JPH06334669A - 多重伝送方式 - Google Patents
多重伝送方式Info
- Publication number
- JPH06334669A JPH06334669A JP12245393A JP12245393A JPH06334669A JP H06334669 A JPH06334669 A JP H06334669A JP 12245393 A JP12245393 A JP 12245393A JP 12245393 A JP12245393 A JP 12245393A JP H06334669 A JPH06334669 A JP H06334669A
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- JP
- Japan
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- transmission
- terminal station
- communication control
- data
- token
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送信信号の待ち行列を防止し、また上記待ち
行列が発生してもその長さを短縮することにより、送信
要求の変動に対して応答遅延時間の短縮を図る。 【構成】 対応する所定アドレスが設定された端局10
〜50を、伝送路60を介して接続して、端局10〜5
0の間でデータフレームの伝送を行う多重伝送方式で
は、送信要求が集中的に発生する特定端局20に異なる
アドレスをもつ複数の通信制御部12a,12bを設
け、所定サイクル間に、特定端局20の各通信制御部1
2a,12bは、必要に応じ、設定されたアドレスの回
数分、データフレームを伝送する。
行列が発生してもその長さを短縮することにより、送信
要求の変動に対して応答遅延時間の短縮を図る。 【構成】 対応する所定アドレスが設定された端局10
〜50を、伝送路60を介して接続して、端局10〜5
0の間でデータフレームの伝送を行う多重伝送方式で
は、送信要求が集中的に発生する特定端局20に異なる
アドレスをもつ複数の通信制御部12a,12bを設
け、所定サイクル間に、特定端局20の各通信制御部1
2a,12bは、必要に応じ、設定されたアドレスの回
数分、データフレームを伝送する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重伝送端局間でデー
タフレームの伝送を行う多重伝送方式に関する。
タフレームの伝送を行う多重伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多重伝送方式では、複数
の多重伝送端局(以下、単に「端局」という。)が、伝
送媒体である伝送路(バス)を介して接続され、上記端
局間で、例えばトークンパッシングアクセス方式による
データフレームの伝送を行っていた。なお、上記端局
は、一般的に入力する信号の処理を行う信号処理部と、
信号処理部の制御に基づいて信号の通信制御を行う通信
制御部と、他の端局と信号の送受信を行うバスインター
フェース部と、電源を供給する電源回路等から構成され
ている。
の多重伝送端局(以下、単に「端局」という。)が、伝
送媒体である伝送路(バス)を介して接続され、上記端
局間で、例えばトークンパッシングアクセス方式による
データフレームの伝送を行っていた。なお、上記端局
は、一般的に入力する信号の処理を行う信号処理部と、
信号処理部の制御に基づいて信号の通信制御を行う通信
制御部と、他の端局と信号の送受信を行うバスインター
フェース部と、電源を供給する電源回路等から構成され
ている。
【0003】通信プロトコルとしてのトークンパッシン
グアクセス方式は、通常以下のように、送信権の委譲が
行われ、多重伝送システムがネットワークとして機能す
るように構成されている。すなわち、この方式は、トー
クンという特殊フレーム(以下、単に「トークン」とい
う。)を上述のごとく設定したアドレス順に巡回させ、
送信要求を持つ端局は、上記トークンが自局に回ってき
た時に、データの送信を行い、送信終了後にトークンを
次の端局に引き渡し、また、送信要求のない端局は、ト
ークンを即座に次の端局に引き渡すという手順で行われ
る。このトークンの操作は、各端局の立ち上がり時に、
信号処理部から設定されたアドレスに基づいて通信制御
部が通信制御動作を実行する。
グアクセス方式は、通常以下のように、送信権の委譲が
行われ、多重伝送システムがネットワークとして機能す
るように構成されている。すなわち、この方式は、トー
クンという特殊フレーム(以下、単に「トークン」とい
う。)を上述のごとく設定したアドレス順に巡回させ、
送信要求を持つ端局は、上記トークンが自局に回ってき
た時に、データの送信を行い、送信終了後にトークンを
次の端局に引き渡し、また、送信要求のない端局は、ト
ークンを即座に次の端局に引き渡すという手順で行われ
る。このトークンの操作は、各端局の立ち上がり時に、
信号処理部から設定されたアドレスに基づいて通信制御
部が通信制御動作を実行する。
【0004】次に、この方式の動作原理を、図7の動作
手順に基づいて説明する。なお、この例では、端局の数
を、例えば1〜n(nは、任意の整数)個とし、第1番
目の端局1から第n番目の端局nへ、各端局に設定され
たアドレス1〜n順にトークンを渡していくが、端局2
と端局nが送信要求を持っており、端局1と端局3が送
信要求を持っていないものとする。
手順に基づいて説明する。なお、この例では、端局の数
を、例えば1〜n(nは、任意の整数)個とし、第1番
目の端局1から第n番目の端局nへ、各端局に設定され
たアドレス1〜n順にトークンを渡していくが、端局2
と端局nが送信要求を持っており、端局1と端局3が送
信要求を持っていないものとする。
【0005】まず、端局1は、トークンを受け取ると、
送信要求がないので、トークンを即座に次の端局2に引
き渡す。このトークンを得た端局2は、送信要求を持っ
ているので、所定のデータフレームを送信し、その送信
終了後にトークンを次の端局3に引き渡す。そして、端
局3は、端局1と同様、送信要求がないので、トークン
