JPH06334483A - スイッチトキャパシタサンプルホールド回路 - Google Patents
スイッチトキャパシタサンプルホールド回路Info
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- JPH06334483A JPH06334483A JP5119743A JP11974393A JPH06334483A JP H06334483 A JPH06334483 A JP H06334483A JP 5119743 A JP5119743 A JP 5119743A JP 11974393 A JP11974393 A JP 11974393A JP H06334483 A JPH06334483 A JP H06334483A
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- Japan
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- capacitor
- clock
- voltage
- analog switch
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイッチトキャパシタサンプルホールド回路
において、クロックフィードスルーにより出力に生じる
誤差電圧を補償回路を設けることによって補償する。 【構成】 第1のクロックがオンの期間に導通するアナ
ログスイッチ11を介して一端を演算増幅器5の非反転
入力に接続され他の一端を前記基準電圧に接続された第
3のキャパシタ9と、この第3のキャパシタと並列接続
され前記第2のクロックがオンの期間に導通して前記第
3のキャパシタを短絡するアナログスイッチ10と、一
端を前記非反転入力に接続され他の一端を前記基準電圧
に接続された第4のキャパシタ13とを有する補償回路
を備えたことを特徴とする。
において、クロックフィードスルーにより出力に生じる
誤差電圧を補償回路を設けることによって補償する。 【構成】 第1のクロックがオンの期間に導通するアナ
ログスイッチ11を介して一端を演算増幅器5の非反転
入力に接続され他の一端を前記基準電圧に接続された第
3のキャパシタ9と、この第3のキャパシタと並列接続
され前記第2のクロックがオンの期間に導通して前記第
3のキャパシタを短絡するアナログスイッチ10と、一
端を前記非反転入力に接続され他の一端を前記基準電圧
に接続された第4のキャパシタ13とを有する補償回路
を備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信、信号処理、計測、
制御システムで用いられるスイッチトキャパシタサンプ
ルホールド回路に関するものである。
制御システムで用いられるスイッチトキャパシタサンプ
ルホールド回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のスイッチトキャパシタサン
プルホールド回路の構成を示し、図4は上記の回路のス
イッチ制御用クロックφ1、φ2のタイミングチャート
と入力電圧波形vi,出力電圧波形voを示している。
ただし、図4におけるクロックφ1、φ2は±VGの電
圧範囲で振幅変化し、tは時刻、Tsはサンプリング周
期、nは任意の整数である。
プルホールド回路の構成を示し、図4は上記の回路のス
イッチ制御用クロックφ1、φ2のタイミングチャート
と入力電圧波形vi,出力電圧波形voを示している。
ただし、図4におけるクロックφ1、φ2は±VGの電
圧範囲で振幅変化し、tは時刻、Tsはサンプリング周
期、nは任意の整数である。
【0003】図3において、1は入力信号が加えられる
入力端子、2はクロックφ2がONのとき入力電圧vi
と出力電圧voの差の電圧vi−voを充電するための
容量値Cのキャパシタである。3,4はクロックφ2が
ONのとき導通状態となるアナログスイッチである。5
はキャパシタ2からの放電電荷を後述するキャパシタ1
4に取り込み、最終的なサンプルホールド出力電圧vo
を発生するためのオペアンプである。6、7はクロック
φ1がONのとき導通状態となり、キャパシタ2に充電
されている電荷C・(vi−vo)を放電させるための
アナログスイッチである。14はクロックφ1がONの
ときキャパシタ2からの放電電荷C・(vi−vo)を
取り込み、今まで充電されていた出力電圧voを打ち消
し、新たに1/2サンプル周期前の入力電圧viを充電
するためのキャパシタである。15はオペアンプの出力
電圧voを検出するための出力端子である。
入力端子、2はクロックφ2がONのとき入力電圧vi
と出力電圧voの差の電圧vi−voを充電するための
容量値Cのキャパシタである。3,4はクロックφ2が
ONのとき導通状態となるアナログスイッチである。5
はキャパシタ2からの放電電荷を後述するキャパシタ1
4に取り込み、最終的なサンプルホールド出力電圧vo
