JPH0633468Y2 - 現像処理装置 - Google Patents
現像処理装置Info
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- JPH0633468Y2 JPH0633468Y2 JP11144090U JP11144090U JPH0633468Y2 JP H0633468 Y2 JPH0633468 Y2 JP H0633468Y2 JP 11144090 U JP11144090 U JP 11144090U JP 11144090 U JP11144090 U JP 11144090U JP H0633468 Y2 JPH0633468 Y2 JP H0633468Y2
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Landscapes
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、歯科医療分野におけるX線フイルムの現像処
理装置に関し、詳細には、非透光性の現像袋内に収容し
てX線撮影したX線フイルムの該現像袋内での現像を、
特に、定着速度の遅い高感度X線フイルムの現像を効率
良く行う現像処理装置に関する。
理装置に関し、詳細には、非透光性の現像袋内に収容し
てX線撮影したX線フイルムの該現像袋内での現像を、
特に、定着速度の遅い高感度X線フイルムの現像を効率
良く行う現像処理装置に関する。
歯牙X線撮影等に用いられる比較的に小さなカットシー
トフイルムの現像処理には、これらフイルムを非透光性
樹脂シートからなる現像袋内に収容してX線撮影した後
に、この現像袋内に処理液を注入して現像する方法(以
下、現像袋内処理と略記)が、極少量の新鮮な処理液
で、しかも明室において簡便かつ効率的に現像できるこ
とより、一般歯科医療分野において広く採用されてい
る。
トフイルムの現像処理には、これらフイルムを非透光性
樹脂シートからなる現像袋内に収容してX線撮影した後
に、この現像袋内に処理液を注入して現像する方法(以
下、現像袋内処理と略記)が、極少量の新鮮な処理液
で、しかも明室において簡便かつ効率的に現像できるこ
とより、一般歯科医療分野において広く採用されてい
る。
そして、その現像処理は、注入した処理液を、現像袋外
から人の指で揉むようにして外力を加え、移動・攪拌さ
せてX線感光フイルムの全面に均等に行き渡らせること
で達成され、大人の歯科口内法X線撮影に用いられる感
度グループCのフイルム(40mm×30mm角)の場合で、通
常、約15秒間の程度の均等な攪拌を要していた。
から人の指で揉むようにして外力を加え、移動・攪拌さ
せてX線感光フイルムの全面に均等に行き渡らせること
で達成され、大人の歯科口内法X線撮影に用いられる感
度グループCのフイルム(40mm×30mm角)の場合で、通
常、約15秒間の程度の均等な攪拌を要していた。
従来、歯科口内法X線撮影には、一般に、感度グループ
CのX線フイルムが用いられていたが、最近では、X線
照射量を低く抑えても鮮明な映像が得られる感度グルー
プDの高感度X線フイルムを用いたX線撮影が望まれる
ようになってきた。
CのX線フイルムが用いられていたが、最近では、X線
照射量を低く抑えても鮮明な映像が得られる感度グルー
プDの高感度X線フイルムを用いたX線撮影が望まれる
ようになってきた。
ところが、感度グループDの高感度X線フイルムは、第
1表に示すように、感度グループCのX線フイルムと同
ベース濃度において、黒化度およびコントラスが格段に
優れる映像が得られるものの、感度グループCのX線フ
イルムに比べて定着処理の時間が長くかかる。
1表に示すように、感度グループCのX線フイルムと同
ベース濃度において、黒化度およびコントラスが格段に
優れる映像が得られるものの、感度グループCのX線フ
イルムに比べて定着処理の時間が長くかかる。
このため、感度グループDの高感度X線フイルムを現像
