JPH06334438A - マイクロ波発振器 - Google Patents
マイクロ波発振器Info
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- JPH06334438A JPH06334438A JP12371693A JP12371693A JPH06334438A JP H06334438 A JPH06334438 A JP H06334438A JP 12371693 A JP12371693 A JP 12371693A JP 12371693 A JP12371693 A JP 12371693A JP H06334438 A JPH06334438 A JP H06334438A
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- JP
- Japan
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- barrier diode
- schottky barrier
- electrode
- line
- voltage
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 MMIC化したマイクロ波帯やミリ波帯用の
マイクロ波発振器に関し、発振周波数を広範囲にわたり
調整可能とする。 【構成】 ゲート電極Gとソース電極Sとドレイン電極
Dとを有するFET等の発振素子1と、ショットキーバ
リアダイオード2と、第1,第2のキャパシタ3,4
と、誘導性ライン5と、整合回路6とを、Si,GaA
s等の半導体基板に形成し、ゲート電極Gに整合回路6
を介して出力端子を接続し、誘導性ライン5とショット
キーバリアダイオード2との並列回路を、ソース電極S
又はドレイン電極Dに接続し、誘導性ライン5のインダ
クタンス成分とショットキーバリアダイオード2の容量
成分とにより並列共振回路を構成し、ショットキーバリ
アダイオード2に周波数調整用の電圧Vcを印加して、
容量成分を変化させることにより発振周波数を調整す
る。
マイクロ波発振器に関し、発振周波数を広範囲にわたり
調整可能とする。 【構成】 ゲート電極Gとソース電極Sとドレイン電極
Dとを有するFET等の発振素子1と、ショットキーバ
リアダイオード2と、第1,第2のキャパシタ3,4
と、誘導性ライン5と、整合回路6とを、Si,GaA
s等の半導体基板に形成し、ゲート電極Gに整合回路6
を介して出力端子を接続し、誘導性ライン5とショット
キーバリアダイオード2との並列回路を、ソース電極S
又はドレイン電極Dに接続し、誘導性ライン5のインダ
クタンス成分とショットキーバリアダイオード2の容量
成分とにより並列共振回路を構成し、ショットキーバリ
アダイオード2に周波数調整用の電圧Vcを印加して、
容量成分を変化させることにより発振周波数を調整す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モノリシック・マイク
ロ波集積回路(MMIC)により構成され、マイクロ波
帯やミリ波帯に於いて発振するマイクロ波発振器に関す
る。マイクロ波帯やミリ波帯用の発振器をMMIC化す
ることにより、小型化が可能となると共に大量生産が可
能となる。その場合に、製作誤差等に基づく発振周波数
の調整や使用状態に於ける発振周波数の変更等に対処で
きるように、発振周波数を簡単に調整可能とすることが
要望されている。
ロ波集積回路(MMIC)により構成され、マイクロ波
帯やミリ波帯に於いて発振するマイクロ波発振器に関す
る。マイクロ波帯やミリ波帯用の発振器をMMIC化す
ることにより、小型化が可能となると共に大量生産が可
能となる。その場合に、製作誤差等に基づく発振周波数
の調整や使用状態に於ける発振周波数の変更等に対処で
きるように、発振周波数を簡単に調整可能とすることが
要望されている。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波帯やミリ波帯用のマイクロ波
発振器の発振素子として、電界効果トランジスタ(FE
T)や高電子移動度トランジスタ(HEMT)が用いら
れており、例えば、発振波長をλとすると、λ/2の長
さの一端開放の共振ラインを発振素子のドレインに接続
し、ゲートに整合回路を介して出力端子を接続し、仮想
ドレイン接地型とした構成が知られている。この場合の
発振周波数は、約λ/2の長さの共振ラインによって主
に定まるものである。従って、共振ラインの長さを調整
することが極めて困難であるから、発振周波数の調整は
困難である。
発振器の発振素子として、電界効果トランジスタ(FE
T)や高電子移動度トランジスタ(HEMT)が用いら
れており、例えば、発振波長をλとすると、λ/2の長
さの一端開放の共振ラインを発振素子のドレインに接続
し、ゲートに整合回路を介して出力端子を接続し、仮想
ドレイン接地型とした構成が知られている。この場合の
発振周波数は、約λ/2の長さの共振ラインによって主
に定まるものである。従って、共振ラインの長さを調整
することが極めて困難であるから、発振周波数の調整は
困難である。
【0003】又誘電体共振器を用いたマイクロ波発振器
も知られており、例えば、FETのゲートにストリップ
ラインを接続し、このストリップラインに誘電体共振器
を結合させた構成を有し、FETのゲート及びソースを
高周波的にショート状態とし、ドレインを高周波的にオ
ープン状態として発振させるものであり、ストリップラ
インのゲートからの約λ/4の位置に誘電体共振器を結
合させ、その結合位置を調整すれば、発振周波数を変更
することができる。
も知られており、例えば、FETのゲートにストリップ
ラインを接続し、このストリップラインに誘電体共振器
を結合させた構成を有し、FETのゲート及びソースを
高周波的にショート状態とし、ドレインを高周波的にオ
ープン状態として発振させるものであり、ストリップラ
インのゲートからの約λ/4の位置に誘電体共振器を結
合させ、その結合位置を調整すれば、発振周波数を変更
することができる。
【0004】しかし、マイクロ波発振器に於ける誘電体
共振器は微小な寸法となるから、この誘電体共振器の位
置を変更することは非常に困難となる。そこで、この誘
電体共振器の位置を固定した状態で発振周波数を変更す
る構成が提案されている。例えば、特開平4−2423
06号公報に示された構成は、自己発振型の周波数変換
器であるが、第1,第2のFETを直列に接続し、第1
のFETのゲートにストリップラインを接続し、そのス
トリップラインに誘電体共振器を結合し、第1のFET
のドレイン又はソースにバラクタダイオードを接続し、
第2のFETのゲートに周波数変換すべき信号を入力す
るものである。
共振器は微小な寸法となるから、この誘電体共振器の位
置を変更することは非常に困難となる。そこで、この誘
電体共振器の位置を固定した状態で発振周波数を変更す
る構成が提案されている。例えば、特開平4−2423
06号公報に示された構成は、自己発振型の周波数変換
器であるが、第1,第2のFETを直列に接続し、第1
