JPH06333336A - ディスク回転装置および回転速度変動抑制方法 - Google Patents
ディスク回転装置および回転速度変動抑制方法Info
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- JPH06333336A JPH06333336A JP14291693A JP14291693A JPH06333336A JP H06333336 A JPH06333336 A JP H06333336A JP 14291693 A JP14291693 A JP 14291693A JP 14291693 A JP14291693 A JP 14291693A JP H06333336 A JPH06333336 A JP H06333336A
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- signal
- rotation
- speed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスクの半径方向に対するヘッドの位置に
よって変化する風損の負荷変動を補正することによっ
て、回転速度への影響を抑えて高精度の回転制御を可能
にする。 【構成】 ディスク回転装置において、ディスクの半径
方向の位置に基く信号と、速度差検出手段からの検出信
号に基く信号との和信号を、回転速度制御手段の出力信
号として生成する。 【効果】 アクセスアーム(ヘッド)の位置の情報に基
き、風損量データ群の中から適切な値を選択して加算し
てモータへ電力を印加することにより、アクセスアーム
の位置の移動動作による風損変化に対応することがで
き、ディスクの回転変動が極めて小さく抑えられる。
よって変化する風損の負荷変動を補正することによっ
て、回転速度への影響を抑えて高精度の回転制御を可能
にする。 【構成】 ディスク回転装置において、ディスクの半径
方向の位置に基く信号と、速度差検出手段からの検出信
号に基く信号との和信号を、回転速度制御手段の出力信
号として生成する。 【効果】 アクセスアーム(ヘッド)の位置の情報に基
き、風損量データ群の中から適切な値を選択して加算し
てモータへ電力を印加することにより、アクセスアーム
の位置の移動動作による風損変化に対応することがで
き、ディスクの回転変動が極めて小さく抑えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ディスク等のデ
ィスク回転装置および回転速度変動抑制方法に係り、特
に、ディスクの半径方向に対するヘッドの位置によって
変化する風損の負荷変動を補正することによって、回転
速度への影響を抑えて高精度の回転制御を可能にしたデ
ィスク回転装置および回転速度変動抑制方法に関する。
ィスク回転装置および回転速度変動抑制方法に係り、特
に、ディスクの半径方向に対するヘッドの位置によって
変化する風損の負荷変動を補正することによって、回転
速度への影響を抑えて高精度の回転制御を可能にしたデ
ィスク回転装置および回転速度変動抑制方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ディスク装置では、ディス
ク状記憶担体を回転駆動するために、スピンドルモータ
が使用されている。例えば、磁気ディスク装置において
は、その回転数は、約2,000〜4,000rpmで
あり、一定の回転数を維持するために、モータの回転速
度を制御するサーボ機能が付加されている。
ク状記憶担体を回転駆動するために、スピンドルモータ
が使用されている。例えば、磁気ディスク装置において
は、その回転数は、約2,000〜4,000rpmで
あり、一定の回転数を維持するために、モータの回転速
度を制御するサーボ機能が付加されている。
【0003】図10は、磁気ディスク装置について、そ
の要部構成の一例を示す機能ブロック図である。図にお
いて、1はスピンドルモータ、2はドライバ回路、3は
スピンドルモータ・サーボ回路、4はVCM(ボイスコ
イルモータ)ドライバ回路、5はVCMサーボ回路、6
は動作状態制御回路、7はリード/ライト回路、8は位
置ズレ信号生成回路、9はデータ変復調回路、10は上
位装置インターフェース回路、11は上位装置、21は
磁気ディスク、22は磁気ヘッド、23はキャリッジ、
24はアクチュエータを示す。
の要部構成の一例を示す機能ブロック図である。図にお
いて、1はスピンドルモータ、2はドライバ回路、3は
スピンドルモータ・サーボ回路、4はVCM(ボイスコ
イルモータ)ドライバ回路、5はVCMサーボ回路、6
は動作状態制御回路、7はリード/ライト回路、8は位
置ズレ信号生成回路、9はデータ変復調回路、10は上
位装置インターフェース回路、11は上位装置、21は
磁気ディスク、22は磁気ヘッド、23はキャリッジ、
24はアクチュエータを示す。
【0004】この図10に示した磁気ディスク装置にお
いて、磁気ディスク21と、磁気ヘッド22と、キャリ
ッジ23と、アクチュエータ24とが、HDA部(ハー
ド・ディスク・アクセス機構)を構成している。各部の
構成と動作は、概略次のとおりである。
いて、磁気ディスク21と、磁気ヘッド22と、キャリ
ッジ23と、アクチュエータ24とが、HDA部(ハー
ド・ディスク・アクセス機構)を構成している。各部の
構成と動作は、概略次のとおりである。
【0005】磁気ディスク21は、スピンドルモータ1
によって回転駆動される。磁気ヘッド22は、キャリッ
ジ23の先端に取付けられている。アクチュエータ24
の他端には、アクセスモータが配置されており、磁気ヘ
ッド22を、磁気ディスク21上に同心円状に配置され
たデータ記憶トラックに位置決めさせる。
によって回転駆動される。磁気ヘッド22は、キャリッ
ジ23の先端に取付けられている。アクチュエータ24
の他端には、アクセスモータが配置されており、磁気ヘ
ッド22を、磁気ディスク21上に同心円状に配置され
たデータ記憶トラックに位置決めさせる。
【0006】この場合の位置決め動作は、VCMドライ
バ回路4、すなわち、位置ズレ信号生成回路8の出力信
号に基いて、VCMサーボ回路5を介してアクチュエー
タ24を駆動するVCMドライバ回路4によって実行さ
れる。そのために、この位置ズレ信号生成回路8は、磁
気ヘッド22から再生された位置決めのためのサーボ情
報の検出や、アクチュエータ24の回転角や移動位置を
示す検出器からの信号等によって、磁気ディスク21上
のトラックからのズレ量を検出する機能を有している。
バ回路4、すなわち、位置ズレ信号生成回路8の出力信
号に基いて、VCMサーボ回路5を介してアクチュエー
タ24を駆動するVCMドライバ回路4によって実行さ
れる。そのために、この位置ズレ信号生成回路8は、磁
気ヘッド22から再生された位置決めのためのサーボ情
報の検出や、アクチュエータ24の回転角や移動位置を
示す検出器からの信号等によって、磁気ディスク21上
のトラックからのズレ量を検出する機能を有している。
【0007】このような位置決め動作により、磁気ヘッ
ド22が、磁気ディスク21上の同心円状のトラックに
位置決めされる。また、スピンドルモータ1は、その回
転子の磁極変化の状態を検出する方法等によって、その
速度回転が検出され、その速度検出信号が、スピンドル
モータ・サーボ回路3へ与えられる。
ド22が、磁気ディスク21上の同心円状のトラックに
位置決めされる。また、スピンドルモータ1は、その回
転子の磁極変化の状態を検出する方法等によって、その
速度回転が検出され、その速度検出信号が、スピンドル
モータ・サーボ回路3へ与えられる。
【0008】このスピンドルモータ・サーボ回路3で
は、予め設定された回転速度が保持されるように、その
制御量の情報をドライバ回路2へ与えて、スピンドルモ
ータ1の回転速度を所定値に維持する。動作状態制御回
路6は、上位装置11から発せられた指令を、上位装置
インターフェース回路10を介して受信する。
は、予め設定された回転速度が保持されるように、その
制御量の情報をドライバ回路2へ与えて、スピンドルモ
ータ1の回転速度を所定値に維持する。動作状態制御回
路6は、上位装置11から発せられた指令を、上位装置
インターフェース回路10を介して受信する。
【0009】この場合の指令内容、すなわち、動作の内
容としては、アクチュエータ24を任意のトラックへ移
動させる指令(シーク指令)、スピンドルモータ1の起
動や停止を行う指令等があり、それぞれの指令は、VC
Mサーボ回路5や、スピンドルモータ・サーボ回路3
へ、予め決められた指令信号として与えられる。ここ
で、HDA部(ハード・ディスク・アクセス機構)につ
いて述べる。
容としては、アクチュエータ24を任意のトラックへ移
動させる指令(シーク指令)、スピンドルモータ1の起
動や停止を行う指令等があり、それぞれの指令は、VC
Mサーボ回路5や、スピンドルモータ・サーボ回路3
へ、予め決められた指令信号として与えられる。ここ
で、HDA部(ハード・ディスク・アクセス機構)につ
いて述べる。
【0010】図11は、磁気ディスク装置のHDA部の
周辺について、要部構成の一例を示す一部切り欠き側面
図である。図における符号は図10と同様であり、ま
た、25はアクセスモータ、26は機密収容器、27は
ハブ機構部、28は磁気ヘッドスライダ、29はアクセ
スアームを示す。
周辺について、要部構成の一例を示す一部切り欠き側面
図である。図における符号は図10と同様であり、ま
た、25はアクセスモータ、26は機密収容器、27は
ハブ機構部、28は磁気ヘッドスライダ、29はアクセ
スアームを示す。
【0011】磁気ディスク装置のHDA部は、この図1
1に示すように、そのHDA部の周囲が機密収容器26
で囲まれており、この図11では、その内部に、6枚に
積層された磁気ディスク21が収納されている場合を示
している。磁気ディスク21は、スピンドルモータ1に
よって回転される。
1に示すように、そのHDA部の周囲が機密収容器26
で囲まれており、この図11では、その内部に、6枚に
積層された磁気ディスク21が収納されている場合を示
している。磁気ディスク21は、スピンドルモータ1に
よって回転される。
【0012】そして、これら6枚の磁気ディスク21の
間に位置するように、5本のアクセスアーム29が設け
られている。これら5本のアクセスアーム29がスタッ
クされたアクチュエータ24は、アクセスモータ25に
よって、磁気ディスク21上の任意のトラックへ移動さ
れ、位置決めされる。
間に位置するように、5本のアクセスアーム29が設け
られている。これら5本のアクセスアーム29がスタッ
クされたアクチュエータ24は、アクセスモータ25に
よって、磁気ディスク21上の任意のトラックへ移動さ
れ、位置決めされる。
【0013】ところで、磁気ヘッド(図10の22)
が、磁気ディスク21上の外周位置にあるときと内周位
置にあるときとでは、トラックの1回転に対応する磁気
ヘッドの移動距離が異なる。この関係を、次の図12と
図13によって説明する。
が、磁気ディスク21上の外周位置にあるときと内周位
置にあるときとでは、トラックの1回転に対応する磁気
ヘッドの移動距離が異なる。この関係を、次の図12と
図13によって説明する。
【0014】図12は、ヘッドアクセス機構の一例を示
す上面図である。図における符号は図11と同様であ
り、また、30はヘッドジンバル、31はヘッドリフ
タ、32はピン、33aと33bはワッシャ、34はバ
ネ、35はカム、36はカートリッジケースを示し、2
1aは磁気ディスク21の外径、21bは磁気ディスク
21の浮上保障領域、21cはヘッドランディング領
域、21dはデータ領域、24aはアクチュエータ24
の回転中心、はアクチュエータ24のリトラクト位
置、は外周位置、は内周位置を示す。
す上面図である。図における符号は図11と同様であ
り、また、30はヘッドジンバル、31はヘッドリフ
タ、32はピン、33aと33bはワッシャ、34はバ
ネ、35はカム、36はカートリッジケースを示し、2
1aは磁気ディスク21の外径、21bは磁気ディスク
21の浮上保障領域、21cはヘッドランディング領