袋内処理する場合、確実な現像・定着を達成するために
は、外部からの現像袋内の処理液を、少なくとも約70秒
間程度の時間をかけて均等に攪拌することが必要とな
り、もはや人の指で攪拌するには煩わし過ぎて、実用的
ではなくなる。
袋内処理する場合、確実な現像・定着を達成するために
は、外部からの現像袋内の処理液を、少なくとも約70秒
間程度の時間をかけて均等に攪拌することが必要とな
り、もはや人の指で攪拌するには煩わし過ぎて、実用的
ではなくなる。
しかし一方、必要に応じて個々に、極少量の新鮮な処理
液で、しかも明室で現像できる現像袋内処理の利点は大
きく、定着処理の時間が長くかかる感度グループDの高
感度X線フイルムの現像袋内処理を、人の指に代わり確
実かつ効率良く達成できる簡易でコンパクトな装置が望
まれていた。
液で、しかも明室で現像できる現像袋内処理の利点は大
きく、定着処理の時間が長くかかる感度グループDの高
感度X線フイルムの現像袋内処理を、人の指に代わり確
実かつ効率良く達成できる簡易でコンパクトな装置が望
まれていた。
本考案は上記要望に対応するためになされたもので、現
像袋内に注入された処理液を、外部から効率良く均等に
攪拌できて、該現像袋内においてX線感光フイルムを安
定かつ確実に現像処理でき、しかも、その構成が簡易で
コンパクトな現像処理装置の提供を目的とするものであ
る。
像袋内に注入された処理液を、外部から効率良く均等に
攪拌できて、該現像袋内においてX線感光フイルムを安
定かつ確実に現像処理でき、しかも、その構成が簡易で
コンパクトな現像処理装置の提供を目的とするものであ
る。
上記の目的を達成するために本考案は以下の構成とされ
ている。すなわち、本考案に係る現像定着装置は、現像
袋を収容して保持する縦型偏平角筒状と保持筒と、該保
持筒内に幅方向に並設され、上部に現像袋を挟んで対峙
する音叉状に形成された分岐部を有して上下方向に移動
可能に設けら両長辺側壁の中間に位置させて収容・保持
できるものとされている。
ている。すなわち、本考案に係る現像定着装置は、現像
袋を収容して保持する縦型偏平角筒状と保持筒と、該保
持筒内に幅方向に並設され、上部に現像袋を挟んで対峙
する音叉状に形成された分岐部を有して上下方向に移動
可能に設けら両長辺側壁の中間に位置させて収容・保持
できるものとされている。
(2)は攪拌桿であって、この攪拌桿(2)は、角ブロ
ック状の基桿部(2a)と、基桿部(2a)から音叉状に分
岐して上方に向けて平行に突設された対の分岐桿部(2
b)と、分岐桿部(2b)の上端部に対向して取着された
対の攪拌子(2c)とを有してなり、第1図および第3図
に示すように、保持筒(1)内に幅方向で左右対をなし
て二個並設されている。
ック状の基桿部(2a)と、基桿部(2a)から音叉状に分
岐して上方に向けて平行に突設された対の分岐桿部(2
b)と、分岐桿部(2b)の上端部に対向して取着された
対の攪拌子(2c)とを有してなり、第1図および第3図
に示すように、保持筒(1)内に幅方向で左右対をなし
て二個並設されている。
また、これら攪拌桿(2)の対の分岐桿部(2b)は、保
持筒(1)の仕切板(1a)を上下動可能に貫通し、この
仕切板(1a)上方に収容・保持されるべき現像袋Bを間
に介在させて対峙するように、仕切板(1a)上に突出し
て配され、一方、その基桿部(2a)は、仕切板(1a)の
下方に位置する保持筒(1)内で上下方向に摺動・移動
可能に配されている。また、これら分岐桿部(2b)の上
端部に取着された対の攪拌子(2c)は、保持筒(1)内
の幅方向寸法の略半分の幅を有して対向配置されると共
に、対向する内辺部を断面三角錐状に突出させ、その先
端間距離を、後述する所定間隔に設定している。
持筒(1)の仕切板(1a)を上下動可能に貫通し、この
仕切板(1a)上方に収容・保持されるべき現像袋Bを間
に介在させて対峙するように、仕切板(1a)上に突出し
