JPH06337174A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JPH06337174A
JPH06337174A JP5127008A JP12700893A JPH06337174A JP H06337174 A JPH06337174 A JP H06337174A JP 5127008 A JP5127008 A JP 5127008A JP 12700893 A JP12700893 A JP 12700893A JP H06337174 A JPH06337174 A JP H06337174A
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pressure
expansion valve
low pressure
low
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Yukio Kitade
幸生 北出
Kiichi Masushige
貴一 増茂
Masaki Yamamoto
政樹 山本
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2313/00Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
    • F25B2313/005Outdoor unit expansion valves

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】暖房運転の起動時における液バックを防止し、
且つ潤滑油の濃度低下を防止すると共に、低圧冷媒圧力
の低下を防止する。 【構成】圧縮機(21)の吸込側における低圧冷媒圧力を検
出する低圧センサ(P2)と、暖房運転の起動時に室外電動
膨張弁(25)の開度を予め設定された起動開度に制御する
起動制御手段(52)とが設けられている。更に、上記低圧
センサ(P2)が検出する低圧冷媒圧力に基づいて該低圧冷
媒圧力が所定圧力以上であると、上記起動制御手段(52)
が室外電動膨張弁(25)の開度を起動開度より小さくする
ように閉動信号を出力すると共に、上記低圧冷媒圧力が
所定圧力より低下するに従って上記起動制御手段(52)が
室外電動膨張弁(25)の開度を大きくするように開動信号
を出力する開度調節手段(53)が設けられている。加え
て、暖房運転の起動時から所定時間が経過すると、上記
起動制御手段(52)の起動制御を終了させる終了手段(54)
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の運転制
御装置に関し、特に、暖房運転起動時における膨張弁の
制御対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置には、特公平3
−49034号公報に開示されているように、圧縮機と
四路切換弁と室外熱交換器と室外電動膨張弁と室内電動
膨張弁と室内熱交換器とが順に接続されて主冷媒回路が
形成されている。そして、冷暖房運転等の起動時におい
ては、各電動膨張弁の初期値を予め記憶している開度に
設定し、この初期開度に所定時間保持した後、各電動膨
張弁を過熱度及び過冷却度に応じて制御するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た空気調和装置においては、上記電動膨張弁の初期開度
の記憶データを安定運転時の開度に書換え可能にしてい
るものゝ、所定時間は一定の初期開度に固定しているの
で、外気温度等の環境条件によっては、初期開度が大き
過ぎる場合があるという問題があった。つまり、例え
ば、低外気時における暖房運転の起動時においては、室
外熱交換器における液冷媒が蒸発し難く、安定運転時の
開度では大き過ぎることになり、室外熱交換器の出口側
での冷媒が湿り過ぎになり、液バックが生ずるという問
題があった。また、サーモ発停のように圧縮機の起動が
何回も繰返されると、圧縮機内の潤滑油の濃度が低下
し、軸受けのメタル焼けが生ずるという問題があった。
そこで、上記電動膨張弁の初期開度を小さく設定する
と、低圧冷媒圧力が低下し、保護装置が作動してリトラ
イ運転を繰返すという問題がある。
【0004】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
であって、暖房運転の起動時における液バックを防止
し、且つ潤滑油の濃度低下を防止すると共に、低圧冷媒