域、21dはデータ領域、24aはアクチュエータ24
の回転中心、はアクチュエータ24のリトラクト位
置、は外周位置、は内周位置を示す。
【0015】この図12において、磁気ヘッド22が、
磁気ディスク21の外周位置にある場合、磁気ディス
ク21上には、磁気ヘッド22とヘッドジンバル30と
が存在し、アクセスアーム29は、僅かにかかっている
程度である。また、磁気ヘッド22が、磁気ディスク2
1の内周位置にある場合には、磁気ディスク21上
に、アクセスアーム29の大部分が存在している。
磁気ディスク21の外周位置にある場合、磁気ディス
ク21上には、磁気ヘッド22とヘッドジンバル30と
が存在し、アクセスアーム29は、僅かにかかっている
程度である。また、磁気ヘッド22が、磁気ディスク2
1の内周位置にある場合には、磁気ディスク21上
に、アクセスアーム29の大部分が存在している。
【0016】図13は、図12に示したヘッドアクセス
機構において、磁気ディスク21と磁気ヘッド22との
状態を説明する要部側面図で、(1) は磁気ヘッド22が
磁気ディスク21の外周位置に存在している状態、
(2) は磁気ディスク21の中周位置に存在している状
態、(3) は磁気ディスク21の内周位置に存在してい
る状態を示す。図における符号は図12と同様であり、
21eは磁気ディスク21の回転中心、37はヘッド支
持アーム(キャリッジ)を示す。
機構において、磁気ディスク21と磁気ヘッド22との
状態を説明する要部側面図で、(1) は磁気ヘッド22が
磁気ディスク21の外周位置に存在している状態、
(2) は磁気ディスク21の中周位置に存在している状
態、(3) は磁気ディスク21の内周位置に存在してい
る状態を示す。図における符号は図12と同様であり、
21eは磁気ディスク21の回転中心、37はヘッド支
持アーム(キャリッジ)を示す。
【0017】この図13(1) に示すように、磁気ヘッド
22が磁気ディスク21の外周位置に存在している状
態と、図13(3) に示すように、磁気ディスク21の内
周位置に存在している状態とでは、両者が対向する部
分の大きさが変化するので、磁気ディスク21の回転に
伴う空気の流れ(風)も異なる。すなわち、ヘッド支持
アーム37で支えられたヘッドジンバル30やアクセス
アーム29が、磁気ディスク21上に存在すると、磁気
ディスク21の回転に伴って空気の流れを妨げる一因に
なるが、その存在量が異なると、その影響も変化する。
22が磁気ディスク21の外周位置に存在している状
態と、図13(3) に示すように、磁気ディスク21の内
周位置に存在している状態とでは、両者が対向する部
分の大きさが変化するので、磁気ディスク21の回転に
伴う空気の流れ(風)も異なる。すなわち、ヘッド支持
アーム37で支えられたヘッドジンバル30やアクセス
アーム29が、磁気ディスク21上に存在すると、磁気
ディスク21の回転に伴って空気の流れを妨げる一因に
なるが、その存在量が異なると、その影響も変化する。
【0018】このように、磁気ヘッド22が、磁気ディ
スク21の外周位置に存在している状態と、内周位置
に存在している状態、さらに、図13(2) に示すよう
に、その中間の位置に存在している状態とでは、磁気デ
ィスク21の回転に伴う空気の流れ(風)が変化するの
で、回転動作に影響を及ぼす、という問題がある(従来
技術の第1の問題点)。この発明は、基本的には、この
第1の問題点を解決することを目的としているが、同時
に、次のような問題をも解決する。
スク21の外周位置に存在している状態と、内周位置
に存在している状態、さらに、図13(2) に示すよう
に、その中間の位置に存在している状態とでは、磁気デ
ィスク21の回転に伴う空気の流れ(風)が変化するの
で、回転動作に影響を及ぼす、という問題がある(従来
技術の第1の問題点)。この発明は、基本的には、この
第1の問題点を解決することを目的としているが、同時
に、次のような問題をも解決する。
【0019】ところで、このような磁気ディスク21の
回転動作においては、別の問題として、スピンドルモー
タ1の回転子を構成する磁石に着磁誤差が存在すること
によって、速度制御上の問題が発生する(従来技術の第
2の問題点)。この第2の問題点、すなわち、回転子を
構成する磁石に着磁誤差があっても、制御性能が高く、
しかも正確な回転速度制御が行えるようにしたスピンド
ルモータのサーボ装置については、この発明の発明者
が、すでに提案している(特願平4−280644号、
発明の名称「円板状記憶媒体の種類判別装置および駆動
装置の負荷の種類判別方法」)。
回転動作においては、別の問題として、スピンドルモー
タ1の回転子を構成する磁石に着磁誤差が存在すること
によって、速度制御上の問題が発生する(従来技術の第
2の問題点)。この第2の問題点、すなわち、回転子を
構成する磁石に着磁誤差があっても、制御性能が高く、
しかも正確な回転速度制御が行えるようにしたスピンド
ルモータのサーボ装置については、この発明の発明者
が、すでに提案している(特願平4−280644号、
発明の名称「円板状記憶媒体の種類判別装置および駆動
装置の負荷の種類判別方法」)。
【0020】まず、従来のスピンドルモータのサーボ装
置について、回転速度制御の動作を説明する。ここで
は、モータの回転子を構成する永久磁石に着磁誤差が存
在する状態と、スピンドルモータのサーボ装置による駆
動シーケンスについて述べる。
置について、回転速度制御の動作を説明する。ここで
は、モータの回転子を構成する永久磁石に着磁誤差が存
在する状態と、スピンドルモータのサーボ装置による駆
動シーケンスについて述べる。
【0021】図14は、回転子を構成する磁石の着磁状
態の一例を示す上面図である。図において、NとSは回
転子の磁石、α1 とα2 は着磁角度誤差を示し、破線は
実際の着磁状態を示す。
態の一例を示す上面図である。図において、NとSは回
転子の磁石、α1 とα2 は着磁角度誤差を示し、破線は
実際の着磁状態を示す。
【0022】この図14では、回転子が永久磁石であ
り、そのN極とS極とで構成される4組の磁石が設けら
れている場合について示している。理想的には、実線で
示すように着磁されるが、実際には、破線で示すように
着磁されてしまうので、着磁角度誤差α1 ,α2 が生じ
る。このようなスピンドルモータ回転磁石の着磁誤差
は、製造上不可避である。
り、そのN極とS極とで構成される4組の磁石が設けら
れている場合について示している。理想的には、実線で
示すように着磁されるが、実際には、破線で示すように
着磁されてしまうので、着磁角度誤差α1 ,α2 が生じ
る。このようなスピンドルモータ回転磁石の着磁誤差
は、製造上不可避である。
【0023】一方、磁気ディスク装置の場合、モータの
トルクに比べて、その負荷慣性が大きいので、通常、回
転数を一定に維持するためのサーボ装置に要求される応
答性能は、比較的低くてよい場合もある。そこで、サー
ボ系の構成も簡易化され、固定子(界磁巻線)の磁極を
制御するための検出器(一般的に、ホール効果を応用し
た要素)を使用して、その回転数の検出を行っている。
すなわち、応答性能が高い場合に採用される要素、具体
的には、回転子(磁石)の磁極の変化を検出するための
センサーや巻線等の付加的な要素が省略されている。ま
た、周波数発電器(FG)等も不要である。
トルクに比べて、その負荷慣性が大きいので、通常、回
転数を一定に維持するためのサーボ装置に要求される応
答性能は、比較的低くてよい場合もある。そこで、サー
ボ系の構成も簡易化され、固定子(界磁巻線)の磁極を
制御するための検出器(一般的に、ホール効果を応用し
た要素)を使用して、その回転数の検出を行っている。
すなわち、応答性能が高い場合に採用される要素、具体
的には、回転子(磁石)の磁極の変化を検出するための
センサーや巻線等の付加的な要素が省略されている。ま
た、周波数発電器(FG)等も不要である。
【0024】この図14のように、着磁角度誤差α1 ,
α2 を有する回転子は、例えば、3相の2個1対の巻線
のような界磁巻線(励磁巻線)で構成される固定子によ
って駆動され、また、回転子の磁極を検出するために、
例えば3個のホール素子が、各巻線の間に配置されてい
る。この場合の動作は、次のとおりである。
α2 を有する回転子は、例えば、3相の2個1対の巻線
のような界磁巻線(励磁巻線)で構成される固定子によ
って駆動され、また、回転子の磁極を検出するために、
例えば3個のホール素子が、各巻線の間に配置されてい
る。この場合の動作は、次のとおりである。
【0025】図15は、図14に示した回転子を3相で
駆動する場合のシーケンスの一例を示すタイムチャート
である。図において、Sa 〜Sc は第1〜第3のホール
素子の検出信号、A〜Cは3相の巻線の電流を示す。
駆動する場合のシーケンスの一例を示すタイムチャート
である。図において、Sa 〜Sc は第1〜第3のホール
素子の検出信号、A〜Cは3相の巻線の電流を示す。
【0026】この図15に示すようにモータが回転され
ると、その回転に伴って、この図15の上方にSa 〜S
c で示すようなタイミングで、3個のホール素子の検出
信号Sa 〜Sc が変化する。この場合に、3個のホール
素子からの各検出信号Sa 〜Sc の状態と、回転方向に
応じて、巻線A〜Cへ供給する電流のタイミング、すな
わち、励磁パターンが決定される。
ると、その回転に伴って、この図15の上方にSa 〜S
c で示すようなタイミングで、3個のホール素子の検出
信号Sa 〜Sc が変化する。この場合に、3個のホール
素子からの各検出信号Sa 〜Sc の状態と、回転方向に
応じて、巻線A〜Cへ供給する電流のタイミング、すな
わち、励磁パターンが決定される。
【0027】すなわち、回転方向に対する回転力が得ら
れるように、その励磁パターンに従って、固定子を構成
する3組の励磁巻線(A〜C、あるいはA′〜C′)
に、駆動電流(励磁電流)が供給される。この図15の
場合には、各ホール素子の検出信号の周期は、回転子9
0°当り1周期になっている。
れるように、その励磁パターンに従って、固定子を構成
する3組の励磁巻線(A〜C、あるいはA′〜C′)
に、駆動電流(励磁電流)が供給される。この図15の
場合には、各ホール素子の検出信号の周期は、回転子9
0°当り1周期になっている。
【0028】この図14と図15に関連して説明したよ
うな、簡易化された検出手段による回転速度信号には、
回転子(磁石)の極数に応じた信号が表れることにな
る。そのため、検出手段から取り出される信号は、この
組数と同一数の周期を有することになる。
うな、簡易化された検出手段による回転速度信号には、
回転子(磁石)の極数に応じた信号が表れることにな
る。そのため、検出手段から取り出される信号は、この
組数と同一数の周期を有することになる。
【0029】そして、その回転速度信号の1周期は、回
転速度に反比例する。ところが、この回転速度信号に
は、大きな誤差として、先の図14に説明したように、
回転子(磁石)の着磁位置の誤差が存在する。その誤差
量は、1回転360°に比べて、大きい場合には2〜3
°となり、極数が多い程、この誤差(角度の大きさ)の
検出信号の周期にしめる割合が比例的に大きくなる。
転速度に反比例する。ところが、この回転速度信号に
は、大きな誤差として、先の図14に説明したように、
回転子(磁石)の着磁位置の誤差が存在する。その誤差
量は、1回転360°に比べて、大きい場合には2〜3
°となり、極数が多い程、この誤差(角度の大きさ)の
検出信号の周期にしめる割合が比例的に大きくなる。
【0030】図16は、着磁誤差のある回転子のスピン
ドルモータにおいて、ホール素子によって検出される1
相の検出信号の一例を示すタイムチャートである。図の
横軸は機械角で、縦軸の方向に第1周期から第4周期ま
でを示す。
ドルモータにおいて、ホール素子によって検出される1
相の検出信号の一例を示すタイムチャートである。図の
横軸は機械角で、縦軸の方向に第1周期から第4周期ま
でを示す。
【0031】この図16では、モータの実際の1回転
で、4周期の信号が検出される一例を示しており、4周
期の合計360°は一定である。しかし、各周期および
