JPH06334181A - 電界効果トランジスタ - Google Patents

電界効果トランジスタ

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Publication number
JPH06334181A
JPH06334181A JP5124414A JP12441493A JPH06334181A JP H06334181 A JPH06334181 A JP H06334181A JP 5124414 A JP5124414 A JP 5124414A JP 12441493 A JP12441493 A JP 12441493A JP H06334181 A JPH06334181 A JP H06334181A
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JP
Japan
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field
region
effect transistor
gate electrode
channel
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Withdrawn
Application number
JP5124414A
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English (en)
Inventor
Taku Warashina
卓 藁科
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH06334181A publication Critical patent/JPH06334181A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D62/00Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
    • H10D62/10Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
    • H10D62/124Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of semiconductor bodies or of junctions between the regions
    • H10D62/126Top-view geometrical layouts of the regions or the junctions
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/60Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャネル長の製造誤差等による設計値とのず
れがそのまま電流値の変動となることがない電界効果ト
ランジスタを提供する。 【構成】 フィールド領域11内にチャネル領域12を
挟んでソース領域13とドレイン領域14が相対して設
けられ、チャネル領域12上にゲート電極16が設けら
れた電界効果トランジスタにおいて、フィールド領域1
1を、ゲート電極16の両側に延びるフィールド長さの
全域に渡ってゲート電極16に沿うフィールド幅が所定
の関数により変化する形状に形成し、所定の関数は、ソ
ース領域13からドレイン領域14へと向かう方向の基
準点からの距離に応じて変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィールド領域の形状
の改善により、通電特性を改善した電界効果トランジス
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フィールド領域に配したゲート電
極の両側にソース領域とドレイン領域が設けられ、ソー
ス領域とドレイン領域との間にチャネル領域が形成され
る電界効果トランジスタが知られている。このような電
界効果トランジスタの製造に際し、半導体ウェーハ中に
形成する素子の微細化を促進することは、製造誤差等の
要因により素子の信頼上種々の問題を生じさせるが、そ