を即座に次の端局に引き渡し、端局nは、端局2と同
様、送信要求を持っているので、所定のデータフレーム
を送信し、その送信終了後にトークンを次の端局1に引
き渡す。このように、各端局は、送信要求を持つ場合、
又は送信要求を持たない場合、それぞれの手順で順次ト
ークンを永続的に巡回させることでデータ通信を行って
いた。
送信要求がないので、トークンを即座に次の端局2に引
き渡す。このトークンを得た端局2は、送信要求を持っ
ているので、所定のデータフレームを送信し、その送信
終了後にトークンを次の端局3に引き渡す。そして、端
局3は、端局1と同様、送信要求がないので、トークン
を即座に次の端局に引き渡し、端局nは、端局2と同
様、送信要求を持っているので、所定のデータフレーム
を送信し、その送信終了後にトークンを次の端局1に引
き渡す。このように、各端局は、送信要求を持つ場合、
又は送信要求を持たない場合、それぞれの手順で順次ト
ークンを永続的に巡回させることでデータ通信を行って
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記多重伝
送方式では、各端局は、トークンがネットワーク上の端
局を一巡する間に1回しかデータを送信することができ
ないので、機能毎に上記端局の配置を行った場合、送信
頻度が多い端局では、通信制御部の登録手段に多数の送
信信号待ち行列を形成し、この端局の信号の応答遅延時
間が大きくなるという問題点があった。
送方式では、各端局は、トークンがネットワーク上の端
局を一巡する間に1回しかデータを送信することができ
ないので、機能毎に上記端局の配置を行った場合、送信
頻度が多い端局では、通信制御部の登録手段に多数の送
信信号待ち行列を形成し、この端局の信号の応答遅延時
間が大きくなるという問題点があった。
【0007】そこで、上記端局のトークン保持時間を、
各端局の送信要求の発生頻度に応じて調整する多重伝送
方式があった。この方式では、各端局のトークン保持時
間を、ある上限値以下で、送信要求の発生頻度が多い端
局では長く設定し、送信要求の発生頻度が少ない端局で
は短く設定する。これにより、上記発生頻度が多い端局
では、1回の送信機会に、送信できるデータ量が多くな
り、また上記発生頻度が少ない端局では、1回の送信機
会に、送信できるデータ量が少なくなる。従って、上記
発生頻度が多い端局に対して送信可能なデータ量を増や
すことで、応答性の向上を図ることができた。また、こ
の方式では、トークンが伝送エラー等で破壊され、ネッ
トワーク上から紛失した場合、それを検出し改めてトー
クンを発行し、ネットワークを正常に復帰させる機能が
必要であった。そこで、上記方式では、各端局のトーク
ン保持時間を、ネットワーク上のいずれかの端局で監視
する異常監視機能を有し、ある所定時間例えば上述した
上限値の時間トークンが観測されない場合、トークン紛
失の異常と判定するものがあった。
各端局の送信要求の発生頻度に応じて調整する多重伝送
方式があった。この方式では、各端局のトークン保持時
間を、ある上限値以下で、送信要求の発生頻度が多い端
局では長く設定し、送信要求の発生頻度が少ない端局で
は短く設定する。これにより、上記発生頻度が多い端局
では、1回の送信機会に、送信できるデータ量が多くな
り、また上記発生頻度が少ない端局では、1回の送信機
会に、送信できるデータ量が少なくなる。従って、上記
発生頻度が多い端局に対して送信可能なデータ量を増や
すことで、応答性の向上を図ることができた。また、こ
の方式では、トークンが伝送エラー等で破壊され、ネッ
トワーク上から紛失した場合、それを検出し改めてトー
クンを発行し、ネットワークを正常に復帰させる機能が
必要であった。そこで、上記方式では、各端局のトーク
ン保持時間を、ネットワーク上のいずれかの端局で監視
する異常監視機能を有し、ある所定時間例えば上述した
上限値の時間トークンが観測されない場合、トークン紛
失の異常と判定するものがあった。
【0008】しかしながら、上記方式では、ある所定時
間トークンを観測するので、異常監視のための時間が長
くなり、これに伴って異常発生時の復旧時間が長くなっ
て、エラー発生時の対応が遅延するという問題点があっ
た。また、上記方式では、各端局毎にトークン保持時間
を調整する調整機能が必要となるので、通信制御部の回
路構成が大規模になるという問題点があった。また、通
常の通信制御部は、ワンチップ化されたICにより実現
される。このため、上記方式では、その規模が大きくな
った通信制御用のICを、送信要求の発生頻度が多い端
局だけでなく、ネットワーク上の全ての端局に使用する
こととなり、システム全体として製作コストが高価にな
るという問題点もあった。
間トークンを観測するので、異常監視のための時間が長
くなり、これに伴って異常発生時の復旧時間が長くなっ
て、エラー発生時の対応が遅延するという問題点があっ
た。また、上記方式では、各端局毎にトークン保持時間
を調整する調整機能が必要となるので、通信制御部の回
路構成が大規模になるという問題点があった。また、通
常の通信制御部は、ワンチップ化されたICにより実現
される。このため、上記方式では、その規模が大きくな
った通信制御用のICを、送信要求の発生頻度が多い端
局だけでなく、ネットワーク上の全ての端局に使用する
こととなり、システム全体として製作コストが高価にな
るという問題点もあった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、送信信号の待ち行列を防止し、また上記待ち行列が
発生してもその長さを短縮することにより、送信要求の
変動に対して応答遅延時間の短縮を図ることができる多
重伝送方式を提供することを目的とする。
で、送信信号の待ち行列を防止し、また上記待ち行列が
発生してもその長さを短縮することにより、送信要求の
変動に対して応答遅延時間の短縮を図ることができる多
重伝送方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、複数の多重伝送端局を伝送路を介して
接続し、例えばトークンパッシングアクセス方式を用い
て、前記多重伝送端局の間でデータフレームの伝送を行
う多重伝送方式において、前記多重伝送端局のうち、少
