JPH0633332Y2 - 冷蔵庫等のドア開閉装置 - Google Patents
冷蔵庫等のドア開閉装置Info
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- JPH0633332Y2 JPH0633332Y2 JP1988020081U JP2008188U JPH0633332Y2 JP H0633332 Y2 JPH0633332 Y2 JP H0633332Y2 JP 1988020081 U JP1988020081 U JP 1988020081U JP 2008188 U JP2008188 U JP 2008188U JP H0633332 Y2 JPH0633332 Y2 JP H0633332Y2
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- Japan
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- door
- opening
- speed
- opened
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、支点を中心として開閉自在に設けられたド
アを備えた冷蔵庫等のドア開閉装置に関する。
アを備えた冷蔵庫等のドア開閉装置に関する。
(従来の技術) 物品収納庫や冷蔵庫等には、支点を中心として開閉自在
のドアが設けられている。特に、保冷を要求される冷蔵
庫の場合、ドア内面の全周縁にシール用ゴムが設けら
れ、磁石等のロック手段でドアの閉じ位置を保持するよ
うになっている。そして、閉じられているドアは、これ
に設けられた把手等の手掛け部に手指を掛けてロック手
段のロック作用を解除してから開くようになっている。
また、ドアとこれを支持している本体との間にばねを配
設し、把手と連動するロック手段を解除すると、このば
ねの蓄勢力によってドアが開くようになしたドア開閉装
置も知られている。
のドアが設けられている。特に、保冷を要求される冷蔵
庫の場合、ドア内面の全周縁にシール用ゴムが設けら
れ、磁石等のロック手段でドアの閉じ位置を保持するよ
うになっている。そして、閉じられているドアは、これ
に設けられた把手等の手掛け部に手指を掛けてロック手
段のロック作用を解除してから開くようになっている。
また、ドアとこれを支持している本体との間にばねを配
設し、把手と連動するロック手段を解除すると、このば
ねの蓄勢力によってドアが開くようになしたドア開閉装
置も知られている。
(考案が解決しようとする課題) 従来、冷蔵庫等のドアは、把手を手で引いて開くように
なっており、手が塞がっている場合にはドアを開くこと
ができない、という問題がある。また、把手をなくして
手掛け用の凹部に手指を入れて開くようにしたドアも見
受けられるが、システムキッチンのように、冷蔵庫を含
む各種の収納庫群の前面がドアで構成されていて且つこ
のドアを面一となるように配置する場合には、充分な大
きさの手掛け用凹部を設けるスペースがないため、ドア
開閉の操作性が悪くなったり、面一であるべき面に把手
等の突起物が突出していて見映えが悪くなる。
なっており、手が塞がっている場合にはドアを開くこと
ができない、という問題がある。また、把手をなくして
手掛け用の凹部に手指を入れて開くようにしたドアも見
受けられるが、システムキッチンのように、冷蔵庫を含
む各種の収納庫群の前面がドアで構成されていて且つこ
のドアを面一となるように配置する場合には、充分な大
きさの手掛け用凹部を設けるスペースがないため、ドア
開閉の操作性が悪くなったり、面一であるべき面に把手
等の突起物が突出していて見映えが悪くなる。
また、開放用のばねを設ける場合、ドアの重量に合わせ
た特性を持つばねを選択することにより、ばねの蓄勢力
で自動的に開くという利点があるも、冷蔵庫のドアのよ
うに、ドアポケットの収納物の質量や有無によってその
実質的な重量が変動するタイプのドアには、単なる開放
用ばねを設けることはできない。何故なら、例えば重量
が大の状態のドアに合わせた開放用ばねを選択すると、
重量が小のときのドアは不必要に勢い良く開いてしま
う、という問題があるからである。
た特性を持つばねを選択することにより、ばねの蓄勢力
で自動的に開くという利点があるも、冷蔵庫のドアのよ
うに、ドアポケットの収納物の質量や有無によってその
実質的な重量が変動するタイプのドアには、単なる開放