の一つとして、フィールド領域のフィールド長さにおけ
るゲート電極位置が設計値とずれてしまうことにより電
流値が変動してしまうことがある。
【0003】ところで、ゲート電極幅であるチャネル長
は、1MDRAMの電界効果トランジスタにおいて0.
8μm、4MDRAMの電界効果トランジスタにおいて
0.6μmと、世代が進むにつれて短くなっており、こ
のような傾向は、現在において益々顕著となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電界効果トランジスタにおいては、図13に示すよう
に、ゲート電極1を配するフィールド領域2が、フィー
ルド長さ方向全域に渡ってフィールド幅3が同一長さか
らなる長方形に形成されている為、例えばチャネル長が
10%変化すると通電電流も10%変化してしまうこと
となり、チャネル長の製造誤差等による設計値とのずれ
がそのまま電流値の変動となってしまうという問題点が
あった。
【0005】とりわけ、チャネル長が短くなると、設計
値とのずれによる電流値の変動が看過できないものとな
る。本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、チャネル長の製造誤差等による設計値とのずれ
がそのまま電流値の変動となることがない電界効果トラ
ンジスタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、フィールド
領域内にチャネル領域を挟んでソース領域とドレイン領
域が相対して設けられ、前記チャネル領域上にゲート電
極が設けられた電界効果トランジスタにおいて、前記フ
ィールド領域を、前記ゲート電極の両側に延びるフィー
ルド長さの全域に渡って前記ゲート電極に沿うフィール
ド幅が所定の関数により変化する形状に形成し、前記所
定の関数は、前記ソース領域から前記ドレイン領域へと
向かう方向の基準点からの距離に応じて変化する電界効
果トランジスタにより達成される。
【0007】また、前記フィールド領域が、前記ゲート
電極の前記フィールド長さ方向中央で、前記フィールド
幅が最も狭くなる形状を有する電界効果トランジスタに
より達成される。また、前記フィールド領域が、前記ゲ
ート電極の前記フィールド長さ方向中央で、前記フィー
ルド幅が最も広くなる形状を有する電界効果トランジス
タにより達成される。
【0008】また、前記フィールド幅が、前記ソース領
域から前記ドレイン領域へと向かう方向の基準点からの
距離の一次関数により変化する電界効果トランジスタに
より達成される。また、前記フィールド幅が、前記ソー
ス領域から前記ドレイン領域へと向かう方向の基準点か
らの距離の二次関数により変化する電界効果トランジス
タにより達成される。
【0009】また、フィールド領域内にチャネル領域を
挟んでソース領域とドレイン領域が相対して設けられ、
前記チャネル領域上にゲート電極が設けられた電界効果
トランジスタにおいて、前記フィールド領域が、前記ゲ
ート電極の両側に延びるフィールド長さの前記ソース領
域側端から前記ドレイン領域側端へと向かうにつれて、
フィールド幅が拡大或は縮小する形状に形成された電界
効果トランジスタにより達成される。
【0010】また、前記フィールド幅が、前記ソース領
域から前記ドレイン領域へと向かう方向の基準点からの
距離の一次関数により変化する電界効果トランジスタに
より達成される。また、半導体基板上に、第一の電界効
果トランジスタと、前記第一の電界効果トランジスタの
フィールド領域に対し前記チャネル領域の長さ方向を互
いに直行させて配置されたフィールド領域を有する第二
の電界効果トランジスタとを形成し、前記第一及び第二
の電界効果トランジスタの前記各フィールド領域に対す
る前記各ゲート電極の位置ずれを検出する半導体装置に
より達成される。
【0011】
【作用】本発明によれば、電界効果トランジスタのフィ
ールド領域が、フィールド長さの全域に渡ってフィール
ド幅を変化させて、チャネル長が長くなるとチャネル幅
が長くなる形状に形成されたことにより、ゲート電極両
側のソース領域とドレイン領域との間を流れるチャネル
電流のチャネル長依存度を小さくすることができる。
【0012】また、フィールド領域を、チャネル長が長
くなるとチャネル幅が短くなる形状に形成して、チャネ
ル電流のチャネル長依存度を大きくすることにより、チ