のFETのゲートにストリップラインを接続し、そのス
トリップラインに誘電体共振器を結合し、第1のFET
のドレイン又はソースにバラクタダイオードを接続し、
第2のFETのゲートに周波数変換すべき信号を入力す
るものである。
【0005】発振周波数は、ストリップラインと誘電体
共振器との結合位置を固定した状態で、バラクタダイオ
ードに印加する電圧を調整して、第1のFETのドレイ
ン又はソースの位相回りを変化させるもので、それによ
って、発振条件が変化することによって、発振周波数を
変化させることができるものである
共振器との結合位置を固定した状態で、バラクタダイオ
ードに印加する電圧を調整して、第1のFETのドレイ
ン又はソースの位相回りを変化させるもので、それによ
って、発振条件が変化することによって、発振周波数を
変化させることができるものである
【0006】又特開平4−256206号公報に示され
た構成は、MMIC(モノリシック・マイクロ波集積回
路)化した帰還増幅型発振器を示し、帰還経路のダイオ
ードの容量成分を印加電圧によって調整し、発振周波数
を変化させるものである。又外部負荷と結合する結合容
量をバラクタダイオードによって構成し、その印加電圧
を調整して、結合容量を最適化できるようにしたもので
ある。
た構成は、MMIC(モノリシック・マイクロ波集積回
路)化した帰還増幅型発振器を示し、帰還経路のダイオ
ードの容量成分を印加電圧によって調整し、発振周波数
を変化させるものである。又外部負荷と結合する結合容
量をバラクタダイオードによって構成し、その印加電圧
を調整して、結合容量を最適化できるようにしたもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】マイクロ波帯やミリ波
帯の発振周波数を得る為のマイクロ波発振器を、MMI
C(Monolithic Microwave Integrated Circuit)
化することにより、小型化並びに大量生産化を可能とす
ることができる。その場合に、前述の従来例のように、
終端開放の共振ラインを用いた構成に於いては、その長
さを調整できないから、発振素子のバイアス電圧を調整
して発振周波数を調整することになる。しかし、その発
振周波数の調整範囲は狭いものである。例えば、60G
Hz帯発振器に於いては、バイアス電圧の調整による発
振周波数の可変範囲は200MHz程度に過ぎないもの
である。
帯の発振周波数を得る為のマイクロ波発振器を、MMI
C(Monolithic Microwave Integrated Circuit)
化することにより、小型化並びに大量生産化を可能とす
ることができる。その場合に、前述の従来例のように、
終端開放の共振ラインを用いた構成に於いては、その長
さを調整できないから、発振素子のバイアス電圧を調整
して発振周波数を調整することになる。しかし、その発
振周波数の調整範囲は狭いものである。例えば、60G
Hz帯発振器に於いては、バイアス電圧の調整による発
振周波数の可変範囲は200MHz程度に過ぎないもの
である。
【0008】又誘電体共振器を用いたマイクロ波発振器
に於いては、誘電体共振器が微小寸法となると共に、G
aAs等の半導体基板上のストリップラインに対して、
所定位置に正確に取付ける必要があり、高精度の組立て
を行う為にコストアップとなる欠点がある。
に於いては、誘電体共振器が微小寸法となると共に、G
aAs等の半導体基板上のストリップラインに対して、
所定位置に正確に取付ける必要があり、高精度の組立て
を行う為にコストアップとなる欠点がある。
【0009】又バラクタダイオードを用いたマイクロ波
発振器は、同一半導体基板上に、FETやHEMT等の
発振素子を形成するプロセスと異なるプロセスでバラク
タダイオードを製作することになり、MMIC化する場
合に、コストアップとなる問題がある。本発明は、経済
的な構成によりマイクロ波帯やミリ波帯に於ける発振周
波数を広範囲に調整可能とすることを目的とする。
発振器は、同一半導体基板上に、FETやHEMT等の
発振素子を形成するプロセスと異なるプロセスでバラク
タダイオードを製作することになり、MMIC化する場
合に、コストアップとなる問題がある。本発明は、経済
的な構成によりマイクロ波帯やミリ波帯に於ける発振周
波数を広範囲に調整可能とすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロ波発振
器は、図1を参照して説明すると、ゲート電極Gとソー
ス電極Sとドレイン電極Dとを有するFET等の発振素
子1と、ショットキーバリアダイオード2と、第1,第
2のキャパシタと、誘導性ライン5と、整合回路6とを
半導体基板上に形成し、ゲート電極Gと発振信号の出力
端子との間に整合回路6を接続し、誘導性ライン5とシ
ョットキーバリアダイオード2とを含む並列回路を、発
振素子1のソース電極S又はドイレン電極Dに接続し、
ショットキーバリアダイオード2に周波数調整用の電圧
を印加する為の端子を接続した構成とする。
器は、図1を参照して説明すると、ゲート電極Gとソー
ス電極Sとドレイン電極Dとを有するFET等の発振素
子1と、ショットキーバリアダイオード2と、第1,第
2のキャパシタと、誘導性ライン5と、整合回路6とを
半導体基板上に形成し、ゲート電極Gと発振信号の出力
端子との間に整合回路6を接続し、誘導性ライン5とシ
ョットキーバリアダイオード2とを含む並列回路を、発
振素子1のソース電極S又はドイレン電極Dに接続し、
ショットキーバリアダイオード2に周波数調整用の電圧
を印加する為の端子を接続した構成とする。
【0011】又発振素子1のドレイン電極Dを第2のキ
ャパシタ4を介して交流的に接地し、ソース電極Sを誘
導性ライン5を介して直流的に接地し、第1のキャパシ
タ3とショットキーバリアダイオード2とを直列に接続
して、誘導性ライン5に並列に接続し、ショットキーバ
リアダイオード2に周波数調整用の電圧を印加する端子
を接続することができる。
ャパシタ4を介して交流的に接地し、ソース電極Sを誘
導性ライン5を介して直流的に接地し、第1のキャパシ
タ3とショットキーバリアダイオード2とを直列に接続
して、誘導性ライン5に並列に接続し、ショットキーバ
リアダイオード2に周波数調整用の電圧を印加する端子
を接続することができる。
【0012】又発振素子1のソース電極Sを直流的に接
地し、ドレイン電極Dと接地との間に、ショットキーバ
リアダイオード2と第1のキャパシタ3との直列回路
と、誘導性ライン5と第2のキャパシタ4との直列回路
とを接続し、且つショットキーバリアダイオード2に周
波数調整用の電圧を印加する端子を接続することができ
る。
地し、ドレイン電極Dと接地との間に、ショットキーバ
リアダイオード2と第1のキャパシタ3との直列回路
と、誘導性ライン5と第2のキャパシタ4との直列回路
とを接続し、且つショットキーバリアダイオード2に周
波数調整用の電圧を印加する端子を接続することができ
る。
【0013】
【作用】発振素子1のソース電極S又はドレイン電極D
に接続したショットキーバリアダイオード2と誘導性ラ
イン5との並列回路は、ショットキーバリアダイオード
