JPH063369U - ベースボール用バット - Google Patents
ベースボール用バットInfo
- Publication number
- JPH063369U JPH063369U JP038173U JP3817392U JPH063369U JP H063369 U JPH063369 U JP H063369U JP 038173 U JP038173 U JP 038173U JP 3817392 U JP3817392 U JP 3817392U JP H063369 U JPH063369 U JP H063369U
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- elastic body
- bat
- density
- baseball bat
- ball
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易に折れないで使用寿命が長く、かつ打球
時の振動波を迅速に減衰させ、打者の手首に伝わる振動
を軽減し得るベースボール用バットを提供することが目
的である。 【構成】 アルミ合金或いは繊維強化複合材料を一体に
成型してなる中空状バット10の内部空間所定位置に、
射出押出し成型により弾性体20を注入成型し、或いは
予備成型された弾性体20を内装して構成する。
時の振動波を迅速に減衰させ、打者の手首に伝わる振動
を軽減し得るベースボール用バットを提供することが目
的である。 【構成】 アルミ合金或いは繊維強化複合材料を一体に
成型してなる中空状バット10の内部空間所定位置に、
射出押出し成型により弾性体20を注入成型し、或いは
予備成型された弾性体20を内装して構成する。
Description
【0001】
本考案はベースボール用バットに関し、特にその中空内部の適当な箇所に適当 な長さの弾性体を設けて、打球時に生じる振動波を減衰させるベースボール用バ ットに関する。
【0002】
現今、一般に使用されているベースボール用バットには、木質バットとアルミ 質金属バット及び繊維強化複合材質バットなどがあって、それぞれの使用上にお ける優劣点を披露して見ると次のとおりである;
【0003】 (一)木質バット:一般に白い楓の木で造られ、比較的柔らかい木質繊維に属 し、それ自体が良好な振動減衰(DAMPING) 作用を備えて、ボールを打った時の音 が比較的鈍く、打球の反発速度も比較的緩慢であるなど優点があるかわりに、そ の材質の強度に問題があるため、バットの中身が芯まで一体のソリッドでなけれ ばならないので重量が比較的重く、かつ容易に温度や湿度の影響を受けて折れ易 い。
【0004】 (二)アルミ質金属バット:アルミ合金で造られ、木質バットに比べて強度、 硬度とも優れて、その打球の反発速度が速く、爆発力も強烈で、使用寿命が長い など優点がある反面、使用上において振動減衰の効果が劣り、かつ打球の音が大 きく、運動傷害をもたらし易い。
【0005】 (三)繊維強化複合材質バット:カーボン繊維、ガラス繊維、或いはその他繊 維補強材料などの樹脂複合材料で造られ、それ自身が軽量であるとともに強度に 優れて剛性であるなどの特性を備えて、設計上の面で幅広く、超軽量または特定 用途に合ったバットを作ることができ、その他の材質のバットには及ばない優点 がある代りに、アルミ質金属バットと同様に振動減衰の機能に乏しく、打球の音 が大きく、運動傷害が起こり易い。
【0006】
上記従来のベースボール用バットにおける問題点に鑑み、本考案は、容易に折 れないで使用寿命が長く、かつ打球時の振動が迅速に減衰し、打者の手首に伝わ る振動を軽減し得るベースボール用バットを提供することを目的とする。
【0007】
上記目的を達成するため、本考案は、中空状バットの内部空間所定位置に、弾 性体を設けて構成される。
【0008】 そして、上記中空状バットをアルミ合金或いは繊維強化複合材料で一体に成型 して、その内部空間に射出押出し成型により弾性体を注入成型し、或いは予備成 型された弾性体を内装して、上記弾性体の硬度をショア硬さ40以下に制限し、 上記弾性体の材質をシリコーン (SILICONE) 、熱可塑性ゴム (THERMOPLASTIC RU BBER) 、その他高分子有機材料、或いは天然合成ゴムなどで形成して、かつ上記 弾性体の密度を0.95〜1.25g/cm3 に規制して、該弾性体内にガラスビ ーズを添加或いは発泡性膨張剤などを加えて発泡させることにより密度を低めた り、または密度の高い材料を加えることにより密度を高めることができるように し、また、上記弾性体をグリップ部底端から打球面部向きに10〜40cm長さ延 伸内設すれば一層好ましくなる。