ャネル幅を検出することができ、更に、位置ずれを検出
することもできる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例による電界効果トラン
ジスタを図面を参照して説明する。 (第一実施例)電界効果トランジスタ10は、所謂MO
S形電界効果トランジスタであり、図1及び図2に示す
ように、シリコン基板Bの表面に形成されたフィールド
領域11内に、チャネル領域12を挟んで相対して設け
られたソース領域13とドレイン領域14を有すると共
に、ゲート酸化膜15を介してチャネル領域12上に設
けられたゲート電極16を有している。
【0014】このゲート電極16は、フィールド領域1
1のソース領域13とドレイン領域14を結ぶ長さ方向
中央に位置している。フィールド領域11は、上下辺1
7a,17bと左右辺18a,18bとからなり、ゲー
ト電極16を境に互いに対称な矩形状に形成されてい
る。また、フィールド領域11は、ゲート電極16のフ
ィールド長さ方向中央で、上辺17aが左右上方に同一
角度で傾斜すると共に下辺17bが左右下方に同一角度
で傾斜することにより、ゲート電極16のフィールド長
さ方向中央で上下両辺17a,17bが凹みフィールド
幅が最も狭くなっている(図1(a)参照)。
【0015】このような形状にフィールド領域11を形
成した電界効果トランジスタ10におけるチャネル幅或
はチャネル長と電流値の関係を、以下に検討する。先
ず、ソース領域13、ドレイン領域14、ゲート電極1
6における印加電圧を、それぞれ0,Vd,Vgとした
ときの電流を考えてみる。なお、ソース領域13からド
レイン領域14に向かう方向の基準点からの距離をzと
し(図2参照)、ソース領域端をz=0、ドレイン領域
端をz=Lとする。
【0016】位置zにおける幅dzの微小空間について
みた場合、この点における電位は、基板の電位がソース
領域13よりVc(z)だけ高くなっており、表面に誘
導される伝導キャリアの表面密度Qi(z)は、閾値電
圧をVt、ゲート酸化膜15の容量をCoxとすると、 Qi(z)=−Cox(Vg−Vt−Vc(z)) (1) となる。
【0017】この電荷Qi(z)が面に沿った微小電界
Ezによってドリフトし、チャネル領域12を電流が流
れる。チャネル幅をW(z)、電子の移動度をμとすれ
ば、チャネル電流Idは、 Id=W(z)Qi(z)μEz (2) となる。一方、等電位面が表面にほぼ平行であるとする
と、微小電界Ezは、 Ez=−dVc/dz (3) であることから、式(1)〜(3)により、チャネル電
流Idは、 Id=W(z)Cox(Vg−Vt−Vc(z))μdVc/dz (4) となる。電流連続の条件から、チャネル電流Idは任意
の位置zで連続である。
【0018】次に、式(4)の両辺をz=0からz=L
まで積分する。従来の電界効果トランジスタのようにチ
ャネル幅W(z)が一定値(W0 )である場合について
求める。式(4)の右辺を、z=0のときVc=0、z
=LのときVc=Vdの条件を考慮して求めると、
【0019】
【数1】 となり、式(4)の左辺をz=0からz=Lまで積分す
ると、Id・Lとなるから、次式が成立する。 Id・L=1/2・W0 ・A (6) 但し、A=μCox[2(Vg−Vt)Vd−Vd2 ]で
ある。
【0020】従って、チャネル電流Idは、 Id=1/2L・W0 ・A (7) となる。この式(7)から、従来の電界効果トランジス
タのようにチャネル幅Wが一定だとチャネル長Lとチャ
ネル電流Idは反比例の関係になることが分かる。
【0021】本実施例では、チャネル幅Wがzの一次関
数として変化し、 W(z)=W0 +kz (8) となる。従って、式(4)の両辺をz=0からz=Lま
で積分すると、式(4)の右辺は、
【0022】
【数2】 となる。式(4)の左辺はId・Lとなり、次式が成立
する。 Id・L=1/2・W0 ・A+1/2・L・k・A (10) 但し、A=μCox[2(Vg−Vt)Vd−Vd2 ]で
ある。そして、チャネル電流Idは、 Id=1/2L・W0 ・A+1/2・k・A (11) となり、チャネル長Lに影響を受けない第2項が付け加
わることから全体としてチャネル長Lの影響が小さくな
り、チャネル電流Idのチャネル長依存度が式(7)に
比べて小さくなる。