なくとも1つの特定多重伝送端局に、例えばデータの送
信頻度に応じて複数設けられ、データフレームの通信制
御を行う通信制御手段である通信制御部と、前記伝送路
に接続されるとともに、前記通信制御部の制御に応じ
て、データフレームを該伝送路に送信する、少なくとも
1つのフレーム送信手段であるバスインターフェース部
とを備え、トークンフレームが前記各多重伝送端局を一
巡するサイクル間に、前記データフレームを同一の伝送
路へ送信する多重伝送方式が提供される。
め、本発明では、複数の多重伝送端局を伝送路を介して
接続し、例えばトークンパッシングアクセス方式を用い
て、前記多重伝送端局の間でデータフレームの伝送を行
う多重伝送方式において、前記多重伝送端局のうち、少
なくとも1つの特定多重伝送端局に、例えばデータの送
信頻度に応じて複数設けられ、データフレームの通信制
御を行う通信制御手段である通信制御部と、前記伝送路
に接続されるとともに、前記通信制御部の制御に応じ
て、データフレームを該伝送路に送信する、少なくとも
1つのフレーム送信手段であるバスインターフェース部
とを備え、トークンフレームが前記各多重伝送端局を一
巡するサイクル間に、前記データフレームを同一の伝送
路へ送信する多重伝送方式が提供される。
【0011】
【作用】送信要求が集中的に発生する特定多重伝送端局
の送信頻度に応じて複数の通信制御部を設けるととも
に、上記通信制御部に対応させてアドレスを設定し、上
記特定多重伝送端局が1サイクル内での送信可能となる
回数を複数として、データフレームの送信を行うことに
よって、送信信号の待ち行列を処理する。
の送信頻度に応じて複数の通信制御部を設けるととも
に、上記通信制御部に対応させてアドレスを設定し、上
記特定多重伝送端局が1サイクル内での送信可能となる
回数を複数として、データフレームの送信を行うことに
よって、送信信号の待ち行列を処理する。
【0012】従って、送信信号の待ち行列の発生を防止
でき、また待ち行列が発生してもその長さを短縮でき
る。また、異常監視機能による異常監視のための時間を
短く設定できる。
でき、また待ち行列が発生してもその長さを短縮でき
る。また、異常監視機能による異常監視のための時間を
短く設定できる。
【0013】
【実施例】本発明に係る実施例を図1乃至図6の図面に
基づき説明する。図1は、本発明に係る多重伝送方式
を、例えば自動車の走行系に用いたシステムの一実施例
の構成図であり、本実施例では、走行系の電子制御コン
トローラ間で通信ネットワークを介してデータをやり取
りしながら、自動車の走行制御を行う。
基づき説明する。図1は、本発明に係る多重伝送方式
を、例えば自動車の走行系に用いたシステムの一実施例
の構成図であり、本実施例では、走行系の電子制御コン
トローラ間で通信ネットワークを介してデータをやり取
りしながら、自動車の走行制御を行う。
【0014】このシステムでは、端局の電子制御コント
ローラとして、アンチスキッドブレーキコントロール
(以下、「ABS」という。)コンピュータ10、エン
ジンコンピュータ20、トランスミッションコンピュー
タ30、トラクションコンピュータ40、アクティブサ
スペンションコンピュータ50の5つの制御コンピュー
タからなり、伝送路60を介して上記コンピュータ間
で、フレーム構成の制御情報を通信して走行制御を実行
する。
ローラとして、アンチスキッドブレーキコントロール
(以下、「ABS」という。)コンピュータ10、エン
ジンコンピュータ20、トランスミッションコンピュー
タ30、トラクションコンピュータ40、アクティブサ
スペンションコンピュータ50の5つの制御コンピュー
タからなり、伝送路60を介して上記コンピュータ間
で、フレーム構成の制御情報を通信して走行制御を実行
する。
【0015】上記制御情報が挿入されるデータフレーム
は、図2に示すような構成になっている。すなわち、上
記データフレームは、フレームの始まりを示す開始符号
SOF(START OF FRAME)と、後述するデータ領域内の
データが何の意味を持つデータかを示すデータ識別子I
Dと、データフレームであることを示すとともに、デー
タ領域の長さ等を示す制御コードCTLと、例えば上記
制御情報等を格納する可変長のデータ領域(データ1〜
データn)と、受信側端局からの受信の適否を示す受信
確認信号を格納する受信確認信号領域と、フレームの終
了を示す終了符号EOF(END OF FRAME)とから構成さ
れている。
は、図2に示すような構成になっている。すなわち、上
記データフレームは、フレームの始まりを示す開始符号
SOF(START OF FRAME)と、後述するデータ領域内の
データが何の意味を持つデータかを示すデータ識別子I
Dと、データフレームであることを示すとともに、デー
タ領域の長さ等を示す制御コードCTLと、例えば上記
制御情報等を格納する可変長のデータ領域(データ1〜
データn)と、受信側端局からの受信の適否を示す受信
確認信号を格納する受信確認信号領域と、フレームの終
了を示す終了符号EOF(END OF FRAME)とから構成さ
れている。
【0016】また、トークンのフレームは、図3に示す
ように、フレーム開始符号SOFと、データ送信が可能
な端局のアドレスコードと、トークンであることを示す
制御コードCTLと、フレーム終了符号EOFとから構
成されている。上記各端局10,30〜50は、一般的
には例えば図4に示すように構成されている。すなわ
ち、端局は、マイクロコンピュータ等からなる信号処理
部11と、ロジックIC等からなる通信制御部12と、
伝送路との間で信号の送受信を行うバスインターフェー
ス部13と、外部からの例えば12[V]電源を動作可
能な5[V]電源に変換してこれら各部に供給する電源
回路14と、信号処理部11の制御に基づき外部機器1
7、例えばモータやアクチュエータを駆動させる出力回
路15と、外部のデータ発生手段18、例えばスイッチ
やセンサからの入力データを取り込んで信号処理部11
に送る入力回路16とから構成されている。
ように、フレーム開始符号SOFと、データ送信が可能
な端局のアドレスコードと、トークンであることを示す
制御コードCTLと、フレーム終了符号EOFとから構
成されている。上記各端局10,30〜50は、一般的