デューティ比は、誤差の影響を受ける。例えば、第1周
期では、機械角45°に対して、着磁誤差により検出信
号が遅れており、また、第2周期では、機械角45°に
対して、逆に進んでしまう。この図15は一例である
が、機械角90°においても、検出信号に進みや遅れが
生じる。
で、4周期の信号が検出される一例を示しており、4周
期の合計360°は一定である。しかし、各周期および
デューティ比は、誤差の影響を受ける。例えば、第1周
期では、機械角45°に対して、着磁誤差により検出信
号が遅れており、また、第2周期では、機械角45°に
対して、逆に進んでしまう。この図15は一例である
が、機械角90°においても、検出信号に進みや遅れが
生じる。
【0032】その結果、従来の速度制御方式では、着磁
誤差に伴って不要な制御量が発生するので、モータの発
生するトルクに脈動を生じ、1回転の周期は一定である
が、1回転内において微小な回転速度変動や異音となっ
て不具合が表れる。他方、磁気ディスク装置において
は、回転速度の1%以下の精度が要求されるので、先の
回転速度信号の1周期を計測するだけでは、回転速度の
良否の判定が不可能になる。
誤差に伴って不要な制御量が発生するので、モータの発
生するトルクに脈動を生じ、1回転の周期は一定である
が、1回転内において微小な回転速度変動や異音となっ
て不具合が表れる。他方、磁気ディスク装置において
は、回転速度の1%以下の精度が要求されるので、先の
回転速度信号の1周期を計測するだけでは、回転速度の
良否の判定が不可能になる。
【0033】すなわち、従来のスピンドルモータでは、
回転子を構成する磁石の着磁誤差によって、正確な回転
速度情報が得られないので、1%以下のような高精度の
制御が行えない、という不都合があったが、先に述べた
先願発明の「円板状記憶媒体の種類判別装置および駆動
装置の負荷の種類判別方法」では、磁気ディスク等の円
板状記憶媒体(負荷)は、その種類に応じた外径や材質
構成などの違いによって、それぞれ慣性モーメントが異
なるので、スピンドルモータで駆動すると、回転速度お
よび角加速度も異なる、という点に着目し、特に角加速
度を検出することによって、円板状記憶媒体の種類を識
別して正確な回転速度の制御を行うようにしている。
回転子を構成する磁石の着磁誤差によって、正確な回転
速度情報が得られないので、1%以下のような高精度の
制御が行えない、という不都合があったが、先に述べた
先願発明の「円板状記憶媒体の種類判別装置および駆動
装置の負荷の種類判別方法」では、磁気ディスク等の円
板状記憶媒体(負荷)は、その種類に応じた外径や材質
構成などの違いによって、それぞれ慣性モーメントが異
なるので、スピンドルモータで駆動すると、回転速度お
よび角加速度も異なる、という点に着目し、特に角加速
度を検出することによって、円板状記憶媒体の種類を識
別して正確な回転速度の制御を行うようにしている。
【0034】しかし、この先願発明でも、従来技術の第
1の問題点である磁気ディスクの回転に伴う空気の流れ
(風)が変化することにより、回転動作に影響を及ぼ
す、という問題については、特に考慮していない。すな
わち、先の図13(1) のように、磁気ヘッド22が、磁
気ディスク21の外周位置に存在している状態と、図
13(3) のように、内周位置に存在している状態、さ
らに、図13(2) に示すように、その中間の位置に存在
している状態とで、それぞれ磁気ディスク21の回転に
伴う空気の流れが変化し、いわゆる風損が、スピンドル
モータの回転動作に影響を及ぼす、という点に関しては
未解決である。
1の問題点である磁気ディスクの回転に伴う空気の流れ
(風)が変化することにより、回転動作に影響を及ぼ
す、という問題については、特に考慮していない。すな
わち、先の図13(1) のように、磁気ヘッド22が、磁
気ディスク21の外周位置に存在している状態と、図
13(3) のように、内周位置に存在している状態、さ
らに、図13(2) に示すように、その中間の位置に存在
している状態とで、それぞれ磁気ディスク21の回転に
伴う空気の流れが変化し、いわゆる風損が、スピンドル
モータの回転動作に影響を及ぼす、という点に関しては
未解決である。
【0035】特に、磁気ディスク装置の場合には、ヘッ
ドアームの位置の相違によって、ディスクの回転により
発生している風損、すなわち、スピンドルモータの負荷
が変化する。従来の制御技術では、定常回転時のサーボ
ゲインが一定であるため、大別すると、次の2つの問題
が生じる。
ドアームの位置の相違によって、ディスクの回転により
発生している風損、すなわち、スピンドルモータの負荷
が変化する。従来の制御技術では、定常回転時のサーボ
ゲインが一定であるため、大別すると、次の2つの問題
が生じる。
【0036】第1に、ヘッドのシーク時(移動時)に、
急に負荷(風損)が変動するので、ディスクの回転速度
が変動する。第2に、定常回転時のモータ負荷が、ヘッ
ドアームの位置によって変化するので、サーボ回路のゲ
インを最適化することができない。
急に負荷(風損)が変動するので、ディスクの回転速度
が変動する。第2に、定常回転時のモータ負荷が、ヘッ
ドアームの位置によって変化するので、サーボ回路のゲ
インを最適化することができない。
【0037】このように、従来の磁気ディスク装置で
は、風損による回転速度の変動が問題になるが、格別の
対策は施されていない。次に、風損について、その概略
を説明する。
は、風損による回転速度の変動が問題になるが、格別の
対策は施されていない。次に、風損について、その概略
を説明する。
【0038】図17は、ディスクにおける風損の発生状
況を説明する要部側面図である。図において、38はデ
ィスク板、39は中央クランプを示し、aとbは空気の
流れ方向を示す。
況を説明する要部側面図である。図において、38はデ
ィスク板、39は中央クランプを示し、aとbは空気の
流れ方向を示す。
【0039】この図17に示すように、ディスク板38
の板面近くの空気流は、ディスク板38の回転による円
周流れ(矢印bの空気流)と共に、中央クランプ39の
付近に、矢印aの空気流が生じる。この矢印aの空気流
は、ディスク板38の板の間に生じるもので、ディスク
板38の回転による遠心力に起因する外方向の流れと、
そこへ空気を供給する中心方向の流れである。
の板面近くの空気流は、ディスク板38の回転による円
周流れ(矢印bの空気流)と共に、中央クランプ39の
付近に、矢印aの空気流が生じる。この矢印aの空気流
は、ディスク板38の板の間に生じるもので、ディスク
板38の回転による遠心力に起因する外方向の流れと、
そこへ空気を供給する中心方向の流れである。
【0040】これら矢印aとbの空気流は、ディスク板
38の面に接する空気の粘性により空気が回転すること
によって生じる(いわゆる風損)。そのため、回転エネ
ルギーを常に与えなければ、回転が停止する。
38の面に接する空気の粘性により空気が回転すること
によって生じる(いわゆる風損)。そのため、回転エネ
ルギーを常に与えなければ、回転が停止する。
【0041】この場合の風損は、1枚のディスク板38
(円板)では、回転数の14/5乗に比例する、という
説があり、同一回転数の場合には、外径が大きくなる
程、風損も大きくなる。この関係を、次の図18に示
す。
(円板)では、回転数の14/5乗に比例する、という
説があり、同一回転数の場合には、外径が大きくなる
程、風損も大きくなる。この関係を、次の図18に示
す。
【0042】図18は、ディスクの回転数と風損との関
係の一例を示す特性図である。図の横軸は回転数
(N)、縦軸は風損(W)を示す。
係の一例を示す特性図である。図の横軸は回転数
(N)、縦軸は風損(W)を示す。
【0043】この図18から明らかなように、回転数の
増加に対応して、風損は、急激に大きくなる。したがっ
て、高精度の回転速度制御では、このような風損の影響
を無視することはできない。ここで、ヘッドアームによ
る風損について、説明する。
増加に対応して、風損は、急激に大きくなる。したがっ
て、高精度の回転速度制御では、このような風損の影響
を無視することはできない。ここで、ヘッドアームによ
る風損について、説明する。
【0044】図19は、円形シュラウドにおけるアーム
の風損の測定結果の一例を示す図である。
の風損の測定結果の一例を示す図である。
【0045】この図19に示す測定結果では、のよう
に、アーム1本当りで、最大11.7Wの風損が発生し
ている。なお、12枚のディスクパックのみの場合、そ
の風損は86Wと測定されているので、アーム全実装
(11本)によって、風損は2.5倍に増加する、とい
う報告もある。
に、アーム1本当りで、最大11.7Wの風損が発生し
ている。なお、12枚のディスクパックのみの場合、そ
の風損は86Wと測定されているので、アーム全実装
(11本)によって、風損は2.5倍に増加する、とい
う報告もある。
【0046】その上、風損の原因となる空気の粘性は、
温度や湿度、気圧等の影響も受けるので、正確な測定
は、容易ではない。このように、特に、磁気ディスク装
置の場合には、風損の影響が大きく、しかも、ヘッドの
位置(アームの位置)の変化により、風損が変動する。
温度や湿度、気圧等の影響も受けるので、正確な測定
は、容易ではない。このように、特に、磁気ディスク装
置の場合には、風損の影響が大きく、しかも、ヘッドの
位置(アームの位置)の変化により、風損が変動する。
【0047】以上のように、従来のスピンドルモータの
サーボ装置では、ディスクの外周と内周とで変動する風
損の影響までは、考慮されていない。そのため、モータ
の回転子を構成する永久磁石に存在する着磁誤差と、こ
の風損の影響により、スピンドルモータの回転速度の制
御性能の向上に限界がある、という問題が残されてい
た。
サーボ装置では、ディスクの外周と内周とで変動する風
損の影響までは、考慮されていない。そのため、モータ
の回転子を構成する永久磁石に存在する着磁誤差と、こ
の風損の影響により、スピンドルモータの回転速度の制
御性能の向上に限界がある、という問題が残されてい
た。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
スピンドルモータのサーボ装置における不都合、特に、
モータの回転子を構成する永久磁石に存在する着磁誤差
と、風損の影響により、スピンドルモータの回転速度の
制御性能の向上に限界がある、という不都合を解決し、
回転子を構成する磁石に着磁誤差や風損の影響があって
も、速度制御性能が高く、しかも正確な回転速度制御が
行えるようにしたディスク回転装置および回転速度変動
抑制方法を提供することを目的とする。
スピンドルモータのサーボ装置における不都合、特に、
モータの回転子を構成する永久磁石に存在する着磁誤差
と、風損の影響により、スピンドルモータの回転速度の
制御性能の向上に限界がある、という不都合を解決し、
回転子を構成する磁石に着磁誤差や風損の影響があって
も、速度制御性能が高く、しかも正確な回転速度制御が
行えるようにしたディスク回転装置および回転速度変動
抑制方法を提供することを目的とする。
【0049】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
記憶担体であるディスクを回転させるモータと、該モー
タの回転を制御する回転制御装置とを有するディスク回
転装置であり、かつ、予め定めた回転速度と、検出され
た回転速度との差を検出する回転速度差検出手段と、回
転速度を制御する回転速度制御手段と、該速度制御手段
の出力信号に従ってモータに電力を供給する電力増幅器
と、前記ディスクに対して記録/再生用の信号変換部位
を、ディスクの半径方向の適当な位置に位置決めする位
置制御手段、とを備えたディスク回転装置において、前
記位置制御手段は、ディスクの半径方向の位置に基く信
号を出力する手段を有し、該位置制御手段から出力され
るディスクの半径方向の位置に基く信号と、前記速度差
検出手段からの検出信号に基く信号との和信号を、前記
回転速度制御手段の出力信号として生成するように構成
している。
記憶担体であるディスクを回転させるモータと、該モー