【0023】これを図3に示す。図中、チャネル電流I
d1 は、W0 ・A=2とした場合の式(7)によるもの
であり、チャネル電流Id2 は、W0 ・A=1、1/2
・k・A=1とした場合の式(10)によるものであ
る。従って、チャネル長Lが長くなるとzの一次関数と
してチャネル幅Wが長くなるように、フィールド領域1
1の形状を形成することにより、チャネル電流のチャネ
ル長依存度を小さくすることができる。
【0024】以上の計算では、原点をソース領域13
(或はドレイン領域14)端としたが、原点をゲート電
極16の中心として計算しても同様の結果となる。この
ように、電界効果トランジスタ10のフィールド領域1
1を、フィールド幅成分18a,18bが一次関数で表
示される変化率で変化する形状に形成することにより、
チャネル電流のチャネル長依存度を小さくすることがで
き、チャネル長の製造誤差等による設計値とのずれがそ
のまま電流値の変動となることがない。
【0025】なお、フールド領域11の形状は、上辺1
7aのみがゲート電極16のフィールド長さ方向中央で
左右上方に同一角度で傾斜し、ゲート電極16で上辺1
7aが凹みフィールド幅が最も狭くなる形状(図1
(b)参照)や、下辺17bのみがゲート電極16のフ
ィールド長さ方向中央で左右下方に同一角度で傾斜し、
ゲート電極16で下辺17bが凹みフィールド幅が最も
狭くなる形状(図1(c)参照)でもよい。
【0026】本実施例による電界効果トランジスタの製
造方法について簡単に説明する。先ず、シリコン基板B
の全面に約100nm厚の窒化膜(図示せず)を形成
し、この窒化膜をフィールド領域11の形状にパターニ
ングする。次に、パターニングされた窒化膜をマスクと
してシリコン基板B表面をLOCOS法により酸化し、
素子分離のための厚いLOCOS酸化膜(図示せず)を
形成する。このLOCOS酸化膜により、図1に示すよ
うに、ゲート電極16のフィールド長さ方向中央で、フ
ィールド幅が最も狭くなるような形状のフィールド領域
11が画定される。
【0027】次に、窒化膜をエッチング除去した後に、
熱酸化によりフィールド領域11に薄いゲート酸化膜1
5を形成する。次に、全面に多結晶シリコン層(図示せ
ず)を堆積し、このシリコン層をパターニングして、図
1に示すような形状のゲート電極16を形成する。次
に、パターニングされたゲート電極16をマスクとして
不純物をイオン注入し、フィールド領域11にソース領
域13とドレイン領域14を形成し、電界効果トランジ
スタを完成する。
【0028】(第二実施例)この実施例における電界効
果トランジスタ20は、図4に示すように、フィールド
幅が二次関数で表示される変化率で変化する形状に形成
されたフィールド領域21を有する他は、電界効果トラ
ンジスタ10と同様の構成を有している。このフールド
領域21は、上下辺17a,17bが共に二次曲線から
なり、ゲート電極16中央で上下辺17a,17bが凹
みフィールド幅が最も狭くなる形状((a)参照)の
他、上辺17aのみが二次曲線からなり、ゲート電極1
6中央で上辺17aが凹みフィールド幅が最も狭くなる
形状((b)参照)や、下辺17bのみが二次曲線から
なり、ゲート電極16中央で下辺17bが凹みフィール
ド幅が最も狭くなる形状((c)参照)でもよい。
【0029】このような形状にフィールド領域21を形
成した電界効果トランジスタ20におけるチャネル幅或
はチャネル長と電流値の関係を、以下に検討する。最初
に、チャネル電流がチャネル長に依存しなくなるような
チャネル幅Wの関数について検討する。チャネル幅Wが
zの一般的な関数f(z)に基づいて変化する場合、 W(z)=W0 +f(z) (12) と表される。従って、式(4)の両辺をz=0からz=
Lまで積分すると、式(4)の右辺は、
【0030】
【数3】 となる。式(4)の左辺はId・Lとなり、次式が成立
する。 Id・L=1/2・W0 ・A+1/2・(f(L)−f(0))A (14) 従って、チャネル電流Idは、 Id=1/2L・W0 ・A+1/2L・(f(L)−f(0))A (15) となる。
【0031】チャネル電流Idがチャネル長Lに依存し
なくなるためには、dId/dLが0になればよいの
で、式(15)をLで微分すると、次式が成立する。 0=−1/2L2 ・W0 ・A−1/2L2 ・(f(L)−f(0))・A +1/2L・df(L)/dL・A (16) 従って、上式(16)を満足させるf(z)を設定すれ