て配され、一方、その基桿部(2a)は、仕切板(1a)の
下方に位置する保持筒(1)内で上下方向に摺動・移動
可能に配されている。また、これら分岐桿部(2b)の上
端部に取着された対の攪拌子(2c)は、保持筒(1)内
の幅方向寸法の略半分の幅を有して対向配置されると共
に、対向する内辺部を断面三角錐状に突出させ、その先
端間距離を、後述する所定間隔に設定している。
(3)はカムアームであって、このカムアーム(3)
は、前端部を保持筒(1)の下方に位置させ、対の攪拌
桿(2)のそれぞれの下端に連結桿(4)を介して連結
されると共に、後端部を機台(9)の後壁板に枢支部材
(10)を介して揺動自由に支持され、機台(9)内に平
行に対をなして二個並設されている。
は、前端部を保持筒(1)の下方に位置させ、対の攪拌
桿(2)のそれぞれの下端に連結桿(4)を介して連結
されると共に、後端部を機台(9)の後壁板に枢支部材
(10)を介して揺動自由に支持され、機台(9)内に平
行に対をなして二個並設されている。
(5)はカム盤であって、このカム盤(5)は、対のカ
ムアーム(3)の間の中間部に位置して配された二重円
盤状のもので、その中間軸を機台(9)の底板上に立設
された軸受台(11)に回転自由に支持されると共に、そ
の両側面上の外周部寄りに設けたカムピン(5a)を介し
て対のカムアーム(3)の長孔(3a)に係合されてあ
り、その回転によって、対のカムアーム(3)を互いに
逆方向に揺動させる。また、このカム盤(5)の一方の
円盤部の外周には、ベルト溝が設けられている。
ムアーム(3)の間の中間部に位置して配された二重円
盤状のもので、その中間軸を機台(9)の底板上に立設
された軸受台(11)に回転自由に支持されると共に、そ
の両側面上の外周部寄りに設けたカムピン(5a)を介し
て対のカムアーム(3)の長孔(3a)に係合されてあ
り、その回転によって、対のカムアーム(3)を互いに
逆方向に揺動させる。また、このカム盤(5)の一方の
円盤部の外周には、ベルト溝が設けられている。
(6)はモータであって、このモータ(6)は、その出
力軸にプーリー(7)を取着した可変速直流型のもの
で、機台(9)の上面板に吊着されて、カムアーム
(3)上方のカム盤(5)後側に配置されると共に、ベ
ルト(8)を介してカム盤(5)の一方の円盤部に連結
されあり、その運転によって、カム盤(5)を回転させ
て、対のカムアーム(3)を介して、保持筒(1)内の
対の攪拌桿(2)を互いに逆方向に上下動させる。
力軸にプーリー(7)を取着した可変速直流型のもの
で、機台(9)の上面板に吊着されて、カムアーム
(3)上方のカム盤(5)後側に配置されると共に、ベ
ルト(8)を介してカム盤(5)の一方の円盤部に連結
されあり、その運転によって、カム盤(5)を回転させ
て、対のカムアーム(3)を介して、保持筒(1)内の
対の攪拌桿(2)を互いに逆方向に上下動させる。
翻って、現像袋Bは、非透光性の軟質塩化ビニールシー
トからなる封袋で、その平面図である第5図に示すよう
に、平面形状を長方形状に形成され、その内部に、図中
に一点鎖線で示すX線フイルムFを収容すると共に、そ
の一方の側辺部に、処理液Lの注入部Fiを設けたもので
ある。
トからなる封袋で、その平面図である第5図に示すよう
に、平面形状を長方形状に形成され、その内部に、図中
に一点鎖線で示すX線フイルムFを収容すると共に、そ
の一方の側辺部に、処理液Lの注入部Fiを設けたもので
ある。
そして、X線フイルムFを収容した現像袋Bは、X線撮
影した後に、その内部に注入部Fiを介して所定量の処理
液Lを注入し、しかる後、保持筒(1)内に挿入される
のであるが、このとき、その注入部Fiを上にして下端が
仕切板(1a)に当接するまで挿入し、収容したX線フイ
ルムFを保持筒(1)内に位置させると共に、その注入
部Fiを保持筒(1)上部に設けたクリップ(1b)で挟持
することで、保持筒(1)内の仕切板(1a)上方におけ
る両長辺側壁の中間に位置して収容・保持されるのであ