用ばねを設けることはできない。何故なら、例えば重量
が大の状態のドアに合わせた開放用ばねを選択すると、
重量が小のときのドアは不必要に勢い良く開いてしま
う、という問題があるからである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、従来のドア開閉装置が未だ有している課題を
解決した冷蔵庫等のドア開閉装置の提供を目的としてい
て、外部からの操作によってそのロックを解除でき支点
を中心として開閉自在のドアを閉じ位置にロックするロ
ック手段と、上記ドアが閉じる向きに回動させられると
きドア開方向へ向かうドア開放力を蓄勢される蓄勢手段
と、上記ロック手段が解放されたとき上記蓄勢手段の蓄
勢力を調速してドアに伝達する調速手段とを備えてい
る。
解決した冷蔵庫等のドア開閉装置の提供を目的としてい
て、外部からの操作によってそのロックを解除でき支点
を中心として開閉自在のドアを閉じ位置にロックするロ
ック手段と、上記ドアが閉じる向きに回動させられると
きドア開方向へ向かうドア開放力を蓄勢される蓄勢手段
と、上記ロック手段が解放されたとき上記蓄勢手段の蓄
勢力を調速してドアに伝達する調速手段とを備えてい
る。
(作用) 外部からロック手段のロック作用を解除すると、蓄勢手
段のドア開放力が調速手段によって調速されてドアに伝
達され、調速された速度でドアが開かれる。ドアを閉じ
る向きに回動させると、蓄勢手段がドア開放力を蓄勢す
る。
段のドア開放力が調速手段によって調速されてドアに伝
達され、調速された速度でドアが開かれる。ドアを閉じ
る向きに回動させると、蓄勢手段がドア開放力を蓄勢す
る。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に説明す
る。
る。
第1図及び第2図において、冷蔵庫1には、それぞれの
支点2a,3a(第2図に一方のみ示す)を回動中心として
開閉自在のドア2,3が設けられている。ドア2,3の内側に
は、周知のように、断熱シール用のゴムが取付けられた
り、ドアポケットが設けられているのであるが、これら
は図示を省いてある。冷蔵庫本体の前側の面1aであっ
て、ドア2の下側縁内側の面が当接する部分には、ロッ
ク手段4と開き装置5がそれぞれ配設されている。ロッ
ク手段4は、ドア2の先端部2bに対向する位置に設けら
れていて、磁石やハートカムを用いた周知のプッシュ・
プッシュ方式のロック手段である。このプッシュ・プッ
シュ方式のロック手段4は、ドア2を閉じてこれを押す
と、該ドアの先端部に設けられた磁性体やロックピン
(何れも図示せず)がロック手段に吸着・係合されてこ
れをロックし、閉じ位置に置かれたドアをいま一度押す
とロック手段のロック作用が解除される方式である。ド
アは、シール用のゴムを介して冷蔵庫本体に接している
ので、このゴムを撓わませることによってドアは押込む
ことが可能である。
支点2a,3a(第2図に一方のみ示す)を回動中心として
開閉自在のドア2,3が設けられている。ドア2,3の内側に
は、周知のように、断熱シール用のゴムが取付けられた
り、ドアポケットが設けられているのであるが、これら
は図示を省いてある。冷蔵庫本体の前側の面1aであっ
て、ドア2の下側縁内側の面が当接する部分には、ロッ
ク手段4と開き装置5がそれぞれ配設されている。ロッ
ク手段4は、ドア2の先端部2bに対向する位置に設けら
れていて、磁石やハートカムを用いた周知のプッシュ・
プッシュ方式のロック手段である。このプッシュ・プッ
シュ方式のロック手段4は、ドア2を閉じてこれを押す
と、該ドアの先端部に設けられた磁性体やロックピン
(何れも図示せず)がロック手段に吸着・係合されてこ
れをロックし、閉じ位置に置かれたドアをいま一度押す
とロック手段のロック作用が解除される方式である。ド
アは、シール用のゴムを介して冷蔵庫本体に接している
ので、このゴムを撓わませることによってドアは押込む
ことが可能である。
開き装置5は、支点2aに近いドア内側面2cに対向して配
設されていて、その作動ピン10を本体の面から突出させ
られている。開き装置5の概要を第3図において説明す
ると、この装置は、ドアが閉じる向きに回動させられる
とき、ドア開方向へ向かうドア開放力を蓄勢される蓄勢
手段11と、上記ロック手段4のロック作用が解除された
とき、上記蓄勢手段11の蓄勢力を調速してドアに伝達す
る調速手段12と、これらを収納していて冷蔵庫本体内部