ば、チャネル長Lが変化してもチャネル電流Idが変化
しないようにすることができる。
【0032】本実施例では、チャネル幅Wがzの二次関
数として変化するので、f(z)=kz2 として、次式
のようになる。 W(z)=W0 +f(z)=W0 +kz2
(17)ここで、式(15)に式(1
7)を代入すると、次式が成立する。 Id=1/2L・W0 ・A+1/2L・kL2 ・A Id=1/2L・W0 ・A+1/2・kL・A (18) チャネル電流Idがチャネル長Lに依存しなくなるため
には、dId/dLが0になればよいので、式(18)
をLで微分すると、次式が成立する。
【0033】 0=−1/2L2 ・W0 ・A+1/2・k・A
(19) 従って、k=W0 /Lgate2
のときdId/dLが0となる。ここで、Lgateとは設
計時のゲート電極長である。これを図5に示す。図中、
チャネル電流Id1 は、W0 ・A=2とした場合の式
(7)によるものであり、チャネル電流Id2 は、W0
・A=1、1/2・k・A=1とした場合の式(18)
によるものである。
【0034】このように、電界効果トランジスタ20の
フィールド領域21を、フィールド長さの全域に渡って
フィールド幅を変化させて、チャネル長Lが長くなると
チャネル幅Wが長くなる形状に形成することにより、チ
ャネル電流のチャネル長依存度を小さくすることがで
き、チャネル長の製造誤差等による設計値とのずれがそ
のまま電流値の変動となることがない。
【0035】なお、フィールド幅が二次関数で表示され
る変化率で変化する電界効果トランジスタ20は、変化
率が一次関数で表示される電界効果トランジスタ10に
比べ、チャネル電流のチャネル長依存度をより小さくす
ることができる。 (第三実施例)この実施例における電界効果トランジス
タ22は、図6に示すように、フィールド領域23が、
ゲート電極16を境に互いに対称となる幅方向中央部を
広げた矩形状に形成されており、更に、フィールド幅
が、一次関数で表示される変化率で変化する他は、電界
効果トランジスタ10と同様の構成を有している。
【0036】この電界効果トランジスタ20は、ウエハ
のモニタ領域に設けられる。フールド領域23は、ゲー
ト電極16のフィールド長さ方向中央で、上辺17aが
左右下方に同一角度で傾斜し下辺17bが左右上方に同
一角度で傾斜して、フィールド幅が最も広くなる形状
((a)参照)の他、上辺17aのみが、ゲート電極1
6のフィールド長さ方向中央で左右下方に同一角度で傾
斜し、ゲート電極16で上辺17aが突出してフィール
ド幅が最も広くなる形状((b)参照)や、下辺17b
のみが、ゲート電極16のフィールド長さ方向中央で左
右上方に同一角度で傾斜し、ゲート電極16で下辺17
bが突出しフィールド幅が最も広くなる形状((c)参
照)でもよい。
【0037】このような形状にフィールド領域23を形
成した電界効果トランジスタ22におけるチャネル幅或
はチャネル長と電流値の関係を、以下に検討する。本実
施例では、チャネル幅Wがzの一次関数として変化し、 W(z)=W0 −kz (20) となる。
【0038】従って、式(4)の両辺をz=0からz=
Lまで積分すると、式(4)の右辺は、
【0039】
【数4】 となる。式(4)の左辺はId・Lとなり、次式が成立
する。 Id・L=1/2・W0 ・A−1/2・L・k・A (22) 但し、A=μCox[2(Vg−Vt)Vd−Vd2 ]で
ある。そして、チャネル電流Idは、 Id=1/2L・W0 ・A−1/2・k・A (23) となり、チャネル長Lに影響を受けない第2項が差し引
かれることから全体としてチャネル長Lの影響が大きく
なり、チャネル電流Idのチャネル長依存度が式(7)
に比べて大きくなる。
【0040】これを図7に示す。図中、チャネル電流I
d1 は、W0 ・A=2とした場合の式(7)によるもの
であり、チャネル電流Id2 は、W0 ・A=2.5,k
・A=1とした場合の式(23)によるものである。従
って、電界効果トランジスタ22のフィールド領域23
を、ゲート電極16のフィールド長さ方向中央でフィー
ルド幅が最も広くなる形状、即ちフィールド領域をチャ
ネル長が長くなるとチャネル幅が短くなるように形成す