る。
影した後に、その内部に注入部Fiを介して所定量の処理
液Lを注入し、しかる後、保持筒(1)内に挿入される
のであるが、このとき、その注入部Fiを上にして下端が
仕切板(1a)に当接するまで挿入し、収容したX線フイ
ルムFを保持筒(1)内に位置させると共に、その注入
部Fiを保持筒(1)上部に設けたクリップ(1b)で挟持
することで、保持筒(1)内の仕切板(1a)上方におけ
る両長辺側壁の中間に位置して収容・保持されるのであ
る。
また、本例においては、攪拌桿(2)の基桿部(2a)お
よび分岐桿部(2b)は、硬質樹脂材からなるものとする
一方、攪拌子(2c)は、摩擦抵抗の低い樹脂材からなる
ものとし、また、対向する攪拌子(2c)の先端間の間隔
は、現像袋Bの処理液Lの注入前の厚さとほぼ同寸法に
設定し、攪拌桿(2)の上下動に際し、対向する攪拌子
(2c)が、保持筒(1)内に収容・保持された現像袋B
の表面に、両側から水平方向に線接触して、上下方向に
扱くように摺動するものとした。
よび分岐桿部(2b)は、硬質樹脂材からなるものとする
一方、攪拌子(2c)は、摩擦抵抗の低い樹脂材からなる
ものとし、また、対向する攪拌子(2c)の先端間の間隔
は、現像袋Bの処理液Lの注入前の厚さとほぼ同寸法に
設定し、攪拌桿(2)の上下動に際し、対向する攪拌子
(2c)が、保持筒(1)内に収容・保持された現像袋B
の表面に、両側から水平方向に線接触して、上下方向に
扱くように摺動するものとした。
上記構成を具備する本実施例の現像処理装置にによる現
像処理を説明すると、まず、X線撮影した後の現像袋B
内に、専用の注入器ないしは注射器を用い、その注入部
Fiを介して所定量の処理液Lを注入し、この現像袋B
を、上述した手順にて上開口から保持筒(1)内に挿入
して保持する。
像処理を説明すると、まず、X線撮影した後の現像袋B
内に、専用の注入器ないしは注射器を用い、その注入部
Fiを介して所定量の処理液Lを注入し、この現像袋B
を、上述した手順にて上開口から保持筒(1)内に挿入
して保持する。
このとき、現像袋Bは、保持筒(1)内に左右対をなし
て配された攪拌桿(2)上端部の対の攪拌子(2c)間に
挿入され、これら対の攪拌子(2c)に挟まれることにな
る。
て配された攪拌桿(2)上端部の対の攪拌子(2c)間に
挿入され、これら対の攪拌子(2c)に挟まれることにな
る。
一方、左右対の攪拌桿(2)それぞれの上下動のストロ
ークは、予め、現像袋B内に収容されたX線フイルムF
の高さ方向の寸法と略同寸法に設定されており、また、
現像袋Bは、収容したX線フイルムFが攪拌桿(2)上
端部の対の攪拌子(2c)の上下動のストローク範囲とほ
ぼ合致する位置を占めるような高さ位置に保持されてい
る。なお、攪拌桿(2)のストロークは、カム盤(5)
のカムピン(5a)を半径方向に位置変更可能に設けるこ
とで、容易に変更・設定することができる。
ークは、予め、現像袋B内に収容されたX線フイルムF
の高さ方向の寸法と略同寸法に設定されており、また、
現像袋Bは、収容したX線フイルムFが攪拌桿(2)上
端部の対の攪拌子(2c)の上下動のストローク範囲とほ
ぼ合致する位置を占めるような高さ位置に保持されてい
る。なお、攪拌桿(2)のストロークは、カム盤(5)
のカムピン(5a)を半径方向に位置変更可能に設けるこ
とで、容易に変更・設定することができる。
このように、現像袋Bを保持筒(1)内にセットした
後、モータ(6)に入電して、左右対の攪拌桿(2)そ
れぞれを上下動させる。このとき、攪拌桿(2)の対の
攪拌子(2c)が、現像袋Bの表面に、両側から水平方向
に線接触し、かつ、左右の対が互いに逆方向に扱くよう
に摺動するので、現像袋B内に注入された処理液Lは、
上下方向および隣接対の方向に流されて激しく攪拌され
る。
後、モータ(6)に入電して、左右対の攪拌桿(2)そ
れぞれを上下動させる。このとき、攪拌桿(2)の対の
攪拌子(2c)が、現像袋Bの表面に、両側から水平方向