2の容量成分と誘導性ライン5のインダクタンス成分と
による並列共振回路を構成することになり、そのショッ
トキーバリアダイオード2の容量成分は、周波数調整用
の電圧を印加することにより、或る電圧範囲内では、ほ
ぼ直線的に変化するから、誘導性ライン5等の製作上の
誤差や使用中に於ける要望等に従って、所望の発振周波
数を容易に得ることができる。又ショットキーバリアダ
イオード2は、FET等の発振素子1と同一のプロセス
によって製作することができる。
に接続したショットキーバリアダイオード2と誘導性ラ
イン5との並列回路は、ショットキーバリアダイオード
2の容量成分と誘導性ライン5のインダクタンス成分と
による並列共振回路を構成することになり、そのショッ
トキーバリアダイオード2の容量成分は、周波数調整用
の電圧を印加することにより、或る電圧範囲内では、ほ
ぼ直線的に変化するから、誘導性ライン5等の製作上の
誤差や使用中に於ける要望等に従って、所望の発振周波
数を容易に得ることができる。又ショットキーバリアダ
イオード2は、FET等の発振素子1と同一のプロセス
によって製作することができる。
【0014】又ドレイン電極Dを第2キャパシタ4によ
って交流的に接地し、直流的には非接地の状態として正
極性のドレイン電圧を印加し、ゲート電極Gに整合回路
6を介してゲートバイアス電圧を印加し、ソース電極S
と接地との間に、第1のキャパシタ3とショットキーバ
リアダイオード2との直列回路と並列に誘導性ライン5
を接続し、ショットキーバリアダイオード2の容量成分
と誘導性ライン5のインダクタンス成分とによる並列共
振回路を形成し、ソース接地型のマイクロ波発振器を構
成している。そして、ショットキーバリアダイオード2
に周波数調整用の電圧を印加してその容量成分を変更す
ることによって、発振周波数を所望の値に調整すること
ができる。
って交流的に接地し、直流的には非接地の状態として正
極性のドレイン電圧を印加し、ゲート電極Gに整合回路
6を介してゲートバイアス電圧を印加し、ソース電極S
と接地との間に、第1のキャパシタ3とショットキーバ
リアダイオード2との直列回路と並列に誘導性ライン5
を接続し、ショットキーバリアダイオード2の容量成分
と誘導性ライン5のインダクタンス成分とによる並列共
振回路を形成し、ソース接地型のマイクロ波発振器を構
成している。そして、ショットキーバリアダイオード2
に周波数調整用の電圧を印加してその容量成分を変更す
ることによって、発振周波数を所望の値に調整すること
ができる。
【0015】又ソース電極Sを直接的に接地し、ドレイ
ン電極Dと接地との間に、ショットキーバリアダイオー
ド2と第1のキャパシタ3との直列回路と、誘導性ライ
ン5と第2のキャパシタ4との直列回路とを接続するこ
とにより、ショットキーバリアダイオード2の容量成分
と誘導性ライン5のインダクタンス成分とによる並列共
振回路を形成し、ドレイン電極Dに負極性のドレイン電
圧を印加し、且つゲート電極Gに整合回路6を介してゲ
ートバイアス電圧を印加することにより、ドレイン仮想
接地型のマイクロ波発振器を構成し、ショットキーバリ
アダイオード2に周波数調整用の電圧を印加してその容
量成分を変更することにより、発振周波数を所望の値に
調整することができる。
ン電極Dと接地との間に、ショットキーバリアダイオー
ド2と第1のキャパシタ3との直列回路と、誘導性ライ
ン5と第2のキャパシタ4との直列回路とを接続するこ
とにより、ショットキーバリアダイオード2の容量成分
と誘導性ライン5のインダクタンス成分とによる並列共
振回路を形成し、ドレイン電極Dに負極性のドレイン電
圧を印加し、且つゲート電極Gに整合回路6を介してゲ
ートバイアス電圧を印加することにより、ドレイン仮想
接地型のマイクロ波発振器を構成し、ショットキーバリ
アダイオード2に周波数調整用の電圧を印加してその容
量成分を変更することにより、発振周波数を所望の値に
調整することができる。
【0016】
【実施例】図2は本発明の実施例の回路図であり、11
はFET又はHEMT等のマイクロ波帯やミリ波帯用の
発振素子、Gはゲート電極、Dはドレイン電極、Sはソ
ース電極、12はショットキーバリアダイオード(Sch
ottky Barrier Diode)、Csは容量成分、Rsは抵
抗成分、13,14はMIM(Metal−Insulator−M
etal)キャパシタ、15は並列共振回路を構成する為の
誘導性ライン、16は整合回路、17〜22はλ/4の
長さの高インピーダンスライン、23は出力端子、24
はドレインDに電圧Vdsを印加する為の端子、25は
周波数調整用の電圧Vcを印加する為の端子、26はゲ
ートバイアス電圧Vgsを印加する為の端子である。
はFET又はHEMT等のマイクロ波帯やミリ波帯用の
発振素子、Gはゲート電極、Dはドレイン電極、Sはソ
ース電極、12はショットキーバリアダイオード(Sch
ottky Barrier Diode)、Csは容量成分、Rsは抵
抗成分、13,14はMIM(Metal−Insulator−M
etal)キャパシタ、15は並列共振回路を構成する為の
誘導性ライン、16は整合回路、17〜22はλ/4の
長さの高インピーダンスライン、23は出力端子、24
はドレインDに電圧Vdsを印加する為の端子、25は
周波数調整用の電圧Vcを印加する為の端子、26はゲ
ートバイアス電圧Vgsを印加する為の端子である。
【0017】この実施例の回路図はソース接地型のマイ
クロ波発振器を示し、ドレイン電極Dは第2のキャパシ
タであるMIMキャパシタ14を介して交流的に接地さ
れ、又ソース電極Sは誘導性ライン15を介して直流的
に接地される。又ショットキーバリアダイオード12の
オーミック接触電極がソース電極Sに接続され、ショッ
トキー接触電極が第1のキャパシタであるMIMキャパ
シタ13に接続され、誘導性ライン15とショットキー
ダイオード12の容量成分Csとによって並列共振回路
が形成される。
クロ波発振器を示し、ドレイン電極Dは第2のキャパシ
タであるMIMキャパシタ14を介して交流的に接地さ
れ、又ソース電極Sは誘導性ライン15を介して直流的
に接地される。又ショットキーバリアダイオード12の
オーミック接触電極がソース電極Sに接続され、ショッ
トキー接触電極が第1のキャパシタであるMIMキャパ
シタ13に接続され、誘導性ライン15とショットキー
ダイオード12の容量成分Csとによって並列共振回路
が形成される。
【0018】又高インピーダンスライン17〜22は、
波長λに対してλ/4の長さに選定されたストリップラ
インにより構成され、その中のライン20〜22は、扇
形形状として広帯域にわたり開放端の特性が得られるよ
うに構成されている。又整合回路16は、一端を開放し
たインダクタンススタブや一端を接地した容量スタブ等
を組合せて構成されている。
波長λに対してλ/4の長さに選定されたストリップラ
インにより構成され、その中のライン20〜22は、扇
形形状として広帯域にわたり開放端の特性が得られるよ
うに構成されている。又整合回路16は、一端を開放し
たインダクタンススタブや一端を接地した容量スタブ等
を組合せて構成されている。