に固定されるケース13とからなっている。
設されていて、その作動ピン10を本体の面から突出させ
られている。開き装置5の概要を第3図において説明す
ると、この装置は、ドアが閉じる向きに回動させられる
とき、ドア開方向へ向かうドア開放力を蓄勢される蓄勢
手段11と、上記ロック手段4のロック作用が解除された
とき、上記蓄勢手段11の蓄勢力を調速してドアに伝達す
る調速手段12と、これらを収納していて冷蔵庫本体内部
に固定されるケース13とからなっている。
蓄勢手段11は、ケース13に対して進退自在に設けられ、
その先端部10aをケース外に突出させてドア内側面2cに
衝合可能に位置させた作動ピン10と、この作動ピンの基
端部10bにその一端14aを係合させ、その他端14bをケー
スのばね受け部13aに係合させた伸張性の蓄勢ばね14と
からなっている。符号15は、作動ピン10を案内するガイ
ド部材の一つであるガイドコロを示している。作動ピン
10の先端部10aは、ドア2の支点2aに近いドア内側面2c
に衝合可能であって、ドアが閉じられたときには、その
内側面で押動されてケース内に押し込まれ、蓄勢ばね14
を押し縮めてドア開放力を蓄勢する。ロック手段4のロ
ック作用が解除されると、作動ピン10は蓄勢ばね14のド
ア開放力によって突出してドアを開くようになってい
る。
その先端部10aをケース外に突出させてドア内側面2cに
衝合可能に位置させた作動ピン10と、この作動ピンの基
端部10bにその一端14aを係合させ、その他端14bをケー
スのばね受け部13aに係合させた伸張性の蓄勢ばね14と
からなっている。符号15は、作動ピン10を案内するガイ
ド部材の一つであるガイドコロを示している。作動ピン
10の先端部10aは、ドア2の支点2aに近いドア内側面2c
に衝合可能であって、ドアが閉じられたときには、その
内側面で押動されてケース内に押し込まれ、蓄勢ばね14
を押し縮めてドア開放力を蓄勢する。ロック手段4のロ
ック作用が解除されると、作動ピン10は蓄勢ばね14のド
ア開放力によって突出してドアを開くようになってい
る。
調速手段12は、作動ピン10で押されて開くときのドアの
速度を調速するものであって、作動ピン10の移動速度に
制動を掛ける制動手段17と、作動ピン10と制動手段17と
の間に配設された歯車列18とからなっている。制動手段
17は、ケース13に設けられた軸受部13b,13cに回転自在
に支持されたウォーム軸19と、この軸に圧入されてい
て、該軸が所定以上の回転数で回転したとき弾性変形し
て拡開する摩擦部材20と、拡開したときの摩擦部剤が摺
擦してこれに制動を掛ける周壁を有するカップ部21とか
らなっている。摩擦部材20は、ゴム等の弾性材料からな
っているのであるが、風切り方式や渦電流方式などの他
の方式であっても良い。
速度を調速するものであって、作動ピン10の移動速度に
制動を掛ける制動手段17と、作動ピン10と制動手段17と
の間に配設された歯車列18とからなっている。制動手段
17は、ケース13に設けられた軸受部13b,13cに回転自在
に支持されたウォーム軸19と、この軸に圧入されてい
て、該軸が所定以上の回転数で回転したとき弾性変形し
て拡開する摩擦部材20と、拡開したときの摩擦部剤が摺
擦してこれに制動を掛ける周壁を有するカップ部21とか
らなっている。摩擦部材20は、ゴム等の弾性材料からな
っているのであるが、風切り方式や渦電流方式などの他
の方式であっても良い。
歯車列18は、作動ピン10の一側縁に形成されたラック部
22と、このラック部に噛み合うピニオン部23aと大径の
部分歯部23bを形成された歯車23と、ウォーム軸19と、
この軸に噛み合う大径のウォーム歯部24aと小径歯部24b
とからなる歯車24と、部分歯部23bに噛み合う小径歯部2
5aと小径歯部25bとからなる二段歯車25とから成ってい
る。各歯車23,24,25は、それぞれ支持軸23c,24c,25cに
よってケース13に回転自在に支持されている。歯車24の
小径歯部24bとウォーム歯部24aとの間には、スプリング
クラッチのような周知の一方向回転クラッチ(図示せ
ず)が介装されていて良い。このクラッチは、歯車列18
が示矢方向に回転するドア開時の小径歯部24bの回転は
ウォーム歯部24aに伝達するが、矢印と逆方向(ドア閉
時)の小径歯部24bの回転はウォーム歯部24aに伝達しな
いように作用するものである。
22と、このラック部に噛み合うピニオン部23aと大径の