には例えば図4に示すように構成されている。すなわ
ち、端局は、マイクロコンピュータ等からなる信号処理
部11と、ロジックIC等からなる通信制御部12と、
伝送路との間で信号の送受信を行うバスインターフェー
ス部13と、外部からの例えば12[V]電源を動作可
能な5[V]電源に変換してこれら各部に供給する電源
回路14と、信号処理部11の制御に基づき外部機器1
7、例えばモータやアクチュエータを駆動させる出力回
路15と、外部のデータ発生手段18、例えばスイッチ
やセンサからの入力データを取り込んで信号処理部11
に送る入力回路16とから構成されている。
【0017】信号処理部11は、入力回路16を介して
データ発生手段18のアナログ信号やパルス信号を入力
し、これをアナログ値やパルスのデータに変換し、必要
に応じてデータフレームに挿入し、他の端局に送信す
る。また、信号処理部11は、他の端局から送信されて
きたデータ、又は上記入力回路16を介して入力したデ
ータに応じて演算を行い、その結果に基づいて、出力回
路15を介して外部機器17を駆動させている。
データ発生手段18のアナログ信号やパルス信号を入力
し、これをアナログ値やパルスのデータに変換し、必要
に応じてデータフレームに挿入し、他の端局に送信す
る。また、信号処理部11は、他の端局から送信されて
きたデータ、又は上記入力回路16を介して入力したデ
ータに応じて演算を行い、その結果に基づいて、出力回
路15を介して外部機器17を駆動させている。
【0018】通信制御部12は、送信制御を行う送信制
御回路121と、送信信号を登録する送信信号登録手段
である送信バッファ回路122と、受信制御を行う受信
制御回路123と、受信信号を登録する受信信号登録手
段である受信バッファ回路124とを有している。ま
た、端局20は、例えば図5に示すように構成されてい
る。なお、図5において、図4と同様の構成部分につい
ては、説明の都合上、同一符号とし、詳細な説明を省略
する。
御回路121と、送信信号を登録する送信信号登録手段
である送信バッファ回路122と、受信制御を行う受信
制御回路123と、受信信号を登録する受信信号登録手
段である受信バッファ回路124とを有している。ま
た、端局20は、例えば図5に示すように構成されてい
る。なお、図5において、図4と同様の構成部分につい
ては、説明の都合上、同一符号とし、詳細な説明を省略
する。
【0019】図5において、図4と異なる構成部分は、
例えば2つの通信制御部12a,12bと、通信制御部
12a,12bにそれぞれ接続される2つのバスインタ
ーフェース部13a,13bを設けた点である。なお、
上記通信制御部12a,12b及びバスインターフェー
ス部13a,13bは、上述した通信制御部12及びバ
スインターフェース部13と同様の構成と機能を有して
おり、以下の説明においては、代表して通信制御部12
及びバスインターフェース部13の機能として説明す
る。
例えば2つの通信制御部12a,12bと、通信制御部
12a,12bにそれぞれ接続される2つのバスインタ
ーフェース部13a,13bを設けた点である。なお、
上記通信制御部12a,12b及びバスインターフェー
ス部13a,13bは、上述した通信制御部12及びバ
スインターフェース部13と同様の構成と機能を有して
おり、以下の説明においては、代表して通信制御部12
及びバスインターフェース部13の機能として説明す
る。
【0020】すなわち、上記端局10〜50では、通信
制御部は、各端局の送信要求の発生頻度に応じて1又は
2以上設けられている。通信制御部12,12a,12
bは、端局の起動時に、アドレス・データバスを介した
信号処理部11の制御によって初期化されるとともに、
通信用の端局としてのアドレス情報等が設定される。こ
のアドレス情報は、各端局10〜50の各通信制御部1
2に対応して設定されており、この例では端局10の通
信制御部12に対しては、アドレス1が、端局20の各
通信制御部12a,12bに対しては、アドレス2と6
が、端局30〜50の通信制御部12に対してそれぞれ
アドレス3〜5が設定されている。その後、通信制御部
12,12a,12bは、この設定されたアドレスに基
づいて通信制御を実行する。
制御部は、各端局の送信要求の発生頻度に応じて1又は
2以上設けられている。通信制御部12,12a,12
bは、端局の起動時に、アドレス・データバスを介した
信号処理部11の制御によって初期化されるとともに、
通信用の端局としてのアドレス情報等が設定される。こ
のアドレス情報は、各端局10〜50の各通信制御部1
2に対応して設定されており、この例では端局10の通
信制御部12に対しては、アドレス1が、端局20の各
通信制御部12a,12bに対しては、アドレス2と6
が、端局30〜50の通信制御部12に対してそれぞれ
アドレス3〜5が設定されている。その後、通信制御部
12,12a,12bは、この設定されたアドレスに基
づいて通信制御を実行する。
【0021】すなわち、本実施例では、通常のトークン
パッシングアクセス方式と同様に、トークンという特殊
フレームを各端局のアドレス順に巡回させている。ま
た、各端局10〜50のうち、送信要求を持つ端局で
は、通信制御部12(12a,12b)が、信号処理部
11から得られた送信信号を送信バッファ回路122に
登録している。そして、上記トークンが自局のアドレス
の番になると、送信制御回路121が、定められたトー
クンパッシングバスプロトコルによって、その送信信号
を、対応するバスインターフェース部13(13a,1
3b)に送り、ここで伝送波形に変換し、伝送路10を
経由して他の端局へ送信する。次に、上記送信が正常に
終了すると、送信制御回路121は、トークンのアドレ
スコードに次の端局のアドレスを指定して引き渡す手順
を行う。また、送信要求のない端局では、送信制御回路
121は、自局指定のトークンを受け取ると、即座に上
記トークンのアドレスコードに次の端局のアドレスを指
定して引き渡す手順を行う。従って、この多重伝送方式
では、各端局間に論理上のリンクが形成され、ネットワ
ークが維持されていく。
パッシングアクセス方式と同様に、トークンという特殊
フレームを各端局のアドレス順に巡回させている。ま
た、各端局10〜50のうち、送信要求を持つ端局で