【0019】発振素子11のドレイン電極Dに、端子2
4から正極性の電圧Vds(例えば、+3V)を高イン
ピーダンスライン18を介して印加し、ゲート電極G
に、端子26からゲートバイアス電圧Vgs(例えば、
+0.4V〜−0.6V)を高インピーダンスライン1
7と整合回路16とを介して印加して、発振素子11を
動作状態とすると、並列共振回路の共振周波数に於いて
は、発振素子11のソース電極Sは高周波的にはオープ
ンの状態となり、MIMキャパシタ14を介して接地さ
れたドレイン電極Dはショートの状態となる。そして、
整合回路16を最適化すると、ゲート電極Gから出力端
子23にマイクロ波又はミリ波の発振信号を出力するこ
とができる。
4から正極性の電圧Vds(例えば、+3V)を高イン
ピーダンスライン18を介して印加し、ゲート電極G
に、端子26からゲートバイアス電圧Vgs(例えば、
+0.4V〜−0.6V)を高インピーダンスライン1
7と整合回路16とを介して印加して、発振素子11を
動作状態とすると、並列共振回路の共振周波数に於いて
は、発振素子11のソース電極Sは高周波的にはオープ
ンの状態となり、MIMキャパシタ14を介して接地さ
れたドレイン電極Dはショートの状態となる。そして、
整合回路16を最適化すると、ゲート電極Gから出力端
子23にマイクロ波又はミリ波の発振信号を出力するこ
とができる。
【0020】又並列共振回路を構成するショットキーバ
リアダイオード12の容量成分Csは、端子25から高
インピーダンスライン19を介して印加する周波数調整
用の電圧Vcによって変化するから、並列共振回路の共
振周波数が変化し、従って、発振周波数を電圧Vcによ
って調整することができる。
リアダイオード12の容量成分Csは、端子25から高
インピーダンスライン19を介して印加する周波数調整
用の電圧Vcによって変化するから、並列共振回路の共
振周波数が変化し、従って、発振周波数を電圧Vcによ
って調整することができる。
【0021】図3は本発明の第1の実施例の概略パター
ン説明図であり、11−1は発振素子11のゲート電
極、11−2はソース電極、11−3はドレイン電極、
12−1はショットキーバリアダイオード12のショッ
トキー接触電極、12−2はオーミック接触電極、13
−1はMIMキャパシタ13の上部電極、13−2は下
部電極、13−3は誘電体、14−1はMIMキャパシ
タ14の上部電極、14−2は下部電極、14−3は誘
電体、15−1は誘導性ラインの一つのスパイラルライ
ン、16−1は整合回路を示す、
ン説明図であり、11−1は発振素子11のゲート電
極、11−2はソース電極、11−3はドレイン電極、
12−1はショットキーバリアダイオード12のショッ
トキー接触電極、12−2はオーミック接触電極、13
−1はMIMキャパシタ13の上部電極、13−2は下
部電極、13−3は誘電体、14−1はMIMキャパシ
タ14の上部電極、14−2は下部電極、14−3は誘
電体、15−1は誘導性ラインの一つのスパイラルライ
ン、16−1は整合回路を示す、
【0022】半導体基板は、Si,GaAs,AlGa
As/GaAs或いは他の化合物半導体等により構成す
ることができ、その半導体基板上に、FETやHEMT
等の発振素子11と、ショットキーバリアダイオード1
2と、第1,第2のキャパシタ3,4に相当するMIM
キャパシタ13,14と、誘導性ライン5に相当するス
パイラルライン15−1と、整合回路16−1とを形成
する。
As/GaAs或いは他の化合物半導体等により構成す
ることができ、その半導体基板上に、FETやHEMT
等の発振素子11と、ショットキーバリアダイオード1
2と、第1,第2のキャパシタ3,4に相当するMIM
キャパシタ13,14と、誘導性ライン5に相当するス
パイラルライン15−1と、整合回路16−1とを形成
する。
【0023】その場合に、発振素子11のゲート電極1
1−1と、ショットキーバリアダイオード12のショッ
トキー接触電極12−1とは、同一の半導体製造プロセ
スにより形成することができ、又ソース電極11−2と
ドレイン電極11−3と、ショットキーバリアダイオー
ド12のオーミック接触電極12−2とは、同一の半導
体製造プロセスにより形成することができる。又各電極
のフィンガー数を更に多くすることも勿論可能であり、
又ゲート電極11−1の両外側に分離して図示したソー
ス電極11−2は、相互に、例えば、エア・ブリッジを
用いて接続することができる。
1−1と、ショットキーバリアダイオード12のショッ
トキー接触電極12−1とは、同一の半導体製造プロセ
スにより形成することができ、又ソース電極11−2と
ドレイン電極11−3と、ショットキーバリアダイオー
ド12のオーミック接触電極12−2とは、同一の半導
体製造プロセスにより形成することができる。又各電極
のフィンガー数を更に多くすることも勿論可能であり、
又ゲート電極11−1の両外側に分離して図示したソー
ス電極11−2は、相互に、例えば、エア・ブリッジを
用いて接続することができる。
【0024】又MIMキャパシタ13,14は、半導体
基板上の下部電極13−2,14−2と誘電体13−
3,14−3と上部電極13−1,14−1とにより構
成されており、MIMキャパシタ13の上部電極13−
1と、ショットキーバリアダイオード12のショットキ
ー接触電極12−1と、周波数調整用の電圧を印加する
為の図示を省略した端子とを接続し、その下部電極13
−2とスパイラルライン15−1の一端とを接続し、そ
の他端と、ショットキーバリアダイオード12のオーミ
ック接触電極12−2及び発振素子11のソース電極1
1−2とを接続した構成とする。なお、スパイラルライ
ン15−1の交差するラインは、例えば、エアーブリッ
ジにより相互に絶縁するものである。
基板上の下部電極13−2,14−2と誘電体13−
3,14−3と上部電極13−1,14−1とにより構
成されており、MIMキャパシタ13の上部電極13−
1と、ショットキーバリアダイオード12のショットキ
ー接触電極12−1と、周波数調整用の電圧を印加する
為の図示を省略した端子とを接続し、その下部電極13
−2とスパイラルライン15−1の一端とを接続し、そ
の他端と、ショットキーバリアダイオード12のオーミ
ック接触電極12−2及び発振素子11のソース電極1
1−2とを接続した構成とする。なお、スパイラルライ
ン15−1の交差するラインは、例えば、エアーブリッ
ジにより相互に絶縁するものである。
【0025】又MIMキャパシタ14の上部電極14−
1と、発振素子11のドレイン電極11−3と、電圧V
dsを印加する為の図示を省略した端子とを接続し、整
合回路16−1と発振素子11のゲート電極11−1と
を接続した構成とし、又MIMキャパシタ13,14の
下部電極13−2,14−2は、半導体基板に形成した
ヴァイア・ホール(via hole)を介して半導体基板の接
地面を形成する電極と接続した構成とする。又ゲート電
極11−1に整合回路16−1を介してゲートバイアス
電圧Vgsが印加される。例えば、電圧Vdsを+3V
とし、ゲートバイアス電圧Vgsを+0.4V〜−0.