部分歯部23bを形成された歯車23と、ウォーム軸19と、
この軸に噛み合う大径のウォーム歯部24aと小径歯部24b
とからなる歯車24と、部分歯部23bに噛み合う小径歯部2
5aと小径歯部25bとからなる二段歯車25とから成ってい
る。各歯車23,24,25は、それぞれ支持軸23c,24c,25cに
よってケース13に回転自在に支持されている。歯車24の
小径歯部24bとウォーム歯部24aとの間には、スプリング
クラッチのような周知の一方向回転クラッチ(図示せ
ず)が介装されていて良い。このクラッチは、歯車列18
が示矢方向に回転するドア開時の小径歯部24bの回転は
ウォーム歯部24aに伝達するが、矢印と逆方向(ドア閉
時)の小径歯部24bの回転はウォーム歯部24aに伝達しな
いように作用するものである。
そして、ドアが開く向きに回動して作動ピン10が矢印a
で示す向きに移動するとき、該ピンの移動速度は、これ
と一体のラック部22の移動速度が、歯車列18を介してウ
ォーム軸19に増速して伝達される。
で示す向きに移動するとき、該ピンの移動速度は、これ
と一体のラック部22の移動速度が、歯車列18を介してウ
ォーム軸19に増速して伝達される。
以上のように構成された実施例の作用を説明する。第1
図に示すドア3は閉じた状態を示していて、このとき、
該ドアはロック手段4によって閉じ位置に保持されてい
る。一方、ドアが閉じているとき、開き装置5は、その
作動ピン10を第3図に鎖線で示すようにドアの内側面2c
によって押し込まれて、蓄勢ばね14を押し縮めた状態に
置かれている。換言すると、作動ピン10は、ドアを開く
向きに付勢していることになるが、この作用は、ロック
手段がドアを閉じ位置に保持していることにより阻止さ
れている。
図に示すドア3は閉じた状態を示していて、このとき、
該ドアはロック手段4によって閉じ位置に保持されてい
る。一方、ドアが閉じているとき、開き装置5は、その
作動ピン10を第3図に鎖線で示すようにドアの内側面2c
によって押し込まれて、蓄勢ばね14を押し縮めた状態に
置かれている。換言すると、作動ピン10は、ドアを開く
向きに付勢していることになるが、この作用は、ロック
手段がドアを閉じ位置に保持していることにより阻止さ
れている。
さて、閉じた状態のドアを閉じ方向に押すと、ロック手
段4のロック作用が解除される。すると、蓄勢ばね14で
付勢されている作動ピン10が第3図に矢印aで示す向き
に押し出され、その先端部10aでドアの内側面2cを押す
ので、このドアは、自動的に開くことになる。ロック手
段4のロック作用が解除になったとき、作動ピン10は、
勢い良く突出するのではなく、ゆっくりとした速度でド
アを開放する。すなわち、第3図において、作動ピン10
が矢印a方向に移動を開始すると、歯車列18がその終端
のウォーム軸19を高速回転させる。ウォーム軸の回転が
所定速度を超えると、これに固定された摩擦部材20を拡
開してカップ部21の内周面を摺擦して該軸の回転に制動
を掛ける。ウォーム軸に制動が掛かるということは、ラ
ック部22の移動すなわち作動ピン10の移動に制動を掛け
ることになり、これで押し出すドアの開き速度を調速し
たことになる。制動によってウォーム軸の回転速度が低
下すると、摩擦部材20とカップ部21と摺接力が小さくな
って該軸の回転が上がる。摩擦部材20がカップ部21を摺
擦する力は、摩擦部材20に作用する遠心力に比例してい
て、常時接触している両者の摺接力が変化することによ
り、ウォーム軸の回転速度すなわちドアの開き速度を所
定幅内に保つことになる。従って、ドアが軽い状態のと
きには、作動ピン10に掛かる負荷が小さいので、摩擦部
材20には大きい遠心力が作用するが、摩擦部材はこれに
見合った制動力を発揮する。また、ドアが重い状態のと
き、作動ピンに掛かる負荷は、ドアの開き初めこそ大き
いが、ドアが開かれるに連れてその慣性で次第に小さく
なるため、摩擦部材に作用する遠心力もそれに連れて変
化し、カップ部を摺擦する力を変化させてドアの開き速
度を一定にする。すなわち、ドアの重量に拘らず略一定
の速度でドアは開くことになる。
段4のロック作用が解除される。すると、蓄勢ばね14で
付勢されている作動ピン10が第3図に矢印aで示す向き
に押し出され、その先端部10aでドアの内側面2cを押す
ので、このドアは、自動的に開くことになる。ロック手
段4のロック作用が解除になったとき、作動ピン10は、