【0009】
上記のように、本考案は、中空状バットの内部空間の所定位置に弾性体を内設 しているので、ボールを打撃した際に生じるバットの振動波は、打者の手腕まで に伝わる間に大部分が該弾性体によって吸収されて減衰する。
【0010】 そして、上記中空状バットをアルミ合金或いは繊維強化複合材料で一体に成型 して、その内部空間に射出押出し成型により弾性体を注入成型し、或いは予備成 型された弾性体を内装し、上記弾性体の硬度をショア硬さ40以下に制御して、 該弾性体の材質をシリコーン (SILICONE) 、熱可塑性ゴム (THERMOPLASTIC RUBB ER) 、その他高分子有機材料、或いは天然合成ゴムなどで形成し、かつその密度 を0.95〜1.25g/cm3 に規制して、該弾性体内にガラスビーズを添加或 いは発泡性膨張材を加えることにより密度を低め、或いは密度の高い材料を加え ることにより密度を高めることができるようにし、並びに該弾性体をバットのグ リップ部底端から打球面部向きに10〜40cmの長さに延伸内設すると、上記振 動波に対する減衰作用がより好ましい状態に制御される。
【0011】 この考案の上記またはその他の目的、特徴および利点は、図面を参照しての以 下の実施例の詳細な説明から一層あきらかとなろう。
【0012】
本考案は上述の通り、中空状バット10の内部空間内所定位置に弾性体20を 設けて構成されるものであるが、その中空バット10の振動波の減衰効果を明か にするために、先づ、弾性体20を内装していない中空バット10についての振 動波の減衰状態を観察した。
【0013】 図9は前記の弾性体を内装していない中空バット10の断面表示図で、図10 ,11,12はそれぞれそのバット10の打球時に生じた測定点1,2,3にお ける振動波測定図であり、図1は本考案の第1実施例として、グリップ内部に1 2cmの長さのシリコーン弾性体20を装填したバットの断面表示図で、図2,3 ,4はそれぞれ図1に示したバットの打球時に生じた測定点1,2,3における 振動波の測定図であり、 図5は第2実施例としてグリップ内部に22cmの長さのシリコーン弾性体20 を装填したバットの断面表示図で、図6,7,8はそれぞれ図5に示したバット の打球時に生じた測定点1,2,3における振動波の測定図である。
【0014】 そして、上記各図を参照しながら説明をすると、本考案のベースボール用バッ トは、一般のバットと同様に、バット10の先端に適当な長さの外径が比較的太 い打球面部Sを形成して、該打球面部S後端向きに徐々に外径を縮小して収束部 S1 を設け、更に、該収束部S1 からバット最後端までの間に外径が比較的細い グリップ部S2 が設けられる。本考案のバット10は、アルミ質金属、繊維強化 複合材料を利用して一体成型された中空状バット10であって、そのグリップ部 S2 の中空内部に、射出押出し成型により直接弾性体20(長さ10〜40cm程 度)を注入成型し、または、予備成型された弾性体20を装入し、或いは二液性 接着剤を注入して更に該バット10を加熱若しくは室温反応硬化成型により弾性 体20を形成するのであり、該弾性体20の材質は通常シリコーン (SILICONE) 、熱可塑性ゴム (THERMOPLASTIC RUBBER) 、或いはその他高分子有機材料、天然 合成ゴムなどで造られ、その硬度はショア硬さA級中の40(Shore-hardness 40 ) 以下にコントロールされ、密度は0.95〜1.25g/cm3 を比較的良しと する。
【0015】 以上に述べたのが、本考案の各部構成の特徴及びその相互の位置関係で、次に 弾性体20を内装していないバット10と、打球時に生じる振動波の振幅につい て比較して見ると、図9,10,11,12に示す如く、弾性体20を内装して いないバット10は、その打球面部Sに三つの測定点を設定して振動波の振幅減 衰状態を測定し、この三測定点はそれぞれバット10先端から6cm隔てて第1測 定点1、16cm隔てて第2測定点2、26cm隔てて第3測定点3を位置付けられ 、そして、その各測定点における測定結果がそれぞれ図10,11,12に示さ れている。即ち、図示の通りこの種の弾性体20を内装しないバット10の振動 波の振幅は大きく、かつ振動の減衰時間が長く、言換えると、振動のエネルギー が大きく、打者の手首に直接打球面部Sからの振動波が伝わって来て、容易に手 腕などが傷害を受ける。
【0016】 本考案の実施例として図1,2,3,4及び図5,6,7,8に示す如く、長 さ12cmの弾性体20、或いは長さ22cmの弾性体20をそれぞれグリップ部S 2 に内装した本考案のバット10は、上記同様にそれぞれバット10に三つの測 定点1,2,3を設けて振動波の減衰情況を測定した結果、実際の測定の過程で もはっきりと分かるように、弾性体20の作用により各測定点が衝撃を受けて生 じた振動波の振幅は迅速に減衰してしまい、即ち、該弾性体20は迅速にバット 10の打球時に生じた振動波を吸収することができ、打者の手腕に伝わって来る 振動波はすでに小さくなって、運動傷害を受ける可能性がぐんと減少される。
【0017】 そして、該弾性体20の密度は略0.95〜1.25g/cm3 であるが、該バ ット10全体の重量を適宜に保持してボールに強烈な衝撃力を与えるため、該弾 性体20に密度の高い材料(銅粉、アルミ粉、炭酸カルシウムなど)をミックス してバットの重量を適当に規制し、特に該打球面部Sの外径を太くして内部に密 度の高い弾性体20を内装すれば、バット10の重量を適宜に制御できると共に 、打球面部Sの打球面積が広くなって打率がより向上し、並びに打球に対するイ ンパクトが強くなり、グリップ部S2 に内装される弾性体20の密度を適宜にコ ントロールすること、即ち該弾性体20内にガラスビーズを添加或いは発泡性膨 張剤などを加えて発泡させて密度を低め得ることと相俟って、バット10全体の 重量分布を好ましいバランス状態に保持し、かつ打球時に生じた振動波をグリッ プ部S2 をへて打者の手首に伝達するまでの間に大部分減衰させることができる 。
【0018】
上記のように構成された、本考案は、中空状バットの内部空間の所定位置に弾 性体を内設しているので、ボールを打撃した際に生じるバットの振動波は、打者 の手腕までに伝わる間に大部分が該弾性体によって吸収されて減衰し、打者の手 腕が運動傷害を受ける可能性が大幅に低減される。
【0019】 そして、上記中空状バットをアルミ合金或いは繊維強化複合材料で一体に成型 して、その内部空間に射出押出し成型により弾性体を注入成型し、或いは予備成 型された弾性体を内装し、上記弾性体の硬度を、ショア硬さ40以下に制御して 、該弾性体の材質をシリコーン、熱可塑性ゴム、その他高分子有機材料、或いは 天然合成ゴムなどで形成し、かつその密度を0.95〜1.25g/cm3 に規制 して、該弾性体内にガラスビーズを添加或いは発泡性膨張剤などを加えて発泡さ せることにより密度を低め、或いは密度の高い材料を加えることにより密度を高 めることができるようにし、並びに該弾性体を、バットのグリップ部底端から打 球面部向きに10〜40cmの長さに延伸内設すれば、上記振動波に対する減衰作 用がより好ましい状態に制御され、打者の手腕に運動傷害が生じる可能性が殆ど ないようになる。
【図1】本考案の第1実施例を示し、グリップ内部に1
2cmの長さのシリコーン弾性体を装填したバットの断面
図である。
2cmの長さのシリコーン弾性体を装填したバットの断面
図である。
【図2】第1実施例において、バットの打球時に生じた
第1測定点における振動波測定図である。
第1測定点における振動波測定図である。
【図3】第1実施例において、バットの打球時に生じた
第2測定点における振動波測定図である。
第2測定点における振動波測定図である。
【図4】第1実施例において、バットの打球時に生じた
第3測定点における振動波測定図である。
第3測定点における振動波測定図である。
【図5】本考案の第2実施例を示し、グリップ内部に2
2cmの長さのシリコーン弾性体を装填したバットの断面
図である。
2cmの長さのシリコーン弾性体を装填したバットの断面
図である。
【図6】第2実施例において、バットの打球時に生じた
第1測定点における振動波測定図である。
第1測定点における振動波測定図である。
【図7】第2実施例において、バットの打球時に生じた
第2測定点における振動波測定図である。
第2測定点における振動波測定図である。
【図8】第2実施例において、バットの打球時に生じた
第3測定点における振動波測定図である。
第3測定点における振動波測定図である。
【図9】弾性体を内蔵していない中空のバットの断面図
である。
である。
【図10】図9に示すバットにおいて、バットの打球時
に生じた第1測定点における振動波測定図である。
に生じた第1測定点における振動波測定図である。
【図11】図9に示すバットにおいて、バットの打球時
に生じた第2測定点における振動波測定図である。
に生じた第2測定点における振動波測定図である。
【図12】図9に示すバットにおいて、バットの打球時
に生じた第3測定点における振動波測定図である。
に生じた第3測定点における振動波測定図である。
1…第1測定点 2…第2測定点 3…第3測定点 10…中空状バット 20…弾性体 S…打球面部 S2 …グリップ部
Claims (6)
- 【請求項1】 中空状バット(10)の内部空間所定位
置に、弾性体(20)を設けてなるベースボール用バッ
ト。 - 【請求項2】 上記中空状バット(10)をアルミ合金
或いは繊維強化複合材料で一体に成型して、その内部空
間に射出押出し成型により弾性体(20)を注入成型
し、或いは予備成型された弾性体(20)を内装してな
る請求項1記載のベースボール用バット。 - 【請求項3】 上記弾性体(20)の硬度を、ショア硬
さ40以下に制限してなる請求項2記載のベースボール
用バット。 - 【請求項4】 上記弾性体(20)の材質を、シリコー
ン (SILICONE) 、熱可塑性ゴム (THERMOPLASTIC RUBBE
R) 、その他高分子有機材料、或いは天然合成ゴムなど
で形成してなる請求項2記載のベースボール用バット。 - 【請求項5】 上記弾性体(20)の密度を0.95〜
1.25g/cm3 に規制して、該弾性体(20)内にガ
ラスビーズを添加或いは発泡性膨張剤などを加えて発泡
させることにより密度を低めたり、または密度の高い材
料を加えることにより密度を高めることができるように
してなる請求項2記載のベースボール用バット。 - 【請求項6】 上記弾性体(20)を、グリップ部(S
2 )底端から打球面部(S)向きに10〜40cmの長さ
に延伸内設してなる請求項2記載のベースボール用バッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP038173U JPH063369U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ベースボール用バット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP038173U JPH063369U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ベースボール用バット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063369U true JPH063369U (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=12518001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP038173U Pending JPH063369U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ベースボール用バット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063369U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001079132A (ja) * | 1999-08-16 | 2001-03-27 | Jas D Easton Inc | 抑制された挙動を示す硬質殻を備えるバット |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5312061B2 (ja) * | 1973-04-16 | 1978-04-26 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP038173U patent/JPH063369U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5312061B2 (ja) * | 1973-04-16 | 1978-04-26 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001079132A (ja) * | 1999-08-16 | 2001-03-27 | Jas D Easton Inc | 抑制された挙動を示す硬質殻を備えるバット |
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