6Vに選定することができる。
1と、発振素子11のドレイン電極11−3と、電圧V
dsを印加する為の図示を省略した端子とを接続し、整
合回路16−1と発振素子11のゲート電極11−1と
を接続した構成とし、又MIMキャパシタ13,14の
下部電極13−2,14−2は、半導体基板に形成した
ヴァイア・ホール(via hole)を介して半導体基板の接
地面を形成する電極と接続した構成とする。又ゲート電
極11−1に整合回路16−1を介してゲートバイアス
電圧Vgsが印加される。例えば、電圧Vdsを+3V
とし、ゲートバイアス電圧Vgsを+0.4V〜−0.
6Vに選定することができる。
【0026】図4はMIMキャパシタの説明図であり、
(a)は上面図、(b)はA−A’線に沿った断面図を
示し、31は半導体基板、32は上部電極、33は誘電
体、34は下部電極、35はヴァイア・ホール、36は
接地電極である。Si,GaAs等の半導体基板31に
ヴァイア・ホール35を下面からエッチングにより形成
すると、半導体基板のエッチング異方性により、図示の
ようなテーパーを有する孔となる。又誘電体33は、マ
イクロ波帯やミリ波帯に於ける誘電体損の小さい材料が
選択されて使用され、その厚さは、耐電圧特性や上部電
極32と下部電極33との対向面積及び誘電体の誘電率
と要求される容量等の関係により選択される。
(a)は上面図、(b)はA−A’線に沿った断面図を
示し、31は半導体基板、32は上部電極、33は誘電
体、34は下部電極、35はヴァイア・ホール、36は
接地電極である。Si,GaAs等の半導体基板31に
ヴァイア・ホール35を下面からエッチングにより形成
すると、半導体基板のエッチング異方性により、図示の
ようなテーパーを有する孔となる。又誘電体33は、マ
イクロ波帯やミリ波帯に於ける誘電体損の小さい材料が
選択されて使用され、その厚さは、耐電圧特性や上部電
極32と下部電極33との対向面積及び誘電体の誘電率
と要求される容量等の関係により選択される。
【0027】又MIMキャパシタの下部電極34は、ヴ
ァイア・ホール35内を含む接地電極36と接続される
ことになり、従って、図2に示すように、発振素子11
のドレインDはMIMキャパシタ14を介して交流的に
接地され、又ショットキーバリアダイオード12はMI
Mキャパシタ13を介して接地される。このMIMキャ
パシタ13は、周波数調整用の電圧Vcをショットキー
バリアダイオード12のショットキー接触電極12−1
に印加する時の直流カット用となる。
ァイア・ホール35内を含む接地電極36と接続される
ことになり、従って、図2に示すように、発振素子11
のドレインDはMIMキャパシタ14を介して交流的に
接地され、又ショットキーバリアダイオード12はMI
Mキャパシタ13を介して接地される。このMIMキャ
パシタ13は、周波数調整用の電圧Vcをショットキー
バリアダイオード12のショットキー接触電極12−1
に印加する時の直流カット用となる。
【0028】図5はショットキーバリアダイオードの容
量特性曲線図であり、電圧を印加しない時の容量を0.
14pFとした構成に於いて、ショットーバリアダイオ
ードに印加する電圧を−0.4V〜+0.4Vに変化し
た時の容量の変化を示すものである。即ち、−0.2V
から+0.4Vの間では、ほぼ直線的に容量が変化する
から、周波数調整用の電圧Vcをショットキーバリアダ
イオード12に印加することにより、並列共振回路の共
振周波数を変化させることができる。このショットキー
バリアダイオードの容量成分Cs及びその可変範囲は、
ショットキー接触電極12−1(図3参照)の長さ,
幅,個数及びオーミック接触電極12−2との間の間隔
等によって最適化した値に選定することができる。
量特性曲線図であり、電圧を印加しない時の容量を0.