タの回転を制御する回転制御装置とを有するディスク回
転装置であり、かつ、予め定めた回転速度と、検出され
た回転速度との差を検出する回転速度差検出手段と、回
転速度を制御する回転速度制御手段と、該速度制御手段
の出力信号に従ってモータに電力を供給する電力増幅器
と、前記ディスクに対して記録/再生用の信号変換部位
を、ディスクの半径方向の適当な位置に位置決めする位
置制御手段、とを備えたディスク回転装置において、前
記位置制御手段は、ディスクの半径方向の位置に基く信
号を出力する手段を有し、該位置制御手段から出力され
るディスクの半径方向の位置に基く信号と、前記速度差
検出手段からの検出信号に基く信号との和信号を、前記
回転速度制御手段の出力信号として生成するように構成
している。
【0050】第2に、上記第1のディスク回転装置にお
いて、速度差検出手段からの検出信号に基く信号を、該
速度差検出手段の出力に比例した信号と、該信号の積分
値に比例した信号との和の信号として生成するように構
成している。
いて、速度差検出手段からの検出信号に基く信号を、該
速度差検出手段の出力に比例した信号と、該信号の積分
値に比例した信号との和の信号として生成するように構
成している。
【0051】第3に、上記第1のディスク回転装置にお
いて、ディスクの半径方向の位置に基く信号は、少なく
とも、2つの異なる半径方向の位置における回転速度制
御手段の出力信号の値に基いて推定した値を用いるよう
に構成している。
いて、ディスクの半径方向の位置に基く信号は、少なく
とも、2つの異なる半径方向の位置における回転速度制
御手段の出力信号の値に基いて推定した値を用いるよう
に構成している。
【0052】第4に、上記第3のディスク回転装置にお
いて、速度差検出手段からの検出信号の値または該信号
の積分値に比例した信号を、予め定めた値と比較する判
定手段を備え、該判定手段によって判定した結果、前記
速度差検出手段からの検出信号の値または該信号の積分
値に比例した信号が予め定めた値を超えたときは、回転
速度制御手段の出力信号の値に基いて推定した値の値群
を、少なくとも2つの異なる半径方向の位置における回
転速度制御手段の出力信号の値に基いて、再度推定し直
して更新するように構成している。
いて、速度差検出手段からの検出信号の値または該信号
の積分値に比例した信号を、予め定めた値と比較する判
定手段を備え、該判定手段によって判定した結果、前記
速度差検出手段からの検出信号の値または該信号の積分
値に比例した信号が予め定めた値を超えたときは、回転
速度制御手段の出力信号の値に基いて推定した値の値群
を、少なくとも2つの異なる半径方向の位置における回
転速度制御手段の出力信号の値に基いて、再度推定し直
して更新するように構成している。
【0053】第5に、記憶担体であるディスクを回転さ
せるモータと、該モータの回転を制御する回転制御装置
とを有するディスク回転装置であり、かつ、予め定めた
回転速度と、検出された回転速度との差を検出する回転
速度差検出手段と、回転速度を制御する回転速度制御手
段と、該速度制御手段の出力信号に従ってモータに電力
を供給する電力増幅器と、前記ディスクに対して記録/
再生用の信号変換部位を、ディスクの半径方向の適当な
位置に位置決めする位置制御手段、とを備えたディスク
回転装置において、前記位置制御手段は、ディスクの半
径方向の位置に基く信号を出力する手段を有し、前記回
転速度制御手段は、回転速度制御において、記録および
/または再生の信号変換部位のディスク半径方向位置に
従った半径位置補正量を加算するようにしたディスク回
転装置の回転速度変動抑制方法である。
せるモータと、該モータの回転を制御する回転制御装置
とを有するディスク回転装置であり、かつ、予め定めた
回転速度と、検出された回転速度との差を検出する回転
速度差検出手段と、回転速度を制御する回転速度制御手
段と、該速度制御手段の出力信号に従ってモータに電力
を供給する電力増幅器と、前記ディスクに対して記録/
再生用の信号変換部位を、ディスクの半径方向の適当な
位置に位置決めする位置制御手段、とを備えたディスク
回転装置において、前記位置制御手段は、ディスクの半
径方向の位置に基く信号を出力する手段を有し、前記回
転速度制御手段は、回転速度制御において、記録および
/または再生の信号変換部位のディスク半径方向位置に
従った半径位置補正量を加算するようにしたディスク回
転装置の回転速度変動抑制方法である。
【0054】
【作用と基本原理】この発明では、磁気ヘッドの位置の
情報に基いて、風損量データによる回転速度の補正を行
うことにより、磁気ヘッドの位置によって生じる風損変
化の影響を除去して、ディスクの回転変動を抑制し、安
定な回転速度で駆動する(請求項1から請求項5の発
明)。具体的には、磁気ヘッドの半径方向の位置(アク
セスアームの位置)の情報に基いて、風損量データ群の
中から適切な値を選択して加算し、モータへ電力を印加
することにより、アクセスアームの位置の移動動作によ
る風損変化に対応する速度制御を行う(請求項1の発
明)。
情報に基いて、風損量データによる回転速度の補正を行
うことにより、磁気ヘッドの位置によって生じる風損変
化の影響を除去して、ディスクの回転変動を抑制し、安
定な回転速度で駆動する(請求項1から請求項5の発
明)。具体的には、磁気ヘッドの半径方向の位置(アク
セスアームの位置)の情報に基いて、風損量データ群の
中から適切な値を選択して加算し、モータへ電力を印加
することにより、アクセスアームの位置の移動動作によ
る風損変化に対応する速度制御を行う(請求項1の発
明)。
【0055】第2に、回転の速度差検出結果を積算して
加算することにより、自己発熱、周囲温度、気圧の変化
に対応する(請求項2の発明)。第3に、少なくとも、
2個所のアクセスアームの位置で制御出力値を計測した
風損量データ群を、例えば一次の直線に近似したデータ
群にすることにより、アクセスアームの半径方向の風損
量データ群の生成に要する時間を短縮する(請求項3の
発明)。
加算することにより、自己発熱、周囲温度、気圧の変化
に対応する(請求項2の発明)。第3に、少なくとも、
2個所のアクセスアームの位置で制御出力値を計測した
風損量データ群を、例えば一次の直線に近似したデータ
群にすることにより、アクセスアームの半径方向の風損
量データ群の生成に要する時間を短縮する(請求項3の
発明)。
【0056】第4に、先の請求項3の発明によって、推
定された風損量と、実際の風損量との差を検出し、適当
な条件下で、再度推定処理を行うことにより、回転変動
の平均的なズレを抑制する(請求項4の発明)。第5
に、回転速度変動抑制方法では、ディスクの半径方向の
位置に基く信号、すなわち、ディスクに対して記録/再
生用の信号変換部位を、ディスクの半径方向の適当な位
置に位置決めする位置決め制御手段から得られる半径方
向の位置に基く信号を利用して、回転速度制御を行うこ
とにより、変動の少ない速度制御を実現する(請求項5
の発明)。最初に、この発明のディスク回転装置につい
て、基本的な構成を説明する。
定された風損量と、実際の風損量との差を検出し、適当
な条件下で、再度推定処理を行うことにより、回転変動
の平均的なズレを抑制する(請求項4の発明)。第5
に、回転速度変動抑制方法では、ディスクの半径方向の
位置に基く信号、すなわち、ディスクに対して記録/再
生用の信号変換部位を、ディスクの半径方向の適当な位
置に位置決めする位置決め制御手段から得られる半径方
向の位置に基く信号を利用して、回転速度制御を行うこ
とにより、変動の少ない速度制御を実現する(請求項5
の発明)。最初に、この発明のディスク回転装置につい
て、基本的な構成を説明する。
【0057】図2は、この発明のディスク回転装置につ
いて、そのサーボ系の要部構成の一実施例を示すブロッ
ク図である。図において、41はマイクロコンピュータ
で、41aはそのプログラム格納部、41bはPWM機
能部、41cは計時機能部、42はフィルタ、43はモ
ータドライバ、44はスピンドルモータを示し、S1は
感度切換え信号、S2は電流制御信号、S3は電流制御
用電圧信号、S4は回転方向信号、S5は駆動電流、S
6は回転位相信号、S7は回転パルス(1相のホール検
出信号)を示す。
いて、そのサーボ系の要部構成の一実施例を示すブロッ
ク図である。図において、41はマイクロコンピュータ
で、41aはそのプログラム格納部、41bはPWM機
能部、41cは計時機能部、42はフィルタ、43はモ
ータドライバ、44はスピンドルモータを示し、S1は
感度切換え信号、S2は電流制御信号、S3は電流制御
用電圧信号、S4は回転方向信号、S5は駆動電流、S
6は回転位相信号、S7は回転パルス(1相のホール検
出信号)を示す。
【0058】この図2に示すディスク回転装置は、その
ハード構成は、基本的に従来の装置と同様であり、マイ
クロコンピュータ41のソフト的な制御が特徴である。
マイクロコンピュータ41は、例えばM37450形で
構成され、プログラム格納部41aと、PWM機能部4
1bと、計時機能部41cとを有している。
ハード構成は、基本的に従来の装置と同様であり、マイ
クロコンピュータ41のソフト的な制御が特徴である。
マイクロコンピュータ41は、例えばM37450形で
構成され、プログラム格納部41aと、PWM機能部4
1bと、計時機能部41cとを有している。
【0059】そして、プログラム格納部41aのプログ
ラムに従って、このシステムの全体の制御を行う。速度
制御の動作は、次のように行われる。
ラムに従って、このシステムの全体の制御を行う。速度
制御の動作は、次のように行われる。
【0060】スピンドルモータ44が回転されると、計
時機能部41cによって回転パルスS7の1周期を計時
する。プログラム格納部41aのプログラムは、回転パ
ルスS7の立上り毎に割込みによって起動される。
時機能部41cによって回転パルスS7の1周期を計時
する。プログラム格納部41aのプログラムは、回転パ
ルスS7の立上り毎に割込みによって起動される。
【0061】計時されたデータは、プログラム格納部4
1aを介してPWM機能部41bへ出力される。このP
WM機能部41bには、各周期分(例えば、4周期分)
の計時データを記憶するメモリが設けられており、これ
らの各周期毎の計時データがそれぞれの領域に書き込ま
れて記憶される(なお、メモリとしては、この他に加算
結果のデータを記憶するメモリ等も設けられている)。
1aを介してPWM機能部41bへ出力される。このP
WM機能部41bには、各周期分(例えば、4周期分)
の計時データを記憶するメモリが設けられており、これ
らの各周期毎の計時データがそれぞれの領域に書き込ま
れて記憶される(なお、メモリとしては、この他に加算
結果のデータを記憶するメモリ等も設けられている)。
【0062】PWM機能部41bでは、これらの各周期
毎の計時データを加算して、スピンドルモータ44の実
際の1回転の計時データを計算する。次に、この実際の
1回転の計時データと、予め設定された目標データ(1
回転の時間データ)とから、制御量を計算する。
毎の計時データを加算して、スピンドルモータ44の実
際の1回転の計時データを計算する。次に、この実際の
1回転の計時データと、予め設定された目標データ(1
回転の時間データ)とから、制御量を計算する。
【0063】この制御量は、1回転当りの誤差である。
そして、この制御量と、予め設定された係数、すなわ
ち、1回転当りの誤差の値に比例してモータ44への駆
動電流を発生させる係数とを乗算して、PWM値を演算
し、同様に、内部のメモリに書き込む。
そして、この制御量と、予め設定された係数、すなわ
ち、1回転当りの誤差の値に比例してモータ44への駆
動電流を発生させる係数とを乗算して、PWM値を演算
し、同様に、内部のメモリに書き込む。
【0064】以上のような動作によって、スピンドルモ
ータ44の実際の1回転における全周期、例えば、4周
期毎の各周期の計時データの和と、目標の1周期データ
との誤差(制御量)が演算され、その回転周期誤差を補
正する回転速度の電流値を指示する電流制御信号S2
が、フィルタ42により、電流制御用電圧信号S3とし
て、モータドライバ43へ出力される。したがって、ス