圧力の低下を防止することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、膨張弁の起動開度を低圧
冷媒圧力に対応して変更するようにしたものである。具
体的に、図1に示すように、請求項1に係る発明が講じ
た手段は、先ず、圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(24)
と、開度調整可能な膨張弁(25)と、利用側熱交換器(31)
とが順に接続されて閉回路の主冷媒回路(11)が形成され
ている空気調和装置の運転制御装置を対象としている。
そして、上記圧縮機(21)の吸込側における低圧冷媒圧力
を検出する低圧検出手段(P2)と、暖房運転の起動時に膨
張弁(25)の開度を予め設定された起動開度に制御する起
動制御手段(52)とが設けられている。更に、上記低圧検
出手段(P2)が検出する低圧冷媒圧力に基づいて該低圧冷
媒圧力が所定圧力以上であると、上記起動制御手段(52)
が膨張弁(25)の開度を起動開度より小さくするように閉
動信号を出力すると共に、上記低圧冷媒圧力が所定圧力
より低下するに従って上記起動制御手段(52)が膨張弁(2
5)の開度を大きくするように開動信号を出力する開度調
節手段(53)が設けられている。加えて、暖房運転の起動
時から所定時間が経過すると、上記起動制御手段(52)の
起動制御を終了させる終了手段(54)が設けられた構成と
している。
【0006】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、請求項1の発明における終了手段(54)に代えて、暖
房運転時の熱源側熱交換器(24)における冷媒の過熱度を
検出する過熱度検出手段(55)と、該過熱度検出手段(55)
が検出した過熱度が所定温度になると、起動制御手段(5
2)の起動制御を終了させる終了手段(54a) とが設けられ
た構成としている。また、請求項3に係る発明が講じた
手段は、請求項1の発明における終了手段(54)に代え
て、圧縮機(21)内の潤滑油温度を検出する油温検出手段
(Th9) と、該油温検出手段(Th9) が検出した潤滑油温度
が所定温度になると、起動制御手段(52)の起動制御を終
了させる終了手段(54b) とが設けられた構成としてい
る。また、請求項4に係る発明が講じた手段は、請求項
1の発明における終了手段(54)に代えて、暖房運転時の
熱源側熱交換器(24)における冷媒の過熱度を検出する過
熱度検出手段(55)と、圧縮機(21)内の潤滑油温度を検出
する油温検出手段(Th9) と、上記過熱度検出手段(55)が
検出した過熱度が所定温度になり、且つ上記油温検出手
段(Th9) が検出した潤滑油温度が所定温度になると、起
動制御手段(52)の起動制御を終了させる終了手段(54c)
とが設けられた構成としている。また、請求項5に係る
発明が講じた手段は、請求項1の発明における終了手段
(54)に代えて、圧縮機(21)の吐出管温度を検出する吐出
管温度検出手段(Th4) と、該吐出管温度検出手段(Th4)
が検出した吐出管温度が所定温度になると、起動制御手
段(52)の起動制御を終了させる終了手段(54d) とが設け
られた構成としている。
【0007】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
先ず、暖房運転がスタートすると、圧縮機(21)を起動す
る一方、起動制御手段(52)が膨張弁(25)を起動開度に制
御する。更に、開度調節手段(53)は、低圧検出手段(P2)
の検出信号を受けて低圧冷媒圧力が低いか否かを判別
し、低圧冷媒圧力が所定の低圧であると、上記起動制御
手段(52)が膨張弁(25)の開度を小さくするように閉動信
号を出力することになる。その後、上記低圧側圧力が更
に低下すると、開度調節手段(53)は、上記起動制御手段
(52)が膨張弁(25)の開度を大きくするように開動信号を
出力する。つまり、低圧側圧力が低下或いは上昇するに
従って膨張弁(25)の開度を起動開度より大きく或いは小
さくする。続いて、上記起動時から所定時間が経過する
と、終了手段(54)が起動制御手段(52)に終了信号を出力
し、膨張弁(25)の起動制御を終了して過熱度制御等の通
常制御を行うことになる。
【0008】また、請求項2に係る発明では、熱源側熱
交換器(24)における冷媒の過熱度が所定温度になると、
終了手段(54a) が起動制御手段(52)に終了信号を出力
し、膨張弁(25)の起動制御を終了し、また、請求項3に