ることにより、チャネル電流のチャネル長依存度を大き
くすることができる。
【0041】このように、電界効果トランジスタ10に
比べて、電界効果トランジスタ22の電流値のチャネル
長依存度が大きくなるので、電界効果トランジスタ10
と電界効果トランジスタ22の両方の電流値を測定し比
較することにより、従来は電子顕微鏡で測定していたチ
ャネル幅を、電流値を測定することにより推測すること
ができる。
【0042】(第四実施例)この実施例における電界効
果トランジスタ24は、図8に示すように、フィールド
幅が二次関数で表示される変化率で変化する形状に形成
されたフィールド領域25を有する他は、電界効果トラ
ンジスタ22と同様の構成を有している。フールド領域
25は、ゲート電極16のフィールド長さ方向中央で、
フィールド長さ成分17aが左右下方に同一角度で傾斜
しフィールド長さ成分17bが左右上方に同一角度で傾
斜して、フィールド幅が最も広くなる形状((a)参
照)の他、フィールド長さ成分17aのみが、ゲート電
極16のフィールド長さ方向中央で左右下方に同一角度
で傾斜し、ゲート電極16で上辺が突出してフィールド
幅が最も広くなる形状((b)参照)や、フィールド長
さ成分17bのみが、ゲート電極16のフィールド長さ
方向中央で左右上方に同一角度で傾斜し、ゲート電極1
6で下辺が突出しフィールド幅が最も広くなる形状
((c)参照)でもよい。
【0043】このような形状にフィールド領域25を形
成した電界効果トランジスタ24におけるチャネル幅或
はチャネル長と電流値の関係を、以下に検討する。本実
施例では、チャネル幅Wがzの二次関数として変化する
ので、f(z)=kz2 として、次式のようになる。 W(z)=W0 −f(z)=W0 −kz2 (24) ここで、式(15)に式(24)を代入すると、次式が
成立する。
【0044】 Id=1/2L・W0 ・A−1/2L・kL2 ・A Id=1/2L・W0 ・A−1/2・kL・A (25) 従って、(7)式のチャネル電流Idをチャネル電流I
d1 、(25)式のチャネル電流Idをチャネル電流I
d2 とすると、 dId1 /dL=−1/2L2 ・W0 ・A (26) dId2 /dL=−1/2L2 ・W0 ・A−1/2・k・A (27) となり、W0 ・A,k・Aの値を変えることにより、 dId1 /dL>dId2 /dL (28) とすることができる。
【0045】(7)式のW0 ・A=2、(25)式のW
0 ・A=2.25、k・A=1、L=0.5とすると、
(26)式及び(27)式より、 dId1 /dL=−4,dId2 /dL=−5 となって(28)式が成立し、Id2 の方がチャネル長
依存性が大きくなる。これを図9に示す。
【0046】従って、電界効果トランジスタ24のフィ
ールド領域25を、ゲート電極16のフィールド長さ方
向中央でフィールド幅が最も広くなる形状、即ちフィー
ルド領域をチャネル長が長くなるとチャネル幅が短くな
るように形成することにより、チャネル電流のチャネル
長依存度を大きくすることができる。このように、電界
効果トランジスタ10に比べて、電界効果トランジスタ
24の電流値のチャネル長依存度が大きくなるので、電
界効果トランジスタ10と電界効果トランジスタ24の
両方の電流値を測定し比較することにより、従来は電子
顕微鏡で測定していたチャネル幅を、電流値を測定する
ことにより推測することができる。
【0047】(第五実施例)この実施例における電界効
果トランジスタ26は、図10及び図11に示すよう
に、フィールド領域27が、フィールド長さのソース領
域13側端からドレイン領域14側端へと向かうにつれ
てフィールド幅が拡大(図10参照)或は縮小(図11
参照)する形状に形成されている。この電界効果トラン
ジスタ26は、ウエハのモニタ領域に設けられる。
【0048】フィールド領域27は、図10に示すよう
に、上下辺17a,17bが共に同一角度で傾斜し、ド
レイン領域14側端に向かってフィールド幅が拡大する
形状((a)参照)の他、上辺17aのみが傾斜してド
レイン領域14側端に向かってフィールド幅が拡大する
形状((b)参照)や、下辺17bのみが傾斜してドレ
イン領域14側端に向かってフィールド幅が拡大する形
状(c)参照)でもよい。
【0049】また、フィールド領域27は、図11に示
すように、上下辺17a,17bが共に同一角度で傾斜