勢い良く突出するのではなく、ゆっくりとした速度でド
アを開放する。すなわち、第3図において、作動ピン10
が矢印a方向に移動を開始すると、歯車列18がその終端
のウォーム軸19を高速回転させる。ウォーム軸の回転が
所定速度を超えると、これに固定された摩擦部材20を拡
開してカップ部21の内周面を摺擦して該軸の回転に制動
を掛ける。ウォーム軸に制動が掛かるということは、ラ
ック部22の移動すなわち作動ピン10の移動に制動を掛け
ることになり、これで押し出すドアの開き速度を調速し
たことになる。制動によってウォーム軸の回転速度が低
下すると、摩擦部材20とカップ部21と摺接力が小さくな
って該軸の回転が上がる。摩擦部材20がカップ部21を摺
擦する力は、摩擦部材20に作用する遠心力に比例してい
て、常時接触している両者の摺接力が変化することによ
り、ウォーム軸の回転速度すなわちドアの開き速度を所
定幅内に保つことになる。従って、ドアが軽い状態のと
きには、作動ピン10に掛かる負荷が小さいので、摩擦部
材20には大きい遠心力が作用するが、摩擦部材はこれに
見合った制動力を発揮する。また、ドアが重い状態のと
き、作動ピンに掛かる負荷は、ドアの開き初めこそ大き
いが、ドアが開かれるに連れてその慣性で次第に小さく
なるため、摩擦部材に作用する遠心力もそれに連れて変
化し、カップ部を摺擦する力を変化させてドアの開き速
度を一定にする。すなわち、ドアの重量に拘らず略一定
の速度でドアは開くことになる。
第3図に実線で示す位置まで作動ピン10が突出したと
き、ドア2の自由端縁2d(第2図参照)と冷蔵庫本体と
の間には、手や肘等を差し入れられるだけの隙間が生じ
る。従って、両手が塞がった状態でドアを開こうとする
場合、ドアの一部を閉じ方向に押してロック手段のロッ
ク作用を解除するだけでドアは自動的に開かれることに
なる。なお、第1図及び第2図に示すドア2の開き位置
は、作動ピン10である程度開放されたドアを手で開いた
状態を示しいる。作動ピン10の突出長さを大きくするか
又はその突出速度を早くすれば、ドアを大きく開くこと
も可能である。しかし、ピンの突出長さを大きくすると
装置が大嵩化し、速度を早くすると、ドアポケットの収
納物の有無やその軽重に応じてドアの実質的な重量換言
すると作動ピンに掛かる負荷が変動するので、ドアの開
き速度が変化してしまう。従って、作動ピンの突出長さ
は、ドアに最低限の開き角度が確保される程度に設定さ
れ、開き速度も急激なものにならないように設定され
る。
き、ドア2の自由端縁2d(第2図参照)と冷蔵庫本体と
の間には、手や肘等を差し入れられるだけの隙間が生じ
る。従って、両手が塞がった状態でドアを開こうとする
場合、ドアの一部を閉じ方向に押してロック手段のロッ
ク作用を解除するだけでドアは自動的に開かれることに
なる。なお、第1図及び第2図に示すドア2の開き位置
は、作動ピン10である程度開放されたドアを手で開いた
状態を示しいる。作動ピン10の突出長さを大きくするか
又はその突出速度を早くすれば、ドアを大きく開くこと
も可能である。しかし、ピンの突出長さを大きくすると
装置が大嵩化し、速度を早くすると、ドアポケットの収
納物の有無やその軽重に応じてドアの実質的な重量換言
すると作動ピンに掛かる負荷が変動するので、ドアの開
き速度が変化してしまう。従って、作動ピンの突出長さ
は、ドアに最低限の開き角度が確保される程度に設定さ
れ、開き速度も急激なものにならないように設定され
る。
次に、開いているドアを閉じる向きに回動すると、その
内側面2cが作動ピン10に衝合して、これを第3図の矢印
aと逆の向きに押込む。押し込まれる作動ピン10は、蓄
勢ばね14を押し縮めてこれにドア開放力を蓄勢する。作
動ピン10が矢印aと逆向きに移動すると、ラック部22に
連なっている歯車列が矢印と逆向きにそれぞれ回転す
る。歯車24の小径歯部24bが矢印と逆向きに回転すると
き、図示しない一方向回転クラッチが作用してこの回転
をウォーム歯部24aに伝達しない。ウォーム歯部が回転
しないと、制動手段17が作動しないので、歯車列18すな
わち作動ピンの移動にブレーキ力が作用しない。よっ
て、閉じるドアはこれを軽い力で回動することができ
る。
内側面2cが作動ピン10に衝合して、これを第3図の矢印
aと逆の向きに押込む。押し込まれる作動ピン10は、蓄
勢ばね14を押し縮めてこれにドア開放力を蓄勢する。作
動ピン10が矢印aと逆向きに移動すると、ラック部22に
連なっている歯車列が矢印と逆向きにそれぞれ回転す
る。歯車24の小径歯部24bが矢印と逆向きに回転すると
き、図示しない一方向回転クラッチが作用してこの回転
をウォーム歯部24aに伝達しない。ウォーム歯部が回転
しないと、制動手段17が作動しないので、歯車列18すな
わち作動ピンの移動にブレーキ力が作用しない。よっ
て、閉じるドアはこれを軽い力で回動することができ
る。
閉じ方向に回動するドアがロック手段4に捕捉されて閉
じ位置に保持されたとき、作動ピン10は、第3図に鎖線
で示す蓄勢位置まで押し込まれこの位置に保持される。
じ位置に保持されたとき、作動ピン10は、第3図に鎖線
で示す蓄勢位置まで押し込まれこの位置に保持される。
なお、図示の実施例は、その内側に可撓性のシール用ゴ
ムが設けられたドアを有する冷蔵庫を挙げたが、本考案
は、冷蔵庫に限られるものではなく、支点を中心として
開閉自在のドアを備えた各種収納庫にも適用できること
勿論である。ロック手段のロック作用を解除するために
押動する部分が、ドア本体に対して押し込み可能なロッ
ク解除釦(第2図の符号4A参照)であってもよく、この
釦は、非押込み時にはドアの表面と面一であるように配
設されることが好ましい。また、ロック手段としては、
前述したハートカム式のようなメカ方式に限らず、電磁
式であってもよい。更に、図示の実施例においては、蓄
勢手段11の作動ピン10にラック部22を形成することによ
って、調速手段12の調速作用が作動ピンを介してドアに
伝達されている。換言すると作動ピンが両手段の構成の
一部を兼ねているが、蓄勢ばね14を蓄勢する部材と、調
速しつつドアを開く部材とを別部材とすることによって
両手段を別構成としてもよい。なお、図示の作動ピン10
は、直線的に往復動するが、円弧上で往復移動自在に配
設されてよい。また、ロック手段4と開き装置5の配設
位置が図示の位置に限定されるものでないこと勿論であ
る。
ムが設けられたドアを有する冷蔵庫を挙げたが、本考案
は、冷蔵庫に限られるものではなく、支点を中心として
開閉自在のドアを備えた各種収納庫にも適用できること
勿論である。ロック手段のロック作用を解除するために
押動する部分が、ドア本体に対して押し込み可能なロッ
ク解除釦(第2図の符号4A参照)であってもよく、この
釦は、非押込み時にはドアの表面と面一であるように配
設されることが好ましい。また、ロック手段としては、
前述したハートカム式のようなメカ方式に限らず、電磁
式であってもよい。更に、図示の実施例においては、蓄
勢手段11の作動ピン10にラック部22を形成することによ
って、調速手段12の調速作用が作動ピンを介してドアに
伝達されている。換言すると作動ピンが両手段の構成の
一部を兼ねているが、蓄勢ばね14を蓄勢する部材と、調
速しつつドアを開く部材とを別部材とすることによって
両手段を別構成としてもよい。なお、図示の作動ピン10
は、直線的に往復動するが、円弧上で往復移動自在に配
設されてよい。また、ロック手段4と開き装置5の配設
位置が図示の位置に限定されるものでないこと勿論であ
る。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、外部からのロック作用
解除操作を行なうだけで、ドアが開くので、たとえ両手
が塞がっていてもドアを開けられることになり、ドアの
使い勝手が向上する。しかも、ドアの開き速度が調速さ
れていて、ドアの重量の変動に左右されることなく略一
定の速度で開くように作用するので、特にその重量が変
動する冷蔵庫等のドアに用いられていて好適である。ま
た、把手レスのドアにできるので、ドアの構造が簡単に
なると共にその前面に突起物がなくなる、という効果も
ある。
解除操作を行なうだけで、ドアが開くので、たとえ両手
が塞がっていてもドアを開けられることになり、ドアの
使い勝手が向上する。しかも、ドアの開き速度が調速さ
れていて、ドアの重量の変動に左右されることなく略一
定の速度で開くように作用するので、特にその重量が変
動する冷蔵庫等のドアに用いられていて好適である。ま
た、把手レスのドアにできるので、ドアの構造が簡単に
なると共にその前面に突起物がなくなる、という効果も
ある。
第1図は本考案の一実施例を示すドア開閉装置の用部を
示す斜視図、第2図はドアに対するロック手段と開き装
置の相対位置を示す概略平面図、第3図は蓄勢手段と調
速手段の一例を示す概略平面図である。 2……ドア、4……ロック手段、5……開き装置、11…
…蓄勢手段、12……調速手段。
示す斜視図、第2図はドアに対するロック手段と開き装
置の相対位置を示す概略平面図、第3図は蓄勢手段と調
速手段の一例を示す概略平面図である。 2……ドア、4……ロック手段、5……開き装置、11…
…蓄勢手段、12……調速手段。
Claims (1)
- 【請求項1】外部からの操作によってそのロックを解除
でき、支点を中心として開閉自在のドアを閉じ位置にロ
ックするロック手段と、 上記ドアが閉じる向きに回動させられるとき、ドア開方
向へ向かうドア開放力を蓄勢される蓄勢手段と、 上記ロック手段が解放されたとき、上記蓄勢手段の蓄勢
力を調速してドアに伝達する調速手段とを備えた冷蔵庫
等のドア開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988020081U JPH0633332Y2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 冷蔵庫等のドア開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988020081U JPH0633332Y2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 冷蔵庫等のドア開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01123188U JPH01123188U (ja) | 1989-08-22 |
| JPH0633332Y2 true JPH0633332Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31236154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988020081U Expired - Lifetime JPH0633332Y2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 冷蔵庫等のドア開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633332Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9688874B2 (en) | 2013-10-25 | 2017-06-27 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Method of making a bicyclic guanidine-cured acrylic coating |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3591628B2 (ja) * | 1999-05-12 | 2004-11-24 | 株式会社三協精機製作所 | 動作補助装置および冷蔵庫用の動作補助装置 |
| JP2017146058A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5048440U (ja) * | 1973-08-30 | 1975-05-13 | ||
| JPS5054660U (ja) * | 1973-09-13 | 1975-05-24 | ||
| JPS6111406Y2 (ja) * | 1980-10-02 | 1986-04-10 |
-
1988
- 1988-02-18 JP JP1988020081U patent/JPH0633332Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9688874B2 (en) | 2013-10-25 | 2017-06-27 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Method of making a bicyclic guanidine-cured acrylic coating |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01123188U (ja) | 1989-08-22 |
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