移動する。このとき、弁体5もスリーブ6と一体とな
って移動し、設定変更前の湯側設定位置H及び水側設定
位置に対して、弁体5は距離Lのストロークで移動す
る。
は湯側設定位置H及び水側設定位置Cに対応している。
ここでハンドルを操作して高温側に設定すると、ハンド
ル側に連接されたスリーブ6は第6図(b)のように右側
へ移動する。このとき、弁体5もスリーブ6と一体とな
って移動し、設定変更前の湯側設定位置H及び水側設定
位置に対して、弁体5は距離Lのストロークで移動す
る。
ところが、第6図(b)の設定後には、高温の混合水が感
温体7の周りを流れるのでワックスの膨張によってピン
7aが右側へ突き出るようになる。このため、スリーブ6
は左側へ押され、弁体5を低温側へ移動させる。このよ
うに、感温体7による混合水の温度検知によって弁体5
の位置を制御するものでは、ピン7aの突き出し量を予測
しておいた上で弁体5の初期のストロークLを決定する
必要がある。換言すると、第6図(c)に示すように、湯
側設定位置h及び水側設定位置cを最終的に目指す設定
位置とした場合、弁体5のストロークはlであって、初
期のストロークLより短い。そして、L−lに相当する
弁体5の低温側への移動がピン7aの突き出しによって行
われ、最終的には設定温度に合致した水側及び湯側の弁
開度に設定される。
温体7の周りを流れるのでワックスの膨張によってピン
7aが右側へ突き出るようになる。このため、スリーブ6
は左側へ押され、弁体5を低温側へ移動させる。このよ
うに、感温体7による混合水の温度検知によって弁体5
の位置を制御するものでは、ピン7aの突き出し量を予測
しておいた上で弁体5の初期のストロークLを決定する
必要がある。換言すると、第6図(c)に示すように、湯
側設定位置h及び水側設定位置cを最終的に目指す設定
位置とした場合、弁体5のストロークはlであって、初
期のストロークLより短い。そして、L−lに相当する
弁体5の低温側への移動がピン7aの突き出しによって行
われ、最終的には設定温度に合致した水側及び湯側の弁
開度に設定される。
このように、高温側に設定するときには、ピン7aの突き
出し量を見込んでスリーブ6をオーバーストロークさせ
る必要がある。このため、弁体5の最終設定に至るまで
には、第6図(b)の状態を経ることになり、第6図(c)ま
での過渡期には設定温度よりも高い混合水が吐出されて
しまう。このことがオーバーシュートの原因であり、た
とえば30℃から40℃に変更するときには、オーバーシュ
ートが60℃以上となることがある。
出し量を見込んでスリーブ6をオーバーストロークさせ
る必要がある。このため、弁体5の最終設定に至るまで
には、第6図(b)の状態を経ることになり、第6図(c)ま
での過渡期には設定温度よりも高い混合水が吐出されて
しまう。このことがオーバーシュートの原因であり、た
とえば30℃から40℃に変更するときには、オーバーシュ
ートが60℃以上となることがある。
また、弁体5は一般に銅合金等を素材としているので、
弁体5の線膨張係数は比較的小さい。このため、混合水
の温度変動に対する外径の変化も小さく、弁体5の周囲
の本体1の内壁との嵌合度は、混合水温度が高くなった
ときでも弁体5が速やかに摺動できる程度にほぼ一様に
保たれる。したがって、弁体5は高温に曝されていても
本体1内で自由に動くことができ、第6図(b)のように
スリーブ6の動きに簡単に追従できることもオーバーシ
ュートを発生しやすいことの原因となる。
弁体5の線膨張係数は比較的小さい。このため、混合水
の温度変動に対する外径の変化も小さく、弁体5の周囲
の本体1の内壁との嵌合度は、混合水温度が高くなった
ときでも弁体5が速やかに摺動できる程度にほぼ一様に
保たれる。したがって、弁体5は高温に曝されていても
本体1内で自由に動くことができ、第6図(b)のように
スリーブ6の動きに簡単に追従できることもオーバーシ
ュートを発生しやすいことの原因となる。
そこで、本考案は、混合水温度を高温側に設定するとき
のオーバーシュートが発生しないようにして安全に使え
るようにすることを目的とする。
のオーバーシュートが発生しないようにして安全に使え
るようにすることを目的とする。