し、ソース領域13側端に向かってフィールド幅が拡大
する形状((a)参照)の他、上辺17aのみが傾斜し
てソース領域13側端に向かってフィールド幅が拡大す
る形状((b)参照)や、下辺17bのみが傾斜してソ
ース領域13側端に向かってフィールド幅が拡大する形
状(c)参照)でもよい。
【0050】すなわち、フィールド領域27は、一側方
のフィールド幅が最も狭く他側方のフィールド幅が最も
広くなる形状を有している。上記構成を有することによ
り、ゲート電極16の位置が設計位置からずれると、チ
ャネル幅が変化し電流値も変化するので、電界効果トラ
ンジスタ26の電流値を測定することにより、ゲート電
極16の位置ずれを推定することができる。
【0051】この電界効果トランジスタ26の場合、チ
ャネル電流Idと位置ずれ量δとの関係は、ゲート電極
16の中心Oでのチャネル幅をW0 、ゲート電極16の
幅Wとゲート電極16の中心Oとの距離をLとすると、
W=W0 +kLとなる(図10(a)参照)。従って、 Id=1/2L・W0 ・A+1/2・k・A (11) が成立する。
【0052】チャネル電流Idを測定して、式(11)
よりチャネル幅W0 を計算し、W0cal とする。また、
設計したときのW0 をW0 designとすると、W0 cal =
0design+kδとなり、位置ずれの距離δは、 δ=1/k・(W0 cal −W0 design) (29) となる。
【0053】このように、フィールド領域27の形状
を、設計値よりチャネル長が長くなるとチャネル幅が長
くなるように形成することで、電流値のチャネル長依存
度が大きくなり、電界効果トランジスタ26を、チャネ
ル幅のモニタとして機能させることができる。また、図
12に示すように、半導体基板28上に、チャネル領域
12の長さ方向を互いに直行させてフィールド領域27
を配置した二個の電界効果トランジスタ26を設けるこ
とにより、フィールド領域27のX−Y方向それぞれに
おけるゲート電極16の位置ずれを検出することができ
る。
【0054】なお、本発明は上記実施例に限らず種々の
変形が可能であり、例えば、上記構成のフィールド領域
を有することにより、通常のMOS構造の他、SOI基
板にMOSFETを形成してもよいし、HEMT構造や
MESFET構造でも同様の効果を得ることができる。
また、TFT(Thin Film Transistor )でも同様の
効果を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、チャネル
長の製造誤差等による設計値とのずれがそのまま電流値
の変動となることがない。また、チャネル幅の検出と共
に位置ずれの検出も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例による電界効果トランジス
タを示しており、(a),(b),(c)共にフィール
ド幅成分が一次関数で表示される変化率で変化する場合
の概略平面図である。
【図2】電界効果トランジスタの概略断面図である。
【図3】図1に示す電界効果トランジスタのチャネル電
流を示す比較説明図である。
【図4】本発明の第二実施例による電界効果トランジス
タを示しており、(a),(b),(c)共にフィール
ド幅成分が二次関数で表示される変化率で変化する場合
の概略平面図である。
【図5】図4に示す電界効果トランジスタのチャネル電
流を示す比較説明図である。
【図6】本発明の第三実施例による電界効果トランジス
タを示しており、(a),(b),(c)共にフィール
ド幅成分が一次関数で表示される変化率で変化する場合
の概略平面図である。
【図7】図6に示す電界効果トランジスタのチャネル電
流を示す比較説明図である。
【図8】本発明の第四実施例による電界効果トランジス
タを示しており、(a),(b),(c)共にフィール
ド幅成分が一次関数で表示される変化率で変化する場合
の概略平面図である。
【図9】図8に示す電界効果トランジスタのチャネル電
流を示す比較説明図である。
【図10】本発明の第五実施例による電界効果トランジ
スタを示しており、(a),(b),(c)共にフィー
ルド幅成分がドレイン領域側端に向かって拡大する場合
の概略平面図である。
【図11】本発明の第五実施例による電界効果トランジ
スタを示しており、(a),(b),(c)共にフィー
ルド幅成分がソース領域側端に向かって拡大する場合の
概略平面図である。
【図12】本発明の第五実施例による半導体基板上に形
成された電界効果トランジスタを示す概略平面図であ
る。
【図13】従来の電界効果トランジスタを示す概略平面
図である。
【符号の説明】
10,20,22,24,26…電界効果トランジスタ 11,21,23,25,27…フィールド領域 12…チャネル領域 13…ソース領域 14…ドレイン領域 15…ゲート酸化膜 16…ゲート電極 17a…上辺 17b…下辺 18a…左辺 18b…右辺 28…半導体基板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド領域内にチャネル領域を挟ん
    でソース領域とドレイン領域が相対して設けられ、前記
    チャネル領域上にゲート電極が設けられた電界効果トラ
    ンジスタにおいて、 前記フィールド領域を、前記ゲート電極の両側に延びる
    フィールド長さの全域に渡って前記ゲート電極に沿うフ
    ィールド幅が所定の関数により変化する形状に形成し、
    前記所定の関数は、前記ソース領域から前記ドレイン領
    域へと向かう方向の基準点からの距離に応じて変化する
    ことを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電界効果トランジスタに
    おいて、 前記フィールド領域が、前記ゲート電極の前記フィール
    ド長さ方向中央で、前記フィールド幅が最も狭くなる形
    状を有することを特徴とする電界効果トランジスタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電界効果トランジスタに
    おいて、 前記フィールド領域が、前記ゲート電極の前記フィール
    ド長さ方向中央で、前記フィールド幅が最も広くなる形
    状を有することを特徴とする電界効果トランジスタ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の電界効果トランジ
    スタにおいて、 前記フィールド幅が、前記ソース領域から前記ドレイン
    領域へと向かう方向の基準点からの距離の一次関数によ
    り変化することを特徴とする電界効果トランジスタ。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3記載の電界効果トランジ
    スタにおいて、 前記フィールド幅が、前記ソース領域から前記ドレイン
    領域へと向かう方向の基準点からの距離の二次関数によ
    り変化することを特徴とする電界効果トランジスタ。
  6. 【請求項6】 フィールド領域内にチャネル領域を挟ん
    でソース領域とドレイン領域が相対して設けられ、前記
    チャネル領域上にゲート電極が設けられた電界効果トラ
    ンジスタにおいて、 前記フィールド領域が、前記ゲート電極の両側に延びる
    フィールド長さの前記ソース領域側端から前記ドレイン
    領域側端へと向かうにつれて、フィールド幅が拡大或は
    縮小する形状に形成されたことを特徴とする電界効果ト
    ランジスタ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電界効果トランジスタに
    おいて、 前記フィールド幅が、前記ソース領域から前記ドレイン
    領域へと向かう方向の基準点からの距離の一次関数によ
    り変化することを特徴とする電界効果トランジスタ。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に、 請求項6又は7記載の第一の電界効果トランジスタと、 前記第一の電界効果トランジスタのフィールド領域に対
    し前記チャネル領域の長さ方向を互いに直行させて配置
    されたフィールド領域を有する請求項6又は7記載の第
    二の電界効果トランジスタとを形成し、 前記第一及び第二の電界効果トランジスタの前記各フィ
    ールド領域に対する前記各ゲート電極の位置ずれを検出
    することを特徴とする半導体装置。
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