に線接触し、かつ、左右の対が互いに逆方向に扱くよう
に摺動するので、現像袋B内に注入された処理液Lは、
上下方向および隣接対の方向に流されて激しく攪拌され
る。
ところで、現像袋B内には、少量の空気も封入されてお
り、これが処理液Lの流動に随伴してX線フイルムF面
上をある面積をもって流動し、処理液LとX線フイルム
Fとの均等な接触を妨げて、現像効率の低下や現像ムラ
を引き起こす因子となり易いが、本実施例の現像処理装
置では、現像袋B内の処理液Lと空気を流動させる攪拌
桿(2)の攪拌子(2c)が、保持筒(1)内の幅方向寸
法の略半分の幅を有して左右の対で逆方向に上下動する
ので、互いの対向動により、流動する気泡を剪断して微
細化させ、処理液LとX線フイルムFとの接触を妨げる
因子ではなく、逆に処理液Lの流動を促進する因子とす
ることができ、処理液LをX線フイルムFの全面に均等
に接触させて、安定した現像をより効率良く達成するこ
とができる。
り、これが処理液Lの流動に随伴してX線フイルムF面
上をある面積をもって流動し、処理液LとX線フイルム
Fとの均等な接触を妨げて、現像効率の低下や現像ムラ
を引き起こす因子となり易いが、本実施例の現像処理装
置では、現像袋B内の処理液Lと空気を流動させる攪拌
桿(2)の攪拌子(2c)が、保持筒(1)内の幅方向寸
法の略半分の幅を有して左右の対で逆方向に上下動する
ので、互いの対向動により、流動する気泡を剪断して微
細化させ、処理液LとX線フイルムFとの接触を妨げる
因子ではなく、逆に処理液Lの流動を促進する因子とす
ることができ、処理液LをX線フイルムFの全面に均等
に接触させて、安定した現像をより効率良く達成するこ
とができる。
また、人の指による場合に比べ、処理液Lの流動・攪拌
を容易に高めることができるので、極く少量の処理液L
でも、より短時間で安定した現像を達成できる。また、
その現像処理は明室にて行うことができ、特別の暗室を
設ける必要もない。
を容易に高めることができるので、極く少量の処理液L
でも、より短時間で安定した現像を達成できる。また、
その現像処理は明室にて行うことができ、特別の暗室を
設ける必要もない。
因みに、本考案者等が、保持筒内に一個の攪拌桿を配し
た構成の現像処理装置により、現像袋内の処理液の攪拌
効果をシュミレートしたところ、その攪拌桿上端部に設
けた対の攪拌子の幅を種々に変えてみても、現像袋内の
気泡が微細化せず、また一時的に分断してもすぐに合一
して、処理液とX線フイルムとの均等な接触を妨げ、安
定かつ効率的な現像を達成することができなかった。
た構成の現像処理装置により、現像袋内の処理液の攪拌
効果をシュミレートしたところ、その攪拌桿上端部に設
けた対の攪拌子の幅を種々に変えてみても、現像袋内の
気泡が微細化せず、また一時的に分断してもすぐに合一
して、処理液とX線フイルムとの均等な接触を妨げ、安
定かつ効率的な現像を達成することができなかった。
次いで、本実施例の現像処理装置による具体的な現像処
理の例について述べる。
理の例について述べる。
標準サイズ(40mm×30mm角)の感度グループDの高感度
X線フイルムを収容した複数の現像袋を準備し、増感紙
併用の感度グループCのX線フイルムの場合の半分のX
線照射量で大人の歯牙をX線撮影した後に、これら現像
袋内に、従来の標準液量とされていた3ccより少ない2cc
の現像定着液を注入し、本実施例の現像処理装置により
現像処理した。
X線フイルムを収容した複数の現像袋を準備し、増感紙
併用の感度グループCのX線フイルムの場合の半分のX
線照射量で大人の歯牙をX線撮影した後に、これら現像
袋内に、従来の標準液量とされていた3ccより少ない2cc
の現像定着液を注入し、本実施例の現像処理装置により
現像処理した。
攪拌桿の上下動速度は、事前のシュミレートにて確認さ
れた気泡剪断効率の高い領域から選定した400回/minに
設定した。そして、攪拌時間を種々に変えて処理した