ピンドルモータ44は、着磁誤差に関係のない駆動電流
S5によって励磁されることになる。
ータ44の実際の1回転における全周期、例えば、4周
期毎の各周期の計時データの和と、目標の1周期データ
との誤差(制御量)が演算され、その回転周期誤差を補
正する回転速度の電流値を指示する電流制御信号S2
が、フィルタ42により、電流制御用電圧信号S3とし
て、モータドライバ43へ出力される。したがって、ス
ピンドルモータ44は、着磁誤差に関係のない駆動電流
S5によって励磁されることになる。
【0065】なお、感度切換え信号S1や回転位相信号
S6等は、従来の装置と同様の信号である。以上のよう
に、図2のディスク回転装置では、ソフト的な処理、す
なわち、プログラム機能を用いて、実1回転の周期に相
当する各回転パルスの周期データの記憶と、それらの加
算とを行っているので、着磁誤差に影響されない速度制
御が可能になる。
S6等は、従来の装置と同様の信号である。以上のよう
に、図2のディスク回転装置では、ソフト的な処理、す
なわち、プログラム機能を用いて、実1回転の周期に相
当する各回転パルスの周期データの記憶と、それらの加
算とを行っているので、着磁誤差に影響されない速度制
御が可能になる。
【0066】しかも、先に述べたように、磁気ヘッドの
位置の差によって生じる風損の影響を補正するので、着
磁誤差に影響されない速度制御と、磁気ヘッドの位置の
差によって生じる風損の影響を受けない速度制御とを行
う点に特徴がある。次に、そのサーボ系と、その動作を
詳しく説明する。
位置の差によって生じる風損の影響を補正するので、着
磁誤差に影響されない速度制御と、磁気ヘッドの位置の
差によって生じる風損の影響を受けない速度制御とを行
う点に特徴がある。次に、そのサーボ系と、その動作を
詳しく説明する。
【0067】図3は、この発明のディスク回転装置のサ
ーボ系について、その自動制御部の要部構成の一実施例
を示すブロック線図である。図において、51は第1の
ソフトアンプ、52はソフト積分部、53はソフト時定
数部、54は第2のソフトアンプ、55はPWM部、5
6はフィルタ、57はパワーアンプ、58はスピンドル
モータ、59は記憶担体のディスク(メディア)、60
はソフト速度検出部、61は差分検出器(減算器)、6
2は加算器を示し、また、S11は目標回転速度デー
タ、S12は回転速度誤差信号、S13はソフト積分部
52の出力、S14はソフト時定数部53の出力、S1
5は第1のソフトアンプ51の出力、S16は加算器6
2の出力、S17は第2のソフトアンプ54の出力、S
18はPWM部55の出力、S19はフィルタ56の出
力、S20はパワーアンプ57の出力、S21はスピン
ドルモータ58の速度信号、S22はソフト速度検出部
60の検出信号を示す。
ーボ系について、その自動制御部の要部構成の一実施例
を示すブロック線図である。図において、51は第1の
ソフトアンプ、52はソフト積分部、53はソフト時定
数部、54は第2のソフトアンプ、55はPWM部、5
6はフィルタ、57はパワーアンプ、58はスピンドル
モータ、59は記憶担体のディスク(メディア)、60
はソフト速度検出部、61は差分検出器(減算器)、6
2は加算器を示し、また、S11は目標回転速度デー
タ、S12は回転速度誤差信号、S13はソフト積分部
52の出力、S14はソフト時定数部53の出力、S1
5は第1のソフトアンプ51の出力、S16は加算器6
2の出力、S17は第2のソフトアンプ54の出力、S
18はPWM部55の出力、S19はフィルタ56の出
力、S20はパワーアンプ57の出力、S21はスピン
ドルモータ58の速度信号、S22はソフト速度検出部
60の検出信号を示す。
【0068】この図3に示したディスク回転装置の自動
制御部において、スピンドルモータ58によるディスク
59の回転速度の制御は、次の図4に示すフローによっ
て実行される。
制御部において、スピンドルモータ58によるディスク
59の回転速度の制御は、次の図4に示すフローによっ
て実行される。
【0069】図4は、この発明のディスク回転装置にお
いて、ディスクの回転速度制御時の主要な処理の流れを
示すフローチャートである。図において、#1〜#6は
ステップを示す。
いて、ディスクの回転速度制御時の主要な処理の流れを
示すフローチャートである。図において、#1〜#6は
ステップを示す。
【0070】回転パルスが出力されると、その立上りで
割込みが発生がされて、この図4のフローがスタートす
る。ステップ#1で、周期計時データを読込む。ステッ
プ#2で、「1」をこの周期計時データで除して、現在
の回転速度を算出する。ステップ#3で、目標回転速度
から、先のステップ#2で求められた現在の回転速度を
減じて、速度エラーを演算する。
割込みが発生がされて、この図4のフローがスタートす
る。ステップ#1で、周期計時データを読込む。ステッ
プ#2で、「1」をこの周期計時データで除して、現在
の回転速度を算出する。ステップ#3で、目標回転速度
から、先のステップ#2で求められた現在の回転速度を
減じて、速度エラーを演算する。
【0071】ステップ#4で、積算された速度エラー
と、先のステップ#3で求められた速度エラーとを加算
して、現在の積算速度エラーを演算する。ステップ#5
で、先のステップ#4で求められた現在の積算速度エラ
ーに、所定の第1の係数k1(例えば、k1=1/6
4)を乗じ、また、先のステップ#3で求められた速度
エラーに、所定の第2の係数k2(例えば、k2=1)
を乗じて、両者を加算して「制御量」を演算する。
と、先のステップ#3で求められた速度エラーとを加算
して、現在の積算速度エラーを演算する。ステップ#5
で、先のステップ#4で求められた現在の積算速度エラ
ーに、所定の第1の係数k1(例えば、k1=1/6
4)を乗じ、また、先のステップ#3で求められた速度
エラーに、所定の第2の係数k2(例えば、k2=1)
を乗じて、両者を加算して「制御量」を演算する。
【0072】ステップ#6で、このようにして得られた
「制御量」を、図3のPWM部55に書込んで、リター
ンする。以上のステップ#1〜#6の処理によって、図
3に示したスピンドルモータ58の回転速度が、一定の
値に制御される。
「制御量」を、図3のPWM部55に書込んで、リター
ンする。以上のステップ#1〜#6の処理によって、図
3に示したスピンドルモータ58の回転速度が、一定の
値に制御される。
【0073】図3のサーボ系では、この図4のステップ
#4で実行されるソフト積分項の演算処理によって、現
在の積算速度エラーが求められる。このようにして得ら
れた現在の積算速度エラー量が、定常速度偏差を打ち消
すために使用されて、回転速度が一定の値に維持され
る。すなわち、現在の積算速度エラー量によって、回転
速度を一定の値に維持する制御量が得られる。
#4で実行されるソフト積分項の演算処理によって、現
在の積算速度エラーが求められる。このようにして得ら
れた現在の積算速度エラー量が、定常速度偏差を打ち消
すために使用されて、回転速度が一定の値に維持され
る。すなわち、現在の積算速度エラー量によって、回転
速度を一定の値に維持する制御量が得られる。
【0074】そして、この制御量は、物理的には、モー
タの負荷(機械回転損失と風損との和)であり、図4の
ステップ#4は、このような制御量を求める処理であ
る。したがって、この第1の実施例によれば、従来は無
視された風損の影響による回転速度の変動が補正され
る。
タの負荷(機械回転損失と風損との和)であり、図4の
ステップ#4は、このような制御量を求める処理であ
る。したがって、この第1の実施例によれば、従来は無
視された風損の影響による回転速度の変動が補正され
る。
【0075】
【実施例1】次に、この発明のディスク回転装置および
回転速度変動抑制方法について、図面を参照しながら、
その実施例を詳細に説明する。この実施例は、請求項1
と請求項5の発明に対応しているが、請求項2から請求
項4の発明にも関連している。
回転速度変動抑制方法について、図面を参照しながら、
その実施例を詳細に説明する。この実施例は、請求項1
と請求項5の発明に対応しているが、請求項2から請求
項4の発明にも関連している。
【0076】最初に、この発明のディスク回転装置(請
求項1の発明)について、その特徴と作用を説明する。
この第1の実施例は、アクセスアームの位置(ディスク
の半径方向の位置)の情報に基いて、風損量データ群の
中から適切な値を選択して加算し、モータへ電力を印加
する点に特徴を有している(請求項1の発明)。
求項1の発明)について、その特徴と作用を説明する。
この第1の実施例は、アクセスアームの位置(ディスク
の半径方向の位置)の情報に基いて、風損量データ群の
中から適切な値を選択して加算し、モータへ電力を印加
する点に特徴を有している(請求項1の発明)。
【0077】換言すれば、アクセスアームの位置の移動
動作による風損変化に対応することが可能となり、ディ
スクの回転変動を極めて小さく抑えることができる。こ
のように、機械損の補正を行うことによって、安定した
記録/再生動作が行えるようにしている。
動作による風損変化に対応することが可能となり、ディ
スクの回転変動を極めて小さく抑えることができる。こ
のように、機械損の補正を行うことによって、安定した
記録/再生動作が行えるようにしている。
【0078】ここで、機械損とは、磁気ヘッドの位置に
よって変動する風損と、それ以外の回転に伴う損失とを
意味する。一般的には、磁気ヘッドが磁気ディスク上の
外周側へ位置決めされる半径方向位置は、予め定められ
ており、その位置では、先の図13(1) 〜(3) に関連し
て述べたように、風損が小さい。
よって変動する風損と、それ以外の回転に伴う損失とを
意味する。一般的には、磁気ヘッドが磁気ディスク上の
外周側へ位置決めされる半径方向位置は、予め定められ
ており、その位置では、先の図13(1) 〜(3) に関連し
て述べたように、風損が小さい。
【0079】そこで、この位置において機械損を求めれ
ば、機械損最小値のデータが得られる。次に、磁気ヘッ
ドを、少なくとも1個所の適当な位置へ移動させ、その
位置において、同様に、機械損の値を求める。
ば、機械損最小値のデータが得られる。次に、磁気ヘッ
ドを、少なくとも1個所の適当な位置へ移動させ、その
位置において、同様に、機械損の値を求める。
【0080】このようにして得られた磁気ヘッドの移動
後の位置の機械損の値から、最初に求めた機械損最小値
を引けば、風損の変動分を求めることができる。このよ
うな手順を繰り返えすことによって、風損量データ群を
順次算出し、磁気ヘッドの位置、すなわち、SYL(シ
リンダ)番号と関連づけされたデータ群として記憶して
保持する。
後の位置の機械損の値から、最初に求めた機械損最小値
を引けば、風損の変動分を求めることができる。このよ
うな手順を繰り返えすことによって、風損量データ群を
順次算出し、磁気ヘッドの位置、すなわち、SYL(シ
リンダ)番号と関連づけされたデータ群として記憶して
保持する。
【0081】この風損量のデータを、機械損補正のため
のデータ群として記憶する際には、シリンダ番号毎の連
続性があるようにしてもよいし、あるいは段階的であっ
てもよいので、適当な方法を選択すればよい。この第1
の実施例では、この風損量のデータ群を使用して速度制
御を行っているので、先の図2の自動制御部のブロック
線図に、機械損補正のためのブロックを追加する。
のデータ群として記憶する際には、シリンダ番号毎の連
続性があるようにしてもよいし、あるいは段階的であっ
てもよいので、適当な方法を選択すればよい。この第1
の実施例では、この風損量のデータ群を使用して速度制
御を行っているので、先の図2の自動制御部のブロック
線図に、機械損補正のためのブロックを追加する。
【0082】図1は、この発明のディスク回転装置のサ
ーボ系について、その自動制御部の要部構成の第1の実
施例を示すブロック線図である。図における符号は図3
と同様であり、71は風損量データ群用メモリ、72は
速度誤差積算部、73は機械損補正項処理部、74はス
イッチ部、75と76は加算器を示し、S31はSYL