14pFとした構成に於いて、ショットーバリアダイオ
ードに印加する電圧を−0.4V〜+0.4Vに変化し
た時の容量の変化を示すものである。即ち、−0.2V
から+0.4Vの間では、ほぼ直線的に容量が変化する
から、周波数調整用の電圧Vcをショットキーバリアダ
イオード12に印加することにより、並列共振回路の共
振周波数を変化させることができる。このショットキー
バリアダイオードの容量成分Cs及びその可変範囲は、
ショットキー接触電極12−1(図3参照)の長さ,
幅,個数及びオーミック接触電極12−2との間の間隔
等によって最適化した値に選定することができる。
【0029】図6は並列共振回路の特性説明図であり、
ショットキーバリアダイオード12の等価回路として、
図2に示すように、容量成分Csと抵抗成分Rsとから
なる場合に、電圧Vc=0Vとした時に、容量成分Cs
を0.0467pF、抵抗成分Rsを4Ωとし、このシ
ョットキーバリアダイオード12と並列共振回路を構成
する誘導性ライン15のインダクタンスを0.15nH
として、60GHzの共振周波数とした時のSパラメー
タのS11,S21を示す。図中55,60,65は周波数
〔GHz〕を示し、又Γは反射係数を示す。同図から判
るように、60GHzの理想的並列共振回路の場合に於
いてS11は最小、S21は最大となる。
ショットキーバリアダイオード12の等価回路として、
図2に示すように、容量成分Csと抵抗成分Rsとから
なる場合に、電圧Vc=0Vとした時に、容量成分Cs
を0.0467pF、抵抗成分Rsを4Ωとし、このシ
ョットキーバリアダイオード12と並列共振回路を構成
する誘導性ライン15のインダクタンスを0.15nH
として、60GHzの共振周波数とした時のSパラメー
タのS11,S21を示す。図中55,60,65は周波数
〔GHz〕を示し、又Γは反射係数を示す。同図から判
るように、60GHzの理想的並列共振回路の場合に於
いてS11は最小、S21は最大となる。
【0030】図7はゲート側から発振素子側を見たS11
の説明図であり、前述のショットキーバリアダイオード
12と誘導性ライン15との並列共振回路を発振素子1
1のソース電極11−2と接地との間に接続し、ゲート
電極11−1側から発振素子11を見たSパラメータの
S11を示す。即ち、50GHz〜67GHzに於いてS
11>1となり、ゲート電極11−1に整合回路16を接
続して、この整合回路16を最適化することにより、5
0GHz〜67GHzの発振信号を出力する可能性があ
る。
の説明図であり、前述のショットキーバリアダイオード
12と誘導性ライン15との並列共振回路を発振素子1
1のソース電極11−2と接地との間に接続し、ゲート
電極11−1側から発振素子11を見たSパラメータの
S11を示す。即ち、50GHz〜67GHzに於いてS
11>1となり、ゲート電極11−1に整合回路16を接
続して、この整合回路16を最適化することにより、5
0GHz〜67GHzの発振信号を出力する可能性があ
る。
【0031】図8は周波数調整範囲の説明図であり、電
圧Vc=0Vの時のショットキーバリアダイオード12
の容量線分Csを0.0467pFとし、誘導性ライン
15のインダクタンスを0.15nHとした場合に、シ
ョットキーバリアダイオード12に周波数調整用の電圧
を印加して、その容量成分Csを0.1〜0.025p
Fに変化させた場合の発振器の出力端子に於けるSパラ
メータS11を示す。この場合、MIMキャパシタやヴァ
イア・ホール等の要素を無視している。
圧Vc=0Vの時のショットキーバリアダイオード12
の容量線分Csを0.0467pFとし、誘導性ライン
15のインダクタンスを0.15nHとした場合に、シ
ョットキーバリアダイオード12に周波数調整用の電圧
を印加して、その容量成分Csを0.1〜0.025p
Fに変化させた場合の発振器の出力端子に於けるSパラ
メータS11を示す。この場合、MIMキャパシタやヴァ
イア・ホール等の要素を無視している。
【0032】ショットキーバリアダイオード12の容量
成分Csを設計値の0.0467pFとした時に、60
GHzの発振周波数となる。又容量成分Csを0.1p
Fとすると、55.3GHzの発振周波数となり、容量
成分Csを0.03pFとすると、62.3GHzの発
振周波数となる。即ち、ショットキーバリアダイオード
12に周波数調整用の電圧Vcを印加することにより、
その容量成分Csを変化させ、それによって、並列共振
周波数を変化させることができるから、マイクロ波発振
器の発振周波数を広範囲に調整することが可能となる。
成分Csを設計値の0.0467pFとした時に、60
GHzの発振周波数となる。又容量成分Csを0.1p
Fとすると、55.3GHzの発振周波数となり、容量
成分Csを0.03pFとすると、62.3GHzの発
振周波数となる。即ち、ショットキーバリアダイオード
12に周波数調整用の電圧Vcを印加することにより、
その容量成分Csを変化させ、それによって、並列共振
周波数を変化させることができるから、マイクロ波発振
器の発振周波数を広範囲に調整することが可能となる。
【0033】図9は周波数調整範囲の説明図であり、M
IMキャパシタやヴァイア・ホール等の要素も考慮した
場合に、60GHzの発振周波数を得る為に、ショット
キーバリアダイオード12の容量成分Csを0.04p
Fとし、誘導性ライン15のインダクタンスを0.15
nHとした場合に、ショットキーバリアダイオード12
の容量成分Csを、0.09pFから0.01pFに変
化させた場合の周波数GHzとSパラメータS11とを示
す。
IMキャパシタやヴァイア・ホール等の要素も考慮した
場合に、60GHzの発振周波数を得る為に、ショット
キーバリアダイオード12の容量成分Csを0.04p
Fとし、誘導性ライン15のインダクタンスを0.15
nHとした場合に、ショットキーバリアダイオード12
の容量成分Csを、0.09pFから0.01pFに変
化させた場合の周波数GHzとSパラメータS11とを示
す。
【0034】SパラメータS11は、20dB以上あれば
良いのが一般的であるから、少なくとも55GHa〜6
1GHzにわたる発振周波数の調整が可能となり、設計
発振周波数を60GHzとすると、その10%に相当す
る6GHzの周波数可変幅が得られる。
良いのが一般的であるから、少なくとも55GHa〜6
1GHzにわたる発振周波数の調整が可能となり、設計
発振周波数を60GHzとすると、その10%に相当す
る6GHzの周波数可変幅が得られる。
【0035】図10は並列共振回路の特性曲線図であ
り、図9の場合と同様に、MIMキャパシタやヴァイア
・ホール等の要素を考慮した場合であり、理想的な並列
共振回路の場合を示す図6と比較して、MIMキャパシ
タ,ヴァイア・ホール,各部の接続ライン等の寄生素子
成分によって、SパラメータのS11,S21は劣化するこ
とが判る。
り、図9の場合と同様に、MIMキャパシタやヴァイア
・ホール等の要素を考慮した場合であり、理想的な並列
共振回路の場合を示す図6と比較して、MIMキャパシ
タ,ヴァイア・ホール,各部の接続ライン等の寄生素子
成分によって、SパラメータのS11,S21は劣化するこ
とが判る。
【0036】図11は本発明の第2の実施例の概略パタ
ーン説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、
15−2は誘導性ライン15を構成するミアンダ(mean
der)ラインである。なお、整合回路は図示を省略してい
る。ミアンダライン15−2をMIMキャパシタ13の
下部電極13−2と、ショットキーバリアダイオード1
2のオーミック接触電極12−2との間に接続し、ミア
ンダライン15−2のインダクタンスとショットキーバ
リアダイオード12の容量成分Csとにより並列共振回
路を構成する。発振素子11のゲート電極11−1に図
示を省略した整合回路を介してゲートバイアス電圧Vg
sを印加し、ドレイン電極11−3にドレイン電圧Vd
sを印加し、ショットキーバリアダイオード12のショ
ットキー接触電極12−1に周波数調整用の電圧Vcを
印加する。この第2の実施例に於けるミアンダライン1
5−2は、スパイラルライン15−1のように、交差部