後、現像袋内から取り出した現像処理済のX線フイルム
に現像定着された映像について調べたところ、50秒〜60
秒程度の攪拌にて鮮明かつ良好な映像が得られた。
れた気泡剪断効率の高い領域から選定した400回/minに
設定した。そして、攪拌時間を種々に変えて処理した
後、現像袋内から取り出した現像処理済のX線フイルム
に現像定着された映像について調べたところ、50秒〜60
秒程度の攪拌にて鮮明かつ良好な映像が得られた。
このように、本実施例の現像処理装置は、比較的に簡易
でコンパクトな構成で、現像処理時間が長くかかる高感
度X線フイルムについても、現像袋内において人の指に
よる場合(約70秒以上)より短時間で、しかもより少な
い処理液量でもって、安定かつ確実に現像することがで
きる。
でコンパクトな構成で、現像処理時間が長くかかる高感
度X線フイルムについても、現像袋内において人の指に
よる場合(約70秒以上)より短時間で、しかもより少な
い処理液量でもって、安定かつ確実に現像することがで
きる。
なお、本実施例においては、保持筒(1)上部にクリッ
プ(1b)を設けて、現像袋Bの上端部を挟持するものと
したが、その攪拌時には、攪拌子(1c)が左右の対で逆
方向に摺動するため、現像袋Bが上下方向に移動しない
ように係止するには極く小さな力ですむので、例えば、
その一部を切り欠いた前面図である第6図に示すよう
に、現像袋Bの注入部Fiに挿入した処理液の専用注入器
Pの注入針Nにて係止することもできる。
プ(1b)を設けて、現像袋Bの上端部を挟持するものと
したが、その攪拌時には、攪拌子(1c)が左右の対で逆
方向に摺動するため、現像袋Bが上下方向に移動しない
ように係止するには極く小さな力ですむので、例えば、
その一部を切り欠いた前面図である第6図に示すよう
に、現像袋Bの注入部Fiに挿入した処理液の専用注入器
Pの注入針Nにて係止することもできる。
また、本実施例では、攪拌子の断面形状を三角錐状と
し、その先端部を現像袋に線接触させて摺動させるもの
としたが、これは一例であって、現像袋の表裏両側から
水平方向に線接触して上下動し、この現像袋内の処理液
を移動・攪拌するものであれば、例えば、回転ローラと
されても良い。
し、その先端部を現像袋に線接触させて摺動させるもの
としたが、これは一例であって、現像袋の表裏両側から
水平方向に線接触して上下動し、この現像袋内の処理液
を移動・攪拌するものであれば、例えば、回転ローラと
されても良い。
また、現像処理の効率は、フイルムや処理液の種別だけ
ででなく、処理温度によっても左右されるので、例え
ば、保持筒内に温風を通気させたり、保持筒にジャケッ
トを設けるなどして、処理温度を制御することも好まし
い実施態様である。
ででなく、処理温度によっても左右されるので、例え
ば、保持筒内に温風を通気させたり、保持筒にジャケッ
トを設けるなどして、処理温度を制御することも好まし
い実施態様である。
以上に述べたように、本考案に係る現像処理装置によれ
ば、現像袋内に注入された処理液を、外部から効率良く
均等に攪拌できて、該現像袋内においてX線感光フイル
ムを安定かつ確実に現像処理することができ、しかも、
簡易でコンパクトな装置構成で、定着処理時間が長くか
かる高感度X線フイルムについてもより短時間で、しか
もより少量の処理液量で、確実に現像処理することがで
き、もって、X線照射量を低く抑えることができる高感
度X線フイルムの、歯科医療分野における適用を容易に
することができる。
ば、現像袋内に注入された処理液を、外部から効率良く
均等に攪拌できて、該現像袋内においてX線感光フイル
ムを安定かつ確実に現像処理することができ、しかも、
簡易でコンパクトな装置構成で、定着処理時間が長くか
かる高感度X線フイルムについてもより短時間で、しか
もより少量の処理液量で、確実に現像処理することがで
き、もって、X線照射量を低く抑えることができる高感
度X線フイルムの、歯科医療分野における適用を容易に