は、通信制御部12(12a,12b)が、信号処理部
11から得られた送信信号を送信バッファ回路122に
登録している。そして、上記トークンが自局のアドレス
の番になると、送信制御回路121が、定められたトー
クンパッシングバスプロトコルによって、その送信信号
を、対応するバスインターフェース部13(13a,1
3b)に送り、ここで伝送波形に変換し、伝送路10を
経由して他の端局へ送信する。次に、上記送信が正常に
終了すると、送信制御回路121は、トークンのアドレ
スコードに次の端局のアドレスを指定して引き渡す手順
を行う。また、送信要求のない端局では、送信制御回路
121は、自局指定のトークンを受け取ると、即座に上
記トークンのアドレスコードに次の端局のアドレスを指
定して引き渡す手順を行う。従って、この多重伝送方式
では、各端局間に論理上のリンクが形成され、ネットワ
ークが維持されていく。
【0022】一方、他の端局から信号が送信されると、
受信側の端局では、この信号をバスインターフェース部
13(13a,13b)で取り込み、波形整形後に対応
する通信制御部12(12a,12b)に送り、ここで
エラーチェックを行う。ここで異常がなければ、送信制
御回路121が必要に応じて受信確認信号を送信側の端
局に返送し、その後この信号が自局で必要な受信信号で
あるかどうか判断し、必要な場合には、一旦受信バッフ
ァ回路124に記憶した後、信号処理部11に対して例
えば割り込みを発生し、データの読み取りを促す。ま
た、上記エラーチェックの結果に異常があれば、送信制
御回路121が受信確認信号を返送しないで、送信端局
に再送信促し、データの訂正動作を行う。
受信側の端局では、この信号をバスインターフェース部
13(13a,13b)で取り込み、波形整形後に対応
する通信制御部12(12a,12b)に送り、ここで
エラーチェックを行う。ここで異常がなければ、送信制
御回路121が必要に応じて受信確認信号を送信側の端
局に返送し、その後この信号が自局で必要な受信信号で
あるかどうか判断し、必要な場合には、一旦受信バッフ
ァ回路124に記憶した後、信号処理部11に対して例
えば割り込みを発生し、データの読み取りを促す。ま
た、上記エラーチェックの結果に異常があれば、送信制
御回路121が受信確認信号を返送しないで、送信端局
に再送信促し、データの訂正動作を行う。
【0023】なお、上記受信確認信号の返送方法として
は、例えば受信すべき所定数以内の端局から正常受信時
にアドレスコードを、送信側端局が送信したデータフレ
ームの受信確認信号領域に返送する方法や、データフレ
ームの受信確認信号領域を各端局に対応させたビット構
成に予め定めて、所定端局が上記受信確認信号領域に受
信確認ビットを返送する方法等がある。
は、例えば受信すべき所定数以内の端局から正常受信時
にアドレスコードを、送信側端局が送信したデータフレ
ームの受信確認信号領域に返送する方法や、データフレ
ームの受信確認信号領域を各端局に対応させたビット構
成に予め定めて、所定端局が上記受信確認信号領域に受
信確認ビットを返送する方法等がある。
【0024】上記各端局は、バス型のネットワークを構
築しており、データフレームは、全ての端局が受信する
ことができる。しかし、データの種別は、図2に示すよ
うに、アドレスコードではなく、データフレーム内のデ
ータ識別子によって判断されるため、各端局は、受信し
たデータを自由に取捨選択することができる。なお、各
端局の論理的な順序は、システム立ち上がり時等に、上
記システムの再構成用のフレームが送出され、このフレ
ームにより各端局が自局の論理的な順番を知り、トーク
ンのアドレスとして何を指定すれば良いかが認識できる
ように設定されている。
築しており、データフレームは、全ての端局が受信する
ことができる。しかし、データの種別は、図2に示すよ
うに、アドレスコードではなく、データフレーム内のデ
ータ識別子によって判断されるため、各端局は、受信し
たデータを自由に取捨選択することができる。なお、各
端局の論理的な順序は、システム立ち上がり時等に、上
記システムの再構成用のフレームが送出され、このフレ
ームにより各端局が自局の論理的な順番を知り、トーク
ンのアドレスとして何を指定すれば良いかが認識できる
ように設定されている。
【0025】次に、図1に示したシステムの通信動作を
図6のタイミングチャートに基づいて説明する。なお、
図1に示したABSコンピュータ10では、一旦ブレー
キ制御状態になると、ある所定時間の間頻繁に、エンジ
ンコンピュータ20から制御データが送信されてくる。
すなわち、上記エンジンコンピュータ20では、上記の
ようなある特定の状態の時に、送信要求が急激に増加す
る。このため、この走行系では、この間伝送路上のトラ
フィックを増やし、系全体の応答時間が長くなる。特
に、エンジンコンピュータ20内で発生する送信要求
は、自局内で待ち行列を形成し、応答遅延時間が長くな
る可能性がある。
図6のタイミングチャートに基づいて説明する。なお、
図1に示したABSコンピュータ10では、一旦ブレー
キ制御状態になると、ある所定時間の間頻繁に、エンジ
ンコンピュータ20から制御データが送信されてくる。
すなわち、上記エンジンコンピュータ20では、上記の
ようなある特定の状態の時に、送信要求が急激に増加す
る。このため、この走行系では、この間伝送路上のトラ
フィックを増やし、系全体の応答時間が長くなる。特
に、エンジンコンピュータ20内で発生する送信要求
は、自局内で待ち行列を形成し、応答遅延時間が長くな
る可能性がある。
【0026】そこで、本発明では、送信要求が他の端局
と比べて極端に多くなる端局に複数の通信制御部及びそ
れに対応するバスインターフェース部を設け、各バスイ
ンターフェース部を同一の伝送路にそれぞれ接続する。
そして、信号処理部によって上記各通信制御部に対し、
複数のアドレスを設定して、いずれの通信制御部及びバ
スインターフェース部を用いても信号送信を可能とす
る。これにより、トークンパッシングアクセス方式の1
サイクル内で上記端局に複数回の送信機会を与える。
と比べて極端に多くなる端局に複数の通信制御部及びそ
れに対応するバスインターフェース部を設け、各バスイ
ンターフェース部を同一の伝送路にそれぞれ接続する。