を発生するためのオペアンプである。6、7はクロック
φ1がONのとき導通状態となり、キャパシタ2に充電
されている電荷C・(vi−vo)を放電させるための
アナログスイッチである。14はクロックφ1がONの
ときキャパシタ2からの放電電荷C・(vi−vo)を
取り込み、今まで充電されていた出力電圧voを打ち消
し、新たに1/2サンプル周期前の入力電圧viを充電
するためのキャパシタである。15はオペアンプの出力
電圧voを検出するための出力端子である。
【0004】次に上記従来例の動作について説明する。
図4においてクロックφ2がONである時刻t=(n−
1/2)Tsで図3におけるキャパシタ2にはC{vi
(n−1/2)−vo(n−1/2)}の電荷が充電さ
れる。次にクロックφ1がONである期間の終了する時
刻t=nTsでは、キャパシタ2の電荷がキャパシタ1
4に放電され、さらにアナログスイッチ7についてクロ
ックが供給されるゲートとオペアンプの(−)入力端子
の間に容量値Csの寄生容量8が存在するとき、この寄
生容量を通して2CsVGのクロックフィードスルー電
荷がキャパシタ14に放電キャパシタ14の電荷は Cvo(n)=Cvo(n−1/2)+C{vi(n−1/2)−vo(n− 1/2)}−2CsVG となり、出力電圧vo(n)は vo(n)=vi(n−1/2)−(2Cs/C)VG となる。
図4においてクロックφ2がONである時刻t=(n−
1/2)Tsで図3におけるキャパシタ2にはC{vi
(n−1/2)−vo(n−1/2)}の電荷が充電さ
れる。次にクロックφ1がONである期間の終了する時
刻t=nTsでは、キャパシタ2の電荷がキャパシタ1
4に放電され、さらにアナログスイッチ7についてクロ
ックが供給されるゲートとオペアンプの(−)入力端子
の間に容量値Csの寄生容量8が存在するとき、この寄
生容量を通して2CsVGのクロックフィードスルー電
荷がキャパシタ14に放電キャパシタ14の電荷は Cvo(n)=Cvo(n−1/2)+C{vi(n−1/2)−vo(n− 1/2)}−2CsVG となり、出力電圧vo(n)は vo(n)=vi(n−1/2)−(2Cs/C)VG となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来のスイッチトキャパシタサンプルホールド回路では、
オペアンプの(−)入力端子に接続されているアナログ
スイッチのクロックフィードスルーの影響により、クロ
ックφ1がONのときとクロックφ2のときとでδ=
(2Cs/C)VGなる誤差電圧が生じ高精度な0次サ
ンプルホールド出力が得られないという問題があった。
すなわち、クロックφ2がONである期間が終了する時
刻t=(n+1/2)Tsでは、クロックφ1は−VG
となるので、上式においてさらに逆極性のクロックフィ
ードスルー電荷が加わり、 vo(n+1/2)=vo(n)+(2Cs/C)VG=vi(n−1/2) となる。この結果図4に示すようにクロックφ1がON
の時δ=(2Cs/C)VGなる誤差電圧が、サンプル
ホールド出力電圧に含まれることになる。
来のスイッチトキャパシタサンプルホールド回路では、
オペアンプの(−)入力端子に接続されているアナログ
スイッチのクロックフィードスルーの影響により、クロ
ックφ1がONのときとクロックφ2のときとでδ=
(2Cs/C)VGなる誤差電圧が生じ高精度な0次サ
ンプルホールド出力が得られないという問題があった。
すなわち、クロックφ2がONである期間が終了する時
刻t=(n+1/2)Tsでは、クロックφ1は−VG
となるので、上式においてさらに逆極性のクロックフィ
ードスルー電荷が加わり、 vo(n+1/2)=vo(n)+(2Cs/C)VG=vi(n−1/2) となる。この結果図4に示すようにクロックφ1がON
の時δ=(2Cs/C)VGなる誤差電圧が、サンプル
ホールド出力電圧に含まれることになる。
【0006】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、オペアンプの(+)入力端子側に補償回路
を設けることで、従来0Vに固定されていた仮想接地点
であるオペアンプの(−)入力端子電圧を制御し、クロ
ックフィードスルーによる誤差電圧を相殺するようにし
た優れたスイッチトキャパシタサンプルホールド回路を
提供することを目的とする。
ものであり、オペアンプの(+)入力端子側に補償回路
を設けることで、従来0Vに固定されていた仮想接地点
であるオペアンプの(−)入力端子電圧を制御し、クロ
ックフィードスルーによる誤差電圧を相殺するようにし
た優れたスイッチトキャパシタサンプルホールド回路を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、所定の周期でかつ位相の異なる第1及び第
2のクロックを受けて、前記第1のクロックがオンの期
間に導通するアナログスイッチを介して反転入力端子に