分がないからパターンの形成が容易となる。
ーン説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、
15−2は誘導性ライン15を構成するミアンダ(mean
der)ラインである。なお、整合回路は図示を省略してい
る。ミアンダライン15−2をMIMキャパシタ13の
下部電極13−2と、ショットキーバリアダイオード1
2のオーミック接触電極12−2との間に接続し、ミア
ンダライン15−2のインダクタンスとショットキーバ
リアダイオード12の容量成分Csとにより並列共振回
路を構成する。発振素子11のゲート電極11−1に図
示を省略した整合回路を介してゲートバイアス電圧Vg
sを印加し、ドレイン電極11−3にドレイン電圧Vd
sを印加し、ショットキーバリアダイオード12のショ
ットキー接触電極12−1に周波数調整用の電圧Vcを
印加する。この第2の実施例に於けるミアンダライン1
5−2は、スパイラルライン15−1のように、交差部
分がないからパターンの形成が容易となる。
【0037】図12は本発明の第3の実施例の概略パタ
ーン説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、
15−3は誘導性ライン15を構成する高インピーダン
スのストレートラインである。この実施例は、スパイラ
ルライン15−1やミアンダライン15−2よりも、所
望の発振周波数を得る為のインダクタンスが小さい場合
に相当する。このストレートライン15−3のインダク
タンス成分とショットキーバリアダイオード12の容量
成分Csとにより並列共振回路を構成することになり、
ストレートライン15−3は、スパイラルライン15−
1やミアンダライン15−2に比較して簡単なパターン
構成となる。そして、図11に示す場合と同様に、ゲー
ト電極11−1にゲートバイアス電圧Vgsを印加し、
ドレイン電極11−3にドレイン電圧Vdsを印加し、
ショットキー接触電極12−1に周波数調整用の電圧V
cを印加する。
ーン説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、
15−3は誘導性ライン15を構成する高インピーダン
スのストレートラインである。この実施例は、スパイラ
ルライン15−1やミアンダライン15−2よりも、所
望の発振周波数を得る為のインダクタンスが小さい場合
に相当する。このストレートライン15−3のインダク
タンス成分とショットキーバリアダイオード12の容量
成分Csとにより並列共振回路を構成することになり、
ストレートライン15−3は、スパイラルライン15−
1やミアンダライン15−2に比較して簡単なパターン
構成となる。そして、図11に示す場合と同様に、ゲー
ト電極11−1にゲートバイアス電圧Vgsを印加し、
ドレイン電極11−3にドレイン電圧Vdsを印加し、
ショットキー接触電極12−1に周波数調整用の電圧V
cを印加する。
【0038】図13は本発明の第4の実施例の概略パタ
ーン説明図であり、ドレイン仮想接地型のマイクロ波発
振器を構成した場合に相当し、図3と同一符号は同一部
分を示す。この実施例に於いては、発振素子11のソー
ス電極11−2をMIMキャパシタ14の下部電極14
−2に接続し、この下部電極14−2が図示を省略した
ヴァイア・ホールにより接地されているから、ソース電
極11−2は直流的に接地されることになる。即ち、M
IMキャパシタ14の接地する下部電極14−2を利用
して発振素子11のソース電極11−2を接地すること
になる。
ーン説明図であり、ドレイン仮想接地型のマイクロ波発
振器を構成した場合に相当し、図3と同一符号は同一部
分を示す。この実施例に於いては、発振素子11のソー
ス電極11−2をMIMキャパシタ14の下部電極14
−2に接続し、この下部電極14−2が図示を省略した
ヴァイア・ホールにより接地されているから、ソース電
極11−2は直流的に接地されることになる。即ち、M
IMキャパシタ14の接地する下部電極14−2を利用
して発振素子11のソース電極11−2を接地すること
になる。
【0039】又ドレイン電極11−3をショットキーバ
リアダイオード12のオーミック接触電極12−2とス
パイラルライン15−1の一端とに接続し、スパイラル
ライン15−1の他端をMIMキャパシタ14の上部電
極14−1に接続し、ショットキーバリアダイオード1
2のショットキー接触電極12−1をMIMキャパシタ
13の上部電極13−1と接続し、このMIMキャパシ
タ13の下部電極13−2を図示を省略したヴァイア・
ホールにより接地する。
リアダイオード12のオーミック接触電極12−2とス
パイラルライン15−1の一端とに接続し、スパイラル
ライン15−1の他端をMIMキャパシタ14の上部電
極14−1に接続し、ショットキーバリアダイオード1
2のショットキー接触電極12−1をMIMキャパシタ
13の上部電極13−1と接続し、このMIMキャパシ
タ13の下部電極13−2を図示を省略したヴァイア・
ホールにより接地する。
【0040】従って、ドレイン電極11−3に、ショッ
トキーバリアダイオード12とMIMキャパシタ13と
の直列回路と、スパイラルライン15−1とMIMキャ
パシタ14との直列回路とが接続され、ショットキーバ
リアダイオード12の容量成分Csと、スパイラルライ
ン15−1のインダクタンス成分とによる並列共振回路
が構成される。
トキーバリアダイオード12とMIMキャパシタ13と
の直列回路と、スパイラルライン15−1とMIMキャ
パシタ14との直列回路とが接続され、ショットキーバ
リアダイオード12の容量成分Csと、スパイラルライ
ン15−1のインダクタンス成分とによる並列共振回路
が構成される。
【0041】又ドレイン電極11−3にドレイン電圧V
dsがMIMキャパシタ14の上部電極14−1とスパ
イラルライン15−1とを介して印加され、ゲート電極
11−1に図示を省略した整合回路を介してゲートバイ
アス電圧Vgsが印加され、ショットキーバリアダイオ
ード12のショットキー接触電極12−1に周波数調整
用の電圧VcがMIMキャパシタ13の上部電極13−
1を介して印加されて、発振動作が行われ、その発振周
波数は、電圧Vcを調整することにより、所望の値に調
整することができる。
dsがMIMキャパシタ14の上部電極14−1とスパ
イラルライン15−1とを介して印加され、ゲート電極
11−1に図示を省略した整合回路を介してゲートバイ
アス電圧Vgsが印加され、ショットキーバリアダイオ
ード12のショットキー接触電極12−1に周波数調整
用の電圧VcがMIMキャパシタ13の上部電極13−
1を介して印加されて、発振動作が行われ、その発振周
波数は、電圧Vcを調整することにより、所望の値に調
整することができる。
【0042】図14は本発明の第5の実施例の概略パタ
ーン説明図であり、図11と図13との符号と同一の符
号は同一部分を示す。この実施例は、図13に示す実施
例に於けるスパイラルライン15−1をミアンダライン
15−2とした場合であり、このミアンダライン15−
2とMIMキャパシタ14との直列回路と、ショットキ
ーバリアダイオード12とMIMキャパシタ13との直
列回路とが、発振素子11のドレイン電極11−3に並
列に接続され、図13に示す実施例と同様に、ショット
キーバリアダイオード12の容量成分Csとミアンダラ
イン15−2のインダクタンス成分とにより並列共振回
路が構成される。
ーン説明図であり、図11と図13との符号と同一の符
号は同一部分を示す。この実施例は、図13に示す実施
例に於けるスパイラルライン15−1をミアンダライン
15−2とした場合であり、このミアンダライン15−
2とMIMキャパシタ14との直列回路と、ショットキ
ーバリアダイオード12とMIMキャパシタ13との直
列回路とが、発振素子11のドレイン電極11−3に並
列に接続され、図13に示す実施例と同様に、ショット
キーバリアダイオード12の容量成分Csとミアンダラ
イン15−2のインダクタンス成分とにより並列共振回
路が構成される。
【0043】本発明は、前述の各実施例にのみ限定され
るものではなく、例えば、図13及び図14に示すスパ
イラルライン15−1又はミアンダライン15−2の代