番号(アクセスアーム位置の情報)を示す。
ーボ系について、その自動制御部の要部構成の第1の実
施例を示すブロック線図である。図における符号は図3
と同様であり、71は風損量データ群用メモリ、72は
速度誤差積算部、73は機械損補正項処理部、74はス
イッチ部、75と76は加算器を示し、S31はSYL
番号(アクセスアーム位置の情報)を示す。
【0083】この図1に示したディスク回転装置の自動
制御部では、先の図3のディスク回転装置に、機械損補
正のための機械損補正項処理部73が設けられている。
また、スイッチ部74は、初期値データ収集モードでオ
ンとなり、先に述べた手順で得られる風損量のデータを
機械損補正項処理部73へ与える。次に、以上に説明し
た手順を、フローで示す。
制御部では、先の図3のディスク回転装置に、機械損補
正のための機械損補正項処理部73が設けられている。
また、スイッチ部74は、初期値データ収集モードでオ
ンとなり、先に述べた手順で得られる風損量のデータを
機械損補正項処理部73へ与える。次に、以上に説明し
た手順を、フローで示す。
【0084】図5は、この発明の第1の実施例におい
て、初期値設定時における機械損補正の主要な処理の流
れを示すフローチャートである。図において、#11〜
#24はステップを示す。
て、初期値設定時における機械損補正の主要な処理の流
れを示すフローチャートである。図において、#11〜
#24はステップを示す。
【0085】初期値設定時における機械損補正が指示さ
れると、この図5のフローがスタートする。ステップ#
11で、風損量データを「0」にする。ステップ#12
で、機械損補正項に、「0」または予め決定された値を
代入する。
れると、この図5のフローがスタートする。ステップ#
11で、風損量データを「0」にする。ステップ#12
で、機械損補正項に、「0」または予め決定された値を
代入する。
【0086】ステップ#13で、初期値データ収集モー
ドを設定する。この処理では、例えば、図1の速度誤差
積算部72のデータを、機械損補正項のデータとする。
ステップ#14で、スピンドルモータ58を起動させ
て、起動状態にする。ステップ#15で、回転速度誤差
が、予め定められた範囲に達するまで待機して、定常回
転状態にする。
ドを設定する。この処理では、例えば、図1の速度誤差
積算部72のデータを、機械損補正項のデータとする。
ステップ#14で、スピンドルモータ58を起動させ
て、起動状態にする。ステップ#15で、回転速度誤差
が、予め定められた範囲に達するまで待機して、定常回
転状態にする。
【0087】ステップ#16で、アクセスアームを、予
め定められた第1の位置へ位置決めする(例えば、第1
のシリンダ番号)。ステップ#17で、機械損補正項の
データを記憶する(第1のシリンダ番号における値)。
め定められた第1の位置へ位置決めする(例えば、第1
のシリンダ番号)。ステップ#17で、機械損補正項の
データを記憶する(第1のシリンダ番号における値)。
【0088】ステップ#18で、アクセスアームを、予
め定められた第2の位置へ位置決めする(例えば、第2
のシリンダ番号)。通常、この状態では、風損が変化す
るので、回転速度も変わる。ステップ#19で、回転速
度誤差が、予め定められた範囲に達するまで待機して、
定常回転状態にする。
め定められた第2の位置へ位置決めする(例えば、第2
のシリンダ番号)。通常、この状態では、風損が変化す
るので、回転速度も変わる。ステップ#19で、回転速
度誤差が、予め定められた範囲に達するまで待機して、
定常回転状態にする。
【0089】ステップ#20で、機械損補正項のデータ
を記憶する(第2のシリンダ番号における値)。ステッ
プ#21で、初期値データ収集モードを解除する(スイ
ッチ部74はオフ状態になる)。
を記憶する(第2のシリンダ番号における値)。ステッ
プ#21で、初期値データ収集モードを解除する(スイ
ッチ部74はオフ状態になる)。
【0090】ステップ#22で、先のステップ#20で
得られた機械損補正項のデータ(第2のシリンダ番号に
おける値)と、同じく先のステップ#17で得られた機
械損補正項のデータ(第1のシリンダ番号における値)
との差を求めて、「風損変化量」を算出する。ステップ
#23で、風損量データ群を算出して、代入する。
得られた機械損補正項のデータ(第2のシリンダ番号に
おける値)と、同じく先のステップ#17で得られた機
械損補正項のデータ(第1のシリンダ番号における値)
との差を求めて、「風損変化量」を算出する。ステップ
#23で、風損量データ群を算出して、代入する。
【0091】ステップ#24で、先のステップ#17で
得られた機械損補正項のデータ(第1のシリンダ番号に
おける値)を、機械損補正項に代入する。以上のステッ
プ#11〜#24の処理によって、初期値設定時の処理
が終了する。
得られた機械損補正項のデータ(第1のシリンダ番号に
おける値)を、機械損補正項に代入する。以上のステッ
プ#11〜#24の処理によって、初期値設定時の処理
が終了する。
【0092】なお、このデータ群の量が多く、記憶手段
のコストがアップする場合には、例えば、1次の関係式
としての表現形式で記憶しておき、その都度、算出する
方法を採用することも可能である。以上は、主として、
請求項1の発明に対応する実施例であるが、請求項5の
発明(回転速度変動抑制方法)では、この場合に得られ
る信号、すなわち、ディスクの半径方向の位置に基く信
号によって、回転速度の制御信号に、ディスク半径方向
位置に従った半径位置補正量を加算するようにしてい
る。
のコストがアップする場合には、例えば、1次の関係式
としての表現形式で記憶しておき、その都度、算出する
方法を採用することも可能である。以上は、主として、
請求項1の発明に対応する実施例であるが、請求項5の
発明(回転速度変動抑制方法)では、この場合に得られ
る信号、すなわち、ディスクの半径方向の位置に基く信
号によって、回転速度の制御信号に、ディスク半径方向
位置に従った半径位置補正量を加算するようにしてい
る。
【0093】このように、ディスク半径方向位置に従っ
た半径位置補正量を加味した回転速度制御信号を採用す
れば、磁気ヘッドの現在位置に対応した制御信号が生成
される。したがって、安定した回転動作が可能な回転速
度変動抑制方法が実現され、請求項1の発明(ディスク
回転装置)と同様に、正確な記録/再生動作を行うこと
ができる。
た半径位置補正量を加味した回転速度制御信号を採用す
れば、磁気ヘッドの現在位置に対応した制御信号が生成
される。したがって、安定した回転動作が可能な回転速
度変動抑制方法が実現され、請求項1の発明(ディスク
回転装置)と同様に、正確な記録/再生動作を行うこと
ができる。
【0094】
【実施例2】次に、この発明のディスク回転装置につい
て、第2の実施例を説明する。この実施例は、請求項2
の発明に対応している。この第2の実施例も、ディスク
回転装置の構成と動作は、先の第1の実施例で説明した
図1と基本的に同様であるが、磁気ヘッドの位置(シリ
ンダ番号)の変化を、常に風損補正項の大きさに反映さ
せる点に特徴を有している。
て、第2の実施例を説明する。この実施例は、請求項2
の発明に対応している。この第2の実施例も、ディスク
回転装置の構成と動作は、先の第1の実施例で説明した
図1と基本的に同様であるが、磁気ヘッドの位置(シリ
ンダ番号)の変化を、常に風損補正項の大きさに反映さ
せる点に特徴を有している。
【0095】図6は、この発明のディスク回転装置のサ
ーボ系について、その自動制御部の要部構成の第2の実
施例を示すブロック線図である。図における符号は図1
と同様であり、81は風損量データ群用メモリ、82は
風損補正項処理部、83は加算器を示す。
ーボ系について、その自動制御部の要部構成の第2の実
施例を示すブロック線図である。図における符号は図1
と同様であり、81は風損量データ群用メモリ、82は
風損補正項処理部、83は加算器を示す。
【0096】この図6に示したディスク回転装置の自動
制御部では、先の図1のディスク回転装置の機械損補正
項処理部73の代りに、風損補正項処理部82が設けら
れている。この風損補正項処理部82は、磁気ヘッドの
位置(シリンダ番号)の変化を、常に風損補正項の大き
さに反映させるための手段である。
制御部では、先の図1のディスク回転装置の機械損補正
項処理部73の代りに、風損補正項処理部82が設けら
れている。この風損補正項処理部82は、磁気ヘッドの
位置(シリンダ番号)の変化を、常に風損補正項の大き
さに反映させるための手段である。
【0097】そのために、磁気ヘッドが移動している際
(シーク動作中)にも、スピンドルモータ制御部へ、シ
リンダ番号に関連づけられた風損データが与えられる。
このように構成することにより、シーク動作によって生
じる風損の変動に追従して、記憶担体であるディスク
(メディア)59の回転速度が極めて安定な一定の速度
に保持される。
(シーク動作中)にも、スピンドルモータ制御部へ、シ
リンダ番号に関連づけられた風損データが与えられる。
このように構成することにより、シーク動作によって生
じる風損の変動に追従して、記憶担体であるディスク
(メディア)59の回転速度が極めて安定な一定の速度
に保持される。
【0098】その結果、シーク動作終了後の記録/再生
動作を、安定して行うことが可能になる。このような動
作を実現するために、この第2の実施例では、風損補正
項を変化させるべきトリガーとして、スピンドルモータ
回転パルスによるサーボ動作と同期させている。
動作を、安定して行うことが可能になる。このような動
作を実現するために、この第2の実施例では、風損補正
項を変化させるべきトリガーとして、スピンドルモータ
回転パルスによるサーボ動作と同期させている。
【0099】また、ディスクの1回転中に、複数のサー
ボ動作が実行される場合には、シーク動作に比例して、
同等かそれよりも短い時間間隔であるから、風損変化が
少ない状況で、補正項による補正動作が実行される。次
に、以上に説明した動作を、フローで示す。
ボ動作が実行される場合には、シーク動作に比例して、
同等かそれよりも短い時間間隔であるから、風損変化が
少ない状況で、補正項による補正動作が実行される。次
に、以上に説明した動作を、フローで示す。
【0100】図7は、この発明の第2の実施例におい
て、風損補正時の主要な処理の流れを示すフローチャー
トである。図において、#31〜#36はステップを示
す。
て、風損補正時の主要な処理の流れを示すフローチャー
トである。図において、#31〜#36はステップを示
す。
【0101】この図7のフローは、先の図4に対応して
おり、ステップ#31〜#34と#36の処理は、図4
のステップ#1〜#4と#6の処理と同様であり、ステ
ップ#35の処理が異なっている。具体的にいえば、こ
のステップ#35で、風損補正データも加算して、「制
御量」を演算する点で異なるだけである。
おり、ステップ#31〜#34と#36の処理は、図4
のステップ#1〜#4と#6の処理と同様であり、ステ
ップ#35の処理が異なっている。具体的にいえば、こ
のステップ#35で、風損補正データも加算して、「制
御量」を演算する点で異なるだけである。
【0102】回転パルスが出力されると、その立上りで
割込みが発生がされて、この図7のフローがスタートす
る。ステップ#31で、周期計時データを読込む。ステ
ップ#32で、「1」をこの周期計時データで除して、
現在の回転速度を算出する。
割込みが発生がされて、この図7のフローがスタートす
る。ステップ#31で、周期計時データを読込む。ステ
ップ#32で、「1」をこの周期計時データで除して、
現在の回転速度を算出する。
【0103】ステップ#33で、目標回転速度から、先
のステップ#32で求められた現在の回転速度を減じ
て、速度エラーを演算する。ステップ#34で、積算さ
れた速度エラーと、先のステップ#33で求められた速
度エラーとを加算して、現在の積算速度エラーを演算す
る。
のステップ#32で求められた現在の回転速度を減じ
て、速度エラーを演算する。ステップ#34で、積算さ
れた速度エラーと、先のステップ#33で求められた速
度エラーとを加算して、現在の積算速度エラーを演算す