接続される第1のキャパシタから、前記第2のクロック
がオンの期間に充電された電荷を前記反転入力端子と出
力端子との間に接続された第2のキャパシタに放電して
出力電圧を更新する演算増幅器を有し、基準電圧に対す
る入力電圧をサンプルホールドするスイッチトキャパシ
タサンプルホールド回路に、前記第1のクロックがオン
の期間に導通するアナログスイッチを介して一端を前記
演算増幅器の非反転入力に接続され他の一端を前記基準
電圧に接続された第3のキャパシタと、この第3のキャ
パシタと並列接続され前記第2のクロックがオンの期間
に導通して前記第3のキャパシタを短絡するアナログス
イッチと、一端を前記非反転入力に接続され他の一端を
前記基準電圧に接続された第4のキャパシタとを有する
補償回路を備えたことを特徴とする。
するために、所定の周期でかつ位相の異なる第1及び第
2のクロックを受けて、前記第1のクロックがオンの期
間に導通するアナログスイッチを介して反転入力端子に
接続される第1のキャパシタから、前記第2のクロック
がオンの期間に充電された電荷を前記反転入力端子と出
力端子との間に接続された第2のキャパシタに放電して
出力電圧を更新する演算増幅器を有し、基準電圧に対す
る入力電圧をサンプルホールドするスイッチトキャパシ
タサンプルホールド回路に、前記第1のクロックがオン
の期間に導通するアナログスイッチを介して一端を前記
演算増幅器の非反転入力に接続され他の一端を前記基準
電圧に接続された第3のキャパシタと、この第3のキャ
パシタと並列接続され前記第2のクロックがオンの期間
に導通して前記第3のキャパシタを短絡するアナログス
イッチと、一端を前記非反転入力に接続され他の一端を
前記基準電圧に接続された第4のキャパシタとを有する
補償回路を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】したがって本発明によれば、演算増幅器の反転
入力端子に接続されているアナログスイッチについて、
第1のクロックが供給されるゲートと演算増幅器の反転
入力端子の間に寄生容量が存在するとき、この寄生容量
を通して発生するクロックフィードスルー電荷が取り込
まれた結果生じる誤差電圧を、補償回路によって相殺す
るので、クロックフィードスルーによる誤差電圧が補償
されたサンプルホールド出力電圧が得られるという効果
を有する。
入力端子に接続されているアナログスイッチについて、
第1のクロックが供給されるゲートと演算増幅器の反転
入力端子の間に寄生容量が存在するとき、この寄生容量
を通して発生するクロックフィードスルー電荷が取り込
まれた結果生じる誤差電圧を、補償回路によって相殺す
るので、クロックフィードスルーによる誤差電圧が補償
されたサンプルホールド出力電圧が得られるという効果
を有する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示し、図2
は上記の回路のスイッチ制御用クロックφ1、φ2のタ
イミングチャートと入力電圧波形vi、出力電圧波形v
oを示している。ただし、図2におけるクロックφ1、
φ2は±VGの電圧範囲で振幅変化し、tは時刻、Ts
はサンプリング周期、nは任意の整数である。
は上記の回路のスイッチ制御用クロックφ1、φ2のタ
イミングチャートと入力電圧波形vi、出力電圧波形v
oを示している。ただし、図2におけるクロックφ1、
φ2は±VGの電圧範囲で振幅変化し、tは時刻、Ts
はサンプリング周期、nは任意の整数である。
【0010】図1において、1は入力信号が加えられる
入力端子、2はクロックφ2がONのとき入力電圧vi
と出力電圧voの差の電圧vi−voを充電するための
容量値Cのキャパシタである。3,4はクロックφ2が
ONのとき導通状態となるアナログスイッチである。5
は入力電圧viのサンプルホールド電圧を出力するため
のオペアンプである。6、7はクロックφ1がONのと
き導通状態となり、キャパシタ2に充電されている電圧
vo−viとオペアンプ5の(−)入力端子電圧vaの
差の電圧に相当する電荷をキャパシタ2から放電させ、
その後(−)入力端子電圧vaに充電させるためのアナ
ログスイッチである。8はアナログスイッチ7のクロッ
クが供給されるゲートと後述するオペアンプ5の(−)
入力端子の間に存在する容量値Csの寄生容量である。
13はオペアンプ5の(+)入力端子に接続され、その
端子電圧vaを後述するオペアンプ5の仮想接地点の電
位として供給するための容量値Cのキャパシタである。
9はクロックφ1がONのとき導通状態となるアナログ
スイッチ11を通してオペアンプ5の(+)入力端子に
つなぎ仮想接地点電位vaに充電される容量値Cのキャ
パシタである。12はアナログスイッチ11のクロック
が供給されるゲートとオペアンプ5の(+)入力端子の
間に存在する容量値Csの寄生容量である。10はクロ
ックφ2がONのとき導通状態となりキャパシタ9に充
電されている電荷を放電させるためのアナログスイッチ