わりに、図12に示す実施例のようなストレートライン
15−3を設けることも可能である。
るものではなく、例えば、図13及び図14に示すスパ
イラルライン15−1又はミアンダライン15−2の代
わりに、図12に示す実施例のようなストレートライン
15−3を設けることも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ドレイ
ン電極D又はソース電極Sに、誘導性ライン5とショッ
トキーバリアダイオード2との並列回路を接続したもの
で、発振素子1のゲート電極Gと、ショットキーバリア
ダイオード2のショットキー接触電極とを同一のプロセ
スで製作可能であり、又発振素子1のドレイン電極D及
びソース電極Sと、ショットキーバリアダイオード2の
オーミック接触電極とを同一のプロセスで製作可能であ
るから、MMIC化マイクロ波発振器を経済的に製作可
能となる利点がある。
ン電極D又はソース電極Sに、誘導性ライン5とショッ
トキーバリアダイオード2との並列回路を接続したもの
で、発振素子1のゲート電極Gと、ショットキーバリア
ダイオード2のショットキー接触電極とを同一のプロセ
スで製作可能であり、又発振素子1のドレイン電極D及
びソース電極Sと、ショットキーバリアダイオード2の
オーミック接触電極とを同一のプロセスで製作可能であ
るから、MMIC化マイクロ波発振器を経済的に製作可
能となる利点がある。
【0045】更に、このショットキーバリアダイオード
2に印加する電圧Vcによってその容量成分Csを変化
させ、それにより並列共振回路の共振周波数を変化さ
せ、マイクロ波帯又はミリ波帯に於ける発振周波数の可
変範囲を拡大できるから、製作誤差等による設計発振周
波数からのずれの補正や、使用中に於ける発振周波数の
変更等に対して容易に対処できる利点がある。
2に印加する電圧Vcによってその容量成分Csを変化
させ、それにより並列共振回路の共振周波数を変化さ
せ、マイクロ波帯又はミリ波帯に於ける発振周波数の可
変範囲を拡大できるから、製作誤差等による設計発振周
波数からのずれの補正や、使用中に於ける発振周波数の
変更等に対して容易に対処できる利点がある。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例の回路図である。
【図3】本発明の第1の実施例の概略パターン説明図で
ある。
ある。
【図4】MIMキャパシタの説明図である。
【図5】ショットキーバリアダイオードの容量特性曲線
図である。
図である。
【図6】並列共振回路の特性説明図である。
【図7】ゲート側から発振素子側を見たS11の説明図で
ある。
ある。
【図8】周波数調整範囲の説明図である。
【図9】周波数調整範囲の説明図である。
【図10】並列共振回路の特性説明図である。
【図11】本発明の第2の実施例の概略パターン説明図
である。
である。
【図12】本発明の第3の実施例の概略パターン説明図
である。
である。
【図13】本発明の第4の実施例の概略パターン説明図
である。
である。
【図14】本発明の第5の実施例の概略パターン説明図
である。
である。
1 発振素子 G ゲート電極 S ソース電極 D ドレイン電極 2 ショットキーバリアダイオード 3 第1のキャパシタ 4 第2のキャパシタ 5 誘導性ライン 6 整合回路
フロントページの続き (72)発明者 白川 和雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 志村 利宏 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ゲート電極(G)とソース電極(S)と
ドレイン電極(D)とを有する発振素子(1)と、ショ
ットキーバリアダイオード(2)と、第1,第2のキャ
パシタ(3),(4)と、誘導性ライン(5)と、整合
回路(6)とを半導体基板上に形成し、 前記ゲート電極(G)と発振信号の出力端子との間に前
記整合回路(6)を接続し、 前記誘導性ライン(5)と前記ショットキーバリアダイ
オード(2)とを含む並列回路を、前記発振素子(1)
の前記ソース電極(S)又は前記ドレイン電極(D)に
接続し、 前記ショットキーバリアダイオード(2)に周波数調整
の電圧を印加する為の端子を接続したことを特徴とする
マイクロ波発振器。 - 【請求項2】 前記発振素子(1)の前記ドレイン電極
(D)を前記第2のキャパシタ(4)を介して交流的に
接地し、前記ソース電極(S)を前記誘導性ライン
(5)を介して直流的に接地し、前記第1のキャパシタ
(3)と前記ショットキーバリアダイオード(2)とを
直列に接続して、前記誘導性ライン(5)に並列に接続
し、且つ前記ショットキーバリアダイオード(2)に周
波数調整用の電圧を印加する端子を接続したことを特徴
とする請求項1記載のマイクロ波発振器。 - 【請求項3】 前記発振素子(1)の前記ソース電極
(S)を直流的に接地し、前記ドレイン電極(D)と接
地との間に、前記ショットキーバリアダイオード(2)
と前記第1のキャパシタ(3)との直列回路と、前記誘
導性ライン(5)と前記第2のキャパシタ(4)との直
列回路とを接続し、且つ前記ショットキーバリアダイオ
ード(2)に周波数調整用の電圧を印加する端子を接続
したことを特徴とする請求項1記載のマイクロ波発振
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12371693A JPH06334438A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | マイクロ波発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12371693A JPH06334438A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | マイクロ波発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06334438A true JPH06334438A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14867599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12371693A Withdrawn JPH06334438A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | マイクロ波発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06334438A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5854577A (en) * | 1996-02-16 | 1998-12-29 | Nec Corporation | Variable frequency JFET microwave oscillator with variable impedance bias |
| JP2002518924A (ja) * | 1998-06-16 | 2002-06-25 | マイクロウェーブ ソリューションズ リミテッド | 発振器回路 |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP12371693A patent/JPH06334438A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5854577A (en) * | 1996-02-16 | 1998-12-29 | Nec Corporation | Variable frequency JFET microwave oscillator with variable impedance bias |
| JP2002518924A (ja) * | 1998-06-16 | 2002-06-25 | マイクロウェーブ ソリューションズ リミテッド | 発振器回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |