JPH0633475U - 海鳥よけ装置 - Google Patents
海鳥よけ装置Info
- Publication number
- JPH0633475U JPH0633475U JP7088892U JP7088892U JPH0633475U JP H0633475 U JPH0633475 U JP H0633475U JP 7088892 U JP7088892 U JP 7088892U JP 7088892 U JP7088892 U JP 7088892U JP H0633475 U JPH0633475 U JP H0633475U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】各種港湾設備から海鳥が止まれる部分を無く
し、海鳥を各種港湾設備の周辺から半永久的に追放する
ことを可能にした海鳥よけ装置を提供する。 【構成】港湾設備の海鳥が止まることが可能な部分の上
方に、海鳥が止まることが可能な部分と10cm以上且
つ50cm以下の隙間を介して、太さが1cm以下の棒
状部材7からなる海鳥阻止体6を少なくとも一つ設置し
た。
し、海鳥を各種港湾設備の周辺から半永久的に追放する
ことを可能にした海鳥よけ装置を提供する。 【構成】港湾設備の海鳥が止まることが可能な部分の上
方に、海鳥が止まることが可能な部分と10cm以上且
つ50cm以下の隙間を介して、太さが1cm以下の棒
状部材7からなる海鳥阻止体6を少なくとも一つ設置し
た。
Description
【0001】
本考案は、海鳥よけ装置に係り、特に、照明、航路標識、桟橋の手すり等の港 湾設備に、かもめ等の海鳥が止まることを防止する海鳥よけ装置に関する。
【0002】
従来から、港湾に設置されている照明、航路標識、桟橋の手すり等の各種港湾 設備のメンテナンスを毎年行っている。このメンテナンスの内容は、各種港湾設 備の改良・改修、さびの発生や、かもめ等の海鳥のフンによる腐食の修理、及び 当該海鳥のフンの除去等が挙げられる。このようなメンテナンスを行うために必 要な費用は、年々増加しているのが現状である。また、前記メンテナンスは、強 風の海上での作業となり、常に危険が伴うという問題があった。
【0003】 また、特に、前記メンテナンスは、海鳥のフン公害に対するものが主流をしめ ており、フン公害に対する対策の検討が望まれている。 この対策の一つとして、例えば、各種港湾設備に、光を反射しながら風により 動くリボンや風船等を設置する等して、当該港湾設備から海鳥を遠ざけることが 行われている。
【0004】
しかしながら、前記リボンや風船等を港湾設備に設置する従来例は、ある程度 の時間が経つと、海鳥が当該リボンや風船等に慣れてしまい、再び港湾設備に止 まるようになり、フン公害を発生させるという問題があった。 また、前記フン公害を無くすためには、海鳥を各種港湾設備の周辺から半永久 的に追放することが最も有効であるが、海鳥を港湾内から追放することは、現実 的に不可能であり、また、動物保護の立場からも困難であった。
【0005】 本考案は、このような問題を解決することを課題とするものであり、各種港湾 設備から海鳥が止まれる部分を無くすことで、海鳥を各種港湾設備の周辺から半 永久的に追放することを可能にした海鳥よけ装置を提供することを目的とするも のである。
【0006】
この目的を達成するために、本考案は、港湾設備の海鳥が止まることが可能な 部分の上方に、当該海鳥が止まることが可能な部分と10cm以上且つ50cm 以下の隙間を介して、太さが1cm以下の棒状部材からなる海鳥阻止体を少なく とも一つ設置したことを特徴とする海鳥よけ装置を提供するものである。
【0007】 そして、前記海鳥阻止体を複数設置する場合は、当該海鳥阻止体同志の間隔を 30cm以下としたことを特徴とする海鳥よけ装置を提供するものである。 さらに、前記棒状部材を上下方向に複数設置して前記海鳥阻止体を構成し、当 該棒状部材同志の上下間隔を10cm以上且つ50cm以下としたことを特徴と する海鳥よけ装置を提供するものである。
【0008】
本考案に係る海鳥よけ装置は、港湾設備の海鳥が止まることが可能な部分の上 方が、1cm以下の太さの棒状部材からなる海鳥阻止体でカバーされた状態とな っている。即ち、前記棒状部材の太さは、脚に水掻きを有するかもめ等の海鳥が 止まる(掴まる)ことができないほど細く設定されており、港湾設備の海鳥が止 まることが可能な部分の全てが、前記海鳥阻止体によりカバーされた状態となっ ている。また、前記海鳥阻止体は、港湾設備の海鳥が止まることが可能な部分と 10cm以上且つ50cm以下の隙間を介して設置されているため、海鳥が前記 海鳥阻止体と海鳥が止まることが可能な部分との間に入り込むことを阻止するこ とができる。これより、各種港湾設備から海鳥が止まれる部分を無くすことがで きる。
【0009】 前記棒状部材の太さが1cmを越えると、前記海鳥は、当該棒状部材に止まる ことが可能となり、各種港湾設備の周辺から海鳥を追放することができなくなっ てしまう。従って、前記棒状部材の太さを1cm以下に限定した。 また、前記海鳥阻止体と海鳥が止まることが可能な部分との隙間が10cm未 満であると、海鳥は、当該海鳥阻止体が存在してもこれを跨いで止まることが可 能となり、各種港湾設備の周辺から海鳥を追放することができない。一方、前記 海鳥阻止体と海鳥が止まることが可能な部分との隙間が50cmを越えると、海 鳥は、前記海鳥阻止体と海鳥が止まることが可能な部分との間に入り込んで止ま ることが可能となり、各種港湾設備の周辺から海鳥を追放することができなくな ってしまう。従って、前記海鳥阻止体と海鳥が止まることが可能な部分との隙間 を10cm以上且つ50cm以下に限定した。
【0010】 また、前記海鳥阻止体を複数設置する場合には、当該海鳥阻止体同志の間隔を 30cm以下とすることで、当該海鳥阻止体間に海鳥が入り込むことができなく なるため、海鳥が港湾設備に止まることを阻止することができる。 前記海鳥阻止体同志の間隔が30cmを越えると、海鳥は、当該海鳥阻止体間 に入り込むことができ、海鳥が港湾設備に止まることが可能となり、各種港湾設 備の周辺から海鳥を追放することができなくなってしまう。従って、前記海鳥阻 止体同志の間隔を30cm以下に限定した。
【0011】 さらに、前記棒状部材を上下方向に複数設置して、海鳥阻止体を構成すること で、前記作用に加え、港湾設備の種々な形状に、簡単に対応することができる。 また、前記棒状部材同志の上下間隔を10cm以上且つ50cm以下とすること で、海鳥は、当該棒状部材間を通過することができなくなり、前記港湾設備付近 からより効率良く海鳥を追放することが可能となる。
【0012】
次に、本考案に係る実施例について、図面を参照して説明する。 図1は、本考案の実施例に係る海鳥よけ装置を港湾設備に設置した状態を示す 側面図、図2は、図1の正面図、図3は、図1の平面図である。 図1ないし図3に示す海鳥よけ装置1の構成要素である海鳥阻止体6は、直径 (太さ)が8mmの円柱形状を有する棒状支持部材2と、直径が2.6mmの円 柱形状を有する2本の棒状部材7をその中心で交差させ、両棒状部材7同志がな す角度を90度とし、且つ、両棒状部材7が同一平面上に存在するようにした3 つの海鳥阻止部3ないし5を備えている。
【0013】 前記海鳥阻止部3ないし5は、上方側から、海鳥阻止部3、海鳥阻止部4、海 鳥阻止部5の順に、各々の平面同志が平行となるように配置されており、海鳥阻 止部3と4との間及び海鳥阻止部4と5との間には、各々10cmの隙間が設け られている。そして、前記海鳥阻止部3ないし5の中心部(棒状部材7の交点) には、当該海鳥阻止部3ないし5の各々の平面と垂直となるように、前記棒状支 持部材2が貫通されており、互いに溶接・固定されている。また、前記海鳥阻止 部5は、後に説明する放水銃10に前記海鳥阻止体6を設置した際に、当該海鳥 阻止部5と放水銃10とが形成する隙間が、10cm以上且つ50cm以下とな るように前記棒状支持部材2に設置した。
【0014】 前記海鳥阻止部3は、長さの短い棒状部材7から構成されており、海鳥阻止部 5は、長さの長い棒状部材7から構成され、海鳥阻止部4は、海鳥阻止部3と5 に使用している中間の長さの棒状部材7から構成されている。 前記海鳥阻止部5は、主に、前記放水銃10に海鳥が止まることを阻止し、海 鳥阻止部3及び4は、主に、当該放水銃10の付近に海鳥が近寄ることを阻止し ている。即ち、前記海鳥阻止部3〜5は、脚に水掻きを有するかもめ等の海鳥が 止まる(掴まる)ことができないほど細く設定されており、前記放水銃10の海 鳥が止まることができる部分の全てが、前記海鳥阻止部5でカバーされた状態と なっている。また、前記放水銃10の海鳥が止まることができる部分と海鳥阻止 部5との間に形成される隙間は、10cm以上且つ50cm以下であるため、海 鳥は、この隙間に侵入することができない。従って、海鳥は、前記放水銃10に 止まることができず、当該放水銃10から海鳥を追放することができる。また、 前記海鳥阻止部5と海鳥阻止部4との間、海鳥阻止部4と海鳥阻止部3との間に は、10cmの隙間を設けてあるが、海鳥は、この隙間を通過することができな いため、海鳥を前記放水銃10付近から効率良く追放することが可能となる。
【0015】 なお、前記海鳥よけ装置1を構成する部材は、その端部を丸くして鋭部ができ ないようにして使用した。 本実施例に係る海鳥よけ装置1は、2つの海鳥阻止体6から構成されており、 当該2つの海鳥阻止体6は、港湾設備の一つである放水銃10の放水管12に、 当該放水管12と前記棒状支持部材2とが垂直となるように、Uボルト13を用 いて固定されている。この時、前記2つの海鳥阻止体6間の最短距離が、30c m以下となるように、当該海鳥阻止体を放水銃10の放水管12に設置する。
【0016】 次に、前記のように、海鳥が多数存在している港湾内の放水銃10に設置した 海鳥よけ装置1付近の海鳥の様子を観察した。 前記海鳥よけ装置1を設置する前の放水銃10の上やその付近には、60〜1 00羽程度の海鳥がいたが、前記海鳥よけ装置1の存在により、放水銃10の上 やその付近には、海鳥がいなくなり、周辺のドルフィンやテトラポットに移動し ていた。このように、放水銃10及びその付近から海鳥を半永久的に追放するこ とができた。
【0017】 また、港湾内であって、フンによる被害を受けても支障がない場所に、海鳥用 のとまり木を製作し、ここに海鳥を集めることで、前記放水銃10のような港湾 設備から、一層効果的に海鳥を追放することができる。 なお、本実施例では、海鳥よけ装置1を2つの海鳥阻止体6で構成したが、こ れに限らず、1つの海鳥阻止体6で構成してもよく、3つ以上の海鳥阻止体6で 構成してもよい。そして、海鳥阻止体6を複数設置する場合は、当該海鳥阻止体 6同志の間隔は、30cm以下であれば、任意に決定してよい。
【0018】 また、本実施例では、棒状部材7からなる3つの海鳥阻止部3〜5を棒状支持 部材2の上下方向に設置したが、これに限らず、1つの海鳥阻止部のみを棒状支 持部材2に設置してもよく、また、2つ或いは4つ以上の海鳥阻止部を棒状支持 部材2の上下方向に設置してもよい。 さらに、本実施例では、直径が8mmの円柱形状を有する棒状支持部材2と、 直径が2.6mmの円柱形状を有する棒状部材7を使用したが、これに限らず、 棒状支持部材2及び棒状部材7の直径は、1cm以下であれば、所望により決定 してよい。そして、前記棒状支持部材2、棒状部材7は、円柱形状の他、多角柱 形状、パイプ状など、所望の形状のものを使用してよい。
【0019】 また、本実施例では、海鳥阻止部同志の上下間隔を10cmに設定したが、こ れに限らず、海鳥阻止部同志の上下間隔は、10cm以上且つ50cm以下であ れば、所望により決定してよい。 そして、本実施例では、放水管12に、Uボルト13を用いて海鳥よけ装置1 を設置したが、これに限らず、海鳥よけ装置1を安定した状態で設置可能であれ ば、他の方法により設置してもよい。
【0020】 さらに、本実施例では、港湾設備として、放水銃10を取り上げ、これに海鳥 よけ装置1を設置したが、これに限らず、本考案に係る海鳥よけ装置は、航路標 識や照明、桟橋の手すり等、他の港湾設備に設置してもよいことは勿論である。 そして、この場合は、港湾設備の形状に応じて、海鳥よけ装置の形状を決定する ことが重要である。
【0021】 また、他の構造を有する海鳥よけ装置としては、例えば、図4及び図5に示す 構造や、図6に示す構造など、各種港湾設備の形状に応じて種々の構造が挙げら れる。 前記図4及び図5に示す海鳥よけ装置1の海鳥阻止体は、2本の棒状部材7を その中心で交差させ、両棒状部材7同志がなす角度を90度とし、且つ、両棒状 部材7が同一平面上に存在するようにした海鳥阻止部16の中心に、当該海鳥阻 止部16の平面と垂直となるように棒状支持部材2を貫通し、当該海鳥阻止部1 6が棒状支持部材2の上部となるようにして両者を溶接し、当該海鳥阻止部16 の各端部と棒状支持部材2の下部とを棒状部材7で接続した構造を有するもので ある。そして、この海鳥阻止体を少なくとも一つ備えることで、海鳥よけ装置を 構成することができる。なお、図4は、海鳥よけ装置1の側面図、図5は同平面 図である。
【0022】 また、図6に示す海鳥よけ装置1の海鳥阻止体は、棒状支持部材2の上部に、 螺旋状を有する略円錐形の棒状部材7を設置した構造を有するものである。そし て、この海鳥阻止体を少なくとも一つ備えることで、海鳥よけ装置を構成するこ とができる。なお、図6は、海鳥よけ装置1の側面図である。 また、本実施例は、本考案に係る一実施例であり、本考案は、これに限定され るものではない。
【0023】
以上説明したように、本考案に係る海鳥よけ装置は、港湾設備の海鳥が止まる ことが可能な部分の上方に、当該海鳥が止まることが可能な部分と10cm以上 且つ50cm以下の隙間を介して、太さが1cm以下の棒状部材からなる海鳥阻 止体を少なくとも一つ設置したため、前記港湾設備から海鳥が止まれる部分を無 くすことができる。この結果、各種港湾設備の周辺から海鳥を半永久的に追放す ることができ、海鳥のフンに起因する港湾設備のメンテナンスが不必要となるた め、メンテナンス費用を削減できると共に、メテナンス作業者の安全性も向上す ることができる。
【0024】 また、前記海鳥阻止体を複数設置する場合には、当該海鳥阻止体同志の間隔を 30cm以下とすることで、海鳥が当該海鳥阻止体間に入り込むこととを阻止す ることができ、海鳥が港湾設備に止まることを阻止することができる。 さらに、前記棒状部材を上下方向に複数設置して前記海鳥阻止体を構成し、前 記棒状部材同志の上下間隔を10cm以上且つ50cm以下とすることで、前記 効果に加え、港湾設備の種々な形状に、簡単に対応することができると共に、海 鳥が当該棒状部材間を通過することができなくなり、前記港湾設備付近からより 効率良く海鳥を追放することが可能となる。
【図1】本考案の実施例に係る海鳥よけ装置を港湾設備
に設置した状態を示す側面図である。
に設置した状態を示す側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本考案の実施例に係る他の海鳥よけ装置の側面
図である。
図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】本考案の実施例に係る他の海鳥よけ装置の側面
図である。
図である。
1 海鳥よけ装置 2 棒状支持部材 3 海鳥阻止部 4 海鳥阻止部 5 海鳥阻止部 6 海鳥阻止体 7 棒状部材 10 放水銃 11 放水銃口 12 放水管 13 Uボルト 15 支持部 16 海鳥阻止部
Claims (3)
- 【請求項1】 港湾設備の海鳥が止まることが可能な部
分の上方に、当該海鳥が止まることが可能な部分と10
cm以上且つ50cm以下の隙間を介して、太さが1c
m以下の棒状部材からなる海鳥阻止体を少なくとも一つ
設置したことを特徴とする海鳥よけ装置。 - 【請求項2】 前記海鳥阻止体を複数設置する場合は、
当該海鳥阻止体同志の間隔を30cm以下としたことを
特徴とする請求項1記載の海鳥よけ装置。 - 【請求項3】 前記棒状部材を上下方向に複数設置して
前記海鳥阻止体を構成し、当該棒状部材同志の上下間隔
を10cm以上且つ50cm以下としたことを特徴とす
る請求項1または請求項2記載の海鳥よけ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7088892U JPH0633475U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 海鳥よけ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7088892U JPH0633475U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 海鳥よけ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633475U true JPH0633475U (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=13444521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7088892U Pending JPH0633475U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 海鳥よけ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633475U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0246577B2 (ja) * | 1979-09-24 | 1990-10-16 | Merck & Co Inc |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP7088892U patent/JPH0633475U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0246577B2 (ja) * | 1979-09-24 | 1990-10-16 | Merck & Co Inc |
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