である。14はオペアンプ5の(−)入力端子と出力端
子の間に接続され、クロックφ1がONのときキャパシ
タ2からの放電電荷を取り込み充電するための容量値C
のキャパシタである。15はオペアンプの出力電圧vo
を検出するための出力端子である。
入力端子、2はクロックφ2がONのとき入力電圧vi
と出力電圧voの差の電圧vi−voを充電するための
容量値Cのキャパシタである。3,4はクロックφ2が
ONのとき導通状態となるアナログスイッチである。5
は入力電圧viのサンプルホールド電圧を出力するため
のオペアンプである。6、7はクロックφ1がONのと
き導通状態となり、キャパシタ2に充電されている電圧
vo−viとオペアンプ5の(−)入力端子電圧vaの
差の電圧に相当する電荷をキャパシタ2から放電させ、
その後(−)入力端子電圧vaに充電させるためのアナ
ログスイッチである。8はアナログスイッチ7のクロッ
クが供給されるゲートと後述するオペアンプ5の(−)
入力端子の間に存在する容量値Csの寄生容量である。
13はオペアンプ5の(+)入力端子に接続され、その
端子電圧vaを後述するオペアンプ5の仮想接地点の電
位として供給するための容量値Cのキャパシタである。
9はクロックφ1がONのとき導通状態となるアナログ
スイッチ11を通してオペアンプ5の(+)入力端子に
つなぎ仮想接地点電位vaに充電される容量値Cのキャ
パシタである。12はアナログスイッチ11のクロック
が供給されるゲートとオペアンプ5の(+)入力端子の
間に存在する容量値Csの寄生容量である。10はクロ
ックφ2がONのとき導通状態となりキャパシタ9に充
電されている電荷を放電させるためのアナログスイッチ
である。14はオペアンプ5の(−)入力端子と出力端
子の間に接続され、クロックφ1がONのときキャパシ
タ2からの放電電荷を取り込み充電するための容量値C
のキャパシタである。15はオペアンプの出力電圧vo
を検出するための出力端子である。
【0011】次に上記実施例の動作について図1に基づ
いて図2を参照しながら説明する。図2においてクロッ
クφ2がONである期間が終了する時刻t=(n−1/
2)Tsで、図1におけるキャパシタ2にはC{vi
(n−1/2)−vo(n−1/2)}の電荷が充電さ
れる。またアナログスイッチ7の寄生容量8および、ア
ナログスイッチ11の寄生容量12には−Cs{VG+
va(n−1/2)}なる電荷が充電される。次にクロ
ックφ1がONである期間が終了する時刻t=nTsで
は、キャパシタ2の充電電圧vo(n−1/2)−vi
(n−1/2)と、オペアンプ5の(−)入力端子電圧
である仮想接地電位va(n)の差に相当する電荷C
(vo(n−1/2)−vi(n−1/2)−va
(n))を、アナログスイッチ7を通してキャパシタ1
4に放電する。さらにこの時点でクロックφ1の振幅変
化に伴い、アナログスイッチ7の寄生容量8からCs
(2VG+va(n−1/2)−va(n))なる電荷
がキャパシタ14に放電される。この結果キャパシタ1
4に充電される電荷は C{vo(n)−va(n)}=(C+Cs){va(n)−va(n−1/ 2)}+Cvi(n−1/2)−2CsVG となる。一方キャパシタ9からアナログスイッチ11を
通して−Cva(n)なる電荷が、さらにアナログスイ
ッチ11の寄生要領12からはCs{2VG+va(n
−1/2)−va(n)}なる電荷が各々キャパシタ1
3に放電され、その結果キャパシタ13の端子電圧であ
る仮想接地電位va(n)は (2C+Cs)va(n)=(C+Cs)va(n−1/2)+2CsVG va(n)={(C+Cs)/(2C+Cs)}va(n−1/2) +{2Cs/(2C+Cs)}VG となる。この式をキャパシタ14の充電電荷の式に代入
すると vo(n)=vi(n−1/2) となり、クロックフィードスルーによる誤差電圧が相殺
された出力が得られる。一方クロックφ2がONとなる
期間が終了する時刻t=(n+1/2)Tsでは、キャ
パシタ14の充電電荷は C{vo(n+1/2)−va(n+1/2)}=Cvo(n) −(C+Cs)va(n)+Csva(n+1/2)+2CsVG となり、さらに仮想接地点の電位は va(n+1/2)=va(n)−{2Cs/(C+Cs)}VG となるのでオペアンプ出力は vo(n+1/2)=vo(n) となり、クロックφ1がONのときと同様にクロックフ
ィードスルーによる誤差電圧が相殺され、クロックφ1
がONのときの出力電圧がホールドされることになる。
いて図2を参照しながら説明する。図2においてクロッ
クφ2がONである期間が終了する時刻t=(n−1/
2)Tsで、図1におけるキャパシタ2にはC{vi
(n−1/2)−vo(n−1/2)}の電荷が充電さ
れる。またアナログスイッチ7の寄生容量8および、ア
ナログスイッチ11の寄生容量12には−Cs{VG+
va(n−1/2)}なる電荷が充電される。次にクロ
ックφ1がONである期間が終了する時刻t=nTsで
は、キャパシタ2の充電電圧vo(n−1/2)−vi
(n−1/2)と、オペアンプ5の(−)入力端子電圧
である仮想接地電位va(n)の差に相当する電荷C
(vo(n−1/2)−vi(n−1/2)−va
(n))を、アナログスイッチ7を通してキャパシタ1
4に放電する。さらにこの時点でクロックφ1の振幅変
化に伴い、アナログスイッチ7の寄生容量8からCs
(2VG+va(n−1/2)−va(n))なる電荷
がキャパシタ14に放電される。この結果キャパシタ1
4に充電される電荷は C{vo(n)−va(n)}=(C+Cs){va(n)−va(n−1/ 2)}+Cvi(n−1/2)−2CsVG となる。一方キャパシタ9からアナログスイッチ11を
通して−Cva(n)なる電荷が、さらにアナログスイ
ッチ11の寄生要領12からはCs{2VG+va(n
−1/2)−va(n)}なる電荷が各々キャパシタ1
3に放電され、その結果キャパシタ13の端子電圧であ
る仮想接地電位va(n)は (2C+Cs)va(n)=(C+Cs)va(n−1/2)+2CsVG va(n)={(C+Cs)/(2C+Cs)}va(n−1/2) +{2Cs/(2C+Cs)}VG となる。この式をキャパシタ14の充電電荷の式に代入
すると vo(n)=vi(n−1/2) となり、クロックフィードスルーによる誤差電圧が相殺
された出力が得られる。一方クロックφ2がONとなる
期間が終了する時刻t=(n+1/2)Tsでは、キャ
パシタ14の充電電荷は C{vo(n+1/2)−va(n+1/2)}=Cvo(n) −(C+Cs)va(n)+Csva(n+1/2)+2CsVG となり、さらに仮想接地点の電位は va(n+1/2)=va(n)−{2Cs/(C+Cs)}VG となるのでオペアンプ出力は vo(n+1/2)=vo(n) となり、クロックφ1がONのときと同様にクロックフ
ィードスルーによる誤差電圧が相殺され、クロックφ1
がONのときの出力電圧がホールドされることになる。
【0012】このように本発明の上記実施例によれば、
オペアンプ5の(−)入力端子に接続されているアナロ
グスイッチ7のクロックフィードスルーによって生じる
誤差電圧を、同様のクロックフィードスルーを生じるア
ナログスイッチ11を含んだ補償回路により仮想接地点
電位vaを制御することで相殺し、オペアンプ5の出力
電圧を正確なサンプルホールド波形にできるという効果
を有する。
オペアンプ5の(−)入力端子に接続されているアナロ
グスイッチ7のクロックフィードスルーによって生じる
誤差電圧を、同様のクロックフィードスルーを生じるア
ナログスイッチ11を含んだ補償回路により仮想接地点
電位vaを制御することで相殺し、オペアンプ5の出力
電圧を正確なサンプルホールド波形にできるという効果
を有する。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、演算増幅器の反転入力端子に接続されているアナロ
グスイッチについて、第1のクロックが供給されるゲー
トと演算増幅器の反転入力端子の間に寄生容量が存在す
るとき、この寄生容量を通して発生するクロックフィー
ドスルー電荷が取り込まれた結果生じる誤差電圧を、補
償回路によって相殺するので、クロックフィードスルー
による誤差電圧が補償されたサンプルホールド出力電圧
が得られるという効果を有する。
に、演算増幅器の反転入力端子に接続されているアナロ
グスイッチについて、第1のクロックが供給されるゲー
トと演算増幅器の反転入力端子の間に寄生容量が存在す
るとき、この寄生容量を通して発生するクロックフィー
ドスルー電荷が取り込まれた結果生じる誤差電圧を、補
償回路によって相殺するので、クロックフィードスルー
による誤差電圧が補償されたサンプルホールド出力電圧
が得られるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例であるスイッチトキャパシタ
サンプルホールド回路の回路図
サンプルホールド回路の回路図
【図2】図1における回路のアナログスイッチ制御用ク
ロックφ1、φ2のタイミングチャート、入力電圧波
形、出力電圧波形を示す波形図
ロックφ1、φ2のタイミングチャート、入力電圧波
形、出力電圧波形を示す波形図
【図3】従来のスイッチトキャパシタサンプルホールド
回路の回路図
回路の回路図
【図4】図3における従来回路のアナログスイッチ制御
用クロックφ1、φ2のタイミングチャート、入力電圧
波形、出力電圧波形を示す回路図
用クロックφ1、φ2のタイミングチャート、入力電圧
波形、出力電圧波形を示す回路図
1 入力端子 2、9、13、14 キャパシタ 3、4、6、7、10、11 アナログスイッチ 5 オペアンプ 8、12 寄生容量 15 出力端子
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の周期でかつ位相の異なる第1及び
第2のクロックを受けて、前記第1のクロックがオンの