本考案のサーモスタットミキシングバルブは、以上の目
的を達成するために、本体内へ供給した水と湯を混合す
る一軸操作型の制御弁を備え、該制御弁の弁体を混合水
の温度に感応する感温体に連接したサーモスタットミキ
シングバルブであって、前記弁体を前記本体の内部に形
成した取付座に摺動自在に挿入すると共に、該弁体の移
動方向に形成した水弁座及び湯弁座との間の弁開度によ
って水と湯との混合比を設定可能とし、更に該弁体は前
記本体の線膨張係数より大きい合成樹脂素材としたこと
を特徴とする。
的を達成するために、本体内へ供給した水と湯を混合す
る一軸操作型の制御弁を備え、該制御弁の弁体を混合水
の温度に感応する感温体に連接したサーモスタットミキ
シングバルブであって、前記弁体を前記本体の内部に形
成した取付座に摺動自在に挿入すると共に、該弁体の移
動方向に形成した水弁座及び湯弁座との間の弁開度によ
って水と湯との混合比を設定可能とし、更に該弁体は前
記本体の線膨張係数より大きい合成樹脂素材としたこと
を特徴とする。
弁体を線膨張係数が大きな合成樹脂製とすることによ
り、取付座に対する弁体の嵌め合い度を適正にしておけ
ば、弁体の膨張によって嵌合度が強くなる。このため、
混合水温度を上げるときには弁体が膨張して取付座にき
つく嵌まり合うので、温度設定側への弁体の移動が鈍く
なり、高温設定する場合ではオーバーシュートがない。
り、取付座に対する弁体の嵌め合い度を適正にしておけ
ば、弁体の膨張によって嵌合度が強くなる。このため、
混合水温度を上げるときには弁体が膨張して取付座にき
つく嵌まり合うので、温度設定側への弁体の移動が鈍く
なり、高温設定する場合ではオーバーシュートがない。
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を具体的に
説明する。
説明する。
第1図は本考案の1実施例を示すサーモスタットミキシ
ングバルブの正面縦断面図、第2図は第1図のI−I線
矢視断面図である。なお、第3図の従来例で示したもの
と同じ部材については共通の符番で指示し、その詳細な
説明は省略する。
ングバルブの正面縦断面図、第2図は第1図のI−I線
矢視断面図である。なお、第3図の従来例で示したもの
と同じ部材については共通の符番で指示し、その詳細な
説明は省略する。
図において、本体1の背部には水室2及び湯室3に連通
する水用脚管1a及び湯用脚管1bがそれぞれ接続されてい
る。
する水用脚管1a及び湯用脚管1bがそれぞれ接続されてい
る。
水室2と湯室3との間に配置された制御弁Aの弁体5
は、外周面8にOリング等のシール材8aを備えたもの
で、本体1に形成した環状断面の取付座9に摺動自在に
組み込まれている。弁体5は、線膨張係数が銅合金等と
比べて大きいポリアセタール製である。また、弁体5は
円筒状に形成されてその一端を水弁座2a及び他端を湯弁
座3aに対向させ、軸線方向への移動によって水側及び湯
側の弁開度を一軸上で同時に変化させる。また、弁体5
は湯室3に収納したスプリング10によって感温体7方向
へ付勢され、このスプリング10は出没するピン7aの作動
に連動して弁体5をその軸線方向へ移動可能に保持す
る。
は、外周面8にOリング等のシール材8aを備えたもの
で、本体1に形成した環状断面の取付座9に摺動自在に
組み込まれている。弁体5は、線膨張係数が銅合金等と
比べて大きいポリアセタール製である。また、弁体5は
円筒状に形成されてその一端を水弁座2a及び他端を湯弁
座3aに対向させ、軸線方向への移動によって水側及び湯
側の弁開度を一軸上で同時に変化させる。また、弁体5
は湯室3に収納したスプリング10によって感温体7方向
へ付勢され、このスプリング10は出没するピン7aの作動
に連動して弁体5をその軸線方向へ移動可能に保持す
る。
一方、本体1の右端には温度設定ハンドル11が設けら
れ、スピンドル11a及びスプリング11c内蔵の駆動軸11b
を介して感温体7のピン7a側に連接されている。温度設
定ハンドル11を回転操作すると、駆動軸11bがその軸線
方向へ移動し、これに連接した感温体7は第1図におい
て左右に移動する。これにより、弁体5は水弁座2aと湯
弁座3aとの間を移動し、それぞれの弁座2a,3aとの弁開
度を設定して混合水温度を調整する。
れ、スピンドル11a及びスプリング11c内蔵の駆動軸11b
を介して感温体7のピン7a側に連接されている。温度設
定ハンドル11を回転操作すると、駆動軸11bがその軸線
方向へ移動し、これに連接した感温体7は第1図におい
て左右に移動する。これにより、弁体5は水弁座2aと湯
弁座3aとの間を移動し、それぞれの弁座2a,3aとの弁開
度を設定して混合水温度を調整する。
混合水の温度が設定温度よりも高い方向へずれると、感
温体7のワックスが膨張してピン7aが第1図において右
側へ移動し、その反力によってスリーブ6が左側へ動
く。このため、弁体5も左側へ移動し、湯弁座3a側の弁
開度が小さくなると同時に水弁座2a側の弁開度は大きく
なる。したがって、湯量が減って水量が増えるので混合
水温度は設定温度まで下がり、自動温度調節が行われ
る。また、設定温度よりも混合水温度が下がると、逆に
ワックスが収縮してピン7aが感温体7の中へ沈み込み、
スリーブ6が右側へ移動する。この結果、湯量が増えて
水量が減り、混合水温度は設定値まで下がる。
温体7のワックスが膨張してピン7aが第1図において右
側へ移動し、その反力によってスリーブ6が左側へ動
く。このため、弁体5も左側へ移動し、湯弁座3a側の弁
開度が小さくなると同時に水弁座2a側の弁開度は大きく
なる。したがって、湯量が減って水量が増えるので混合
水温度は設定温度まで下がり、自動温度調節が行われ
る。また、設定温度よりも混合水温度が下がると、逆に
ワックスが収縮してピン7aが感温体7の中へ沈み込み、
スリーブ6が右側へ移動する。この結果、湯量が増えて
水量が減り、混合水温度は設定値まで下がる。
ここで、一般の水栓金具に利用される銅合金を弁体5の
素材としたとき、銅合金の組成が重量%でCu:82.0〜8
7.0%,Sn,Zn,Pb:4.0〜6.0%で不純物:2.0%以下の場合
では、線膨張係数は1.8×10-5/℃程度である。これに対
し、ポリアセタールの線膨張係数は8.1×10-5/℃程度で
あり、銅合金を素材とした場合よりも大きい。
素材としたとき、銅合金の組成が重量%でCu:82.0〜8
7.0%,Sn,Zn,Pb:4.0〜6.0%で不純物:2.0%以下の場合
では、線膨張係数は1.8×10-5/℃程度である。これに対
し、ポリアセタールの線膨張係数は8.1×10-5/℃程度で
あり、銅合金を素材とした場合よりも大きい。
一方、第3図に示した銅合金の弁体5の外径に等しくポ
リアセタールによって弁体5を製作し、これを第3図の
場合と同じ内径の取付座9に嵌め込むと、常温では銅合
金であってもポリアセタールであっても嵌合度は同じに
なる。そして、弁体5が加熱されて膨張すると、線膨張
係数の差によってポリアセタール製の弁体5のほうが取
付座9にきつく嵌まることになる。
リアセタールによって弁体5を製作し、これを第3図の
場合と同じ内径の取付座9に嵌め込むと、常温では銅合
金であってもポリアセタールであっても嵌合度は同じに
なる。そして、弁体5が加熱されて膨張すると、線膨張
係数の差によってポリアセタール製の弁体5のほうが取
付座9にきつく嵌まることになる。
このようにポリアセタールを弁体5の素材とするとき、
混合水の温度が高くなるように弁体5の位置を設定する
と、弁体5が膨張して取付座9との嵌め合いが強くな
る。このため、弁体5は取付座9の中での自由な動きが
拘束され、混合水の温度上昇に伴って湯弁座3a側から水
弁座2a側へ移動し難くなる。したがって、従来構造では
第6図で示したように、弁体5がスリーブ6の移動に追
従して移動した後に最終設定位置に戻る動作をしていた
のに対し、温度設定ハンドル11によって操作したときピ
ン7aが嵌まり込む受け体11dが先に移動し、弁体5とス
リーブ6とがオーバスロトークさせないまま最終設定値
にセットすることが可能となる。
混合水の温度が高くなるように弁体5の位置を設定する
と、弁体5が膨張して取付座9との嵌め合いが強くな
る。このため、弁体5は取付座9の中での自由な動きが
拘束され、混合水の温度上昇に伴って湯弁座3a側から水
弁座2a側へ移動し難くなる。したがって、従来構造では
第6図で示したように、弁体5がスリーブ6の移動に追