る。
【0104】次のステップ#35では、先のステップ#
34で求められた現在の積算速度エラーに、所定の第1
の係数k1(例えば、k1=1/64)を乗じ、また、
先のステップ#33で求められた速度エラーに、所定の
第2の係数k2(例えば、k2=1)を乗じ、両者を加
算する(以上は図4のステップ#5の処理と同じ)と共
に、さらに、風損補正データをも加算して、「制御量」
を演算する。
34で求められた現在の積算速度エラーに、所定の第1
の係数k1(例えば、k1=1/64)を乗じ、また、
先のステップ#33で求められた速度エラーに、所定の
第2の係数k2(例えば、k2=1)を乗じ、両者を加
算する(以上は図4のステップ#5の処理と同じ)と共
に、さらに、風損補正データをも加算して、「制御量」
を演算する。
【0105】この場合の風損補正データは、CYL番号
を参照することにより、適切なデータを使用する。ステ
ップ#36で、このようにして得られた「制御量」を、
図6のPWM部55に書込んで、リターンする。
を参照することにより、適切なデータを使用する。ステ
ップ#36で、このようにして得られた「制御量」を、
図6のPWM部55に書込んで、リターンする。
【0106】以上のステップ#31〜#36の処理によ
って、シリンダ番号に関連づけられた風損データによる
補正が行われる。なお、この図7では、図示されていな
いが、ステップ#36の後で、シーク動作中の情報を参
照して、データの生成(更新)の要否の判定を行うこと
も可能である(第4の実施例として、後述する)。
って、シリンダ番号に関連づけられた風損データによる
補正が行われる。なお、この図7では、図示されていな
いが、ステップ#36の後で、シーク動作中の情報を参
照して、データの生成(更新)の要否の判定を行うこと
も可能である(第4の実施例として、後述する)。
【0107】すなわち、この風損補正項のデータの更新
というステップは、シーク動作の指令の有無や、シーク
動作中を示す状態情報の有無によって、省略することも
可能であり、必ずしも必要ではない。以上にように、こ
の第2の実施例では、現在の積算速度エラーに、所定の
第1の係数k1を乗じ、また、所定の第2の係数k2を
乗じて、両者を加算し、その加算結果に、風損補正デー
タを加算して、「制御量」を演算する(図7のステップ
#35)。
というステップは、シーク動作の指令の有無や、シーク
動作中を示す状態情報の有無によって、省略することも
可能であり、必ずしも必要ではない。以上にように、こ
の第2の実施例では、現在の積算速度エラーに、所定の
第1の係数k1を乗じ、また、所定の第2の係数k2を
乗じて、両者を加算し、その加算結果に、風損補正デー
タを加算して、「制御量」を演算する(図7のステップ
#35)。
【0108】したがって、スピンドルモータの起動後に
おける周囲や内部の温度、気圧等の変化に原因する風損
量の変動に追従した補正が可能になる。例えば、室温で
放置されたモータを、その停止状態から起動すると、固
定型磁気ディスク装置では、ディスクの回転に伴う機械
的および電気的発熱によって、ディスク周囲の温度が2
0℃強ほど、室温より高くなる、といわれている。
おける周囲や内部の温度、気圧等の変化に原因する風損
量の変動に追従した補正が可能になる。例えば、室温で
放置されたモータを、その停止状態から起動すると、固
定型磁気ディスク装置では、ディスクの回転に伴う機械
的および電気的発熱によって、ディスク周囲の温度が2
0℃強ほど、室温より高くなる、といわれている。
【0109】このように、温度が上昇すると、空気の粘
性が変化(低下)し、その結果、風損は小さくなる。し
かし、このような空気の粘性の低下による風損の変動
は、図7のステップ#35で、積算速度エラーの補正を
行うことにより、直ちに補正される。なお、この図7の
ステップ#35で行われる積算速度エラーの補正値が、
その後変化したときは、適当なしきい値を設定してお
き、その値を超えたとき、風損量データ群の更新動作を
開始することができる(この点についても、第4の実施
例で詳しく述べる)。
性が変化(低下)し、その結果、風損は小さくなる。し
かし、このような空気の粘性の低下による風損の変動
は、図7のステップ#35で、積算速度エラーの補正を
行うことにより、直ちに補正される。なお、この図7の
ステップ#35で行われる積算速度エラーの補正値が、
その後変化したときは、適当なしきい値を設定してお
き、その値を超えたとき、風損量データ群の更新動作を
開始することができる(この点についても、第4の実施
例で詳しく述べる)。
【0110】
【実施例3】次に、第3の実施例を説明する。この実施
例は、請求項3の発明に対応している。この第3の実施
例では、先の第1の実施例で説明した処理、すなわち、
初期値設定時における機械損補正データの収集の処理
を、少なくとも、磁気ディスク上の2個所で行い、得ら
れた風損量データ群から近似計算によって、風損量デー
タ群を算出する点に特徴を有している。
例は、請求項3の発明に対応している。この第3の実施
例では、先の第1の実施例で説明した処理、すなわち、
初期値設定時における機械損補正データの収集の処理
を、少なくとも、磁気ディスク上の2個所で行い、得ら
れた風損量データ群から近似計算によって、風損量デー
タ群を算出する点に特徴を有している。
【0111】このように、2個所のアクセスアームの位
置で制御出力値を計測した風損量データ群を、例えば一
次の直線に近似したデータ群として使用する。したがっ
て、アクセスアームの半径方向の風損量データ群の生成
に要する時間を短縮することができる。この場合の機械
損補正データの収集の処理は、先の図5のフローに従っ
て、少なくとも2回実行し、その後に、得られた風損量
データ群について、その近似演算を行えばよいので、詳
細な説明は省略する。
置で制御出力値を計測した風損量データ群を、例えば一
次の直線に近似したデータ群として使用する。したがっ
て、アクセスアームの半径方向の風損量データ群の生成
に要する時間を短縮することができる。この場合の機械
損補正データの収集の処理は、先の図5のフローに従っ
て、少なくとも2回実行し、その後に、得られた風損量
データ群について、その近似演算を行えばよいので、詳
細な説明は省略する。
【0112】
【実施例4】次に、第4の実施例を説明する。この実施
例は、請求項4の発明に対応している。この第4の実施
例では、推定された風損量と、実際の風損量との差を検
出し、適当な条件下で、再度推定処理を行う点に特徴を
有している。
例は、請求項4の発明に対応している。この第4の実施
例では、推定された風損量と、実際の風損量との差を検
出し、適当な条件下で、再度推定処理を行う点に特徴を
有している。
【0113】一般に、磁気ヘッドの半径位置と風損との
関係で、磁気ヘッドとキャリッジの形状による風損量の
変化が、急激に発生する領域がある。この関係を図示す
れば、次の図8のようになっている。
関係で、磁気ヘッドとキャリッジの形状による風損量の
変化が、急激に発生する領域がある。この関係を図示す
れば、次の図8のようになっている。
【0114】図8は、磁気ヘッドの半径位置と風損との
関係の一例を示す特性図であり、横軸は磁気ヘッドの磁
気ディスク上の半径方向位置、縦軸は風損量を示す。図
における符号は図12に対応しており、A〜Eは磁気デ
ィスク上の領域を示す。
関係の一例を示す特性図であり、横軸は磁気ヘッドの磁
気ディスク上の半径方向位置、縦軸は風損量を示す。図
における符号は図12に対応しており、A〜Eは磁気デ
ィスク上の領域を示す。
【0115】この図8に示すように、風損量は、中央の
領域Bでは、ほぼ直線状に変化するが、外周領域Aや内
周領域Cとの境界では、急激に変化する。また、この図
8では、内周領域Cでの風損量の変化が、急激な場合を
示しているが、例えば、破線で示すように、磁気ヘッド
が移動しない領域Dまで、ほぼ直線状に変化する装置も
ある。
領域Bでは、ほぼ直線状に変化するが、外周領域Aや内
周領域Cとの境界では、急激に変化する。また、この図
8では、内周領域Cでの風損量の変化が、急激な場合を
示しているが、例えば、破線で示すように、磁気ヘッド
が移動しない領域Dまで、ほぼ直線状に変化する装置も
ある。
【0116】外周領域Aの外側、すなわち、領域Eで
も、同様に、ほぼ直線状に変化する場合を示している。
磁気ヘッドの半径位置と風損との関係が、この図8のよ
うな場合、キャリッジの移動に際して、領域AとBや、
領域BとCとをまたぐとき、あるいは、最も内周の位置
から最外周の領域まで移動するときには、風損量が大き
く変化する。
も、同様に、ほぼ直線状に変化する場合を示している。
磁気ヘッドの半径位置と風損との関係が、この図8のよ
うな場合、キャリッジの移動に際して、領域AとBや、
領域BとCとをまたぐとき、あるいは、最も内周の位置
から最外周の領域まで移動するときには、風損量が大き
く変化する。
【0117】この第4の実施例では、このように、磁気
ヘッドの半径方向位置に対して、風損量の変化が大きい
場合に、予め適切な変化量のしきい値を設定しておき、
その値を超えるような急激な変動が、風損量データから
予測されたときは、ヘッド移動動作の終了時の整定動作
において、モータの回転速度の良否を判定する。このよ
うな判定によって、否と判定されたときは、風損補正項
データを更新することにより、回転変動の平均的なズレ
を抑制する。
ヘッドの半径方向位置に対して、風損量の変化が大きい
場合に、予め適切な変化量のしきい値を設定しておき、
その値を超えるような急激な変動が、風損量データから
予測されたときは、ヘッド移動動作の終了時の整定動作
において、モータの回転速度の良否を判定する。このよ
うな判定によって、否と判定されたときは、風損補正項
データを更新することにより、回転変動の平均的なズレ
を抑制する。
【0118】図9は、この発明の第4の実施例におい
て、風損補正項データの更新時における主要な処理の流
れを示すフローチャートである。図において、#41〜
#44はステップを示す。
て、風損補正項データの更新時における主要な処理の流
れを示すフローチャートである。図において、#41〜
#44はステップを示す。
【0119】ステップ#41で、初期積算速度エラー
と、現在の積算速度エラーとの差を演算して、積算速度
エラーの変化量を求める。次のステップ#42で、先の
ステップ#41で得られた積算速度エラーの変化量を、
初期積算速度エラーで除して、積算変化率を求める。
と、現在の積算速度エラーとの差を演算して、積算速度
エラーの変化量を求める。次のステップ#42で、先の
ステップ#41で得られた積算速度エラーの変化量を、
初期積算速度エラーで除して、積算変化率を求める。
【0120】ステップ#43で、この積算変化率が、例
えば0.1のような所定の値以下であるかどうか、チェ
ックする。もし、積算変化率が、所定の値以下であれ
ば、リターンする。
えば0.1のような所定の値以下であるかどうか、チェ
ックする。もし、積算変化率が、所定の値以下であれ
ば、リターンする。
【0121】これに対して、ステップ#43でチェック
した結果、積算変化率が、所定の値以下でなければ、ス
テップ#44へ進み、初期値機械損補正項のデータ収集
による風損量データ群を更新して(図5のフローを実
行)、リターンする。以上のステップ#41〜#44の
処理によって、推定された風損量と実際の風損量との差
が検出され、適正な風損量データ群に更新される。
した結果、積算変化率が、所定の値以下でなければ、ス
テップ#44へ進み、初期値機械損補正項のデータ収集
による風損量データ群を更新して(図5のフローを実
行)、リターンする。以上のステップ#41〜#44の
処理によって、推定された風損量と実際の風損量との差
が検出され、適正な風損量データ群に更新される。
【0122】
【発明の効果】請求項1のディスク回転装置では、アク
セスアームの位置(信号変換器の半径方向の位置)の情
報に基いて、風損量データ群の中から適切な値を選択し
て加算し、モータへ電力を印加している。したがって、
アクセスアームの位置の移動動作による風損変化に対応
することが可能となり、ディスクの回転変動を極めて小
さく抑えることができるので、安定した記録/再生動作
が行える。
セスアームの位置(信号変換器の半径方向の位置)の情
報に基いて、風損量データ群の中から適切な値を選択し
て加算し、モータへ電力を印加している。したがって、
アクセスアームの位置の移動動作による風損変化に対応
することが可能となり、ディスクの回転変動を極めて小
さく抑えることができるので、安定した記録/再生動作
が行える。
【0123】請求項2のディスク回転装置では、回転の
速度差検出結果を積算して加算している。したがって、
自己発熱、周囲温度、気圧の変化に対応することがで
き、ディスクの回転変動を、さらに小さく抑えることが
可能になる。
速度差検出結果を積算して加算している。したがって、
自己発熱、周囲温度、気圧の変化に対応することがで
き、ディスクの回転変動を、さらに小さく抑えることが
可能になる。
【0124】請求項3のディスク回転装置では、2個所
のアクセスアームの位置で制御出力値を計測した風損量
データ群を、例えば一次の直線に近似したデータ群とし
ている。したがって、アクセスアームの半径方向の風損
量データ群の生成に要する時間を短縮することができ
る。
のアクセスアームの位置で制御出力値を計測した風損量
データ群を、例えば一次の直線に近似したデータ群とし
ている。したがって、アクセスアームの半径方向の風損
量データ群の生成に要する時間を短縮することができ
る。
【0125】請求項4のディスク回転装置は、先の請求
項3のディスク回転装置の改良であり、推定された風損
量と、実際の風損量との差を検出し、適当な条件下で、
再度推定処理を行うようにしている。したがって、先の
請求項3のディスク回転装置の効果に加えて、回転変動
の平均的なズレを抑制することができる。
項3のディスク回転装置の改良であり、推定された風損
量と、実際の風損量との差を検出し、適当な条件下で、
再度推定処理を行うようにしている。したがって、先の
請求項3のディスク回転装置の効果に加えて、回転変動
の平均的なズレを抑制することができる。
【0126】請求項5の回転速度変動抑制方法では、先
の請求項1から請求項4のディスク回転装置で使用した
ディスクの半径方向の位置に基く信号、すなわち、位置
制御手段(ディスクに対して記録/再生用の信号変換部
位を、ディスクの半径方向の適当な位置に位置決めする
制御手段)から得られる半径方向の位置に基く信号を利
用して、回転速度制御を行う。このように、半径方向の
位置に基く信号を利用して、記録および/または再生の
信号変換部位のディスク半径方向位置に従った半径位置
補正量を加算することにより、ディスク回転装置におけ
る回転速度の変動を、極めて低く抑えることができる。
の請求項1から請求項4のディスク回転装置で使用した
ディスクの半径方向の位置に基く信号、すなわち、位置
制御手段(ディスクに対して記録/再生用の信号変換部
位を、ディスクの半径方向の適当な位置に位置決めする
制御手段)から得られる半径方向の位置に基く信号を利
用して、回転速度制御を行う。このように、半径方向の
位置に基く信号を利用して、記録および/または再生の
信号変換部位のディスク半径方向位置に従った半径位置
補正量を加算することにより、ディスク回転装置におけ
る回転速度の変動を、極めて低く抑えることができる。
【図1】この発明のディスク回転装置のサーボ系につい
て、その自動制御部の要部構成の第1の実施例を示すブ
ロック線図である。
て、その自動制御部の要部構成の第1の実施例を示すブ
ロック線図である。
【図2】この発明のディスク回転装置について、そのサ
ーボ系の要部構成の一実施例を示すブロック図である。
ーボ系の要部構成の一実施例を示すブロック図である。
【図3】この発明のディスク回転装置のサーボ系につい
て、その自動制御部の要部構成の一実施例を示すブロッ
ク線図である。
て、その自動制御部の要部構成の一実施例を示すブロッ
ク線図である。
【図4】この発明のディスク回転装置において、ディス
クの回転速度制御時の主要な処理の流れを示すフローチ
ャートである。
クの回転速度制御時の主要な処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図5】この発明の第1の実施例において、初期値設定
時における機械損補正の主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。
時における機械損補正の主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図6】この発明のディスク回転装置のサーボ系につい
て、その自動制御部の要部構成の第2の実施例を示すブ
ロック線図である。
て、その自動制御部の要部構成の第2の実施例を示すブ
ロック線図である。
【図7】この発明の第2の実施例において、風損補正時
の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】磁気ヘッドの半径位置と風損との関係の一例を
示す特性図である。
示す特性図である。
【図9】この発明の第4の実施例において、風損補正項
データの更新時における主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。
データの更新時における主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図10】従来の磁気ディスク装置について、その要部
構成の一例を示す機能ブロック図である。
構成の一例を示す機能ブロック図である。
【図11】磁気ディスク装置のHDA部の周辺につい
て、要部構成の一例を示す一部切り欠き側面図である。
て、要部構成の一例を示す一部切り欠き側面図である。
【図12】ヘッドアクセス機構の一例を示す上面図であ
る。
る。
【図13】図12に示したヘッドアクセス機構におい
て、磁気ディスク21と磁気ヘッド22との状態を説明
する要部側面図である。
て、磁気ディスク21と磁気ヘッド22との状態を説明
する要部側面図である。
【図14】回転子を構成する磁石の着磁状態の一例を示
す上面図である。
す上面図である。
【図15】図14に示した回転子を3相で駆動する場合
のシーケンスの一例を示すタイムチャートである。
のシーケンスの一例を示すタイムチャートである。
【図16】着磁誤差のある回転子のスピンドルモータに
おいて、ホール素子によって検出される1相の検出信号
の一例を示すタイムチャートである。
おいて、ホール素子によって検出される1相の検出信号
の一例を示すタイムチャートである。
【図17】ディスクにおける風損の発生状況を説明する
要部側面図である。
要部側面図である。
【図18】ディスクの回転数と風損との関係の一例を示
す特性図である。
す特性図である。
【図19】円形シュラウドにおけるアームの風損の測定
結果の一例を示す図である。
結果の一例を示す図である。
51 第1のソフトアンプ 52 ソフト積分部 53 ソフト時定数部 54 第2のソフトアンプ 55 PWM部 56 フィルタ 57 パワーアンプ 58 スピンドルモータ 59 記憶担体のディスク(メディア) 60 ソフト速度検出部 61 差分検出器(減算器) 62 加算器 71 風損量データ群用メモリ 72 速度誤差積算部 73 機械損補正項処理部 74 スイッチ部 75 加算器 76 加算器 81 風損量データ群用メモリ 82 風損補正項処理部 83 加算器
Claims (5)
- 【請求項1】 記憶担体であるディスクを回転させるモ
ータと、該モータの回転を制御する回転制御装置とを有
するディスク回転装置であり、かつ、 予め定めた回転速度と、検出された回転速度との差を検
出する回転速度差検出手段と、 回転速度を制御する回転速度制御手段と、 該速度制御手段の出力信号に従ってモータに電力を供給
する電力増幅器と、 前記ディスクに対して記録/再生用の信号変換部位を、
ディスクの半径方向の適当な位置に位置決めする位置制
御手段、とを備えたディスク回転装置において、 前記位置制御手段は、ディスクの半径方向の位置に基く
信号を出力する手段を有し、 該位置制御手段から出力されるディスクの半径方向の位
置に基く信号と、前記速度差検出手段からの検出信号に
基く信号との和信号を、前記回転速度制御手段の出力信
号として生成することを特徴とするディスク回転装置。 - 【請求項2】 請求項1のディスク回転装置において、 速度差検出手段からの検出信号に基く信号を、該速度差
検出手段の出力に比例した信号と、該信号の積分値に比
例した信号との和の信号として生成することを特徴とす
るディスク回転装置。 - 【請求項3】 請求項1のディスク回転装置において、 ディスクの半径方向の位置に基く信号は、少なくとも、
2つの異なる半径方向の位置における回転速度制御手段
の出力信号の値に基いて推定した値を用いることを特徴
とするディスク回転装置。 - 【請求項4】 請求項3のディスク回転装置において、 速度差検出手段からの検出信号の値または該信号の積分
値に比例した信号を、予め定めた値と比較する判定手段
を備え、 該判定手段によって判定した結果、前記速度差検出手段
からの検出信号の値または該信号の積分値に比例した信
号が予め定めた値を超えたときは、回転速度制御手段の
出力信号の値に基いて推定した値の値群を、少なくとも
2つの異なる半径方向の位置における回転速度制御手段
の出力信号の値に基いて、再度推定し直して更新するこ
とを特徴とするディスク回転装置。 - 【請求項5】 記憶担体であるディスクを回転させるモ
ータと、該モータの回転を制御する回転制御装置とを有
するディスク回転装置であり、かつ、 予め定めた回転速度と、検出された回転速度との差を検
出する回転速度差検出手段と、 回転速度を制御する回転速度制御手段と、 該速度制御手段の出力信号に従ってモータに電力を供給
する電力増幅器と、 前記ディスクに対して記録/再生用の信号変換部位を、
ディスクの半径方向の適当な位置に位置決めする位置制
御手段、とを備えたディスク回転装置において、 前記位置制御手段は、ディスクの半径方向の位置に基く
信号を出力する手段を有し、 前記回転速度制御手段は、回転速度制御において、記録
および/または再生の信号変換部位のディスク半径方向
位置に従った半径位置補正量を加算することを特徴とす
るディスク回転装置の回転速度変動抑制方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14291693A JPH06333336A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | ディスク回転装置および回転速度変動抑制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14291693A JPH06333336A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | ディスク回転装置および回転速度変動抑制方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06333336A true JPH06333336A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=15326611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14291693A Pending JPH06333336A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | ディスク回転装置および回転速度変動抑制方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06333336A (ja) |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP14291693A patent/JPH06333336A/ja active Pending
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