そして、信号処理部によって上記各通信制御部に対し、
複数のアドレスを設定して、いずれの通信制御部及びバ
スインターフェース部を用いても信号送信を可能とす
る。これにより、トークンパッシングアクセス方式の1
サイクル内で上記端局に複数回の送信機会を与える。
【0027】本実施例では、図1及び図6に示すよう
に、ABSコンピュータ10には、アドレス1、トラン
スミッションコンピュータ30には、アドレス3、トラ
クションコンピュータ40には、アドレス4、アクティ
ブサスペンションコンピュータ50には、アドレス5が
それぞれ割り当てられている。また、エンジンコンピュ
ータ20は、他の端局と比べて送信要求発生量が一時的
ではあるが極めて多いため、アドレス2と6の2つのア
ドレスが割り当てられている。各端局10〜50の通信
制御部12,12a,12bは、自局の信号処理部11
によって割り当てられた上記アドレスを図示しない登録
手段にそれぞれ登録して、このアドレスに基づいて通信
制御動作を実行する。
に、ABSコンピュータ10には、アドレス1、トラン
スミッションコンピュータ30には、アドレス3、トラ
クションコンピュータ40には、アドレス4、アクティ
ブサスペンションコンピュータ50には、アドレス5が
それぞれ割り当てられている。また、エンジンコンピュ
ータ20は、他の端局と比べて送信要求発生量が一時的
ではあるが極めて多いため、アドレス2と6の2つのア
ドレスが割り当てられている。各端局10〜50の通信
制御部12,12a,12bは、自局の信号処理部11
によって割り当てられた上記アドレスを図示しない登録
手段にそれぞれ登録して、このアドレスに基づいて通信
制御動作を実行する。
【0028】本実施例では、アドレス1からアドレス6
のアドレス順にトークンを引き渡していくが、上記エン
ジンコンピュータ20は、トークンのアドレスコード
が、通信制御部12a,12bに登録されているアドレ
ス2及びアドレス6の時にデータの送信を行うことがで
きる。図6において、まず、ABSコンピュータ10
は、図示のタイミングでは送信すべきデータを持ってい
ないため、トークンだけを次のアドレス2を持つエンジ
ンコンピュータ20に対して送信する(図6(b) 参
照)。
のアドレス順にトークンを引き渡していくが、上記エン
ジンコンピュータ20は、トークンのアドレスコード
が、通信制御部12a,12bに登録されているアドレ
ス2及びアドレス6の時にデータの送信を行うことがで
きる。図6において、まず、ABSコンピュータ10
は、図示のタイミングでは送信すべきデータを持ってい
ないため、トークンだけを次のアドレス2を持つエンジ
ンコンピュータ20に対して送信する(図6(b) 参
照)。
【0029】エンジンコンピュータ20は、バスインタ
ーフェース部13aが上記トークンを受信すると、アド
レス2の通信制御部12aが、例えばブレーキ制御用セ
ンサデータを、データフレーム構成にして上記ABSコ
ンピュータ10に送信する(図6(c) 参照)。ABSコ
ンピュータ10は、上記データフレームを正常に受信す
ると、受信確認信号を送信側のエンジンコンピュータ2
0に返送する。
ーフェース部13aが上記トークンを受信すると、アド
レス2の通信制御部12aが、例えばブレーキ制御用セ
ンサデータを、データフレーム構成にして上記ABSコ
ンピュータ10に送信する(図6(c) 参照)。ABSコ
ンピュータ10は、上記データフレームを正常に受信す
ると、受信確認信号を送信側のエンジンコンピュータ2
0に返送する。
【0030】エンジンコンピュータ20の通信制御部1
2aは、上記データフレームの正常受信を受信確認信号
によって確認すると、次のアドレス3を持つトランスミ
ッションコンピュータ30を指定してトークンを送信す
る(図6(c) 参照)。自局が指定されたトークンを受信
したトランスミッションコンピュータ30は、ABSコ
ンピュータ10と同様に、送信すべきデータを持ってい
ないため、トークンだけを次の端局に送信する。なお、
図6に図示しないアドレス4が割り当てられているトラ
クションコンピュータ40及び、アドレス5が割り当て
られているアクティブサスペンションコンピュータ50
も同様に、送信すべきデータを持っていないため、トー
クンだけを次の端局に送信する。
2aは、上記データフレームの正常受信を受信確認信号
によって確認すると、次のアドレス3を持つトランスミ
ッションコンピュータ30を指定してトークンを送信す
る(図6(c) 参照)。自局が指定されたトークンを受信
したトランスミッションコンピュータ30は、ABSコ
ンピュータ10と同様に、送信すべきデータを持ってい
ないため、トークンだけを次の端局に送信する。なお、
図6に図示しないアドレス4が割り当てられているトラ
クションコンピュータ40及び、アドレス5が割り当て
られているアクティブサスペンションコンピュータ50
も同様に、送信すべきデータを持っていないため、トー
クンだけを次の端局に送信する。
【0031】すなわち、アクティブサスペンションコン
ピュータ50が、トークンを次のアドレス6を持つエン
ジンコンピュータ20に対して送信すると、エンジンコ
ンピュータ20は、バスインターフェース部13bが上
記トークンを受信して、再び送信権を得ることができ
る。この時、エンジンコンピュータ20では、アドレス
6の通信制御部12bが、例えばブレーキ制御用センサ
データを、データフレーム構成にして上記ABSコンピ
ュータ10に送信する(図6(e) 参照)。そして、デー
タ送信が正常に終了すると、エンジンコンピュータ20
の通信制御部12bは、トークンにアドレス1を指定し
て送信し、論理的リンクを形成する。これにより、伝送
路60上の信号は、図6(a) に示すようになる。
ピュータ50が、トークンを次のアドレス6を持つエン
ジンコンピュータ20に対して送信すると、エンジンコ
ンピュータ20は、バスインターフェース部13bが上
記トークンを受信して、再び送信権を得ることができ
る。この時、エンジンコンピュータ20では、アドレス
6の通信制御部12bが、例えばブレーキ制御用センサ
データを、データフレーム構成にして上記ABSコンピ
ュータ10に送信する(図6(e) 参照)。そして、デー
タ送信が正常に終了すると、エンジンコンピュータ20
の通信制御部12bは、トークンにアドレス1を指定し
て送信し、論理的リンクを形成する。これにより、伝送
路60上の信号は、図6(a) に示すようになる。
【0032】この論理的リンクの構造は、立ち上がり時
にいずれかの端局からシステム構成用のフレームが送出
されて、それに対して全ての端局が応答する構造になっ
ており、これにより、ネットワークを構築する端局のア
ドレスが、各端局で認識されている。また、エンジンコ
ンピュータ20の通信制御部12a,12bは、送信す
べきデータフレームがない場合には、他の端局と同様
に、トークンだけを送信する。さらに送信すべきデータ
フレームは存在するが、その発生頻度が少なく、1サイ
クル内で1フレームしか発生しない場合には、エンジン
コンピュータ20は、アドレス2又は6のいずれかのア
ドレスの通信制御部だけを使用してデータ送信を行い、
他のアドレスの通信制御部からはトークンだけを送信す
るように設定しても良く、また他の方法としては、それ
ぞれのアドレスの通信制御部12a,12bを交互に使
用してデータ送信を行うように設定しても良い。
にいずれかの端局からシステム構成用のフレームが送出
されて、それに対して全ての端局が応答する構造になっ
ており、これにより、ネットワークを構築する端局のア
ドレスが、各端局で認識されている。また、エンジンコ
ンピュータ20の通信制御部12a,12bは、送信す
べきデータフレームがない場合には、他の端局と同様
に、トークンだけを送信する。さらに送信すべきデータ
フレームは存在するが、その発生頻度が少なく、1サイ
クル内で1フレームしか発生しない場合には、エンジン
コンピュータ20は、アドレス2又は6のいずれかのア
ドレスの通信制御部だけを使用してデータ送信を行い、
他のアドレスの通信制御部からはトークンだけを送信す
るように設定しても良く、また他の方法としては、それ
ぞれのアドレスの通信制御部12a,12bを交互に使
用してデータ送信を行うように設定しても良い。
【0033】このように、1つの端局に異なるアドレス
をもつ複数の通信制御部を設ける方式は、特にデータの
識別に物理アドレスを用いないで、データ識別子のみで
判別するシステムに対して有効である。また、それぞれ
のアドレスの通信制御部を交互に使用する場合は、物理
的なアドレスとデータが無関係であるため、異なるアド
レスの通信制御部から同じデータを送出しても何等問題
ない。
をもつ複数の通信制御部を設ける方式は、特にデータの
識別に物理アドレスを用いないで、データ識別子のみで
判別するシステムに対して有効である。また、それぞれ
のアドレスの通信制御部を交互に使用する場合は、物理
的なアドレスとデータが無関係であるため、異なるアド
レスの通信制御部から同じデータを送出しても何等問題
ない。
【0034】また、本実施例におけるトークンエラー監
視では、例えば次のアドレスの端局が、直前に送信する
端局のトークン保持時間を監視し、所定時間を越えた
時、トークン異常を報知するフレームを送信し、その
後、アドレスの最も若いアドレス1の端局がトークンを
再発行することで回復する。この場合、トークン監視時
間は、トークンフレーム長と所定長さの1フレーム分の
データフレーム長の合計した時間であり、本実施例で
は、1回の送信機会で、例えば10フレーム分のデータ
を発生する場合、トークン保持時間を調整する方式と比
較して、約10倍近く回復時間を短縮することが可能と
なる。
視では、例えば次のアドレスの端局が、直前に送信する
端局のトークン保持時間を監視し、所定時間を越えた
時、トークン異常を報知するフレームを送信し、その
後、アドレスの最も若いアドレス1の端局がトークンを
再発行することで回復する。この場合、トークン監視時
間は、トークンフレーム長と所定長さの1フレーム分の
データフレーム長の合計した時間であり、本実施例で
は、1回の送信機会で、例えば10フレーム分のデータ
を発生する場合、トークン保持時間を調整する方式と比
較して、約10倍近く回復時間を短縮することが可能と
なる。
【0035】また、従来の方式では、トークン保持時間
を調整するタイプが、システム全体を見てトークンの監
視時間を定めなければならないのに対し、本実施例の方
式では、一律にトークンの監視時間を定めることがで
き、システム設計も容易になる。さらに、本実施例で
は、トークン保持時間調整機能が不要となるので、通信
制御部用のICの回路規模を小さくすることができ、こ
のICを送信要求発生頻度の多い特定端局だけでなく、
ネットワーク上の全ての端局に使用することにより、シ
ステム全体として製作コストを削減することができる。
を調整するタイプが、システム全体を見てトークンの監
視時間を定めなければならないのに対し、本実施例の方
式では、一律にトークンの監視時間を定めることがで
き、システム設計も容易になる。さらに、本実施例で
は、トークン保持時間調整機能が不要となるので、通信
制御部用のICの回路規模を小さくすることができ、こ
のICを送信要求発生頻度の多い特定端局だけでなく、
ネットワーク上の全ての端局に使用することにより、シ
ステム全体として製作コストを削減することができる。
【0036】従って、本実施例では、送信要求が集中的
に発生する特定多重伝送端局に異なるアドレスをもつ複
数の通信制御部を設け、特定多重伝送端局が1サイクル
内でのデータ送信を複数回可能とするので、送信信号の
待ち行列の発生を防止でき、また待ち行列が発生しても
その長さを短縮できる。これにより、異常監視機能によ
る異常監視のための時間を短く設定でき、かつ応答性の
向上を経済的にはかることができる。
に発生する特定多重伝送端局に異なるアドレスをもつ複
数の通信制御部を設け、特定多重伝送端局が1サイクル
内でのデータ送信を複数回可能とするので、送信信号の
待ち行列の発生を防止でき、また待ち行列が発生しても
その長さを短縮できる。これにより、異常監視機能によ
る異常監視のための時間を短く設定でき、かつ応答性の
向上を経済的にはかることができる。
【0037】なお、本実施例では、特定端局の複数の通
信制御部に対応してバスインターフェース部を複数設け
たが、本発明はこれに限らず、例えば相互に整合性を持
たせた各通信制御部を1つのバスインターフェース部と
接続し、上記各通信制御部が上記バスインターフェース
部を介して他の端局と信号伝送できるように構成するこ
とも可能である。
信制御部に対応してバスインターフェース部を複数設け
たが、本発明はこれに限らず、例えば相互に整合性を持
たせた各通信制御部を1つのバスインターフェース部と
接続し、上記各通信制御部が上記バスインターフェース
部を介して他の端局と信号伝送できるように構成するこ
とも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明では、複
数の多重伝送端局を伝送路を介して接続し、前記多重伝
送端局の間でデータフレームの伝送を行う多重伝送方式
において、前記多重伝送端局のうち、少なくとも1つの
特定多重伝送端局に、例えばデータの送信頻度に応じて
複数設けられ、データフレームの通信制御を行う通信制
御手段と、前記伝送路に接続されるとともに、前記通信
制御手段の制御に応じて、データフレームを該伝送路に
送信する、少なくとも1つのフレーム送信手段とを備
え、前記データフレームを同一の伝送路へ送信するの
で、送信信号の待ち行列を防止し、また上記待ち行列が
発生してもその長さを短縮することにより、送信要求の
変動に対して応答遅延時間の短縮を図ることができる。
数の多重伝送端局を伝送路を介して接続し、前記多重伝
送端局の間でデータフレームの伝送を行う多重伝送方式
において、前記多重伝送端局のうち、少なくとも1つの
特定多重伝送端局に、例えばデータの送信頻度に応じて
複数設けられ、データフレームの通信制御を行う通信制
御手段と、前記伝送路に接続されるとともに、前記通信
制御手段の制御に応じて、データフレームを該伝送路に
送信する、少なくとも1つのフレーム送信手段とを備
え、前記データフレームを同一の伝送路へ送信するの
で、送信信号の待ち行列を防止し、また上記待ち行列が
発生してもその長さを短縮することにより、送信要求の
変動に対して応答遅延時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多重伝送方式を自動車の走行系に
用いたシステムの一実施例の構成図である。
用いたシステムの一実施例の構成図である。
【図2】図1に用いるデータフレームの構成を示す図で
ある。
ある。
【図3】図1に用いるトークンフレームの構成を示す図
である。
である。
【図4】端局の一般的な構成を示す構成図である。
【図5】本発明に係る端局の構成を示す構成図である。
【図6】図1のシステムの通信動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図7】従来のシステムの通信動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
10 ABSコンピュータ(端局) 11 信号処理部 12,12a,12b 通信制御部 13,13a,13b バスインターフェース部 14 電源回路 15 出力回路 16 入力回路 20 エンジンコンピュータ(端局) 30 トランスミッションコンピュータ(端局) 40 トラクションコンピュータ(端局) 50 アクティブサスペンションコンピュータ(端局) 60 伝送路(バス)
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の多重伝送端局を伝送路を介して接
続し、前記多重伝送端局の間でデータフレームの伝送を
行う多重伝送方式において、 前記多重伝送端局のうち、少なくとも1つの特定多重伝
送端局に、 データフレームの通信制御を行う複数の通信制御手段
と、 前記伝送路に接続されるとともに、前記通信制御手段の
制御に応じて、データフレームを該伝送路に送信する、
少なくとも1つのフレーム送信手段とを備え、前記デー
タフレームを同一の伝送路へ送信することを特徴とする
多重伝送方式。 - 【請求項2】 前記特定多重伝送端局の通信制御手段
は、送信頻度に応じて所定数設けられることを特徴とす
る請求項1記載の多重伝送方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12245393A JPH06334669A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 多重伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12245393A JPH06334669A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 多重伝送方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06334669A true JPH06334669A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14836227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12245393A Pending JPH06334669A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 多重伝送方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06334669A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08204740A (ja) * | 1995-01-20 | 1996-08-09 | Nec Corp | データ伝送方法およびデータ伝送装置 |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP12245393A patent/JPH06334669A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08204740A (ja) * | 1995-01-20 | 1996-08-09 | Nec Corp | データ伝送方法およびデータ伝送装置 |
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