係る発明では、圧縮機(21)内の油温が所定温度になる
と、終了手段(54b) が起動制御手段(52)に終了信号を出
力し、膨張弁(25)の起動制御を終了し、また、請求項4
に係る発明では、熱源側熱交換器(24)における冷媒の過
熱度と圧縮機(21)内の油温とが所定温度になると、終了
手段(54c) が起動制御手段(52)に終了信号を出力し、膨
張弁(25)の起動制御を終了し、また、請求項5に係る発
明では、圧縮機(21)の吐出管温度が所定温度になると、
終了手段(54d) が起動制御手段(52)に終了信号を出力
し、膨張弁(25)の起動制御を終了することになる。
【0009】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
低圧冷媒圧力に応じて起動時の膨張弁(25)の起動開度を
小さくするようにしたゝめに、例えば、低外気時におけ
る暖房運転の起動時においては、室外熱交換器における
液冷媒が蒸発し難くい場合でも、熱源側熱交換器(24)の
出口側におけるで冷媒の湿り過ぎを防止することがで
き、液バックを確実に防止することができる。また、液
バックを防止することができることから、圧縮機(21)内
の潤滑油の濃度が低下することがなく、軸受けのメタル
部への給油を確実に確保することができる。更に、上記
膨張弁(25)の起動開度を調整するので、低圧冷媒圧力が
低下し過ぎると、開度を大きくすることから、保護装置
が作動することがなく、リトライ運転を繰返しを確実に
防止することができる。
【0010】また、請求項2に係る発明によれば、熱源
側熱交換器(24)の過熱度に基づいて膨張弁(25)の起動制
御を終了するので、通常の膨張弁制御を迅速に開始する
ことができる。また、請求項3に係る発明によれば、圧
縮機(21)内の油温に基づいて膨張弁(25)の起動制御を終
了するので、通常制御を迅速に開始することができると
共に、油温を検出するのみであることから、少ない検出
手段でもって起動制御を行うことができる。また、請求
項4に係る発明によれば、熱源側熱交換器(24)の過熱度
と圧縮機(21)内の油温に基づいて膨張弁(25)の起動制御
を終了するので、通常制御を迅速に開始することができ
ると共に、液バックの防止を確実に行うことができる。
また、請求項5に係る発明によれば、圧縮機(21)の吐出
管温度に基づいて膨張弁(25)の起動制御を終了するの
で、通常制御を迅速に開始することができると共に、他
の制御にも使用できる吐出管検出手段を利用することが
できることから、部品点数の増加を防止することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て詳細に説明する。図2は、本発明に係る空気調和装置
(1) における室外ユニット(2) 及び室内ユニット(3) の
冷媒配管系統を示している。該室外ユニット(2) は、出
力周波数を30〜116Hzの範囲で4〜10Hz毎に可変
に切換えられるインバータ(2a)により容量が調整される
圧縮機(21)と、該圧縮機(21)から吐出されるガス中の油
を分離する油分離器(22)と、冷房運転時には図中実線の
如く切換わり暖房運転時には図中破線の如く切換わる四
路切換弁(23)と、冷房運転時に凝縮器、暖房運転時に蒸
発器となる熱源側熱交換器としての室外熱交換器(24)及
び該室外熱交換器(24)に付設された室外ファン(2F)と、
冷房運転時には冷媒流量を調節し、暖房運転時には冷媒
の絞り作用を行う室外電動膨脹弁(25)と、液化した冷媒
を貯蔵するレシーバ(26)と、アキュムレータ(27)とが主
要機器として内蔵されていて、上記圧縮機(21)及び室外
熱交換器(24)等の各機器はそれぞれ冷媒配管(4) で冷媒
の流通可能に接続されている。また、上記室内ユニット
(3) は、冷房運転時には蒸発器、暖房運転時には凝縮器
となる利用側熱交換器としての室内熱交換器(31)及び該
室内熱交換器(31)に付設された室内ファン(3F)を備え、
該室内熱交換器(31)に接続された冷媒配管(4)の液管側
には、暖房運転時に冷媒流量を調節し、冷房運転時に冷
媒の絞り作用を行う室内電動膨張弁(32)が設けられてい
る。そして、上記室外ユニット(2) 及び室内ユニット
(3) は、冷媒配管(4) である連絡配管(41)によって接続
され、上記圧縮機(21)、室外熱交換器(24)及び室内熱交
換器(31)等の各機器はそれぞれ冷媒配管(4) によって閉
回路に接続されて、室外空気との熱交換により得た熱を
室内空気に放出するようにした主冷媒回路(11)が構成さ
れている。
【0012】また、(42)は、室外熱交換器(24)をバイパ
スする暖房過負荷制御用バイパス路であって、該バイパ
ス路(42)には、室外熱交換器(24)と共通の空気通路に設
置された補助熱交換器(4a)と、キャピラリチューブ(4b)
と、冷媒の高圧時に開作動する補助開閉弁(4c)とが順次
直列に且つ室外熱交換器(24)に対して並列に接続されて
おり、冷房運転時には常時、暖房運転時には高圧の過上
昇時に、上記補助開閉弁(4c)がオンして開状態になり、
吐出ガスの一部を主冷媒回路(11)から暖房過負荷制御用
バイパス路(42)にバイパスするようにしている。この暖
房過負荷制御用バイパス路(42)は、吐出ガスの一部を補
助熱交換器(4a)で凝縮させて室外熱交換器(24)の能力を
補助すると共に、キャピラリチューブ(4b)で室外熱交換
器(24)側の圧力損失とのバランスを取るようになされて
いる。(43)は、冷暖房運転時に圧縮機(21)の吸入側に液
冷媒を注入して吸入ガスの過熱度を調節するためのリキ
ッドインジェクションバイパス路であって、圧縮機(21)
の吐出管温度の過上昇時に開かれるインジェクション弁
(4d)と、キャピラリチューブ(4e)とが介設されている。
(44)は、キャピラリチューブ(4f)を介して上記油分離器
(22)から圧縮機(21)に潤滑油を戻すための油戻し管であ
る。(45)は、圧縮機(21)の吐出側冷媒配管(4) と吸入側
冷媒配管(4) とを接続する均圧ホットガスバイパス路で
あって、サーモオフ状態等による圧縮機(21)の停止時及
び再起動前に一定時間だけ開作動する均圧弁(4g)及びキ
ャピラリチューブ(4h)が介設されている。(46)は、上記
レシーバ(26)と均圧ホットガスバイパス路(45)との間に
接続された均圧路であって、一端はレシーバ(26)の上端
面に、他端が上記均圧ホットガスバイパス路(45)の均圧
弁(4g)の上流側に接続されている。この均圧路(46)は、
レシーバ(26)から均圧ホットガスバイパス路(45)へ向う
冷媒流通のみを許容する逆止弁(4i)が介設され、均圧弁
(4g)が開放された状態で、レシーバ(26)内の上層部のガ
ス冷媒が均圧ホットガスバイパス路(45)、つまり、液冷
媒が導入されることなしに圧縮機(21)の吸入側に導入可
能にしている。また、(2b)は、圧縮機(21)の吸入側の吸
入冷媒と冷媒配管(4) の液管中の液冷媒との熱交換によ
り吸入冷媒を冷却させて、連絡配管(41)における冷媒の
過熱度の上昇を補償するための吸入管熱交換器である。
【0013】また、上記空気調和装置(1) には、多くの
センサ類が配置されていて、 (Th1)は、室内の吸込空気
温度である室内温度T1を検出する室温センサ、 (Th2)及
び(Th3) は、それぞれ室内熱交換器(31)の液側及びガス
側冷媒配管(4) における液冷媒温度T2及びガス冷媒温度
T3を検出する室内液温センサ及び室内ガス温センサ、(T
h4)は、圧縮機(21)の吐出管温度T4を検出する吐出管セ
ンサ、 (Th5)は、室外熱交換器(24)の液冷媒温度T5から
デフロスト等を検出する室外液温センサ、 (Th6)は、上
記吸入管熱交換器(2b)の下流側の吸入冷媒配管(4) に配
置されて圧縮機(21)の吸入管温度T6を検出する吸入管セ
ンサ、 (Th7)は、室外熱交換器(24)の空気吸込口に配置
されて室外の吸込空気温度である外気温度T7を検出する
外気温センサ、(P1)は、圧縮機(21)の吐出側に配設され
て主冷媒回路(11)の高圧側圧力を検出する高圧センサ、
(P2)は、圧縮機(21)の吸入側に配設されて主冷媒回路(1
1)の低圧側圧力を検出する低圧検出手段である低圧セン
サ、 (HPS)は、圧縮機(21)の吐出側に配設された圧縮機
(21)の保護用高圧圧力開閉器である。そして、上記各電
動膨張弁(25, 32)及びセンサ(Th1〜Th7)等は、コントロ
ールユニット(5) に信号線で接続され、該コントロール
ユニット(5) は、各センサ(Th1〜Th7)等の検出信号を受
けて各電動膨張弁(25, 32)等の開閉制御や圧縮機(21)の
容量制御を行うようになっている。
【0014】また、上記コントロールユニット(15)に
は、本発明の特徴として膨張弁制御手段(51)と起動制御
手段(52)と開度調節手段(53)と終了手段(54)とが設けら
れている。該膨張弁制御手段(51)は、暖房運転時におい
て室外熱交換器(24)の出口側の冷媒過熱度が一定値にな
るように室外電動膨張弁(25)の開度をPI制御(比例・
積分制御)している。上記起動制御手段(52)は、暖房運
転の起動時に室外電動膨張弁(25)の開度を予め設定され
た固定開度EV(Ft)に定数aを乗算した起動開度EV(Ft)・
aに制御するように構成されており、この固定開度EV(F
t)は、圧縮機(21)の運転周波数に対応して予め設定され
ている。また、上記開度調節手段(53)は、低圧センサ(P
2)が検出する低圧側圧力(低圧冷媒圧力)に基づいて該
低圧側圧力が所定の圧力以上であると、上記起動制御手
段(52)が室外電動膨張弁(25)の開度を起動開度より小さ
くするように閉動信号を出力すると共に、上記低圧側圧
力が所定の圧力より低下するに従って上記起動制御手段
(52)が室外電動膨張弁(25)の開度を大きくするように開
度信号を出力するものである。具体的、該開度調節手段
(53)は、低圧側圧力が3kg/cm2 以上であると定数aを
0に、低圧側圧力が2kg/cm2 以上で3kg/cm2 未満で
あると定数aを0.3に、低圧側圧力が1kg/cm2 より
大きく2kg/cm2 未満であると定数aを0.5に、低圧
側圧力が1kg/cm2 以下であると定数aを2に設定する
ように起動制御手段(52)に閉動信号又は開度信号を出力
するように構成されている。上記終了手段(54)は、暖房
運転の起動時から所定時間が経過すると、上記起動制御
手段(52)の起動制御を終了させるように構成され、例え
ば、起動から圧縮機(21)を低周波数で起動するソフト起
動時間である60秒と、該ソフト起動時間後の制御時間で
ある180 秒とを加算した240 秒が経過すると終了信号を
出力するように構成されている。
【0015】次に、上述空気調和装置(1) の運転動作に
ついて説明する。図2において、空気調和装置(1) の冷
房運転時には、四路切換弁(23)が図中実線側に切換わ
り、補助熱交換器(4a)の補助開閉弁(4c)が常時開いて、
圧縮機(21)で圧縮された冷媒が、室外熱交換器(24)及び
補助熱交換器(4a)で凝縮され、連絡配管(41)を経て室内
ユニット(3) に送られる。そして、この室内ユニット
(3) では、液冷媒が、室内電動膨張弁(32)で減圧され、
室内熱交換器(31)で蒸発した後、連絡配管(41)を経て室
外ユニット(2) にガス状態で戻り、圧縮機(21)に吸入さ
れるように循環する。つまり、液冷媒が室内熱交換器(3
1)において室内空気との間で熱交換を行って蒸発するこ
とにより室内空気を冷却することになる。また、暖房運
転時には、四路切換弁(23)が図中破線側に切換わり、冷
媒の流れは上記冷房運転時と逆となって、圧縮機(21)で
圧縮された冷媒が、室内熱交換器(31)で凝縮され、液状
態で室外ユニット(2) に流れ、室外電動膨張弁(25)によ
り減圧され、室外熱交換器(24)で蒸発した後、圧縮機(2
1)に戻るように循環する。つまり、ガス冷媒が室内熱交
換器(31)において室内空気との間で熱交換を行って凝縮
することにより室内空気を加熱することになる。
【0016】そこで、上記暖房運転の起動時における室
外電動膨張弁(25)の開度制御について図3に示す制御フ
ローに基づき説明する。先ず、暖房運転スイッチ等が投
入されて暖房運転がスタートすると、ステップST1にお
いて、圧縮機(21)を起動することになり、例えば、60秒
間は、通常運転時における圧縮機(21)の運転周波数より
低い低周波数で圧縮機(21)をソフト起動する。その後、
ステップST1からステップST2に移り、暖房運転か否か
を判定し、暖房運転でない場合には、該ステップST2の
判定がNOとなってステップST3に移り、冷房運転モジ
ュールを実行することになる。
【0017】一方、上記ステップST2において、現状の
ように暖房運転であると、判定がYESとなってステッ
プST4に移り、ソフト起動時間の60秒が経過するまで起
動制御手段(52)が固定開度EV(Ft)に定数aを乗算した起
動開度EV(Ft)・aに室外電動膨張弁(25)を制御する。更
に、開度調節手段(53)は、低圧センサ(P2)の検出信号を
受けて低圧側圧力が低いか否かを判別し、低圧側圧力が
3kg/cm2 以上の低圧であると、上記起動制御手段(52)
が定数aを0に設定するように閉動信号を出力すること
になる。つまり、該起動制御手段(52)は、低圧側圧力が
低い場合、室外電動膨張弁(25)を全閉に制御して液バッ
クを防止することになる。その後、上記低圧側圧力が低
下し過ぎ、2kg/cm2 以上で3kg/cm2 未満になると、
開度調節手段(53)は、上記起動制御手段(52)が定数aを
0.3に設定するように開動信号を出力し、また、上記
低圧側圧力が低下し、1kg/cm2 より大きく2kg/cm2
未満になると、開度調節手段(53)は、上記起動制御手段
(52)が定数aを0.5に設定するように開動信号を出力
し、更に、上記低圧側圧力が低下し、1kg/cm2 以下に
低下すると、開度調節手段(53)は、上記起動制御手段が
定数aを2に設定するように開動信号を出力することに
なる。つまり、室外電動膨張弁(25)を全閉した後、低圧
側圧力が低下或いは上昇するに従って室外電動膨張弁(2
5)の開度を大きく或いは小さくし、1kg/cm2 以下に低
下すると、圧縮機(21)の低圧保護のために室外電動膨張
弁(25)を大きく開くことになる。その際、低圧側圧力は
低いので液バックは少ないことになる。
【0018】続いて、上記ソフト起動時間が経過する
と、上記ステップST4からステップST5に移り、制御時
間である180 秒のタイマをセットしてステップST6に移
ることになる。そして、このタイマがタイムアップする
まで上記ステップST4と同様に室外電動膨張弁(25)を制
御し、低圧側圧力が低下或いは上昇するに従って室外電
動膨張弁(25)の開度を大きく或いは小さくする。その
後、上記タイマがタイムアップして180 秒の制御時間が
経過すると、終了手段(54)が終了信号を起動制御手段(5
2)に出力し、起動制御を終了してステップST7に移り、
膨張弁制御手段(51)が室外電動膨張弁(25)を通常制御で
あるPI制御することになる。
【0019】従って、本実施例によれば、低圧冷媒圧力
に応じて起動時の室外電動膨張弁(25)の起動開度を小さ
くするようにしたゝめに、例えば、低外気時における暖
房運転の起動時においては、室外熱交換器(24)における
液冷媒が蒸発し難くい場合でも、室外熱交換器(24)の出
口側におけるで冷媒の湿り過ぎを防止することができ、
液バックを確実に防止することができる。また、液バッ
クを防止することができることから、圧縮機(21)内の潤
滑油の濃度が低下することがなく、軸受けのメタル部へ
の給油を確実に確保することができる。更に、上記室外
電動膨張弁(25)の起動開度を調整するので、低圧冷媒圧
力が低下し過ぎると、開度を大きくすることから、保護
装置が作動することがなく、リトライ運転を繰返しを確
実に防止することができる。
【0020】また、請求項2に係る第2の実施例として
は、図2の一点鎖線で示すように、前実施例の終了手段
(54)に代えて、コントローラ(5) に過熱度検出手段(55)
と終了手段(54a) とを設けたものである。つまり、図2
に示すように、室外熱交換器(24)のガス側冷媒温度を検
出する室外ガス温センサ(Th8) を設け、過熱度検出手段
(55)は、室外液温センサ(Th5) と室外ガス温センサ(Th
8) との検出信号を受けて室外熱交換器(24)における冷
媒の過熱度を検出するように構成されている。また、上
記終了手段(54a) は、過熱度検出手段(55)が検出した過
熱度が所定温度になると、例えば、0℃になると、上記
起動制御手段(52)の起動制御を終了させるように構成さ
れている。従って、本実施例係によれば、室外熱交換器
(24)の過熱度に基づいて室外電動膨張弁(25)の起動制御
を終了するので、通常制御を迅速に開始することができ
る。また、請求項3に係る第3の実施例としては、図2
の一点鎖線で示すように、第1の実施例における終了手
段(54)に代えて、他の終了手段(54b) を設けたものであ
る。つまり、上記圧縮機(21)内の潤滑油温度を検出する
油温検出手段である油温センサ(Th9) を設け、上記終了
手段(54b) は、該油温センサ(Th9) が検出した潤滑油温
度が所定温度になると、例えば、0℃になると、上記起
動制御手段(52)の起動制御を終了させるように構成され
ている。
【0021】従って、本実施例によれば、圧縮機(21)内
の油温に基づいて室外電動膨張弁(25)の起動制御を終了
するので、通常制御を迅速に開始することができると共
に、油温を検出するのみであることから、少ないセンサ
でもって起動制御を行うことができる。また、請求項4
に係る第4の実施例としては、図2の一点鎖線で示すよ
うに、終了手段第1の実施例における(54)に代えて、他
の終了手段(54c) を設けたものである。つまり、該終了
手段(54c) は、過熱度検出手段(55)が検出した過熱度が
所定温度になり、且つ油温センサ(Th9) が検出した潤滑
油温度が所定温度になると、例えば、過熱度及び油温が
共に0℃になると、上記起動制御手段(52)の起動制御を
終了させるように構成されている。従って、本実施例に
よれば、室外熱交換器(24)の過熱度と圧縮機(21)内の油
温に基づいて室外電動膨張弁(25)の起動制御を終了する
ので、通常制御を迅速に開始することができると共に、
液バックの防止を確実に行うことができる。また、請求
項5に係る第5の実施例としては、図2の一点鎖線で示
すように、第1の実施例における終了手段(54)に代え
て、他の終了手段(54d) を設けたものである。つまり、
上記吐出管センサ(Th4) が、圧縮機(21)の吐出管温度を
検出する吐出管温度検出手段を構成する一方、上記終了
手段(54d) は、吐出管センサ(Th4) が検出した吐出管温
度が所定温度になると、例えば、95℃になると、上記起
動制御手段(52)の起動制御を終了させるように構成され
ている。従って、本実施例によれば、圧縮機(21)の吐出
管温度に基づいて室外電動膨張弁(25)の起動制御を終了
するので、通常制御を迅速に開始することができると共
に、他の制御にも使用できる吐出管センサ(Th4) を利用
することができることから、部品点数の増加を防止する
ことができる。
【0022】尚、本各実施例は、1台の室内ユニットを
有する空気調和装置について説明したが、本発明は、複
数台の室内ユニットを有するものであってもよい。ま
た、上記室外ユニットは、1台の圧縮機(21)に限られ
ず、2台の圧縮機(21)を備えたものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】空気調和装置の冷媒配管系統を示す冷媒回路図
である。
【図3】室外電動膨張弁の開度制御を示す制御フロー図
である。
【符号の説明】
1 空気調和装置 2 室外ユニット 21 圧縮機 24 室外熱交換器(熱源側熱交換器) 25 室外電動膨張弁 3 室内ユニット 31 室内熱交換器(利用側熱交換器) 5 コントローラ 51 膨張弁制御手段 52 起動制御手段 53 開度調節手段 54,54a〜54d 終了手段 55 過熱度検出手段 Th8 室外ガス温センサ Th9 油温センサ(油温検出手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(24)と、
    開度調整可能な膨張弁(25)と、利用側熱交換器(31)とが
    順に接続されて閉回路の主冷媒回路(11)が形成されてい
    る空気調和装置の運転制御装置であって、 上記圧縮機(21)の吸込側の低圧冷媒圧力を検出する低圧
    検出手段(P2)と、 暖房運転の起動時に膨張弁(25)の開度を予め設定された
    起動開度に制御する起動制御手段(52)と、 上記低圧検出手段(P2)が検出する低圧冷媒圧力に基づい
    て該低圧冷媒圧力が所定圧力以上であると、上記起動制
    御手段(52)が膨張弁(25)の開度を起動開度より小さくす
    るように閉動信号を出力すると共に、上記低圧冷媒圧力
    が所定圧力より低下するに従って上記起動制御手段(52)
    が膨張弁(25)の開度を大きくするように開動信号を出力
    する開度調節手段(53)と、 暖房運転の起動時から所定時間が経過すると、上記起動
    制御手段(52)の起動制御を終了させる終了手段(54)とを
    備えていることを特徴とする空気調和装置の運転制御装
    置。
  2. 【請求項2】 圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(24)と、
    開度調整可能な膨張弁(25)と、利用側熱交換器(31)とが
    順に接続されて閉回路の主冷媒回路(11)が形成されてい
    る空気調和装置の運転制御装置であって、 上記圧縮機(21)の吸込側の低圧冷媒圧力を検出する低圧
    検出手段(P2)と、 暖房運転の起動時に膨張弁(25)の開度を予め設定された
    起動開度に制御する起動制御手段(52)と、 上記低圧検出手段(P2)が検出する低圧冷媒圧力に基づい
    て該低圧冷媒圧力が所定圧力以上であると、上記起動制
    御手段(52)が膨張弁(25)の開度を起動開度より小さくす
    るように閉動信号を出力すると共に、上記低圧冷媒圧力
    が所定圧力より低下するに従って上記起動制御手段(52)
    が膨張弁(25)の開度を大きくするように開動信号を出力
    する開度調節手段(53)と、 暖房運転時の熱源側熱交換器(24)における冷媒の過熱度
    を検出する過熱度検出手段(55)と、 該過熱度検出手段(55)が検出した過熱度が所定温度にな
    ると、上記起動制御手段(52)の起動制御を終了させる終
    了手段(54a) とを備えていることを特徴とする空気調和
    装置の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(24)と、
    開度調整可能な膨張弁(25)と、利用側熱交換器(31)とが
    順に接続されて閉回路の主冷媒回路(11)が形成されてい
    る空気調和装置の運転制御装置であって、 上記圧縮機(21)の吸込側の低圧冷媒圧力を検出する低圧
    検出手段(P2)と、 暖房運転の起動時に膨張弁(25)の開度を予め設定された
    起動開度に制御する起動制御手段(52)と、 上記低圧検出手段(P2)が検出する低圧冷媒圧力に基づい
    て該低圧冷媒圧力が所定圧力以上であると、上記起動制
    御手段(52)が膨張弁(25)の開度を起動開度より小さくす
    るように閉動信号を出力すると共に、上記低圧冷媒圧力
    が所定圧力より低下するに従って上記起動制御手段(52)
    が膨張弁(25)の開度を大きくするように開動信号を出力
    する開度調節手段(53)と、 上記圧縮機(21)内の潤滑油温度を検出する油温検出手段
    (Th9) と、 該油温検出手段(Th9) が検出した潤滑油温度が所定温度
    になると、上記起動制御手段(52)の起動制御を終了させ
    る終了手段(54b) とを備えていることを特徴とする空気
    調和装置の運転制御装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(24)と、
    開度調整可能な膨張弁(25)と、利用側熱交換器(31)とが
    順に接続されて閉回路の主冷媒回路(11)が形成されてい
    る空気調和装置の運転制御装置であって、 上記圧縮機(21)の吸込側の低圧冷媒圧力を検出する低圧
    検出手段(P2)と、 暖房運転の起動時に膨張弁(25)の開度を予め設定された
    起動開度に制御する起動制御手段(52)と、 上記低圧検出手段(P2)が検出する低圧冷媒圧力に基づい
    て該低圧冷媒圧力が所定圧力以上であると、上記起動制
    御手段(52)が膨張弁(25)の開度を起動開度より小さくす
    るように閉動信号を出力すると共に、上記低圧冷媒圧力
    が所定圧力より低下するに従って上記起動制御手段(52)
    が膨張弁(25)の開度を大きくするように開動信号を出力
    する開度調節手段(53)と、 暖房運転時の熱源側熱交換器(24)における冷媒の過熱度
    を検出する過熱度検出手段(55)と、 上記圧縮機(21)内の潤滑油温度を検出する油温検出手段
    (Th9) と、 上記過熱度検出手段(55)が検出した過熱度が所定温度に
    なり、且つ上記油温検出手段(Th9) が検出した潤滑油温
    度が所定温度になると、上記起動制御手段(52)の起動制
    御を終了させる終了手段(54C) とを備えていることを特
    徴とする空気調和装置の運転制御装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(24)と、
    開度調整可能な膨張弁(25)と、利用側熱交換器(31)とが
    順に接続されて閉回路の主冷媒回路(11)が形成されてい
    る空気調和装置の運転制御装置であって、 上記圧縮機(21)の吸込側の低圧冷媒圧力を検出する低圧
    検出手段(P2)と、 暖房運転の起動時に膨張弁(25)の開度を予め設定された
    起動開度に制御する起動制御手段(52)と、 上記低圧検出手段(P2)が検出する低圧冷媒圧力に基づい
    て該低圧冷媒圧力が所定圧力以上であると、上記起動制
    御手段(52)が膨張弁(25)の開度を起動開度より小さくす
    るように閉動信号を出力すると共に、上記低圧冷媒圧力
    が所定圧力より低下するに従って上記起動制御手段(52)
    が膨張弁(25)の開度を大きくするように開動信号を出力
    する開度調節手段(53)と、 上記圧縮機(21)の吐出管温度を検出する吐出管温度検出
    手段(Th4) と、 該吐出管温度検出手段(Th4) が検出した吐出管温度が所
    定温度になると、上記起動制御手段(52)の起動制御を終
    了させる終了手段(54d) とを備えていることを特徴とす
    る空気調和装置の運転制御装置。
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