することができる。
第1図乃至第4図は本考案の実施例の現像処理装置を示
す図であって、第1図はその一部を切り欠いた上面図、
第2図は第1図のII−II断面、第3図はその一部を切り
欠いた前面図、第4図は第2図のIV−IV断面図、第5図
は本考案に関わる現像袋を示す平面図、第6図は本考案
の別の実施例の現像処理装置を示す一部を切り欠いた前
面図である。 (1)…保持筒、(2)…攪拌桿、(2a)…基桿部、
(2b)…分岐桿部、(2c)…攪拌子、(3)…カムアー
ム、(4)…連結桿、(5)…カム盤、(6)…モー
タ、(7)…プーリー、(8)…ベルト、(9)…機
台、B…現像袋。
す図であって、第1図はその一部を切り欠いた上面図、
第2図は第1図のII−II断面、第3図はその一部を切り
欠いた前面図、第4図は第2図のIV−IV断面図、第5図
は本考案に関わる現像袋を示す平面図、第6図は本考案
の別の実施例の現像処理装置を示す一部を切り欠いた前
面図である。 (1)…保持筒、(2)…攪拌桿、(2a)…基桿部、
(2b)…分岐桿部、(2c)…攪拌子、(3)…カムアー
ム、(4)…連結桿、(5)…カム盤、(6)…モー
タ、(7)…プーリー、(8)…ベルト、(9)…機
台、B…現像袋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−12651(JP,A) 実開 昭59−121654(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】現像袋を収容して保持する縦型偏平角筒状
の保持筒と、該保持筒内に幅方向に並設され、上部に現
像袋を挟んで対峙する音叉状に形成された分岐部を有し
て上下方向に移動可能に設けられた対の桿体と、これら
桿体を互に逆方向に上下動させる駆動手段とを備えてな
り、かつ、前記桿体の分岐部上部に、現像袋表面に当接
して移動する攪拌部を設けたことを特徴とする現像処理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11144090U JPH0633468Y2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 現像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11144090U JPH0633468Y2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 現像処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0467651U JPH0467651U (ja) | 1992-06-16 |
| JPH0633468Y2 true JPH0633468Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31858896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11144090U Expired - Lifetime JPH0633468Y2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 現像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633468Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-23 JP JP11144090U patent/JPH0633468Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0467651U (ja) | 1992-06-16 |
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