期間に導通するアナログスイッチを介して反転入力端子
に接続される第1のキャパシタから、前記第2のクロッ
クがオンの期間に充電された電荷を前記反転入力端子と
出力端子との間に接続された第2のキャパシタに放電し
て出力電圧を更新する演算増幅器を有し、基準電圧に対
する入力電圧をサンプルホールドするスイッチトキャパ
シタサンプルホールド回路であって、 前記第1のクロックがオンの期間に導通するアナログス
イッチを介して一端を前記演算増幅器の非反転入力に接
続され他の一端を前記基準電圧に接続された第3のキャ
パシタと、この第3のキャパシタと並列接続され前記第
2のクロックがオンの期間に導通して前記第3のキャパ
シタを短絡するアナログスイッチと、一端を前記非反転
入力に接続され他の一端を前記基準電圧に接続された第
4のキャパシタとを有する補償回路を備えたことを特徴
とするスイッチトキャパシタサンプルホールド回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5119743A JPH06334483A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | スイッチトキャパシタサンプルホールド回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5119743A JPH06334483A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | スイッチトキャパシタサンプルホールド回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06334483A true JPH06334483A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14769042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5119743A Pending JPH06334483A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | スイッチトキャパシタサンプルホールド回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06334483A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009033303A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Renesas Technology Corp | A/d変換器及び半導体装置 |
| JP2018191169A (ja) * | 2017-05-09 | 2018-11-29 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | スイッチトキャパシタ増幅回路、電圧増幅方法及び赤外線センサ装置 |
| CN112911176A (zh) * | 2021-01-19 | 2021-06-04 | 西安理工大学 | 一种抑制寄生效应的高级数模拟域tdi电路及实现方法 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5923615A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-07 | Hitachi Ltd | スイツチドキヤパシタフイルタ |
| JPS61129964A (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電荷転送装置の出力回路 |
| JPS61179610A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-12 | Nec Corp | スイツチトキヤパシタ回路 |
| JPS63118800U (ja) * | 1987-01-23 | 1988-08-01 | ||
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| JPH02152098A (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-12 | Hitachi Ltd | サンプルホールド回路 |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP5119743A patent/JPH06334483A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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