従して移動した後に最終設定位置に戻る動作をしていた
のに対し、温度設定ハンドル11によって操作したときピ
ン7aが嵌まり込む受け体11dが先に移動し、弁体5とス
リーブ6とがオーバスロトークさせないまま最終設定値
にセットすることが可能となる。
第4図は本考案における弁体5及びスリーブ6の動きを
示すもので、同図(a)は設定前の状態である。そして、
温度設定すると同図(b)のように受け体11dのみが温度設
定ハンドル11の操作によって移動し、弁座5及びスリー
ブ6は設定前の位置に停止している。すなわち、本考案
では第6図(b)のように弁体5は移動せず、ピン7aの突
き出しによるスリーブ6の弁体5側への移動が終了した
時点に合わせて弁体5をゆっくりと移動させるようにす
ることができる(第4図(c))。このため、湯側の弁開
度が一時的に大きくなり過ぎることはなく温度設定初期
のオーバーシュートを防ぐことができる。
示すもので、同図(a)は設定前の状態である。そして、
温度設定すると同図(b)のように受け体11dのみが温度設
定ハンドル11の操作によって移動し、弁座5及びスリー
ブ6は設定前の位置に停止している。すなわち、本考案
では第6図(b)のように弁体5は移動せず、ピン7aの突
き出しによるスリーブ6の弁体5側への移動が終了した
時点に合わせて弁体5をゆっくりと移動させるようにす
ることができる(第4図(c))。このため、湯側の弁開
度が一時的に大きくなり過ぎることはなく温度設定初期
のオーバーシュートを防ぐことができる。
第5図はオーバーシュートを従来例と比較して示すグラ
フであり、混合水温度を40℃から50℃へ高温設定した状
況を示す。第5図(b)は従来構造によるもので、40℃か
ら50℃に設定した後には最大67℃までオーバーシュート
し、その後50℃の定常状態に戻っている。第5図(a)は
本考案による場合であり、設定した後に52℃程度まで温
度上昇した後50℃の定常状態に移行している。このよう
に、従来構造のものに比べると、オーバーシュートの大
きさが格段に小さくなり、高温側に設定したときでも異
常高温の湯が吐出されることはない。
フであり、混合水温度を40℃から50℃へ高温設定した状
況を示す。第5図(b)は従来構造によるもので、40℃か
ら50℃に設定した後には最大67℃までオーバーシュート
し、その後50℃の定常状態に戻っている。第5図(a)は
本考案による場合であり、設定した後に52℃程度まで温
度上昇した後50℃の定常状態に移行している。このよう
に、従来構造のものに比べると、オーバーシュートの大
きさが格段に小さくなり、高温側に設定したときでも異
常高温の湯が吐出されることはない。
以上に説明したように、本考案のサーモスタットミキシ
ングバルブでは、湯と水の混合比を変える制御弁の弁体
を従来の銅合金製等に代えて線膨張係数の大きな合成樹
脂製としている。このため混合水の温度を上げるときに
は弁体が膨張して取付座との嵌め合いがきつくなり、弁
体はゆっくりと高温側設定側へ移動して最終位置に動く
ようにすることができる。したがって、感温体の動きに
弁体が追従した後に最終位置に設定されていた従来構造
に比べて、設定初期のオーバーシュートが大幅に小さく
なる。このため、高温設定したときでも、一時的に異常
高温の湯が吐出されることがなく、浴槽用やシャワー用
として安全に使用できる。
ングバルブでは、湯と水の混合比を変える制御弁の弁体
を従来の銅合金製等に代えて線膨張係数の大きな合成樹
脂製としている。このため混合水の温度を上げるときに
は弁体が膨張して取付座との嵌め合いがきつくなり、弁
体はゆっくりと高温側設定側へ移動して最終位置に動く
ようにすることができる。したがって、感温体の動きに
弁体が追従した後に最終位置に設定されていた従来構造
に比べて、設定初期のオーバーシュートが大幅に小さく
なる。このため、高温設定したときでも、一時的に異常
高温の湯が吐出されることがなく、浴槽用やシャワー用
として安全に使用できる。
第1図は本考案の1実施例を示すサーモスタットミキシ
ングバルブの正面縦断面図、第2図は第1図のI−I線
矢視断面図、第3図は従来例の要部断面図、第4図は本
考案における弁体及びスリーブの動きを示す図、第5図
はオーバーシュート量の比較を示すグラフ、第6図はオ
ーバーシュートの発生を説明するための弁体とスリーブ
の動きを示す概略断面図である。 1:本体、1a:水用脚管 1b:湯用脚管、2:水室 2a:水弁座、3:湯室 3a:湯弁座、4:吐水流路 5:弁体、5a:湯流入孔 6:スリーブ、6a:水流入孔 6b:流出孔、7:感温体 7a:ピン、8:外周面 8a:シール材、9:取付座 10:スプリング、11:温度設定ハンドル 11a:スピンドル、11b:駆動軸 11c:スプリング、11d:受け体 A:制御弁
ングバルブの正面縦断面図、第2図は第1図のI−I線
矢視断面図、第3図は従来例の要部断面図、第4図は本
考案における弁体及びスリーブの動きを示す図、第5図
はオーバーシュート量の比較を示すグラフ、第6図はオ
ーバーシュートの発生を説明するための弁体とスリーブ
の動きを示す概略断面図である。 1:本体、1a:水用脚管 1b:湯用脚管、2:水室 2a:水弁座、3:湯室 3a:湯弁座、4:吐水流路 5:弁体、5a:湯流入孔 6:スリーブ、6a:水流入孔 6b:流出孔、7:感温体 7a:ピン、8:外周面 8a:シール材、9:取付座 10:スプリング、11:温度設定ハンドル 11a:スピンドル、11b:駆動軸 11c:スプリング、11d:受け体 A:制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−92287(JP,U) 実開 昭56−82368(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】本体内へ供給した水と湯を混合する一軸操
作型の制御弁を備え、該制御弁の弁体を混合水の温度に
感応する感温体に連接したサーモスタットミキシングバ
ルブであって、前記弁体を前記本体の内部に形成した取
付座に摺動自在に挿入すると共に、該弁体の移動方向に
形成した水弁座及び湯弁座との間の弁開度によって水と
湯との混合比を設定可能とし、更に該弁体は前記本体の
線膨張係数より大きい合成樹脂素材としたことを特徴と
するサーモスタットミキシングバルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4125589U JPH0633275Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | サーモスタットミキシングバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4125589U JPH0633275Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | サーモスタットミキシングバルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02132186U JPH02132186U (ja) | 1990-11-02 |
| JPH0633275Y2 true JPH0633275Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31551767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4125589U Expired - Lifetime JPH0633275Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | サーモスタットミキシングバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633275Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-07 JP JP4125589U patent/JPH0633275Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02132186U (ja) | 1990-11-02 |
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